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元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part10【(=ω=.)】
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あの後、男とみゆきは一緒に帰ったんだろうな……
手なんかつないじゃったりしたんだろうか?
まさか、キスなんかも、もう!?
って、それはないか。みゆきだし。
ふふん!私はしたことあるけどね。
私は……したこと、ある……けど……
でも、私は、男の彼女にはなれなかった……
………
………
………
校舎裏で帰り際、男と別れるときは、カラ元気出しちゃったけど、
「……ダメね、私……涙が……止まらないよぉ……」
家の前に着いたとき、あたりはすでに暗くなりかけていた。
涙を拭かなきゃ。
弱い私は、ここで終わり。
この家の門をくぐったら、いつもの私に戻るの。
つかさや、他のみんなに心配かけちゃうものね。
手なんかつないじゃったりしたんだろうか?
まさか、キスなんかも、もう!?
って、それはないか。みゆきだし。
ふふん!私はしたことあるけどね。
私は……したこと、ある……けど……
でも、私は、男の彼女にはなれなかった……
………
………
………
校舎裏で帰り際、男と別れるときは、カラ元気出しちゃったけど、
「……ダメね、私……涙が……止まらないよぉ……」
家の前に着いたとき、あたりはすでに暗くなりかけていた。
涙を拭かなきゃ。
弱い私は、ここで終わり。
この家の門をくぐったら、いつもの私に戻るの。
つかさや、他のみんなに心配かけちゃうものね。
………
……よし、
「ただいま~!」
「あ、おかえり、お姉ちゃん。遅かったね~」
「う~ん、委員会が長引いちゃってね」
「そうなんだ?お疲れ様~」
「うん、もうお腹ぺこぺこよ」
「もうすぐご飯だよ~」
「そっか、助かるわ」
「……あれ?お姉ちゃん、なんだか、目が赤くない?」
「!?ちょ、ちょっと、目が疲れちゃったみたいでさ。委員会でプリントがたくさん配られて……」
「そっか~、ホントお姉ちゃん大変だね……あ、目が疲れたときはブルーベリーがいいってゆきちゃんが言ってたよ!」
「あ、ああ……そう……」
みゆき、か……
って、いかんいかん!
さっき決めたじゃない!家の門をくぐったら気持ちを切り替えるって。
つかさに心配かけちゃいけないでしょ!
……よし、
「ただいま~!」
「あ、おかえり、お姉ちゃん。遅かったね~」
「う~ん、委員会が長引いちゃってね」
「そうなんだ?お疲れ様~」
「うん、もうお腹ぺこぺこよ」
「もうすぐご飯だよ~」
「そっか、助かるわ」
「……あれ?お姉ちゃん、なんだか、目が赤くない?」
「!?ちょ、ちょっと、目が疲れちゃったみたいでさ。委員会でプリントがたくさん配られて……」
「そっか~、ホントお姉ちゃん大変だね……あ、目が疲れたときはブルーベリーがいいってゆきちゃんが言ってたよ!」
「あ、ああ……そう……」
みゆき、か……
って、いかんいかん!
さっき決めたじゃない!家の門をくぐったら気持ちを切り替えるって。
つかさに心配かけちゃいけないでしょ!
「ねえ、つかさ……あんた、みゆきのこと好き?」
「え、ゆきちゃん?うん、好きだけど……?どうして?」
「ううん、別に意味はないわ。聞いてみただけ」
「ふ~ん……あ、好きだけど、たまにキャラがかぶっててイラッとするときあるかな~」
「……!?つ、つかさ!?」
「っていう、冗談をこの前こなちゃんに教わったの~えへへ」
「……こなたのやつ」
「もちろん、それは冗談だよ!ゆきちゃんは大切なお友達だもん」
「男のことは?……って、この前、聞いたっけ?」
「うん。何かそれ、この前聞いた気がするよ?」
「お兄ちゃんみたいな感じ……だっけ?」
「そうだよ。えへへ~」
「あんた、みんなといて楽しい?」
「うん!でも、なんでそんなこと聞くの?」
「う……えっと、ほら、最近読んだラノベのテーマがそんな感じだったのよ。友情とか」
もちろん嘘だ。
「ほえ~今度私も読んでみようかな~」
「あんた、集中力が3ページくらいしか持たないじゃない……?」
「んもう!お姉ちゃん!ホントのことだけど……」
「あはは、ごめんごめん。じゃ、私、部屋行ってるわ。ご飯になったら呼んで」
「あ、うん。わかった」
「はあ……」
私はぼんやりと自室の机に向かった。
『でも、やっぱり仲良し4人組はそのままであってほしい。みゆきにも言っとくから……』
『あんた、みんなといて楽しい?』
『うん!』
男の言葉。つかさの言葉。
………
………
「今まで通り……できるかな?」
「あんた、集中力が3ページくらいしか持たないじゃない……?」
「んもう!お姉ちゃん!ホントのことだけど……」
「あはは、ごめんごめん。じゃ、私、部屋行ってるわ。ご飯になったら呼んで」
「あ、うん。わかった」
「はあ……」
私はぼんやりと自室の机に向かった。
『でも、やっぱり仲良し4人組はそのままであってほしい。みゆきにも言っとくから……』
『あんた、みんなといて楽しい?』
『うん!』
男の言葉。つかさの言葉。
………
………
「今まで通り……できるかな?」
みゆきと……すぐ今まで通りというわけにもいかないし、
男ともしばらくギクシャクしちゃうだろうな……
何より、自分の気持ちに整理をつけられるか……
「でも……男と約束したしね」
『わかった……私も一応努力はするわ』って。
………
「努力……できるかしら」
ガチャ!
「お姉ちゃん、ご飯だよ」
「ッ!!つかさ、あんた、ノックくらいしなさいよ!」
「え……?したんだけど……ごめん、聞こえなかった?」
「あ、いや、悪い。考え事してたから聞こえなかったのかも……」
「……お姉ちゃん、何か悩んでるの?」
つかさの困った顔を見て、私は男の言葉を思い出していた。
『でも、やっぱり仲良し4人組はそのままであってほしい。みゆきにも言っとくから……じゃないとこなたやつかさちゃんに悪いし……』
つかさやこなたに悪いし、か…
……うん!
「ううん、大丈夫!さ、ご飯食べよ!もう飢え死にしちゃいそうよ」
「うん、今日はすき焼きだよ!」
「おお~、今日は豪華ね!楽しみだわ~」
男ともしばらくギクシャクしちゃうだろうな……
何より、自分の気持ちに整理をつけられるか……
「でも……男と約束したしね」
『わかった……私も一応努力はするわ』って。
………
「努力……できるかしら」
ガチャ!
「お姉ちゃん、ご飯だよ」
「ッ!!つかさ、あんた、ノックくらいしなさいよ!」
「え……?したんだけど……ごめん、聞こえなかった?」
「あ、いや、悪い。考え事してたから聞こえなかったのかも……」
「……お姉ちゃん、何か悩んでるの?」
つかさの困った顔を見て、私は男の言葉を思い出していた。
『でも、やっぱり仲良し4人組はそのままであってほしい。みゆきにも言っとくから……じゃないとこなたやつかさちゃんに悪いし……』
つかさやこなたに悪いし、か…
……うん!
「ううん、大丈夫!さ、ご飯食べよ!もう飢え死にしちゃいそうよ」
「うん、今日はすき焼きだよ!」
「おお~、今日は豪華ね!楽しみだわ~」
気持ちを切り替えよう。
そう、無理やりにでも。
明日は久々にこなたとゲマズでも行こうかしら?
お昼は久々に日下部や峰岸と一緒に食べよ!
みゆきとは……なるようになるさ!
男には……最高の笑顔で接してやる!
気持ちを切り替える。
ムリヤリニデモ……
今日はここまでです。
バッドエンドにするつもりだったけど、
ハッピーエンドにしたくなってきた今日この頃です……
いや…でも…
おやすみなさいノシ
バッドエンドにするつもりだったけど、
ハッピーエンドにしたくなってきた今日この頃です……
いや…でも…
おやすみなさいノシ
俺的に病んでる女の子が幸せになればそれがハッピーエンド
たとえ監禁でも心中でもな…
たとえ監禁でも心中でもな…
「おはよ~、男」
「ういっす、こなた」
「男くん、バルサミコ酢~」
「ミコ酢~、つかさちゃん」
「おはようございます、男さん」
「おはよう、『みゆき』」
「あれ?」
「あれ?」
「ん?」
「むむ?なんだか、何かがいつもと違う気が……?」
「あ~それ、今、私も感じたよ、こなちゃん!でもなんだろう……?」
「そっか~?いつも通りだろ?」
「ん~……ま、いっか」
俺はみゆきと目と目で合図しあい、そして笑った。
別にこなたやつかさちゃんに秘密にしようとしているわけじゃないけど……な
まあ、そのうち言えばいいだろう。
みゆきは、みんなに知られるのは恥ずかしいと言っていたし、俺もなんだか照れ臭かった。
そして……かがみのことが少し心配だった。
「ういっす、こなた」
「男くん、バルサミコ酢~」
「ミコ酢~、つかさちゃん」
「おはようございます、男さん」
「おはよう、『みゆき』」
「あれ?」
「あれ?」
「ん?」
「むむ?なんだか、何かがいつもと違う気が……?」
「あ~それ、今、私も感じたよ、こなちゃん!でもなんだろう……?」
「そっか~?いつも通りだろ?」
「ん~……ま、いっか」
俺はみゆきと目と目で合図しあい、そして笑った。
別にこなたやつかさちゃんに秘密にしようとしているわけじゃないけど……な
まあ、そのうち言えばいいだろう。
みゆきは、みんなに知られるのは恥ずかしいと言っていたし、俺もなんだか照れ臭かった。
そして……かがみのことが少し心配だった。
「あ~、腹減った……昼飯までまだ一時間もあるのかよ……」
三時間目と四時間目の間の昼休み。
ある意味、一番苦痛な時間帯だ。
「あの……男さん……」
「ん?どした?みゆき」
「ちょっと、来ていただけますか?」
「?」
人通りの少ない廊下に呼び出された。
「あの、これ……お弁当です」
「え!?俺のために作ってくれたの?サンキュー!」
「お口に合うといいんですけれど……」
「いやいや、きっと合うよ。みゆきのプリンも美味しかったし。
……あ、でも俺、昼飯はいつも白石達と学食で食ってるから……」
「ええ、ですから。お野菜を中心としたおかずだけを作ってきました。学食のメニューにこれをプラスすれば、栄養のバランスはばっちりです!」
「な、なんという配慮!俺は今モーレツに感動している……」
「本当は、男さんと二人っきりで食べたいのですけど……クラスの皆さんの前でいきなり二人でというのは、ちょっと……」
「そうだな、俺もそれはちょっと恥ずかしいかも。まあ、そのうち俺たちが付き合ってるってことも自然に広まっていくだろうし、そうなったら、たまには一緒に、な?」
「はい!
あの、男さん……泉さんやつかささんには、私たちのことお話すべきでしょうか?」
「ん~、秘密にする理由もないしな……ただ、かがみのことが気になるから……」
そういえば、今日はまだかがみを見ていない。
いつも授業と授業の間の休み時間にうちのクラス(主にこなたのところ)に来るのに……
「……もう少し、そうだな、ゴールデンウィーク明けくらいまで様子見てから、二人には話そう」
ちなみに、明日は半日授業。それが終われば、4連休だ。
今年は祝日と土日の重なり方が悪くて、例年より短いが……
「かがみさんですか……」
一瞬、みゆきの顔が曇る。
しまった、かがみの名前は出さないほうが良かったか……?
「心配いりませんよ。男さんと約束しましたから。かがみさんとはこれまでどおりお友達として接しますから」
「そっか……ありがとう」
「かがみさんのほうがどう思っているかは分りかねますけれど……」
「ま、なるようになるさ。かがみも分ってくれるだろう。さ、教室に戻ろうぜ」
「さ、4時間目の数学を乗り切れば、メシだ!」
「あと一時間、頑張りましょう」
ガラガラッ……
「あ」
「あ」
「あ」
かがみがうちのクラスから出てくるところだった。
「お、おっす、かがみ」
「お、男……それにみゆきも……あ、えーと……ういっす」
「こんにちは、かがみさん」
「何してんだ?」
「……英語の教科書忘れちゃって、こなたに借りに来たのよ」
「お前、自分の妹に借りろよ」
「五月蝿いわね~!そんなの私の勝手でしょ!」
「ま、そりゃ、そうだけど……」
「あ、あの……かがみさん」
「……なに?みゆき」
「………」
俺に走る一瞬の緊張。
「あの……昨日はひどいこと言ってすみませんでした」
「あ……うん……ま、それはお互い様よね。私もひどいこと言っちゃったし。授業始まるからもう行くわ。校内であんまり見せ付けないでよね、お二人さん」
「そ、そんなつもりじゃ……」
「冗談よ」
「はいはい、分ったからさっさと教室に戻れよ。教科書忘れのかがみちゃん」
「五月蝿いわね~ それじゃ」
かがみは小走りで自分の教室に戻っていった。
「……よく言えたな」
「え?」
「かがみに謝ってたじゃないか」
「はい……男さんとの約束ですから」
「昨日も言ったけど……自分の意思で!」
「は、はい!」
「……なに?みゆき」
「………」
俺に走る一瞬の緊張。
「あの……昨日はひどいこと言ってすみませんでした」
「あ……うん……ま、それはお互い様よね。私もひどいこと言っちゃったし。授業始まるからもう行くわ。校内であんまり見せ付けないでよね、お二人さん」
「そ、そんなつもりじゃ……」
「冗談よ」
「はいはい、分ったからさっさと教室に戻れよ。教科書忘れのかがみちゃん」
「五月蝿いわね~ それじゃ」
かがみは小走りで自分の教室に戻っていった。
「……よく言えたな」
「え?」
「かがみに謝ってたじゃないか」
「はい……男さんとの約束ですから」
「昨日も言ったけど……自分の意思で!」
「は、はい!」
昼休み、白石達と学食に向かう途中で、かがみが自分のクラスで日下部さんたちと弁当を食べているのが見えた。
いつもは、こなた達と食べていたのに……
でも、ま、今まで、かがみがうちのクラスに来すぎてたってのもあるしな。
あとは時間が解決してくれるのを待つしかないか。
四時間目前の休み時間でのみゆきとかがみのやり取りを見る限り、険悪ってわけでもなさそうだし……
「お~い、男。何してんだよ?学食が混むから早く行くぞ」
「お、おう!」
「え?映画?」
帰り道。俺はみゆきと二人で帰っていた。
こなたとかがみは一緒にゲマズに行くと言って先に帰り、つかさちゃんもそれについていった。
『脱☆3ページ坊主!』とかいう意味の分らない名言を残して。
俺も誘われたが、断った。
「はい……見たい映画があるんですけど。ゴールデンウィークに一緒に……いかがですか?」
「いいね。行こうぜ!えっと……5日とかはどう?」
「すみません……その日は泉さんたちと勉強会をする予定でして。今日のお昼に約束したんですけれど……」
「ああ、こなた達とね……」
あいつ……絶対みゆきの宿題写すだけだな……
「ん?ってことは、かがみも……?」
「いえ、かがみさんは、お昼は一緒ではなかったので……」
「そっか……そう言えば、かがみは別行動だったか……」
俺は学食に行く途中にかがみが日下部さんたちとお昼を食べていた光景を思い出した。
「……あの!私がこんなこと言うのもなんですが……かがみさんは別のクラスですし、別に不自然なことではないと思います!」
みゆきが珍しく強い口調で主張した。
「え?まあ、そう言われれば、そうかも……」
「そうですよ!」
「う~ん……」
「男さん、かがみさんの心配ばっかり……(ボソッ)」
「ん?ごめん、『そうですよ』の後、よく聞こえなかった」
「いえ、何でもありません。それより、映画の件はいかがでしょうか?他の日はご都合悪いですか?」
「あ、ごめんごめん。じゃあ、4日は?」
「その日は大丈夫です!」
「じゃあ、4日に一緒に行こう!」
「はい!」
みゆきは満面の笑みで答える。
みゆきが珍しく強い口調で主張した。
「え?まあ、そう言われれば、そうかも……」
「そうですよ!」
「う~ん……」
「男さん、かがみさんの心配ばっかり……(ボソッ)」
「ん?ごめん、『そうですよ』の後、よく聞こえなかった」
「いえ、何でもありません。それより、映画の件はいかがでしょうか?他の日はご都合悪いですか?」
「あ、ごめんごめん。じゃあ、4日は?」
「その日は大丈夫です!」
「じゃあ、4日に一緒に行こう!」
「はい!」
みゆきは満面の笑みで答える。
「では、男さん、私はここで」
「ん……?あ、おう」
いつの間にか駅前だった。
「あの……男さん……」
「ん?」
「あ……いえ、何でもありません……では、また明日」
「うん、じゃな!」
「みゆきと映画か……楽しみだな~」
そう言えば、これが初デート……ってことになるな。
「それにしても、かがみはやっぱり勉強会も自分のクラスの友達とするのかな?
……このまま4人を元通りにすることはできないのかも……」
いつの間にか、俺はかがみのことが常に心に引っかかるようになっていた。
今日はここまでです。
今回、場面転換が多くてわかりにくいかも…
何か空白がたくさんあるところは場面が変わってるところです。
今回、場面転換が多くてわかりにくいかも…
何か空白がたくさんあるところは場面が変わってるところです。
乙!おもしろい!
男の常識人ぶった糞配慮が腹立つ
彼女を尊重しろよ!
男の常識人ぶった糞配慮が腹立つ
彼女を尊重しろよ!
誠とは別の意味で罪な男になりそうww常識人で周りの協調を優先し過ぎて
あなざー・すたーさん乙です!
嵐の前の静けさなんでしょうか…?
私の方も書いた分だけ投下しようと思います。
嵐の前の静けさなんでしょうか…?
私の方も書いた分だけ投下しようと思います。
こなたの大きな目が俺を覗き込む。
服の裾を掴んでいたこなたの手が、今度はそのまま俺の手首を掴んだ。
こなた「だれ?」
こなたが俺をつかむ力はだんだん強くなる。
男「お…落ち着け、こなた!」
こなた「落ち着いてるよ、男。で、だれ?」
男「かがみの友達だ!かがみがいなくなった理由知ってるかもしれないと思って聞いてたんだ!!」
こなた「………ホント?」
男「本当だ!」
こなた「…ホントにホント?」
男「うん、本当だ。」
こなた「………」
男「……こなた?」
こなた「……うん、分かった。」
男「こなた…」
こなた「フラグだったらさー、バッキバキにしてあげようかと思ったけど、男がそう言うなら信じるよー。」
男「ど…どうしたんだお前…。…大丈夫か?」
こなた「んー?私はいたって正常だよ。毒もマヒも混乱も受けてないし。」
男「そいうことじゃなくてさ……。」
こなた「………なー男。」
男「ん?」
服の裾を掴んでいたこなたの手が、今度はそのまま俺の手首を掴んだ。
こなた「だれ?」
こなたが俺をつかむ力はだんだん強くなる。
男「お…落ち着け、こなた!」
こなた「落ち着いてるよ、男。で、だれ?」
男「かがみの友達だ!かがみがいなくなった理由知ってるかもしれないと思って聞いてたんだ!!」
こなた「………ホント?」
男「本当だ!」
こなた「…ホントにホント?」
男「うん、本当だ。」
こなた「………」
男「……こなた?」
こなた「……うん、分かった。」
男「こなた…」
こなた「フラグだったらさー、バッキバキにしてあげようかと思ったけど、男がそう言うなら信じるよー。」
男「ど…どうしたんだお前…。…大丈夫か?」
こなた「んー?私はいたって正常だよ。毒もマヒも混乱も受けてないし。」
男「そいうことじゃなくてさ……。」
こなた「………なー男。」
男「ん?」
こなた「…おとこは…私の味方だよね?」
男「え?」
こなた「味方だよね?」
こなたの声はひどく落ち着いていて、少し笑っているように見えた。
男「ど…どういうことだ?」
こなた「ちがうの?」
男「こなた…?」
こなた「ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちが…」
男「味方だよ!俺は…こなたの味方だから!!とりあえず落ち着け!!!」
こなた「………ふぅ…危うくゲシュタルト崩壊するとこだったよ。」
男「げしゅ?」
そう言うとこなたは俺に抱きついてきた。
男「ちょっ…!!」
こなた「かがみが、つかさが、みゆきさんが、私の敵になっても…男は私の味方だよね?」
こなたは俺の胸に顔を埋めながら喋る。
声が少し震えていた。
『誰かと…何かあったんだな…。』
そう感じた俺は、その場はとにかくこなたの気持ちを落ち着かせることだけを考えることにした。
男「おっ…幼なじみだろ。俺はこなたの味方だから…。」
俺はこなたの頭を撫でた。
男「え?」
こなた「味方だよね?」
こなたの声はひどく落ち着いていて、少し笑っているように見えた。
男「ど…どういうことだ?」
こなた「ちがうの?」
男「こなた…?」
こなた「ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちがうの?ちが…」
男「味方だよ!俺は…こなたの味方だから!!とりあえず落ち着け!!!」
こなた「………ふぅ…危うくゲシュタルト崩壊するとこだったよ。」
男「げしゅ?」
そう言うとこなたは俺に抱きついてきた。
男「ちょっ…!!」
こなた「かがみが、つかさが、みゆきさんが、私の敵になっても…男は私の味方だよね?」
こなたは俺の胸に顔を埋めながら喋る。
声が少し震えていた。
『誰かと…何かあったんだな…。』
そう感じた俺は、その場はとにかくこなたの気持ちを落ち着かせることだけを考えることにした。
男「おっ…幼なじみだろ。俺はこなたの味方だから…。」
俺はこなたの頭を撫でた。
こなたが俺の背中に回した手がいっそう強くなった気がした…。
暫くしてこなたは俺から離れるとまたいつもの眠そうな顔に戻って笑った。
少し目の周りを赤くして。
こなた「なーおとこー。」
男「ん?何だ?」
こなた「………コクハクの答え、まだ出ない?」
男「……うん…。」
こなた「……そっか。」
男「……今はさ、かがみの無事を確認しなきゃ…。」
こなた「………」
男「………こなた?」
こなた「……うん、そうだね。」
男「……。」
こなたの家の前に着いた。
こなた「じゃあさ、また明日ね。」
男「うん。…その……あんまり無理するなよ?」
こなた「うん……あのさっ…」
男「ん?」
こなた「……んーやっぱ何でもない。」
男「何だ?」
こなた「………私が未来から来たって言ったら、笑う?」
男「昨日なんか見たろ。」
暫くしてこなたは俺から離れるとまたいつもの眠そうな顔に戻って笑った。
少し目の周りを赤くして。
こなた「なーおとこー。」
男「ん?何だ?」
こなた「………コクハクの答え、まだ出ない?」
男「……うん…。」
こなた「……そっか。」
男「……今はさ、かがみの無事を確認しなきゃ…。」
こなた「………」
男「………こなた?」
こなた「……うん、そうだね。」
男「……。」
こなたの家の前に着いた。
こなた「じゃあさ、また明日ね。」
男「うん。…その……あんまり無理するなよ?」
こなた「うん……あのさっ…」
男「ん?」
こなた「……んーやっぱ何でもない。」
男「何だ?」
こなた「………私が未来から来たって言ったら、笑う?」
男「昨日なんか見たろ。」
こなたが家に入るのを確認すると、俺は自分の家の方に向かって歩き出した。
何だか時をかける感じではぐらかされたが、こなたは何か言いたいことがあったのかもしれない。
…まさか、こなたはかがみの失踪のことを知っていて…
『いや、やめとこう。』
こなたがかがみの失踪に関わってるなんて考えたくなかったし、何かあるならきっとこなたは自分から言ってくれる。
さっきはまだ心の準備が出来てなかっただけで…。
こなたが言ってた『敵』の事も気になったが、こなたが自分から言うまではただ見守ろう…。
そんな事を頭の中でぐるぐる考えながら歩いていると、後ろから俺を呼ぶ声がした。
声「おとこー」
男「ん?」
黒井先生「やっぱり男かー」
男「おわっ先生!どうしたんですか?」
黒井先生「散歩や。」
男「散歩っすか…。」
黒井先生「突然やけど、ウチとデートせんかー?」
男「はい?」
黒井先生「いや、一緒に夕食行かんかーって意味や。奢るでー?」
男「と…突然どうしたんですか?」
何だか時をかける感じではぐらかされたが、こなたは何か言いたいことがあったのかもしれない。
…まさか、こなたはかがみの失踪のことを知っていて…
『いや、やめとこう。』
こなたがかがみの失踪に関わってるなんて考えたくなかったし、何かあるならきっとこなたは自分から言ってくれる。
さっきはまだ心の準備が出来てなかっただけで…。
こなたが言ってた『敵』の事も気になったが、こなたが自分から言うまではただ見守ろう…。
そんな事を頭の中でぐるぐる考えながら歩いていると、後ろから俺を呼ぶ声がした。
声「おとこー」
男「ん?」
黒井先生「やっぱり男かー」
男「おわっ先生!どうしたんですか?」
黒井先生「散歩や。」
男「散歩っすか…。」
黒井先生「突然やけど、ウチとデートせんかー?」
男「はい?」
黒井先生「いや、一緒に夕食行かんかーって意味や。奢るでー?」
男「と…突然どうしたんですか?」
黒井先生「いや、深い意味はないで。…ただな、男はいっつも一人で夕食食べてるんやないかなーって思ってな…。」
男「…先生…。気持ちは嬉しいです。ただ…迷惑じゃないですか?」
黒井先生「ハッハッハー!生徒が先生に気を使う必要ないんやでー?!…それになー先生も一人や。安心せーや!」
男「なんか…すみません。いつも色々気を使ってもらっちゃって…。」
黒井先生「だから、気にすること無いでー?!」
なんだか悪い気もしたが、断りづらい雰囲気になったので先生と一緒に夕食を食べることにした。
家に一旦帰って荷物をおいた後、黒井先生の車に乗り郊外のレストランに行った。
男「…なんか本当にスミマセン。」
黒井先生「マジに気にすること無いでー」
料理が運ばれてきて黒井先生と話しながら食べる。
詳しくは知らないが、黒井先生とは境遇が似ているからだろうか?お互い昔からの知り合いの様に壁もなく話すことができる。
食後のコーヒーが運ばれてきた頃、黒井先生が思い出したように、とんでもないことを口走った。
黒井先生「ところで…男は泉と付き合ってるんか?」
男「…先生…。気持ちは嬉しいです。ただ…迷惑じゃないですか?」
黒井先生「ハッハッハー!生徒が先生に気を使う必要ないんやでー?!…それになー先生も一人や。安心せーや!」
男「なんか…すみません。いつも色々気を使ってもらっちゃって…。」
黒井先生「だから、気にすること無いでー?!」
なんだか悪い気もしたが、断りづらい雰囲気になったので先生と一緒に夕食を食べることにした。
家に一旦帰って荷物をおいた後、黒井先生の車に乗り郊外のレストランに行った。
男「…なんか本当にスミマセン。」
黒井先生「マジに気にすること無いでー」
料理が運ばれてきて黒井先生と話しながら食べる。
詳しくは知らないが、黒井先生とは境遇が似ているからだろうか?お互い昔からの知り合いの様に壁もなく話すことができる。
食後のコーヒーが運ばれてきた頃、黒井先生が思い出したように、とんでもないことを口走った。
黒井先生「ところで…男は泉と付き合ってるんか?」
とりあえず今日はここまでです。昨日は勉強の合間一休みのつもりが、しっかり二時間見てしまいました…。
次はおそらくテスト開け(8月)の投下となります。
次はおそらくテスト開け(8月)の投下となります。
乙です。
こっちのストーリーではななこ先生ストーリーの真相が明らかになりそうなヨカーン
テスト頑張ってください!
こっちのストーリーではななこ先生ストーリーの真相が明らかになりそうなヨカーン
テスト頑張ってください!
今日は久しぶりにこなたとゲマズに行った。
ここ数日、男を巡るごたごたがあったからだろうか?こういうの、ずいぶん久しぶりな気がする。
つかさも珍しく一緒だ。ラノベを私と一緒に見て回っていた。
昨日私が言ったこと気にしてんのかな?
「ふぃ~、買った買った!ポイントも溜まりまくりだよ!ぬふふ」
「『私の分のポイント』もあんたにあげたんだから、感謝しなさいよ!」
「いや、ホント、神様仏様かがみ様だよ」
「こんな時だけ、調子いいわね~」
「そのまま、かがみんちの神社に祀りたいくらいだよ」
「お前には一度天罰が下るべきだと思うんだが」
「どんだけ~ って、あ!こなちゃん。お姉ちゃんにあの話してなかったよね?」
「あ、そだね」
「ん?なになに?」
「かがみん、ゴールデンウィークの宿題を写させてくれ!5日に!」
「却下」
「って、ちょ!早ッ!?」
「こなちゃん……さすがにそれは言い方が悪いよ……」
ここ数日、男を巡るごたごたがあったからだろうか?こういうの、ずいぶん久しぶりな気がする。
つかさも珍しく一緒だ。ラノベを私と一緒に見て回っていた。
昨日私が言ったこと気にしてんのかな?
「ふぃ~、買った買った!ポイントも溜まりまくりだよ!ぬふふ」
「『私の分のポイント』もあんたにあげたんだから、感謝しなさいよ!」
「いや、ホント、神様仏様かがみ様だよ」
「こんな時だけ、調子いいわね~」
「そのまま、かがみんちの神社に祀りたいくらいだよ」
「お前には一度天罰が下るべきだと思うんだが」
「どんだけ~ って、あ!こなちゃん。お姉ちゃんにあの話してなかったよね?」
「あ、そだね」
「ん?なになに?」
「かがみん、ゴールデンウィークの宿題を写させてくれ!5日に!」
「却下」
「って、ちょ!早ッ!?」
「こなちゃん……さすがにそれは言い方が悪いよ……」
「だって、どうせもうバレてるじゃん?『勉強会』と称しても結局私は写すだけってのは」
「開き直るな!」
「そんなこと言って、結局は見せてくれるくせに~愛してるよ、かがみん♡」
「こ、こなちゃん……私たちも自力で頑張ろうよ……できるだけ……」
「……で、私たち3人で?」
「んと、あと今んとこ、みゆきさんが来るよ。他に男とかゆーちゃんを呼んでもいいけど。あ~、でもゆーちゃんの前では姉としての威厳を保ちた――」
「パス」
「……へ!?」
「ごめん。その日、日下部と峰岸と約束してるの忘れてた」
「開き直るな!」
「そんなこと言って、結局は見せてくれるくせに~愛してるよ、かがみん♡」
「こ、こなちゃん……私たちも自力で頑張ろうよ……できるだけ……」
「……で、私たち3人で?」
「んと、あと今んとこ、みゆきさんが来るよ。他に男とかゆーちゃんを呼んでもいいけど。あ~、でもゆーちゃんの前では姉としての威厳を保ちた――」
「パス」
「……へ!?」
「ごめん。その日、日下部と峰岸と約束してるの忘れてた」
「ぬう、みさきちめ……私のかがみんを!ってか、かがみん今日のお昼もみさきち達と一緒だったんだよね?」
「ま、あいつらは同じクラスだしね。あんたたちのクラスに顔出し過ぎてたから、最近クラスでの私の存在が薄くなり始めてさ~」
「存在の力が燃え尽きて、トーチみたいに消えちゃいそうなわけだ」
「あんたはすぐそっちの方向に……でもま、そんなとこ」
「ぬうう……」
「ぬうう……」
……つかさまで唸ってる。
「週に何回かはあんたたちのクラスにも行くわよ!ってか、つかさは毎日顔付き合せてるんだから、そんなふうに唸らないの!」
『最近クラスでの私の存在が薄くなり始めてさ~』
ウソじゃない。
それだってれっきとした理由の一つだ。
だけど、それが一番の理由じゃないのはよくわかってる。
正直、みゆきと……まして男と、顔を合わせるのが辛い。
まして、二人が一緒にいるところなんて……耐えがたい。
私は今日の4時間目前の休み時間のことを思い出した。
「ま、あいつらは同じクラスだしね。あんたたちのクラスに顔出し過ぎてたから、最近クラスでの私の存在が薄くなり始めてさ~」
「存在の力が燃え尽きて、トーチみたいに消えちゃいそうなわけだ」
「あんたはすぐそっちの方向に……でもま、そんなとこ」
「ぬうう……」
「ぬうう……」
……つかさまで唸ってる。
「週に何回かはあんたたちのクラスにも行くわよ!ってか、つかさは毎日顔付き合せてるんだから、そんなふうに唸らないの!」
『最近クラスでの私の存在が薄くなり始めてさ~』
ウソじゃない。
それだってれっきとした理由の一つだ。
だけど、それが一番の理由じゃないのはよくわかってる。
正直、みゆきと……まして男と、顔を合わせるのが辛い。
まして、二人が一緒にいるところなんて……耐えがたい。
私は今日の4時間目前の休み時間のことを思い出した。
男とみゆきが一緒にいた。
そこに私がばったり。
あの二人、廊下で何話してたんだろう?
男の手にはお弁当箱みたいなものが、抱えられていた。
みゆきが男に作ったお弁当?
お昼は、男は学食で男子と食べてたみたいだけど……
あれを食べたのかしら?
そう言えば、今日、今、この瞬間も、男とみゆきは一緒なのかもしれない。
一緒に帰って、手なんか繋いだりして……
そんなこと……考えたくないのに……
休み時間に男とみゆきと会った時は自然にかろうじて振舞えたけど、
『気持ち』を切り替えるっていう決意と、
こなたやつかさに心配かけたくないっていう意志と、
男とした『これからもみんな友達同士で』っていう約束とが私を支えて……かろうじて。
でも、声が聞こえる。
心の奥から。底から。
そこに私がばったり。
あの二人、廊下で何話してたんだろう?
男の手にはお弁当箱みたいなものが、抱えられていた。
みゆきが男に作ったお弁当?
お昼は、男は学食で男子と食べてたみたいだけど……
あれを食べたのかしら?
そう言えば、今日、今、この瞬間も、男とみゆきは一緒なのかもしれない。
一緒に帰って、手なんか繋いだりして……
そんなこと……考えたくないのに……
休み時間に男とみゆきと会った時は自然にかろうじて振舞えたけど、
『気持ち』を切り替えるっていう決意と、
こなたやつかさに心配かけたくないっていう意志と、
男とした『これからもみんな友達同士で』っていう約束とが私を支えて……かろうじて。
でも、声が聞こえる。
心の奥から。底から。
――それでいいの?
いいのよ。
――我慢してばかりで辛くないの?
だって仕方ないじゃない?
――ワタシは頑張ってるわ。もっと評価されてもいいと思う。
だから、しょうがないじゃない!評価するのは私じゃなくて他人。そして男は私よりみゆきを……
――可哀想なワタシ。惨めよね。
惨め……?
――そう、消えちゃいたいくらいに。
消えちゃいたいくらいに……?
――消えちゃったら、もう、何も辛い思いをしなくていいのよ?
消えちゃう?それ、死ぬってこと?でも……そんなの……
――嫌なら、逆しかないわね。
ぎゃ……く……?
――消えるのが嫌なら消せばいいのよ?
け……す……?
――二者択一よ。いずれ選択しなきゃ。そうじゃなきゃ……
そ……じゃ……なきゃ……?
――ワタシ ハ モウ モタナイワ
………!?
………
………
いいのよ。
――我慢してばかりで辛くないの?
だって仕方ないじゃない?
――ワタシは頑張ってるわ。もっと評価されてもいいと思う。
だから、しょうがないじゃない!評価するのは私じゃなくて他人。そして男は私よりみゆきを……
――可哀想なワタシ。惨めよね。
惨め……?
――そう、消えちゃいたいくらいに。
消えちゃいたいくらいに……?
――消えちゃったら、もう、何も辛い思いをしなくていいのよ?
消えちゃう?それ、死ぬってこと?でも……そんなの……
――嫌なら、逆しかないわね。
ぎゃ……く……?
――消えるのが嫌なら消せばいいのよ?
け……す……?
――二者択一よ。いずれ選択しなきゃ。そうじゃなきゃ……
そ……じゃ……なきゃ……?
――ワタシ ハ モウ モタナイワ
………!?
………
………
「……ちゃ……ん」
「か……みん」
………
「お姉ちゃん!」
「かがみん!」
「…!?」
「ねえ、しっかりしてよ!?お姉ちゃん!」
「かがみん!危ないよ!どうしたのさ!?」
「へ!?」
……気がつくと、つかさは私の腕を引っ張り、こなたは私の腰にしがみついていた。
「ちょっと!あんた達!何して――」
……ふと、足元を見ると、
「!?」
そこは駅のホーム。
白線を踏み越えて、
あと一歩で、線路に落ちるところだった。
よく見ると、こなたやつかさ以外にも、サラリーマン風の人やおばさん達が私を線路から遠ざけようとしていた。
「ご、ごめん。私……ちょっと、考え事してて……」
今更、膝が震えてきた。
「もう!お姉ちゃん!どうしちゃったの?私…怖かった……よぉ……」
「かがみん、本当に大丈夫?私がゲマズのポイント獲っちゃったのホントはショックだった?謝るから……しっかりしてよ!」
「ごめん……心配かけて……」
……私、何してんの?
こなたやつかさに心配かけないって決めたはずなのに。
確か、心の底から声が聞こえてきて……
って、心の底の声!?何ファンタジーなこと言ってんの、私!
しっかりしなきゃ!
しっかり……
『――消えちゃったら、もう、何も辛い思いをしなくていいのよ?』
『――消えるのが嫌なら消せばいいのよ?』
「かがみん、本当に大丈夫?私がゲマズのポイント獲っちゃったのホントはショックだった?謝るから……しっかりしてよ!」
「ごめん……心配かけて……」
……私、何してんの?
こなたやつかさに心配かけないって決めたはずなのに。
確か、心の底から声が聞こえてきて……
って、心の底の声!?何ファンタジーなこと言ってんの、私!
しっかりしなきゃ!
しっかり……
『――消えちゃったら、もう、何も辛い思いをしなくていいのよ?』
『――消えるのが嫌なら消せばいいのよ?』
今日の話を書いてたら、どうしてもこれを貼りたくなってしまった。
_人人人人人人人人人人人人_
__,イ> しっかりしていってね!!! <
<´ :  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
/: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー ー=≠: : : :/: : : : : : : : : : : : : \
__,/ /: : /: :/ ,| : | ∨| : : : : : 廴 /: : : : : :{ : : : : : : : h: ヽ : : ヽ:ヽ
.f´/ }:/.: :.ム斗' | /| `ヘ}ヽ: : : : ヘく /: :/:/: :,ム∧: : : : : : : |ヘ-、∨ : ハ ハ
∨ ,イ: : :{ :/ j/ V | : : ∨/:/: |: : // ', : : : : : }.:} ヽ: j : : i |: {
ヽ、{∧ 圷(ヒ_] ヒ_ン )ア:| ト、:ハ{/ / : | {リ ヽ: :: : /j/, Y.: : : | | :ヘ
|:ヽ}ヘ:/ '" ,___, "'Ⅳ |:「ヽ} {: : :| :∧ ヽ/ |:∧}: : : :ヽ
|: :|:`ー.、 ヽ _ン ム/:{ |:/{ Ⅵ: :}ィ=气j ィ≠气.: }: : : : : : :ヽ、
|: :|: : :|:|> 、 ______ イ:´: |::| { ヘ |: :八::. _,、, ,:|: //: : : /´ ̄´
.|: :|: : :|:| |: : :|: :| ヽ: : :|~ヽ、 { ヘ j//∨∨
.| : ', : :',| l: : :|: :| {::∧| ` ーー--─´レレ∨
すみません、ちょっと吊ってきます…
_人人人人人人人人人人人人_
__,イ> しっかりしていってね!!! <
<´ :  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
/: : :/: :/} :小: : : : : : : : ≧ー ー=≠: : : :/: : : : : : : : : : : : : \
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.| : ', : :',| l: : :|: :| {::∧| ` ーー--─´レレ∨
すみません、ちょっと吊ってきます…
昨日はワル乗りしてしまいました…全てはアルコールが(ry
では今日の分逝きます。
では今日の分逝きます。
つかさです。
私、面白いことなんか言えんとです。
つかさです。
つかさです……
今日からゴールデンウィーク。
ホントはもっとウキウキしたいところなんだけど、実は私の心は今、複雑なの。
だって……お姉ちゃんの様子が……変なの……
あれは一昨日の学校帰り。
お姉ちゃんが線路に飛び込もうとしたの。
『ちょっと、考え事してて……』
だなんて、お姉ちゃんは言ってたけど……本当にただ考え事してただけなのかな?
……何かあったのかな?
大好きなお姉ちゃん……私、すごく心配。
こなちゃんも心配してた……
でも、私たちが何を聞いても、
『ううん、大丈夫よ』
『何か、ごめんね。心配させちゃったみたいで』
『ちょっと疲れてるのかも……ゴールデンウィークはゆっくりするわ』
私、面白いことなんか言えんとです。
つかさです。
つかさです……
今日からゴールデンウィーク。
ホントはもっとウキウキしたいところなんだけど、実は私の心は今、複雑なの。
だって……お姉ちゃんの様子が……変なの……
あれは一昨日の学校帰り。
お姉ちゃんが線路に飛び込もうとしたの。
『ちょっと、考え事してて……』
だなんて、お姉ちゃんは言ってたけど……本当にただ考え事してただけなのかな?
……何かあったのかな?
大好きなお姉ちゃん……私、すごく心配。
こなちゃんも心配してた……
でも、私たちが何を聞いても、
『ううん、大丈夫よ』
『何か、ごめんね。心配させちゃったみたいで』
『ちょっと疲れてるのかも……ゴールデンウィークはゆっくりするわ』
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