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    元スレ既出ジャンル「絶望巨乳委員長」

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    1 :

    携帯から行きます。

    2 :

    どこに行くの

    3 :

    『学校』

    委員長「……」

    クラスメイト「ニヤニヤ」

    委員長(私の机と椅子がない)

    「外でも見てみればぁwww」

    委員長(え?)

    委員長(あ……私の机……)

    委員長(ベランダから捨てられたのかな……)

    委員長(携帯とか入れっぱなしにしてたのに……壊れてないといいけど)

    4 = 3 :

    委員長(拾いにいかなきゃ……)

    「ニヤニヤ」

    「ニヤニヤ」

    クラスメート「ニヤニヤ」

    委員長(……)

    委員長(なんで、皆笑ってるんだろ)

    5 :

    つづけて

    6 = 3 :

    机の落ちている所

    委員長「中身無事かな」

    委員長「……」

    委員長「ノートも教科書も、全部破かれてる……」

    委員長「……」

    委員長「あれ、携帯がない。確かに入れてたはずなのに」

    委員長「もしかして……」

    委員長、ふいに教室を見上げる。

    「ばぁ~かwww!」

    そこには、自分の携帯を握る女の姿があった。

    7 = 3 :

    委員長は机を教室まで運び、女の所へ向かう。

    「落ちてたから拾ってあげたよ」

    委員長「あ、ありがと……」

    「せっかく拾ってあげたのに、それだけ?」

    委員長「え?」

    「普通、なんかあるでしょwww?ねぇみんな」

    「たしかにwww」

    「あるよねwww」

    委員長「あ、あの、私に出来ることならなんでもするから、携帯返して」

    「なんでも?」ニヤニヤ

    8 :

    鬱だ…

    9 = 5 :

    はやくはやく

    10 :

    既に死にたいけど?

    11 :

    ここでコブラが来るんですね?わかります

    12 = 3 :

    なんでこんな事になってしまったのか。
    ほんの一ヶ月前までは、毎日が楽しかったのに。

    そう、ほんの一ヶ月前はまでは、多くの友達に囲まれ、楽しい高校生活を送っていたはずなのだ。

    それが、高校三年生になったこの春から、今の有り様だ。

    原因は解りきっている。

    「なんでもしてくれるのかぁ、皆も聴いたよね?」

    「だったら携帯は返してあげよっかなぁ」

    全ては、この女のせいだ。

    13 :

    女がツンデレで性的にいじめられる展開だとぼかぁ、もう・・・!

    14 :

    ここから巨乳設定が生きてくるんですね

    15 = 3 :

    ことの始まりは、新学期最初のホームルームからだった。

    元からマジメで、去年からクラス委員長をやっていた委員長は、当然のように今年もクラス委員長に推薦された。

    二年間もやってきていたし、内申書にも書いてもらえるため、断る理由はなかった。

    16 :

    委員長「絶望した!! 巨乳なのに男共の注目を集めれない、影の薄さに絶望した!!」

    17 = 3 :

    そんな委員長と同じクラスに、色々な意味で目立つ者がいた。

    そいつは私立校なのに派手に染められた髪が特徴的で、自分の嫌なことは何一つしない、女王のような人物だった。

    「じゃ、こんなのいらないし、ハイ返すね」

    それがこの女だ。

    どうやら、彼女の勝手が許されているのは、彼女の祖父がこの学校の校長だということに関係しているらしい。

    孫を溺愛する校長は、女の我が侭を全て聞き入れていた。
    そして、それに逆らうものは……

    18 = 3 :

    そういうことがあり、教師すらも手出しの出来ない女だったが、マジメな性格の委員長は、見てみぬフリなど出来なかった。

    委員長「あの、これは皆で参加することですから」

    「え、なに?私に逆らう気?」

    委員長「逆らうとかじゃなくて……」

    委員長「とりあえず、今はホームルーム中ですから、携帯はしまいませんか?」

    「は?なんなのアンタ、うざいんだけど」

    これが、悲劇の始まりだった。

    19 :

    「うざい」ってほんと論理の欠片もない言葉

    20 = 3 :

    これをキッカケに、委員長は女のターゲットにされた。

    女も初めは、純粋に委員長の事が気に入らなかったのだろうが、今ではもう遊びでイジメていると言ってもいい。

    女は教師すらも従える権力を使い、まずはクラスメイト達を仲間に引き込んでいった。

    委員長をイジメろ。さもなくば、お前がイジメられるし、成績もどうなるか。

    女の鶴の一声で、かつての委員長の友達ですら、皆女の下に付いていた。

    そして、一ヶ月経った現在、委員長の味方や友達など、学校には一人もいなくなっていた。

    21 :

    うざったいと言うのは本来嫌味として言う訳であって
    真正面から売り言葉として言う言葉ではない
    つまり売り言葉として使う若者は本来の道を外れた
    道徳性の欠片も無い低俗な輩である

    22 = 3 :

    そうだ、もう私には友達なんて一人もいない。

    味方になってくれる先生もいない。

    学校なんて、正直嫌いだ。

    だけど、私は学校を休めない。

    委員長、帰宅

    委員長「ただいまぁ」

    「あら、おかえり。最近帰ってくるの早いわね」

    「夕飯は作っておいたからね。お母さんまたすぐに仕事だから」

    委員長「うん」

    「ごめんね、ご飯も一緒に食べれなくて」

    そう、私が学校へ行かないということは、この優しい母を裏切ることになるからだ。

    23 = 3 :

    幼い頃に父を無くした私を、ここまで育ててくれた母。

    母は高校受験に失敗した私を私立に通わせるため、朝から夜遅くまで働いている。

    仕事先の人間はうちの事情を理解してくれているらしく、こうして母が私に夕飯を作る時間などを与えてくれる。

    私はいつもそんなことはいいと言っているのに、母はいつも夕飯を作ってくれるし、お弁当だって作ってくれる。

    私の将来の幸せのことだけを考えて、頑張っているお母さん。

    そんな母に、学校へ行きたくないだなんて、言えるわけがない。

    24 :

    教育委員会があるだろGJ………

    25 = 3 :

    母は慌ただしく再び仕事へ向かう。

    私は母の作ってくれた夕飯を食べることにする。

    美味しい。

    うちのお母さんは料理上手だ。

    優しくて、美人で、料理も上手い。自慢の母親。

    私が一番尊敬している人。

    そんな人を、悲しませたくない。

    あと一年、そう、あと一年私が耐えればいいだけなのだ。

    いや、もしかしたらそれより早くほとぼりが冷めるかもしれない。

    今は、とにかく勉強して、国公立の大学に受かることだけを考える。

    それが、私が母に出来る恩返しだから。

    明日も学校で沢山勉強しないと。

    ……だけどやっぱり、学校のことを考えると憂鬱だ。

    26 = 3 :

    翌日

    委員長「行ってきます」

    と、家を出るが、既に母は仕事に出ていて、家にはいない。

    私は母の作ってくれたお弁当を鞄に詰める。今日のお弁当は私の大好きな唐揚げだ。
    お母さんの手作り唐揚げは凄く美味しい、今からお昼が楽しみだ。

    今日も、きっと女さんやその取り巻き、他のクラスメート達からも嫌がらせを受けるだろうけど、きっと耐え抜いてみせる。

    お母さんを悲しませるくらいなら、イジメられる方がマシだ。

    27 :

    絶望巨乳に惹かれて開いてみたら(´;ω;`)

    28 = 3 :

    「おはよう」

    教室に着いて、挨拶してみるが、誰一人返してはくれない。

    初めは、そのことに大きなショックを覚えたけれど、今ではもう慣れた。

    私は無言で席に向かう。よかった、今日は机も椅子もある。

    だけど油断は出来ない。前は、椅子にペンキが塗られていたことがあった。

    念を入れて机や椅子をチェックする。自分の席をこんなに警戒しなければいけないなんておかしな話しだと思った。

    私は次に、ロッカーをチェックする。

    29 :


    きっちりしてそう

    30 = 3 :

    私は教室の後ろに並ぶロッカーに向かう。

    私のロッカーは、同じ物が並んでいてもすぐに見つけられる。
    扉がボコボコにされているからだ。きっと放課後に男子が殴ったり蹴ったりしたのだと思う。

    ボコボコにされて、今にも壊れそうなロッカーを開ける。
    以前は鍵を付けていたが、ペンチや何かで破壊されるので無意味だと最近知った。

    ロッカーの中には、何も入ってない。
    昔は体操着や教科書などを入れていたのだけれど、切り刻まれるので今では全て持ち返っている。

    こうして確認するのは、物を盗られてるかじゃなくて、何かを入れられていないか確認するためだ。

    31 = 3 :

    よかった。今日は何もされていない。

    ちょっと前に、隣のクラスの子の財布が私のロッカーに入っていたことがある。
    もちろん、私はそんなことをしていない。

    だけど、誰も私の話を聴いてはくれない。
    女さんに嫌われている私の味方なんて、この学校には存在しない。

    危うく停学になる所だったが、必死に謝り、なんとかそれだけは避けて貰えた。
    それでも母にはばれてしまったが、母だけは私の言うことを信じてくれた。

    母は酷い悪戯ね、と優しく微笑んでくれた。

    32 = 3 :

    やがて授業が始まった。
    昨日ノートを破かれてしまったので、今日は新しいノートだ。

    流石に、授業中は嫌がらせもない。

    今日は、まだ何もされていない。

    嵐の前の静けさというべきか、何もされないのが、逆に不気味だ。

    それに、なんだか私を除いたクラスメート全員が、なにやらひそひそと話している気配がする。

    被害妄想だろうか?
    私の話をしているような気がする。

    気になって、授業に集中出来ない。

    33 = 3 :

    昼休みになった。
    楽しみにしていたお弁当が食べられる。

    クラスの皆がいくつかのグループを作っていくなか、私は一人でお弁当を広げる。
    せめて端っこの席ならばよかったのだが、あいにく私の席はクラスのど真ん中。

    私を避けるように端っこにグループが出来ている。もう慣れたとはいえ、やはり悲しい光景だ。

    「へぇ~、委員長のお弁当は唐揚げかぁ」

    孤立した私に、孤立するようにした張本人の女さんが話しかけてきた。

    「この唐揚げを食べてるから、委員長はそんなに胸が大きいのかな?」

    「www」

    「www」

    34 = 5 :

    はやくはやく

    35 = 3 :

    女さんたちに胸のことをからかわれる。

    自慢ではないが、いや、むしろ嫌なのだが、私の胸は大きい。

    Dカップくらいで成長が止まってくれたら嬉しかったのだが、私の胸は今も成長を続けている。

    大きい胸なんて、良いことは何もない。

    走ると揺れて痛いし、肩がこるし、見られるし、ブラジャーも可愛いくないし、値段も高いし、こうやってからかわれるし。

    「貧乏な癖に、そのおっぱいはどっから栄養を得てるんだろうね?」

    私だって疑問だ。
    お母さんも胸が大きいから、きっと遺伝だと思う。

    36 = 3 :

    「ねぇ、委員長て何カップなの?」

    委員長「え……」

    「教えてよ」

    委員長「は、恥ずかしいよ」

    嫌だ。コンプレックスである胸のカップのことを、言いたくなんてない。

    「なによ、せっかく昨日携帯返してあげたのに、恩を仇で返す気?」

    「そうだよ」

    「最低~」

    委員長「そ、そんな……」

    「ま、いっか」ニヤニヤ

    「これは放課後のお楽しみにしとかないとね」

    放課後のお楽しみ?嫌な予感しかしない。

    「じゃあね」ニヤニヤ

    ガシャアン。

    女さんは去り際に、私のお弁当を床に落としていった。

    38 = 3 :

    「あっ、ごめ~んwww」

    どう見ても、わざとだった。

    瞬間、カッとなった私はせめて一発相手の頬を叩いてやろうかと思ったが、すぐに冷静なる。

    こんな所で殴ってしまったら、今度こそ私は停学になる。いや、下手したら退学になってしまうかもしれない。

    グシャ

    「あ、ごめんwww」

    「やだ、私も踏んじゃった~www」

    私の大好きなお母さんの唐揚げが、目の前で踏み潰されてしまった。
    怒りと悲しみが沸き上がるが、ここで反応したら相手を喜ばせるだけだ。

    私は平気なフリをして、すぐにそれを片付けて、トイレに篭って少しだけ泣いた。

    40 = 3 :

    トイレは、この学校で唯一私が安らげる場所だ。

    誰もいないことを確認してから、溜めていた涙を流す。嗚咽がトイレに響く。

    委員長「ひっく……うぅ、お母さん、ごめんね……」

    私は母の気持ちを考えてみる。

    朝から晩まで働いて、とても忙しいのに、早起きしてお弁当を作ってくれる、母の気持ち。

    きっと私が友達と一緒に笑いながら食べているのだと思ってるのかもしれない。
    少し多目のおかずは、友達と交換出来るようにと思って作ってくれたのかもしれない。

    母の気持ちを裏切ってしまったような気分になって、私はもう一度繰り返した。

    委員長「お母さん、ごめんね……」

    42 = 3 :

    泣いたら、少しだけ楽になった。
    昼休みが終わるので、教室に戻る。

    すぐに午後の授業が開始される。
    お昼は何も食べていないので、お腹が鳴りそうで不安だ。

    そういえば、さっき女さんが言ってた言葉が気になる。

    『放課後のお楽しみ』

    何をするんだろうか。

    そういえば、午前に引き続きクラスの皆がひそひそと話している。
    何か小さなメモを渡されて、それに書きこんでいるのも見える。

    一体何をするんだろうか。
    きっと、私が何か嫌な目に会うのだ。

    時間が止まってくれれば、と思うが、そんなむなしい願いが届く訳もなく、放課後になってしまった。

    43 = 3 :

    「いいんちょ」

    いじわるな笑みを浮かべて、女さんが話しかけてきた。

    「放課後、ちょっと残ってよ」

    どうせ、何を言っても帰らせてはくれないのだ。

    「はい、見てこれ」

    委員長「?」

    見せられたのは、メモの山。私にはなんだかよくわからない。

    「クラスの皆、委員長と仲良くなりたいみたいでさ、このメモは全部委員長への質問です」

    「委員長はこの紙に書かれてる質問に全部答えてね」

    「携帯返してあげたし、クラスの皆と仲良くなるためなんだから、当然いいでしょ?」

    委員長「う……うん」

    嫌な予感が、した。

    44 = 14 :

    ・・・ゴクリ。

    46 = 3 :

    放課後だと言うのに、教室にはクラスメート全員がいる。

    私は一人教壇に立たされている。

    皆の悪意のある視線が痛い。

    「じゃあ一つずつ皆の質問言っていくから、委員長は全部答えてね」

    委員長「う、うん……答えられる範囲でね」

    「ううん、全部答えて」

    委員長「……」

    彼女には、私が何を言っても無駄なのだろう。

    「じゃあ最初の質問ね。え~なになに」

    「『委員長は何カップなんですか?』だってさ」

    早速、この質問だ。

    「字的にこの質問は男子だねwww」

    「やっぱ男子も委員長のおっぱい気になるんだwww」

    47 :

    支援
    リンカーンとかの鬱展開かんべんな

    48 :

    うーん

    49 :

    欝はいやだ~……でも見てしまう支援

    50 = 3 :

    皆の視線が、私の胸に集まる。

    腕で隠すようにしてみるが、大した意味はない。

    「ほら、早く質問に答えて」

    女さんが急かしてくる。
    答えないと言う選択肢はない。

    委員長「い、Eカップです……」

    子達「おぉ~」

    男子から歓声があがる。

    だけど、女さんはしかめっ面をしている。

    「ねぇ?本当にE?」

    委員長「う、うん。そうだよ」

    「本当のこと言わないと、ここでブラ取るよ」

    委員長「え!?」

    女さんには、どうやら嘘だと言うのがばれたようだ。これ以上隠すと、酷いことになる。

    委員長「ごめんなさい……本当は……Gカップです……」


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