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元スレ(たぶん)新ジャンル「ロリ騎士」
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新ジャンルって詳しくないけど
どんどん他の人が参戦してどのジャンル書いていくってものだっけ
どんどん他の人が参戦してどのジャンル書いていくってものだっけ
新ジャンルって言いたいだけだろ
特にルールや定義はない
好きにすればいい
特にルールや定義はない
好きにすればいい
俺は流浪の騎士。半年前まではある国に仕えていたのだが、民主主義化して警察機構が出来て騎士が要らなくなったとか言われたので流浪している。
流浪の末、私は先月このキルシェ国とやらに辿り着いた。どうやら名称はドイツ語辞書あたりから適当に採用されているようだがそれはさておく。
この国は未だに時代遅れの専制君主制と剣と魔法に頼っている。私に丁度良い。
名物は海産物とのことで、とても毛蟹がうまい。この甲羅を外して温めた地酒を垂らすと天国とか見える。お陰で金が尽きた。
ふと蟹屋のメニューを眺めていると、メニューの間に広告が張られていた。
『盗賊討伐隊 志願者募集』
ふむ、悪くない。俺はこれに志願すると店主に告げ、なんとか煙に巻いてツケにした。
国王に謁見した。退屈なので端折るが、頼りない国王である。少なくとも一生涯仕える気にはならない。俺は短期アルバイトという雇用形態で契約した。
「さて、ルクスと言ったかな。若い騎士よ」
「はっ」
「この討伐隊には既に三人の志願者がいる」
でなきゃ隊とは言わん。しかし少ないな。
「紹介しよう。我が直属の兵士二人と騎士一人、盗賊討伐隊の勇士達だ」
出て来たのは頼りない兵卒二人と。
俺は仰天した。
流浪の末、私は先月このキルシェ国とやらに辿り着いた。どうやら名称はドイツ語辞書あたりから適当に採用されているようだがそれはさておく。
この国は未だに時代遅れの専制君主制と剣と魔法に頼っている。私に丁度良い。
名物は海産物とのことで、とても毛蟹がうまい。この甲羅を外して温めた地酒を垂らすと天国とか見える。お陰で金が尽きた。
ふと蟹屋のメニューを眺めていると、メニューの間に広告が張られていた。
『盗賊討伐隊 志願者募集』
ふむ、悪くない。俺はこれに志願すると店主に告げ、なんとか煙に巻いてツケにした。
国王に謁見した。退屈なので端折るが、頼りない国王である。少なくとも一生涯仕える気にはならない。俺は短期アルバイトという雇用形態で契約した。
「さて、ルクスと言ったかな。若い騎士よ」
「はっ」
「この討伐隊には既に三人の志願者がいる」
でなきゃ隊とは言わん。しかし少ないな。
「紹介しよう。我が直属の兵士二人と騎士一人、盗賊討伐隊の勇士達だ」
出て来たのは頼りない兵卒二人と。
俺は仰天した。
俺は兵卒二人を無視して、まず『彼女』に訊ねかけた。
「ええと……私はルクス。あなたは一体」
中腰になり、視線の高さを調節しながら俺がそう問うと、彼女は自信満々に答えた。
「私はレルヒ=ロランド。先月騎士褒章を享けた、この国の正式な騎士です」
褒章て。この国は叙勲制度と騎士階級をごっちゃにしてんのか。
「若輩者ですが、どうかよろしく」
若輩過ぎる件。謙遜の言葉が自虐になってるよあんた。
世間一般はロリっていうよね。十二歳くらいに見える。いや、もっと下か?
鎧の中から大きな双眸が俺の目を覗き返している。
亜麻色の髪が兜の隙間から溢れている。ていうか王の面前でしょ。兜脱げよ。
なんか挙動が拙い。大人の礼儀作法をかいがいしく真似る子供のようだ。というか子供だ。
こんなのを盗賊団にけしかけていいのかよ。
俺は王を振り返る。王は満足げに頷いている。空気読め。
とりあえず年齢を聞いておかないと後々マズかろう。
「ええと、レディにご年齢を訊ねるのは失礼とは思いますが」
「先月、十五になりました。ロランド一族の末裔であります、淑女扱いは無用です」
ああ、見た目よりは年あるのね。でもミドルティーンを騎士として働かせるってどうなのよ。
こんなサイズの甲冑、一体どこで売ってんだ?
「白状しますと、剣技は未だ未熟であります。しかし、おu――国のため、民衆のための働きを願います」
今この騎士、王のためって言葉を飲み込んだ気がするのだがいいのだろうか。王の面前でしょ。
王を振り返るが満足げに頷いている。しかたない。こいつには道中の料理当番でもしてもらおう。
「ええと……私はルクス。あなたは一体」
中腰になり、視線の高さを調節しながら俺がそう問うと、彼女は自信満々に答えた。
「私はレルヒ=ロランド。先月騎士褒章を享けた、この国の正式な騎士です」
褒章て。この国は叙勲制度と騎士階級をごっちゃにしてんのか。
「若輩者ですが、どうかよろしく」
若輩過ぎる件。謙遜の言葉が自虐になってるよあんた。
世間一般はロリっていうよね。十二歳くらいに見える。いや、もっと下か?
鎧の中から大きな双眸が俺の目を覗き返している。
亜麻色の髪が兜の隙間から溢れている。ていうか王の面前でしょ。兜脱げよ。
なんか挙動が拙い。大人の礼儀作法をかいがいしく真似る子供のようだ。というか子供だ。
こんなのを盗賊団にけしかけていいのかよ。
俺は王を振り返る。王は満足げに頷いている。空気読め。
とりあえず年齢を聞いておかないと後々マズかろう。
「ええと、レディにご年齢を訊ねるのは失礼とは思いますが」
「先月、十五になりました。ロランド一族の末裔であります、淑女扱いは無用です」
ああ、見た目よりは年あるのね。でもミドルティーンを騎士として働かせるってどうなのよ。
こんなサイズの甲冑、一体どこで売ってんだ?
「白状しますと、剣技は未だ未熟であります。しかし、おu――国のため、民衆のための働きを願います」
今この騎士、王のためって言葉を飲み込んだ気がするのだがいいのだろうか。王の面前でしょ。
王を振り返るが満足げに頷いている。しかたない。こいつには道中の料理当番でもしてもらおう。
俺達は旅立った。盗賊団のアジトは馬車で一日の距離だ。盗賊に勘付かれない距離で一泊してから討伐に向かう予定だ。
ロリ騎士が昼寝している間に兵卒二人にあの騎士の事を問うと、だいたいの事が判った。
いわゆる子供の剣技道場ではエリートクラスであり、騎士道や心構え、学問、信仰心なども申し分ない。ただ、生まれつきの童顔故にロリ騎士の異名を恣(ほしいまま)にしているという。恣にしたところでどうよって話ではあるが。
他にもロリ騎士の好きな食事や嫌いな野菜、読書の趣味に下着の色まで教えて貰った。俺は辺りを見回したが、この道中には通報先はなさそうなので忘れる事にした。
日が暮れてからの野宿の設営中、火が十分に整う前に狼に囲まれた。この辺は多い。兵卒二人も慣れた様子で松明片手に円陣を組む。
俺も片手剣を構えて、狼の数を数えた。五、六。物陰にまだいたとしても、こちらは四人。背中を任せ合えば荷物に被害はあるまい。
「び、びええ」
謎な声に驚いて振り向くと、ロリ騎士が泣き出していた。可愛い。違う。この役立たず。三人と勘定した方がよさそうだ。
「ご安心を! ここは私が!」
「なに、私がついておりますゆえ!」
兵卒二人は無意味に猛々しい。
適当に松明突きつけながら剣で牽制しているうちに、狼はあっさり去った。
「……ええと、ロリ――じゃなかった、レルヒさん。設営は任せて食事の準備を進めてください」
半泣きの騎士はこくりと頷いて、無言で野菜を選別しはじめた。
ロリ騎士が昼寝している間に兵卒二人にあの騎士の事を問うと、だいたいの事が判った。
いわゆる子供の剣技道場ではエリートクラスであり、騎士道や心構え、学問、信仰心なども申し分ない。ただ、生まれつきの童顔故にロリ騎士の異名を恣(ほしいまま)にしているという。恣にしたところでどうよって話ではあるが。
他にもロリ騎士の好きな食事や嫌いな野菜、読書の趣味に下着の色まで教えて貰った。俺は辺りを見回したが、この道中には通報先はなさそうなので忘れる事にした。
日が暮れてからの野宿の設営中、火が十分に整う前に狼に囲まれた。この辺は多い。兵卒二人も慣れた様子で松明片手に円陣を組む。
俺も片手剣を構えて、狼の数を数えた。五、六。物陰にまだいたとしても、こちらは四人。背中を任せ合えば荷物に被害はあるまい。
「び、びええ」
謎な声に驚いて振り向くと、ロリ騎士が泣き出していた。可愛い。違う。この役立たず。三人と勘定した方がよさそうだ。
「ご安心を! ここは私が!」
「なに、私がついておりますゆえ!」
兵卒二人は無意味に猛々しい。
適当に松明突きつけながら剣で牽制しているうちに、狼はあっさり去った。
「……ええと、ロリ――じゃなかった、レルヒさん。設営は任せて食事の準備を進めてください」
半泣きの騎士はこくりと頷いて、無言で野菜を選別しはじめた。
食事を片付けていると、ニンジンだけ全く消費されていない事に気付いた。どんだけ子供だよ。煮込むとうまいのに。
三時間おきに交代で見張りを置く事にした。ただし、既に欠伸の耐えないロリ騎士は勘定から外した。
「寝てて良いですよ」
「お、おひぃてられます」
「いいんです。レルヒさん。育ち盛りなんですから寝てください」
「れ、れも」
「美容にも悪いですよ」
「騎士に、美容、なろ、不要、ふぁあ」
「いいから寝ろ」
こんなのをひとりで見張りさせても寝るに決まってる。もしくは朝にはひとりだけ全滅しているかのどちらかだ。逆におちおち寝てられん。
ロリ騎士はしばらく不服そうな表情を示していたが、気がついたら寝ていた。
「……へえ……膝かかえて、寝るんだ……」
兵卒の言葉につられて俺も寝顔を覗き込んだ。
兜外せよ。可愛いけど。違くて。寝にくいどころじゃないだろう。
整った寝息が続いた。
兵卒二人の目が血走っているので、結局俺はほとんど眠れなかった。
狼は何度か現れたが、兵卒二人の殺気に怯えて近寄ろうともしなかった。
結局兵卒二人はお互いに牽制し合う格好になり、不埒な行動はできなかったようではある。
「この国、大丈夫かなあ」
俺は朝焼けに問いかけて、伸びをした。
:今回はここまで
三時間おきに交代で見張りを置く事にした。ただし、既に欠伸の耐えないロリ騎士は勘定から外した。
「寝てて良いですよ」
「お、おひぃてられます」
「いいんです。レルヒさん。育ち盛りなんですから寝てください」
「れ、れも」
「美容にも悪いですよ」
「騎士に、美容、なろ、不要、ふぁあ」
「いいから寝ろ」
こんなのをひとりで見張りさせても寝るに決まってる。もしくは朝にはひとりだけ全滅しているかのどちらかだ。逆におちおち寝てられん。
ロリ騎士はしばらく不服そうな表情を示していたが、気がついたら寝ていた。
「……へえ……膝かかえて、寝るんだ……」
兵卒の言葉につられて俺も寝顔を覗き込んだ。
兜外せよ。可愛いけど。違くて。寝にくいどころじゃないだろう。
整った寝息が続いた。
兵卒二人の目が血走っているので、結局俺はほとんど眠れなかった。
狼は何度か現れたが、兵卒二人の殺気に怯えて近寄ろうともしなかった。
結局兵卒二人はお互いに牽制し合う格好になり、不埒な行動はできなかったようではある。
「この国、大丈夫かなあ」
俺は朝焼けに問いかけて、伸びをした。
:今回はここまで
「お、おかしら。キルシェ王が討伐隊を仕向けたという情報が」
「うろたえるな。我々は盗賊と呼ばれてこそいるが、悪法の是正を求める義族である。
理(ことわり)を忘れ、髪の愛を抛(なげう)つ者共に討伐されるような我が義ではないぞ」
「そ、それが……討伐隊の中に」
「臆するな。続けよ」
「ロランドのひとり娘が混ざってます」
「なんと! ああ、我がレルヒ。何故私を討つ隊に属するのか!」
(まーたおかしらの持病が出たよ)
(ああ、先月の馬上槍試合で一目惚れしたって相手か? なんか子供だったよな)
(求婚の手紙を書いたものの父親にすぐシュレッダーにかけられたって噂だ)
(お前にも娘いるだろ。十歳そこらの子供に求婚してくる三十代のおっさんの手紙、お前ならどうする?)
(そりゃあ、シュレッダーにかけるよ。二、三回は)
(だよなあ)
「馬を出せい! 砦に着く前に我が意を告げて来る!」
「おかしら、どちらの意を告げるので?」
「だれが求婚すると言った! 同じ過ちを二度繰り返す私ではない!」
「おかしら、落ち着け。義はどうした」
「ええい、黙れ! お友達から始めること、これこそ義を告げる事に他ならん!」
(なあ、お前の娘が三十代のおっさんに親睦を請われてたらどうする?)
(おかしら強いからなぁ。とりあえず通報して娘を匿うくらいしか)
(まあ、妥当だなぁ)
「うろたえるな。我々は盗賊と呼ばれてこそいるが、悪法の是正を求める義族である。
理(ことわり)を忘れ、髪の愛を抛(なげう)つ者共に討伐されるような我が義ではないぞ」
「そ、それが……討伐隊の中に」
「臆するな。続けよ」
「ロランドのひとり娘が混ざってます」
「なんと! ああ、我がレルヒ。何故私を討つ隊に属するのか!」
(まーたおかしらの持病が出たよ)
(ああ、先月の馬上槍試合で一目惚れしたって相手か? なんか子供だったよな)
(求婚の手紙を書いたものの父親にすぐシュレッダーにかけられたって噂だ)
(お前にも娘いるだろ。十歳そこらの子供に求婚してくる三十代のおっさんの手紙、お前ならどうする?)
(そりゃあ、シュレッダーにかけるよ。二、三回は)
(だよなあ)
「馬を出せい! 砦に着く前に我が意を告げて来る!」
「おかしら、どちらの意を告げるので?」
「だれが求婚すると言った! 同じ過ちを二度繰り返す私ではない!」
「おかしら、落ち着け。義はどうした」
「ええい、黙れ! お友達から始めること、これこそ義を告げる事に他ならん!」
(なあ、お前の娘が三十代のおっさんに親睦を請われてたらどうする?)
(おかしら強いからなぁ。とりあえず通報して娘を匿うくらいしか)
(まあ、妥当だなぁ)
俺達は馬車を隠し、敵陣近くまで歩みを進めていた。
俺は眠い目を擦りながら、片手剣を柄ごと振ってみた。握力に異常はない。意識もはっきりしている。
俺も多少歳は取ったものの、過去に使えた国における三日寝ずの篭城の経験と比べればなんてことはない。
怖いのは、同じくほぼ一睡もしていない兵卒二人が全く眠さを見せない事である。
この地域一帯から軟弱国家呼ばわりされているキルシェの兵士も、捨てたものではない。のかもしれない。
「お前ら、戦争の経験は?」
「ありません、騎士殿!」
「同じくありません!」
「ふむ。まあ平和な国だからなぁ。しかしお前らの覇気はなかなか見上げた物だと思う」
「レルヒ様の御許(おんもと)で翳る覇気など持ち合わせてはおりませぬ!」
「以下同文!」
当のロリ騎士は八時間きっちり寝た上で、朝食の後にまた兵卒Aの背中で寝ている。
兵卒Aは文句さえ言わない。兵卒Bにいたっては、さっきから十歩歩く度に「次俺! 次俺ね!」と囃し立てている。次っていつだよ。起こせよ。
ロリコン兵卒百人にロリを十人つければ三百の兵と戦えるのではないか。いやありえない。やはり眠いようだ。駄目だ俺。
「そこまでだ、諸君!」
また変なのが現れた。よく見たら敵の大将だ。何しに来たのお前。
俺は身構えて、剣に手を掛けた。
「人相書きそのまんまだな。盗賊団の長、ダーリエ」
馬に乗って薔薇を口に銜えているところまで一緒である。変態しかおらんのか、この国は。
「貴様が雇われたという流浪の騎士ルクスか。この中で一番強そうだな」
情報だだ漏れじゃん。キルシェ国のセキュリティどうなってんの。
「いかにも。一人でお目見えとは、神妙にお縄につく心構えが出来たとみえるな」
俺は兵卒二人を横目で確認した。教科書通りの要人警護体制だ。
ロリ騎士はさすがに兵卒Aの背中から降ろされたらしく、目をこすりながらきょろきょろと辺りを見回している。どんだけ平和ボケしてんだよ。
俺は眠い目を擦りながら、片手剣を柄ごと振ってみた。握力に異常はない。意識もはっきりしている。
俺も多少歳は取ったものの、過去に使えた国における三日寝ずの篭城の経験と比べればなんてことはない。
怖いのは、同じくほぼ一睡もしていない兵卒二人が全く眠さを見せない事である。
この地域一帯から軟弱国家呼ばわりされているキルシェの兵士も、捨てたものではない。のかもしれない。
「お前ら、戦争の経験は?」
「ありません、騎士殿!」
「同じくありません!」
「ふむ。まあ平和な国だからなぁ。しかしお前らの覇気はなかなか見上げた物だと思う」
「レルヒ様の御許(おんもと)で翳る覇気など持ち合わせてはおりませぬ!」
「以下同文!」
当のロリ騎士は八時間きっちり寝た上で、朝食の後にまた兵卒Aの背中で寝ている。
兵卒Aは文句さえ言わない。兵卒Bにいたっては、さっきから十歩歩く度に「次俺! 次俺ね!」と囃し立てている。次っていつだよ。起こせよ。
ロリコン兵卒百人にロリを十人つければ三百の兵と戦えるのではないか。いやありえない。やはり眠いようだ。駄目だ俺。
「そこまでだ、諸君!」
また変なのが現れた。よく見たら敵の大将だ。何しに来たのお前。
俺は身構えて、剣に手を掛けた。
「人相書きそのまんまだな。盗賊団の長、ダーリエ」
馬に乗って薔薇を口に銜えているところまで一緒である。変態しかおらんのか、この国は。
「貴様が雇われたという流浪の騎士ルクスか。この中で一番強そうだな」
情報だだ漏れじゃん。キルシェ国のセキュリティどうなってんの。
「いかにも。一人でお目見えとは、神妙にお縄につく心構えが出来たとみえるな」
俺は兵卒二人を横目で確認した。教科書通りの要人警護体制だ。
ロリ騎士はさすがに兵卒Aの背中から降ろされたらしく、目をこすりながらきょろきょろと辺りを見回している。どんだけ平和ボケしてんだよ。
「ふっ……」
盗賊団の大将は、指先で花を支えながら馬を降りた。
その花をどうするのかと見守っていたら着地と同時に取り落とした。
彼は悲しそうにしばらく薔薇を見つめてから、改めてポーズを決めて俺に剣先を向けた。
「我々は義軍!」
「拾えよ、薔薇」
「我々は悪法の是正を求め、強欲な地主しか狙わず、貧民に救いの手を差し伸べる事を生業とする」
「いや十分犯罪ですから」
「それゆえ、私は提案する」
俺はすこし間を開けてから、剣を柄に収めた。
「聞こう」
事を起こすのは、その提案とやらを聞いてからでも遅くはあるまい。
ともすれば戦いを避けられるかもしれない。
目が覚めたらしいロリ騎士が剣を抜いた。台無しじゃん。空気読め。
「私はロランド一家と親睦を深めたい」
「何だと!?」
ロリ騎士が叫ぶ。ロランドってなんだっけ。ああ、ロリ騎士の家系か。俺も続けた。
「親睦を深める理由はなんだ。キルシェ国は貴族を狙うお前の所業を許しはせんぞ」
「レルヒ様――あなたに宛てた恋文を、あなたの父上に握りつぶされた事は恨んではおりません」
俺は後ろ手に用意していたボウガンを撃った。
装填していた三発のうち一発が変態の左腕に刺さる。
「なっ……不意を突くとは! ルクスと言ったな! 貴様の騎士道は地に堕ちたか!」
「変態の扱いは騎士道の範疇外だ」
俺はムーブメントに矢をもう三発装填しながら、唾を吐いた。
盗賊団の大将は、指先で花を支えながら馬を降りた。
その花をどうするのかと見守っていたら着地と同時に取り落とした。
彼は悲しそうにしばらく薔薇を見つめてから、改めてポーズを決めて俺に剣先を向けた。
「我々は義軍!」
「拾えよ、薔薇」
「我々は悪法の是正を求め、強欲な地主しか狙わず、貧民に救いの手を差し伸べる事を生業とする」
「いや十分犯罪ですから」
「それゆえ、私は提案する」
俺はすこし間を開けてから、剣を柄に収めた。
「聞こう」
事を起こすのは、その提案とやらを聞いてからでも遅くはあるまい。
ともすれば戦いを避けられるかもしれない。
目が覚めたらしいロリ騎士が剣を抜いた。台無しじゃん。空気読め。
「私はロランド一家と親睦を深めたい」
「何だと!?」
ロリ騎士が叫ぶ。ロランドってなんだっけ。ああ、ロリ騎士の家系か。俺も続けた。
「親睦を深める理由はなんだ。キルシェ国は貴族を狙うお前の所業を許しはせんぞ」
「レルヒ様――あなたに宛てた恋文を、あなたの父上に握りつぶされた事は恨んではおりません」
俺は後ろ手に用意していたボウガンを撃った。
装填していた三発のうち一発が変態の左腕に刺さる。
「なっ……不意を突くとは! ルクスと言ったな! 貴様の騎士道は地に堕ちたか!」
「変態の扱いは騎士道の範疇外だ」
俺はムーブメントに矢をもう三発装填しながら、唾を吐いた。
変態は鬼の如き形相で俺を睨みつけ、剣を抜き、そのまま膝を地に落とした。
矢に塗った眠り薬が効いたらしい。
ロリ騎士が手錠を片手に変態に近づいた。
「わ、私はっ! そんな手紙など受け取ってはおらんぞ!」
逮捕しながら聞く事ではないと思うがどうか。
「では今ここで、思いをお伝えいたしま――」
兵卒二人が変態の言葉を遮って、その顔を踏みにじった。
ロリ騎士が溜息をついて、兜を脱いだ。
長い髪が兜から滑り落ちるようにたなびいて、ふわりと肩に降りる。
「一仕事終わったな……」
すこし殴りたい衝動に駆られたが、俺は聞き流した。
俺は兵卒二人の肩を叩いた。
「お前ら、レルヒさんと一緒に馬車まで戻って、この変態を縛り付けておいてくれ」
「騎士様は?」
「盗賊団のアジトは見ておく必要があるだろう。
――なに、相手の大将を取ったんだ。
あとはただの交渉さ。国に縁のない者が一人で行くのが丁度よかろう」
本音を言えば、疲れたから一人で行動したいというのが本音だ。
矢に塗った眠り薬が効いたらしい。
ロリ騎士が手錠を片手に変態に近づいた。
「わ、私はっ! そんな手紙など受け取ってはおらんぞ!」
逮捕しながら聞く事ではないと思うがどうか。
「では今ここで、思いをお伝えいたしま――」
兵卒二人が変態の言葉を遮って、その顔を踏みにじった。
ロリ騎士が溜息をついて、兜を脱いだ。
長い髪が兜から滑り落ちるようにたなびいて、ふわりと肩に降りる。
「一仕事終わったな……」
すこし殴りたい衝動に駆られたが、俺は聞き流した。
俺は兵卒二人の肩を叩いた。
「お前ら、レルヒさんと一緒に馬車まで戻って、この変態を縛り付けておいてくれ」
「騎士様は?」
「盗賊団のアジトは見ておく必要があるだろう。
――なに、相手の大将を取ったんだ。
あとはただの交渉さ。国に縁のない者が一人で行くのが丁度よかろう」
本音を言えば、疲れたから一人で行動したいというのが本音だ。
「という訳で来た訳だが」
「これはこれは。どうもご丁寧に」
アジトの悪党達は、悪党とは思えないほど低姿勢だった。
敵意はあったが、親分格を捕らえたことを告げると彼らは揃って剣を収めた。
戦う気がないのか、罠にはめる気か。どの道こちらも茶番には飽きていた。心地良い殺気の中、俺は久々に騎士としての意識を持ち直していた。
盗賊団のアジトは断崖を切り落として作られていた。石の冷たさが心地良く、家具も申し分なく整っていた。
副大将を名乗る男に茶を薦められた。俺は口をつけなかったが、毒が入ってる事はなさそうに感じた。
「あんたらの大将を捕まえた訳だが、ぶっちゃけ俺は、それ以上の命令は受けていない。
お前らこのまま解散する気はあるか」
「あの大将は大筋間違ってるとは思っていない」
「義族と言ったな。詳しく聞かせて貰えるか」
「それは」
「俺とて敬虔な騎士として生きてきた。その義に感ずる事があれば、別の形で助力できるかも判らん」
副大将は考え込んだ。
そのとき、入り口に別の部下が飛び込んできた。
「取り込み中すみません、副大将」
「何事だ。客人に失礼だろう」
「ええと、例のロリ騎士が迷子になってたので連れて来ました」
茶をいただいていたら噴き出していたところだった。
「こ、怖かったよう……」
敵陣に案内された事が怖かったのか、道に迷った事が怖かったのかは判らない。
ロリ騎士は俺の姿を見るなり剣を抜いた。
「て、敵め! ルクスさんを離せ! そ、そ、そ、そこに直れ! せ、せ、成敗してくれる!」
「落ち着け。別に捕まってません」
「ルクスさん! その茶にはきっと毒が! 飲んではいけません!」
「一応注意して飲んでませんが人聞きが悪過ぎます」
「私が連れて来られたのもきっと陰謀!」
空気読めよ迷子。そう思った矢先にロリ騎士は剣を振り上げる。
「悪党ども覚悟! てやあ! あっ」
鉄グローブを嵌めて近づいた部下の一人が、ロリ騎士の振り上げた剣を掴んで、ごく安全に取り上げた。
「これはこれは。どうもご丁寧に」
アジトの悪党達は、悪党とは思えないほど低姿勢だった。
敵意はあったが、親分格を捕らえたことを告げると彼らは揃って剣を収めた。
戦う気がないのか、罠にはめる気か。どの道こちらも茶番には飽きていた。心地良い殺気の中、俺は久々に騎士としての意識を持ち直していた。
盗賊団のアジトは断崖を切り落として作られていた。石の冷たさが心地良く、家具も申し分なく整っていた。
副大将を名乗る男に茶を薦められた。俺は口をつけなかったが、毒が入ってる事はなさそうに感じた。
「あんたらの大将を捕まえた訳だが、ぶっちゃけ俺は、それ以上の命令は受けていない。
お前らこのまま解散する気はあるか」
「あの大将は大筋間違ってるとは思っていない」
「義族と言ったな。詳しく聞かせて貰えるか」
「それは」
「俺とて敬虔な騎士として生きてきた。その義に感ずる事があれば、別の形で助力できるかも判らん」
副大将は考え込んだ。
そのとき、入り口に別の部下が飛び込んできた。
「取り込み中すみません、副大将」
「何事だ。客人に失礼だろう」
「ええと、例のロリ騎士が迷子になってたので連れて来ました」
茶をいただいていたら噴き出していたところだった。
「こ、怖かったよう……」
敵陣に案内された事が怖かったのか、道に迷った事が怖かったのかは判らない。
ロリ騎士は俺の姿を見るなり剣を抜いた。
「て、敵め! ルクスさんを離せ! そ、そ、そ、そこに直れ! せ、せ、成敗してくれる!」
「落ち着け。別に捕まってません」
「ルクスさん! その茶にはきっと毒が! 飲んではいけません!」
「一応注意して飲んでませんが人聞きが悪過ぎます」
「私が連れて来られたのもきっと陰謀!」
空気読めよ迷子。そう思った矢先にロリ騎士は剣を振り上げる。
「悪党ども覚悟! てやあ! あっ」
鉄グローブを嵌めて近づいた部下の一人が、ロリ騎士の振り上げた剣を掴んで、ごく安全に取り上げた。
副大将の訴えた義とは、筋道こそ立っているが方法まで同意できるものではなかった。
彼らは訴える。政府に黙認されているかのような大規模な脱税の事を。
その差額を負担させられる貧民達、その構図を支える、くたびれて歪んだ古くからの法律の数々の事を。
俺はかぶりを振って意見を制したが、彼は頷きながら尚も言葉を続けた。
「悪法もまた法。理解はしているが、然るべき手段で訴え続けるには、民衆は疲弊し切っているのです」
「……そら、専制君主制だしなぁ」
「私の考え方はおかしらとは違いまして」
「まあ、ロリコンじゃない時点でそうだろうけども」
副大将は立ち上がり、ロリ騎士に一通の封書を差し出した。
「キルシェ王の寵愛深いレルヒ様から、この嘆願書を王に言付けてもらえれば効果が高いのではないかと」
ロリ騎士は立ち上がり、柄に収めた剣先を床に立てて構えた。
「今後狼藉を働かないと誓うなら、その願い、聞き入れてやろう」
なんでいい格好する時だけ歪みねえんだよ、あんた。
「本当ですか!」
副大将は喜び勇んで跪いて、この地方の信仰のやり方で神に誓った。
見回すと、子分達もみな一様に跪いている。
改めて思ったが、この国は普通に平和だ。
彼らは訴える。政府に黙認されているかのような大規模な脱税の事を。
その差額を負担させられる貧民達、その構図を支える、くたびれて歪んだ古くからの法律の数々の事を。
俺はかぶりを振って意見を制したが、彼は頷きながら尚も言葉を続けた。
「悪法もまた法。理解はしているが、然るべき手段で訴え続けるには、民衆は疲弊し切っているのです」
「……そら、専制君主制だしなぁ」
「私の考え方はおかしらとは違いまして」
「まあ、ロリコンじゃない時点でそうだろうけども」
副大将は立ち上がり、ロリ騎士に一通の封書を差し出した。
「キルシェ王の寵愛深いレルヒ様から、この嘆願書を王に言付けてもらえれば効果が高いのではないかと」
ロリ騎士は立ち上がり、柄に収めた剣先を床に立てて構えた。
「今後狼藉を働かないと誓うなら、その願い、聞き入れてやろう」
なんでいい格好する時だけ歪みねえんだよ、あんた。
「本当ですか!」
副大将は喜び勇んで跪いて、この地方の信仰のやり方で神に誓った。
見回すと、子分達もみな一様に跪いている。
改めて思ったが、この国は普通に平和だ。
仕事は終わった。
王はねぎらいの言葉も忘れてロリ騎士をハグしたりしてたがその辺は割愛する。
とりあえず嘆願書は熟慮されたらしく、ほぼ一週間で大掛かりな税制の是正が敢行された。
この蟹屋の品揃えも、二割ほど下げられていた。よほど余裕ができたのか、メニューに河豚まで追加されている。
昨日の今日で追加されたメニューなので、常連は誰も頼んでいない。
俺は俺で、一ヶ月は蟹と地酒を楽しめるだけの額を獲得した。不服はない。
仕事は終わったが、騎士として仕える場所は見つからなかった。
この国は平和すぎる。少なくとも、血に塗れた騎士を必要とはしていない。
以前『討伐対募集』の張り紙があった場所に、『レルヒ様ファンクラブ会員募集』の張り紙が張られている。
むしろあの意味不明なロリ騎士の方が、この国、この時代に有用なのかもしれない。
次の国に旅立つべきだろう。ただ、旅の支度をするには少し金が心許ない。
もう一つ二つ、仕事があればいいのだが。
酒がほとんど尽き、もう一杯頼もうかと思った頃合いに、店に見慣れた顔が入って来た。
「いたいた。騎士様、その節はどうも」
兵卒AとBだ。
「どうした。お前らも一杯やるか」
「ちょっと今すぐ、折り入ってお願いしたい仕事がありまして」
「仕事?」
俺は立ち上がってみる。ほどほどに酔っているのが自分でもわかる。
騎士としてもただの戦士としても貧弱なコンディションと言える。
「無理だな。他のシラフな奴をあたってくれ」
「いえ、その」
兵卒が耳打ちした。
俺は唖然とした。
「……で、なんで俺?」
「いや……国のね、ほら、アレですし。あまり広く話題にしたくなく。で、ルクス様はその、信頼できる人かなと」
「……まあ……そうね。……うん……」
「いつまでって訳じゃないけど、早い方がいいんで」
「……うん。そうね……」
俺は残っていた酒を飲み干した。
それから俺は勘定を済まして、この国で二つ目の仕事に参加した。
家出したロリ騎士を捜索し、極秘裏に連れ戻すという仕事に。
end
王はねぎらいの言葉も忘れてロリ騎士をハグしたりしてたがその辺は割愛する。
とりあえず嘆願書は熟慮されたらしく、ほぼ一週間で大掛かりな税制の是正が敢行された。
この蟹屋の品揃えも、二割ほど下げられていた。よほど余裕ができたのか、メニューに河豚まで追加されている。
昨日の今日で追加されたメニューなので、常連は誰も頼んでいない。
俺は俺で、一ヶ月は蟹と地酒を楽しめるだけの額を獲得した。不服はない。
仕事は終わったが、騎士として仕える場所は見つからなかった。
この国は平和すぎる。少なくとも、血に塗れた騎士を必要とはしていない。
以前『討伐対募集』の張り紙があった場所に、『レルヒ様ファンクラブ会員募集』の張り紙が張られている。
むしろあの意味不明なロリ騎士の方が、この国、この時代に有用なのかもしれない。
次の国に旅立つべきだろう。ただ、旅の支度をするには少し金が心許ない。
もう一つ二つ、仕事があればいいのだが。
酒がほとんど尽き、もう一杯頼もうかと思った頃合いに、店に見慣れた顔が入って来た。
「いたいた。騎士様、その節はどうも」
兵卒AとBだ。
「どうした。お前らも一杯やるか」
「ちょっと今すぐ、折り入ってお願いしたい仕事がありまして」
「仕事?」
俺は立ち上がってみる。ほどほどに酔っているのが自分でもわかる。
騎士としてもただの戦士としても貧弱なコンディションと言える。
「無理だな。他のシラフな奴をあたってくれ」
「いえ、その」
兵卒が耳打ちした。
俺は唖然とした。
「……で、なんで俺?」
「いや……国のね、ほら、アレですし。あまり広く話題にしたくなく。で、ルクス様はその、信頼できる人かなと」
「……まあ……そうね。……うん……」
「いつまでって訳じゃないけど、早い方がいいんで」
「……うん。そうね……」
俺は残っていた酒を飲み干した。
それから俺は勘定を済まして、この国で二つ目の仕事に参加した。
家出したロリ騎士を捜索し、極秘裏に連れ戻すという仕事に。
end
読んだ。
「一人だけ全滅」「違くて。」とか別の意味で笑った。
中世っぽいのにシュレッダーとかセキュリティとか、雰囲気の欠片もない。
小説形式で地の文章が糞だと、頭が痛くなる。
ヘタクソなスレイヤーズとでも言うのか、ラノベ舐めてる厨が書きそうな文章。
ギャグならギャグで、無理せず台詞系にしたほうが、まだ読めただろう。
ストーリーはどうでもいいけど、終わり方は悪くない。
「一人だけ全滅」「違くて。」とか別の意味で笑った。
中世っぽいのにシュレッダーとかセキュリティとか、雰囲気の欠片もない。
小説形式で地の文章が糞だと、頭が痛くなる。
ヘタクソなスレイヤーズとでも言うのか、ラノベ舐めてる厨が書きそうな文章。
ギャグならギャグで、無理せず台詞系にしたほうが、まだ読めただろう。
ストーリーはどうでもいいけど、終わり方は悪くない。
新ジャンルスレで小説形式だの台詞系だのと堅苦しくなることはないだろう
ハードル上げてやるなよw
ハードル上げてやるなよw
新ジャンルって免罪符になるのか?w
誤爆スレにもレスしたが、小説書き慣れてないなら台詞系の方が妥当だろう。
誤爆スレにもレスしたが、小説書き慣れてないなら台詞系の方が妥当だろう。
>>71
「一人だけ全滅」はどう考えても狙ってるだろ
「一人だけ全滅」はどう考えても狙ってるだろ
>>76
語呂のギャグとしても解釈できるとは思うが、下手な文章の中にあるとただの間違いに見える。
前後をしっかり固めなければ、狙ってもやるべきじゃない。
ここを単に「ひとりだけやられる」と書いても、ほとんど効果は変わらんだろう。
語呂のギャグとしても解釈できるとは思うが、下手な文章の中にあるとただの間違いに見える。
前後をしっかり固めなければ、狙ってもやるべきじゃない。
ここを単に「ひとりだけやられる」と書いても、ほとんど効果は変わらんだろう。
誤爆スレの話は、こちらでレスしていいだろうかw
ギャグが他の要素に邪魔されて伝わって来ないのが、残念だと思う。
それだけの事で、余計なノイズを減らすには背伸びせず、台詞系でいいだろう、と、そう言いたい訳だ。
台詞系で十分な内容だし、ネタ創作なら尚更だ。
お上手、って言われるための場じゃないだろう。創作文芸板じゃないんだから。
ギャグが他の要素に邪魔されて伝わって来ないのが、残念だと思う。
それだけの事で、余計なノイズを減らすには背伸びせず、台詞系でいいだろう、と、そう言いたい訳だ。
台詞系で十分な内容だし、ネタ創作なら尚更だ。
お上手、って言われるための場じゃないだろう。創作文芸板じゃないんだから。
読んだよ!
場面の切り替えがあまりよく分からないけど面白かったw
誤字なのかギャグなのか分からない所はあるね。
場面の切り替えがあまりよく分からないけど面白かったw
誤字なのかギャグなのか分からない所はあるね。
姉騎士「国境警備隊から王都の部隊に転属したわ」
ロリ騎士「これからは姉様と一緒に暮らせるのですね。嬉しいです!」
姉騎士「これは国境警備隊の同僚達からあなたへのプレゼントよ。きっとあなたに似合うだろうって・・・」
ロリ騎士「な・・・何ですかこれは!? 女中の着る作業服ではありませんか!仮にも騎士たる私に対して何たる侮辱・・・!!」
姉騎士「許してあげて。みんな悪気はないのよ。それに、これけっこう可愛いじゃない。あなた好きなんでしょ? こういうの」
ロリ騎士「す・・・好きとか嫌いとかの問題ではありません!!」
姉騎士「いいから、ちょっと着てみなさいよ」パチン ガラガラ ガシャン
ロリ騎士「あ・・・ちょ・・・やめて・・・っ!!」
姉騎士「ほらほらぁ~、大人しくしなさい?」ガサゴソ(押さえ込んで服を脱がしている)
ロリ騎士「あぁ~っ!?」
ロリ騎士「これからは姉様と一緒に暮らせるのですね。嬉しいです!」
姉騎士「これは国境警備隊の同僚達からあなたへのプレゼントよ。きっとあなたに似合うだろうって・・・」
ロリ騎士「な・・・何ですかこれは!? 女中の着る作業服ではありませんか!仮にも騎士たる私に対して何たる侮辱・・・!!」
姉騎士「許してあげて。みんな悪気はないのよ。それに、これけっこう可愛いじゃない。あなた好きなんでしょ? こういうの」
ロリ騎士「す・・・好きとか嫌いとかの問題ではありません!!」
姉騎士「いいから、ちょっと着てみなさいよ」パチン ガラガラ ガシャン
ロリ騎士「あ・・・ちょ・・・やめて・・・っ!!」
姉騎士「ほらほらぁ~、大人しくしなさい?」ガサゴソ(押さえ込んで服を脱がしている)
ロリ騎士「あぁ~っ!?」
姉騎士「やっぱり可愛いわ!」
ロリ騎士「満足ですか・・・もう脱ぎますよ?」
姉騎士「なんでよぉ~、今日1日くらいはその格好で過ごしてくれてもいいじゃない・・・」
ロリ騎士「嫌です!何度も言うようですが私は騎士です!普通の少女とは違います!女である事は捨てました!!」
姉騎士「あなたみたいな子供の口から『女を捨てた』なんて言葉が出てくるとは思わなかったわよ・・・」
ロリ騎士「な・・・何となく勢いで言ってみただけです・・・」
ロリ騎士「満足ですか・・・もう脱ぎますよ?」
姉騎士「なんでよぉ~、今日1日くらいはその格好で過ごしてくれてもいいじゃない・・・」
ロリ騎士「嫌です!何度も言うようですが私は騎士です!普通の少女とは違います!女である事は捨てました!!」
姉騎士「あなたみたいな子供の口から『女を捨てた』なんて言葉が出てくるとは思わなかったわよ・・・」
ロリ騎士「な・・・何となく勢いで言ってみただけです・・・」
姉騎士「誠心誠意、主人にお仕えするという点では騎士と女中って似てるわね」
ロリ騎士「姉様ともあろうお方が何を仰るのですか・・・。騎士はその身命を賭して主君に忠節を尽くす者。
戦場にあっては盾となりお護りし、君命とあらば死すら厭いません。君臣の間は深い絆で結ばれているのです・・・」
姉騎士(それは理想論ね。あなたも大きくなれば判るわ・・・)
ロリ騎士「・・・その点、女中というのはしょせん金で雇われただけの使用人。ひとたび情勢が悪くなれば今までの君恩など忘れてあっさり他国にお鞍替えです。
騎士と女中では心構えが違います!」
女中頭「・・・それは聞き捨てなりませんね」
姉騎士「あら、女中頭さん」
ロリ騎士「あっ・・・いえ・・・私は・・・その・・・!!(汗)」
女中頭「確かに私達女中は騎士の皆様とは違い、命がけでご奉仕するような機会はございませんが、主君に対する奉公の精神は騎士の皆さんに勝るとも劣らぬつもりです。
良い機会です。なぜか女中服を召されているロリ騎士様に女中の何たるかを、一から叩き込んで差し上げましょう。姉騎士様、ロリ騎士様をしばらくお借りいたしますよ」
姉騎士「どうぞどうぞ。厳しく鍛えてやってくださいね」
(女中頭に引きずられていく)ロリ騎士「そんなぁー!? ごめんなさい!ごめんなさい!ごめn・・・」ズルズル
ロリ騎士「姉様ともあろうお方が何を仰るのですか・・・。騎士はその身命を賭して主君に忠節を尽くす者。
戦場にあっては盾となりお護りし、君命とあらば死すら厭いません。君臣の間は深い絆で結ばれているのです・・・」
姉騎士(それは理想論ね。あなたも大きくなれば判るわ・・・)
ロリ騎士「・・・その点、女中というのはしょせん金で雇われただけの使用人。ひとたび情勢が悪くなれば今までの君恩など忘れてあっさり他国にお鞍替えです。
騎士と女中では心構えが違います!」
女中頭「・・・それは聞き捨てなりませんね」
姉騎士「あら、女中頭さん」
ロリ騎士「あっ・・・いえ・・・私は・・・その・・・!!(汗)」
女中頭「確かに私達女中は騎士の皆様とは違い、命がけでご奉仕するような機会はございませんが、主君に対する奉公の精神は騎士の皆さんに勝るとも劣らぬつもりです。
良い機会です。なぜか女中服を召されているロリ騎士様に女中の何たるかを、一から叩き込んで差し上げましょう。姉騎士様、ロリ騎士様をしばらくお借りいたしますよ」
姉騎士「どうぞどうぞ。厳しく鍛えてやってくださいね」
(女中頭に引きずられていく)ロリ騎士「そんなぁー!? ごめんなさい!ごめんなさい!ごめn・・・」ズルズル
宮廷書記「お久しぶりです、姉騎士殿。近衛騎士団の副団長に就任されたそうで、おめでとうございます」
姉騎士「久しぶりね、書記。いいわよ、敬語なんて使わなくて」
宮廷書記「そう、でも戻って来てくれて嬉しいわ。あなたがいなくなってから張り合いが無くて・・・何せあなたは私が唯一ライバルと認めた女ですもの」
姉騎士「懐かしいわね・・・何かにつけて競い合っていたあの頃・・・」(遠い目)
宮廷書記「えぇ・・・私は『文』、あなたは『武』、お互い男性顔負けの才能を発揮して・・・考えてみれば比べようもないものを・・・」(同上)
姉騎士「あの頃、社交界は私達二人の噂で持ちきりだったわ・・・」
宮廷書記「・・・でも腰は私の方が細かったわよね」
姉騎士「・・・でも胸は私の方が大きかったわよね」
宮廷書記「何ですって!?」
姉騎士「何よ!?」
【キャットファイト開始】
姉騎士「久しぶりね、書記。いいわよ、敬語なんて使わなくて」
宮廷書記「そう、でも戻って来てくれて嬉しいわ。あなたがいなくなってから張り合いが無くて・・・何せあなたは私が唯一ライバルと認めた女ですもの」
姉騎士「懐かしいわね・・・何かにつけて競い合っていたあの頃・・・」(遠い目)
宮廷書記「えぇ・・・私は『文』、あなたは『武』、お互い男性顔負けの才能を発揮して・・・考えてみれば比べようもないものを・・・」(同上)
姉騎士「あの頃、社交界は私達二人の噂で持ちきりだったわ・・・」
宮廷書記「・・・でも腰は私の方が細かったわよね」
姉騎士「・・・でも胸は私の方が大きかったわよね」
宮廷書記「何ですって!?」
姉騎士「何よ!?」
【キャットファイト開始】
国王「ロリ騎士が女中頭に拉致され、女中としての教育を受けているというのは本当か?」
兵士A「はい陛下。女中頭殿直々に、言葉遣いから食器の上げ下げまで、厳しく仕付けられているとの事です」
国王「でへへ・・・女中服のロリ騎士たんにご奉仕してもらえるかもぉ・・・」
兵士A「えへ・・・えへ・・・それいいですねぇ。『ご主人様』なんて言われたら俺もう・・・」
騎士B「ロリ騎士殿が解放されました!」
国王・兵士A「キターッ!!」
ロリ騎士「オハヨウゴザイマス、コクオウヘイカ。オショクジニナサイマスカ? オフロニナサイマスカ? ソレトモ・・・」
国王「わぁっ!完璧に女中の口調になってる!!」
兵士A「でも何か様子が変ですよ? 目に光が無いというか・・・」
兵士B(ロリ騎士の顔を覗き込んで)「・・・精神が崩壊してやがる。女中頭め、一体どれだけ厳しい躾をしたんだ?」
兵士A「こんなのロリたんじゃなぁいっ!!」
国王「これはこれで良いかも・・・」
兵士B「・・・・・・性癖は人それぞれだね」
兵士A「はい陛下。女中頭殿直々に、言葉遣いから食器の上げ下げまで、厳しく仕付けられているとの事です」
国王「でへへ・・・女中服のロリ騎士たんにご奉仕してもらえるかもぉ・・・」
兵士A「えへ・・・えへ・・・それいいですねぇ。『ご主人様』なんて言われたら俺もう・・・」
騎士B「ロリ騎士殿が解放されました!」
国王・兵士A「キターッ!!」
ロリ騎士「オハヨウゴザイマス、コクオウヘイカ。オショクジニナサイマスカ? オフロニナサイマスカ? ソレトモ・・・」
国王「わぁっ!完璧に女中の口調になってる!!」
兵士A「でも何か様子が変ですよ? 目に光が無いというか・・・」
兵士B(ロリ騎士の顔を覗き込んで)「・・・精神が崩壊してやがる。女中頭め、一体どれだけ厳しい躾をしたんだ?」
兵士A「こんなのロリたんじゃなぁいっ!!」
国王「これはこれで良いかも・・・」
兵士B「・・・・・・性癖は人それぞれだね」
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