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元スレ妹「はじめまして、妹です」

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みんなの評価 : ★★
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403 :

こういう反映されない書き込みが一番難しい

404 = 397 :

ほっしゅ

405 = 357 :

おれが保守してやるから
安心して書き溜めるんだ

406 = 309 :

412 = 306 :

妹ルートが楽しみなので保守。
ハーレムが楽しみなので保守。
幼馴染はどおでもいいので保守ww

413 = 311 :

幼馴染は俺が頂くので保守。

414 = 306 :

妹は俺が付き合っているので、保守。

ついで、義妹は俺の友達なので保守。

416 = 311 :

ほっしゅ

417 = 357 :

妹おおおお

418 = 357 :

いもーとよーぅ

422 = 357 :

たったららー

423 :

>>422
大捜査線見てんじゃねぇw

428 = 311 :

ガッしゅ

429 = 357 :

たららーらーたったららー

431 = 401 :

死守

432 :

ほしゅしゅしゅしゅ! ほしゅ?

435 :

ルンバ

438 :

上げ

439 :

ふと気がついたら本編に関係無いエロシーンなんかを書いていて、
しかも自分の文章読んでちんちんおっきしてたら死にたくなんね?

さて1ですが まだ完成にはほど遠い状態ってことなんで、
今日も時間稼ぎさせてくれ
投下するのは義妹ルートの没原稿
没にした理由は…なにこの鬱バッド?ありえんし、みたいな
誤字脱字、所々の抜け欠け等が激しいのだが、没原稿なので勘弁

440 = 439 :


 ~~・~~

(明日になったら、また兄妹に戻る)

(それが、最初に決めた唯一の約束)

(そして俺たちは、たった一日限りの恋人同士になった)

 ~~・~~

442 = 439 :

 ランチを軽食で済ませたので、少し早いが夕食をとることにした。
 入り組んだ路地を散策しながら適当な店舗を物色する。
 彼女は、先程から――いや、おそらくは今朝の時点から――ちらちらと俺の顔色を伺いながら、何やら物欲しげな表情を浮かべていた。

「何が食べたい?」

「……プリン」

 手頃な値段にそこそこの雰囲気を醸す小さなレストラン。
 隣席から撒き散らされる多少の喧騒には目を瞑ろう。
 真剣な眼差しでメニューを見詰める彼女に優しく問う。

「何食べる?」

「お肉」

443 = 439 :

 食事が終わっても、時計の針は六時を指したばかりだった。
 家路を急ぐ影を縫う陽光は色付いて傾ぐものの、外はまだ明るい。

「どこか、行きたいところはある?」

「いえ……、特にはないのですが……その」

「うん? 遠慮しないで言ってごらん」

「あ……じゃあ、少し歩きませんか」

「ん。いいよ」

「そっ、それと!」

444 :

おか^^ 待ってたよ。
完結するまでは家に居る間は保守するんで安心して書いてくれ^^

445 = 439 :

 歩き出そうとした俺を、やや緊張気味で強張った彼女の声が引き留めた。

「……う、腕を組んでもいいですか?///」

「――ああ、それかあ。ずっと言いたそうにしてたことって」

「ええっ?」

「我慢してないで、言ってくれればよかったのに。」

「そ、そうですね。もっと早くに言っていれば、一日中兄さんと腕を組んでいられたのに……ああぁ」

「……気づかなくてゴメンな」

「いえ……」

446 = 439 :

 並んで腕を組み、他愛のない話をしながら、ぶらぶらと街を歩く俺たちは、誰の目にもカップルに見えることだろう。
 彼女が望んだその時間はとても穏やかに流れて、こんなにもありふれた幸せを不思議と錯覚とは感じさせない。
 だが、いつしか俺たちはどちらともなく黙り込み、斜陽の燻る裏路地を暫く無言のまま歩き続けた。
 ――ふと、義妹が足を止めた。
 腕をガッチリと掴んで踏ん張り、俺までも一息に繋ぎ留める。

「お、おい……!?」

 そこは、ホテルの入口だった。

447 = 439 :

「兄さん……早く、入りましょう……」

 俺を誘う、細く、掠れたその声に愕然とした。
 俯いたまま、俺の腕に縋り付いて微動だにしない義妹。その小さな体は、今、静かに色気さえ解き放ち始めた様に感じる。
 あまりにも唐突な義妹の変容っ振りに俺は戸惑い、成す術もなくその場に立ち尽くした。

「――私を無視するなり軽蔑なさるなり、好きにしてくださって結構です」

「だから、今夜だけ……。一度だけで構いません」

「どうか、私を抱いてください……」

448 = 439 :

「――ふざけるのもいい加減にしろ。冗談にしてはタチが悪過ぎるぞ」

 思わず声を荒げた俺を、義妹の激昂が直ぐ様一蹴する。

「私はふざけてなどいませんし、冗談を言った覚えもありません!」

「うわあっ!」

 この細い体の何処にそんな、と思う程の力で、義妹は俺をホテルに引っ張り込んだ。

449 = 439 :

「もう、駄目なんです。耐えられないんです」

「義妹……落ち着いて。な?」

「兄さんのことを想うと、胸が苦しいです。痛いんです」

「……だからって、いきなりおかしな真似をするな。今のお前は少し変だ」

「変? 私が? 私のどこがおかしいと言うんですか!?」

「……」

「何故……、応えてくださらないのですか」

「……あなたが、欲しいんです」

「他に何も、要らないんです」

「それも今日で……終わりなんです……」

450 = 439 :

 頬を伝う涙から目をそらすことが出来ない。
 怖ず怖ずと差し出された彼女の白い腕。伸ばした指が俺の頬に触れる。
 震える手が俺の顔をそっと包み、引き寄せた。
 ふうわりと一筋きりの波紋を残して消える。そんな薄羽を思わせる、僅かに触れただけのキス。
 確かめるように。
 何を?
 決まっている。俺の気持ちを、だ。
 彼女は揺るがない。いつ如何なる時も俺を想い、愛し続けるだろう。
 俺がそばに居る限り。例え一生を独り身で過ごす事になろうとも。
 しかし俺は……俺にはまだ、彼女の兄として、義妹の幸せを願う思いがある。
 至って簡単な結論。彼女の前から永遠に消え去るだけでいい。
 それで義妹が幸せになれるなら――


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