元スレ妹「はじめまして、妹です」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
151 = 145 :
ポニテだと…
152 = 32 :
幼馴染「凄かったのよ義妹ちゃん。敵意剥き出しであたしの前に立ちはだかるの」
妹「分かります」
幼馴染「『私の兄さんに近づくな!』ってねえ。あたしが降参するまで半年間毎日」
義妹「昔は私も若かった」
妹「いや全然変わってないし」
幼馴染「そんな義妹ちゃんを押しのけて兄くんに迫る勇気は無くて」
幼馴染「結局、戦う前に尻尾巻いて逃げ出しちゃったのよねえあははは」
義妹「とまあこのように、兄さんに近づく不躾な女は全て私が排除してきた」
妹「義妹……恐ろしい子!」
153 = 32 :
義妹「幼馴染に通学の同行を許してやっているのは、そのヘタレっぷりに同情したからだ」
妹「ちょっと、そんな言い方――」
幼馴染「フッ、いいのよ。十年以上も側にいて、フラグのひとつも立てられなかった地味目女には、似合いの結末だわ……」
兄「所詮空気は空気……っと、バス来たぞ」
妹・義妹・幼「「「……」」」ジト目×3
妹「あれお兄ちゃん居たの(デリカシー無さ過ぎ)」
義妹「全く気が付きませんでした(トドメを刺したのは頂けませんね)」
幼馴染「一番空気なのって兄くんよねえ(シクシクシクシクシクシク)」
兄「うっ(本当に女って奴ぁ……)」
155 = 145 :
あれ?
156 :
まだ仕事中なんだろうw
157 = 145 :
ごめんw余所のスレと間違えてたわ
158 :
いつくるかねぇ
161 = 37 :
ポ、ポニテだと…
163 = 144 :
ほ
164 :
ほ
165 = 164 :
私
167 :
お
170 :
そろそろか?
171 :
バイ猿くらったあああぁぁぁあああ
ほ
172 :
めし食いながらのんびり投下
ブロロロ キーッ プシュー
兄(一応フォローしとくか)
兄「……好きだよ」ポツリ
妹・義妹・幼馴染「「「えっ!?(誰を?)」」」
兄「ほら、バス着いたぞ? 早く乗れよ」ニッコリ←全員に
妹(嘘――あたしなの!? ええええ!///)カァー
義妹(兄さん――やはり私のことを!///)ジュンッ
幼馴染(やだ――あ、あたしかも!/// ……いやそれは無いだってあたしの出番はもう無い)ヘッ
173 = 172 :
おいおい今夜は深アニ見る日じゃねーか
~~正門前
義妹「では兄さん、いってきます」
妹「じゃーね、お兄ちゃん! 幼馴染さん!」
幼馴染「うんうん妹ちゃん頑張ってねえ」
兄「おぅ、しっかりな! 義妹、妹を頼んだぞ」
義妹「兄さんに頼まれては仕方がありませんね」
妹「あんたいつも仕方ないのかしょーもない」
義妹「……行くぞ妹! カルガモの如くけなげについてくるがいい!」
妹「ぴぃ」
スマン 2時45分まで中断な
174 :
よっんっぴ~!
よっんっぴ~!
176 :
たいやきおもしれえwww
177 = 172 :
~~中等部職員室
女教頭「ようこそ我が校ヘ。貴女を歓迎します」
妹「は、はいっよろしくお願いします!」ペコリ
女教頭「貴女のお兄さんと義妹さんは、常に学年でトップクラスの成績なの」
妹(なにそれ凄いんですけど)
女教頭「当然、貴女にも期待していますよ」
妹「うえあ――いえあたしはその、勉強のほうはあんまり……すみません」ショボン
女教頭「大丈夫よ兄妹ですもの。今後の努力次第かしらね。頑張って」
妹「はい、頑張ります……」
179 = 172 :
女教頭「貴女は本来、新入生としてウチに入学する筈だったのよね」
妹「はい……そうですね(だからなんだっつの)」
女教頭「お二人共、ご両親が離婚された時は相当ショックを受けたでしょう……」
妹「……はい(なんで知ってんのよ……噂好きオバサンかこの先生)」
女教頭「特にお兄さんは、よりにもよって受験の時期と重なってしまって……」
妹「あ……!」
女教頭「うちは附属だから、そこそこの成績を修めればエスカレーターで大学までいけるの。でも彼は、よりレベルの高い進学高合格を目指して頑張っていたのよ」
妹「はあ……(今朝の悲しげな顔、あれって……)」
181 = 172 :
女教頭「彼は受験に失敗し、本校の高等部に上がったわ……。そして、今年は貴女がお母さんを……」
妹「あっ、あたし立ち直り早い方なので平気です! 悲しいのはお兄ちゃんも同じだし、あたしが元気になればお兄ちゃんだって……だから……」
女教頭「……本当、兄想いの妹想いなのね」フフッ
妹「えっ?」
女教頭「お兄さんね、先日わざわざ中等部まで挨拶に来たのよ」
妹「ええっ!?」
183 = 172 :
女教頭「あなたの事、『呉々も宜しくお願いします』って、私達に何度も念を押していったわ。彼、あなたが心配で仕方なかったのかしらね」クスクス
妹(ちょっ!? 何してんのよお兄ちゃん……恥ずかしいなぁもぅ///)
女教頭「今は辛いでしょうけど、早く元気を出して、勉学に励んでください。しっかりね」
妹「はい、ありがとございました。失礼します」ペコリ
A組担任「じゃあ教室に行きましょう。ついて来て」
妹「はいっ」
妹(……義妹の時も挨拶に来たのかなぁ)
184 = 180 :
おやすみ
185 = 172 :
~~中等部三年B組教室
義妹友「はよ、義妹」
義妹「んー」
義妹友「どしたん? 不機嫌そーなツラしちゃって」
義妹「ああ不愉快だとも。昨日から、家に厄介な強敵が一人増えたんでな」
義妹友「ボンバイエとジンバブエって似てね?」
186 = 172 :
義妹「いや。大して似ていない兄妹だな、と思った。やはり私こそが兄さんの妹に相応しい」
義妹友「目ぇこそばい……ふぇ――ヘックシッ!! うっわ見れ見れ!! 鼻からご飯粒出てきた!!」
義妹「そうだ、今夜のご飯は何にしよう。奴の好き嫌いもまだ分からんし、悩むな」
義妹友「まだムズムz――ブシッ!! ぬぁっにいぃいい!! 更にもう一粒だとぉっ!?」
義妹「奴の事を一々兄さんに聞くのは更に不快だし……あとで奴に直接聞くか」
義妹友「で奴って誰?」グイグイ
義妹「ご飯粒戻すな」
187 = 172 :
義妹友「ム゛ッフッフ」
義妹「なんだ? 私のゴーストが『逃げろ』と囁いているぞ」
義妹友「義妹は賢いな゛」
義妹「お前は本当に馬鹿だな」
義妹友「――くらえ! 有機軟弾頭鼻空砲身電磁加速! ファイエルッ!!」
――プンッ!! ペチョ
義妹「おおぅ……鼻水に包まれたご飯粒が……」
義妹友「あたしの乳に」
188 = 172 :
~~中等部三年A組教室
ザワザワ
A組担任「えー、では紹介します。今日から皆さんの新しいクラスメートになる、妹さんです」
妹「妹と言います。皆さんよろしくお願いします!」
級友女たち「「よろしく~」」
級友男たち「「かわいい~」」
妹「ちなみに、好きな人はお兄ちゃんです!」
ざわ… ざわ…
189 = 172 :
~~休み時間
級友男「ねえねえ妹ちゃんおr」
級友女「あ、わたし級友女。よろしくね妹さん」ズイッ
妹「うんよろしく! あと呼び捨てでいいよ」
級友男「妹ちゃんは彼氏とかいr」
級友女「じゃあ妹ちゃんで! 三年生で転校なんて大変だね、受験とかさ」グイグイッ
妹「……まあ、家庭の事情ってやつだから仕方ないよ」
190 = 172 :
級友男「親が離婚したとk――グハァ」
級友女「お前最低。あ、こいつの言うことはシカトして」
妹「いいの。実際、三年前に離婚してるから」
級友男「」
級友女「そうなんだ……あれ、じゃあ何で転校なんか」
妹「ん……お母さんが事故で死んじゃってさ。お父さんとお兄ちゃんのとこへ帰ってきたの」
級友女「……ごめんね、無理に聞いちゃって。話したくなかったよね……」
妹「平気平気。黙ってて変な噂が立つより、自分から喋ったほうがスッキリするもん」
級友女「おー前向きだ」
191 = 172 :
妹「まあねっ! それに今はお兄ちゃんがいるし」
級友女「あー、さっき言ってた……好きな人」
妹「そっ。また兄妹一緒に暮らせるようになったから、全然寂しくないの」
級友女「妹ちゃんのお兄さんなら、相当なイケメンでしょうね……いいなあ」ジュルリ
妹「お兄ちゃんは今高等部の二年生。でね、実はもう一人兄妹が出来ちゃって」
級友女「?」
妹「お父さんの再婚相手の連れ子――あたしと同い年なんだけど、その子が別のクラスにいるよ」
級友女「同い年の連れ子か……かなり複雑な家庭環きょ――うっ!?」
192 = 172 :
妹「どしたの?」
級友女「いやほらあそこ。ドアの隙間……」チラッ
妹「えっやだ、級友女ちゃん見える人!? そこに霊いるの!?」ビクビク
級友女「ちょっ!? 違う違う!」
妹「あーびっくりしたー。霊じゃなきゃ何なのよー……怖くて見れないじゃない」
級友女「いやね、さっきから妹ちゃんのことジーッと見てる子がいるんだけど……知り合い?」
妹「――マジで!?(そこまでやるか義妹!)」クルッ
義妹友「……」ジーッ
妹「ううん知らない人」
193 :
書き貯めしてから流した方がいいと思うの
194 :
さるさん中につき末尾P
~~B組教室
ダダダダダ シュタッ
義妹友「ただいまミスター」
義妹「おかえり大泉君」
義妹友「A組の転校生見てきたぞ。あれが兄(あん)ちゃんの妹か」
義妹「兄(あん)ちゃんて言うなとあれほど」
義妹友「じゃ、お兄」
義妹「さんを付けろよデカ乳野郎おおお」
195 = 194 :
のんびり投下してもさるよけになんねーのな
義妹友「で、妹評価だっけ。聞きたい? 聞きたいんかコラ」グリグリ
義妹「……はいお願いします」ピキピキ
義妹友「そうだな、顔はまあ義妹と同等――好みにもよるけど、あたしはかなり可愛いと思った」
義妹「悔しいが異論はない」
義妹友「因みに義妹はあたしの大好物だ」
義妹「それは聞きたくなかった」
義妹友「そうか」
196 = 194 :
もう一気に投下する
P2でもさるさんくらったら寝るわ
義妹友「だが、スタイルは間違いなくあっちのが上だなー」
義妹「クッ! ……やはり、胸か?」
義妹友「胸だな」
義妹「……デカけりゃそれでいいのか」
義妹友「デカいに越したことはないな」
義妹「お前らの基準は美乳ではなく巨乳なのか? 観て麗しく揉んで楽しく挟んで気持ちいいのか! 巨乳は世界をあまねく制すとでも言うつもりなのかああ!!」
ざわ… ざわ…
197 = 194 :
義妹友「落ち着け。男共が騒ぎ出しとるぞ」
義妹「――!? ううぅ……///」
義妹友「おお。義妹が恥じらうとは珍しい。胸を攻められると弱いのか」
義妹「……胸なんて飾りだ。兄さんは分かってくれる」ブスーッ
義妹友「……義妹に一つだけ言っておく」
義妹「なんだ」
義妹友「きょぬーはいずれ銀河をも支配するのだー」ブルルン
199 = 194 :
~~正門前
キンコンカンコーン
級友女「じゃあね妹ちゃん、バイバーイ」
妹「うんまた明日!」
義妹「……遅いぞ」
妹「あれっ、義妹ちゃんじゃない。待っててくれたの?」
義妹「……完全に忘れているようだな」
妹「えっ何が――あっ!」
200 = 194 :
妹「……ごめん忘れてた、夕食の買い物するんだっけ」
義妹「そうだ。我が家は両親共働きで帰りも遅い。だから家事は全て兄さんと私で分担してやっていた」
妹「……」
義妹「今まではな」
妹「……精一杯働きます」
義妹「宜しい」ニッコリ
みんなの評価 : ★★
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