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元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part10【(=ω=.)】
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超遅いが乙
そして夜になってもこない病み猫さん
まさか..新手のツンデレ属性があったのか...?
そして夜になってもこない病み猫さん
まさか..新手のツンデレ属性があったのか...?
携帯から見辛い方、このページは前の奴と同じですぜhttp://www33.atwiki.jp/kyoronosuke/pages/3.html?&flag_mobilex=1
「病み猫」様 「あなざー・すたー」様 wikiの復旧をしている方々お疲れ様です
「病み猫」様と「あなざー・すたー」様のヤンデレSSは楽しく拝見させてもらっています
引き続き無理をしない程度に続きを投稿してくれることをお待ちしております。
「病み猫」様と「あなざー・すたー」様のヤンデレSSは楽しく拝見させてもらっています
引き続き無理をしない程度に続きを投稿してくれることをお待ちしております。
>>病み猫さん
乙です!そういや、もうすぐですね。柊姉妹の誕生日。
>>156
さんくすです!正直筆が止まり気味ですが、なんとかします。
ちなみに八月蝉さんの投下をまとめてみました(最初の作品の分)wikiの役に立てばいいんですが…http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper85704.doc
ただし、作品とは関係ないレスもそのままコピペしてます。
自分でやれよって話ですけどね(・ω・`)ホント スミマセン
乙です!そういや、もうすぐですね。柊姉妹の誕生日。
>>156
さんくすです!正直筆が止まり気味ですが、なんとかします。
ちなみに八月蝉さんの投下をまとめてみました(最初の作品の分)wikiの役に立てばいいんですが…http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper85704.doc
ただし、作品とは関係ないレスもそのままコピペしてます。
自分でやれよって話ですけどね(・ω・`)ホント スミマセン
あなざー・すたーさん乙です!
ついに八月蝉さんのストーリーが復活を始めたんですね!
ご本人が帰還すればさらに言うこと無しなんですけどね…
ついに八月蝉さんのストーリーが復活を始めたんですね!
ご本人が帰還すればさらに言うこと無しなんですけどね…
では、予告通り『つかさサイド②』を投下していきます。
およそ15分後に開始します。
およそ15分後に開始します。
週末は、男君とデート!
…そして男君に告白の予定…
つかさ「はぁう…///」
考えてだけで顔が真っ赤になります。
つかさ「…ちゃんと言えるかな…。」
翌日、今日もみんなと一緒に登校です。
こなた「……さてはギャルゲに移行したな!」
男「アホ!すぐ寝たわ!……」
『…あれ…そっか…男君ゲームとかするんだ…いいなあ…共通の話題があって…。』
依然、こなちゃんの一歩リードは変わりません。
授業中。
ぼーっとする男君。
…そんな男君をぼーっと見つめる私。
『男君…どうしたんだろう…?』
授業の後、男君は黒井先生に職員室に呼ばれました。
『あっ…男君怒られちゃうのかな…』
つかさ「ね、みんなー男くん待ってようよ。」
みゆき「そうですね。」
かがみ「…そうね。先に帰っちゃうのはかわいそうだしね。」
こなた「つかさは優しいねぇー」
『…こなちゃんには負けないから…』
…そして男君に告白の予定…
つかさ「はぁう…///」
考えてだけで顔が真っ赤になります。
つかさ「…ちゃんと言えるかな…。」
翌日、今日もみんなと一緒に登校です。
こなた「……さてはギャルゲに移行したな!」
男「アホ!すぐ寝たわ!……」
『…あれ…そっか…男君ゲームとかするんだ…いいなあ…共通の話題があって…。』
依然、こなちゃんの一歩リードは変わりません。
授業中。
ぼーっとする男君。
…そんな男君をぼーっと見つめる私。
『男君…どうしたんだろう…?』
授業の後、男君は黒井先生に職員室に呼ばれました。
『あっ…男君怒られちゃうのかな…』
つかさ「ね、みんなー男くん待ってようよ。」
みゆき「そうですね。」
かがみ「…そうね。先に帰っちゃうのはかわいそうだしね。」
こなた「つかさは優しいねぇー」
『…こなちゃんには負けないから…』
次の日。
…今日は男君遅いな…
男君には教室で会いました。…男君はこなちゃんと一緒です…。
つかさ「おはよ!男君、(それと)こなちゃん!」
男・こなた「おはよー!」
『………何で、一緒に返事するのかな……』
授業中、男君はやっぱりぼーっとしています。
…でも私…気付いちゃった…。
男君は…一瞬こなちゃんをチラッと見ました…。
それから土曜まで、私は授業中ずっと男君を見てました。
男君は何度かこなちゃんを見ました。
私の事は見てくれませんでした…。
………男君……私の事………
…………………………………………………私じゃダメ?
放課後。
みゆき「こなたさん、確か月曜日はお誕生日でしたよね?」
こなた「うん。そーだよ。」
『そっかー…こなちゃん誕生日かー…あっ!』
つかさ「うちでやるー?」
こなた「んー迷惑かかりそうだしうちでいーよ。ありがとう。」
つかさ「………」
『…やだな…男君もこなちゃんち行くんだ…やだな…やだな……』
…今日は男君遅いな…
男君には教室で会いました。…男君はこなちゃんと一緒です…。
つかさ「おはよ!男君、(それと)こなちゃん!」
男・こなた「おはよー!」
『………何で、一緒に返事するのかな……』
授業中、男君はやっぱりぼーっとしています。
…でも私…気付いちゃった…。
男君は…一瞬こなちゃんをチラッと見ました…。
それから土曜まで、私は授業中ずっと男君を見てました。
男君は何度かこなちゃんを見ました。
私の事は見てくれませんでした…。
………男君……私の事………
…………………………………………………私じゃダメ?
放課後。
みゆき「こなたさん、確か月曜日はお誕生日でしたよね?」
こなた「うん。そーだよ。」
『そっかー…こなちゃん誕生日かー…あっ!』
つかさ「うちでやるー?」
こなた「んー迷惑かかりそうだしうちでいーよ。ありがとう。」
つかさ「………」
『…やだな…男君もこなちゃんち行くんだ…やだな…やだな……』
夜。
お風呂から出てバスタオルを巻くと、台所で牛乳を飲みます。
『ゆきちゃんみたいにムネおっきかったらなぁ…男君を…』
かがみ「つかさ、バスタオルだけで歩くのやめなさい。」
『わっ!!!…さっき考えてたこと漏れてないよね…?私、時々漏れてるみたいだから…』
『…あれ?』
つかさ「お姉ちゃん!どうしたの?!!」
かがみ「…目にゴミが入ったの。」
つかさ「…?どうしたんだろう?」
翌日、待ちに待った男君とのデートです!
今日はあいにくの雨でハイキングは中止になったけど、映画館で×××の●太郎を一緒に見ます。
実は映画ってあんまり見ないからデートでどんな映画見たらいいか分からないけど…デートって言ったら映画だよね!!
男君の好きな映画知らないけど、こなちゃんと一緒でアニメ好きそうだしこれでいいよね?
男「そういえばさ、明日のこなたのプレゼント買ってないから、映画見た後買い物していい?」
つかさ「…うん、いいよ。」
『…嫌だよ…今日はこなちゃんの名前聞きたくないよ…』
ご飯のとき、私は気になっていたことを聞きました。
お風呂から出てバスタオルを巻くと、台所で牛乳を飲みます。
『ゆきちゃんみたいにムネおっきかったらなぁ…男君を…』
かがみ「つかさ、バスタオルだけで歩くのやめなさい。」
『わっ!!!…さっき考えてたこと漏れてないよね…?私、時々漏れてるみたいだから…』
『…あれ?』
つかさ「お姉ちゃん!どうしたの?!!」
かがみ「…目にゴミが入ったの。」
つかさ「…?どうしたんだろう?」
翌日、待ちに待った男君とのデートです!
今日はあいにくの雨でハイキングは中止になったけど、映画館で×××の●太郎を一緒に見ます。
実は映画ってあんまり見ないからデートでどんな映画見たらいいか分からないけど…デートって言ったら映画だよね!!
男君の好きな映画知らないけど、こなちゃんと一緒でアニメ好きそうだしこれでいいよね?
男「そういえばさ、明日のこなたのプレゼント買ってないから、映画見た後買い物していい?」
つかさ「…うん、いいよ。」
『…嫌だよ…今日はこなちゃんの名前聞きたくないよ…』
ご飯のとき、私は気になっていたことを聞きました。
何も言わない男君を見て、私は分かりました。
男君…こなちゃんに幼馴染だって事言ったんだね…。
それを言わない事で、私はこなちゃんと対等で居られると思ってたのに…
「…私…男君の事ずっと見てるから。」
「…え?」
「私も、男君が好きだよ。」
…こんな告白じゃなかったはずなのに…
一緒に映画見て…
…一緒にお菓子食べて…
男君が手を繋いでくれて…
…二人は見つめあって…
…せめてもの抵抗で、映画の間中、ずっと男君の手を握ってました。
家に着いて、お姉ちゃんが話しかけてきました。
かがみ「あれ、つかさ。今日はどこ行ってたの?」
つかさ「…買い物だよ。それよりさ、明日のこなちゃんのプレゼントのケーキ作ろ?」
かがみ「うん。そうね。」
『おねえちゃん…私辛いよ……お姉ちゃんは好きな人とか居るの…?こんな時…どうしたらいいの…?私、分らないよ…。』
男君…こなちゃんに幼馴染だって事言ったんだね…。
それを言わない事で、私はこなちゃんと対等で居られると思ってたのに…
「…私…男君の事ずっと見てるから。」
「…え?」
「私も、男君が好きだよ。」
…こんな告白じゃなかったはずなのに…
一緒に映画見て…
…一緒にお菓子食べて…
男君が手を繋いでくれて…
…二人は見つめあって…
…せめてもの抵抗で、映画の間中、ずっと男君の手を握ってました。
家に着いて、お姉ちゃんが話しかけてきました。
かがみ「あれ、つかさ。今日はどこ行ってたの?」
つかさ「…買い物だよ。それよりさ、明日のこなちゃんのプレゼントのケーキ作ろ?」
かがみ「うん。そうね。」
『おねえちゃん…私辛いよ……お姉ちゃんは好きな人とか居るの…?こんな時…どうしたらいいの…?私、分らないよ…。』
次の日。
放課後、お姉ちゃんと一緒にケーキを取りに家に寄った後、こなちゃんの家に行きました。
こなちゃんは相変わらずゲームです。
…最近ゲームが嫌いです。
…だって男君とこなちゃんが一緒に盛り上がるから。
私が操作するピンク色のキャラクターで、こっそりこなちゃんの操作する緑色を攻撃しようとしたけど、仲間には攻撃できませんでした。
ゲームが終わって、みんなでケーキを食べます。
みんなで話していると(私はずっと男君を見てたけど)、みゆきさんが言いました。
みゆき「…こなたさんと息ピッタリでしたし。」
つかさ「こなちゃん!お手洗い貸して!」
わたしはその場に居るのが嫌になってトイレに逃げ込みました。
『…息ピッタリ…?』
『そりゃそうだよ。幼馴染だもん、あの二人。』
何とか涙を拭いて部屋に戻ると、お姉ちゃんも男君も正座しています。
「どうしたの…?」
みゆき「こなたさんと男さんはですね…」
『………みんなに言ったんだ。…こなちゃんが言ったのかな?』
みゆき「そして二人は将来を誓い合った許婚だったのです!」
こなた・男「ちょっ!!!」
みゆき「冗談ですよ?」
『………だからさ…一緒に返事するのやめてよ……。』
…ゆきちゃんの事が少し嫌いになりました。
放課後、お姉ちゃんと一緒にケーキを取りに家に寄った後、こなちゃんの家に行きました。
こなちゃんは相変わらずゲームです。
…最近ゲームが嫌いです。
…だって男君とこなちゃんが一緒に盛り上がるから。
私が操作するピンク色のキャラクターで、こっそりこなちゃんの操作する緑色を攻撃しようとしたけど、仲間には攻撃できませんでした。
ゲームが終わって、みんなでケーキを食べます。
みんなで話していると(私はずっと男君を見てたけど)、みゆきさんが言いました。
みゆき「…こなたさんと息ピッタリでしたし。」
つかさ「こなちゃん!お手洗い貸して!」
わたしはその場に居るのが嫌になってトイレに逃げ込みました。
『…息ピッタリ…?』
『そりゃそうだよ。幼馴染だもん、あの二人。』
何とか涙を拭いて部屋に戻ると、お姉ちゃんも男君も正座しています。
「どうしたの…?」
みゆき「こなたさんと男さんはですね…」
『………みんなに言ったんだ。…こなちゃんが言ったのかな?』
みゆき「そして二人は将来を誓い合った許婚だったのです!」
こなた・男「ちょっ!!!」
みゆき「冗談ですよ?」
『………だからさ…一緒に返事するのやめてよ……。』
…ゆきちゃんの事が少し嫌いになりました。
帰り道。
なんだかお姉ちゃんも元気がありません。
『…もしかしたら、お姉ちゃんは私の気持ち知ってるのかもしれない…!』
『…それであんな事があったから、私の事心配してくれてるのかもしれない!』
お姉ちゃんは、いつも私の味方です。
男君が来る前はいっつも勉強教えてくれました。
ご飯でとろい私が、おかず取り損ねちゃった時は、自分の分をはんぶんこしてくれます。
…大好きなお姉ちゃん。
今日の事で、きっとみんな男君とこなちゃんの事意識する。
…そんなのダメ。
………許さない。
「おねーちゃん、話があるんだぁ。」
お姉ちゃんが…大好きだったお姉ちゃんが、私を壁に押しのけて出て行ってから少し時間が経ちました。
みき「かがみーさっきの声、どうしたの?……つかさ?」
つかさ「お…おかーさん…。」
みき「どうしたの?!なんで泣いてるの?」
つかさ「……おねーちゃんと…ケンカした…。」
みき「かがみは…?」
つかさ「…出てった。」
それからしばらくして、お父さんが電話してる声がしました。
「…かがみ、何言ってるんだ!」
「……そうか…」
「…分かった、少し頭を冷やしなさい。」
「……そっちの家に迷惑をかけないようにしなさい…」
なんだかお姉ちゃんも元気がありません。
『…もしかしたら、お姉ちゃんは私の気持ち知ってるのかもしれない…!』
『…それであんな事があったから、私の事心配してくれてるのかもしれない!』
お姉ちゃんは、いつも私の味方です。
男君が来る前はいっつも勉強教えてくれました。
ご飯でとろい私が、おかず取り損ねちゃった時は、自分の分をはんぶんこしてくれます。
…大好きなお姉ちゃん。
今日の事で、きっとみんな男君とこなちゃんの事意識する。
…そんなのダメ。
………許さない。
「おねーちゃん、話があるんだぁ。」
お姉ちゃんが…大好きだったお姉ちゃんが、私を壁に押しのけて出て行ってから少し時間が経ちました。
みき「かがみーさっきの声、どうしたの?……つかさ?」
つかさ「お…おかーさん…。」
みき「どうしたの?!なんで泣いてるの?」
つかさ「……おねーちゃんと…ケンカした…。」
みき「かがみは…?」
つかさ「…出てった。」
それからしばらくして、お父さんが電話してる声がしました。
「…かがみ、何言ってるんだ!」
「……そうか…」
「…分かった、少し頭を冷やしなさい。」
「……そっちの家に迷惑をかけないようにしなさい…」
コンコン
つかさ「……………………」
みき「入るわよ。」
つかさ「……………………」
みき「かがみ、今日は友達の家泊まるって。」
つかさ「……………………」
みき「今日はゆっくり寝て、明日かがみと話しなさいね。」
つかさ「……………………」
みき「…おやすみ。」
…
…
『友達ってだれ?』
私は男君にメールしていました。
もう私には男君しかいない気がしました。
…お願い…違ってて…
男『かがみがどうしたんだ?今家にいないのか?大丈夫?』
男君の言葉を信じる事にしました。
…とりあえず良かった…。
…でも私…明日からどうすればいいんだろう…。
『…私の周りは…敵ばっかりだたんだね…。』
翌朝、お姉ちゃんは帰ってきました。
…一言もしゃべりませんでした。
…初めて思いました…
『…お姉ちゃんなんて…居なければ良かったのに…』
つかさ「……………………」
みき「入るわよ。」
つかさ「……………………」
みき「かがみ、今日は友達の家泊まるって。」
つかさ「……………………」
みき「今日はゆっくり寝て、明日かがみと話しなさいね。」
つかさ「……………………」
みき「…おやすみ。」
…
…
『友達ってだれ?』
私は男君にメールしていました。
もう私には男君しかいない気がしました。
…お願い…違ってて…
男『かがみがどうしたんだ?今家にいないのか?大丈夫?』
男君の言葉を信じる事にしました。
…とりあえず良かった…。
…でも私…明日からどうすればいいんだろう…。
『…私の周りは…敵ばっかりだたんだね…。』
翌朝、お姉ちゃんは帰ってきました。
…一言もしゃべりませんでした。
…初めて思いました…
『…お姉ちゃんなんて…居なければ良かったのに…』
病み猫さん、乙です!
『…ゆきちゃんの事が少し嫌いになりました』にみゆき派の俺涙目…
『…ゆきちゃんの事が少し嫌いになりました』にみゆき派の俺涙目…
ピンポーン!
俺が携帯を折りたたむ頃には、もう玄関のチャイムが鳴っていた。
ガチャ
「よう、かが――」
「今日、みゆきも来ることになってたのね?」
玄関を開けると、かがみが寂しさと怒りを混ぜ込んだような暗い瞳でこちらを見ていた。
「……いや、高良さんは突然来たんだよ。……確か、サプライズ作戦とか言ってたな」
「そう……油断したわ。あの子がそんな策を使ってくるなんて。正攻法以外の手も知ってたのね……」
「……お前、さっきのメール……高良さんがうちに来てたこと知ってたのか?」
「今朝、男の家の近くで偶然みゆきを見つけて、ね。まさかとは思ったけど、案の定あんたのアパートに入っていったから、時間をずらしたのよ」
「気持ちはわからないでもないけど、そこまでしなくても……」
「いやよ!私は男と二人っきりになりたかったの!むしろみゆきにも感謝してほしいくらいよ。私が時間をずらしたおかげで男と二人っきりになれたんだから」
そう言うと、かがみは体を俺に押し付けてきた。
抱きつくような形で俺を家の中に押しやり、玄関の戸を閉めた。
「だから、今度は私の番、だよね?」
「かがみ……」
「できれば、もうみゆきの番は来ないでほしいな……」
ずっとかがみのターン……か。
「……まあ、とりあえず上がれよ」
俺が携帯を折りたたむ頃には、もう玄関のチャイムが鳴っていた。
ガチャ
「よう、かが――」
「今日、みゆきも来ることになってたのね?」
玄関を開けると、かがみが寂しさと怒りを混ぜ込んだような暗い瞳でこちらを見ていた。
「……いや、高良さんは突然来たんだよ。……確か、サプライズ作戦とか言ってたな」
「そう……油断したわ。あの子がそんな策を使ってくるなんて。正攻法以外の手も知ってたのね……」
「……お前、さっきのメール……高良さんがうちに来てたこと知ってたのか?」
「今朝、男の家の近くで偶然みゆきを見つけて、ね。まさかとは思ったけど、案の定あんたのアパートに入っていったから、時間をずらしたのよ」
「気持ちはわからないでもないけど、そこまでしなくても……」
「いやよ!私は男と二人っきりになりたかったの!むしろみゆきにも感謝してほしいくらいよ。私が時間をずらしたおかげで男と二人っきりになれたんだから」
そう言うと、かがみは体を俺に押し付けてきた。
抱きつくような形で俺を家の中に押しやり、玄関の戸を閉めた。
「だから、今度は私の番、だよね?」
「かがみ……」
「できれば、もうみゆきの番は来ないでほしいな……」
ずっとかがみのターン……か。
「……まあ、とりあえず上がれよ」
「って言うか、全然元気そうね」
「ああ、おかげさまで」
仮病ですから。
「あ、これ、おみやげ。ここのプリン超美味しいんだから!感謝しなさいよ!」
靴を脱いで振り返ったかがみは、俺に紙の箱を渡した。
「お、おう!さんきゅ!」
そう言えば、昨日、メールでかがみにプリンをリクエストしたんだったな。
さっき高良さんのプリンを食べたばっかりだけど……
……って、あ!
リビングには、高良さんにもらったプリンが残っていた。
食べ終わったカップが二つ。さらに残り二個の手作りプリン。
「……なにこれ?」
「……高良さんからのおみやげ」
「………」
冷え切った目で高良さんのプリンを見つめるかがみ。
まるで汚いものでも見るような目だった。
「……えして……」
「え?」
「返して!私があげたプリン返して!」
「ちょ!?どうしたんだよ?かがみ!」
「なによ!?私、バカみたいじゃない!みゆきは手作りのプリンを持ってきてたのに……私は買ってきたのなんて……」
「べ、別に俺は手作りだからいいとか、買って来たやつだからダメとか、そんなこと全然思ってないって!」
「ウソよ!そんなの手作りのほうがいいに決まってるじゃない!」
「ウソじゃないって……だ、大体、かがみがくれたこのプリンの所有権はすでに俺に移ってるんだぜ?こいつらを返そうが返すまいが俺の勝手ってことだ」
「むむ……!」
「なあ、落ち着けよ。これ一緒に食おうぜ?超美味しいんだろ?俺はプリンならまだまだ食べれるぜ!」
「……それなら……捨てて」
「は?『返して』の次は『捨てて』か?往生際の悪いやつめ!」
「違う!みゆきのプリンを捨てて!」
「おいおい……」
「私の買って来たプリンを食べてくれるのなら、みゆきのプリンはいらないでしょ?」
「……お前んちの親は『食べ物を粗末にするな』って怒らないのかよ?」
「……怒る……けど……でも、見たくないの、それ。みゆきが、男のために作ったものなんか……見たく……ないの」
「……わかったよ。捨てはしないけど、これは片付ける。かがみの目に付かないところに。さ、一緒に『かがみの』プリンを食おうぜ!」
「……わかった」
「え?」
「返して!私があげたプリン返して!」
「ちょ!?どうしたんだよ?かがみ!」
「なによ!?私、バカみたいじゃない!みゆきは手作りのプリンを持ってきてたのに……私は買ってきたのなんて……」
「べ、別に俺は手作りだからいいとか、買って来たやつだからダメとか、そんなこと全然思ってないって!」
「ウソよ!そんなの手作りのほうがいいに決まってるじゃない!」
「ウソじゃないって……だ、大体、かがみがくれたこのプリンの所有権はすでに俺に移ってるんだぜ?こいつらを返そうが返すまいが俺の勝手ってことだ」
「むむ……!」
「なあ、落ち着けよ。これ一緒に食おうぜ?超美味しいんだろ?俺はプリンならまだまだ食べれるぜ!」
「……それなら……捨てて」
「は?『返して』の次は『捨てて』か?往生際の悪いやつめ!」
「違う!みゆきのプリンを捨てて!」
「おいおい……」
「私の買って来たプリンを食べてくれるのなら、みゆきのプリンはいらないでしょ?」
「……お前んちの親は『食べ物を粗末にするな』って怒らないのかよ?」
「……怒る……けど……でも、見たくないの、それ。みゆきが、男のために作ったものなんか……見たく……ないの」
「……わかったよ。捨てはしないけど、これは片付ける。かがみの目に付かないところに。さ、一緒に『かがみの』プリンを食おうぜ!」
「……わかった」
「コーヒーでいいか?」
「うん、ありがとう……なんか、ごめんね……」
「まったくだ。いつもつかさちゃんの前でお姉ちゃんしてるかがみんはどこに行ったんだよ?」
俺は努めて明るく言った。
「私だって……いつもお姉ちゃんやってるわけじゃないもの。甘えたい時くらいあるわよ」
濡れたような瞳でこちらを見つめてくる。
「私は男にもっと甘えたいのに……もっと男に私のこと見てほしいのに……どうして邪魔が入っちゃうんだろ?」
「………」
「大体おかしいよね?みゆきは一度、男のことフッてるくせに。今更手作りプリン持って一人でお見舞い来るなんて、まるで男のこと好きみたいじゃない?」
「あの、かが――」
「でも、一度フッてるんだからそんなはずないわよね~?あはは、そうよ、きっとあの子、男のこと弄んでるんだわ!普段はおっとりしてるように見えるのに……ホント人って見かけによらないわよね?男は騙されてるんだよ!」
「……高良さんがそんな人じゃないことは、お前のほうがよくわかってるはずだろ!?俺の話を聞いてくれ、かがみ!」
かがみはビクッと体をこわばらせる。
つい声が、大きくなってしまった……
「俺……高良さんにも告られたんだ。日曜日に」
「え……!?だって、この前はフラれたって……」
「そう確かに、俺は一度高良さんにフラれた。でも、それはどうも俺のことが嫌いだったわけじゃなくて、高良さんにそんな経験がなかったから、どうしていいかわからず拒絶してしまったって感じみたいなんだ。日曜日に、そう、つかさから話を聞いたかもしれないけど……あの日つかさとも駅前の本屋で偶然会ったんだけど、そのあと高良さんと待ち合わせをしてて話をしたんだ。その時に……」
「そう……それで迷ってるのね?私を選ぶか、みゆきを選ぶか……」
「うん……まあ……」
「みゆきが男を迷わせてるのね?」
「でも、それは……かがみにも同じことが言えるわけであって!」
「うふふ。まあ、いいわ。恋に障害はつきものだもんね。悠二をゲットするには吉田一美は邪魔ってことよね?うふふ。うふふふふふふ」
かがみの言葉の後半部分はよくわからなかったが、
そのかがみの笑いには、背筋を冷たくさせる何かがあった。
「え……!?だって、この前はフラれたって……」
「そう確かに、俺は一度高良さんにフラれた。でも、それはどうも俺のことが嫌いだったわけじゃなくて、高良さんにそんな経験がなかったから、どうしていいかわからず拒絶してしまったって感じみたいなんだ。日曜日に、そう、つかさから話を聞いたかもしれないけど……あの日つかさとも駅前の本屋で偶然会ったんだけど、そのあと高良さんと待ち合わせをしてて話をしたんだ。その時に……」
「そう……それで迷ってるのね?私を選ぶか、みゆきを選ぶか……」
「うん……まあ……」
「みゆきが男を迷わせてるのね?」
「でも、それは……かがみにも同じことが言えるわけであって!」
「うふふ。まあ、いいわ。恋に障害はつきものだもんね。悠二をゲットするには吉田一美は邪魔ってことよね?うふふ。うふふふふふふ」
かがみの言葉の後半部分はよくわからなかったが、
そのかがみの笑いには、背筋を冷たくさせる何かがあった。
今日はここまでです。
いつの間にかガンダム00の再放送が……では、おやすみなさいノシ
いつの間にかガンダム00の再放送が……では、おやすみなさいノシ
一昨日このスレを見つけ、あなざー・すたーにはまりました。
応援してます。
応援してます。
「病み猫」様 「あなざー・すたー」様 お疲れ様です。
「病み猫」様 確かに低血圧の人は暑いのきついかも・・・(自分も低血圧候補なので^^;)
そして、確か7月7日が柊姉妹の誕生日でしたっけ・・・(忘れるなよ・・;;)
最後に「あなざー・すたー」様 執筆が止まり気味らしいのですが・・・大丈夫大抵の筆者は物語の続きで悩んだりするのはデフォルトだと思うので自分のペースでゆっくりやりましょうー^^b
それでは今日はこれにて失礼させていただきます。
(P.S? とうとう「病み猫」様のSSではつかさが「種割れ覚醒」し、「あなざー・すたー」様のほうでは「みゆき」と「かがみ」が「種割れ覚醒」モードに移行する展開か・・・続きが楽しみだぜ)
「病み猫」様 確かに低血圧の人は暑いのきついかも・・・(自分も低血圧候補なので^^;)
そして、確か7月7日が柊姉妹の誕生日でしたっけ・・・(忘れるなよ・・;;)
最後に「あなざー・すたー」様 執筆が止まり気味らしいのですが・・・大丈夫大抵の筆者は物語の続きで悩んだりするのはデフォルトだと思うので自分のペースでゆっくりやりましょうー^^b
それでは今日はこれにて失礼させていただきます。
(P.S? とうとう「病み猫」様のSSではつかさが「種割れ覚醒」し、「あなざー・すたー」様のほうでは「みゆき」と「かがみ」が「種割れ覚醒」モードに移行する展開か・・・続きが楽しみだぜ)
とりあえず、ペンタブで絵を描いてみました。どなたかPCからの貼り方を教えていただけないでしょうか…?
ここなんてどうでしょうか?二十日間程は残りますhttp://rainbow.sakuratan.com/data/upload.php
>>病み猫さん
早速ですね!ペンタブは新しく購入されたのでしょうか?
俺も挑戦してみたい気持ちが強くなったので、よかったら使ってるツールを教えていただけませんか?
>>178-180
コメントありがとうございます!応援やコメントもらえるとホントにモチベーションが上がります( ^ω^)ノヒャッホイ
早速ですね!ペンタブは新しく購入されたのでしょうか?
俺も挑戦してみたい気持ちが強くなったので、よかったら使ってるツールを教えていただけませんか?
>>178-180
コメントありがとうございます!応援やコメントもらえるとホントにモチベーションが上がります( ^ω^)ノヒャッホイ
……きっとかがみは不安なんだろう。
明らかにいつものかがみとは違う。
でも、俺の中で答えが出ていない以上、
そして、俺の選択しだいではかがみを傷つけてしまう以上、
俺は、
俺だけは、
俺の方はだけは、
いつも通りに接するべきだ、と思った。
そう思った。
明らかにいつものかがみとは違う。
でも、俺の中で答えが出ていない以上、
そして、俺の選択しだいではかがみを傷つけてしまう以上、
俺は、
俺だけは、
俺の方はだけは、
いつも通りに接するべきだ、と思った。
そう思った。
「プリン美味かったよ。ありがとな!かがみ」
「……そりゃ、素人の作ったプリンよりは美味しいでしょうよ」
「プリンの美味しいお店を知ってるのもいい女の条件だぜ」
「何よそれ?はじめて聞いたわよ、そんなの」
「今、俺が決めた」
「それなら当然明日は『いい女』の私を選んでくれるんでしょうね?」
「う……それとこれとは……」
情けなくも、あたふたしてしまう俺を見て、かがみが少しクスリと笑った。
さっきの、背筋を冷たくさせるような笑いではなく、
いつものかがみの――
「……やっと、いつものかがみっぽくなってきたかな(ボソリ)」
「え?なんですって?よく聞こえなかったんだけど」
「いや、なんでもないよ」
「なによ?気になるわね」
「いや、美味しいスイーツのお店に詳しいのも考えもんだよな~って思って。だって、油断するとすぐに――」
「みなまで言うなッ!ああ、考えるだけでおぞましい!このお腹にまとわりつく――」
「ぷっ、こなたが言ってたぜ?『かがみんのダイエットは長続きしたためしがない』って」
「ほおう……こなたのやつ……」
す、すごい殺気だ……
「まあ、でも四人の中でダイエットとか気にしてるのはかがみだけっぽいよな?」
「あの三人がおかしいのよ!」
「そっか、そういう意味では一かがみが番女の子らしいよな」
「それなら当然明日は『女の子らしい』私を選んでくれるんでしょうね?」
「う……それとこれとは……」
って、あれ?これなんて無限ループ?
「なによ?気になるわね」
「いや、美味しいスイーツのお店に詳しいのも考えもんだよな~って思って。だって、油断するとすぐに――」
「みなまで言うなッ!ああ、考えるだけでおぞましい!このお腹にまとわりつく――」
「ぷっ、こなたが言ってたぜ?『かがみんのダイエットは長続きしたためしがない』って」
「ほおう……こなたのやつ……」
す、すごい殺気だ……
「まあ、でも四人の中でダイエットとか気にしてるのはかがみだけっぽいよな?」
「あの三人がおかしいのよ!」
「そっか、そういう意味では一かがみが番女の子らしいよな」
「それなら当然明日は『女の子らしい』私を選んでくれるんでしょうね?」
「う……それとこれとは……」
って、あれ?これなんて無限ループ?
「明日……か。明日決着がついちゃうんだよね……この私の気持ちにも……」
「かがみ……」
「ねえ、男?」
「ん?」
「……私、男の部屋見てみたい」
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