元スレ新ジャンル「戦隊ヒーローで自分以外少女」Part4
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
301 = 250 :
>>299
一番難しいのは男幹部だろう
302 = 251 :
>>262
満貫全席もワシントン条約やらなんやらで再現できないらしいww
>>263
メガテンとか懐かしい部類だしな
真メガテン以降異聞録以外やってない人間だからだがww
303 = 251 :
>>302
誤爆スマン
304 = 254 :
>>267
赤 「 耳がむずむずしてきた、耳かき何処置いたっけな ?」
トントン
赤「ん ?」
赤を呼んだのは……
青だった >>271
黄だった >>283
緑だった >>293
桃だった>GO!
そういえばココは基地ではなかった
【黄だった】→【…いや桃もきたな】
赤「う…うぅん…」むくっ…
桃「で…結局なんだったのかしら?」
赤「…黄の耳かきをしてたはず…」
桃「…それがなんであんなになってんのよ?」
赤「……さぁ?…あ!俺が耳かきしたかったんだ!」
桃「………」
赤「…さて…」ごそ…
桃「…あたしがやってあげるわよ…貸しなさい!」バッ!
赤「え?…なんで…?」
桃「…気まぐれよ…ただの…ほら、さっさと横になりなさい」ぽんぽん…
赤「いや…その…」
桃「…なによ…は、早くなさい!」
赤「…あ、ああ…」ごそ…
305 = 254 :
【…いや桃もきたな】②
桃「…変なとこ触るんじゃないわよ?」
赤「さ、触るわけないだろ…?(桃の…太もも…柔らかい…)」
桃「…ならいいわ…大人しくしてなさい?」カサカサ…
赤「…………(…甘い匂い…俺の買ってきたスイーツか…)」
桃「…まめに耳掃除しなさいよ?…まったく…」カサカサ…
赤「…ああ……痛っ…」
桃「…少しくらい…がまんなさい(…あら?…なんであたしがこんなこと…まぁいいわ…にしても赤の耳…酷いわねぇ…しょうがないんだから…)」カサカサ…
赤「………」
桃「はい、終わりよ…ふっ…」
赤「…ん……」
桃「ほら…次は反対…」
赤「…ああ…あ!?」ごそ…
桃「?…なによ…?」
赤「…いえ…なんでも…(…おっぱい…下から…くぅ!もちつけ!もちつけぇえッ!!)」
桃「?…まぁいいわ…」カサカサ…
赤「…………(…気持ちいいなぁ…)」
桃「…………」カサカサ…
赤「………すぅ…」
桃「…あら?…赤?…ちょっと赤!」
306 = 254 :
【…いや桃もきたな】③
赤「…すぅ…すぅ…」
桃「…すやすや寝てんじゃないわよ…人の頭って重いんだから…」
赤「…う…今洗濯を……すぅ…あ!」
桃「…うるさいわねぇ…人の太もも使ってるんだからもっと…」
赤「…桃…すぅ…」
桃「…え…?(…あたしの…夢…?)」
赤「…スイーツ代が…金が…すぅ…」
桃「………」
赤「…飛んで…ゆく…ちょっと待っ……はぁ!!」ガバッ!
桃「!?きゃあ!」
ぽよん♪
赤「わぷっあ!」ふにゅん…
赤「…なんだ!?前が見えない!…柔らかい…?いい匂いもするなぁ…」もみもみ…すんすん
桃「…ん…ちょ、ちょっと赤…それは…///」
赤「ん?…桃…?」ごそ…
桃「……よかったわねぇ…クッションがあって…」
赤「クッ…ション…だっ…てわぁああぁああ!!」バッ!
桃「……ふん…」
赤「…なにが?…どうなっ…ド…リーム…すみませんでしたぁー!!」
307 = 254 :
【…いや桃もきたな】④
桃「…………」
赤「ごめんなさい!ごめんなさい!」
桃「…いいわよ…」
赤「ごめんな…へ?ゆ、許してくれるの?ほ、ほんとに!?」
桃「…ほんとよ…それじゃ…あたしは行くわ…」ス…
赤「あ、ありがとう!桃!」
桃「!!…!」ピタッ…
赤「…ん…?どうした?変な格好で…?」
桃「…な、なんでもないわ!…やっぱりあんたが行きなさいよ!」
赤「…足…痺れたの…?」
桃「………」
…で…
桃「…もう少し優しく…」
赤「はい!こうですか!(…足がしびれるまでひざ枕してくれてたなんて…桃も以外に優しいなぁ…)」もみもみ…
桃「…そうね、そんなもんよ…」
赤「わかりました!(…恩返ししないとな…!)」もみもみ…
桃「……ふぅ~…(これじゃ…格好つかないわね…)」
308 = 254 :
>>303
ドンマイ
後は別に書く気になんねーだな…パース!
309 = 250 :
桃は甘いを通り越して、甘臭いの分類の様な・・・
だれだ!俺の部屋にあんこばらまいたのはっ!
310 = 251 :
>>304-307
すごい……かわいいです……
誰だ ! 空気なんて言った奴 !!
> 後は別に書く気になんねーだな…パース!
そうか、本当に乙だぜ
312 :
>>264続き
【いってらっしゃい】このパラレル…今週末には終わらせたいな
戦隊基地 玄関 早朝
金「…よいのか?挨拶もせず…」
赤「ええまぁ…手紙も置いてきたし…ってか金先輩がお酒なんか飲ませるから…」
金「…ん?…古来より別れの席は酒と決まっておるからのぅ?」
赤「…別れ…ですか…」
金「ほほほ…なにをしんみりしておる!再会の席もまた酒じゃ!別れを酒で惜しんだ後は再会を酒で祝うのじゃ!」
赤「…俺は飲んでませんがね…勝手に始めるし…だいたいお酒なんてどっから…」
金「秘密じゃ♪…それにお主が飲まんかったのは誰かさんとよろしくやっておったからじゃろ?…のぅ…ベランダで何を話して『やめてください!』
赤「…たいした話しはしてないですよ…早く行きませんか?」
金「…これはすまんかったようじゃな…じゃがのう…」
赤「…まだなにかあるんですか?」
金「お主にお見送りが来たようじゃ…わらわがここにおるのは無粋じゃな…先に行っておるからのぅ…」とことこ…
赤「…見送り…?」くるっ
313 = 312 :
【いってらっしゃい】②
青「…………」
赤「…青…」
青「…行くのか…?」
赤「ああ…急がないとな…(…目が赤い…寝てないのか…?)」
青「…そうか…これを持っていけ…」つ小箱
赤「…これは…?」ごそっ…
青「…まて…ここでは開けるな…お守りのようなものだ…」
赤「…お守り…ありがとう…」
青「……うむ…」
赤「…それじゃ…お別れだな…さよな…『いつか!』」
赤「え?」
青「…いつかここに…帰って…くるのだろう…?」
赤「……さぁ?それは…『はっきり言え!』
青「…頼む…」
赤「…帰って…(…来れるはずが…)」
青「…………」
赤「…………」
青「…………」
赤「…帰ってきますよ…ここには俺の…(…仲間達が…大切な人が…)………家見たいなもんだからね…」
314 = 312 :
【いってらっしゃい】③
青「……なら…!」
赤「……?」
青「さよならなんて言うな!
赤「!」ビクッ
青「…帰ってくるのだろう?…『行ってきます』…だ…」
赤「…青……わかった…行ってきます!」
青「…う…む…いって…らっしゃい…ぐす…」ふるふる…
赤「…あ、青さ『早く行け!』
青「…ぐす…また…な…ひっく…」タタタ…
赤「………」
金「…遅いと思ったら…なんじゃ…女を泣かせるとはお主も…いや…すまぬ…」とことこ…
赤「…なに謝ってるんですか?…さて、行きましょう!」
金「…うむ…そうじゃな…時は金なりとよく言うからのぅ…」
赤「…いまさらですけど…その姿の金先輩が言うとすごい違和感が…」
金「なんじゃと!これでもお主なんぞより人生経験は豊富じゃぞ!?そのわらわが言っておるのに…!」
赤「…はいはい…あと20年たったらよーく聞かせていただきますよ?」
金「…こわっぱが…言うようになったではないか…!今からお主の体によーく…ん?…お主……」
315 :
すごく・・・長編になりそうな展開です
いや、すまんな。気軽なノリで言ったんだが、ここまで話が広がるとは思ってもいなかった
316 = 312 :
【いってらっしゃい】④
赤「?…なんです?」
金「…ふん…やめじゃ、やめじゃ!はよう乗ってやらんと運転手がかわいそうじゃかならのぅ…」
赤「………」チラッ
運転手「………」じー
金「…じゃろ?」
赤「…確かに…じゃ、今度こそ行きますか!」
金「……そうじゃの…張り切って行くかのぅ!」
赤「…うす!」タタタ…
金「…酷い顔じゃのぅ……当たり前じゃな…誰も死にたくなどなかろう…特に大切なものに気が付いた者はのぅ…まったく…あのニブチンめ…今頃になって…」
赤「金先輩~?」
金「すまぬ!今行くのじゃ!(…赤はわらわが引き込んだ…じゃが…かわいい後輩をむざむざ死なせはせん…いや…誰も失うものか…)」トテテ…
青自室
青「…ぐす…また……」
青「…会えるんっ…だろう…赤…っく…」
青「…ぐす…ひっく…うぅぅ…赤ぁ…」
317 = 312 :
>>315
エボシのために最後の力を残しておいたモロのようなもんだぜ!
…ここまでぶっ飛んだ話になる予定はなかったけど…しかしまた何か考えとかねーと…
…それと相変わらず中二病くさい……あぁん
318 = 315 :
>>317
戦隊ヒーローなんだから中二臭くても問題ないさ
それと、ネタ考えるのつらくなったら募集するといいとおもうぜ
アイディア閃くきっかけになるかもしれんからな
319 = 312 :
ネタは…まぁ、キャラ固定されなきゃひとつの種から6、7個書けるんだし、まだイケると思うけど…
320 :
>>319
なんで半端にリアルなんだよwwwwwwwwwwwwww
321 :
>>316
【赤がいない】
戦隊基地 食堂
黄「おはよー!」ガチャ!
桃「………」
青「………」カチャカチャ…
黄「…あれ?青?…赤は?」
青「…今日付けで異動だそうだ…金先輩とな…」カチャカチャ…
黄「……え…?」
青「………」てくてく…
黄「そんな!?…僕には一言もなかったよ?…からかってるんでしょ…?」
桃「…こんなことであんたをからかう訳ないでしょ…あたしもさっき初めて聞いたわ…」
黄「…嘘だ!!……ねぇ?…嘘なんでしょ?ねぇ!?嘘って言ってよ!!」ぐいぐい
青「…嘘じゃない…手紙もある」つ手紙
黄「…嘘だよ…赤が…」がさがさ…
桃「………」
黄「………なんだよ…これ…」ふるふる…
桃「…ほんと…信じらんないわ…あの赤が選抜隊なんかに選ばれるなんてね…」
黄「…任期未定って…ならいつ帰って来るの!?」
青「…知らん…任務が終われば帰ってくるだろう…」
桃「…けっこう長そうね~…この手紙の他に仕事のマニュアルまで置いてったみたいだし…」
黄「…そんな……なんで…みんなそんなに落ち着いていられるの!?…黙って出ていかれたのに!?」
青「!」
322 = 321 :
【赤がいない】②
桃「…急だったんでしょ?手紙にもそう書いてあるじゃない……それに…」
黄「…そんなの勝手な都合じゃ『うっさいわね!!』
桃「いまさら…いまさら騒いだって赤は今頃空の上よッ!!こっからじゃどうしようもないじゃないのッ!!あんたはいちいち説明してやんないとわかんないのかしら!?」
黄「!?…僕だってそんなことはわかってるよッ!!だけどッ…こんなの…挨拶もなしにいっちゃうなんて……そんなの…」
桃「…あたしだってそう思うわよ!…だけどッ!…なんで…こんな急に…昨日だってそんなそぶりなんて全然…」
青「…………」
緑「…………」ガチャ…
黄「…………」
桃「…………」
緑「…?…どうしたの…?」
黄「……これ…」つ手紙
緑「……手紙…?」がさがさ…
緑「…これ…は…」
桃「…見ての通りよ…あの馬鹿…帰ってきたら…ただじゃ済まさないんだから…」
緑「…………」とてて…ガチャ!
黄「…最低だよ…赤…」
青「…………」
323 = 321 :
>>320
俺の限界だ…
ちなみに頭のチョココロネとクッキーがチャームポイントだぜ!
324 = 321 :
>>322続き【…またね…】
戦隊基地 ロビー
青「………」ずずっ…
青「…まずいコーヒーだ…」
青「…いれかた次第で同じ豆でもまったく味が違うんだな…」
青「………」
青「…あれから3日か…御飯と任務以外誰も部屋から出てこない…」
青「…ショックだったろう…私も…」
青「…いや…挨拶ができた私はマシなほうか…」
青「………」ずずっ…
緑「………」とことこ…
青「…ん?…どうしたんだ?緑…その荷物は…?」
緑「…話がある…」
青「…ふむ…?」
緑「…セクター3が墜ちたのは知ってる…?」
青「…うむ…数日前に報告を受けた…」
緑「…なら選抜隊の構成員ことも…?」
青「?…手紙に書いてあっただろう?『…金先輩を始め、各地区からの戦隊員を集めた選抜隊に参加し、セクター3の奪還を目指す…』とな…」
緑「…おかしい…」
青「…何がだ?別におかしなところなど…」
緑「…これを見て…」つ書類
青「…なんだ?これは…?」
325 = 321 :
【…またね…】②
緑「…各選抜員の情報と元の担当地区を照らし合わせた…」
青「……こちらのリストは?」
緑「…選抜隊員の中で…担当地区欄の記載が謝っているか、記載がない戦隊員の一覧…」
青「…こんなにか?…3分の1近いぞ…?」
緑「…金先輩もリストに入る…」
青「?…怪我で戦線を離脱していたからじゃないのか?…それか新しい戦隊員…いや、しかしこの重要な作戦に…」
緑「…私たちがここに配属されてそろそろ2年になる…あの見た目はありえない…」
青「………」
緑「…金先輩について調べてみた…」
青「…何がわかった?」
緑「…なにも…というより端末から得られる戦隊員としてのデータが存在しない…つまり『金』は戦隊に存在しない…」
青「…馬鹿な!偽物だとでも言うのか?…身分証やカードキー…なにより赤が認めていたんだぞ!?」
緑「…金だけじゃない…そのリストに入っている選抜員もデータは全く存在しない…」
青「…いったいどういうことだ!?」
緑「…わからない…だから私は本部で調べる…昨日出した転属願いも受理された…」
青「…な…に…?」
緑「…戦隊本部は何かを隠している…それで仲間が…赤が危険にさらされるなら…私は…」
青「…緑…?」
326 = 321 :
【…またね…】③
緑「…戦隊を…潰す…」
青「!?…馬鹿な真似はよせ!そんなこと出来るわけがないッ!」
緑「…青…私は…」
青「…まだ戦隊が私達を裏切ったわけではない…それに…赤だけでなく…緑もここを離れると言うのか?」
緑「…私は…いつも優しい赤が好き…」
青「…!」
緑「…厳しいけどほんとは恥ずかしがり屋な青も…いつも明るくて少し子供っぽい黄も…高飛車だけどほんとは寂しがり屋な桃も…みんな好き…」
青「…緑」
緑「…私はこの基地が大好き…だから…」
青「…私だってそうだ!…ここが私達の家だろう?…なぜ緑まで…」
緑「…ふふ…青ありがと…だけど…何か起こっしまってからでは遅い…すでに赤はここにいない…今からではもう遅いのかも知れない…でも私は行く…」
青「!…し、しかし…ぐす…」
緑「…私がなにをしに本部へ行くのか…青には話しておきたかった…私はいまから本部に向かう…」
青「…緑…ぅう…ひっく…」
緑「…泣かないで…青…」なでなで…
青「…ぐす…で…も…ひっく…」
緑「…私は帰ってくる…ここが私の…家…だから…」
青「うぇ…み、緑…ぐす…まっ…て…」
緑「…また…ね…」とことこ…
327 = 320 :
続々と死亡フラグが・・・
328 = 321 :
>>326【出撃】
赤「…着きましたね…」
金「………」ぶるぶる…
赤「…金先輩?いつまで俺に抱き着いてるんですか…?」
金「…飛行機…怖いのじゃ…」
赤「…もう着きましたから大丈夫ですよ…」
金「…だ、ダメじゃ…嘘じゃ!…まだ揺れておるぞ!」
赤「…揺れてるのは金先輩ですよ…目を開けてください…」
金「……むー…?」そー…
赤「…どうです…?」
金「うむ!うむ!地面じゃ!大地じゃ!赤じゃ!やったのじゃー!…赤!頑張ったわらわを褒めてくれ!」ぴょんぴょん!
赤「…え?…こう…?えらいえらい…?」なでなで…
金「ほほほ…感無量じゃのぅ!ほほほ!」
赤「…大丈夫見たいですね…じゃ、行きましょうか?」てくてく…
金「うむ!あ!待つのじゃ!わらわは歩幅が…」とてて…
作戦本部 近辺
レッド「…あん?遅いぞ!お前ら!いまから作戦概要の説明だ!」
赤「あ…すみません」
レッド「急げよ?…ん?お前も赤い色か!」
赤「え?まぁ一応…」
329 = 321 :
【出撃】②
レッド「何固くなってんだよ!俺はレッドってんだ!同じ色同士仲良くしようじゃねぇか!」
金「…なんじゃ…わらわは仲間外れかのぅ…寂しいのぅ…」
レッド「…いやいやそんなことはないぜ!……みんなで力を合わせなきゃこの作戦で生き残れない…だろ?」
赤「…みんな知ってるんですか?この作戦の意味を…」
レッド「…まぁな…このちっちゃい娘みたいな先輩に教えてもらったぜ…」ぽんぽん…
金「!…!!」ぷるぷる…
赤「…にしては明るいですね?」
レッド「まぁ最初はさすがに沈んだけどな…集まった仲間を見たら不安なんてぶっ飛んだぜ!」
金「…なんじゃー!ちっさくて悪かったの!わらわも好きでこんな格好してるわけではないのじゃあ!頭から手をのけんかぁ!!」
レッド「おっと…これは悪かったな…ははは!」
金「…若造がいい気になりおって…ここで引導を渡してくれようぞ…」ゆら~…
赤「ちょっと…も、もう行きますよ?金先輩?」
金「…ちっ…そこの赤いヤツ…命拾いしたの…」
レッド「…お前も大変だな…」ぼそっ…
赤「…慣れてますよ…」ぼそっ…
金「なんじゃ?なにをぼそぼそ話しておる?」
赤「…なんでもないですよ…さ、行きましょう…」てくてく…
金「…ほんとかのぅ…怪しいのじゃ…ほんとか?…のぅ…ほんと……」とことこ…
レッド「…ほんとにいろんなヤツが集まったもんだ…さて…俺も行くか…」てくてく…
330 = 321 :
【出撃】③
作戦本部
初代赤『戦隊ヒーローの諸君…よく集まってくれた!…私が今回の作戦の指揮をとる初代赤である!』
赤「…あれが…最初の…」
金「うむ…わらわの元同僚じゃな…偉くなったもんじゃのぅ…」
赤「…え?」
金「…なんじゃ?どうかしたのかえ?」
赤「…いえ…」
初代赤『…単刀直入に言おう…この作戦は…組織に対しての…自滅覚悟の特攻にほかならない!』
《…しーん…》
金「…声も出ぬのか…それとも…」
赤「…開き直りですか?」
金「…お主…」
初代赤『…だが…ここに集まった皆を見よ!!』
《…ざわ…》
初代赤『…各地で命を懸け、平和のために闘い抜いた猛者ばかりだ!…我々は精鋭である!!』
《…しーん…》
初代赤『ここに集まったものの気持ちはひとつだ!!自分を…仲間を…私を信じよ!!必ずや作戦を成功させ、ふたたびここに会いまみえん!!』
《おおおおおおぉぉおー!!》
金「…相変わらず口の上手いやつじゃのぅ…」
赤「…………」ぐっ…
331 :
【出撃】④
初代赤『うむ!その意気である!…それと…金!!いるであろう?来い!!』
赤「…金先輩…呼ばれてますよ?」
金「…なんじゃ?…まぁとりあえず…行ってくるかの…」とことこ…
金「相変わらず無駄にでかい声じゃ!!そう張り上げずとも聞こえておるわ!!」とことこ…
初代赤「…お前こそ…そんな姿でもその口の悪さは相変わらずだな…」
金「…ふっ…大きなお世話じゃ…」
初代赤「…こんな形で再会するとはな…出来ればもっと前に…」
金「…そんな話はどうでもよい…はよう皆への話を続けるのじゃ」
初代赤「…そっけなさも相変わらずだな…まぁいい…」
初代赤『…ここに紹介するのは…金…クローン隊員を代表してここに立ってもらった!』
《…さわ…さわ……》
赤「…金先輩……」
初代赤『これでは見世物のようだか…皆に戦隊本部の考えを知ってもらうためにはこれが1番よいと思う…』
初代赤『クローン隊員とは便宜上そう呼ばせてもらったが…本部の戦力不足解消のために研究、作成された戦うためだけの…いわば兵器だ…』
《…ざわ…ざわ…(そんな…馬鹿な!)……ざわ…(しかし…)…ざわ…》
初代赤『…静まれ諸君!…我々は非人道的な組織の進行に対抗するべく日夜自らを鍛え、危険な任務であっても皆の生活を守るためを思えばこそ志願した!…だが…戦力不足という問題にに関して本部がだした結論がこれだ!』
《…しーん…》
332 = 331 :
【出撃】⑤
初代赤『今回の作戦でも構成員の約3分の1がこの金のようなクローン隊員だ…上層部によるとこれはテストであるそうだ…』
《…(ふざけるな…)…ざわ…(なんの為に私は…)ざわさわ…》
初代赤『ふざけたことを…これではもはや組織と何も変わらん!だがこれだけは言っておく!例え造られたヒーローであっても金は…いや…ここにいるすべてのヒーローは全て仲間である!』
《おおおおおおぉぉおー!!》
初代赤『ありがとう諸君!…最後に…私は…この作戦を最後に…戦隊から独立しようと思う!』
《…(え…)…さわ…(…なら俺も)…ざわ…(でも…)ざわ…》
赤「…独…立…?」
初代赤『…戸惑うのも無理はない…しかし!このままでは我々はただの兵士となってしまう!…私が…諸君が志願した戦隊は平和のためにのみ組織と戦うものではなかったのか…?』
《…しーん…》
初代赤『…我々ヒーローは組織と戦うのではない!…人々の平和を脅かす悪と戦うのだ!戦隊員であるかどうかなど関係ない!人々のために戦うものすべてをヒーローと呼ぶのだ!!』
《おおおおおおぉぉおー!!》
赤「……人々の為の…ヒーロー…」
《初代!!初代!!初代!!初代!!……》
金「…ほんに相変わらず口の上手いヤツじゃ…」
初代赤「…それは褒め言葉と受け取っておこう…それより久しぶりの再会だ…後で『お断りじゃ』
金「…先約がおるのでな…そっちも相変わらずか…女とみれば手当たり次第…のぅ?」
初代赤「…先約をとったやつがうらやましいな…だいたいお前がいつまでも俺の気持ちに答えてく『わらわはもう行く』
金「…口説きより…皆に応えてやるのが先ではないかえ?…ではのぅ…ほほほ」とことこ…
初代赤「……まったく…あんな姿でも…金は金だな…さて…」
333 = 331 :
【出撃】⑥
初代赤『ありがとう!ありがとう諸君!!…次に作戦の説明に移る………』
金「…待たせたのぅ…赤?」
赤「いえ…金先輩こそあんなとこに…」
金「…ほほほ…見世物のことかえ?…そんなことは気にしておらん…お主は優しいのぅ…」
赤「…そんなことは…」
金「…謙遜は時に嫌みじゃ…素直に受け取るのじゃ!馬鹿者が!」
赤「…は、はい…」
金「うむ、それでよいのじゃ!…そろそろかのぅ?」
赤「…何がです?」
初代赤『…以上だ!…各自最善を尽くせ!!繰り越すが…諸君!ふたたびここで会おう!!…全部隊…出撃ッ!!』
《おおおおおおおおぉぉおおおー!!》ドドド…
金「…これのことじゃ…おお凄いのぅ…細かな作戦は現地の駐屯地で話されるようじゃな…」
赤「………(必ず…また…)」ぎゅ…
金「ん?…そういえば…お主が握っておるそのペンダントはどうしたのじゃ?」
赤「…これですか?…お守りですよ…」
334 = 331 :
【出撃】⑦
・
・
・
飛行機内
金「…うああ…揺れておる…揺れておるのじゃああ~…」ぶるぶる…
赤「…ちょ…金先輩…抱き着かないでくださいよ…そう簡単に落ちませんって!」
金「嫌じゃあ~!嫌じゃあ~!!」ぎゅう…
赤「……わかりましたよ…もう勝手にして下さい…」
赤「…そういえば青からもらった小箱…何が…」ごそごそ…ぱかっ
赤「薬莢…?チェーンがついてる…」チャリ…
赤「…青らしいと言うかなんというか…」
赤「…ん?なんだこの紙…」
『帰ってきたら…あの時の返事をくれ 青』
赤「……青…」
金「…うあぁあん!あ、赤!また揺れたぞ!墜ちておらんか!?のぅ!?平気か!?」
赤「…大丈夫ですよ…墜ちてませんよ…」
金「うぅ…早く!早く着くのじゃああ!!」
・
・
・
赤「…大切な…お守りなんですよ…」
金「…どうやら…わらわも片思いのようじゃのぅ…」ぼそっ…
赤「?…どうしたんです?」
金「…なんでもないのじゃ!それよりも…ほれ!早く行かんと遅れるぞ?」
赤「あ!…行きましょう!」タタタ…
金「うむ!出撃じゃー!!」とてて…
335 = 331 :
なげぇ…
死亡フラグだけど誰か死んだらまずいかな?
336 :
>>335
なんとも言いがたいが、初期と2スレ目までは少数だが死者が出るSSあったな
ヤンデレによる集団撲殺と白が能力使いすぎて・・・って奴があったことは覚えてる
337 :
パラレルだし、好きな風に書けばいいと思うよ
最近は出番がないけどいざとなったら「はっ!ド(ryという最終手段もあるし
338 :
平行世界って断りあるし大丈夫
面白い
339 = 336 :
>>337
懐かしいwwwwwwww
初期は都合悪くなるとそれつかったなww
一回誰かが気に入らないから、って介入させてからは廃れていったがなぁ・・・
340 :
>>337
赤白 「俺もうそれ使って終わらそうかと思ってる。」
341 = 331 :
おK
みんなサンクス!がんがるぜ!
342 = 331 :
>>334続き【作戦の成功を祈る】
ざー…ぶつっ…
?『……セクター3にかなりの数の戦隊員が向かいました』
女幹部「やはり…そうですか…」
?『それと…戦隊ではクローン技術を応用した戦闘員の開発に成功しました…』
?『今回の作戦でもかなりの人数が配置されます…作戦内容はまだわかりません…』
?『…以上です。追加で情報が入り次第連絡します…通信終わります』
女幹部「ご苦労様です…」
?『いえ…皆さんを…よろしくお願いします』ぶつっ…
女幹部「……戦隊本部も思いきったことをしますね…」
男幹部「…そうですね…まさか戦隊がクローン技術とは…戦隊の戦力が組織を上回れば…は我々の計画が…」
??「…だいじょうぶなのー」
女幹部「これは首領…ほんとうに大丈夫なのでしょうか?」
首領「…せんたいいんがそんなをみとめるはずないの…」
女幹部「…内部分裂が起こるということですか?…しかしそうなると……我々にはまだ時間が…」
首領「…わかってるの…まだはやすぎるの…」
男幹部「…救援に向かったザコーズと怪人も心配ですね…上手く救出出来るでしょうか…」
首領「…いまはじっとまって…しんじるしかないの…」
女幹部「…はい」
男幹部「…わかっております…」
343 = 331 :
【作戦の成功を祈る】②
選抜隊 駐屯地キャンプ 作戦本部
初代赤「うむ…報告ご苦労…」
深い色の緑「はっ!…失礼します!」てくてく…
初代赤「…ふぅ…さすがに数が多いな…やはり…」
金「…失礼するのじゃ!」パサッ…
初代赤「…来たか…かけてくれ…何か飲むか?…さすがに酒は出せんがな」がさごそ…
金「うむ…オレンジジュースを貰おうかのぅ…」ギィ…
初代赤「…よかろう…果汁100%だ…ありがたくいただけよ?」つジュース
金「…ふんッ…なにを偉そうに…」スッ…
初代赤「…ん?…いらんのか?」ひょいっ…
金「早くよこすのじゃ!…遊んでおらんとはようわらわを呼んだ理由を話すのじゃ!」ぴょんぴょん!
初代赤「…うむ…そうだな…金、お前は今の戦況をどう思う?」つジュース
金「…思わしくないのぅ…完全な消耗戦じゃ…組織はかなりの物資を持ち込んでおるようじゃ…それに対して我々は…」
初代赤「…うむ…組織の勢力下では補給すらままならん…今はまだ良いが…組織は続々と援軍を寄越している…このままでは…」
金「…仕掛けるのかえ?」ごくごく…
初代赤「…下手には仕掛けられん…セクターを制圧したところで組織がセクターごと我々を殲滅するのは目に見えている…」
金「ぷは…うまいのぅ!…で…本部はどう言ってきておるのじゃ…?」
初代赤「…本部か…胸糞悪い…このまま組織と戦闘を続けろだと…!補給も無しにそんなことが出来るものか!」
金「…他にもあるのじゃろう…?」ごくごく…
344 = 331 :
【作戦の成功を祈る】③
初代赤「…………」
金「…黙っとらんで何か言うのじゃ!ほれ!はよう言え!」
初代赤「…セクター制圧作戦についても報告した…『クローン部隊を送り込めはよい…壊れたらまた造ればよいのだ』…だそうだ…ふざけたことを…!!」
金「…ふむ…我々は完全に兵器扱いか…」
初代赤「…そんなことはできんッ!そもそも組織の戦闘員が報告より多い…クローン隊員の数からしてセクター制圧など不可能だ!」
金「…まぁ…普通に考えて部隊の3分の1での制圧は難しいじゃろうな…」
初代赤「…とにかくこの作戦に関して本部からはこれ以上協力は得られん…」
金「…お主が独立じゃとか調子に乗ったからではないかのぅ?」
初代赤「…それはない…通信士は信頼の置ける者を選んだ…本部の方もな…いわば同士と言ったところだな…それにもとより我々は本部の時間稼ぎに使われた…ただの駒だ…」
金「…戦隊はどこで間違ったんじゃろうな…仲間を駒として扱うとはのぅ…」
初代赤「……そんなことは今はどうでもいい…まずはは現状の打破だ…力を貸してくれ…」
金「…うむ…しかしのぅ…まずこのまま戦闘を続けるのは不可能じゃ…いずれ我々は消耗し、セクターの制圧すらできなくなるじゃろう…そうなればここは孤立無縁の地…待っているのは…」
初代赤「…全滅か…なら隊を支援隊と決死隊にわけセクターの制圧を試みるか?」
金「…支援隊の方は生存隊ということかえ?…決死隊が全滅すればそれも叶わぬ…それにこの部隊では皆が決死隊に志願するぞ?」
初代赤「…それは頼もしいが…ならばどうする?いっそ全隊で突撃し…セクターを制圧、組織ともども全滅か?」
金「…今の状況…組織はどう見ておると思うかえ?」
初代赤「組織?…このままならば選抜隊を退けられる…か?」
金「…そうじゃ…例えセクターに侵入されようとなんとか撃退出来る数ならば組織は撃退を優先するはずじゃ…」
初代赤「それは…確かに…」
345 = 331 :
【作戦の成功を祈る】④
金「組織とてセクターは渡したくないじゃろうからのぅ…そこでじゃ…隊を2つにわけ、方方が敵を引き付けている間にもう片方がセクターを制圧するのじゃ…」
初代赤「…しかしそう上手く行くか?…失敗すれば…それもまた…」
金「…制圧隊が全滅した際は残りは突撃か撤退じゃな…それができるだけの数は陽動隊に裂く…3分の2くらいかの…こちらは数を悟られんよう波状攻撃を仕掛ける…」
初代赤「…ふむ…」
金「…制圧隊は4ついや5つくらいに分けるかのぅ…目的は中枢区の制圧と物資の確保じゃ…そこを制圧出来ればなんの気兼ねもなく外の組織も叩けるじゃろう?」
初代赤「…各小隊の人数が少な過ぎじゃないか?…その人数では各個撃破されるのがオチだ…」
金「…誰がそのまま突入すると言った…波状攻撃にはまだ目的がある…小数の制圧隊には組織の雑魚の戦闘スーツを着せる…乱戦に紛れてセクターに侵入するのじゃ…何度もな…」
初代赤「…なるほど…雑魚のスーツならその辺に腐るほどあるしな…」
金「…全制圧隊がセクターに侵入したら…」
初代赤「…陽動隊は戦線を拡大し…時間稼ぎか…」
金「…うむ…短時間での制圧も考えたが恐らくは無理じゃ…制圧寸前にセクターを爆破されるじゃろう…気付かれたらおしまいじゃが…この作戦なら制圧隊が全滅しても戦闘は可能じゃろう…」
初代赤「…それで行く…制圧隊はお前に任せる…陽動は俺が引き受けた」
金「ほほほ…おいしいところをいただくのぅ…」
初代赤「…俺はレディには優しいんだ…見返りを要求する…生き残れよ?」
金「こっちの台詞じゃ…それにしても…ほほほ…こんな小さい娘にレディじゃと?…ほんにお主は……まさか…ロリコンなのかえ?」
初代赤「……お前だからだ…」
金「…くっさい台詞を吐きおって…この作戦…引き際も重要ぞ?…セクターが爆破された際…近くにおれば外の陽動隊とて無事にはすまぬ…」ギィ…
初代赤「…行くのか?…助かった、礼を言う…」
金「…まだ早いぞえ?…すべては作戦が成功してからじゃ…ではのぅ…」とことこ…
初代赤「…ああ、そうだな…気をつけろよ?」
金「…互いにのぅ……作戦の成功を祈る…」パサッ…
347 = 331 :
【甘ちゃん】
緑「…ダメ…」パタパタ…
緑「…ここもダメ…」パタパタ…
緑「…今の私のアクセス権ではこれが限界…」
緑「…………」ギリッ…
緑「…ハッキングは私の専門分野ではない…でも…」パタパタ…
ガチャ…
緑「…!…」くるっ
?「失礼します。…緑さん…ですね?…あなたにお話があります」
緑「…………」
選抜隊 駐屯地キャンプ
赤「なぜですか!?」ダンッ!
金「…うるさいのぅ…もう決まったことじゃ…お主は自分の任務を…『俺も行きます!!』
赤「…金先輩みたいな隊員だけが危険な任務につくなんて…!おかしいですよ!!…これは俺だけじゃなく他の隊員も同じ意見です!」
金「…クローン隊員のことを言っておるのかえ?…しかしのぅ…この編成には意味があるのじゃ…」
赤「…意味…?」
金「そうじゃ…戦隊がわらわ達を主力として使ったという事実が欲しいのじゃよ…初代赤が狙っておるのは残りの戦隊員の呼応…いやメッセージじゃな…これが今の戦隊本部である…という感じかのぅ…」
赤「…………」
348 = 331 :
【甘ちゃん】②
赤「…………」
金「…口では生き残れとは言っておるが…あやつは我々の全滅も視野に入れて物事を考えておる…そうなったとき…」
赤「…置いてきた仲間になにかを残せると…?」
金「なんじゃ!?もう諦めておるのかえ?心配するでない!…この作戦は必ず成功させる…わらわとてせっかくの第二の人生…まだ終わるつもりなどこれっぽっちもないのじゃ!ほほほ…」
赤「…それでも…それでも金先輩を…仲間を…造られただけということで区別なんかしたくない!!」
金「…お主…」
赤「ここにいる限り俺達は仲間なんでしょう!?なら…」
金「…ぬかせこわっぱ!!ならば言うてやろう!お前のような甘ちゃんはかえって足手まといじゃ!!…制圧隊は例え仲間を切り捨てようと任務を果たさねばならんのじゃ!!」
赤「…!」
金「…制圧隊が失敗すればわらわ達はもとより、お主達陽動隊もいずれ力尽きる……ちっとは成長しかと思うておったが…まだまだひよっこじゃのぅ…お主には任せられん!」
赤「くっ!!」
金「…この話はこれで終いじゃ…わらわは忙しいのじゃ!…お主もはよう初代赤から自分の任務を確認するのじゃ!ほれ!はよう行け!」
赤「…はい…失礼…します…」タタタ…
金「…あやつはいつまでたっても子供のように純粋じゃな……お主のようなものを本当のヒーローと言うのかもしれん…」
金「…しかしそれもまた生き残ってこそじゃ……例え英雄的行動をとろうと死んでしまってはなんの意味もないとはよく言う言葉じゃ…」
金「…じゃが…わらわ達の死には意味がある…まったくおかしなことよのぅ……ちっ…赤の弱気が移ったようじゃ…」
金「…生き残って欲しいものよのぅ…赤も…他の後輩も…」
349 = 331 :
【甘ちゃん】③
レッド「…やれやれ…まるで母親みてーじゃねーか!」てくてく…
金「…なんじゃ…お主もクローン隊員じゃたのか…盗み聞きとはいい趣味じゃのぅ…」
レッド「まぁな…しかし、あんだけ騒がれて盗み聞きもなにもねーだろ?」
金「…なら耳を塞げばよいじゃろ?」
レッド「…まったくですねぇ…いやはやすみませんね、隊長さん……しかしここに集まったのは有望な後輩ばかりじゃねーか…俺は胸にじーんときたぜ…」
金「…ふっ…あやつはわらわの1番のまな弟子じゃ…当然のことじゃな…ほほほ…」
レッド「…必ず成功させるぜ…この作戦はよ…」
金「当たり前じゃ!キリキリ働くのじゃぞ!?」
レッド「…がってん了解しましたぜ!隊長さん」
金「…ふん…軽いやつじゃのぅ…まぁよい…頼りにしておるぞ?」
レッド「…はいよ!任せてくれってんだ!…また一花咲かせられるとは…まったく俺はツイてるってもんぜ!」
金「…咲かせるなら1人で頼むのじゃ!わらわはごめんじゃぞ?ほほほ…」
レッド「…けっ…冷たいねぇ…」
金「…ほほほ…冷たくて悪かったのぅ…」とことこ…
レッド「…いやいや…俺達はそれくらい冷たいほうが調度いい…だろ?」
金「…そうじゃな…そのくらいで調度いいのじゃ…」パサッ…
レッド「…あんたも十分甘ちゃんじゃねーかと俺は思うがね……ま、やるれるだけやるさ…」
350 = 331 :
【協力】
緑「…誰…?」
?「申し遅れました…私は白といいます…本部の情報部に所属しています」
緑「…なんの用…?(…情報部…何か掴めるかもしれない…)」
白「(パシッ…)…お話ですよ…宜しければご一緒にお食事でもしながら…」
緑「…ここではまずいの…?(…仲良くなるのは悪くない…でもまだ信用できない…)」
白「(パシッ…)…ええ…まぁ…あまり聞かれたくない話ですし…」
緑「…行く…(…このままではどのみち手詰まり…危険はどちらも一緒…)」
白「(パシッ)…ありがとうございます…では、行きましょう…」てくてく…
緑「…………」とことこ…
お食事処 『デニーロズ』
白「…ここなら大丈夫でしょう…なにを頼みますか?」
緑「…ミートスパゲティー…(…まずは食事…いきなり話では相手を警戒させる…)」
白「(パシッ…)…わかりました…私は…」
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