のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,542,160人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

元スレ妹「はじめまして、妹です」

SS覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

351 = 313 :

「義妹ちゃんはどう思う? ……俺と一緒に、暮らすこと」

「……分かりません」ドキドキドキドキ

(私は――)

「俺は、義妹ちゃんの兄さんになりたいな」

「私は――」キュンッ



――兄さんが、欲しいの?

 ~~・~~

「ねえ、兄さん」

352 :

しえん

353 = 313 :

 ~~兄部屋

「……ん!?(今、義妹の声がしたような……)」モゾモゾ

「結局、あなたにとっての私は義理の妹」

(――確かに聞こえる! 空耳じゃない!)

「それ以外の何者でもないのですね」

(こんな夜中に――どこから!?)キョロキョロ

「あなたは、いつも優しかった……」

(……ベランダか!)ストッ

354 = 313 :

 ~~ベランダ

「妹ちゃんが来てからは、多少控え目になりましたが」クスリ

「……何故義妹の私に、あんなにも優しくしてくれたのですか」

「実の妹のように愛してくれるその優しさを、時折……どうしようもない程、疎ましく感じる事もありました」

「兄妹としての自分を……受け入れてしまいそうになるのです」

「だからこそ私は、いつだって強く、自分の想いを伝え続けました」

「あなたを『兄さん』と呼ぶことに、慣れて仕舞わないように」

355 = 313 :

「きっと……只の自惚れだと、あなたは笑うでしょうが」

「あなたと私は、心の奥で、お互いを求め合っているに違いない……と」

「私はずーっと信じていたんですよ?」

「まるで幼い子供のように……」クス

「無邪気な想いを……真っ直ぐ真剣に」

「もしもあなたが私との関係を望んだなら、私は躊躇うことなく受け入れていたでしょう」

「でもあなたは……私と触れ合う度に必ず思うのです。『義妹』は守るべき家族なのだと」

「あなたの良心は、私を異性として愛することを決して許さない……」

「……優し過ぎるから……」

356 = 313 :

「ずっと、考えていました」

「あなたと言う存在は、私にとって一体何なのか……」

「義父の連れ子。変な人。義理の兄。優しい人。愛すべき家族。大切な人。血の繋がらない兄妹。好きな人。兄さん。愛しい人。――みんな、あなた」

「今の私には、もうその答えを見つけられません」

「私の中で変わっていく、あなたへの想い」

――『義妹は、変わったの?』

357 :

まだ途中だけど最後にハーレムENDもかいてくれないと
俺のトラウマスレになるぞ

358 = 313 :

「いつまでも変わらない、あなたの……」

――『本当に、変わらないの?』

「……あ」

――『いつから、好きだったの?』

(あの時から)

(初めて会った時から)

(ずっとずーっと、好きだったの)

「……ああ、違う……私は……」

359 = 313 :

「申し訳ありません。今、少しだけ……分かった気がします」

「私は、家族なんて……」

「優しい兄さんなんて……そんなもの最初から、欲しくは無かったのです」

「私が欲しかったのは……」

「初めて出逢った時、本当に欲しいと思ったのは……」

「――フフッ。クックックッ」

「全く私は……何を今更。未練がましいにも程があります」

「もうどうでもいい話なのに」

「先程、すべて失なったというのに……」

360 = 313 :

カラカラカラ ペタペタペタ

「……起きてらしたんですね、兄さん」

「……」ペタン

「兄さん、見てください」

「……ん」

「月が、綺麗です」ポロリ

「うん、綺麗だ」

「はい、とっても……」ポロポロ

(――義妹っ!)

ギュッ!

361 = 313 :

「……これは、同情ですか……?」ポロポロ

「……違う」

「では、また兄妹として慰めるつもりなのですね……」ポロポロポロ

「――違うッ!!」

「憐れみなんて向けないでください。余計、惨めに……なり、ます……」ポロポロポロポロ

「ゴメン……ゴメンな……」グイッ

「あ……」ピクンッ

……チュッ

「!? ――んっ……」

(兄……さん……)

ギューッ

362 = 313 :

 ~~・・・

「……なぜ」

「……ん?」

「……何故、私にキスしたんですか」

「義妹が好きだからだよ」

「本当……ですか」

「もう二度と、お前に嘘はつかないって決めた」

「……私たちは家族で、兄妹です」

「うん。でも好きなんだ」

「では私を女として」
「――そうじゃない!!」

「!?」ビクッ

363 = 313 :

「家族だの兄妹だの――ましてや女として見ろ、だと! そんなもの、俺がお前を好きな事とは全然関係ない! そんなのどうだっていいんだ!」

「え……」

「全部、俺たちが、自分の心を誤魔化す為に言い訳してただけだ! 俺もお前も、本当はとっくの昔に好きだって気付いてた! そうだろ!」

「……でも……でも兄さんはいつだって優しくて……、私の兄さんになる為に……優しくして……」

「……最初はそれで良かった。義妹が微笑んでくれたら、それだけで。優しくすればする程、お前は笑顔になって、幸せになれるような気がしてた」

「それが、いつしか……。却ってお前を苦しめているとも知らず……ゴメン、許してくれ」

364 = 313 :

「……いいえ、私……私が、自分で思っていた程、強くなかったから……。私、もっと強く……」グスッ

「お前の強い想いが俺を変えたんだぞ? ずっと俺を好きでいてくれて、ありがとうな」

「……はいっ……」グスグス

「それと……義妹はちょっと泣き虫なくらいがちょうどいいよ」ポンポン

「……私、このままで、いいんですか……」ポロッ

「いいんだ。お前まで変わる必要はないから。義妹は義妹のままで、ずっと俺のそばにいてくれ」

「あ……あああ……」ポロポロ

365 = 313 :

「初めて会った時のお前も、家族のお前も、兄妹のお前も、ひとりの女であるお前も、何一つ変わらずに――」

「俺は、義妹を愛してる」

「――!!」

「これが俺の愛し方だ。駄目か?」

ギュッ

「……駄目……じゃ、ありません……」ポロポロ

「家族をまた失うのが怖かったんだ。優しくしながら遠ざけてた……ゴメンな……」ナデナデ

「う……ううううううああああああん」ポロポロポロポロ



366 = 357 :

とりあえず支援

367 = 313 :

 ~~翌朝

義母「みんなー、そろそろ起きなさーい」

ガチャ パタン×3

妹・兄・義妹「「「おはよ」う」ございます」

「夕べは中途半端に興奮しちゃって、なかなか寝付けなかったよー」←大嘘

「一晩中あれこれ考えてたら一睡も出来なかった」←自業自得

「大泣きしたらスッキリしたのか、朝まで熟睡でした」←本当

「ンフッ、ゴメンねえ。昨日のアレ、そんなにショックだったぁ?」ニヤニヤ

「……謝る必要は無い。もう済んだことだ」

「あっそ。ならいいけど」プイッ

「ああ、いいんだ。――兄さん、ちょっと宜しいですか?」ニヤリ

368 = 313 :

「んあ、にゃに」ゴシゴシ

「ええ、ちょっと。お目覚めの、キスを///」ズイッ

チュッ

「!!!?」

「私は兄さんを愛し続けます。今の、私のままで///」ヒソヒソ

「あ……う……///」

「チッ……油断した」

「――これで、回数だけなら私の勝ちだな」ニヤニヤ

「なっ!? 今なんて言った! 回数ってどーゆーことよ!?」

「言葉通りの意味だが?」

「チックショウ、いつの間にっ」

369 = 336 :

「以前、お前に言った筈だ」

「あんたが言った事なんか、一々覚えてないけどね」イライラ

「『兄さんは私だけのもの』だと」

「ま~だそんな妄想に浸ってるの? やーねー」

「……だがその想いは、昨晩純潔と共に捨てた。今日からは――」

「『私の全ては兄さんのもの』だっ!!」

「――ッ!!」

「どうしてこうなった」

370 = 336 :

「……言っちゃった///」
「おいちょっと待て」

「もう言ってしまったんです///」
「その発言には語弊があるだろ」

「言ってしまったからには後戻りは出来ませんよ、兄さん///」ギュッ
「そ、そんな……まさかお兄ちゃん、あたしが寝てる間に義妹と――」ワナワナ
「みんな落ち着こうよ」

「エエエエッチしちゃったのおおおお!?」

「してません」
「まだ///」

「しません」
「今は///」

「いつするの?」
「今夜///」

「今日がお前の命日だ」



義妹ルート Fin

メインテーマソング Friends/REBECCA

372 = 357 :

>>370
とりあえず乙

妹ルートとハーレムルートが楽しみだ

374 = 336 :

あー終わった終わった
まだ妹ルート書いてないのに何だかもう気が抜けたんですけど

いつ書き終わるか分かんないから、保守面倒だったら落としちゃってもいいよ

375 = 333 :

俺とVTなんとかがいれば余裕だ、心配いらない

377 = 357 :

ふぅ・・・

俺としたことが狙ってたシーン手前で果ててしまったぜ

378 = 333 :

あ、じゃあ僕はもう寝ますね

379 = 357 :

流石に梅雨は3日風呂はいらんかったらやばいな

というわけで俺も寝る

後は任せた

380 = 352 :

寝る前ほ

381 :

えー寝るのー?

382 :

ほっしゅほっしゅ

383 :

いつヤンデレ化するかヒヤヒヤしてたけど杞憂だったようだ

384 :

ほっほ

385 = 313 :

馬鹿な……
寝ずに五時間書いて、たったの2000文字……だと?


あまりの遅筆っぷりに泣きたくなってきた

386 :

しかし本当に幼馴染はあれだけだったのかww

387 :

ふっ

388 = 386 :

落ちるぞカス

390 :

しゅ

393 :

ほっしゅ

394 = 387 :

395 = 311 :

>>391 これ土日のじゃなくね?

396 :

土日とか関係ないだろ


←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について