のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,224人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ妹「はじめまして、妹です」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    403 :

    こういう反映されない書き込みが一番難しい

    404 = 397 :

    ほっしゅ

    405 = 357 :

    おれが保守してやるから
    安心して書き溜めるんだ

    412 = 306 :

    妹ルートが楽しみなので保守。
    ハーレムが楽しみなので保守。
    幼馴染はどおでもいいので保守ww

    413 = 311 :

    幼馴染は俺が頂くので保守。

    414 = 306 :

    妹は俺が付き合っているので、保守。

    ついで、義妹は俺の友達なので保守。

    416 = 311 :

    ほっしゅ

    417 = 357 :

    妹おおおお

    418 = 357 :

    いもーとよーぅ

    422 = 357 :

    たったららー

    423 :

    >>422
    大捜査線見てんじゃねぇw

    428 = 311 :

    ガッしゅ

    429 = 357 :

    たららーらーたったららー

    431 = 401 :

    死守

    435 :

    ルンバ

    438 :

    上げ

    439 :

    ふと気がついたら本編に関係無いエロシーンなんかを書いていて、
    しかも自分の文章読んでちんちんおっきしてたら死にたくなんね?

    さて1ですが まだ完成にはほど遠い状態ってことなんで、
    今日も時間稼ぎさせてくれ
    投下するのは義妹ルートの没原稿
    没にした理由は…なにこの鬱バッド?ありえんし、みたいな
    誤字脱字、所々の抜け欠け等が激しいのだが、没原稿なので勘弁

    440 = 439 :


     ~~・~~

    (明日になったら、また兄妹に戻る)

    (それが、最初に決めた唯一の約束)

    (そして俺たちは、たった一日限りの恋人同士になった)

     ~~・~~

    442 = 439 :

     ランチを軽食で済ませたので、少し早いが夕食をとることにした。
     入り組んだ路地を散策しながら適当な店舗を物色する。
     彼女は、先程から――いや、おそらくは今朝の時点から――ちらちらと俺の顔色を伺いながら、何やら物欲しげな表情を浮かべていた。

    「何が食べたい?」

    「……プリン」

     手頃な値段にそこそこの雰囲気を醸す小さなレストラン。
     隣席から撒き散らされる多少の喧騒には目を瞑ろう。
     真剣な眼差しでメニューを見詰める彼女に優しく問う。

    「何食べる?」

    「お肉」

    443 = 439 :

     食事が終わっても、時計の針は六時を指したばかりだった。
     家路を急ぐ影を縫う陽光は色付いて傾ぐものの、外はまだ明るい。

    「どこか、行きたいところはある?」

    「いえ……、特にはないのですが……その」

    「うん? 遠慮しないで言ってごらん」

    「あ……じゃあ、少し歩きませんか」

    「ん。いいよ」

    「そっ、それと!」

    444 :

    おか^^ 待ってたよ。
    完結するまでは家に居る間は保守するんで安心して書いてくれ^^

    445 = 439 :

     歩き出そうとした俺を、やや緊張気味で強張った彼女の声が引き留めた。

    「……う、腕を組んでもいいですか?///」

    「――ああ、それかあ。ずっと言いたそうにしてたことって」

    「ええっ?」

    「我慢してないで、言ってくれればよかったのに。」

    「そ、そうですね。もっと早くに言っていれば、一日中兄さんと腕を組んでいられたのに……ああぁ」

    「……気づかなくてゴメンな」

    「いえ……」

    446 = 439 :

     並んで腕を組み、他愛のない話をしながら、ぶらぶらと街を歩く俺たちは、誰の目にもカップルに見えることだろう。
     彼女が望んだその時間はとても穏やかに流れて、こんなにもありふれた幸せを不思議と錯覚とは感じさせない。
     だが、いつしか俺たちはどちらともなく黙り込み、斜陽の燻る裏路地を暫く無言のまま歩き続けた。
     ――ふと、義妹が足を止めた。
     腕をガッチリと掴んで踏ん張り、俺までも一息に繋ぎ留める。

    「お、おい……!?」

     そこは、ホテルの入口だった。

    447 = 439 :

    「兄さん……早く、入りましょう……」

     俺を誘う、細く、掠れたその声に愕然とした。
     俯いたまま、俺の腕に縋り付いて微動だにしない義妹。その小さな体は、今、静かに色気さえ解き放ち始めた様に感じる。
     あまりにも唐突な義妹の変容っ振りに俺は戸惑い、成す術もなくその場に立ち尽くした。

    「――私を無視するなり軽蔑なさるなり、好きにしてくださって結構です」

    「だから、今夜だけ……。一度だけで構いません」

    「どうか、私を抱いてください……」

    448 = 439 :

    「――ふざけるのもいい加減にしろ。冗談にしてはタチが悪過ぎるぞ」

     思わず声を荒げた俺を、義妹の激昂が直ぐ様一蹴する。

    「私はふざけてなどいませんし、冗談を言った覚えもありません!」

    「うわあっ!」

     この細い体の何処にそんな、と思う程の力で、義妹は俺をホテルに引っ張り込んだ。

    449 = 439 :

    「もう、駄目なんです。耐えられないんです」

    「義妹……落ち着いて。な?」

    「兄さんのことを想うと、胸が苦しいです。痛いんです」

    「……だからって、いきなりおかしな真似をするな。今のお前は少し変だ」

    「変? 私が? 私のどこがおかしいと言うんですか!?」

    「……」

    「何故……、応えてくださらないのですか」

    「……あなたが、欲しいんです」

    「他に何も、要らないんです」

    「それも今日で……終わりなんです……」

    450 = 439 :

     頬を伝う涙から目をそらすことが出来ない。
     怖ず怖ずと差し出された彼女の白い腕。伸ばした指が俺の頬に触れる。
     震える手が俺の顔をそっと包み、引き寄せた。
     ふうわりと一筋きりの波紋を残して消える。そんな薄羽を思わせる、僅かに触れただけのキス。
     確かめるように。
     何を?
     決まっている。俺の気持ちを、だ。
     彼女は揺るがない。いつ如何なる時も俺を想い、愛し続けるだろう。
     俺がそばに居る限り。例え一生を独り身で過ごす事になろうとも。
     しかし俺は……俺にはまだ、彼女の兄として、義妹の幸せを願う思いがある。
     至って簡単な結論。彼女の前から永遠に消え去るだけでいい。
     それで義妹が幸せになれるなら――


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 黒猫 + - ハルヒ + - ユージ + - ルイズ + - 女サンタ + - + - 年上 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について