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    元スレキョン「なぁハルヒ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - 涼宮ハルヒの憂鬱 ×2+ - 鶴屋 + - みなみけ + - キョン + - ハルヒ + - 垣根 + - 当麻 + - 御坂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 :

    佐々木かわいいけどこんな口調の子リアルにいたらひくわ
    かわいかったら別

    352 :

    佐々木ルート期待支援

    353 :

    追いついた
    これ何時まで続くの

    354 :

    すいすいみたいだな佐々木

    355 :

    >>351
    二次だから許されるんだろ?

    356 :

    >>350
    たしかに15分しか経ってねえなww

    ま、面白いからいいんじゃねえか

    357 :

    >>350
    しつこいな
    お前はなにがしたいんだ?SS書くのをやめさせたいのか?もういいじゃねぇか、みんなSSの更新待ってんだよ

    358 = 342 :

    それから俺たちは色々なところを巡った。
    B級ホラーの映画を見てあの場面はおかしい、あの場面はCGの使い方が上手かったなどと論議し、
    ゲームセンターで佐々木ご指名の巨大なぬいぐるみをワンコインでとってギャラリーを沸かせ、
    腹が空いたら近場のドーナツ屋でドーナツを買って、二人で分けて食べた。
    佐々木とのデートは楽しかった。
    けど、他のこと全てを忘れられるほどには、楽しくなかった。
    それを指摘されたのは、メニューが軒並み高めなちょっと高級志向なお店で夕食をとっている最中のことだった。

    「キョン、僕を見てくれ」

    俺はフォークで巻いたばかりのパスタをとりあえず口に入れてから、首を傾げる。

    「言葉通りの意味さ。君は先程からずっと上の空だよ」

    数回咀嚼し、飲み込み、水を飲んでから、

    「先程からって、いつからだ?」
    「今朝駅前で出会ってから、だよ。
     君は僕とのデートに意識を集中させているようで、
     その実、意識の5パーセントくらいを別のことに費やしている。
     それが気に入らないんだ」

    359 :

    あれ 佐々木ってこんなに可愛かったっけ?

    ちょっと分裂読み直してくる

    360 = 343 :

    佐々木支援

    361 = 342 :

    嘘を吐いても看破される。
    真実を告げても気分を害することになる。
    結局俺は黙ってパスタを巻く作業に入った。

    「黙秘するのか」
    「…………」
    「なら当ててみせよう。推理は僕の得意とするところだ」
    「…………」
    「いいのかい? 本当に当てて見せてしまうよ?
     僕の口から語られるよりは、君が自白した方がすっきりするんじゃないかな?」

    子犬のように黒い瞳を向けてくる佐々木が予想外に可愛く、俺は折れた。

    「分かったよ、言うよ。
     ハルヒとSOS団のことだ。
     古泉のことは覚えてるよな?」

    佐々木は神妙な顔で頷く。

    「あいつに言われてたのさ。
     今日の朝、喫茶店に来て凉宮さんと仲直りしてください、ってな」

    実際に言われたわけではないが、
    ニュアンスとしては間違っていないだろう。

    「君はその約束を破ったんだね……?」
    「あんなもの、約束じゃねえよ。一方的な押しつけだ」

    362 :

    >>351
    男の前だけこの口調で女の前だと普通の女の子なんだぜ

    364 :

    らりりらんらりらんらりらりらり

    365 :

    やばい佐々木可愛い

    366 :

    佐々木可愛い

    367 :

    また寝れないのかよ

    368 = 343 :

    佐々木支援

    369 :

    追い付いた
    支援

    370 = 351 :

    >>362
    俺の前だけ?かわえええええ

    371 = 342 :

    佐々木は黙って席を立った。
    そしてどこに行くのかと思えば、精算するつもりのようだった。

    「おい、まだ料理食ってる途中だろ?」
    「君は彼女のところに向かうべきだ。
     それは君の行動の一つ一つが証明していることなんだよ、キョン」

    ウェイターが訝しげな視線を向けてくる。
    俺は掴んでいた佐々木の肩を離した。
    佐々木は精算を済ませると、

    「着いてくるんだ」

    と言い、店の外に出た。
    俺は佐々木に夕食代を全額奢らせたことも忘れてその背中を追った。
    店から少し離れたところで、
    俺は佐々木の肩を掴み直した。

    「待てよ」
    「痛いじゃないか。離してくれ」
    「お前まで俺を突飛な行動で振り回さないでくれ。
     まさか本気でこれからハルヒのとこに向かうつもりなのか?」

    首肯。

    「ふざけるな。いいか、はっきり言っとく。
     俺はもうハルヒのところには戻らない。
     あいつの能力に振り回されるのはもう二度と御免だし、
     わけのわからん組織に重要人物指定されて、プロファイリングされるのも嫌なんだよ!」

    372 :

    遅い・・・

    373 = 355 :

    キョンの気持ちもわからんでもない

    374 :

    あとどれくらいすか

    375 = 367 :

    書き溜めてないの?

    もうちっと早いペースのがありがたいんだが

    376 = 352 :

    俺の佐々木ルートで頼む

    377 = 342 :

    書きためてないしこれが俺の最高速度

    378 :

    あんまり遅い遅い言い過ぎるのよくない・・・

    379 :

    即興とは思えない面白さだし我慢したまえ
    >>377支援

    380 = 367 :

    >>377
    書き溜めずにこの量!?
    すげぇなwwwすまんかった。のんびり書いてくれ

    381 :

    書きながらならこんなもんだろう
    別に遅くないと思うが

    支援

    383 = 342 :

    佐々木は冷たく言い放った。

    「前にも言っただろう。これは運命なんだ。
     君が運命を信じているかどうかは知らないが、そう考えると楽になれる。
     何も考えずに、彼女の傍にいればいいんだよ」

    思考停止しろ、と?
    ぞっとしないね。

    「俺は運命なんて認めない。
     そんなもん、あいつの敷いたレールを都合良く言い換えただけじゃねえか」
    「君の気持ちはよく分かる。
     でも、だからといって君の独断専行は許されないことなんだよ。
     君がSOS団を脱けると決めてからこれまで、どれだけの人間が奔走することになったか、君は想像できるかい?」
    「俺に、犠牲になれっていうのか」

    佐々木は取り繕わなかった。
    俺は不意に、不快な言葉を理路整然と投げかけてくる目の前の女を殴りつけたくなった。
    でもその代わりに、俺は佐々木を抱きしめていた。
    大声で何か訳のわからないことを喚きたい気分だった。それを我慢して呼吸が苦しくなった。
    もしかしたら俺は泣きそうになっているのかもしれない。

    「……苦しいよ、キョン」

    くぐもった声が下から聞こえてくる。

    384 :

    急展開

    385 :

    これはきた

    386 = 381 :

    なん…だと!

    佐々木スキーの俺としては嫌な予感がするぜ

    387 :

    夕方から見ているんだが、そろそろ限界なので寝かせてもらう
    明日の朝までで良いから保守頼んだ…

    388 = 369 :

    作者こんなところで何してるんだ。
    続き書いてくれよ

    390 = 366 :

    おもろい

    391 :

    ここ最近SSで佐々木がいっぱい出てきてうれしい
    俺は大学落ちる

    392 :

    佐々木好きにはたまらないね

    支援

    394 = 342 :

    はっとして少し身体を離すと、カットソーが僅かに濡れていた。
    佐々木の涙だった。

    「酷だということは分かっている。
     でも君を許すわけにはいかないんだよ、キョン」

    佐々木は好きで俺を突き放しているわけじゃない。
    こいつの理性が、道徳観が、俺の甘えを許さないんだろう。
    俺は無意識に口走っていた。

    「佐々木は、本当は、俺にどうして欲しいんだ」
    「え?」

    濡れた瞳に戸惑いの色が浮かぶ。

    「お前の本心を訊かせてくれ」

    あらゆる柵を取り払って、それでも佐々木は俺に、世界のための犠牲になれと言えるのか。
    もし答えが変わらなければ、俺は今すぐにでもSOS団に復帰するために、ハルヒに頭を下げに行くつもりだった。
    佐々木は視線を彷徨かせ、唇を噛み、俺を上目遣いに見上げる。
    その一つ一つの仕草から、俺は佐々木の答えを知る。

    「僕は……僕は、君の不幸を望んでいない」

    それだけだよ、と佐々木は言った。

    「よかった」

    俺は再び佐々木を抱きしめる。抵抗はなかった。

    395 = 355 :

    堕ちたな
    佐々木のフォークだけに

    396 = 352 :

    佐々木かわいい支援

    397 :

    あーキョンリア充市ね
    あと早く寝させろ

    398 :

    >>395
    なんで俺は・・・こんなのに笑っちまったんだ・・・orz

    399 :

    >>398
    大丈夫。お前だけじゃない。

    400 = 343 :

    >>398俺もいるぜ


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