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元スレ新ジャンル「今にも剥がれそうで剥がれない唇の皮」
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男「お茶請けといえば、なんといっても一番に出てくるのはおせんべい。
醤油ベースのあまーい味の『ぽたぽた焼き』に、クリームを煎餅に纏わせた和洋折衷『雪の宿』。
古きよきバリボリとした硬い食感の『まがりせんべい』に、ソフトだけどパリンと割れてサクサクな『ぱりんこ』。
あぁ、どれも甲乙付け難いなぁ……。ねぇねぇ、女さんは、亀田と三幸どっちが好き?」
女「ふむ、話しの腰を折って悪いが、三河屋製菓で。あそこのえびせん詰め合わせは美味しいんだよ。
特に美味しいのが『いかボン』、あの甘さが実に堪らないんだなぁ。塩気のきいたわかめせんべいとのコンボは、
駄目だと思っていてもついつい手が止まらなくなる……。いやはや、実に危険なおせんべいだよ、うむ」
男「えびせん詰め合わせのはずなのに、いかとわかめって、それってちょっとおかしくない?
まぁいいや。へー、そっか、女さんってえびせんが好きだったんだ」
女「一口で食べれるサイズの物が多いからな、唇にあまり触れなくてすむというのもある。まぁ一番の理由はやっぱり味だが。
そうそう、後はショッピングセンターなんかでは余り見かけないが、えびせんべいの里もオススメだな。
ミックスが一袋五百円と少々高いが、350g入ってるから量的に申し分ない。
なにより味が抜群でな、一度食べたらもう他のえびせんが……うんたらかんたら」
男「(なんだか、長くなりそうだなぁ……。聞くんじゃなかったかも……)」
――5分後
女「しかし駄菓子屋で売っているような、赤い昔ながらのえびせんも捨てがたいわけで。
いやー、やっぱりえびせんは奥が深い。えびせんはいいねえ。せんべい文化の極(ry」
男「ま、まぁ、確かにえびせんも美味しいけれど、やっぱり僕としてはオーソドックスな、
あっさり塩味、サラダ味、しょうゆ味な普通のおせんべいが好きだなぁ。
けど、おせんべいってさ、美味しいのは結構なお値段するよね。メーカーのじゃなくて、専門店で売ってるようなのとか。
あぁいうのってさ、もうちょっと安くならないものかなぁ。正直学生のお小遣いじゃ正直、手が出ませんよ」
女「まぁ、そもそもがそういうのは、自分で食べる物ではなく贈答品だったりするからな。
しかし、安く食べる手が無い訳ではないぞ。というのも、世の中には『割れせん』という物があってな。
製造工程で割れてしまったおせんべいなんかを、缶に詰めて安価で売っていたりする店もあるんだ」
男「おー、なんというケチな発想!! でも、安くて美味しい物が食べれるんなら、消費者としても万々歳だね!!」
女「まったくだ。あぁ、あとせんべいだけじゃなく、カステラの切れ端なんかを詰めて売ってる店もあるぞ。
傷物、訳有り、なんて感じに、世の中なんでも安くすれば、それなりに買い手は付くものなんだよ。
そう、訳有りでも、安くすれば、な…………」
男「うん? ちょっとちょっと、どうしたのさ女さん、なにをいきなりしょぼくれてらっしゃるの? 元気ないよー、ほら、スマイルスマイル!!」
女「……一応言っておくがな、私はそんな割れせんみたいに安い女じゃないからな?
適当に相手してやれば、寂しくて寄って来るなんて、そんな風に思っているなら痛い目に合わせてやるからな!!」
男「えっ? えっ、えっ? どっ、どうしたのさ急に。そんな事思ってるわけ無いじゃない」
女「…………そうか、なら良いんだ。なら、な」
醤油ベースのあまーい味の『ぽたぽた焼き』に、クリームを煎餅に纏わせた和洋折衷『雪の宿』。
古きよきバリボリとした硬い食感の『まがりせんべい』に、ソフトだけどパリンと割れてサクサクな『ぱりんこ』。
あぁ、どれも甲乙付け難いなぁ……。ねぇねぇ、女さんは、亀田と三幸どっちが好き?」
女「ふむ、話しの腰を折って悪いが、三河屋製菓で。あそこのえびせん詰め合わせは美味しいんだよ。
特に美味しいのが『いかボン』、あの甘さが実に堪らないんだなぁ。塩気のきいたわかめせんべいとのコンボは、
駄目だと思っていてもついつい手が止まらなくなる……。いやはや、実に危険なおせんべいだよ、うむ」
男「えびせん詰め合わせのはずなのに、いかとわかめって、それってちょっとおかしくない?
まぁいいや。へー、そっか、女さんってえびせんが好きだったんだ」
女「一口で食べれるサイズの物が多いからな、唇にあまり触れなくてすむというのもある。まぁ一番の理由はやっぱり味だが。
そうそう、後はショッピングセンターなんかでは余り見かけないが、えびせんべいの里もオススメだな。
ミックスが一袋五百円と少々高いが、350g入ってるから量的に申し分ない。
なにより味が抜群でな、一度食べたらもう他のえびせんが……うんたらかんたら」
男「(なんだか、長くなりそうだなぁ……。聞くんじゃなかったかも……)」
――5分後
女「しかし駄菓子屋で売っているような、赤い昔ながらのえびせんも捨てがたいわけで。
いやー、やっぱりえびせんは奥が深い。えびせんはいいねえ。せんべい文化の極(ry」
男「ま、まぁ、確かにえびせんも美味しいけれど、やっぱり僕としてはオーソドックスな、
あっさり塩味、サラダ味、しょうゆ味な普通のおせんべいが好きだなぁ。
けど、おせんべいってさ、美味しいのは結構なお値段するよね。メーカーのじゃなくて、専門店で売ってるようなのとか。
あぁいうのってさ、もうちょっと安くならないものかなぁ。正直学生のお小遣いじゃ正直、手が出ませんよ」
女「まぁ、そもそもがそういうのは、自分で食べる物ではなく贈答品だったりするからな。
しかし、安く食べる手が無い訳ではないぞ。というのも、世の中には『割れせん』という物があってな。
製造工程で割れてしまったおせんべいなんかを、缶に詰めて安価で売っていたりする店もあるんだ」
男「おー、なんというケチな発想!! でも、安くて美味しい物が食べれるんなら、消費者としても万々歳だね!!」
女「まったくだ。あぁ、あとせんべいだけじゃなく、カステラの切れ端なんかを詰めて売ってる店もあるぞ。
傷物、訳有り、なんて感じに、世の中なんでも安くすれば、それなりに買い手は付くものなんだよ。
そう、訳有りでも、安くすれば、な…………」
男「うん? ちょっとちょっと、どうしたのさ女さん、なにをいきなりしょぼくれてらっしゃるの? 元気ないよー、ほら、スマイルスマイル!!」
女「……一応言っておくがな、私はそんな割れせんみたいに安い女じゃないからな?
適当に相手してやれば、寂しくて寄って来るなんて、そんな風に思っているなら痛い目に合わせてやるからな!!」
男「えっ? えっ、えっ? どっ、どうしたのさ急に。そんな事思ってるわけ無いじゃない」
女「…………そうか、なら良いんだ。なら、な」
>>202の続き
男「あっ、あのさ。ほら、前の手作りういろうみたいというか、僕ってその手作りとかそういうのに結構弱い所があるんだよね。
だから、その、何と言ったら良いか……。手作り感溢れる感じの女さんの唇は、えっとその、み……、魅力的デスヨ?」
女「別に手でこねこね唇を作った覚えは無いが?」
男「そ、そうだよね、手作りじゃないよね。えっと、それじゃなんて言ったら良いんだろ……」
女「無理して褒めてくれなくて良いよ。そんな事されても余計気分が悪くなるだけだから」
男「……それじゃ僕も言うけどさ。僕だって相手してくれるからって理由でその気になっちゃう様な、そんな馬鹿な男じゃないんだからね?
女さんと居ると楽しいから、ずっと一緒に居たいから、こうして一緒に居るんだからね。そこん所は、ちゃんと女さんも分かっておいてよ?」
女「…………(瞳を瞬かせて男を見つめている)」
男「……えっ、えーっと。そのね、つまりね、僕だって女さんに本当に好かれているのかといつも不安な訳で。女さんの気持ちは良く分かるというか。
そもそも僕も人の事言える程立派な人間でもないし、僕なんかに飽きもせずに女さんがいっつも相手してくれるのはありがたいなーとかは思ってるんだよ。
だから、えーっと、その。上手く言葉に出来ないんだけれども、なんといったら良いんだろう、皆きっとその不安というか……あっ……」
女「……むーっ(男にがばちょと正面から抱きつき、頭をおなかに押し付け、隠しながら)」
男「おっ……、女さん? えっと、これは、その、いったい……?(///)」
女「……だからお前は馬鹿なんだ。こうやって時々馬鹿な事を言って私の心を掻き乱す……。馬鹿、馬鹿者、バカモノぉ……」
男「えっと、あの……。はい。ごめんなさい…………(///)」
【前々回 参考の張り忘れ】
ういろうレシピ ttp://www.recipe.nestle.co.jp/recipe/1100_1199/01149
男「あっ、あのさ。ほら、前の手作りういろうみたいというか、僕ってその手作りとかそういうのに結構弱い所があるんだよね。
だから、その、何と言ったら良いか……。手作り感溢れる感じの女さんの唇は、えっとその、み……、魅力的デスヨ?」
女「別に手でこねこね唇を作った覚えは無いが?」
男「そ、そうだよね、手作りじゃないよね。えっと、それじゃなんて言ったら良いんだろ……」
女「無理して褒めてくれなくて良いよ。そんな事されても余計気分が悪くなるだけだから」
男「……それじゃ僕も言うけどさ。僕だって相手してくれるからって理由でその気になっちゃう様な、そんな馬鹿な男じゃないんだからね?
女さんと居ると楽しいから、ずっと一緒に居たいから、こうして一緒に居るんだからね。そこん所は、ちゃんと女さんも分かっておいてよ?」
女「…………(瞳を瞬かせて男を見つめている)」
男「……えっ、えーっと。そのね、つまりね、僕だって女さんに本当に好かれているのかといつも不安な訳で。女さんの気持ちは良く分かるというか。
そもそも僕も人の事言える程立派な人間でもないし、僕なんかに飽きもせずに女さんがいっつも相手してくれるのはありがたいなーとかは思ってるんだよ。
だから、えーっと、その。上手く言葉に出来ないんだけれども、なんといったら良いんだろう、皆きっとその不安というか……あっ……」
女「……むーっ(男にがばちょと正面から抱きつき、頭をおなかに押し付け、隠しながら)」
男「おっ……、女さん? えっと、これは、その、いったい……?(///)」
女「……だからお前は馬鹿なんだ。こうやって時々馬鹿な事を言って私の心を掻き乱す……。馬鹿、馬鹿者、バカモノぉ……」
男「えっと、あの……。はい。ごめんなさい…………(///)」
【前々回 参考の張り忘れ】
ういろうレシピ ttp://www.recipe.nestle.co.jp/recipe/1100_1199/01149
女「うぅっ、風が強い。いよいよ北風がびゅーびゅーと吹きすさぶ季節になってきたなぁ。ええい、うっとおしい。
寒いのは平気だが風が強いのは敵わんな。この時期、自転車なんぞこげたものではない……」
男「学校が歩いて通える距離で本当によかったね。それより、唇切れてるよ? はい、リップクリーム」
女「おっ、なんだお前にしては気が効くな。というか、お前もリップクリーム持ってたのか。
……って、これスティックのりじゃないかっ!! こんなの塗れるかっ、このバカモノがっ!!」ベチーン
男「えぇっ!? あぁ、本当だぁっ、これスティックのりだっ!! そうか、通りで唇が異様にベタベタすると思ったんだ……」
女「えっ、わざとじゃないのか!? というか、塗ったの!?」
男「いやー、そりゃ僕だって人の子だからさ、冬になったら厚着するし、唇の皮だってあれるってもんだよ。
昨日辺りからちょっと唇荒れててさ、今朝出てくるときに机の上で見かけてちょうどいいと思って持ってきたんだけど、
まさかスティックのりだったとは……。あははっ、深夜ラジオ聞いてて寝るの遅かったし、寝ぼけてたのかな?」
女「それでも、普通大きさで違うって気付かないか? まったく、このおっちょこちょいめ……。
そもそも、持ってこなくても私が常備しているんだから、素直に貸してと言えば良いだろう?」
男「えぇーっ、それは、やっぱり、その……、ねぇ?(///)」
女「……前に貸してやったときは残念とか言っておったくせに。どういう心境の変化だまったく」
男「いやそれは、貸してやろうかって女さんが言ってくれたからで……。
自分からねだるのはさ、なんかがっついてるみたいでやらしいじゃない」
女「そういや一時期執拗なまでにキスがどうとか言っていたが、最近はそういうのも大人しくなったな。
人間として落ち着いたというか、冷めてしまったというか……」
男「ノンノン。調教されたが正解だねっ。精神的にも肉体的にも愛の鞭を受けた僕は、今や女さんの忠実なる僕。
あぁんっ、女王様、お唇が汚れてらっしゃいます。今口で清めますので、れろれろれろ……アウチっ!!」
女「まぁその代わりにキモさは格段に上がったがな。まったく、その内してやると言っているだろう? なぜ大人しく待てんのだ……」
男「そりゃね、正式に女さんとお付き合いしている訳でもないですしー、キスしたからって二人の間が何か変わるわけでもないですけどー。
僕だって健全でお年頃な男の子なんですー、内心大人の階段をホップステップ三回転半ジャンプしたくてうずうずしてるわけですー。ぶぅ」
女「……そんな拗ねなくっても良いだろ。キスの一つや二つくらいで。別に絶対してやらんとも言っていないし、お前が嫌いとも言ってないんだし」
男「それでも行動で示してよっ!! でないと、私死んじゃうよ!? 女がキスしてくれないと、私寂しくて死んじゃうよ!?
知ってる? 兎はね、寂しいと死んじゃうんだ……。私、兎だよ、真っ赤なお目目のウサギさんだ……岩山両斬波ぁっ!?」ゴツン!!
女「やめろっ、女子のマネなぞしおって気色の悪い!! お前は昔の品川祐かっ!!」
男「……品川です!!(唇の前で)」
女「唇じゃないっ!! 目だよっ、目っ!! 目の前でそれはするんだよっ、喧嘩売ってンのかっ!!
あぁもうっ、そんな風に茶化してムードをぶち壊すから嫌なんだよ……。閉じたり開いたりするなっ、目障りだっ!!」
寒いのは平気だが風が強いのは敵わんな。この時期、自転車なんぞこげたものではない……」
男「学校が歩いて通える距離で本当によかったね。それより、唇切れてるよ? はい、リップクリーム」
女「おっ、なんだお前にしては気が効くな。というか、お前もリップクリーム持ってたのか。
……って、これスティックのりじゃないかっ!! こんなの塗れるかっ、このバカモノがっ!!」ベチーン
男「えぇっ!? あぁ、本当だぁっ、これスティックのりだっ!! そうか、通りで唇が異様にベタベタすると思ったんだ……」
女「えっ、わざとじゃないのか!? というか、塗ったの!?」
男「いやー、そりゃ僕だって人の子だからさ、冬になったら厚着するし、唇の皮だってあれるってもんだよ。
昨日辺りからちょっと唇荒れててさ、今朝出てくるときに机の上で見かけてちょうどいいと思って持ってきたんだけど、
まさかスティックのりだったとは……。あははっ、深夜ラジオ聞いてて寝るの遅かったし、寝ぼけてたのかな?」
女「それでも、普通大きさで違うって気付かないか? まったく、このおっちょこちょいめ……。
そもそも、持ってこなくても私が常備しているんだから、素直に貸してと言えば良いだろう?」
男「えぇーっ、それは、やっぱり、その……、ねぇ?(///)」
女「……前に貸してやったときは残念とか言っておったくせに。どういう心境の変化だまったく」
男「いやそれは、貸してやろうかって女さんが言ってくれたからで……。
自分からねだるのはさ、なんかがっついてるみたいでやらしいじゃない」
女「そういや一時期執拗なまでにキスがどうとか言っていたが、最近はそういうのも大人しくなったな。
人間として落ち着いたというか、冷めてしまったというか……」
男「ノンノン。調教されたが正解だねっ。精神的にも肉体的にも愛の鞭を受けた僕は、今や女さんの忠実なる僕。
あぁんっ、女王様、お唇が汚れてらっしゃいます。今口で清めますので、れろれろれろ……アウチっ!!」
女「まぁその代わりにキモさは格段に上がったがな。まったく、その内してやると言っているだろう? なぜ大人しく待てんのだ……」
男「そりゃね、正式に女さんとお付き合いしている訳でもないですしー、キスしたからって二人の間が何か変わるわけでもないですけどー。
僕だって健全でお年頃な男の子なんですー、内心大人の階段をホップステップ三回転半ジャンプしたくてうずうずしてるわけですー。ぶぅ」
女「……そんな拗ねなくっても良いだろ。キスの一つや二つくらいで。別に絶対してやらんとも言っていないし、お前が嫌いとも言ってないんだし」
男「それでも行動で示してよっ!! でないと、私死んじゃうよ!? 女がキスしてくれないと、私寂しくて死んじゃうよ!?
知ってる? 兎はね、寂しいと死んじゃうんだ……。私、兎だよ、真っ赤なお目目のウサギさんだ……岩山両斬波ぁっ!?」ゴツン!!
女「やめろっ、女子のマネなぞしおって気色の悪い!! お前は昔の品川祐かっ!!」
男「……品川です!!(唇の前で)」
女「唇じゃないっ!! 目だよっ、目っ!! 目の前でそれはするんだよっ、喧嘩売ってンのかっ!!
あぁもうっ、そんな風に茶化してムードをぶち壊すから嫌なんだよ……。閉じたり開いたりするなっ、目障りだっ!!」
男「中華料理、それは燃え上がる男の魂、男の中の男の為の男による料理っ!!
ずしりと重く分厚い鉄鍋は女子供には扱えまい!! ごうごうと燃え盛る炎に女子供では立ち向かえまいっ!!
さぁさぁっ、分かったなら、女子供はテーブルで見ていろ!! 中華を作るとき、キッチンは男達の戦場なのだっ!!」
女「分かった、それじゃぁここでお前の中華料理が出来上がるのを楽しみにしているとしよう。
せいぜい私のために美味しい料理を作ってくれたまえ。あっ、そうそう、唇に染みるから辛さは控えめでお願い」
男「……あのさ、ノリノリで中華がどうとか言っといて何だけどもさぁ。
普通、こういうのって女の子が男の子に料理を振舞うのが話しのセオリーだよね?
なんで僕が女さんのために料理を作らなくちゃいけないんでしょうか?」
女「なんでも何も、お前が私の家に遊びに来て、私がフィギャーの塗装中で、
お昼過ぎたけどまだ何も食べてなくて、それは拙いよ何か食べなくちゃってお前が言って、
手汚れてるからそれじゃなんか作って、って私が頼んだからだろう?
まったく、ついさっきの出来事だというのに覚えてないとは……あきれて物も言えんよ……」
男「うん、いやに具体的な経緯の説明をどうも。でも、そういう意味じゃなくってえっ!!
おかしいでしょ、展開的に考えて!! なんで男の僕が料理作って家庭的な所をアピールしなくちゃなんないのさ!?
僕はヒロインじゃないんだよっ!? こんな姿見て、いったい誰が得するって言うのさぁっ!?」
女「誰も得しないって事は無いぞ、少なくとも私の腹はそれなりに膨れる。だから安心しろ、なっ?」
男「もうっ、結婚する前は普通良く思われようと猫被るもんでしょ、なんでそんなあけすけなんだよっ!?
唇の皮と一緒に化けの皮まで常時剥けちゃってるのっ!? って、わっ、ちょっと、塗装皿投げないでっ……あたぁっ!!」
女「……おほん。まぁ、唇の皮も化けの皮もひとまず置いといてだな。(///)
皮で中華料理といえば、何と言っても北京ダック。こんがり焼かれた皮だけ食べるのかと思ったら、実はあれちゃんと肉も食べるんだと。
といっても小麦粉の皮に包んで食べるのではなく、改めて肉料理に加工し直すんだそうだがな。まぁ、確かに丸々一匹同じ味では飽きるしな」
男「皮料理か。『皮』なんていう焼き鳥もあるけれど、けっこう癖があるよね。僕はちょっぴり苦手かなぁ」
女「美味しいじゃないか鳥皮。あとは、鮭の皮とか、スイカの皮とか。いやまぁ、流石にスイカの皮は嘘だが。
しかしそうか、皮料理が苦手が。ふむ、そう言われては、やはりきっちり完治するまではお預けだな」
男「うん? 何がいったいお預けなのさ? 気になるじゃん、ぼかしてないではっきり言ってよ……あてっ!!」
女「なんでもない。良いからさっさと料理を作れ、こっちはさっきから腹の虫が鳴きっぱなしなんだぞ!!(///)」
ずしりと重く分厚い鉄鍋は女子供には扱えまい!! ごうごうと燃え盛る炎に女子供では立ち向かえまいっ!!
さぁさぁっ、分かったなら、女子供はテーブルで見ていろ!! 中華を作るとき、キッチンは男達の戦場なのだっ!!」
女「分かった、それじゃぁここでお前の中華料理が出来上がるのを楽しみにしているとしよう。
せいぜい私のために美味しい料理を作ってくれたまえ。あっ、そうそう、唇に染みるから辛さは控えめでお願い」
男「……あのさ、ノリノリで中華がどうとか言っといて何だけどもさぁ。
普通、こういうのって女の子が男の子に料理を振舞うのが話しのセオリーだよね?
なんで僕が女さんのために料理を作らなくちゃいけないんでしょうか?」
女「なんでも何も、お前が私の家に遊びに来て、私がフィギャーの塗装中で、
お昼過ぎたけどまだ何も食べてなくて、それは拙いよ何か食べなくちゃってお前が言って、
手汚れてるからそれじゃなんか作って、って私が頼んだからだろう?
まったく、ついさっきの出来事だというのに覚えてないとは……あきれて物も言えんよ……」
男「うん、いやに具体的な経緯の説明をどうも。でも、そういう意味じゃなくってえっ!!
おかしいでしょ、展開的に考えて!! なんで男の僕が料理作って家庭的な所をアピールしなくちゃなんないのさ!?
僕はヒロインじゃないんだよっ!? こんな姿見て、いったい誰が得するって言うのさぁっ!?」
女「誰も得しないって事は無いぞ、少なくとも私の腹はそれなりに膨れる。だから安心しろ、なっ?」
男「もうっ、結婚する前は普通良く思われようと猫被るもんでしょ、なんでそんなあけすけなんだよっ!?
唇の皮と一緒に化けの皮まで常時剥けちゃってるのっ!? って、わっ、ちょっと、塗装皿投げないでっ……あたぁっ!!」
女「……おほん。まぁ、唇の皮も化けの皮もひとまず置いといてだな。(///)
皮で中華料理といえば、何と言っても北京ダック。こんがり焼かれた皮だけ食べるのかと思ったら、実はあれちゃんと肉も食べるんだと。
といっても小麦粉の皮に包んで食べるのではなく、改めて肉料理に加工し直すんだそうだがな。まぁ、確かに丸々一匹同じ味では飽きるしな」
男「皮料理か。『皮』なんていう焼き鳥もあるけれど、けっこう癖があるよね。僕はちょっぴり苦手かなぁ」
女「美味しいじゃないか鳥皮。あとは、鮭の皮とか、スイカの皮とか。いやまぁ、流石にスイカの皮は嘘だが。
しかしそうか、皮料理が苦手が。ふむ、そう言われては、やはりきっちり完治するまではお預けだな」
男「うん? 何がいったいお預けなのさ? 気になるじゃん、ぼかしてないではっきり言ってよ……あてっ!!」
女「なんでもない。良いからさっさと料理を作れ、こっちはさっきから腹の虫が鳴きっぱなしなんだぞ!!(///)」
――お昼休み、男が袋をぶら下げて教室に入ってくる
男「ふぃーっ、昼間だというのに外はなんちゅう寒さだ。はやく春になんないかなぁ」
女「つい最近冬になったばかりだろうが。冬休みもクリスマスも大晦日もすっ飛ばして春になって良いのか?
まぁなにはとりあえず、お帰り。購買に行ってたにしては遅かったじゃないか、いったいなにしてたんだ? うん、コンビニの袋?」
男「いやー、なんか今日は購買やけに混んでてさ、僕が付いた時にはパンとか肉まんとか売り切れてちゃってて。
仕方ないから学校でたとこのコンビニまで行ってたんだけど、寒いやら信号が長いやらで、あーつかれたー……」
女「なんだ、無いなら無いで戻ってくれば良かったのに。そういう事情なら弁当くらい分けてやるぞ、知らぬ仲でも無いんだし」
男「いやね、いやしんぼの女さんの事だから、僕が帰る頃にはもうお弁当は胃の中と荒れた唇の上かと思いまして……。
って、帰ってくるの待っててくれたのにその言い草は無いよね。うん、冗談だから忘れて頂戴な」
女「どうせ私はいやしんぼですよ、ふんっ!! いつも一緒に昼ごはん食べてるだろうに、まったく酷い言い草だ。
……で、いったい何を買ってきたんだ? 弁当か? それともお握りか? まさかお前、顔に似合わずサンドウィッチとか?」
男「ほらそうやって食べ物の話しで目キラキラさせて、やっぱりいやしんぼさんじゃないか……」
女「カップ○ードル? 随分とまた普通なチョイスだな。もっとこう、変わった具のおにぎりとかを期待していたのだが」
男「ふっふっふっふ。良く見たまえよ女さん、このパッケージを、そしてこのロゴを。いつもとちょっと変わっている気がしないかい?」
女「ん~いつもとちょっと違うって、別にぱっと見た感じは普通のシーフードにしか見えないが……。
うん? シーフードってことは、まさか、これはっ……!! あっ、やっぱり!! ロゴの上の所がMILKになってる!!」
男「そうっ、新発売カップ○ードルミルクシーフードだよーっ。コンビニ限定ラーメン探してたら、たまたま見つけんだ!!
凄いよね、カップ○ードルにミルクを入れちゃうって言う発想もだけど、そもそもこれってネットで流行ってた食べ方なんでしょ?」
女「流行ってほどではないが、ちょくちょく匿名掲示板とかで話題になってた食べ方ではあるな。怖くて私は試した事無いが。
しかし、よくもまあ日○もこんな出所不確かな噂を真に受けて作ったもんだよ。よっぽど金に困っているのか、はたまた本気なのか……」
男「だよねぇ、正直地雷の匂いがするよねぇ~。けど、そういう物にあえて挑んで見たくなる……、そう、それこそが若さのさっ!!」
女「若いって良いわねえ、周りを気にせずどこまでも突っ走れて。って、同い年の私が言うのもなんだけれども。
そかそか、それじゃぁ、まぁ頑張ってチャレンジしてくれたまへよ。私はほら、一口、ほんの一口だけで良いから」
男「えぇっ、変わったの期待してたって言う割には及び腰じゃない? ここは仲良く半分こしようよ、ねっ半分こ」
女「嫌だよ。お前はカップヌードルだけ食べてれば良いかも知れんが、私には弁当のご飯もあるんだぞ。
牛乳でご飯を食べるのがどれだけきついか、お前も小中時代に嫌というほど経験して知ってるはずだろう!?」
男「大丈夫だよ、シーフードのスープが混ざってシチューみたいな味になるはずだって。だからほら、一緒に食べようよ。
ちゃんとそのために割り箸二本貰ってきたんだから。ほらっ、割り箸で唇挟んで遊びたいんでしょ?
それにほら、牛乳風呂には美肌効果があるって言うじゃない。温かミルクなこのカップヌードル、もしかしたら女さんの唇にも効果ありかもよ?」
女「あったかい牛乳飲んだ程度でどうにかなるなら、とっくの昔に治っておるわ。それと、そんな特殊な性癖持ち合わせておらん!!
なんで割り箸で唇を挟んで遊ばなくちゃならんのだっ!! そんな遊びの何がいったい楽しいというんだ!! Mくらいだよ、そんなの楽しいと思うの……」
女「……はぁはぁ、まったく、性懲りも無く馬鹿な事を言いおってからに……。
って、うん? いや、ちょっと待て。男、お前、そのカップ○ードルを買って来たは良いが、お湯はどうするつもりなんだ?」
男「えっ? お湯? そりゃ勿論ポットからジャーって、ジャーだけに……。って、あれ、ポット、ポットポット……ポットどこだ?」
女「あるわけないだろう、常識的に考えて、教室にポットなんて…………」
男「……あーーーーっ!!!!1111」
男「ふぃーっ、昼間だというのに外はなんちゅう寒さだ。はやく春になんないかなぁ」
女「つい最近冬になったばかりだろうが。冬休みもクリスマスも大晦日もすっ飛ばして春になって良いのか?
まぁなにはとりあえず、お帰り。購買に行ってたにしては遅かったじゃないか、いったいなにしてたんだ? うん、コンビニの袋?」
男「いやー、なんか今日は購買やけに混んでてさ、僕が付いた時にはパンとか肉まんとか売り切れてちゃってて。
仕方ないから学校でたとこのコンビニまで行ってたんだけど、寒いやら信号が長いやらで、あーつかれたー……」
女「なんだ、無いなら無いで戻ってくれば良かったのに。そういう事情なら弁当くらい分けてやるぞ、知らぬ仲でも無いんだし」
男「いやね、いやしんぼの女さんの事だから、僕が帰る頃にはもうお弁当は胃の中と荒れた唇の上かと思いまして……。
って、帰ってくるの待っててくれたのにその言い草は無いよね。うん、冗談だから忘れて頂戴な」
女「どうせ私はいやしんぼですよ、ふんっ!! いつも一緒に昼ごはん食べてるだろうに、まったく酷い言い草だ。
……で、いったい何を買ってきたんだ? 弁当か? それともお握りか? まさかお前、顔に似合わずサンドウィッチとか?」
男「ほらそうやって食べ物の話しで目キラキラさせて、やっぱりいやしんぼさんじゃないか……」
女「カップ○ードル? 随分とまた普通なチョイスだな。もっとこう、変わった具のおにぎりとかを期待していたのだが」
男「ふっふっふっふ。良く見たまえよ女さん、このパッケージを、そしてこのロゴを。いつもとちょっと変わっている気がしないかい?」
女「ん~いつもとちょっと違うって、別にぱっと見た感じは普通のシーフードにしか見えないが……。
うん? シーフードってことは、まさか、これはっ……!! あっ、やっぱり!! ロゴの上の所がMILKになってる!!」
男「そうっ、新発売カップ○ードルミルクシーフードだよーっ。コンビニ限定ラーメン探してたら、たまたま見つけんだ!!
凄いよね、カップ○ードルにミルクを入れちゃうって言う発想もだけど、そもそもこれってネットで流行ってた食べ方なんでしょ?」
女「流行ってほどではないが、ちょくちょく匿名掲示板とかで話題になってた食べ方ではあるな。怖くて私は試した事無いが。
しかし、よくもまあ日○もこんな出所不確かな噂を真に受けて作ったもんだよ。よっぽど金に困っているのか、はたまた本気なのか……」
男「だよねぇ、正直地雷の匂いがするよねぇ~。けど、そういう物にあえて挑んで見たくなる……、そう、それこそが若さのさっ!!」
女「若いって良いわねえ、周りを気にせずどこまでも突っ走れて。って、同い年の私が言うのもなんだけれども。
そかそか、それじゃぁ、まぁ頑張ってチャレンジしてくれたまへよ。私はほら、一口、ほんの一口だけで良いから」
男「えぇっ、変わったの期待してたって言う割には及び腰じゃない? ここは仲良く半分こしようよ、ねっ半分こ」
女「嫌だよ。お前はカップヌードルだけ食べてれば良いかも知れんが、私には弁当のご飯もあるんだぞ。
牛乳でご飯を食べるのがどれだけきついか、お前も小中時代に嫌というほど経験して知ってるはずだろう!?」
男「大丈夫だよ、シーフードのスープが混ざってシチューみたいな味になるはずだって。だからほら、一緒に食べようよ。
ちゃんとそのために割り箸二本貰ってきたんだから。ほらっ、割り箸で唇挟んで遊びたいんでしょ?
それにほら、牛乳風呂には美肌効果があるって言うじゃない。温かミルクなこのカップヌードル、もしかしたら女さんの唇にも効果ありかもよ?」
女「あったかい牛乳飲んだ程度でどうにかなるなら、とっくの昔に治っておるわ。それと、そんな特殊な性癖持ち合わせておらん!!
なんで割り箸で唇を挟んで遊ばなくちゃならんのだっ!! そんな遊びの何がいったい楽しいというんだ!! Mくらいだよ、そんなの楽しいと思うの……」
女「……はぁはぁ、まったく、性懲りも無く馬鹿な事を言いおってからに……。
って、うん? いや、ちょっと待て。男、お前、そのカップ○ードルを買って来たは良いが、お湯はどうするつもりなんだ?」
男「えっ? お湯? そりゃ勿論ポットからジャーって、ジャーだけに……。って、あれ、ポット、ポットポット……ポットどこだ?」
女「あるわけないだろう、常識的に考えて、教室にポットなんて…………」
男「……あーーーーっ!!!!1111」
男「なんで冬の体育の定番ってマラソンとかサッカーとか走り回る様なのばっかなんだろう。
犬は喜び庭駆け回り~、って二画多いよ。うぅっ、授業中ずっと走ってたからお腹の虫が……。
あ~!!ちょーお腹減ったしっ♪♪ 女さん、どっか寄り道して食べてかない、奢るからさぁ?」
女「恋空とは、また随分と古いネタを持ってきたなぁ、馬鹿犬のくせに。
ふむ、別に付き合ってやっても良いが、私はこれと言ってお腹が空いている訳でもないのでなぁ。
ラーメンだとかハンバーガーだとか、ガッツリ食べるのはちょっと遠慮願いたい」
男「えー、せっかく天一でこってりラーメン食べようと思ったのにぃ~」
女「天下一品のこってりラーメン。お前、よくあんなくどい食べ物、夕食前に食う気になれるな。
というか一回食べただけでもうこりごりだよ。あんなのを好んで食べる奴の気が知れん……」
男「なんでさー、美味しいじゃんこってりラーメン。コラーゲンたっぷりでお肌にも良いのよ、うっふん」
女「やめろ、ウィンクするな気色の悪い。だいたい、男の癖に肌の艶を良くしてどうするんだよ、モデルやその手の人でもあるまいし……」
男「んふー、お姉さんねぇ、こってりラーメンは貴方の荒れた唇にもとっても効果があると思うのぉ。
どう? プルプルゼリー唇目指して、こってり大盛り、ライス投入フルコースを、一緒に食べてみなぁい?」
女「ふむ。唇がプルプルする前に、顎の下や臍の下の肉がプルプルしだすだろうから、ここは丁重にお断りさせてもらおう。
お前も、若いからって気を抜いて居るとすぐメタボだぞ。おめおめ、贅肉の質が天下一にならんようにな」
女「そうそう、天下一品で思い出したが、天下一という称号は安土桃山時代には勝手に名乗る事を禁止されていたらしい。
『天下布武』、『天下統一』、天下大好きの信長様が、天下に一つが二つあってはいかんと、これを厳しく取り締まったのだそうな」
男「ふひゃー、いかにも勝手気ままな信長様らしい話だね。売り文句に買い文句、自由に名乗らせてあげれば良いのに」
女「いやいやそこが信長の賢いところだよ。天下一の称号をあえて許可制にすることにより、当時の手工業に競争意識を芽生えさせたのさ。
たった一つの名誉ある『天下一』の名を巡って、同業者の間で技術競争を起こさせる。楽市・楽座による失われた座による独占権の代償みたいなものだが、
あっちが金銭でどうにかなるのに対して、こっちはあくまで技術が判断材料だから、まだいくらか健全だと思うよ。って、そんな事言っても分からんよな、お前には」
男「らくいち・らくざ、ことばはしってる!! りろんはしらない!!」
女「それじゃお前は小岩井さんとこの娘さん以下だな。中学生で習う事だろ、ちゃんと覚えておけよ」
男「……おんなさんはパフェ食べるの早いな。もうちょっとあじわってくえ」
女「そういうお前は、さっきからずいぶんちんたらとラーメン食べてるな。いいかげん食べ終われよ、でないともう一つクリーム頼むぞ?
ほれ、その半熟卵もいつまでも大切に取っとかないで、とっとと割ってしまえよ……ほれ、ほれ」ツンツン(パフェのスプーンで卵をつつく音)
男「ぎゃぁーっ!! かってにつつくなっ!! とりかえしがつかなくなるぞっ!! おんなさんのくちびるみた……あてぇっ!?
あっ、ちょっと待って、待って、そんなクリームの付いたスプーンでスープを掻き混ぜないでよっ!! 味が混ざるじゃん、ちょ…・…!!」
男「あぁっ、なんて事だ。楽しみに取っておいた温泉卵がとんこつスープに混ざって影も形も無くなってしまった……。
せっかく、口内で舌と上あごを使って黄身を潰し、その濃厚な味を口全体で楽しんだ後、
余韻で残り半分の麺とスープをかっこんで食べようと思ってたのにぃ……」
女「やけに具体的かつ変な食べ方だな、普通に食べろよ普通に。あっ、おばちゃーんクリームぜんざい一つお願い!!」
犬は喜び庭駆け回り~、って二画多いよ。うぅっ、授業中ずっと走ってたからお腹の虫が……。
あ~!!ちょーお腹減ったしっ♪♪ 女さん、どっか寄り道して食べてかない、奢るからさぁ?」
女「恋空とは、また随分と古いネタを持ってきたなぁ、馬鹿犬のくせに。
ふむ、別に付き合ってやっても良いが、私はこれと言ってお腹が空いている訳でもないのでなぁ。
ラーメンだとかハンバーガーだとか、ガッツリ食べるのはちょっと遠慮願いたい」
男「えー、せっかく天一でこってりラーメン食べようと思ったのにぃ~」
女「天下一品のこってりラーメン。お前、よくあんなくどい食べ物、夕食前に食う気になれるな。
というか一回食べただけでもうこりごりだよ。あんなのを好んで食べる奴の気が知れん……」
男「なんでさー、美味しいじゃんこってりラーメン。コラーゲンたっぷりでお肌にも良いのよ、うっふん」
女「やめろ、ウィンクするな気色の悪い。だいたい、男の癖に肌の艶を良くしてどうするんだよ、モデルやその手の人でもあるまいし……」
男「んふー、お姉さんねぇ、こってりラーメンは貴方の荒れた唇にもとっても効果があると思うのぉ。
どう? プルプルゼリー唇目指して、こってり大盛り、ライス投入フルコースを、一緒に食べてみなぁい?」
女「ふむ。唇がプルプルする前に、顎の下や臍の下の肉がプルプルしだすだろうから、ここは丁重にお断りさせてもらおう。
お前も、若いからって気を抜いて居るとすぐメタボだぞ。おめおめ、贅肉の質が天下一にならんようにな」
女「そうそう、天下一品で思い出したが、天下一という称号は安土桃山時代には勝手に名乗る事を禁止されていたらしい。
『天下布武』、『天下統一』、天下大好きの信長様が、天下に一つが二つあってはいかんと、これを厳しく取り締まったのだそうな」
男「ふひゃー、いかにも勝手気ままな信長様らしい話だね。売り文句に買い文句、自由に名乗らせてあげれば良いのに」
女「いやいやそこが信長の賢いところだよ。天下一の称号をあえて許可制にすることにより、当時の手工業に競争意識を芽生えさせたのさ。
たった一つの名誉ある『天下一』の名を巡って、同業者の間で技術競争を起こさせる。楽市・楽座による失われた座による独占権の代償みたいなものだが、
あっちが金銭でどうにかなるのに対して、こっちはあくまで技術が判断材料だから、まだいくらか健全だと思うよ。って、そんな事言っても分からんよな、お前には」
男「らくいち・らくざ、ことばはしってる!! りろんはしらない!!」
女「それじゃお前は小岩井さんとこの娘さん以下だな。中学生で習う事だろ、ちゃんと覚えておけよ」
男「……おんなさんはパフェ食べるの早いな。もうちょっとあじわってくえ」
女「そういうお前は、さっきからずいぶんちんたらとラーメン食べてるな。いいかげん食べ終われよ、でないともう一つクリーム頼むぞ?
ほれ、その半熟卵もいつまでも大切に取っとかないで、とっとと割ってしまえよ……ほれ、ほれ」ツンツン(パフェのスプーンで卵をつつく音)
男「ぎゃぁーっ!! かってにつつくなっ!! とりかえしがつかなくなるぞっ!! おんなさんのくちびるみた……あてぇっ!?
あっ、ちょっと待って、待って、そんなクリームの付いたスプーンでスープを掻き混ぜないでよっ!! 味が混ざるじゃん、ちょ…・…!!」
男「あぁっ、なんて事だ。楽しみに取っておいた温泉卵がとんこつスープに混ざって影も形も無くなってしまった……。
せっかく、口内で舌と上あごを使って黄身を潰し、その濃厚な味を口全体で楽しんだ後、
余韻で残り半分の麺とスープをかっこんで食べようと思ってたのにぃ……」
女「やけに具体的かつ変な食べ方だな、普通に食べろよ普通に。あっ、おばちゃーんクリームぜんざい一つお願い!!」
>>212のつづき
男「……甘いものは別腹、豚バラ、三段腹って言うけど。実際よく食べるよね」
女「なんといってもお前のおごりだからな。タダより怖いものは無いが、美味いものもまた無いのだよ。もぐもぐ」
男「それでもまさかの三個目って……。夕食前にくどいものはきついんじゃなかったのっ!?
さっきから胸焼けしそうなんですけど。というか、いくら一個200円だからって、遠慮なさ過ぎだよっ!! 自重してよ、ちょっとぉっ!!」
女「あーっ、ちょー美味しかった、スイーツ(笑)。おばちゃーん、次、ベリーベリーねっ!!」
男「ちょっとぉっ、まだ食べるつもりなのぉっ!? だめだめ、だめだよ、もうお金ないって!!
あぁっ、おばさん駄目作らないでっ!! 僕達もうこれで帰るからっ、すぐ帰るから、注文キャンセルで!!
ほらっ、女さん机から離れてっ!! もう帰るよっ、ほらっ、かーらーすがなくからかえりましょーっ!! ぐぎぎぎっ……!!」
女「ふむ、机からも剥がれそうで剥がれない。我ながら、罪深いジャンルとして生まれてきてしまったものよのう」
男「何言ってるの、女さんが剥がれそうで剥がれないのは、その唇の皮だけでしょうっ!? 無駄な抵抗はやめっ……ぎゃぁぁあああっ!!!」
女「ふぅっ……。流石に五個目となるともうお腹一杯だな。いやはや男よ、ありがとうごちそうさま」
男「二百円×五個=千円=僕が食べたラーメン二個分。あぁっ、なんてこったい、今月のお小遣いが半分飛んだ……しくしくしくしく……」
女「失敬な、五個じゃなくて四個半の間違いだ。半分お前に分けてやっただろうが、忘れたとは言わせんぞ」
男「その前に、君には食べたクリームが全部僕のおごりだって事を忘れないでいていただきたい」
【参考】『天下一』の称号について
http://www.lib.pref.yamanashi.jp/cgi-bin/refjirei/refs.cgi?c=common&n=39
http://www.atjp.net/tenka/pavilion/meister/shokunin.htm
http://www.sengoku-expo.net/person/J/column/055-11.html
と、ネット上にそういう記述があるにはあるけれど、情報数が少なすぎて正しい話かどうかはちょっと微妙です。
「座による独占権の代償」というのは自分なりの解釈を言っただけなので、本当の話でも無いですし、偉い人の論でもないのであしからず
そもそも、俺自身も楽市・楽座は『なまえはしってる、りろんはたぶんこんなかんじ』ですので、あっているかどうか……
男「……甘いものは別腹、豚バラ、三段腹って言うけど。実際よく食べるよね」
女「なんといってもお前のおごりだからな。タダより怖いものは無いが、美味いものもまた無いのだよ。もぐもぐ」
男「それでもまさかの三個目って……。夕食前にくどいものはきついんじゃなかったのっ!?
さっきから胸焼けしそうなんですけど。というか、いくら一個200円だからって、遠慮なさ過ぎだよっ!! 自重してよ、ちょっとぉっ!!」
女「あーっ、ちょー美味しかった、スイーツ(笑)。おばちゃーん、次、ベリーベリーねっ!!」
男「ちょっとぉっ、まだ食べるつもりなのぉっ!? だめだめ、だめだよ、もうお金ないって!!
あぁっ、おばさん駄目作らないでっ!! 僕達もうこれで帰るからっ、すぐ帰るから、注文キャンセルで!!
ほらっ、女さん机から離れてっ!! もう帰るよっ、ほらっ、かーらーすがなくからかえりましょーっ!! ぐぎぎぎっ……!!」
女「ふむ、机からも剥がれそうで剥がれない。我ながら、罪深いジャンルとして生まれてきてしまったものよのう」
男「何言ってるの、女さんが剥がれそうで剥がれないのは、その唇の皮だけでしょうっ!? 無駄な抵抗はやめっ……ぎゃぁぁあああっ!!!」
女「ふぅっ……。流石に五個目となるともうお腹一杯だな。いやはや男よ、ありがとうごちそうさま」
男「二百円×五個=千円=僕が食べたラーメン二個分。あぁっ、なんてこったい、今月のお小遣いが半分飛んだ……しくしくしくしく……」
女「失敬な、五個じゃなくて四個半の間違いだ。半分お前に分けてやっただろうが、忘れたとは言わせんぞ」
男「その前に、君には食べたクリームが全部僕のおごりだって事を忘れないでいていただきたい」
【参考】『天下一』の称号について
http://www.lib.pref.yamanashi.jp/cgi-bin/refjirei/refs.cgi?c=common&n=39
http://www.atjp.net/tenka/pavilion/meister/shokunin.htm
http://www.sengoku-expo.net/person/J/column/055-11.html
と、ネット上にそういう記述があるにはあるけれど、情報数が少なすぎて正しい話かどうかはちょっと微妙です。
「座による独占権の代償」というのは自分なりの解釈を言っただけなので、本当の話でも無いですし、偉い人の論でもないのであしからず
そもそも、俺自身も楽市・楽座は『なまえはしってる、りろんはたぶんこんなかんじ』ですので、あっているかどうか……
男「電卓ってさ、よく『MC』『MR』『M+』『M-』って書いてあるボタンあるけど、あれっていったいどういう機能なの?
使った事無いからあんまり良く知らないんだけど、どれも標準で付いてるあたり便利な機能なのかねえ?」
女「ほれ、キーに印字されている文字を良く見ろ。全部前にMってついてるだろ?
『M』は『メモリー』の『M』。つまり、計算結果をメモリに記憶させる事が出来るんだ。
『M+』でメモリに加算、『M-』でメモリから減算を行う……というのは、まぁ見ればだいたい分かるだろう。
『MC』は『Memory Clea』rでメモリの内容を0に。『MR』は『Memory Recall』で、メモリの内容を呼び出す・表示するわけだ」
男「メモリー? もしかして、どきど○メモリアルのこと?」
女「……安藤みつるか? それとも左近寺竜之介? まぁ、お前の事だから素で間違えたんだろうが」
男「なんにせよ何が便利なのかわかんない機能だよね。そんなの普通に足し算してけば良いだけの話じゃない。
やれやれ、電卓も女さんの唇といっしょで、無駄なでっぱりが多いというかなんというか……いたいいたいいたいっ!!」
女「どれ、それじゃ馬鹿のお前の為に、無駄じゃないって所をちょっと見せてやろう。
例えば(8×2+3×4)なんて問題があったとする。この時、お前ならどうやって計算する?」
男「えぇっ!? そりゃもちろん、まずは8×2が16でしょ、それに3を足して……」
女「ふむ。とても私の予想した答えが帰って来そうに無いので、あえて言わせて貰うがな。
この場合、8×2と3×4の和をとるとき、先に計算した8×2の結果をクリアしないと、次の3×4が計算できないだろう?
そこで、メモリーを使って、8×2の結果を記憶させ、そこに3×4を更に加算させれば……」
男「あぁ、MRで答えが出るわけだ。なるほど、途中メモ取らないで良いだけ楽ちんだねこりゃ」
女「だろう。どうだい、これでメモリ機能が無駄じゃないって事が分かっただろう?」
男「けどまぁ、どんだけーというか、こんだけーって感じの機能ではあるよね。結局の所、使い勝手は悪そう。
それでも女さんの唇の皮よりは使い道あると思うけ……あいてぇっ!? なにさぁっ、本当のことじゃないっ!!
逆に唇の皮に使い道があったら怖いじゃない、そこんところ分かってて殴って……いたいいたいたいいたいいたいいたいって!!」
女「まぁ、私の唇の使い道は置いといてだなぁ。使い勝手が悪いというなら、もっと使い勝手の良い機能が付いてる電卓を買え!!
百均で売っているような物に、そこまで利便性を求める事がそもそも間違っているというのだ……ふんっ!」
男「使い勝手の良い電卓って、この形以外にも電卓ってあるのっ?」
女「あるぞ、あるある。いっぱいとは言わんが、電卓にも色々な種類がある。
まずは、関数電卓。高校の授業で習ったSinだとかCosだとかの値を、角度を入れれば出してくれる機能を持っていたり、
括弧で括った計算なんかが出来る優れものだ。主に工業系の学生が、実験などで使用することが多いな」
男「へー、Sin、Cosは覚えるの大変だったし、それは確かに便利かもだね」
女「逆ポーランド記法という、日本語に近い表記をする計算手法に対応した電卓なんてのもある。
そうそうその絡みで金融電卓というものもあってな、ローンの算出や金利の計算なんかがすぐにできるようになってるらしい。
らしいというのは現物を触ったことが無いからで……。一個だいたい五千円、高いので一万円近くするんだよ、これが」
男「いっ、一万円っ!? ただの電卓なんでしょ、なんでまたそんなに高いのさ!?」
女「さぁ? ただ、調べた限りだと、1981年から現在進行形で販売されている人気商品らしい。
計算速度もそんなに早く無いらしいのだが……。まぁ、電卓の高級ブランド品みたいなものなんじゃないのかなぁ?」
男「電卓にも高級ブランド。うぅん、電卓だからって侮れないなぁ。世の中どんな物が価値を持つか分かったもんじゃないね……」
女「そうそう。ふとした拍子に今まで誰も見向きもしなかったものが価値を持つなんて事、このご時世多分にあるかもしれない。
なんといっても、昨今のお笑いブームの先駆けになったのだって、あのダンディ坂野だぞ? すべり芸のゲッツだぞ?
誰があれが流行るなんて予想できただろうか。というわけで、お前もこれからは私に対してもうちょっと態度を改めるよ……」
男「それはないない、ぜったいない……あいてぇっ!!」
【参考】
http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=45787011
使った事無いからあんまり良く知らないんだけど、どれも標準で付いてるあたり便利な機能なのかねえ?」
女「ほれ、キーに印字されている文字を良く見ろ。全部前にMってついてるだろ?
『M』は『メモリー』の『M』。つまり、計算結果をメモリに記憶させる事が出来るんだ。
『M+』でメモリに加算、『M-』でメモリから減算を行う……というのは、まぁ見ればだいたい分かるだろう。
『MC』は『Memory Clea』rでメモリの内容を0に。『MR』は『Memory Recall』で、メモリの内容を呼び出す・表示するわけだ」
男「メモリー? もしかして、どきど○メモリアルのこと?」
女「……安藤みつるか? それとも左近寺竜之介? まぁ、お前の事だから素で間違えたんだろうが」
男「なんにせよ何が便利なのかわかんない機能だよね。そんなの普通に足し算してけば良いだけの話じゃない。
やれやれ、電卓も女さんの唇といっしょで、無駄なでっぱりが多いというかなんというか……いたいいたいいたいっ!!」
女「どれ、それじゃ馬鹿のお前の為に、無駄じゃないって所をちょっと見せてやろう。
例えば(8×2+3×4)なんて問題があったとする。この時、お前ならどうやって計算する?」
男「えぇっ!? そりゃもちろん、まずは8×2が16でしょ、それに3を足して……」
女「ふむ。とても私の予想した答えが帰って来そうに無いので、あえて言わせて貰うがな。
この場合、8×2と3×4の和をとるとき、先に計算した8×2の結果をクリアしないと、次の3×4が計算できないだろう?
そこで、メモリーを使って、8×2の結果を記憶させ、そこに3×4を更に加算させれば……」
男「あぁ、MRで答えが出るわけだ。なるほど、途中メモ取らないで良いだけ楽ちんだねこりゃ」
女「だろう。どうだい、これでメモリ機能が無駄じゃないって事が分かっただろう?」
男「けどまぁ、どんだけーというか、こんだけーって感じの機能ではあるよね。結局の所、使い勝手は悪そう。
それでも女さんの唇の皮よりは使い道あると思うけ……あいてぇっ!? なにさぁっ、本当のことじゃないっ!!
逆に唇の皮に使い道があったら怖いじゃない、そこんところ分かってて殴って……いたいいたいたいいたいいたいいたいって!!」
女「まぁ、私の唇の使い道は置いといてだなぁ。使い勝手が悪いというなら、もっと使い勝手の良い機能が付いてる電卓を買え!!
百均で売っているような物に、そこまで利便性を求める事がそもそも間違っているというのだ……ふんっ!」
男「使い勝手の良い電卓って、この形以外にも電卓ってあるのっ?」
女「あるぞ、あるある。いっぱいとは言わんが、電卓にも色々な種類がある。
まずは、関数電卓。高校の授業で習ったSinだとかCosだとかの値を、角度を入れれば出してくれる機能を持っていたり、
括弧で括った計算なんかが出来る優れものだ。主に工業系の学生が、実験などで使用することが多いな」
男「へー、Sin、Cosは覚えるの大変だったし、それは確かに便利かもだね」
女「逆ポーランド記法という、日本語に近い表記をする計算手法に対応した電卓なんてのもある。
そうそうその絡みで金融電卓というものもあってな、ローンの算出や金利の計算なんかがすぐにできるようになってるらしい。
らしいというのは現物を触ったことが無いからで……。一個だいたい五千円、高いので一万円近くするんだよ、これが」
男「いっ、一万円っ!? ただの電卓なんでしょ、なんでまたそんなに高いのさ!?」
女「さぁ? ただ、調べた限りだと、1981年から現在進行形で販売されている人気商品らしい。
計算速度もそんなに早く無いらしいのだが……。まぁ、電卓の高級ブランド品みたいなものなんじゃないのかなぁ?」
男「電卓にも高級ブランド。うぅん、電卓だからって侮れないなぁ。世の中どんな物が価値を持つか分かったもんじゃないね……」
女「そうそう。ふとした拍子に今まで誰も見向きもしなかったものが価値を持つなんて事、このご時世多分にあるかもしれない。
なんといっても、昨今のお笑いブームの先駆けになったのだって、あのダンディ坂野だぞ? すべり芸のゲッツだぞ?
誰があれが流行るなんて予想できただろうか。というわけで、お前もこれからは私に対してもうちょっと態度を改めるよ……」
男「それはないない、ぜったいない……あいてぇっ!!」
【参考】
http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=45787011
関数電卓の使い方まだ覚えてない
金融電卓は大体使える
どこが文系学部だかorz
しかし初期のノリが戻ってきたな~
金融電卓は大体使える
どこが文系学部だかorz
しかし初期のノリが戻ってきたな~
男「さぁ~、そろそろ書こう~年賀状~♪ 今年の干支は牛!! 牛といったら、やっぱりバッファローマン!!
喰らえッハリケーンミキサーっ!! ふははっ、どうだっ、貴様の唇の皮を七つに分断してやったわ……あいてっ!!」
女「とりゃー、正義のキン肉マンパーンチ、アッパー、ジャブ、デンプシーロール。ほれ、勝ったぞ、約束どおり唇を元に戻してもらおうか? ううん?
まぁボケるのはこのくらいにしておいて。嫌だろそんな暑苦しい年賀状、普通の牛にしとけよ、もしくはエルマタドーラとか、ケンタロスとか無難なのに」
男「えーっ、貰ったらインパクトあると思うんだけどなぁ、バッファローマンの年賀状……。
けどまぁそんな事言いつつ、絵なんててんで描けないんですけどね。毎年素材集にお世話になりっぱなしですよ」
女「昔はパソコンで年賀状書いたら周りからすごいすごいと言われたものだが、今じゃそんなのできてあたりまえだものなぁ。
イラストの一つでも描けんと箔がつかん。まぁ、造形で多少なりとも心得がある私にかかれば、イラストなぞちょちょいのちょいだがな」
男「いいなー、いいなー、羨ましいなー、自分で全部作れるって。
素材集って、二・三個しか使わない割には一冊千円とかするんだよね~。正直なところ、毎年買うのがもったいないんだよ……」
女「それなら毎年買わなければ良いじゃないか。干支とか使わなかったら、一年前の素材でもそれなりのが作れるだろう?
まぁ今年はそんな心配をする必要は無いがな。ほれ、ちょっとこのティッシュを見てみろ」
男「うん、なにー? 駅前のカラオケの割引券でも入ってるの? って、郵便局のティッシュ?
なになに、郵便年賀.jpで年賀状テンプレートを無料配布中? へっ、なにこれ、いったいどういうこと?」
女「どういうこともそういうことも、そこに書いてある通りの意味だよ。郵便局が自前で素材及び年賀状作成ソフトの提供を始めたのさ。
そのティッシュに書いてあるURLにアクセスすると、素材やテンプレートが詰まった年賀状作成ソフトがダウンロードできるんだ。しかも、タダでな」
男「へー、そりゃすごいね。けどタダなんでしょ、それだったら流石に売ってるレベルの物には及ばないんじゃぁ?」
女「いやそれがな、ちょっとインストールして使ってみたんだが、市販されてる年賀状作成ソフトとそう変わらない使い勝手でな。
素材の拡大縮小から、前面背面といった重なりの処理、グループ化なんかも出来る上に、フォントもパソコンにインストールされている物から選べるんだ。
なにより、宛名面まで編集できるという徹底振り。作成した住所録はCSV形式で保存できるので、来年にも持ち越せるし、EXCELなんかでも編集できるはずだ。
低スペックのパソコンだと少々レスポンスが悪いが、年賀状作成ソフト持ってないなら、わざわざ新しいの買わなくてもこれですんじゃうんじゃないかな。いや、まじで」
男「市販品と同じくらいの出来の物をポンと無料で提供しちゃうなんて、羽振りが良いねえ日本郵政グループ……」
女「いやいや羽振りが良いなんて事は無いさ。こいつのおかげで、年賀状を出す人が少しでも増えてくれれば、彼らとしては万々歳なんだろう。
なんといっても最近は民営化の煽りを受けて、他の配達業者にじわりじわりと押されているからなぁ。
唯一郵政公社が市場を独占している年賀状事業で、しっかりと収入を確保しておくということは彼らにとって死活問題なのさ、多分な」
男「するとやっぱり民営化して正解だったのかねぇ。うーん、できればこの調子で、来年・再来年もやってくれると助かるんだけれど」
女「どうだろうなぁ、意外と利用者が少なくて今年限りで止めてしまうかもしれないか?
なんといっても、もう色んな年賀状作成ソフトが普及しているからなぁ、そこからわざわざ乗り換えるような人は、そんなに居ないだろうと思うんだが。
宛名を登録し直すの面倒だし、使い勝手も良く分からないし、なにより来年やるか未定だから登録したの無駄になるかもしれないし……」
男「素材を提供するだけでは駄目だったのかねえ。まぁ、友達少ない僕からすれば、登録する手間も少ないからそんなの関係ねえだけどね」
女「……同じく。まぁ実際、学生の身空じゃそんなに出す人なんて居ないよなぁ? よくて友達や祖父母くらいだよ」
男「ひぃふぅみぃ……凄い、片手で数えられちゃった。いやー、我ながら虚しいなぁ」
女「私はそうだなぁ……。まずは、お前で一枚だろう、それから小・中学と親しかった友達で、二枚、三枚……。ん、なんだ、なんで私の顔を見る?」
男「いやほら、一枚とか二枚とか言うから、つい条件反射で……」
喰らえッハリケーンミキサーっ!! ふははっ、どうだっ、貴様の唇の皮を七つに分断してやったわ……あいてっ!!」
女「とりゃー、正義のキン肉マンパーンチ、アッパー、ジャブ、デンプシーロール。ほれ、勝ったぞ、約束どおり唇を元に戻してもらおうか? ううん?
まぁボケるのはこのくらいにしておいて。嫌だろそんな暑苦しい年賀状、普通の牛にしとけよ、もしくはエルマタドーラとか、ケンタロスとか無難なのに」
男「えーっ、貰ったらインパクトあると思うんだけどなぁ、バッファローマンの年賀状……。
けどまぁそんな事言いつつ、絵なんててんで描けないんですけどね。毎年素材集にお世話になりっぱなしですよ」
女「昔はパソコンで年賀状書いたら周りからすごいすごいと言われたものだが、今じゃそんなのできてあたりまえだものなぁ。
イラストの一つでも描けんと箔がつかん。まぁ、造形で多少なりとも心得がある私にかかれば、イラストなぞちょちょいのちょいだがな」
男「いいなー、いいなー、羨ましいなー、自分で全部作れるって。
素材集って、二・三個しか使わない割には一冊千円とかするんだよね~。正直なところ、毎年買うのがもったいないんだよ……」
女「それなら毎年買わなければ良いじゃないか。干支とか使わなかったら、一年前の素材でもそれなりのが作れるだろう?
まぁ今年はそんな心配をする必要は無いがな。ほれ、ちょっとこのティッシュを見てみろ」
男「うん、なにー? 駅前のカラオケの割引券でも入ってるの? って、郵便局のティッシュ?
なになに、郵便年賀.jpで年賀状テンプレートを無料配布中? へっ、なにこれ、いったいどういうこと?」
女「どういうこともそういうことも、そこに書いてある通りの意味だよ。郵便局が自前で素材及び年賀状作成ソフトの提供を始めたのさ。
そのティッシュに書いてあるURLにアクセスすると、素材やテンプレートが詰まった年賀状作成ソフトがダウンロードできるんだ。しかも、タダでな」
男「へー、そりゃすごいね。けどタダなんでしょ、それだったら流石に売ってるレベルの物には及ばないんじゃぁ?」
女「いやそれがな、ちょっとインストールして使ってみたんだが、市販されてる年賀状作成ソフトとそう変わらない使い勝手でな。
素材の拡大縮小から、前面背面といった重なりの処理、グループ化なんかも出来る上に、フォントもパソコンにインストールされている物から選べるんだ。
なにより、宛名面まで編集できるという徹底振り。作成した住所録はCSV形式で保存できるので、来年にも持ち越せるし、EXCELなんかでも編集できるはずだ。
低スペックのパソコンだと少々レスポンスが悪いが、年賀状作成ソフト持ってないなら、わざわざ新しいの買わなくてもこれですんじゃうんじゃないかな。いや、まじで」
男「市販品と同じくらいの出来の物をポンと無料で提供しちゃうなんて、羽振りが良いねえ日本郵政グループ……」
女「いやいや羽振りが良いなんて事は無いさ。こいつのおかげで、年賀状を出す人が少しでも増えてくれれば、彼らとしては万々歳なんだろう。
なんといっても最近は民営化の煽りを受けて、他の配達業者にじわりじわりと押されているからなぁ。
唯一郵政公社が市場を独占している年賀状事業で、しっかりと収入を確保しておくということは彼らにとって死活問題なのさ、多分な」
男「するとやっぱり民営化して正解だったのかねぇ。うーん、できればこの調子で、来年・再来年もやってくれると助かるんだけれど」
女「どうだろうなぁ、意外と利用者が少なくて今年限りで止めてしまうかもしれないか?
なんといっても、もう色んな年賀状作成ソフトが普及しているからなぁ、そこからわざわざ乗り換えるような人は、そんなに居ないだろうと思うんだが。
宛名を登録し直すの面倒だし、使い勝手も良く分からないし、なにより来年やるか未定だから登録したの無駄になるかもしれないし……」
男「素材を提供するだけでは駄目だったのかねえ。まぁ、友達少ない僕からすれば、登録する手間も少ないからそんなの関係ねえだけどね」
女「……同じく。まぁ実際、学生の身空じゃそんなに出す人なんて居ないよなぁ? よくて友達や祖父母くらいだよ」
男「ひぃふぅみぃ……凄い、片手で数えられちゃった。いやー、我ながら虚しいなぁ」
女「私はそうだなぁ……。まずは、お前で一枚だろう、それから小・中学と親しかった友達で、二枚、三枚……。ん、なんだ、なんで私の顔を見る?」
男「いやほら、一枚とか二枚とか言うから、つい条件反射で……」
女「そうそう、郵便年賀.jpのホームページでは年賀状作成以外にも色々なサービスをやっていてな。
吉本芸人の記念スタンプだとか、なりきり合成写真や似顔絵作成。果ては親しい人物との人間関係を図示する占いなんてものもある。
他にも年賀状にまつわるトリビアだとか日本の情景フォトコンテストといったコンテンツも……。もし暇だったら一度覗いてみる事をオススメする」
男「よかったね女さん。これで荒れた唇を合成写真でごまかせる……たわばっ!!」
【参考】郵便年賀.jp
http://www.yubin-nenga.jp/design_kit/index.html
郵便局ネタ二回目、なんか回し者みたいだな、俺……
そりゃそうと、CSV形式での保存・読み込みは割と色んなソフトウェアで対応しているから
もしかすると市販ソフトの住所録なんかも上のサイトのソフトで読み込めるかもです
>>215-217
ありがとう、もちっと頑張ってみます
吉本芸人の記念スタンプだとか、なりきり合成写真や似顔絵作成。果ては親しい人物との人間関係を図示する占いなんてものもある。
他にも年賀状にまつわるトリビアだとか日本の情景フォトコンテストといったコンテンツも……。もし暇だったら一度覗いてみる事をオススメする」
男「よかったね女さん。これで荒れた唇を合成写真でごまかせる……たわばっ!!」
【参考】郵便年賀.jp
http://www.yubin-nenga.jp/design_kit/index.html
郵便局ネタ二回目、なんか回し者みたいだな、俺……
そりゃそうと、CSV形式での保存・読み込みは割と色んなソフトウェアで対応しているから
もしかすると市販ソフトの住所録なんかも上のサイトのソフトで読み込めるかもです
>>215-217
ありがとう、もちっと頑張ってみます
へぇー
知らんかったー
年賀状自体は縁のない話じゃあるんだが、配達の世界にも生存競争があるってことだよなー
知らんかったー
年賀状自体は縁のない話じゃあるんだが、配達の世界にも生存競争があるってことだよなー
男「布団に入ったは良いんだけどなんだか無性に目が冴えちゃって、なかなか眠れない夜ってあるよね。
そういう時、僕は筋トレとかして体を疲れさせて眠りやすくするんだけれど、女さんも何かそういうことやってる?」
女「んー、どうだろう、やっぱり羊を数えるかなぁ。もしくは、眠くなるまで鑢でパテ削るとか。
そもそも、普段から睡眠時間削って作業してるからな、基本寝不足なんだよ。だから、布団入ったら速バタンキューだ。
眠れないなんて事はまず無いなぁ……。むしろ休日なんかに起きれないことの方が多い気がする」
男「24時間ぶっ通しで眠ったりとか? 良くできるよね~、途中で目が覚めたりなんかしないの?」
女「んー、まぁ起きるには起きるが、大抵時間確認したらすぐに二度寝してしまうな。
起きるのは流石にもうこれ以上寝れないって状況になったときだけだ。逆に頭痛がしてくるからな、寝すぎると」
男「なんにせよ、不摂生な生活は良くないよ。女さんの体にも、その唇の皮にも」
女「なぁに若いからちょっとくらい無理したって大丈夫だって。それにまぁ、なんだかんだで寝不足にも慣れてしまったしな。
ただ、そうやって私の体調を気遣ってくれるのは素直に嬉しいよ。ありがとう、男(///)」
男「いっ、いや、僕は別に女さんの唇が荒れてたら荒れてたで、弄るネタが増えるから良いんだけれど。
けどまぁそんな唇でも、一応女さんも嫁入り前の女の子だし。病気になられたらやっぱり、かわいそうだなぁって……(///)」
女「そんな唇で悪かったな。もうっ、お前もたいがい素直じゃない奴だなぁ!! えぇっ、この(///)」
男「お、女さんが柄にも無いこと言うからじゃないか、もうっ、調子狂うなぁ……(///)」
女「けど、よくよく考えるとなんかおかしな話だよな。
自由な時間の少ない平日に夜遅くまで作業して、丸一日自由な時間の休日を殆ど眠って潰してしまうんだから。
ううん、どう考えも平日にやってることを休日にやれば良いだけの話だよな、これって……」
男「そうだよ、絶対その方が健康的だって。やっぱり毎日しっかりと睡眠はとらなくっちゃ。
それにほら早起きは三文の徳って言うでしょ。夜遅くまで起きて頑張るより、朝早く起きて作業したほうが効率良いんじゃない?」
女「ふむ。たしかに、それには一理あるかもしれないな。眠い目擦ってうつらうつら作業するよりも、
寝覚め爽やか、気持ちの良い気分で作業した方が、もしかすると捗るかもしれない……。
よぉし、それじゃ例に今日当たり早めに寝て、明日の朝に作業することにしてみるかなっ!!」
男「うん是非ともそうしなよ。僕も陰ながら応援するよっ!!」
――翌日
男「で、早く寝たら休日気分になって、ついつい二度寝をしてしまったと」
女「私とした事が不覚っ!! しかも、よりにもよってこいつに寝顔を見られてしまうとは……!!」
男「たいへん見目麗しい寝顔でございました。早速、携帯電話の待ち受けにさせてもらうとしましょう、うふうふうふふ」
女「だーっ!! やめろっ、そんな恥かしいことはっ!! こらっ、ちょっと携帯をよこせっ、よこさんかぁっ、バカモノォ!!」
男「ほらほらそんな事より早く寝癖を治さないと、大変なことになっちゃってるよ。
Q太郎みたいな頭の上のアホ毛でしょ、三年に一度のビッグウェーブな後ろ髪でしょ。
そんでもってそんでもって、ぺろりめくれた唇の皮も……あいたぁっ!!」
女「唇の皮にどうやったら寝癖が付くというんだっ!! これは、元からだよっ、元からっ!!」
男「えーでも、実際いつもの倍くらい荒れて……あいだぁっ!! あ、足、足がめり込むって、女さん!! イタイイタイぃッ!!」
そういう時、僕は筋トレとかして体を疲れさせて眠りやすくするんだけれど、女さんも何かそういうことやってる?」
女「んー、どうだろう、やっぱり羊を数えるかなぁ。もしくは、眠くなるまで鑢でパテ削るとか。
そもそも、普段から睡眠時間削って作業してるからな、基本寝不足なんだよ。だから、布団入ったら速バタンキューだ。
眠れないなんて事はまず無いなぁ……。むしろ休日なんかに起きれないことの方が多い気がする」
男「24時間ぶっ通しで眠ったりとか? 良くできるよね~、途中で目が覚めたりなんかしないの?」
女「んー、まぁ起きるには起きるが、大抵時間確認したらすぐに二度寝してしまうな。
起きるのは流石にもうこれ以上寝れないって状況になったときだけだ。逆に頭痛がしてくるからな、寝すぎると」
男「なんにせよ、不摂生な生活は良くないよ。女さんの体にも、その唇の皮にも」
女「なぁに若いからちょっとくらい無理したって大丈夫だって。それにまぁ、なんだかんだで寝不足にも慣れてしまったしな。
ただ、そうやって私の体調を気遣ってくれるのは素直に嬉しいよ。ありがとう、男(///)」
男「いっ、いや、僕は別に女さんの唇が荒れてたら荒れてたで、弄るネタが増えるから良いんだけれど。
けどまぁそんな唇でも、一応女さんも嫁入り前の女の子だし。病気になられたらやっぱり、かわいそうだなぁって……(///)」
女「そんな唇で悪かったな。もうっ、お前もたいがい素直じゃない奴だなぁ!! えぇっ、この(///)」
男「お、女さんが柄にも無いこと言うからじゃないか、もうっ、調子狂うなぁ……(///)」
女「けど、よくよく考えるとなんかおかしな話だよな。
自由な時間の少ない平日に夜遅くまで作業して、丸一日自由な時間の休日を殆ど眠って潰してしまうんだから。
ううん、どう考えも平日にやってることを休日にやれば良いだけの話だよな、これって……」
男「そうだよ、絶対その方が健康的だって。やっぱり毎日しっかりと睡眠はとらなくっちゃ。
それにほら早起きは三文の徳って言うでしょ。夜遅くまで起きて頑張るより、朝早く起きて作業したほうが効率良いんじゃない?」
女「ふむ。たしかに、それには一理あるかもしれないな。眠い目擦ってうつらうつら作業するよりも、
寝覚め爽やか、気持ちの良い気分で作業した方が、もしかすると捗るかもしれない……。
よぉし、それじゃ例に今日当たり早めに寝て、明日の朝に作業することにしてみるかなっ!!」
男「うん是非ともそうしなよ。僕も陰ながら応援するよっ!!」
――翌日
男「で、早く寝たら休日気分になって、ついつい二度寝をしてしまったと」
女「私とした事が不覚っ!! しかも、よりにもよってこいつに寝顔を見られてしまうとは……!!」
男「たいへん見目麗しい寝顔でございました。早速、携帯電話の待ち受けにさせてもらうとしましょう、うふうふうふふ」
女「だーっ!! やめろっ、そんな恥かしいことはっ!! こらっ、ちょっと携帯をよこせっ、よこさんかぁっ、バカモノォ!!」
男「ほらほらそんな事より早く寝癖を治さないと、大変なことになっちゃってるよ。
Q太郎みたいな頭の上のアホ毛でしょ、三年に一度のビッグウェーブな後ろ髪でしょ。
そんでもってそんでもって、ぺろりめくれた唇の皮も……あいたぁっ!!」
女「唇の皮にどうやったら寝癖が付くというんだっ!! これは、元からだよっ、元からっ!!」
男「えーでも、実際いつもの倍くらい荒れて……あいだぁっ!! あ、足、足がめり込むって、女さん!! イタイイタイぃッ!!」
――男と女の恋模様 彼女と二人でデート中
女「……お前なぁ、歩きながら音楽聴くのは止めたらどうなんだ。
それじゃぁ何かあったときに、耳が塞がってて気付かないかもしれないだろ? 危険だよ、ほら歩く時くらい良いじゃないか別に……」
男「そんな危険な何かなんてそうそう起こるわけ無いじゃない。大丈夫だよ~、もうっ、心配性だなぁ女さんてば。
だいたいさ、これウォー○マンだよ、ウォー○マン。歩いて聞かなくちゃウォー○マンの名が泣くってもんじゃない」
女「はぁ……。知ってるか、ウォー○マンはSONYの登録商標なんだ。お前のそれはどう見たって、名も無きチャイナブランドだろうが。
mp3なんかのデジタル音源を再生する機械はな、正式にはデジタルオーディオプレイヤーというんだ。だから歩いて聞く必要なんて無いのっ!!
それと、もちっと隠す場所を考えろ!! それじゃ、ロシアの機械超人とも取れるじゃないかっ!! ややこしいわっ!!」
男「もー、なにをそんなぷりぷり怒ってるのさ? せっかくのデートなんだから楽しく行こうよ楽しく」
女「せっかくのデートだから、そうやってよそ事をして欲しくないんじゃないか。ばか(///)
……あっ、こらっ、ちょっと!! お前、人が話してるのに、勝手にどんどんと行く奴があるかぁっ!! 待てっ、待てこのスットコドッコイ!!」
男「えっ? あぁ、ごめんごめん。歌聴くのに夢中で聞こえなかったや。なに、何か言った女さん?」
男「あの、すみません。なんで僕こんな顔が女さんの唇みたいに、所々捲れ上がってズタボロになるまで殴られなくちゃ行けなかったんでしょうか?
まったく身に覚えは無いのですが、また知らぬうちに女さんの御気と唇の皮に触れる様な事を言ってしまったんでしょうか…… ひでぶっ!!」
女「ふんっ、自分の胸に聞いてみろ。その白いイヤホンを外してなっ!! まったく、デートと歌どっちが大切なんだよ。まったく……」
男「あいててて……。もうっ、なんだよなんだよ訳分かんないなぁ~、何怒ってるのささっきから。はっきり良ってよ、なんかそういうのらしくないよ?
おっ、そうこうしてるうちに遊園地行きのバスが……。よかったぁ、空いてるみたいだね。これなら、二人で一緒の席に」
女「…………」カツカツ
男「座れるねって。ちょっとちょっと、一人で勝手に行かないでよっ!! あぁっ、待って、待ってってば、女さーんっ!!」
女「……お前なぁ、歩きながら音楽聴くのは止めたらどうなんだ。
それじゃぁ何かあったときに、耳が塞がってて気付かないかもしれないだろ? 危険だよ、ほら歩く時くらい良いじゃないか別に……」
男「そんな危険な何かなんてそうそう起こるわけ無いじゃない。大丈夫だよ~、もうっ、心配性だなぁ女さんてば。
だいたいさ、これウォー○マンだよ、ウォー○マン。歩いて聞かなくちゃウォー○マンの名が泣くってもんじゃない」
女「はぁ……。知ってるか、ウォー○マンはSONYの登録商標なんだ。お前のそれはどう見たって、名も無きチャイナブランドだろうが。
mp3なんかのデジタル音源を再生する機械はな、正式にはデジタルオーディオプレイヤーというんだ。だから歩いて聞く必要なんて無いのっ!!
それと、もちっと隠す場所を考えろ!! それじゃ、ロシアの機械超人とも取れるじゃないかっ!! ややこしいわっ!!」
男「もー、なにをそんなぷりぷり怒ってるのさ? せっかくのデートなんだから楽しく行こうよ楽しく」
女「せっかくのデートだから、そうやってよそ事をして欲しくないんじゃないか。ばか(///)
……あっ、こらっ、ちょっと!! お前、人が話してるのに、勝手にどんどんと行く奴があるかぁっ!! 待てっ、待てこのスットコドッコイ!!」
男「えっ? あぁ、ごめんごめん。歌聴くのに夢中で聞こえなかったや。なに、何か言った女さん?」
男「あの、すみません。なんで僕こんな顔が女さんの唇みたいに、所々捲れ上がってズタボロになるまで殴られなくちゃ行けなかったんでしょうか?
まったく身に覚えは無いのですが、また知らぬうちに女さんの御気と唇の皮に触れる様な事を言ってしまったんでしょうか…… ひでぶっ!!」
女「ふんっ、自分の胸に聞いてみろ。その白いイヤホンを外してなっ!! まったく、デートと歌どっちが大切なんだよ。まったく……」
男「あいててて……。もうっ、なんだよなんだよ訳分かんないなぁ~、何怒ってるのささっきから。はっきり良ってよ、なんかそういうのらしくないよ?
おっ、そうこうしてるうちに遊園地行きのバスが……。よかったぁ、空いてるみたいだね。これなら、二人で一緒の席に」
女「…………」カツカツ
男「座れるねって。ちょっとちょっと、一人で勝手に行かないでよっ!! あぁっ、待って、待ってってば、女さーんっ!!」
――なんとかその場はごまかして 彼女と二人で同じ席
女「…………」プイス
男「ちゃらりー、鼻から牛乳ー♪ って、早い、早すぎるよぉっ!! 何もやってないのにもうサビですかっ!?
もうっ、いい加減機嫌を直してよぉっ!! 嫌だよ、僕、ずっとこんな感じで一日中デートするの!!
何が気に入らないのか分からないけどさ、はっきり言ってよっ!! 僕、馬鹿だから、空気読むの苦手なのしってるでしy……」
女「…………(男のイヤホンに指を絡める)」スッ
男「えっ、なに、イヤホン? これが欲しいの? なんだ、音楽聴きたいなら聴きたいって言ってくれれば、すぐにでも貸してあげたn……」
女「…………(男のイヤホンを耳に嵌めると、再び視線を窓の外へ)」プイス
男「……えぇ~っ? ちょっ、ありがとうの一言もなし? 幾らなんでもそれは酷くないの女さん!!」
女「五月蝿い黙れ、私は今歌を聞くのに忙しいんだ。お前の相手をしている暇など無い」
男「ちょっ、ちょっとちょっと女さんてば、流石にそういう言い草は良くないんじゃないの?
せっかくのデートなんだよ、その相手を蔑ろにして音楽聴くだなんて、相手に失礼だと思わない……あぁっ!?」
女「…………ふんっ!! やっと気付いたかこの大馬鹿者」
男「あっ、あぁ~っ、あぁあぁあぁっ!! 女さんっ、唇から血が滴ってるよっ!! 駄目だよ、ちゃんとリップクリーム塗ってこなかったの!?」
女「……はぁ。そうだよな、お前はそういう奴だったよな。きつく口で言わないと分かんないんだよな、とほほほ」
女「時々さ、お前のそういうちょっとずれた所に酷く疲れるときがあるよ……今とか今とか今とか今とか」
男「……やだなぁ、驚かさないでよ女さん、ずれてないじゃなーい!!
一瞬、ばれちゃったのかとひやひやしたよ。あぁ、びっくりしたなーもー!!」ガサガサ(頭を手でかきむしる音)
女「何がばれるとひやひやするのだ。カツラか、まさかお前この歳でカツラでも使っているのか?」
男「まぁその話しはひとまず置いといて……。
そのさぁ……、いつまで僕の肩に頭載せてるのかな? 言いにくいんだけど、結構重たいんだよねぇ、女さんのあた、あた、あたたた……」
女「女の子に重いとか言わないのっ。こうしないと、ピンと張ったイヤホンが耳に当たって痛いんだよ。
なにが悪いって、こんな短いイヤホンを使っているお前が悪いんだから、このまま目的地に着くまで我慢してろ。良いな?」
男「良くないよぉっ!! ほらっ、それならもうプレイヤーごと貸してあげるからさぁ、ねぇちょっとどけてってば」
女「~~~♪」
男「聞く耳持たずですか。ちぇっ、酷いやぁ……」
女「…………」プイス
男「ちゃらりー、鼻から牛乳ー♪ って、早い、早すぎるよぉっ!! 何もやってないのにもうサビですかっ!?
もうっ、いい加減機嫌を直してよぉっ!! 嫌だよ、僕、ずっとこんな感じで一日中デートするの!!
何が気に入らないのか分からないけどさ、はっきり言ってよっ!! 僕、馬鹿だから、空気読むの苦手なのしってるでしy……」
女「…………(男のイヤホンに指を絡める)」スッ
男「えっ、なに、イヤホン? これが欲しいの? なんだ、音楽聴きたいなら聴きたいって言ってくれれば、すぐにでも貸してあげたn……」
女「…………(男のイヤホンを耳に嵌めると、再び視線を窓の外へ)」プイス
男「……えぇ~っ? ちょっ、ありがとうの一言もなし? 幾らなんでもそれは酷くないの女さん!!」
女「五月蝿い黙れ、私は今歌を聞くのに忙しいんだ。お前の相手をしている暇など無い」
男「ちょっ、ちょっとちょっと女さんてば、流石にそういう言い草は良くないんじゃないの?
せっかくのデートなんだよ、その相手を蔑ろにして音楽聴くだなんて、相手に失礼だと思わない……あぁっ!?」
女「…………ふんっ!! やっと気付いたかこの大馬鹿者」
男「あっ、あぁ~っ、あぁあぁあぁっ!! 女さんっ、唇から血が滴ってるよっ!! 駄目だよ、ちゃんとリップクリーム塗ってこなかったの!?」
女「……はぁ。そうだよな、お前はそういう奴だったよな。きつく口で言わないと分かんないんだよな、とほほほ」
女「時々さ、お前のそういうちょっとずれた所に酷く疲れるときがあるよ……今とか今とか今とか今とか」
男「……やだなぁ、驚かさないでよ女さん、ずれてないじゃなーい!!
一瞬、ばれちゃったのかとひやひやしたよ。あぁ、びっくりしたなーもー!!」ガサガサ(頭を手でかきむしる音)
女「何がばれるとひやひやするのだ。カツラか、まさかお前この歳でカツラでも使っているのか?」
男「まぁその話しはひとまず置いといて……。
そのさぁ……、いつまで僕の肩に頭載せてるのかな? 言いにくいんだけど、結構重たいんだよねぇ、女さんのあた、あた、あたたた……」
女「女の子に重いとか言わないのっ。こうしないと、ピンと張ったイヤホンが耳に当たって痛いんだよ。
なにが悪いって、こんな短いイヤホンを使っているお前が悪いんだから、このまま目的地に着くまで我慢してろ。良いな?」
男「良くないよぉっ!! ほらっ、それならもうプレイヤーごと貸してあげるからさぁ、ねぇちょっとどけてってば」
女「~~~♪」
男「聞く耳持たずですか。ちぇっ、酷いやぁ……」
>>222,223の数分後、バス内にて
女「それにしても、やけに洋楽ばかり入れてるんだな。しかも全然私が聞いたこと無いのばっかりだ、どうしたんだこれ?」
男「いや~、最近ちょっと洋楽に凝っててさ~。それね、今あっち(米国)のランキングで上位に入ってる曲なんだ~。どう、いかしてるでしょ?」
女「いかしてるもなにも、歌詞わかんないからそんなのなんとも言い様が無いよ。
というかお前はどうなんだよ、ちゃんと歌の意味とかわかってるのか? たしかお前って、英語の成績凄く悪かったんじゃ」
男「えへへぇ~、実はCDに付いてる歌詞カードとか、個人のブログに上がってる和訳なんかに頼りっぱなしでございます。
英語ってやっぱり難しいよね。けど、ほら歌詞の意味は分からなくってもリズムなんかは分かるからさ」
女「リズムなら分かるなぁ、はたしてどうなんだか。変に背伸びなんかせずに、邦楽を聴いておけば良い物を。
まったく、まだまだ厨学生気分が抜け切れていないご様子ですなぁ。やれやれ、まったく、やれやれ……」
男「むー、そういう女さんだって、そろそろその冬場の中学生みたいな唇卒業して、大人の瑞々しい唇になったらどうなんですかー?
いや、待てよ? そういえば女さんてばどこか年寄り臭い所があるからなぁ……。
もしかして実はその逆で、唇だけが老いてるのかも……いたいいたいいたいっ!! やめてっ、ゴメン、冗談だよぉっ!!」
女「そうそう、そう言えば、邦楽のランキングはオリコンチャートとかが有名だが、洋楽はいったいなんていうチャートが有名なんだ?」
男「んー、Wikipedia見る限りじゃ、ビルボードとかラジオ&レコーズなんていうのがあっちでは有名らしいね。
二つも有名なチャートがあるのは、集計方法の違いがあるかららしくてね。ビルボードは主にセールスに重点を置いたチャート。
ラジオ&レコーズはその名の通りラジオでのオンエア数に重点を置いたチャートなんだってさ~」
女「おぉうっ!? お前の口からまともな薀蓄が飛び出しただとっ!? なんだ、天変地異の前触れか!?」
男「酷い言い草だなぁ、もうっ!! 僕だって、気になった事をネットで調べる事くらいはできるよぉっ!!
で、話をチャートの話しに戻すけど。そもそも、米国ではビルボードのチャートの方が古くは主流だったんだって。
昔はビルボードもオンエア数に重点を置いた集計をしててね。けど、91年にその集計方法を現在のセールスに重点に変えたんだ。
そうしたらロックとかポップスがまったくランキングの上位に絡んでこなくなっちゃって、その手の曲を主に聴く層が離れて行っちゃったんだって」
女「なんで集計方法を変えただけで、そんな事になるんだ? 今ひとつ納得がいかないんだが」
男「んとね。なんでも、ロックなんかを主に歌う白人系のアーティストは、シングルでCDを出さないアルバム志向の人が多いんだって。
だからさ、曲は発表したけれどまだお店で売ってない、な~んて事態になると、売り上げの分だけチャートでは不利になっちゃうんだよ」
女「あー、そういや洋楽のシングルって、あんまり店とかで見ないような気がしないでもないなぁ」
男「とまぁそんなわけで、その後ロックが好きなその層は、ラジオでのオンエア数に重点を置いたラジオ&レコードのチャートに移り、
そっくりそのまま顧客を頂いたラジオ&レコーズは、一気に米国でメジャーなチャートとしてのし上がったんだってさ。
もっとも、ビルボードの方もその後ちょくちょく集計方法に調整を加えて、嘗ての顧客を取り戻そうとしているらしいんだけど……。
って、どうしたのさ女さん、そんな難しい顔なんかして? また何か疑問でもあるの?」
女「いや、なんかお前に、こういう知的な雑学を教わるのが癪に思えてきてな。むぅ、なんか知らんが負けた気がする……」
男「いやいや、こんなの数日限りの付け焼刃だって。雑学も豊富なら、唇も雑な女さんには到底敵わな……あてて、あててっ!!」
【参考】
ビルボード ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89
集計方法の変更に伴うチャートへの影響 の辺りから
女「それにしても、やけに洋楽ばかり入れてるんだな。しかも全然私が聞いたこと無いのばっかりだ、どうしたんだこれ?」
男「いや~、最近ちょっと洋楽に凝っててさ~。それね、今あっち(米国)のランキングで上位に入ってる曲なんだ~。どう、いかしてるでしょ?」
女「いかしてるもなにも、歌詞わかんないからそんなのなんとも言い様が無いよ。
というかお前はどうなんだよ、ちゃんと歌の意味とかわかってるのか? たしかお前って、英語の成績凄く悪かったんじゃ」
男「えへへぇ~、実はCDに付いてる歌詞カードとか、個人のブログに上がってる和訳なんかに頼りっぱなしでございます。
英語ってやっぱり難しいよね。けど、ほら歌詞の意味は分からなくってもリズムなんかは分かるからさ」
女「リズムなら分かるなぁ、はたしてどうなんだか。変に背伸びなんかせずに、邦楽を聴いておけば良い物を。
まったく、まだまだ厨学生気分が抜け切れていないご様子ですなぁ。やれやれ、まったく、やれやれ……」
男「むー、そういう女さんだって、そろそろその冬場の中学生みたいな唇卒業して、大人の瑞々しい唇になったらどうなんですかー?
いや、待てよ? そういえば女さんてばどこか年寄り臭い所があるからなぁ……。
もしかして実はその逆で、唇だけが老いてるのかも……いたいいたいいたいっ!! やめてっ、ゴメン、冗談だよぉっ!!」
女「そうそう、そう言えば、邦楽のランキングはオリコンチャートとかが有名だが、洋楽はいったいなんていうチャートが有名なんだ?」
男「んー、Wikipedia見る限りじゃ、ビルボードとかラジオ&レコーズなんていうのがあっちでは有名らしいね。
二つも有名なチャートがあるのは、集計方法の違いがあるかららしくてね。ビルボードは主にセールスに重点を置いたチャート。
ラジオ&レコーズはその名の通りラジオでのオンエア数に重点を置いたチャートなんだってさ~」
女「おぉうっ!? お前の口からまともな薀蓄が飛び出しただとっ!? なんだ、天変地異の前触れか!?」
男「酷い言い草だなぁ、もうっ!! 僕だって、気になった事をネットで調べる事くらいはできるよぉっ!!
で、話をチャートの話しに戻すけど。そもそも、米国ではビルボードのチャートの方が古くは主流だったんだって。
昔はビルボードもオンエア数に重点を置いた集計をしててね。けど、91年にその集計方法を現在のセールスに重点に変えたんだ。
そうしたらロックとかポップスがまったくランキングの上位に絡んでこなくなっちゃって、その手の曲を主に聴く層が離れて行っちゃったんだって」
女「なんで集計方法を変えただけで、そんな事になるんだ? 今ひとつ納得がいかないんだが」
男「んとね。なんでも、ロックなんかを主に歌う白人系のアーティストは、シングルでCDを出さないアルバム志向の人が多いんだって。
だからさ、曲は発表したけれどまだお店で売ってない、な~んて事態になると、売り上げの分だけチャートでは不利になっちゃうんだよ」
女「あー、そういや洋楽のシングルって、あんまり店とかで見ないような気がしないでもないなぁ」
男「とまぁそんなわけで、その後ロックが好きなその層は、ラジオでのオンエア数に重点を置いたラジオ&レコードのチャートに移り、
そっくりそのまま顧客を頂いたラジオ&レコーズは、一気に米国でメジャーなチャートとしてのし上がったんだってさ。
もっとも、ビルボードの方もその後ちょくちょく集計方法に調整を加えて、嘗ての顧客を取り戻そうとしているらしいんだけど……。
って、どうしたのさ女さん、そんな難しい顔なんかして? また何か疑問でもあるの?」
女「いや、なんかお前に、こういう知的な雑学を教わるのが癪に思えてきてな。むぅ、なんか知らんが負けた気がする……」
男「いやいや、こんなの数日限りの付け焼刃だって。雑学も豊富なら、唇も雑な女さんには到底敵わな……あてて、あててっ!!」
【参考】
ビルボード ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89
集計方法の変更に伴うチャートへの影響 の辺りから
男「ゴキブリはたしかに不衛生ではあるけれども臭いが無いだけいくらかマシだよね。
その点、緑の悪魔カメムシは困る。あの臭いなかなか取れないんだもの、迂闊に叩こうにも叩けないよ」
女「ふむ、用意周到に準備をすればそれは叩けるという風に解釈して良いのかな?
……はいはい分かった分かった。そんな怯えんでも私が駆除してやるから。
まったく、男の癖に本当に意気地の無い奴だなぁお前は……よっと!」ビリビリ
つ【ガムテープ】
女「こうやって、ガムテープにカメムシをくっつけて、臭いを出す前にくるんでしまえば……。
ほれ、いっちょうあがり!! 後はゴミ箱にポイしてしまえば、それで終わり。駆除完了だ」
男「わーん、ありがとう女さん、助かったよぉっ!! カメムシが部屋に現れたときには、僕どうしようかと!!」
女「えぇいっやめんか!! たかがカメムシ一匹、駆除したくらいでいちいち抱きつくな、大げさなぁっ!!(///)」
男「えーっ、せっかく感謝の気持ちを体全体を使って表そうとしたのにぃ……。
けど、実に手際の良い駆除だったね、見てて惚れ惚れしたよ。もしかしたら、その道のプロになれるんじゃない?」
女「嫌だよ、カメムシ駆除のプロだなんて。カメムシ・くさい・季節労働で、見事な3k労働じゃないか」
男「…………3kは『きつい』、『汚い』、『危険』だよ?」
女「真顔で突っ込むなよ。あぁもうっやめろっ、そんな目で見るなぁっ!!
自分でも無いなーってのは言いながら思ったよっ!! くそっ、やっぱり言うの止めとけばよかった(///)」
男「まぁ、そんな事しなくても、女さんは既に、『(性格的に)きつい』、『(唇的に)汚い』、『(人物的に)危険』な、3k女だけどね~」
女「カメムシの収まったガムテープをはがしても、私はいっこうに構わんのだぞ? どうせ臭くなるのはお前の部屋だから」
男「おっと間違えた、女さんは『(唇的に)可哀い』『(唇的に)可憐』『(唇的に)華奢』な3k女だった。いやはや、ごめんごめん」
女「むぅ、何だか凄く引っかかる言いかたな気がしないでもないが、まぁ良いだろう許してやる(///)」
女「そうそう、カメムシの臭いをくさいくさいと言うがな、カメムシソウなるハーブがある事を知っているか?
英名をコリアンダーと言い、カメムシと同じような匂いがするらしいのだが、これが以外にも色々な料理で使われるんだ。
たとえば、その葉はタイではパクチーと呼ばれ、有名なタイ料理『トムヤンクン』の薬味として使われているし、
その実はコリアンダーシードと呼ばれ、乾燥させた後、カレーなんかを作るときのスパイスとして使われるんだと」
男「はぁー、よくそんなカメムシの匂いがする草を料理に使おうなんて思えたね。よっぽどの天才なのか、それとも……」
女「いやいや、似てるってだけだから、カメムシの臭いそっくりそのまんまというわけじゃぁ無いはずだ。たぶん。
しかし似たような匂いのする食べ物があるからと言って、カメムシの臭いを侮ってはいけない。
なんでもWikipediaの記述によれば、バケツ数杯分のカメムシを手を使って駆除したところ、
指先の皮が黄色く変色して剥がれてしまった人が居るんだそうな」
男「……大丈夫?(女の唇を凝視しながら)」
女「だーかーらーっ!! これは別に虫に刺されたとか噛まれたとかそういうのじゃなくてだなぁっ!!」
男「分かんないよっ? もしかすると、女さんの口からカメムシと同じ臭いが出てるのかもしれな……あてーっ!!」
女「まったく失礼な事を……。口汚いのは、むしろお前の方だろうが。
いつなんどき何が起きても良い様に、毎日三回、食後に欠かさず私は歯を磨いておるのだからな。まったく……(///)」
その点、緑の悪魔カメムシは困る。あの臭いなかなか取れないんだもの、迂闊に叩こうにも叩けないよ」
女「ふむ、用意周到に準備をすればそれは叩けるという風に解釈して良いのかな?
……はいはい分かった分かった。そんな怯えんでも私が駆除してやるから。
まったく、男の癖に本当に意気地の無い奴だなぁお前は……よっと!」ビリビリ
つ【ガムテープ】
女「こうやって、ガムテープにカメムシをくっつけて、臭いを出す前にくるんでしまえば……。
ほれ、いっちょうあがり!! 後はゴミ箱にポイしてしまえば、それで終わり。駆除完了だ」
男「わーん、ありがとう女さん、助かったよぉっ!! カメムシが部屋に現れたときには、僕どうしようかと!!」
女「えぇいっやめんか!! たかがカメムシ一匹、駆除したくらいでいちいち抱きつくな、大げさなぁっ!!(///)」
男「えーっ、せっかく感謝の気持ちを体全体を使って表そうとしたのにぃ……。
けど、実に手際の良い駆除だったね、見てて惚れ惚れしたよ。もしかしたら、その道のプロになれるんじゃない?」
女「嫌だよ、カメムシ駆除のプロだなんて。カメムシ・くさい・季節労働で、見事な3k労働じゃないか」
男「…………3kは『きつい』、『汚い』、『危険』だよ?」
女「真顔で突っ込むなよ。あぁもうっやめろっ、そんな目で見るなぁっ!!
自分でも無いなーってのは言いながら思ったよっ!! くそっ、やっぱり言うの止めとけばよかった(///)」
男「まぁ、そんな事しなくても、女さんは既に、『(性格的に)きつい』、『(唇的に)汚い』、『(人物的に)危険』な、3k女だけどね~」
女「カメムシの収まったガムテープをはがしても、私はいっこうに構わんのだぞ? どうせ臭くなるのはお前の部屋だから」
男「おっと間違えた、女さんは『(唇的に)可哀い』『(唇的に)可憐』『(唇的に)華奢』な3k女だった。いやはや、ごめんごめん」
女「むぅ、何だか凄く引っかかる言いかたな気がしないでもないが、まぁ良いだろう許してやる(///)」
女「そうそう、カメムシの臭いをくさいくさいと言うがな、カメムシソウなるハーブがある事を知っているか?
英名をコリアンダーと言い、カメムシと同じような匂いがするらしいのだが、これが以外にも色々な料理で使われるんだ。
たとえば、その葉はタイではパクチーと呼ばれ、有名なタイ料理『トムヤンクン』の薬味として使われているし、
その実はコリアンダーシードと呼ばれ、乾燥させた後、カレーなんかを作るときのスパイスとして使われるんだと」
男「はぁー、よくそんなカメムシの匂いがする草を料理に使おうなんて思えたね。よっぽどの天才なのか、それとも……」
女「いやいや、似てるってだけだから、カメムシの臭いそっくりそのまんまというわけじゃぁ無いはずだ。たぶん。
しかし似たような匂いのする食べ物があるからと言って、カメムシの臭いを侮ってはいけない。
なんでもWikipediaの記述によれば、バケツ数杯分のカメムシを手を使って駆除したところ、
指先の皮が黄色く変色して剥がれてしまった人が居るんだそうな」
男「……大丈夫?(女の唇を凝視しながら)」
女「だーかーらーっ!! これは別に虫に刺されたとか噛まれたとかそういうのじゃなくてだなぁっ!!」
男「分かんないよっ? もしかすると、女さんの口からカメムシと同じ臭いが出てるのかもしれな……あてーっ!!」
女「まったく失礼な事を……。口汚いのは、むしろお前の方だろうが。
いつなんどき何が起きても良い様に、毎日三回、食後に欠かさず私は歯を磨いておるのだからな。まったく……(///)」
――冬休み、女の家にて
男「一人暮らしの強い味方といえば、THE CHAHAN!!
油を引いたフライパンで、ネギとひき肉、卵を炒めたところにご飯を投入。
混ぜーて混ぜーて掻き混ぜーて、後は塩コショウで味付けすれば、へいお待ちっ!!」
女「おぉ、見事な黄金色したパラパラライスと、天に昇る竜の如くな湯気が相俟って、実に美味そうだ……。
が、流石に三日連続でチャーハンは飽きるっつうの。もっと、かに玉とかえびちりとか違うの作ってくれよ、気の利かん奴だなぁ」
男「そう思うなら今日こそ買い出し行って食材買って来るように。殆ど空の冷蔵庫なんて生まれて初めて見たよ。
まったく、フェスティバルに向けて追い込み中だって言うから、ご飯つくりに来てあげてるっていうのに、そういう言い方は無いでしょ?」
女「あー、すまんすまん。そう言えばここ数日、フィギュアの複製にかかりっぱなしで外に出てなかったっけ。いやー悪い、忘れてた(///)」
男「もう、いくら追い込み中だからって、生活する上で必要な事はちゃんとしなくっちゃ社会人失格だよ? まぁ、僕らまだ学生だけれどさぁ」
女「まぁまぁそんな細かいこと言わないでさ。せっかく作ったチャーハンが冷めてしまわないうちに、さっさといただく事にしようよ、ねっ?
それじゃぁっ、いっただきまーす。あむっ、もぐもぐ……。うむっ、昨日とまったく代わり映えのしないこの味っ、まさしく男の炒飯っ!!」
男「そう? おかしいな、今日はちょっぴり隠し味を大目に入れたつもりだったんだけれど」
女「隠し味? ほほう、それは初耳だな。何だ、何を入れているんだ、ううん? よもや、愛だとか想いだとか、惚けたことは言うまいな?」
男「実はね、女さんの唇に良い様にと思って、今までサラダ油に馬油を少々混ぜていたんだ。どうだい、おかげで保湿効果バッチリだろう?
うんっ、うそうそ、ラードだよラードっ、そんなスプーン落とすくらい驚かなくっても良いだろう? いくら僕でも、馬の油なんて混ぜないよ」
女「しかし、最近はネット上でも色んな炒飯の作り方を見かけるな。
カレーや高菜、キムチチャーハンなんてのもあるのか……。んっ、なっ、なにぃっ、納豆チャーハン!?」
男「あぁ納豆チャーハンね、知ってる知ってる。前に一度だけ作ったことあるよー。
熱された納豆から強烈な匂いが立ち込める、独特のチャーハンだったなあれは。
けど、美味しくないって事は無かったな。むしろヘタすると癖になっちゃいそうな、そんな味だったよ」
女「お前という奴は、たいしたチャレンジャーだな。しかし納豆を炒めるって……。相当臭いが出そうなんだが?」
男「んー、炒めたご飯に後から混ぜ込むならそんなに出ないけど、先にひき肉なんかと一緒に炒めると酷いことになるね。
あの納豆の匂いが台所中に広がってさ……。正直、換気扇無しじゃとても作る気にはなれないかなぁ。
あと、出来上がった炒飯も、普通の納豆の三倍増し位い臭いし、納豆嫌いの人にはもはや軽い化学兵器かもしれないね」
女「うぷっ、なんだか匂いを想像したらちょっと吐き気がしてきた」
男「駄目だよ女さん、好き嫌いなんかしてたら。好き嫌いせずなんでも食べる、小学校の頃教わらなかったの?
もうっそんなだから唇の角質に栄養が行き届いてないんだね……あいてっ!!」
女「別に、それなら納豆卵かけご飯を食べれば良いだけだろうが。わざわざ食い辛くする意味が分からん……」
男「ところでさぁ、炒飯と炊飯て字面的に良く似ているよね。こう、隣に書くとどっちがどっちだかわかんなくなっちゃわない?」
女「言われて見れば確かに似てるな。まぁ、炒めた飯と、炊いた飯だものな、そりゃ似るのもあたりまえか」
男「あっ、女さん、唇の所に卵ついてるよ? どれ、ちょっと動かないで、とってあげるから」
女「馬鹿っそんなの自分で取れるよっ!! あっ、ちょっと、話を聞けって……もうっ!!(///)」
男「えへへー、そんな事言ってる間に取っちゃったもんねー。それじゃまぁ、話しのお約束的に、そりゃっ!!」パクッ
女「あぁっ!! こらっ、何を食べて……うん? なんだ? なにか唇が痛いような……」
男「んー気のせいかな、女さんの唇の味がするような……するような……。なんだこれ? 卵にしてはやけに硬いぞ?」
女「……あっ、唇から血が出てる」
男「まさか、えっ? そうすると、つまり。僕が食べたのは、もしや、女さんのくちび……」
【参考】
チャーハン虎の巻 ttp://www.cha-han.net/
納豆チャーハンはその匂いも含めて割と好き。ただ美味しいよと人に薦められる味ではないです。
男「一人暮らしの強い味方といえば、THE CHAHAN!!
油を引いたフライパンで、ネギとひき肉、卵を炒めたところにご飯を投入。
混ぜーて混ぜーて掻き混ぜーて、後は塩コショウで味付けすれば、へいお待ちっ!!」
女「おぉ、見事な黄金色したパラパラライスと、天に昇る竜の如くな湯気が相俟って、実に美味そうだ……。
が、流石に三日連続でチャーハンは飽きるっつうの。もっと、かに玉とかえびちりとか違うの作ってくれよ、気の利かん奴だなぁ」
男「そう思うなら今日こそ買い出し行って食材買って来るように。殆ど空の冷蔵庫なんて生まれて初めて見たよ。
まったく、フェスティバルに向けて追い込み中だって言うから、ご飯つくりに来てあげてるっていうのに、そういう言い方は無いでしょ?」
女「あー、すまんすまん。そう言えばここ数日、フィギュアの複製にかかりっぱなしで外に出てなかったっけ。いやー悪い、忘れてた(///)」
男「もう、いくら追い込み中だからって、生活する上で必要な事はちゃんとしなくっちゃ社会人失格だよ? まぁ、僕らまだ学生だけれどさぁ」
女「まぁまぁそんな細かいこと言わないでさ。せっかく作ったチャーハンが冷めてしまわないうちに、さっさといただく事にしようよ、ねっ?
それじゃぁっ、いっただきまーす。あむっ、もぐもぐ……。うむっ、昨日とまったく代わり映えのしないこの味っ、まさしく男の炒飯っ!!」
男「そう? おかしいな、今日はちょっぴり隠し味を大目に入れたつもりだったんだけれど」
女「隠し味? ほほう、それは初耳だな。何だ、何を入れているんだ、ううん? よもや、愛だとか想いだとか、惚けたことは言うまいな?」
男「実はね、女さんの唇に良い様にと思って、今までサラダ油に馬油を少々混ぜていたんだ。どうだい、おかげで保湿効果バッチリだろう?
うんっ、うそうそ、ラードだよラードっ、そんなスプーン落とすくらい驚かなくっても良いだろう? いくら僕でも、馬の油なんて混ぜないよ」
女「しかし、最近はネット上でも色んな炒飯の作り方を見かけるな。
カレーや高菜、キムチチャーハンなんてのもあるのか……。んっ、なっ、なにぃっ、納豆チャーハン!?」
男「あぁ納豆チャーハンね、知ってる知ってる。前に一度だけ作ったことあるよー。
熱された納豆から強烈な匂いが立ち込める、独特のチャーハンだったなあれは。
けど、美味しくないって事は無かったな。むしろヘタすると癖になっちゃいそうな、そんな味だったよ」
女「お前という奴は、たいしたチャレンジャーだな。しかし納豆を炒めるって……。相当臭いが出そうなんだが?」
男「んー、炒めたご飯に後から混ぜ込むならそんなに出ないけど、先にひき肉なんかと一緒に炒めると酷いことになるね。
あの納豆の匂いが台所中に広がってさ……。正直、換気扇無しじゃとても作る気にはなれないかなぁ。
あと、出来上がった炒飯も、普通の納豆の三倍増し位い臭いし、納豆嫌いの人にはもはや軽い化学兵器かもしれないね」
女「うぷっ、なんだか匂いを想像したらちょっと吐き気がしてきた」
男「駄目だよ女さん、好き嫌いなんかしてたら。好き嫌いせずなんでも食べる、小学校の頃教わらなかったの?
もうっそんなだから唇の角質に栄養が行き届いてないんだね……あいてっ!!」
女「別に、それなら納豆卵かけご飯を食べれば良いだけだろうが。わざわざ食い辛くする意味が分からん……」
男「ところでさぁ、炒飯と炊飯て字面的に良く似ているよね。こう、隣に書くとどっちがどっちだかわかんなくなっちゃわない?」
女「言われて見れば確かに似てるな。まぁ、炒めた飯と、炊いた飯だものな、そりゃ似るのもあたりまえか」
男「あっ、女さん、唇の所に卵ついてるよ? どれ、ちょっと動かないで、とってあげるから」
女「馬鹿っそんなの自分で取れるよっ!! あっ、ちょっと、話を聞けって……もうっ!!(///)」
男「えへへー、そんな事言ってる間に取っちゃったもんねー。それじゃまぁ、話しのお約束的に、そりゃっ!!」パクッ
女「あぁっ!! こらっ、何を食べて……うん? なんだ? なにか唇が痛いような……」
男「んー気のせいかな、女さんの唇の味がするような……するような……。なんだこれ? 卵にしてはやけに硬いぞ?」
女「……あっ、唇から血が出てる」
男「まさか、えっ? そうすると、つまり。僕が食べたのは、もしや、女さんのくちび……」
【参考】
チャーハン虎の巻 ttp://www.cha-han.net/
納豆チャーハンはその匂いも含めて割と好き。ただ美味しいよと人に薦められる味ではないです。
チャーハンに入れる卵をどうやって入れるかは個性がでるみたいだね
ご飯に混ぜたり、先に炒り卵つくっておいたり、後から入れたり
俺は卵を流し込んですぐにご飯を上から入れて混ぜながら炒めていく派
ご飯に混ぜたり、先に炒り卵つくっておいたり、後から入れたり
俺は卵を流し込んですぐにご飯を上から入れて混ぜながら炒めていく派
俺は先に炒り卵だな
これはお勧め、ご飯の粒に薄く油膜をいきわたらせるためだけれど
これはお勧め、ご飯の粒に薄く油膜をいきわたらせるためだけれど
男「君が飲んでるそのジュース、クーポン券で一本だけタダなのよ~。
んふっふっふ~、僕昔、少年合唱団入っててん」
女「おぉ、歌好きなのは前々から知っていたが、まさか合唱団にまで入っていたとは。
好きこそ物の上手なれというが、お前の歌声にはちゃんとした努力の裏づけがあったんだなぁ。
ちょっぴり見直したぞ……と、でも言うと思いましたか、クーポンマガジンのホッッ○ペッパー」
男「コンビニとかで無料配布してるって言うけど、僕まだ一度も手にしたこと無いや」
女「まぁクーポンマガジンと言っても、飲食店のクーポンがメインらしいからな。
私たちの様に、デートの昼食をマックで済ます貧乏学生には縁の無い物さ……」ジー(目を細めて男を見つめている)
男「そうそう、どちらかと言うと僕たちには、月に一度新聞のチラシに入ってる、マックのクーポンのが馴染みがあるよね。
あの絶妙な大きさと、軽快に切れるミシン目は、ぷちぷちよろしく暇つぶしにはもってこいだよ、いやホント。
そうだっ、女さんの唇もクーポンみたいにミシン目でも開けてみたら。きっと良い暇つぶしになると思……」
女「…………」ジー(よりいっそう目を細めて男を見つめている)
男「なに、なんなのさ、その何かを期待するような目は……。
はいはい、分かった分かったよぉ、偶にはクーポン使える様な、ちゃんとしたレストランに連れて行けって言いたいんでしょ。
もうっ、仕方ないなぁ。それじゃぁ次のデートの昼食は、ちょっと奮発してサイ○リヤにでも行こっか?」
女「奮発してサイ○リヤか……。いや、まぁファストじゃないだけマシかもしれんが、クーポン使えるかは微妙な線だな……」
女「そりゃそうと、ホッ○ペッパーのあの印象的なCMだがな、あれはちゃんとCM用に撮影しているんだと。
一見すると、映画のワンシーンに無理矢理アテレコしたみたいな感じだが、いやはや芸が細かいよな……」
男「へーそうなんだ。僕もてっきり有名な映画から映像を引っ張ってきてるんだとばかり思ってたけど、そうじゃなかったんだ」
女「気持ちは分かるぞ。『居酒屋クーポン』の映像なんて、パッと見た感じ『アマデウス』のワンシーンに見えるものな。
モーツアルトが書いた譜面を見て、その溢れる才能にサリエリが打ち震えているシーン。そこにアテレコしたんじゃないかって。
実際そんなシーンがあったかどうかは、映画見たの随分前だから覚えてないけど……。狙ってやってるとしたらたいしたものだよ」
男「まぁ元ネタなんて知らなくても、あのCMはそのまんまで充分楽しめると思うけれどね。
あっ、女さん、唇から血が出てるよ? ほらっ、右側の下唇の辺り、触ってみなよ」
女「うん? おかしいな、特に切れているという感じはしなかったのだ……」
男『美味そうやなぁーあのソフトクリーム。いや、あかんあかん、ここは我慢せな。
せやけど、ほんま美味しそうやなぁ、あれ。ちょっとくらいなら、いや、あかん、あかんて……』
女「……男よ、それはいったいなんのつもりだ?」
男「んとねー、ソフトクリーム屋さんの前で、指咥えて物欲しそうにしている女さん、っていう感じでアテレコしてみました。
いやー、実に良い感じに指を動かしてくれたね。おかげで、活字でしか伝えられないのがもったいないくらい、良い絵が取れたよ!!」
女「ほほぅ、それはさぞ嬉しかっただろうなぁ。そうすると、つまり唇から血が出てるとか出ていないとか言うのは、全部……」
男「はっはっはっ、もちろんそんなの女さんに指を咥えさせる為の嘘に決まってるじゃないっ!!
えっ、なに、そんな手を大きく振りかぶって。だっ、駄目だよそんな、暴力は、暴力はいけないって……」
女「安心しろ。お前のアテレコに付き合ってやっているだけだから。
ほれ、やっぱり我慢できなくなって店員さんにソフトクリームを注文しているシーンだよ。
さっ腕上げっぱなしは辛いから、早く声を当てておくれよ。『おじさーん、アイスくれーっ!!』って感じで」
男『おっ、おじさーん。あっ、アイ、アイアイ……アイスく……イダァーッ!!』
【参考】
ホットペッパーCM劇場 ttp://www.hotpepper.jp/doc/cm/
んふっふっふ~、僕昔、少年合唱団入っててん」
女「おぉ、歌好きなのは前々から知っていたが、まさか合唱団にまで入っていたとは。
好きこそ物の上手なれというが、お前の歌声にはちゃんとした努力の裏づけがあったんだなぁ。
ちょっぴり見直したぞ……と、でも言うと思いましたか、クーポンマガジンのホッッ○ペッパー」
男「コンビニとかで無料配布してるって言うけど、僕まだ一度も手にしたこと無いや」
女「まぁクーポンマガジンと言っても、飲食店のクーポンがメインらしいからな。
私たちの様に、デートの昼食をマックで済ます貧乏学生には縁の無い物さ……」ジー(目を細めて男を見つめている)
男「そうそう、どちらかと言うと僕たちには、月に一度新聞のチラシに入ってる、マックのクーポンのが馴染みがあるよね。
あの絶妙な大きさと、軽快に切れるミシン目は、ぷちぷちよろしく暇つぶしにはもってこいだよ、いやホント。
そうだっ、女さんの唇もクーポンみたいにミシン目でも開けてみたら。きっと良い暇つぶしになると思……」
女「…………」ジー(よりいっそう目を細めて男を見つめている)
男「なに、なんなのさ、その何かを期待するような目は……。
はいはい、分かった分かったよぉ、偶にはクーポン使える様な、ちゃんとしたレストランに連れて行けって言いたいんでしょ。
もうっ、仕方ないなぁ。それじゃぁ次のデートの昼食は、ちょっと奮発してサイ○リヤにでも行こっか?」
女「奮発してサイ○リヤか……。いや、まぁファストじゃないだけマシかもしれんが、クーポン使えるかは微妙な線だな……」
女「そりゃそうと、ホッ○ペッパーのあの印象的なCMだがな、あれはちゃんとCM用に撮影しているんだと。
一見すると、映画のワンシーンに無理矢理アテレコしたみたいな感じだが、いやはや芸が細かいよな……」
男「へーそうなんだ。僕もてっきり有名な映画から映像を引っ張ってきてるんだとばかり思ってたけど、そうじゃなかったんだ」
女「気持ちは分かるぞ。『居酒屋クーポン』の映像なんて、パッと見た感じ『アマデウス』のワンシーンに見えるものな。
モーツアルトが書いた譜面を見て、その溢れる才能にサリエリが打ち震えているシーン。そこにアテレコしたんじゃないかって。
実際そんなシーンがあったかどうかは、映画見たの随分前だから覚えてないけど……。狙ってやってるとしたらたいしたものだよ」
男「まぁ元ネタなんて知らなくても、あのCMはそのまんまで充分楽しめると思うけれどね。
あっ、女さん、唇から血が出てるよ? ほらっ、右側の下唇の辺り、触ってみなよ」
女「うん? おかしいな、特に切れているという感じはしなかったのだ……」
男『美味そうやなぁーあのソフトクリーム。いや、あかんあかん、ここは我慢せな。
せやけど、ほんま美味しそうやなぁ、あれ。ちょっとくらいなら、いや、あかん、あかんて……』
女「……男よ、それはいったいなんのつもりだ?」
男「んとねー、ソフトクリーム屋さんの前で、指咥えて物欲しそうにしている女さん、っていう感じでアテレコしてみました。
いやー、実に良い感じに指を動かしてくれたね。おかげで、活字でしか伝えられないのがもったいないくらい、良い絵が取れたよ!!」
女「ほほぅ、それはさぞ嬉しかっただろうなぁ。そうすると、つまり唇から血が出てるとか出ていないとか言うのは、全部……」
男「はっはっはっ、もちろんそんなの女さんに指を咥えさせる為の嘘に決まってるじゃないっ!!
えっ、なに、そんな手を大きく振りかぶって。だっ、駄目だよそんな、暴力は、暴力はいけないって……」
女「安心しろ。お前のアテレコに付き合ってやっているだけだから。
ほれ、やっぱり我慢できなくなって店員さんにソフトクリームを注文しているシーンだよ。
さっ腕上げっぱなしは辛いから、早く声を当てておくれよ。『おじさーん、アイスくれーっ!!』って感じで」
男『おっ、おじさーん。あっ、アイ、アイアイ……アイスく……イダァーッ!!』
【参考】
ホットペッパーCM劇場 ttp://www.hotpepper.jp/doc/cm/
チャーハン!!チャーハン!!
゚・ 。 ・。 ゚・ 。 ・。 ゚・ 。 ・。 ゚・ 。 ・。
゚・ 。 。・゚・⌒ヽ 。・゚。・ ゚・ 。 。・゚・⌒)
...................... -=≡ (( ヽニニフ━o _ _ o━ヽニニフ )) ・。
...................... -=≡((ヽニ(⌒。・゚。・ ミ ( ゚∀゚)彡。・゚。・⌒) ニフ ))
....................... -=≡ ((ヽニニフ━o o━ヽニニフ )) ゚・
............................ -=≡((.ヽニ(⌒・゚・。彡 ( ⌒) ミ 。・゚・⌒)フ ))
゚・ 。 ・。 ゚・ 。 -=≡((ヽニニフ━o c し' o━ヽニニフ ))
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男「来年の大河ドラマは直江兼続かぁ。たしか、兜が愛で有名な人だよね?」
女「まぁ確かに愛染明王の兜で有名な方だが、他にも直江状だとか直江状だとか……直江状だとかで、あれ?
おほん、とにかくだ、謙信亡き後の上杉家を陰で支えた智将として有名な戦国武将だな。
しかし武田の軍師の次は上杉の軍師か。次はいったいどこの大名の軍師様が抜擢されるのかねぇ」
男「ん~どこだろう? 仕えてる主君がマイナーだと、いまいち盛り上がらないだろうから有名どころだとは思うけど。
けどさぁ、良く考えると、そもそも戦国時代に活躍した軍師ってそんなに数多くないんじゃない?
上で女さんが言った山本勘助以外に、黒田如水や竹中半兵衛、本多正信くらいしか僕は思いつかないんだけど」
女「うむ、今年の夏から秋にかけて流行った長編やる夫シリーズでは、石川数正なんかも軍師っぽい扱いだったよな。
後はそうだなぁ……。まずはちょっと戦国時代より早くなるが、室町幕府管領 『細川氏』 が京で肉親による争いを繰り広げている頃。
その細川氏の筆頭家臣として世に出て、最後には主家を傀儡にし事実上の京の覇者となった三好長慶という武将が居たんだ。
そして、この長慶の祐筆(秘書)として仕え、様々な姦計を傍で囁き三好家を興し、そして滅ぼした男こそ、かの梟雄『松永久秀』なんだ」
男「ありゃ、戦国時代のテロリスト、久秀お爺ちゃんも軍師だったんだ?」
女「まぁ松永さんは戦は余り上手くなかったそうだし、三好家内での仕事も内政が主だったらしいがな。軍師というのかはちょっと怪しいかもしれん。
しかし、それでも武功ではなく内政で能力を認められ、一国一城を授かる身に出世したあたり、相当に頭は切れたんだろう。
もっともその有能さが転じて、長慶が統治意欲を失ってからは、三好家を滅ぼす方向にその才能が使われることになるのだがな……」
男「家臣の鏡のような軍師もあれば、下克上の鏡のような軍師もある。一言に軍師と言っても色々あるんだねぇ」
女「まぁ三好長慶も、細川氏に対して同じような事をしたわけだから文句を言えないわな。そこら辺が、戦国の実に面白い所だよ」
女「まぁ確かに愛染明王の兜で有名な方だが、他にも直江状だとか直江状だとか……直江状だとかで、あれ?
おほん、とにかくだ、謙信亡き後の上杉家を陰で支えた智将として有名な戦国武将だな。
しかし武田の軍師の次は上杉の軍師か。次はいったいどこの大名の軍師様が抜擢されるのかねぇ」
男「ん~どこだろう? 仕えてる主君がマイナーだと、いまいち盛り上がらないだろうから有名どころだとは思うけど。
けどさぁ、良く考えると、そもそも戦国時代に活躍した軍師ってそんなに数多くないんじゃない?
上で女さんが言った山本勘助以外に、黒田如水や竹中半兵衛、本多正信くらいしか僕は思いつかないんだけど」
女「うむ、今年の夏から秋にかけて流行った長編やる夫シリーズでは、石川数正なんかも軍師っぽい扱いだったよな。
後はそうだなぁ……。まずはちょっと戦国時代より早くなるが、室町幕府管領 『細川氏』 が京で肉親による争いを繰り広げている頃。
その細川氏の筆頭家臣として世に出て、最後には主家を傀儡にし事実上の京の覇者となった三好長慶という武将が居たんだ。
そして、この長慶の祐筆(秘書)として仕え、様々な姦計を傍で囁き三好家を興し、そして滅ぼした男こそ、かの梟雄『松永久秀』なんだ」
男「ありゃ、戦国時代のテロリスト、久秀お爺ちゃんも軍師だったんだ?」
女「まぁ松永さんは戦は余り上手くなかったそうだし、三好家内での仕事も内政が主だったらしいがな。軍師というのかはちょっと怪しいかもしれん。
しかし、それでも武功ではなく内政で能力を認められ、一国一城を授かる身に出世したあたり、相当に頭は切れたんだろう。
もっともその有能さが転じて、長慶が統治意欲を失ってからは、三好家を滅ぼす方向にその才能が使われることになるのだがな……」
男「家臣の鏡のような軍師もあれば、下克上の鏡のような軍師もある。一言に軍師と言っても色々あるんだねぇ」
女「まぁ三好長慶も、細川氏に対して同じような事をしたわけだから文句を言えないわな。そこら辺が、戦国の実に面白い所だよ」
>>239の続き
女「色々あるといえば、有能な後輩の策を引きたてる控えめな軍師なんてのも存在するぞ。
こっちは久秀さんと違って、しっかりと戦場に出て、しかも槍働き抜群というパーフェクトソルジャーだ。どうだ、誰だか分かるか?」
男「えー、もうこれ以上軍師なんて思いつかないよ。少なくとも、有名な戦国大名の軍師じゃないのは分かるけど……」
女「はい残念!! 有名な戦国大名の与力で、しかもお前でも名前を知ってる、メジャー武将なんだなこれが。
正解は、秀吉軍団創成期からの古参者にして、元は野盗の親分と言われる男、『蜂須賀正勝』こと小六っつぁんなんだよ」
男「またまた、ご冗談を。小六っつぁんって言ったら、ガチムチの筋肉兄貴じゃないですか。
そんな人が軍師なんていう知的なお仕事できる訳がないじゃないのよ。もうっ、僕が歴史を知らないからってからかってるんでしょ?」
女「まぁWikipediaの情報なので最初は私も半信半疑だったんだが、どうやら本当にそうだったらしくてな。
蜂須賀正勝で検索をかけると、『粗暴な暴れ者といった既存のイメージと違い、実際は秀吉の参謀的な存在だった』
といった具合の記述が、ちらほらと色んなページに書かれているんだ」
男「……嘘だ、信じられないよ。だってほらっ、秀吉の軍師って言ったら、竹中半兵衛と黒田如水じゃん。
稲葉山城の乗っ取りだとか、中国地方攻略での干転がし・水攻め。極め付けは秀吉の運命を決定付けた、中国大返し。
蜂須賀さんにも墨俣城を一夜で作った話があるけど、確かあれは嘘っぱちなんでしょう?
ほらっ、小六っつぁんの出番なんて、どこにもないじゃない!! いったいどこでどんな風に活躍したって言うのさ?」
女「交渉だよ、交渉。和平や調略なんかの交渉さ。どうやら蜂須賀正勝は、豊臣軍団の外交官として主に活動していたらしい。
だからまぁ、こっちも松永久秀と同じで軍師と言ってしまって良いのか微妙なところではあるが、
彼が豊臣軍団の中で古株というだけで威張り散らす大将でなく、智謀に富んだできる大将であったと言う事は確かだな。
それに、交渉というのは人との信頼関係が物を言うからな。ある意味では、切った張ったが主な戦より難しい事だったかもしれない……」
男「なるほど。確かに人を纏めたり、信用してもらうのって難しいもんね……」
女「秀吉にとって最も幸運だったことは、二人の天才軍師を味方につけたことよりも、
一人の面倒見の良い親分肌の男を、最古参の軍団のリーダーとして味方につけれた事だったのかも知れないな……。
とまぁ、そんなわけでだ。二人の軍師っぽい武将を長々と紹介してきたわけだが、どうだったかな男くんよ? 勉強になったかな?」
男「いやー、人は見かけによらないというか、女さんの唇の皮と同じで、荒っぽい姿を一皮剥いてみれば、意外な一面が隠れているというか」
女「なんでそこで、わざわざ私の唇の皮に例える必要があるんだよ……」
男「とりあえず、今の僕に言えることはただ一つ!!
女さんも意外に軍師とか向いてるかもしれないね? ほら、唇が松永さんみたいに爆発してるし、小六っつぁんみたいにワイルドじゃない?」
女「うむ。それに、直江兼続の様に、しつこい言いがかりにはけっして容赦せんからなっ!!
良い根性だこの野郎っ!! せっかく、今回は唇ネタ無しで終わりそうだと思ったのに、最後の最後でやらかしやがってっ!!
閻魔に聞かせる談判状の準備は出来てるだろうなぁっ、このアホがぁーっ!!!111」バチーン!!
女「色々あるといえば、有能な後輩の策を引きたてる控えめな軍師なんてのも存在するぞ。
こっちは久秀さんと違って、しっかりと戦場に出て、しかも槍働き抜群というパーフェクトソルジャーだ。どうだ、誰だか分かるか?」
男「えー、もうこれ以上軍師なんて思いつかないよ。少なくとも、有名な戦国大名の軍師じゃないのは分かるけど……」
女「はい残念!! 有名な戦国大名の与力で、しかもお前でも名前を知ってる、メジャー武将なんだなこれが。
正解は、秀吉軍団創成期からの古参者にして、元は野盗の親分と言われる男、『蜂須賀正勝』こと小六っつぁんなんだよ」
男「またまた、ご冗談を。小六っつぁんって言ったら、ガチムチの筋肉兄貴じゃないですか。
そんな人が軍師なんていう知的なお仕事できる訳がないじゃないのよ。もうっ、僕が歴史を知らないからってからかってるんでしょ?」
女「まぁWikipediaの情報なので最初は私も半信半疑だったんだが、どうやら本当にそうだったらしくてな。
蜂須賀正勝で検索をかけると、『粗暴な暴れ者といった既存のイメージと違い、実際は秀吉の参謀的な存在だった』
といった具合の記述が、ちらほらと色んなページに書かれているんだ」
男「……嘘だ、信じられないよ。だってほらっ、秀吉の軍師って言ったら、竹中半兵衛と黒田如水じゃん。
稲葉山城の乗っ取りだとか、中国地方攻略での干転がし・水攻め。極め付けは秀吉の運命を決定付けた、中国大返し。
蜂須賀さんにも墨俣城を一夜で作った話があるけど、確かあれは嘘っぱちなんでしょう?
ほらっ、小六っつぁんの出番なんて、どこにもないじゃない!! いったいどこでどんな風に活躍したって言うのさ?」
女「交渉だよ、交渉。和平や調略なんかの交渉さ。どうやら蜂須賀正勝は、豊臣軍団の外交官として主に活動していたらしい。
だからまぁ、こっちも松永久秀と同じで軍師と言ってしまって良いのか微妙なところではあるが、
彼が豊臣軍団の中で古株というだけで威張り散らす大将でなく、智謀に富んだできる大将であったと言う事は確かだな。
それに、交渉というのは人との信頼関係が物を言うからな。ある意味では、切った張ったが主な戦より難しい事だったかもしれない……」
男「なるほど。確かに人を纏めたり、信用してもらうのって難しいもんね……」
女「秀吉にとって最も幸運だったことは、二人の天才軍師を味方につけたことよりも、
一人の面倒見の良い親分肌の男を、最古参の軍団のリーダーとして味方につけれた事だったのかも知れないな……。
とまぁ、そんなわけでだ。二人の軍師っぽい武将を長々と紹介してきたわけだが、どうだったかな男くんよ? 勉強になったかな?」
男「いやー、人は見かけによらないというか、女さんの唇の皮と同じで、荒っぽい姿を一皮剥いてみれば、意外な一面が隠れているというか」
女「なんでそこで、わざわざ私の唇の皮に例える必要があるんだよ……」
男「とりあえず、今の僕に言えることはただ一つ!!
女さんも意外に軍師とか向いてるかもしれないね? ほら、唇が松永さんみたいに爆発してるし、小六っつぁんみたいにワイルドじゃない?」
女「うむ。それに、直江兼続の様に、しつこい言いがかりにはけっして容赦せんからなっ!!
良い根性だこの野郎っ!! せっかく、今回は唇ネタ無しで終わりそうだと思ったのに、最後の最後でやらかしやがってっ!!
閻魔に聞かせる談判状の準備は出来てるだろうなぁっ、このアホがぁーっ!!!111」バチーン!!
川゚σ゚)<まぁ、軍師なんてのは、お話の中だけの存在だがな
Σ(゚Д゚;エーッ!! ここまで書いといて、最後にそれぇっ!?
【チラシの裏】
歴史詳しい人が見ると、『んんっ?』て所があるかもです
ここはこうだよって所があったら、遠慮せず指摘してやってください
あと、これは本当にどうでも良いことですが
やる夫の歴史長編も好きでしたが、やらない夫の方も個人的に好きでした
Σ(゚Д゚;エーッ!! ここまで書いといて、最後にそれぇっ!?
【チラシの裏】
歴史詳しい人が見ると、『んんっ?』て所があるかもです
ここはこうだよって所があったら、遠慮せず指摘してやってください
あと、これは本当にどうでも良いことですが
やる夫の歴史長編も好きでしたが、やらない夫の方も個人的に好きでした
――パチンコ屋からいそいそと出てくる男
男「あーもう、五月蝿かったなぁ。うぇぇっ、なんだか心なしか耳が遠くなった気がするよ。
やっぱり他の所にすればよかったかなぁ。けどパチンコ屋くらいしか、この辺にお店ないし……。
って、あたぁっ!? だっ、誰だよ、いきなり人の後頭部なぐるなんて……あれっ? 女さん」
女「見損なったぞ男よ……。まさかお前が、学生の癖にパチンコに現を抜かすような愚か者だったとは……」ボソリ
男「へっ、なになに? 何ていってるのさ? 声が小さくて、女さんの唇の皮がこすれ合う音しか聞こえてこないよ。
もっとおっきな声で分かりやすく喋るか、唇の皮を剥いてきてくれないと、聞き取れな……あいてあいてあいてあいてぇっ!!」
女「黙れっ、この大うつけがっ!! ギャンブルするくらいなら、バイトをしろっ、バイトをっ!!
たとえ馬鹿だろうと、多少助兵衛だろうと、性根は真面目で曲がった事はせん奴だと思っていたのに。
なのに、よくも私の信頼を裏切ってくれたなぁ!! もう知らん、お前のようなクズとは金輪際口をきかんからなっ!!」
男「ちょっ、ちょっと待って、待ってって。誤解だよ誤解、パチンコなんて、僕してないって!!
ちょっとお腹が痛かったから、トイレ貸してもらいに入っただけだよ。本当だって、信じておくれよっ!!」
女「ふんっ!! パチンコ屋通いを教師に見咎められた者は、総じてそんな言い訳をするものだ。
まともに稼ぐのが馬鹿らしいから、ギャンブルで楽して金稼ぎとな。馬鹿めっ、短絡的過ぎて片腹痛いわっ!!
そんな甘っちょろい考え方では、人生でもギャンブルでも勝てるわけが無いという事に、何故気付かないっ!!
幾ら馬鹿なお前でも、その程度の事は本能的に気付いていると思っていたのに……。信じていたのにぃ……ぐすん」
男「うえぇっ!? なんでそこで女さんが泣いちゃう訳? なにこの微妙な超展開!?
あっ、ちょっと、やめてっ、やめてって!! そんな風に、ぽかぽか殴られると、またお腹の調子が……。
あっ、あっ…………」
「アッー!」
――数分後 再びパチンコ屋からやつれた顔で出てくる男
女「いや、その。まさか本当に、お腹の調子が悪くてトイレに立ち寄っただけだったとは。
そして、その、いやはや、なんといったら良いか……。取り合えずスマン。いや、ごめんなさい」
男「しくしくしくしく……。酷いや、やめてっていったのに、もう僕恥かしくてお嫁にいけない……」
女「安心しろ。お嫁にいけなくても、責任持って私がお婿で貰ってやるから。
こほんっ!! とっ、とにかくだ。今回の件に関しては早とちりした私が全面的に悪かった。すまん、この通りだ」ペコリ
男「……良いよそんな仰々しく謝らなくっても。女さんの唇と違って、人様の目には付かないからね。
ただ、目には付かなくても鼻にはつくかも知れないけどさぁ。しくしくしくしく……」
女「なんだt……いや、ここは我慢だ、我慢するのだ女よ……」
男「良いよね、女さんの唇は。血が出ようが膿が出ようが、ペロっと舐めてしまえばすぐにキレイキレイだからさぁ。
けど僕の場合はそうはいかない。実が出たら、ペロッと拭くには紙も居るし、人目を憚らなくちゃならないもんね……」
女「……我慢我慢。……我慢ガマン」
男「はぁ、ちゃんと洗濯して汚れが落ちてくれると助かるんだけど。なにせ、今回は女さんが原因だからなぁ。
未知なる剥がれないパワーで、汚れも下着から剥がれそうで剥がれない感じになったら嫌だなぁ……」
女「が……まん。がまんだ、我慢するのだ女よ……。怒ってはいけない、怒っては……」
男「まったく、金輪際口利かないとか言っておきながら口を利いたり。
全面的に悪いと言いながら、我慢我慢とか言ったり。その唇と同じで、なにもかも中途半端なんだから。
そんなんだから中途半端に賢いし、中途半端にゲームは弱いし、中途半端に勘違いするんだよ。
本当に、見事な中途半端ヒロインだよね。スレの人気が中途半端なのも頷けるy……」
女「……ぷちっ!」
「アッー!!」
男「あーもう、五月蝿かったなぁ。うぇぇっ、なんだか心なしか耳が遠くなった気がするよ。
やっぱり他の所にすればよかったかなぁ。けどパチンコ屋くらいしか、この辺にお店ないし……。
って、あたぁっ!? だっ、誰だよ、いきなり人の後頭部なぐるなんて……あれっ? 女さん」
女「見損なったぞ男よ……。まさかお前が、学生の癖にパチンコに現を抜かすような愚か者だったとは……」ボソリ
男「へっ、なになに? 何ていってるのさ? 声が小さくて、女さんの唇の皮がこすれ合う音しか聞こえてこないよ。
もっとおっきな声で分かりやすく喋るか、唇の皮を剥いてきてくれないと、聞き取れな……あいてあいてあいてあいてぇっ!!」
女「黙れっ、この大うつけがっ!! ギャンブルするくらいなら、バイトをしろっ、バイトをっ!!
たとえ馬鹿だろうと、多少助兵衛だろうと、性根は真面目で曲がった事はせん奴だと思っていたのに。
なのに、よくも私の信頼を裏切ってくれたなぁ!! もう知らん、お前のようなクズとは金輪際口をきかんからなっ!!」
男「ちょっ、ちょっと待って、待ってって。誤解だよ誤解、パチンコなんて、僕してないって!!
ちょっとお腹が痛かったから、トイレ貸してもらいに入っただけだよ。本当だって、信じておくれよっ!!」
女「ふんっ!! パチンコ屋通いを教師に見咎められた者は、総じてそんな言い訳をするものだ。
まともに稼ぐのが馬鹿らしいから、ギャンブルで楽して金稼ぎとな。馬鹿めっ、短絡的過ぎて片腹痛いわっ!!
そんな甘っちょろい考え方では、人生でもギャンブルでも勝てるわけが無いという事に、何故気付かないっ!!
幾ら馬鹿なお前でも、その程度の事は本能的に気付いていると思っていたのに……。信じていたのにぃ……ぐすん」
男「うえぇっ!? なんでそこで女さんが泣いちゃう訳? なにこの微妙な超展開!?
あっ、ちょっと、やめてっ、やめてって!! そんな風に、ぽかぽか殴られると、またお腹の調子が……。
あっ、あっ…………」
「アッー!」
――数分後 再びパチンコ屋からやつれた顔で出てくる男
女「いや、その。まさか本当に、お腹の調子が悪くてトイレに立ち寄っただけだったとは。
そして、その、いやはや、なんといったら良いか……。取り合えずスマン。いや、ごめんなさい」
男「しくしくしくしく……。酷いや、やめてっていったのに、もう僕恥かしくてお嫁にいけない……」
女「安心しろ。お嫁にいけなくても、責任持って私がお婿で貰ってやるから。
こほんっ!! とっ、とにかくだ。今回の件に関しては早とちりした私が全面的に悪かった。すまん、この通りだ」ペコリ
男「……良いよそんな仰々しく謝らなくっても。女さんの唇と違って、人様の目には付かないからね。
ただ、目には付かなくても鼻にはつくかも知れないけどさぁ。しくしくしくしく……」
女「なんだt……いや、ここは我慢だ、我慢するのだ女よ……」
男「良いよね、女さんの唇は。血が出ようが膿が出ようが、ペロっと舐めてしまえばすぐにキレイキレイだからさぁ。
けど僕の場合はそうはいかない。実が出たら、ペロッと拭くには紙も居るし、人目を憚らなくちゃならないもんね……」
女「……我慢我慢。……我慢ガマン」
男「はぁ、ちゃんと洗濯して汚れが落ちてくれると助かるんだけど。なにせ、今回は女さんが原因だからなぁ。
未知なる剥がれないパワーで、汚れも下着から剥がれそうで剥がれない感じになったら嫌だなぁ……」
女「が……まん。がまんだ、我慢するのだ女よ……。怒ってはいけない、怒っては……」
男「まったく、金輪際口利かないとか言っておきながら口を利いたり。
全面的に悪いと言いながら、我慢我慢とか言ったり。その唇と同じで、なにもかも中途半端なんだから。
そんなんだから中途半端に賢いし、中途半端にゲームは弱いし、中途半端に勘違いするんだよ。
本当に、見事な中途半端ヒロインだよね。スレの人気が中途半端なのも頷けるy……」
女「……ぷちっ!」
「アッー!!」
――>>243の続き、女の家にて
女「ほれ、コンビニで代えの下着を買ってきてやったぞ。これと私のジャージを着て、今日は家に帰ると良い。
今洗ってる服は乾かして、また今度のデートの時にでも持ってくるから。どうだ、それで良いか男よ?」
男「うん。ありがとう女さん。なにからなにまですっかりと世話してもらって、本当に助かったよ。
もし君が居なかったら今頃僕はどうなっていた事やら……」
女「きっと漏らすことなく普通の生活をしていたでしょうね。はい、全て私が悪いんでございます。
恩着せがましい言い方をしてどうもすみませんでした、お許しくださいですこんちくしょう」
男「うん、唇と同じように端の方が捲れて、本音が見えちゃってるよ女さん?
まぁもう良いけどさ。こうして、無事に家まで帰る手はずが整った事だし、
いいかがん下着の汚れと一緒に、今回の件も水に流すとしましょう」
女「そう言ってくれると助かるよ。はぁ、いやはや本当にすまなかったな男よ」
男「はいはい。ところでさぁ、女さんってなにかギャンブルに恨みでもあるの?
僕がギャンブルやってるって勘違いして、なんか突然泣いたりしてたけど」
女「だって……。学生なのにギャンブルやってるなんて、親に紹介するときどんな風に説明すれば良いか。
家の親厳しいから、『そんなちゃらんぽらんな男、認められん』なんて言われそうだし……。
やっぱりちゃんと親に認められて幸せになりたいじゃない。で、そんな事考えてたら、なんか涙が出てきて……」
男「あう、妄想力逞しいというか、親に紹介するところまで二人の関係は進んじゃってるんだ。(///)
いやまぁそこまで考えてもらって、男冥利に尽きると言うものです。本当にありがとうございます」
女「いえいえどういたしまして。とにかく、ギャンブルとか煙草とかは絶対やっちゃ駄目だからな?
頼むぞ、私たちの幸せの為なんだから……ねっ?」
男「……あい、分かりました(///)」
>>242
源平とか幕末とかの時代くらい?
そういやその辺の時代の話は全然俺も知らないなぁ……
いや、そもそも戦国時代もそんなに知らないけど
女「ほれ、コンビニで代えの下着を買ってきてやったぞ。これと私のジャージを着て、今日は家に帰ると良い。
今洗ってる服は乾かして、また今度のデートの時にでも持ってくるから。どうだ、それで良いか男よ?」
男「うん。ありがとう女さん。なにからなにまですっかりと世話してもらって、本当に助かったよ。
もし君が居なかったら今頃僕はどうなっていた事やら……」
女「きっと漏らすことなく普通の生活をしていたでしょうね。はい、全て私が悪いんでございます。
恩着せがましい言い方をしてどうもすみませんでした、お許しくださいですこんちくしょう」
男「うん、唇と同じように端の方が捲れて、本音が見えちゃってるよ女さん?
まぁもう良いけどさ。こうして、無事に家まで帰る手はずが整った事だし、
いいかがん下着の汚れと一緒に、今回の件も水に流すとしましょう」
女「そう言ってくれると助かるよ。はぁ、いやはや本当にすまなかったな男よ」
男「はいはい。ところでさぁ、女さんってなにかギャンブルに恨みでもあるの?
僕がギャンブルやってるって勘違いして、なんか突然泣いたりしてたけど」
女「だって……。学生なのにギャンブルやってるなんて、親に紹介するときどんな風に説明すれば良いか。
家の親厳しいから、『そんなちゃらんぽらんな男、認められん』なんて言われそうだし……。
やっぱりちゃんと親に認められて幸せになりたいじゃない。で、そんな事考えてたら、なんか涙が出てきて……」
男「あう、妄想力逞しいというか、親に紹介するところまで二人の関係は進んじゃってるんだ。(///)
いやまぁそこまで考えてもらって、男冥利に尽きると言うものです。本当にありがとうございます」
女「いえいえどういたしまして。とにかく、ギャンブルとか煙草とかは絶対やっちゃ駄目だからな?
頼むぞ、私たちの幸せの為なんだから……ねっ?」
男「……あい、分かりました(///)」
>>242
源平とか幕末とかの時代くらい?
そういやその辺の時代の話は全然俺も知らないなぁ……
いや、そもそも戦国時代もそんなに知らないけど
>>245
身内同士の勢力争いだらけだった平安や、打ち壊しが頻発した江戸中期が平和だと……!
身内同士の勢力争いだらけだった平安や、打ち壊しが頻発した江戸中期が平和だと……!
男「小麦粉で料理作ったりするときによく思うんだけどさぁ、
ベーキングパウダーとドライイーストって何がどう違うのかなぁ?
ほら、どっちも生地を膨らます用途に使うじゃない。色とか違うけど、実は同じ材料とかじゃないの?」コネコネ
女「ベーキングパウダーの主成分は重曹、ドライイーストはそのものずばりイースト、酵母なんだと。
つまり、両者はまったく別の材料だ。もっとも、生地を膨らます原理自体は同じだけどな」
男「材料は違うけど原理は同じ? うーん、どういうこと?」コネコネコネ
女「両方とも炭酸ガス、つまり二酸化炭素を発生させて生地を膨らますんだよ。
その発生方法が、ベーキングパウダーは重曹による化学反応、ドライイーストはイーストによる醗酵なんだ。
特徴としては、ベーキングパウダーは化学反応を利用している分、すぐに炭酸ガスを発生して膨らましてくれる。
だがその一方で、醗酵した時よりも少々風味に劣る。ほれ、パンなんかは微かにアルコールの匂いがするが、
ケーキからはアルコールの匂いはしてこないだろう? 醗酵させた場合、その過程でアルコールが精製されるんだ。
なので、ドライイーストは時間がかかる分、より味わい深い味を出す事が出来る……はずだ」
男「うん。自分で作らないくせに、出来るとは言い切れないよね、そこで」コネコネコネコネ
――男、台所で生地をこねくり回し中
女「楽しみにしてるよ、お前の手作りピザ。いやー、持つべきものは料理の上手な男友達だなぁ、うんうん」
男「だーかーらー、ちょっとくらいは手伝ってよ。毎回毎回僕にばっかり作らせないでさぁ」
女「おぉっと、筆を持つ手が滑った。まいったなぁ、塗料が手にべっとりだぁ。
これでは手伝いたくても手伝えん。すまんな男よ、私の分もがんばってくれぇ(棒読み)」
男「……へぇ、滑った割には綺麗な手じゃない。口ほどでもないと言うか、唇ほどじゃないよね(女の手を覗き込みながら)」
女「おぉうっ、男さん!? いつの間に私の後ろに。というか、ピザを作っていらしたんじゃ!?」
男「一通り生地をこねたから、ラップかけてレンジして今から醗酵。十分くらいかかるから小休止にと戻ってきたの。
で、誰のどの手が滑ったって、ううん? 滑ったのは君の口の方じゃないのかね、えぇっ、どうなんだい?」
女「あはっ、あはははっ。またまた~、こんな唇では口を滑ろうにも引っかかって滑れるわけ無いじゃないか。
まったく、見れば分かるだろうに……あぁっ、ちょっ、ごめん、調子に乗りました、許し……あたーっ!!」コツン!!
――結局、男が全部作ってあげました
男「はーい、出来たよ女さん。男くん特製、手作りイベリ○モッチーニ。
もてようとして、小洒落た名前のピザを作っちゃった男が僕なんですよ」
女「なーにぃー!? やっちまったなぁっ!! というわけで、男は黙って私が食べるのを見てて……いたっ!!」コチン!!
男「黙って作ったんだからちゃんと食べさせていただきます。もうっ、本当にいやしんぼさんなんだから」
女「うぅっ、ぶったね、二度もぶった……。ひどいや、私はヒロインなんだぞぉ、可愛いんだぞぉ!!」
男「普段倍くらいの力で僕を殴ってるくせに、可愛いもへったくれも無いよ……。
それよりどう? 美味しいかな? 自分としては良く出来た方だと思うんだけれど」
女「うむ美味かな、美味かな。生地の端っこのパリパリ感がなんとも本格的だな。
どれ、ならばお前の頑張りに私も答えてやらねばな!! 褒めて使わす、頭を垂れい……」
ベーキングパウダーとドライイーストって何がどう違うのかなぁ?
ほら、どっちも生地を膨らます用途に使うじゃない。色とか違うけど、実は同じ材料とかじゃないの?」コネコネ
女「ベーキングパウダーの主成分は重曹、ドライイーストはそのものずばりイースト、酵母なんだと。
つまり、両者はまったく別の材料だ。もっとも、生地を膨らます原理自体は同じだけどな」
男「材料は違うけど原理は同じ? うーん、どういうこと?」コネコネコネ
女「両方とも炭酸ガス、つまり二酸化炭素を発生させて生地を膨らますんだよ。
その発生方法が、ベーキングパウダーは重曹による化学反応、ドライイーストはイーストによる醗酵なんだ。
特徴としては、ベーキングパウダーは化学反応を利用している分、すぐに炭酸ガスを発生して膨らましてくれる。
だがその一方で、醗酵した時よりも少々風味に劣る。ほれ、パンなんかは微かにアルコールの匂いがするが、
ケーキからはアルコールの匂いはしてこないだろう? 醗酵させた場合、その過程でアルコールが精製されるんだ。
なので、ドライイーストは時間がかかる分、より味わい深い味を出す事が出来る……はずだ」
男「うん。自分で作らないくせに、出来るとは言い切れないよね、そこで」コネコネコネコネ
――男、台所で生地をこねくり回し中
女「楽しみにしてるよ、お前の手作りピザ。いやー、持つべきものは料理の上手な男友達だなぁ、うんうん」
男「だーかーらー、ちょっとくらいは手伝ってよ。毎回毎回僕にばっかり作らせないでさぁ」
女「おぉっと、筆を持つ手が滑った。まいったなぁ、塗料が手にべっとりだぁ。
これでは手伝いたくても手伝えん。すまんな男よ、私の分もがんばってくれぇ(棒読み)」
男「……へぇ、滑った割には綺麗な手じゃない。口ほどでもないと言うか、唇ほどじゃないよね(女の手を覗き込みながら)」
女「おぉうっ、男さん!? いつの間に私の後ろに。というか、ピザを作っていらしたんじゃ!?」
男「一通り生地をこねたから、ラップかけてレンジして今から醗酵。十分くらいかかるから小休止にと戻ってきたの。
で、誰のどの手が滑ったって、ううん? 滑ったのは君の口の方じゃないのかね、えぇっ、どうなんだい?」
女「あはっ、あはははっ。またまた~、こんな唇では口を滑ろうにも引っかかって滑れるわけ無いじゃないか。
まったく、見れば分かるだろうに……あぁっ、ちょっ、ごめん、調子に乗りました、許し……あたーっ!!」コツン!!
――結局、男が全部作ってあげました
男「はーい、出来たよ女さん。男くん特製、手作りイベリ○モッチーニ。
もてようとして、小洒落た名前のピザを作っちゃった男が僕なんですよ」
女「なーにぃー!? やっちまったなぁっ!! というわけで、男は黙って私が食べるのを見てて……いたっ!!」コチン!!
男「黙って作ったんだからちゃんと食べさせていただきます。もうっ、本当にいやしんぼさんなんだから」
女「うぅっ、ぶったね、二度もぶった……。ひどいや、私はヒロインなんだぞぉ、可愛いんだぞぉ!!」
男「普段倍くらいの力で僕を殴ってるくせに、可愛いもへったくれも無いよ……。
それよりどう? 美味しいかな? 自分としては良く出来た方だと思うんだけれど」
女「うむ美味かな、美味かな。生地の端っこのパリパリ感がなんとも本格的だな。
どれ、ならばお前の頑張りに私も答えてやらねばな!! 褒めて使わす、頭を垂れい……」
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