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元スレ新ジャンル「極度に緊張するメイド」
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メイド「え、えっと…でもどうしてここが?」
男「ポチの嗅覚でもしやと思っていたが、確証はなかった。だが、お前の声を聞いたとき、妙なノイズが聞こえたんだ。
あれは受話器の声を受話器で通したノイズだな」
メイド「…えっと」
男「実はあの電話をした時、男友の家の電話には逆探知をかけていた。
逆探知の電話の発信源は病院、なのに受話器同士をまたぐ理由はただひとつ。
お前が病院の電話のLAN外の子機から話しているため、どうしても間接的にならざるを得なかったということだろ」
メイド「…?」
男「普通内線なんて切り替えできて当然だが、併設するこの施設は結構アナログな作りらしいことが男友の話で分かっていた。
それにあのクソ総院長が素直に病院と言ったが、そこに監禁しておくとは思えないからな。ま、結果はビンゴだったわけだ」
メイド「な、なんかよくわからないけどすごいです…!」
男「ポチの嗅覚でもしやと思っていたが、確証はなかった。だが、お前の声を聞いたとき、妙なノイズが聞こえたんだ。
あれは受話器の声を受話器で通したノイズだな」
メイド「…えっと」
男「実はあの電話をした時、男友の家の電話には逆探知をかけていた。
逆探知の電話の発信源は病院、なのに受話器同士をまたぐ理由はただひとつ。
お前が病院の電話のLAN外の子機から話しているため、どうしても間接的にならざるを得なかったということだろ」
メイド「…?」
男「普通内線なんて切り替えできて当然だが、併設するこの施設は結構アナログな作りらしいことが男友の話で分かっていた。
それにあのクソ総院長が素直に病院と言ったが、そこに監禁しておくとは思えないからな。ま、結果はビンゴだったわけだ」
メイド「な、なんかよくわからないけどすごいです…!」
男「さ、脱出だ。急ぐぞ!」
メイド「は、はい―――」
総院長「―――そこまでだ」
男「…ッ!?」
メイド「きゃあッ!?」
総院長「…君、よくもここまでコケにしてくれたな?」
男「ふん、それはこっちのセリフだよ。お前には散々俺も親父も弄ばれたってことだろ?」
総院長「ふふふ…会社の経営が傾く程度の人間にやらせるくらいなら、私がやった方は世のため、違うかね?」
男「…腐ってるな?お前マジでゴミだわ。世界が自分1人か何かと勘違いしてるんじゃねーか?あ?
メイド「は、はい―――」
総院長「―――そこまでだ」
男「…ッ!?」
メイド「きゃあッ!?」
総院長「…君、よくもここまでコケにしてくれたな?」
男「ふん、それはこっちのセリフだよ。お前には散々俺も親父も弄ばれたってことだろ?」
総院長「ふふふ…会社の経営が傾く程度の人間にやらせるくらいなら、私がやった方は世のため、違うかね?」
男「…腐ってるな?お前マジでゴミだわ。世界が自分1人か何かと勘違いしてるんじゃねーか?あ?
男「お前さ、日頃から裏であくどいことやってそうだな?」
総院長「ふははははははッ!私は人一倍独占欲が強くてね。他人のものすら自分のものにしたくなるのだよ」
男「ほう?」
総院長「父親が伏せって経営が傾いているとはいえ、君の父親のコンピューター会社は金の成る木!病院も経営は大変でね。
まとまったお金が欲しかったんだ。そういうときは他人から借りるのが当然だろう?」
男「そういうのを泥棒っていうんだ」
総院長「ふひゃははははッ!?私は愚民の命を救ってやっているんだ!愚民共の金を巻き上げて何が悪いッ!?」
総院長「ふははははははッ!私は人一倍独占欲が強くてね。他人のものすら自分のものにしたくなるのだよ」
男「ほう?」
総院長「父親が伏せって経営が傾いているとはいえ、君の父親のコンピューター会社は金の成る木!病院も経営は大変でね。
まとまったお金が欲しかったんだ。そういうときは他人から借りるのが当然だろう?」
男「そういうのを泥棒っていうんだ」
総院長「ふひゃははははッ!?私は愚民の命を救ってやっているんだ!愚民共の金を巻き上げて何が悪いッ!?」
男「で、そのあらゆる貴様のゴミ稼業に手ごまが必要だから、養護施設を併設して、子どもから育てると?」
総院長「賢いね。そう、徹底したスパルタ教育の元、施設で作り上げた駒を金持ちのところへ送り込むんだ。
男の元へはメイドをね。女の武器を使えば金持ちの男なぞ簡単だからな?易々大金が転がり込む。
楽なビジネスだ。ま、そこにいるクズはまったく使えなかったがね」
メイド「…ッ!?」
男「で、用済みはポイっと殺すのか?」
総院長「ぎゃははははははは!!病院だからねぇ!人が死ぬのは日常茶飯事なのだよ!」
男「あっそう。沢山のためになるお話をどうもありがとう。おかげで俺たちは脱出できそうだ」
総院長「…なに?」
総院長「賢いね。そう、徹底したスパルタ教育の元、施設で作り上げた駒を金持ちのところへ送り込むんだ。
男の元へはメイドをね。女の武器を使えば金持ちの男なぞ簡単だからな?易々大金が転がり込む。
楽なビジネスだ。ま、そこにいるクズはまったく使えなかったがね」
メイド「…ッ!?」
男「で、用済みはポイっと殺すのか?」
総院長「ぎゃははははははは!!病院だからねぇ!人が死ぬのは日常茶飯事なのだよ!」
男「あっそう。沢山のためになるお話をどうもありがとう。おかげで俺たちは脱出できそうだ」
総院長「…なに?」
男「これ、レコーダー。今の大層貴重なお話、全部録音させてもらったから。ご愁傷様だな?」
総院長「バカは君だろう?考えてもみたまえ。ここで君が死ねばその録音に何の意味がある?バカも休み休み―――」
男「お前だろ、バカは。俺はコンピューター会社を経営してるんだぜ?
ここの様子はすべて地下に至るまでにバラ巻いてきた中継点を経由して地上から電波でそうしーんっと!
男友がリアルタイムに録音しているよん♪で、事が終われば警察へ行ってくれるはずだ」
総院長「なッ!?」
男「それだけじゃないぜ?…ほら、俺の体に小型カメラが仕込んであるの、知ってた?
動画つきなんて、警察もお前のクソっぷりを理解しやすいよな?
あ、それとね、爆弾騒ぎの時に、ナースステーションのパソコンからLANに侵入してウイルスを仕込んでおいた。
俺がさっきガムやコーヒーを飲んでたの覚えてるよな?あのひとつひとつのゴミのなかに小型のアンテナが入っている。
で、受信次第ナースステーションのパソコンから病院職員の端末へ、この様子をリアルタイムでデータ送信っと!明日からのお仕事が楽しみだな?」
総院長「バカは君だろう?考えてもみたまえ。ここで君が死ねばその録音に何の意味がある?バカも休み休み―――」
男「お前だろ、バカは。俺はコンピューター会社を経営してるんだぜ?
ここの様子はすべて地下に至るまでにバラ巻いてきた中継点を経由して地上から電波でそうしーんっと!
男友がリアルタイムに録音しているよん♪で、事が終われば警察へ行ってくれるはずだ」
総院長「なッ!?」
男「それだけじゃないぜ?…ほら、俺の体に小型カメラが仕込んであるの、知ってた?
動画つきなんて、警察もお前のクソっぷりを理解しやすいよな?
あ、それとね、爆弾騒ぎの時に、ナースステーションのパソコンからLANに侵入してウイルスを仕込んでおいた。
俺がさっきガムやコーヒーを飲んでたの覚えてるよな?あのひとつひとつのゴミのなかに小型のアンテナが入っている。
で、受信次第ナースステーションのパソコンから病院職員の端末へ、この様子をリアルタイムでデータ送信っと!明日からのお仕事が楽しみだな?」
総院長「…バ、バカな!?」
男「さて…これで貴様の知られちゃマズイ部分はすべて明るみん出るはずだ?
あとは…俺とダメメイドが生きて帰ればそれで勝ち。何か質問は?」
総院長「…殺す。殺してやるぞクソ野郎がッ!?おい、聞こえるか!?そっちにいるコイツの友人も殺せ!今すぐだ!」
男「やっぱりな?男友の家にいたメイドもグルか?ま、だからあえてウソの作戦を流してたんだけどな?アイツから情報を得ていたんだろ?
騙されたよな。バーカ、ちなみに俺が親父を見捨てると思い込んだから親父には手を出していないよな?これで親父も安泰。すべて俺の計算どおりってわけだ」
総院長「すべて計算づくだったというのか!?」
男「ったりめーだ!すべて計算づくだ。さ、帰らせてもらうぜ!」
ヒュバッ!! バボシュウウウウウウッ!!
総院長「なッ!?」
男「バーカ、金持ちは常に懐に催涙粉塵弾入れてんだよ。
学習しとけ、クソ野郎が」
総院長「ぐがふッ!?ああああッ」 ガクン!
男「さて…これで貴様の知られちゃマズイ部分はすべて明るみん出るはずだ?
あとは…俺とダメメイドが生きて帰ればそれで勝ち。何か質問は?」
総院長「…殺す。殺してやるぞクソ野郎がッ!?おい、聞こえるか!?そっちにいるコイツの友人も殺せ!今すぐだ!」
男「やっぱりな?男友の家にいたメイドもグルか?ま、だからあえてウソの作戦を流してたんだけどな?アイツから情報を得ていたんだろ?
騙されたよな。バーカ、ちなみに俺が親父を見捨てると思い込んだから親父には手を出していないよな?これで親父も安泰。すべて俺の計算どおりってわけだ」
総院長「すべて計算づくだったというのか!?」
男「ったりめーだ!すべて計算づくだ。さ、帰らせてもらうぜ!」
ヒュバッ!! バボシュウウウウウウッ!!
総院長「なッ!?」
男「バーカ、金持ちは常に懐に催涙粉塵弾入れてんだよ。
学習しとけ、クソ野郎が」
総院長「ぐがふッ!?ああああッ」 ガクン!
男「走るぞ!」
メイド「は、はいッ!!」
施設長「待て!ここは通さな―――うごふッ!?」 ドカッ!!
男「ふん!物語進行上、小物扱いの貴様なんぞ一撃で倒れるのが当たり前だクソッタレが!」
施設長「…う、ああああ…」 ガクンッ!!
男「…あ、そういや貴様にはダメメイドをいたぶられた借りがあるな?」
施設長「ひ、ひぎあッ!?」 ドスッ!! ゲシッ!!
男「これで勘弁してやる」
メイド「……あ、ありがとうございます///////」
男「なに…」 ダダッ!!
メイド「は、はいッ!!」
施設長「待て!ここは通さな―――うごふッ!?」 ドカッ!!
男「ふん!物語進行上、小物扱いの貴様なんぞ一撃で倒れるのが当たり前だクソッタレが!」
施設長「…う、ああああ…」 ガクンッ!!
男「…あ、そういや貴様にはダメメイドをいたぶられた借りがあるな?」
施設長「ひ、ひぎあッ!?」 ドスッ!! ゲシッ!!
男「これで勘弁してやる」
メイド「……あ、ありがとうございます///////」
男「なに…」 ダダッ!!
男「ハア…ハア…あとはそこの吹き抜けを出れば出口だ。生きて帰れるぞ!」
メイド「は、はい…!」
男「…よし、あと少―――」
…ピンッ!! ズドムッ!!
男「うおあッ!?」
メイド「きゃああああああッ!?」
ガシャアアアアアアアッ…
新メイド「逃がさないわよ?貴様と…妹ッ!」
メイド「お、お姉ちゃん…!!」
男「いきなり手榴弾とはやってくれるな?」
メイド「は、はい…!」
男「…よし、あと少―――」
…ピンッ!! ズドムッ!!
男「うおあッ!?」
メイド「きゃああああああッ!?」
ガシャアアアアアアアッ…
新メイド「逃がさないわよ?貴様と…妹ッ!」
メイド「お、お姉ちゃん…!!」
男「いきなり手榴弾とはやってくれるな?」
>>1すげええ
男「…貴様か。なんだ?このダメメイドと姉妹なのか?どうりで似てると思ったぜ」
新メイド「そこのいる出来の悪いやつと同列扱いされるのは不愉快極まりないわね?」
男「なんだ?貴様はこの地獄のような施設で犯罪に手を染めるやつにかわいがられることに生きがいを見出していたのか?」
新メイド「なッ!?違うわよ!」
男「違わないな。だがそれは貴様自身も実は心の中でイヤだったんじゃないのか?俺の家でメイドをしていたとき、顔が引き攣ってたぜ?」
新メイド「…殺すッ!!今度こそ殺してやるわッ!!」
男「…ラスボスは貴様か。上等だ。今度は逃げないぜ?」
―――――
―――
―
新メイド「そこのいる出来の悪いやつと同列扱いされるのは不愉快極まりないわね?」
男「なんだ?貴様はこの地獄のような施設で犯罪に手を染めるやつにかわいがられることに生きがいを見出していたのか?」
新メイド「なッ!?違うわよ!」
男「違わないな。だがそれは貴様自身も実は心の中でイヤだったんじゃないのか?俺の家でメイドをしていたとき、顔が引き攣ってたぜ?」
新メイド「…殺すッ!!今度こそ殺してやるわッ!!」
男「…ラスボスは貴様か。上等だ。今度は逃げないぜ?」
―――――
―――
―
-同時刻 男友宅-
男友「ふぃー、データがじゃんじゃん来てるな。すべては男の読み通りってこった!これであとは無事に脱出さえしてくれれば勝ちだな」
カチャッ…キィ…
友メイド「………」 ヒタ…ヒタ…ヒタ…
男友「さて、俺の役目はほぼ終わりだな。無事を祈って―――」
友メイド「…ッ」 ヒュバッ!!
男友「…へ?」
ガッ!! ドガシャアアアアアアアアアアアッ!!
男友「ふぃー、データがじゃんじゃん来てるな。すべては男の読み通りってこった!これであとは無事に脱出さえしてくれれば勝ちだな」
カチャッ…キィ…
友メイド「………」 ヒタ…ヒタ…ヒタ…
男友「さて、俺の役目はほぼ終わりだな。無事を祈って―――」
友メイド「…ッ」 ヒュバッ!!
男友「…へ?」
ガッ!! ドガシャアアアアアアアアアアアッ!!
男友「うおわッ!?」
友メイド「ちっ…!?」
男友「ふん、やっと馬脚を現したね?でもまさか背後から手斧で切りつけてくるとは思わなかったよ?」
友メイド「…殺せと命令が下りました。お覚悟を」
男友「…こっちもえらいこっちゃだね」
友メイド「………」 スッ
男友「ちょっと…メイドさんが手斧片手に獣の目って…これは萌えるのか?」
友メイド「ちっ…!?」
男友「ふん、やっと馬脚を現したね?でもまさか背後から手斧で切りつけてくるとは思わなかったよ?」
友メイド「…殺せと命令が下りました。お覚悟を」
男友「…こっちもえらいこっちゃだね」
友メイド「………」 スッ
男友「ちょっと…メイドさんが手斧片手に獣の目って…これは萌えるのか?」
擦れた胃からは想像もつかない展開だな
いい意味でどうしてこうなった
いい意味でどうしてこうなった
友メイド「ッ!」 ヒュッ!!
男友「あああああああああッ!」
―――相手の利き手は右。手斧という武器の特性を考えれば、利き腕の方がおろそかになる。狙うはそこだ!
男友「っらあッ!」
友メイド「ニヤッ…!」 ヒュンッ!!
男友「なにッ!?」
―――この一瞬で左腕が交差して伸びてきた!?
友メイド「ああああああああああああああッ!!」
ズムッ!!
男「ぐげふッ!?」 グラリッ…
―――利き腕じゃないのにクソ重いカウンターパンチだな、おいッ!?
男友「あああああああああッ!」
―――相手の利き手は右。手斧という武器の特性を考えれば、利き腕の方がおろそかになる。狙うはそこだ!
男友「っらあッ!」
友メイド「ニヤッ…!」 ヒュンッ!!
男友「なにッ!?」
―――この一瞬で左腕が交差して伸びてきた!?
友メイド「ああああああああああああああッ!!」
ズムッ!!
男「ぐげふッ!?」 グラリッ…
―――利き腕じゃないのにクソ重いカウンターパンチだな、おいッ!?
男友「ぐあッ…」 ズキッ…
友メイド「勝負ありですね。では、今から殺害させていただきます」
―――マズイ。これは…殺される…。
男友「…くっ」
友メイド「さようなら…ご主人様」 ヒュンッ!!
男友「おい!?お前も…何か命令を受けて俺に雇われていたのか?」
友メイド「…!」 ピタッ…
友メイド「勝負ありですね。では、今から殺害させていただきます」
―――マズイ。これは…殺される…。
男友「…くっ」
友メイド「さようなら…ご主人様」 ヒュンッ!!
男友「おい!?お前も…何か命令を受けて俺に雇われていたのか?」
友メイド「…!」 ピタッ…
男友「君もあの施設で虐待されながら総院長の手駒として育てられた。そうだろ?」
友メイド「…それが何か?」
男友「俺も一応建設会社の社長だからな?まあお前の場合は俺を虜にして骨抜きにする感じだったんだろうが…それはいい」
友メイド「…何が言いたいのですか?」
男友「止めようぜ、こんなの。もう総院長の地位が失脚するのは間違いないんだ。命令に従う必要ないだろう?」
友メイド「…」
男友「呪縛から逃れてさ、俺の家のメイドとして働いてよ。それじゃダメなのかよ?」
友メイド「…ッ」
友メイド「…それが何か?」
男友「俺も一応建設会社の社長だからな?まあお前の場合は俺を虜にして骨抜きにする感じだったんだろうが…それはいい」
友メイド「…何が言いたいのですか?」
男友「止めようぜ、こんなの。もう総院長の地位が失脚するのは間違いないんだ。命令に従う必要ないだろう?」
友メイド「…」
男友「呪縛から逃れてさ、俺の家のメイドとして働いてよ。それじゃダメなのかよ?」
友メイド「…ッ」
男友「君が幼い頃からあの地獄のような施設で育ったことの辛さは俺には分からない。でもさ、もういいじゃないか。止めようぜ」
友メイド「し、しかし…!」
男友「だからさ、もう止めよう!」 ギュウ…
友メイド「うえあッ!?//////////」
男友「俺がさ、今まで以上に君を幸せにしてあげるからさ。だからもう、あの呪縛からは、解放されようよ。ね?」
友メイド「…い、いいんですかッ」
男友「ダメなわけねーだろ…」
友メイド「う、うあああああああああッ……」 ガシャアア…
―――――
―――
―
友メイド「し、しかし…!」
男友「だからさ、もう止めよう!」 ギュウ…
友メイド「うえあッ!?//////////」
男友「俺がさ、今まで以上に君を幸せにしてあげるからさ。だからもう、あの呪縛からは、解放されようよ。ね?」
友メイド「…い、いいんですかッ」
男友「ダメなわけねーだろ…」
友メイド「う、うあああああああああッ……」 ガシャアア…
―――――
―――
―
-同時刻 施設-
ガシャアアアアアッ!!
男「ハア…ハア…」
新メイド「フウ…フウ…」
男「しかしお前…マジで強すぎるだろ?」
新メイド「そういうアナタも、前回逃げ出した人間とは思えないくらい俊敏ねえ?」
男「なあ、この辺でもう止めにしないか?」
新メイド「………」
男「いいだろ…?もうお前が頑張る理由がどこにあるっていうんだ?」
ガシャアアアアアッ!!
男「ハア…ハア…」
新メイド「フウ…フウ…」
男「しかしお前…マジで強すぎるだろ?」
新メイド「そういうアナタも、前回逃げ出した人間とは思えないくらい俊敏ねえ?」
男「なあ、この辺でもう止めにしないか?」
新メイド「………」
男「いいだろ…?もうお前が頑張る理由がどこにあるっていうんだ?」
新メイド「理由は…ない。でも…でも!」
男「でももクソもねえよ。あんなカスみたいな人間にこびへつらう理由なんてない。
もう止めよう。これ以上戦っても何の意味もないぜ?」
新メイド「…し、しかし…!」
メイド「お姉ちゃん、もういいよ!」
新メイド「い、妹…」
メイド「私たち、ずっとしんどかった。でもこのご主人様に出会えてホントに嬉しかった。楽しかった!
この施設の外はまだまだ…希望に溢れてるんだよ!」
新メイド「………」
男「…お前、有能だろ?ウチで働けよ。まずは全壊した屋敷の修理からだけどな」
男「でももクソもねえよ。あんなカスみたいな人間にこびへつらう理由なんてない。
もう止めよう。これ以上戦っても何の意味もないぜ?」
新メイド「…し、しかし…!」
メイド「お姉ちゃん、もういいよ!」
新メイド「い、妹…」
メイド「私たち、ずっとしんどかった。でもこのご主人様に出会えてホントに嬉しかった。楽しかった!
この施設の外はまだまだ…希望に溢れてるんだよ!」
新メイド「………」
男「…お前、有能だろ?ウチで働けよ。まずは全壊した屋敷の修理からだけどな」
新メイド「…そ、そんなの…いいの?」
男「悪かったら言わねえよ。もう耐える必要はないんだ」
メイド「ね、そうしよう!?お姉ちゃん!」
新メイド「………」
男「…よし終わり!これでもう血なまぐさいことは終わりだ!」
メイド「うん、うん!」
新メイド「…う」 ボソッ
男「なに?」
新メイド「…ありがとう」
男「何言ってんだ、そんなお礼はいらな―――」
総院長「―――つけあがるなよクズ共がッ!どいつもこいつもクズは死ねぇぇぇぇぇええええッ!!」
ズダムッ!!
男「悪かったら言わねえよ。もう耐える必要はないんだ」
メイド「ね、そうしよう!?お姉ちゃん!」
新メイド「………」
男「…よし終わり!これでもう血なまぐさいことは終わりだ!」
メイド「うん、うん!」
新メイド「…う」 ボソッ
男「なに?」
新メイド「…ありがとう」
男「何言ってんだ、そんなお礼はいらな―――」
総院長「―――つけあがるなよクズ共がッ!どいつもこいつもクズは死ねぇぇぇぇぇええええッ!!」
ズダムッ!!
新メイド「あぐあッ!?」 ボタタタッ!!
総院長「ひゃははははははははははッ!!どいつもこいつも育てた恩を忘れたクズ共めが!
片っ端から死ねばいいんだよ、ぎゃはははははははッ!!」
男「お、おいッ!?」
―――拳銃ッ!?
新メイド「ハア…ハア…ぐあ…」 ボタボタボタッ…
メイド「お姉ちゃんッ!?」
新メイド「大丈夫…腕、かすっただけ…」
総院長「無様だな!?クズらしくてお似合いだ!!そのまま3人とも葬ってやろう?ひゃははははははははははッ!?」
男「…完全イカれてんな?」
―――どうする!?でも、このままじゃ…。ちくしょうがッ!!
総院長「ひゃはッ!?ぎゃははははははははははははははははッ!!」
?「てやああああああああああああああああああッ!!」
総院長「ひゃははははははははははッ!!どいつもこいつも育てた恩を忘れたクズ共めが!
片っ端から死ねばいいんだよ、ぎゃはははははははッ!!」
男「お、おいッ!?」
―――拳銃ッ!?
新メイド「ハア…ハア…ぐあ…」 ボタボタボタッ…
メイド「お姉ちゃんッ!?」
新メイド「大丈夫…腕、かすっただけ…」
総院長「無様だな!?クズらしくてお似合いだ!!そのまま3人とも葬ってやろう?ひゃははははははははははッ!?」
男「…完全イカれてんな?」
―――どうする!?でも、このままじゃ…。ちくしょうがッ!!
総院長「ひゃはッ!?ぎゃははははははははははははははははッ!!」
?「てやああああああああああああああああああッ!!」
おれなんてなぜか最初っから上条さんだったぜ!
なんでだろうな!
なんでだろうな!
総院長「なにッ!?うおっぷ!?」
ダムッ!! ボムムッ!!
少年「そいつをやっつけろー!みんなボールを投げまくれー!」
少女「やあ!やああ!!お姉ちゃんたちいじめるなー!」
ダムッ!! ダムッ!!
メイド「み、みんな…!」
総院長「こんのガキ共がああああああああああ―――うむッ!?」
男「―――残念、気を取られすぎたな?これで終わりだゲス野郎」 ズムッ!!
総院長「おぐあッ!?」
男「あああああああああああッ!!」 ガッ!! ドカッ!!
総院長「ぐげあッ…おぐ…かはぁッ………う………く……」 フラッ… ドサッ…
男「ふう………終わった…」
ダムッ!! ボムムッ!!
少年「そいつをやっつけろー!みんなボールを投げまくれー!」
少女「やあ!やああ!!お姉ちゃんたちいじめるなー!」
ダムッ!! ダムッ!!
メイド「み、みんな…!」
総院長「こんのガキ共がああああああああああ―――うむッ!?」
男「―――残念、気を取られすぎたな?これで終わりだゲス野郎」 ズムッ!!
総院長「おぐあッ!?」
男「あああああああああああッ!!」 ガッ!! ドカッ!!
総院長「ぐげあッ…おぐ…かはぁッ………う………く……」 フラッ… ドサッ…
男「ふう………終わった…」
メイド「か、勝ったんですか?」
男「ああ。子どもたちのおかげで隙ができたからな」
少年少女「やったぁあああああああ!!」
男「ありがとう」
メイド「みんなありがとーーー!!」
新メイド「…っ!」
男「さて、あとは―――」
犬「キャウン!!」 タタタタタタッ!!
男「お、ポチ!今回は大活躍だったな?」
犬「ワフッ!!(ここのイカれ職員共、全員もれなく園庭でノシてきやしたぜ?)」
男「人間複数相手に完全試合とは…さすがはジパングの伝説と呼ばれるだけあるな?」
犬「ワフフフフッ!!(ふはははははは!俺、最高!俺、強い!!)」
男「さて、男友さえあとは生き残っていれば…」
男「ああ。子どもたちのおかげで隙ができたからな」
少年少女「やったぁあああああああ!!」
男「ありがとう」
メイド「みんなありがとーーー!!」
新メイド「…っ!」
男「さて、あとは―――」
犬「キャウン!!」 タタタタタタッ!!
男「お、ポチ!今回は大活躍だったな?」
犬「ワフッ!!(ここのイカれ職員共、全員もれなく園庭でノシてきやしたぜ?)」
男「人間複数相手に完全試合とは…さすがはジパングの伝説と呼ばれるだけあるな?」
犬「ワフフフフッ!!(ふはははははは!俺、最高!俺、強い!!)」
男「さて、男友さえあとは生き残っていれば…」
ピ…ピ…ピ…
男「あ、もしもし?男友、そっちはどうだ?」
男友『おう男か!?そうやって電話かけてくるってことは勝ったみたいだな?俺もだぜ。ま、俺の魅力が勝利を呼び込んだってとこか?』
男「言っている内容がキモすぎるが、とりあえずよかったな」
男友『おう…うおおお!?ちょ、ちょっと!?』
友メイド『ご主人様ぁ♪大好きです!私を…私をこのままめちゃくちゃに…!あん、ちょっとぉ―――』
ブチッ ツーツーツー…
メイド「ど、どうしたんですかぁ?」
男「イラついたから切ってやった」
男「あ、もしもし?男友、そっちはどうだ?」
男友『おう男か!?そうやって電話かけてくるってことは勝ったみたいだな?俺もだぜ。ま、俺の魅力が勝利を呼び込んだってとこか?』
男「言っている内容がキモすぎるが、とりあえずよかったな」
男友『おう…うおおお!?ちょ、ちょっと!?』
友メイド『ご主人様ぁ♪大好きです!私を…私をこのままめちゃくちゃに…!あん、ちょっとぉ―――』
ブチッ ツーツーツー…
メイド「ど、どうしたんですかぁ?」
男「イラついたから切ってやった」
男「さて、と…帰るか」
メイド「ですね…」
新メイド「あ、でも…家…」
男「そういや、今、全壊なんだっけ?」
新メイド「ご、ごめん…//////」
男「まあいいや。今日はここでいいんじゃないか?」
少年少女「えっ!?お姉ちゃんたちが久しぶりに泊まってくれるの!?」
男「おう!そうだぜ」
少年少女「やったぁ♪」
メイド「…久しぶりだな。こんな温かい気持ち」
メイド「ですね…」
新メイド「あ、でも…家…」
男「そういや、今、全壊なんだっけ?」
新メイド「ご、ごめん…//////」
男「まあいいや。今日はここでいいんじゃないか?」
少年少女「えっ!?お姉ちゃんたちが久しぶりに泊まってくれるの!?」
男「おう!そうだぜ」
少年少女「やったぁ♪」
メイド「…久しぶりだな。こんな温かい気持ち」
メイド「お姉ちゃん、そう思わない?」
新メイド「うん…ずっと忘れてた気がする」
男「…さて、じゃあ気分のいい今のうちに契約を結んでおくか」
メイド「あ…」
男「おほん、君たち姉妹を俺の家のメイドに改めて任用する。期間は無期限。給与は出来高制で昇給あり。
衣食住は完全保障。何か質問は?」
メイド「ありませんっ!」
新メイド「…ない」
男「じゃあ採用決定!」
メイド「は、はい!」
新メイド「…はいっ」
―――――
―――
―
新メイド「うん…ずっと忘れてた気がする」
男「…さて、じゃあ気分のいい今のうちに契約を結んでおくか」
メイド「あ…」
男「おほん、君たち姉妹を俺の家のメイドに改めて任用する。期間は無期限。給与は出来高制で昇給あり。
衣食住は完全保障。何か質問は?」
メイド「ありませんっ!」
新メイド「…ない」
男「じゃあ採用決定!」
メイド「は、はい!」
新メイド「…はいっ」
―――――
―――
―
>>743
アレは残像かネタだ
アレは残像かネタだ
-エピローグ 1ヵ月後-
男「…コーヒーが飲みたいと言ってたんだけど」
メイド妹「ひぐあッ!?ああ、ああああ…ご、ごめんなさーいッ!?」
男「…いや、別にいいんだけど。てゆーかさ、お前の緊張はもしかして元々なのか?」
メイド妹「あ、うえ…えっと…そのっ…」 ガクガク
メイド姉「ちょっとまた間違えたの?そーそー、妹の緊張しぃは元から」
男「まあ薬は飲まなくなったからいいけど」
メイド姉「まあね」
男「そういう貴様は雇い主に対して普通にタメ口かよ?」
メイド姉「当たり前でしょう?何で私がアンタに『ご主人様ぁん♪』なんて言わなきゃいけないのよ」
男「そういう立場だろうが!だいたい初対面の時の清楚さはどうした!?」
メイド姉「ああ、あれ演技」
男「いともアッサリ切り捨てやがったですよこの女!?」
男「…コーヒーが飲みたいと言ってたんだけど」
メイド妹「ひぐあッ!?ああ、ああああ…ご、ごめんなさーいッ!?」
男「…いや、別にいいんだけど。てゆーかさ、お前の緊張はもしかして元々なのか?」
メイド妹「あ、うえ…えっと…そのっ…」 ガクガク
メイド姉「ちょっとまた間違えたの?そーそー、妹の緊張しぃは元から」
男「まあ薬は飲まなくなったからいいけど」
メイド姉「まあね」
男「そういう貴様は雇い主に対して普通にタメ口かよ?」
メイド姉「当たり前でしょう?何で私がアンタに『ご主人様ぁん♪』なんて言わなきゃいけないのよ」
男「そういう立場だろうが!だいたい初対面の時の清楚さはどうした!?」
メイド姉「ああ、あれ演技」
男「いともアッサリ切り捨てやがったですよこの女!?」
男「あ、そうそう。あの病院、解体だってよ」
メイド姉「まあ、当然のことよね」
男「総院長は数え切れないくらいの起訴状が出てるらしいぜ?その他虐待に関わっていたやつらも全員終わりだな」
メイド姉「てゆーか裁判ナシで全員島流しでいいわ」
男「…でもこれでやっと終わったって感じだな」
メイド姉「うん……ねぇ」
男「…ん?」
メイド姉「…あ、ありがと/////」 ボソッ
男「…はいよ」
メイド姉「まあ、当然のことよね」
男「総院長は数え切れないくらいの起訴状が出てるらしいぜ?その他虐待に関わっていたやつらも全員終わりだな」
メイド姉「てゆーか裁判ナシで全員島流しでいいわ」
男「…でもこれでやっと終わったって感じだな」
メイド姉「うん……ねぇ」
男「…ん?」
メイド姉「…あ、ありがと/////」 ボソッ
男「…はいよ」
メイド妹「あ!ご、ご主人様ぁ!そろそろ『あっちのお仕事』が…」
男「お!もうそんな時間か。やべ、俺も親父のお見舞いに行かないと」
メイド姉「ポチ連れて行きなさいよ、妹。子どもたち、みんなポチ大好きなんだから」
メイド妹「うん!あ、ポチちょうど来たぁ♪」
犬「ワフォフォフォンッ!(都合よくやってくるのがご都合主義ですぜ?)」
男「…施設は順調か?」
メイド妹「はい!ご主人様が施設を買い取って、あの子たちの居場所を確保してくれたの、みんな本当に喜んでます♪」
メイド姉「…でも、新しい施設長が妹って、ちょっと不安だったけどね」
男「いいじゃないか。うまくいってるんだろ?ただし、メイド業は向こう何年、ただ働きだぜ?」
メイド妹「衣食住つきなので何の問題もありませんっ!」
男「お!もうそんな時間か。やべ、俺も親父のお見舞いに行かないと」
メイド姉「ポチ連れて行きなさいよ、妹。子どもたち、みんなポチ大好きなんだから」
メイド妹「うん!あ、ポチちょうど来たぁ♪」
犬「ワフォフォフォンッ!(都合よくやってくるのがご都合主義ですぜ?)」
男「…施設は順調か?」
メイド妹「はい!ご主人様が施設を買い取って、あの子たちの居場所を確保してくれたの、みんな本当に喜んでます♪」
メイド姉「…でも、新しい施設長が妹って、ちょっと不安だったけどね」
男「いいじゃないか。うまくいってるんだろ?ただし、メイド業は向こう何年、ただ働きだぜ?」
メイド妹「衣食住つきなので何の問題もありませんっ!」
男「ま、とにもかくにもこれで大団円だな」
メイド妹「ですねー」
メイド姉「まあね」
男「さて、さあさあキリキリ働けよっ!」
メイド妹「…はいっ!」
メイド姉「はいはいっと」
Fin
メイド妹「ですねー」
メイド姉「まあね」
男「さて、さあさあキリキリ働けよっ!」
メイド妹「…はいっ!」
メイド姉「はいはいっと」
Fin
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