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元スレ【らき☆すた】新ジャンル?「ヤンデレこなた」Part10【(=ω=.)】
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もちあげてラストに落とすEND再来ww
この後のシーンは痛々しくて想像できない・・
この後のシーンは痛々しくて想像できない・・
>>849でビクッってなったけど、次回予告で吹いたwwww
「ねぇつかさ」
「なに?こなちゃん」
「男と手繋いでたよね」
「えっ!う、うん」
「へーやっぱり」
バキッ
「痛っな、なにするの?こなちゃん」
「黙れ。」
ゴキ
「やめて、ねぇやめて!」
「うるさい」
バキバキ!
「[ピーーー]」
「やだ、やだよぉー!!!」
グサッ!
「男に手出すからだ」
「なに?こなちゃん」
「男と手繋いでたよね」
「えっ!う、うん」
「へーやっぱり」
バキッ
「痛っな、なにするの?こなちゃん」
「黙れ。」
ゴキ
「やめて、ねぇやめて!」
「うるさい」
バキバキ!
「[ピーーー]」
「やだ、やだよぉー!!!」
グサッ!
「男に手出すからだ」
風邪でダウンしてました…余りお腹を出すのは良くないですね。
それでは続きです。
それでは続きです。
男「だ…ダメだ!」
俺は掛け布団を脱ぎ捨ててベッドから飛び出した。
色々な事が片づいて、緊張の糸が切れたからだろうか。
夕方、黒井先生の家に行ったときの感覚が甦ってきた。
背中に残るおぱいの感触。
自分の部屋を出た瞬間、廊下でみゆきさんのお母さんに遭遇してしまった。
男「おわっ!」
ゆかり「『おわっ』?」
男「いっ…いえ!あの…お手洗いはドコデスカッ?!」
ゆかり「あらー?声が裏返るほど我慢してたの?」
男「…いや…あの…」
ゆかり「突き当たりの右よ。頑張ってねー?」
男「フ…フヒヒ…サーセン!!」
みゆき母を振り切ると先生の部屋に向かって歩き出す。
『危なかった…先生の部屋とトイレの方向が同じで助かったぜ…まぁ、おっぱいに障害は付き物って言うし(ソース不明)、焦らされるほど燃えてくるぜ…!』
気がつくと俺は黒井先生の眠る部屋の前まで来ていた。
ガチャ
静かにドアを開け先生の部屋に忍び込む。
ベッドには黒井先生ていうかおぱいが鎮座していた。
俺は掛け布団を脱ぎ捨ててベッドから飛び出した。
色々な事が片づいて、緊張の糸が切れたからだろうか。
夕方、黒井先生の家に行ったときの感覚が甦ってきた。
背中に残るおぱいの感触。
自分の部屋を出た瞬間、廊下でみゆきさんのお母さんに遭遇してしまった。
男「おわっ!」
ゆかり「『おわっ』?」
男「いっ…いえ!あの…お手洗いはドコデスカッ?!」
ゆかり「あらー?声が裏返るほど我慢してたの?」
男「…いや…あの…」
ゆかり「突き当たりの右よ。頑張ってねー?」
男「フ…フヒヒ…サーセン!!」
みゆき母を振り切ると先生の部屋に向かって歩き出す。
『危なかった…先生の部屋とトイレの方向が同じで助かったぜ…まぁ、おっぱいに障害は付き物って言うし(ソース不明)、焦らされるほど燃えてくるぜ…!』
気がつくと俺は黒井先生の眠る部屋の前まで来ていた。
ガチャ
静かにドアを開け先生の部屋に忍び込む。
ベッドには黒井先生ていうかおぱいが鎮座していた。
俺は躊躇わず布団に潜り込んだ。
なぜこんな夜這いをしたのか自分でも分からない。
ただ何となく、黒井先生は許してくれそうな気がした。
男『シャイニングフィンガーァァァ!!!』
俺は心の中で叫ぶと、おぱいマウンテンへのアプローチを開始した。
男『何という険しさ…登山初心者の俺は極地法を用いなければ…誰か…シェルパを…!』
男『大丈夫、テントの用意は出来ている大佐。』
黒井先生「こら。」
男「大佐、緊急事態だ。いったん連絡を切る。」
黒井先生「 な に し と る ん や ? 」
男「ただそこに…山があるから…」
黒井先生「アホッ!!」
男「ごめんなさいせんせい」
黒井先生「遅い!!自分が何してるのか分かっとんのかー?!!!」
男「だって先生のおぱいが……本能が……あと分岐の都合上……」
黒井先生「意味分からん!!!」
なぜこんな夜這いをしたのか自分でも分からない。
ただ何となく、黒井先生は許してくれそうな気がした。
男『シャイニングフィンガーァァァ!!!』
俺は心の中で叫ぶと、おぱいマウンテンへのアプローチを開始した。
男『何という険しさ…登山初心者の俺は極地法を用いなければ…誰か…シェルパを…!』
男『大丈夫、テントの用意は出来ている大佐。』
黒井先生「こら。」
男「大佐、緊急事態だ。いったん連絡を切る。」
黒井先生「 な に し と る ん や ? 」
男「ただそこに…山があるから…」
黒井先生「アホッ!!」
男「ごめんなさいせんせい」
黒井先生「遅い!!自分が何してるのか分かっとんのかー?!!!」
男「だって先生のおぱいが……本能が……あと分岐の都合上……」
黒井先生「意味分からん!!!」
黒井先生はそう言うと、上に乗っていた俺を逆に押し倒し、自分が馬乗りになって俺の両手を押さえつけた。
黒井先生「…ええか、男が今しようとしてた事は『夜這い』や!犯罪やで!!」
男「はい。」
黒井先生「男は、泉を選んだんじゃないんか?!」
男「こなたにはおぱいが無いんで…」
黒井先生「うちの存在意義は胸だけか!!第一な、泉は昔から男一筋やろーが!ヤンデレ化してうちが刺されるのはゴメンやで!!」
男「な…nice boat.」
黒井先生「真面目に聞きーや!!!」
男「…先生の胸の感触が…何故か背中に残りまくってるんです。」
黒井先生「い…泉に牛乳飲ませーや…。」
男「それに…」
黒井先生「…なんや。」
男「…いい匂いがしたんです…懐かしいような、落ち着く匂いが…。」
黒井先生「…」
黒井先生「…ええか、男が今しようとしてた事は『夜這い』や!犯罪やで!!」
男「はい。」
黒井先生「男は、泉を選んだんじゃないんか?!」
男「こなたにはおぱいが無いんで…」
黒井先生「うちの存在意義は胸だけか!!第一な、泉は昔から男一筋やろーが!ヤンデレ化してうちが刺されるのはゴメンやで!!」
男「な…nice boat.」
黒井先生「真面目に聞きーや!!!」
男「…先生の胸の感触が…何故か背中に残りまくってるんです。」
黒井先生「い…泉に牛乳飲ませーや…。」
男「それに…」
黒井先生「…なんや。」
男「…いい匂いがしたんです…懐かしいような、落ち着く匂いが…。」
黒井先生「…」
黒井先生「…な…何言ってんねや…男はいつからそんな事言うようになったんや…」
男「先生も言ったじゃないですか。『ずっとこうしたかった』って!俺もあの時思ったんです。」
黒井先生「………何て?」
男「『俺もこうしたかったんじゃないか』って!」
黒井先生「…うちは……うちは…」
男「先生が…何を知ってるかとか、そう言うことはもうどうでもいいんです。本能が…俺の本能が先生(のおぱい)と一緒に居ろと言ってるんです。」
黒井先生が押さえつけていた俺の両手が自由になった。
俺はベッドの上で先生と向かい合わせで座っていた。
黒井先生「あのなー男、よく考えーや。男が言ってる事は…その…うちと…その…」
黒井先生「…とにかく!そんな事すれば、男は泉とは結ばれん様になるし、うちだって教師としてやっていけんくなるんや。」
男「先生はいいんですか?」
黒井先生「へ?」
男「教師としてやっていけなくなっても、俺が『うん』て言えばO.K.なんですか?」
黒井先生「そ…それは……」
男「先生も言ったじゃないですか。『ずっとこうしたかった』って!俺もあの時思ったんです。」
黒井先生「………何て?」
男「『俺もこうしたかったんじゃないか』って!」
黒井先生「…うちは……うちは…」
男「先生が…何を知ってるかとか、そう言うことはもうどうでもいいんです。本能が…俺の本能が先生(のおぱい)と一緒に居ろと言ってるんです。」
黒井先生が押さえつけていた俺の両手が自由になった。
俺はベッドの上で先生と向かい合わせで座っていた。
黒井先生「あのなー男、よく考えーや。男が言ってる事は…その…うちと…その…」
黒井先生「…とにかく!そんな事すれば、男は泉とは結ばれん様になるし、うちだって教師としてやっていけんくなるんや。」
男「先生はいいんですか?」
黒井先生「へ?」
男「教師としてやっていけなくなっても、俺が『うん』て言えばO.K.なんですか?」
黒井先生「そ…それは……」
黒井先生は俺から視線をずらした。
月明かりに照らされた先生は少し色っぽく見えた。
以前、先生が話してくれた先生の境遇…。
俺と同じ様なつらい経験をしたに違いない。
それを考えると、こなたと一緒に居た長い時間と同じくらい、黒井先生と一緒に居たような気さえしてきた。
同じ様な境遇。ふと先生の顔を見ると、何だか自分に似ている気がした。
髪や目の色、ややつり上がった大きな目の形まで同じように思えた。
黒井先生がこっちを向いた。
黒井先生「うちはな…それでもええよ。ワケはまだ言えないけど、男と二人で暮らすのも…悪くないかもなー」
黒井先生「…でもな、よく考えや。泉はどうするんや?泉の為に命懸けでここに来たんやろ?泉の父に、泉を守るって約束したんやろ?」
黒井先生「…泉だって…ずっと男とこうなるの待ってたんやで?」
俺の脳裏にこなたが浮かんだ…。
泣いてるこなた。
嫉妬してるこなた。
笑ってるこなた。
こなたの手の感触。
月明かりに照らされた先生は少し色っぽく見えた。
以前、先生が話してくれた先生の境遇…。
俺と同じ様なつらい経験をしたに違いない。
それを考えると、こなたと一緒に居た長い時間と同じくらい、黒井先生と一緒に居たような気さえしてきた。
同じ様な境遇。ふと先生の顔を見ると、何だか自分に似ている気がした。
髪や目の色、ややつり上がった大きな目の形まで同じように思えた。
黒井先生がこっちを向いた。
黒井先生「うちはな…それでもええよ。ワケはまだ言えないけど、男と二人で暮らすのも…悪くないかもなー」
黒井先生「…でもな、よく考えや。泉はどうするんや?泉の為に命懸けでここに来たんやろ?泉の父に、泉を守るって約束したんやろ?」
黒井先生「…泉だって…ずっと男とこうなるの待ってたんやで?」
俺の脳裏にこなたが浮かんだ…。
泣いてるこなた。
嫉妬してるこなた。
笑ってるこなた。
こなたの手の感触。
黒井先生「…な?…こなたは…ずっと男の事…」
男「……」
黒井先生「そ…それに別に男がこなたと付き合ったって、うちと男の関係はずっと変わらないんやで?」
男「…え?」
黒井先生「…いつかちゃんと話すわ。」
男「…」
黒井先生「これくらいなら、いつでもしてあげられるし。」
黒井先生はそう言うと、俺の頭を撫でるため手を伸ばした。
…瞬間、手を伸ばしていない側のタンクトップの肩紐が激しくずり落ちた。
ぽろりん
黒井先生「あ」
男「…」
男「…」
黒井先生「男…落ちつ…」
黒井先生「………!………!!」
男「…!!……!!!」
…夜が明けた。
朝日が昇る頃、黒井ななこと男の姿はもう無かった。
黒井ななこの車も無くなっており、二人は完全に失踪した。
二人は…どこか遠い町で支え合いながら暮らしているのだろうか。
それは誰も分からない。
もちろん、こなたにも。
【 ENDING④ 色んな意味で禁断の恋 】
男「……」
黒井先生「そ…それに別に男がこなたと付き合ったって、うちと男の関係はずっと変わらないんやで?」
男「…え?」
黒井先生「…いつかちゃんと話すわ。」
男「…」
黒井先生「これくらいなら、いつでもしてあげられるし。」
黒井先生はそう言うと、俺の頭を撫でるため手を伸ばした。
…瞬間、手を伸ばしていない側のタンクトップの肩紐が激しくずり落ちた。
ぽろりん
黒井先生「あ」
男「…」
男「…」
黒井先生「男…落ちつ…」
黒井先生「………!………!!」
男「…!!……!!!」
…夜が明けた。
朝日が昇る頃、黒井ななこと男の姿はもう無かった。
黒井ななこの車も無くなっており、二人は完全に失踪した。
二人は…どこか遠い町で支え合いながら暮らしているのだろうか。
それは誰も分からない。
もちろん、こなたにも。
【 ENDING④ 色んな意味で禁断の恋 】
GJって言いたいけどヤンデレ的にはココからが本番なのに…
まあオマケだしね
まあオマケだしね
残りの二つの話は両方ともヤンデレ成分が薄いです。
ですが、後々こっそりウィキにのせようと思っていた、あるエンディングの後日談はヤンデレな話になっています。
それらの話もこちらに書いた方がいいでしょうか?
ですが、後々こっそりウィキにのせようと思っていた、あるエンディングの後日談はヤンデレな話になっています。
それらの話もこちらに書いた方がいいでしょうか?
>>868
是非こっちにもお願いします。
是非こっちにもお願いします。
>>868
どんどんやってくれ!
どんどんやってくれ!
(最終分岐をロードしました。)
様々な思いが巡り、熟睡なんて出来そうになかった。
みゆきさんはどんな思いで俺達を手に掛けようと決心したんだろう…。
彼女が流した涙が、それが本心からではなかった事を物語っていた。
男『もう一度みゆきさんとゆっくり話そう…きっとみゆきさんはまだ悩んでる』
俺は廊下に出てみゆきさんの部屋へ向かおうとした。
『…ってかこんな夜に女の子の部屋行くのは実際どうなんだろう…』
俺はちょっと躊躇って足を止めた。
…ペタ…
…
…
『…今…俺以外の足音が…』
俺は暗い廊下を振り返った。
…
…
『なんだ…気のせいか…オヤ○ロ様じゃあるまいし、何考えてるんだ俺は…』
みゆきさんの部屋の前まできた。
入ろうかどうか考えていると、ドアが勝手に開いた。
男「わっ!!」
みゆき「きゃっ!!」
様々な思いが巡り、熟睡なんて出来そうになかった。
みゆきさんはどんな思いで俺達を手に掛けようと決心したんだろう…。
彼女が流した涙が、それが本心からではなかった事を物語っていた。
男『もう一度みゆきさんとゆっくり話そう…きっとみゆきさんはまだ悩んでる』
俺は廊下に出てみゆきさんの部屋へ向かおうとした。
『…ってかこんな夜に女の子の部屋行くのは実際どうなんだろう…』
俺はちょっと躊躇って足を止めた。
…ペタ…
…
…
『…今…俺以外の足音が…』
俺は暗い廊下を振り返った。
…
…
『なんだ…気のせいか…オヤ○ロ様じゃあるまいし、何考えてるんだ俺は…』
みゆきさんの部屋の前まできた。
入ろうかどうか考えていると、ドアが勝手に開いた。
男「わっ!!」
みゆき「きゃっ!!」
男「みみみゆきさん、どうしたの?」
みゆき「いえ…あの…男さんこそどうしたんですか?!」
男「その…実はみゆきさんと少し話そうかと思って。」
みゆき「………はい。部屋、入ってください。」
男「あ、うん。」
みゆきの部屋。
みゆき「実は私も誰かと話したかったんです…いえ…正確には謝りたかったんです…謝っても許されるものではないんですが…」
みゆきさんは沈んだ表情でそう言った。
男「みゆきさん。」
みゆき「…はい。」
男「俺はこなたの事は昔から知ってるけど、つかさとかがみはまだ会って間もない。」
男「でも、二人とも今回の事でみゆきさんを許さない、なんて事は無いんじゃないかな?」
みゆき「ですが…」
男「みゆきさんが、みんなが憎くてやった訳じゃないって事はきっと気付いてると思うし。」
男「落ち着いたらさ、俺からみんなに話すよ。みゆきさんだって苦しんでた事も。」
みゆき「いえ…あの…男さんこそどうしたんですか?!」
男「その…実はみゆきさんと少し話そうかと思って。」
みゆき「………はい。部屋、入ってください。」
男「あ、うん。」
みゆきの部屋。
みゆき「実は私も誰かと話したかったんです…いえ…正確には謝りたかったんです…謝っても許されるものではないんですが…」
みゆきさんは沈んだ表情でそう言った。
男「みゆきさん。」
みゆき「…はい。」
男「俺はこなたの事は昔から知ってるけど、つかさとかがみはまだ会って間もない。」
男「でも、二人とも今回の事でみゆきさんを許さない、なんて事は無いんじゃないかな?」
みゆき「ですが…」
男「みゆきさんが、みんなが憎くてやった訳じゃないって事はきっと気付いてると思うし。」
男「落ち着いたらさ、俺からみんなに話すよ。みゆきさんだって苦しんでた事も。」
みゆき「…私は…うっ…うっ…」
俺はみゆきさんの頭を優しくなでた。
男「こんな言い方するのは失礼だと思うけどさ、当事者達はもう死んでる訳だし、こなたのお母さんの事が例え世間に知れても、病院が誠意のある対応すれば何とかなるんじゃないかな?」
みゆき「いえ…」
みゆきさんは涙を拭いて真剣な眼差しになった。
みゆき「例え世間的に許されても、こなたさんのお父さんやこなたさんには取り返しのつかない事をしました…一生かけても償うつもりです…もちろん男さんにもです。」
男「……みゆきさんはやっぱり医者になるの?」
みゆき「え…?………そう…思ってましたが…そんな資格無いですよね…。」
男「そんな事無いよ!!今の気持ちをずっと持ってれば、きっと誰よりも人の痛みの分かる医者になれる!」
みゆき「!!」
男「母さんや…父さんが死んだのは悲しかったし、犯人を憎んだこともあったけど、俺がここで憎んでしまったらまた繰り返すだけだ。」
男「俺達は友達なんだから、もうここで親の代の事は忘れて、互いに信頼しなきゃ。そう思わない?」
俺はみゆきさんの頭を優しくなでた。
男「こんな言い方するのは失礼だと思うけどさ、当事者達はもう死んでる訳だし、こなたのお母さんの事が例え世間に知れても、病院が誠意のある対応すれば何とかなるんじゃないかな?」
みゆき「いえ…」
みゆきさんは涙を拭いて真剣な眼差しになった。
みゆき「例え世間的に許されても、こなたさんのお父さんやこなたさんには取り返しのつかない事をしました…一生かけても償うつもりです…もちろん男さんにもです。」
男「……みゆきさんはやっぱり医者になるの?」
みゆき「え…?………そう…思ってましたが…そんな資格無いですよね…。」
男「そんな事無いよ!!今の気持ちをずっと持ってれば、きっと誰よりも人の痛みの分かる医者になれる!」
みゆき「!!」
男「母さんや…父さんが死んだのは悲しかったし、犯人を憎んだこともあったけど、俺がここで憎んでしまったらまた繰り返すだけだ。」
男「俺達は友達なんだから、もうここで親の代の事は忘れて、互いに信頼しなきゃ。そう思わない?」
みゆき「そうですね…私が…もう少し早くそう思えれば…」
男「今、思えたんならそれでいいんじゃない?」
みゆき「…はい…!」
また泣きそうなみゆきさんの頭を、俺は優しくなでた。
しばらく時間が経った。
男「…じゃあそろそろ戻るね。」
みゆき「あっ…」
男「え?どうしたの?」
みゆき「えと…その……何でもありません。おやすみなさい。」
男「…うん、おやすみなさい。」
俺はみゆきさんの心の闇を少し払う事が出来て満足した。
自分の部屋に戻るとそのままあっという間に眠ってしまった。
みゆきの部屋。
みゆき「…でもやっぱり…私の気持ちは伝えませんね…」
みゆき「…男さんには、もうこなたさんがいる…私が今何か言っても…迷惑なだけ…」
みゆき「…きっとこれは…友達を信じて守ることをしようとしなかった…私の罰ですね…」
男「今、思えたんならそれでいいんじゃない?」
みゆき「…はい…!」
また泣きそうなみゆきさんの頭を、俺は優しくなでた。
しばらく時間が経った。
男「…じゃあそろそろ戻るね。」
みゆき「あっ…」
男「え?どうしたの?」
みゆき「えと…その……何でもありません。おやすみなさい。」
男「…うん、おやすみなさい。」
俺はみゆきさんの心の闇を少し払う事が出来て満足した。
自分の部屋に戻るとそのままあっという間に眠ってしまった。
みゆきの部屋。
みゆき「…でもやっぱり…私の気持ちは伝えませんね…」
みゆき「…男さんには、もうこなたさんがいる…私が今何か言っても…迷惑なだけ…」
みゆき「…きっとこれは…友達を信じて守ることをしようとしなかった…私の罰ですね…」
ゆかり「みゆきちゃん?」
みゆき「はい?」
ゆかり「この間お友達と先生が泊まった日の夜、みゆきちゃんは何してたのかな?」
みゆき「夜…ですか?普通に寝ましたが…?」
ゆかり「あらー?私の記憶が確かなら、夜中にこっそりみゆきちゃんの部屋に行ったコが居たような?」
みゆき「!!!!」
ゆかり「彼氏さん出来たのね?お母さんは反対しないわよー?」
みゆき「ちちち違うんです!男さんとは少し話すことがあって!!」
ゆかり「んー本当?お母さん反対しないんだけどなぁ」
みゆき「本当に違います!…それに…男さんにはちゃんとした恋人がいます。」
ゆかり「あらあら、恋にライバルはつきものよねー」
みゆき「そんなんじゃありません!」
ゆかり「…でも好きなのね?」
みゆき「…」
ゆかり「顔に書いてあるもんねー」
みゆき「うう…」
ゆかり「ちゃんと思いは伝えたの?」
みゆき「……私、彼に酷いことをしてしまったんです…。男さんは許してくれたけど、私に『好き』って言う資格は無いんです。」
ゆかり「私は詳しいことはよく分からないけど、これだけは言えるわよ。」
みゆき「?」
ゆかり「『好き』って気持ちだけは、それ以外の全部と別物。誰かを好きになったらちゃんと最後まで好きでいなさい。案外、『言えない』ってのは恥ずかしくて逃げてるだけかもしれないわよ?」
みゆき「…そう…でしょうか…」
ゆかり「あ!いっその事今から男君を読んで告白しちゃうってのは!」
みゆき「やめてください!!」
ゆかり「ライバルいるからって諦めちゃダメよ?みゆきちゃんが頑張ればライバルなんてどうとでもなるのよ?」
みゆき「…」
…
…
みゆき「言っても…いいんでしょうか…諦めなくても…いいんでしょうか…」
みゆき「男さん…」
みゆき「……私、彼に酷いことをしてしまったんです…。男さんは許してくれたけど、私に『好き』って言う資格は無いんです。」
ゆかり「私は詳しいことはよく分からないけど、これだけは言えるわよ。」
みゆき「?」
ゆかり「『好き』って気持ちだけは、それ以外の全部と別物。誰かを好きになったらちゃんと最後まで好きでいなさい。案外、『言えない』ってのは恥ずかしくて逃げてるだけかもしれないわよ?」
みゆき「…そう…でしょうか…」
ゆかり「あ!いっその事今から男君を読んで告白しちゃうってのは!」
みゆき「やめてください!!」
ゆかり「ライバルいるからって諦めちゃダメよ?みゆきちゃんが頑張ればライバルなんてどうとでもなるのよ?」
みゆき「…」
…
…
みゆき「言っても…いいんでしょうか…諦めなくても…いいんでしょうか…」
みゆき「男さん…」
みゆきさんの家に泊まってから、1ヶ月程経った。
俺とこなたが付き合いだした事は、つかさやかがみは疎かクラス中が知ることになった。
何故かというと…
こなた「おはよう男!いい加減起きないと遅刻するぞー」
男「…うん。いつから家に居たんだ。」
こなた「昨日男と一緒に帰ったじゃないか。」
男「烈海王かお前は。」
こなた「さ、早く朝御飯食べないと遅刻するわよ!」
男「何のヒロインか分からんし、もう既に遅刻だ。」
こなた「ニタァ」
男「…」
俺とこなたは毎日手をつないで仲良く遅刻している。
男「さすがに出席日数足りなくなるから遅刻は止めようぜ?」
こなた「うむ…そろそろみんな私達の関係を理解しただろうから遅刻は止めようか。」
男「おま…それが目的だったのか…」
こなた「遅刻すれば目立つだろーそうすれば男に悪い虫もつかなくなるというものだよ。」
男「こんだけベタベタしててちょっかい出してくる奴なんかいないだろ。」
俺とこなたが付き合いだした事は、つかさやかがみは疎かクラス中が知ることになった。
何故かというと…
こなた「おはよう男!いい加減起きないと遅刻するぞー」
男「…うん。いつから家に居たんだ。」
こなた「昨日男と一緒に帰ったじゃないか。」
男「烈海王かお前は。」
こなた「さ、早く朝御飯食べないと遅刻するわよ!」
男「何のヒロインか分からんし、もう既に遅刻だ。」
こなた「ニタァ」
男「…」
俺とこなたは毎日手をつないで仲良く遅刻している。
男「さすがに出席日数足りなくなるから遅刻は止めようぜ?」
こなた「うむ…そろそろみんな私達の関係を理解しただろうから遅刻は止めようか。」
男「おま…それが目的だったのか…」
こなた「遅刻すれば目立つだろーそうすれば男に悪い虫もつかなくなるというものだよ。」
男「こんだけベタベタしててちょっかい出してくる奴なんかいないだろ。」
こなた「いやー分からないよ?…まぁちょっかい出す奴は…すけど。」
男「え?」
こなた「何でもないよーさあ学校学校!」
昼休み。
かがみ「うわっ…相変わらず暑苦しい」
こなた「『ラブラブ』と言ってくれたまえ。」
男「いや、夏は正直自重して欲しいよ。」
こなた「おーとーこ?[ハート]」
つかさ「ま…まぁ、仲良いことは、悪い事じゃないんじゃないかな?」
こなた「うーん、ナイスフォローだよ、つかさ!」
男「そう言えばみゆきさんは?」
つかさ「委員会のお仕事かな?」
男「あーそうかもね。…あ、ちょっとトイレ。…って付いてこなくてもいいからな。」
こなた「でも」
かがみ「こーら!信頼するのも愛よ。」
こなた「うむむ…」
男「じゃあちょっと行ってくるよ」
廊下。
みゆき「男さん。」
男「あ、みゆきさん。どうしたの?」
みゆき「あのですね、私、男さんに言いたいことがあるんです。」
男「え?何?」
みゆき「私は…」
【 ENDING⑥ ロスタイム開始 】
男「え?」
こなた「何でもないよーさあ学校学校!」
昼休み。
かがみ「うわっ…相変わらず暑苦しい」
こなた「『ラブラブ』と言ってくれたまえ。」
男「いや、夏は正直自重して欲しいよ。」
こなた「おーとーこ?[ハート]」
つかさ「ま…まぁ、仲良いことは、悪い事じゃないんじゃないかな?」
こなた「うーん、ナイスフォローだよ、つかさ!」
男「そう言えばみゆきさんは?」
つかさ「委員会のお仕事かな?」
男「あーそうかもね。…あ、ちょっとトイレ。…って付いてこなくてもいいからな。」
こなた「でも」
かがみ「こーら!信頼するのも愛よ。」
こなた「うむむ…」
男「じゃあちょっと行ってくるよ」
廊下。
みゆき「男さん。」
男「あ、みゆきさん。どうしたの?」
みゆき「あのですね、私、男さんに言いたいことがあるんです。」
男「え?何?」
みゆき「私は…」
【 ENDING⑥ ロスタイム開始 】
(最終分岐をロードしました。)
男「こなた…」
俺の中でこなたがどんどん大きくなっていく。
男「明日目が覚めたら…俺たちはもう恋人なのかな…」
さっき抱きしめた感触が蘇ってくる。
男「…」
男「…」
男「こなた…」
俺は布団から出た。
男「あいつ…酔ってたな…。」
男「心配だし、ちょっと様子見てくるか…」
部屋を出た。
暗い廊下を歩く。
こなたの部屋の前にきた。
コンコン
ノックの返事はない。
男「…こなた?」
小さな声で呼ぶ。
やはり返事はない。
ガチャ
『こなたの寝顔を確認したら帰ろう』
俺はそう考え、ドアを開けた。
こなたの寝てる部屋。
当然電気は付いていない。
ベッドが膨らんでいるが、顔まで布団をかけているらしく寝顔は確認できない。
俺は枕のある側の掛け布団をそっと剥いだ。
男「こなた…」
俺の中でこなたがどんどん大きくなっていく。
男「明日目が覚めたら…俺たちはもう恋人なのかな…」
さっき抱きしめた感触が蘇ってくる。
男「…」
男「…」
男「こなた…」
俺は布団から出た。
男「あいつ…酔ってたな…。」
男「心配だし、ちょっと様子見てくるか…」
部屋を出た。
暗い廊下を歩く。
こなたの部屋の前にきた。
コンコン
ノックの返事はない。
男「…こなた?」
小さな声で呼ぶ。
やはり返事はない。
ガチャ
『こなたの寝顔を確認したら帰ろう』
俺はそう考え、ドアを開けた。
こなたの寝てる部屋。
当然電気は付いていない。
ベッドが膨らんでいるが、顔まで布団をかけているらしく寝顔は確認できない。
俺は枕のある側の掛け布団をそっと剥いだ。
こなたの寝顔。
ゆっくりと呼吸している。
その安らかな顔を見て俺は安心した。
男「…もう、お前だけ見るから…」
俺は小さな声で呟いた。
こなた「ほんと?」
こなたの目が開いた。
男「おわっ!!」
こなたの目がじっと見つめる。
こなた「ほんとに?」
男「………うん。」
こなた「おとこ………すき。」
男「…うん。」
こなた「ズギュウウウンンして。」
男「ここでネタとか…」
ズギュウウウンン
ぐい
男「え?」
こなた「ねよ?」
男「うん。」
こなた「おとこ…」
男「こなた…」
暗い廊下に僅かに二人の声が聞こえた。
やがてその声が静かになると人影が廊下を移動しだした。
影はこなた達が眠る部屋の前で止まった。
影の手が静かにドアノブに触る。
ゆっくりと呼吸している。
その安らかな顔を見て俺は安心した。
男「…もう、お前だけ見るから…」
俺は小さな声で呟いた。
こなた「ほんと?」
こなたの目が開いた。
男「おわっ!!」
こなたの目がじっと見つめる。
こなた「ほんとに?」
男「………うん。」
こなた「おとこ………すき。」
男「…うん。」
こなた「ズギュウウウンンして。」
男「ここでネタとか…」
ズギュウウウンン
ぐい
男「え?」
こなた「ねよ?」
男「うん。」
こなた「おとこ…」
男「こなた…」
暗い廊下に僅かに二人の声が聞こえた。
やがてその声が静かになると人影が廊下を移動しだした。
影はこなた達が眠る部屋の前で止まった。
影の手が静かにドアノブに触る。
みゆきもまた寝付けずにいた。
自分のした事、男の言葉、友達の顔。
すべてが浮かんで頭の中を駆け巡った。
みゆきは静かに布団から出るとドアを開け、暗い廊下を歩きだした。
コンコン
みゆきが部屋のドアをノックする。
かがみ「…はい。」
みゆき「私です。」
かがみ「みゆき?」
みゆき「はい…あの…少し話したいことがあるんです。」
みゆきが『入ってもいいですか?』と言うより早くドアが開いた。
かがみ「うん、話そ。」
みゆき「……はい!」
つかさはもうぐっすり眠っていた。
つかさ「……うーん……すかしかしぱん……」
かがみ「みゆき…私はみゆきのこと信じてたよ。」
みゆき「……かがみさん……私………私……」
かがみ「今日はさ、ずっと話してようよ。…なんか修学旅行みたいね。」
みゆき「…うん。」
…
…
自分のした事、男の言葉、友達の顔。
すべてが浮かんで頭の中を駆け巡った。
みゆきは静かに布団から出るとドアを開け、暗い廊下を歩きだした。
コンコン
みゆきが部屋のドアをノックする。
かがみ「…はい。」
みゆき「私です。」
かがみ「みゆき?」
みゆき「はい…あの…少し話したいことがあるんです。」
みゆきが『入ってもいいですか?』と言うより早くドアが開いた。
かがみ「うん、話そ。」
みゆき「……はい!」
つかさはもうぐっすり眠っていた。
つかさ「……うーん……すかしかしぱん……」
かがみ「みゆき…私はみゆきのこと信じてたよ。」
みゆき「……かがみさん……私………私……」
かがみ「今日はさ、ずっと話してようよ。…なんか修学旅行みたいね。」
みゆき「…うん。」
…
…
黒井先生「そこまでやで。」
人影はその声に反応してドアに伸ばした手を止めた。
黒井先生「なーにしとるんや?」
「…」
黒井先生「なんで注射器なんて持ってるんや?」
「…」
黒井先生「注射器の中身はなんやー?」
「…」
黒井先生「d-ツボクラリンのアンプルやなあ。その量はどう見ても人なら中毒量やで?この部屋で馬の手術でもするんかー?」
黒井先生「筋弛緩薬なら自然死に見せかけられるとでも思ったんかー?」
「…」
「…」
「…」
…
…
…
「うふふ。」
「ずいぶんと詳しいのねー?薬品名で分かるなんて。」
黒井先生「当たり前や。ウチの父親は薬理学者だったからなー。」
「うふふ…やっぱりそうだったのね?」
黒井先生「めんどくさいんでもう普通に喋るわー。」
「どうぞ?」
人影はその声に反応してドアに伸ばした手を止めた。
黒井先生「なーにしとるんや?」
「…」
黒井先生「なんで注射器なんて持ってるんや?」
「…」
黒井先生「注射器の中身はなんやー?」
「…」
黒井先生「d-ツボクラリンのアンプルやなあ。その量はどう見ても人なら中毒量やで?この部屋で馬の手術でもするんかー?」
黒井先生「筋弛緩薬なら自然死に見せかけられるとでも思ったんかー?」
「…」
「…」
「…」
…
…
…
「うふふ。」
「ずいぶんと詳しいのねー?薬品名で分かるなんて。」
黒井先生「当たり前や。ウチの父親は薬理学者だったからなー。」
「うふふ…やっぱりそうだったのね?」
黒井先生「めんどくさいんでもう普通に喋るわー。」
「どうぞ?」
黒井先生「父さんも母さんも守れなかったけど、弟は守れそうね。」
「あらあら。」
黒井先生「自分の部屋に戻りなさい。今までの事は全部あんたの父親がやったって信じてあげる。でもあんたが今、弟に手を出すって言うなら今度は私も戦うわ。」
「うふふ…あなたにそんな資格があるの?あなたのご両親はあなただけは助けようと思って養子に出したんじゃないのかしら?あなただってそれを分かって今まで逃げてきたんでしょ?」
黒井先生「…そうよ。私は自分を守るために逃げてきた。でもね、必死に戦う弟を見てて逃げるのは止めることにしたの。」
「あらそう…残念ね。でも私とどうやって戦うの?私はまだ何もしてないわよ?」
黒井先生「お生憎さま。私が今まで何もしてなかったと思う?あなたの父親はカルテを処分したと思ってたみたいだけど、残念ながら処分しきれてなかったわよ?」
「…なんですって?」
黒井先生「電子カルテって知ってるわよね?電子カルテはウイルスとかのトラブルに対応するためバックアップデータが存在する。」
「…」
黒井先生「バックアップデータ…管理してる人がさらに用心のために自分のパソコンに取り込んでたみたいね。」
「…あらあら…ハッキングは犯罪よ?」
黒井先生「あら?私は何も言ってないわよ?」
「…」
黒井先生「私を殺しても、もう遅いわよ?ここに来る前に泉の家のパソコンに送ったわ。」
「…嘘ね。泉の家のパソコンにあなたのアドレスは存在しないわ。」
黒井先生「ふっ…ハッキングはどっちよ。…ま、でもそれくらい想定の範囲内だけどね。」
「あらあら。」
黒井先生「自分の部屋に戻りなさい。今までの事は全部あんたの父親がやったって信じてあげる。でもあんたが今、弟に手を出すって言うなら今度は私も戦うわ。」
「うふふ…あなたにそんな資格があるの?あなたのご両親はあなただけは助けようと思って養子に出したんじゃないのかしら?あなただってそれを分かって今まで逃げてきたんでしょ?」
黒井先生「…そうよ。私は自分を守るために逃げてきた。でもね、必死に戦う弟を見てて逃げるのは止めることにしたの。」
「あらそう…残念ね。でも私とどうやって戦うの?私はまだ何もしてないわよ?」
黒井先生「お生憎さま。私が今まで何もしてなかったと思う?あなたの父親はカルテを処分したと思ってたみたいだけど、残念ながら処分しきれてなかったわよ?」
「…なんですって?」
黒井先生「電子カルテって知ってるわよね?電子カルテはウイルスとかのトラブルに対応するためバックアップデータが存在する。」
「…」
黒井先生「バックアップデータ…管理してる人がさらに用心のために自分のパソコンに取り込んでたみたいね。」
「…あらあら…ハッキングは犯罪よ?」
黒井先生「あら?私は何も言ってないわよ?」
「…」
黒井先生「私を殺しても、もう遅いわよ?ここに来る前に泉の家のパソコンに送ったわ。」
「…嘘ね。泉の家のパソコンにあなたのアドレスは存在しないわ。」
黒井先生「ふっ…ハッキングはどっちよ。…ま、でもそれくらい想定の範囲内だけどね。」
「…」
黒井先生「カルテはね、暗号化してアイテムにつけて送ったのよ。『オンラインゲーム』なんて知らないのかしら?」
「ゲーム…?」
黒井先生「そうじろうさんとはね、ずっと前からやり取りをしてた。こなたのやってるオンラインゲームに私も参加してアイテムと共に暗号化したメッセージを送って。…もちろんこなたは知らないけど。」
「…」
黒井先生「あんたの負けよ。」
「…」
黒井先生「…もう一度言うわ。今までの事は全部あんたの父親がやったこと。」
黒井先生「…そういう事にしといてやるから、もう泉とうちらに関わるな!!!」
「…」
「…」
「そう…わかったわ。そういう事にしておきましょうね。…お互いのために。」
黒井先生「…夫を失った気持ちは私には分からないわ…でもね…そうじろうさんはあなたと同じ気持なのよ?」
「……おやすみなさい。」
黒井先生「………ええ。」
黒井先生は廊下に自分以外いなくなるのを確認すると、月明かりが見える窓のとこまでやってきた。
月を見上げていると先生の頬には熱いものが伝ってきた。
黒井先生『父さん…母さん…かなたさん……男とこなたは…私が守っていきます…』
黒井先生は涙をふくとケータイを取り出した。
ピッピッピッ…
黒井先生「もしもし……はい……終わりました。こなたも…みんな無事です。……ええ、病院長は死にました。…はい…おやすみなさい。」
黒井先生はゆっくりと自分の部屋に戻ると布団に入った。
黒井先生「カルテはね、暗号化してアイテムにつけて送ったのよ。『オンラインゲーム』なんて知らないのかしら?」
「ゲーム…?」
黒井先生「そうじろうさんとはね、ずっと前からやり取りをしてた。こなたのやってるオンラインゲームに私も参加してアイテムと共に暗号化したメッセージを送って。…もちろんこなたは知らないけど。」
「…」
黒井先生「あんたの負けよ。」
「…」
黒井先生「…もう一度言うわ。今までの事は全部あんたの父親がやったこと。」
黒井先生「…そういう事にしといてやるから、もう泉とうちらに関わるな!!!」
「…」
「…」
「そう…わかったわ。そういう事にしておきましょうね。…お互いのために。」
黒井先生「…夫を失った気持ちは私には分からないわ…でもね…そうじろうさんはあなたと同じ気持なのよ?」
「……おやすみなさい。」
黒井先生「………ええ。」
黒井先生は廊下に自分以外いなくなるのを確認すると、月明かりが見える窓のとこまでやってきた。
月を見上げていると先生の頬には熱いものが伝ってきた。
黒井先生『父さん…母さん…かなたさん……男とこなたは…私が守っていきます…』
黒井先生は涙をふくとケータイを取り出した。
ピッピッピッ…
黒井先生「もしもし……はい……終わりました。こなたも…みんな無事です。……ええ、病院長は死にました。…はい…おやすみなさい。」
黒井先生はゆっくりと自分の部屋に戻ると布団に入った。
朝。
かがみ「あ…おはようございます。」
つかさ「先生、早いですねー。」
黒井先生「まあ、教師が生徒と同じ時間に出勤するわけにいかんからなー。朝ごはんごちそうになったらウチは先行くでー。」
ゆかり「おはようございます。あら、みゆきちゃんはまだ起きてこないのかしら?」
つかさ「あ、ゆきちゃんはこなちゃんを起こしに行って…」
二階から聞こえるみゆきの声「キャッ!!!」
かがみ「…」
つかさ「…」
二階からみゆきが降りてきた。
みゆき「あの…なんでもないです…こなたさんは…その…もう起きてくると思います…。」
つかさ「ゆきちゃん…?なんで顔真っ赤なの?」
みゆき「なっ…なんでもありません!」
かがみ「あ…そういえば男も起さなきゃ。私行ってく…」
みゆき「男さんも!!!!…もう起きてきますから…大丈夫です。」
かがみ「?」
かがみ「あ…おはようございます。」
つかさ「先生、早いですねー。」
黒井先生「まあ、教師が生徒と同じ時間に出勤するわけにいかんからなー。朝ごはんごちそうになったらウチは先行くでー。」
ゆかり「おはようございます。あら、みゆきちゃんはまだ起きてこないのかしら?」
つかさ「あ、ゆきちゃんはこなちゃんを起こしに行って…」
二階から聞こえるみゆきの声「キャッ!!!」
かがみ「…」
つかさ「…」
二階からみゆきが降りてきた。
みゆき「あの…なんでもないです…こなたさんは…その…もう起きてくると思います…。」
つかさ「ゆきちゃん…?なんで顔真っ赤なの?」
みゆき「なっ…なんでもありません!」
かがみ「あ…そういえば男も起さなきゃ。私行ってく…」
みゆき「男さんも!!!!…もう起きてきますから…大丈夫です。」
かがみ「?」
それから二カ月が過ぎた。
こなた「あー明日からやっと夏休みかー!!!!」
かがみ「今年は自分の力でやりなさいよ。宿題。」
こなた「あーかがみんひどいなーいいよ男に見せてもらうから!」
男「夏休み始まる前からそういう事言うなよな…」
つかさ「あのー男君…できればまた勉強教えてほしいな~…なんて」
男「うんいいよ。…こなたもつかさを見習ってくれ、少しは。」
みゆき「うふふ、でしたらまたうちに集合しましょう?」
男「いいの?みゆきさん家広いから助かるなー。」
かがみ「ねえ…来年はさ、受験で大変だから…今年が遊べる最後の夏休みだと思うのよ。」
こなた「かがみんが…いつものかがみんじゃない…」
かがみ「うっ…うるさいわね!」
こなた「なるほど。つまり今年の夏はかけがえのない友人たちと思い出づくりをしたいと、さびしがり屋のかがみんはそう思っているわけだね?」
かがみ「…べ…別にそういうわけじゃ…ないわよ…///」
つかさ「お姉ちゃん最近旅行のパンフレットばっか見てるもんねー?」
かがみ「こっ…こらつかさ!!!」
こなた「かがみん可愛いよかがみん」
かがみ「うっさい!!!」
男「いやーかがみはやっぱツンデレだったんだなー」
かがみ「男…死にたい?」
男「ヤンデレ?」
かがみ「こなたが二人になった気分だわ…」
みゆき「うふふふふ」
こなた「あー明日からやっと夏休みかー!!!!」
かがみ「今年は自分の力でやりなさいよ。宿題。」
こなた「あーかがみんひどいなーいいよ男に見せてもらうから!」
男「夏休み始まる前からそういう事言うなよな…」
つかさ「あのー男君…できればまた勉強教えてほしいな~…なんて」
男「うんいいよ。…こなたもつかさを見習ってくれ、少しは。」
みゆき「うふふ、でしたらまたうちに集合しましょう?」
男「いいの?みゆきさん家広いから助かるなー。」
かがみ「ねえ…来年はさ、受験で大変だから…今年が遊べる最後の夏休みだと思うのよ。」
こなた「かがみんが…いつものかがみんじゃない…」
かがみ「うっ…うるさいわね!」
こなた「なるほど。つまり今年の夏はかけがえのない友人たちと思い出づくりをしたいと、さびしがり屋のかがみんはそう思っているわけだね?」
かがみ「…べ…別にそういうわけじゃ…ないわよ…///」
つかさ「お姉ちゃん最近旅行のパンフレットばっか見てるもんねー?」
かがみ「こっ…こらつかさ!!!」
こなた「かがみん可愛いよかがみん」
かがみ「うっさい!!!」
男「いやーかがみはやっぱツンデレだったんだなー」
かがみ「男…死にたい?」
男「ヤンデレ?」
かがみ「こなたが二人になった気分だわ…」
みゆき「うふふふふ」
黒井先生「なんの話しとるんやー?」
男「せっ先生…なんで休み時間まで教室にいるんですか?」
黒井先生「別にええやろー?」
かがみ「…まあ私は人の事言えないし。」
黒井先生「こなたはまたコミケ行くつもりやろー?」
こなた「うーん…今年はパスかなー」
全員「えっ!!!!!!??????」
こなた「驚きすぎ」
つかさ「こなちゃん…何か嫌なことあったの?」
こなた「つかさまで……いや、そういう訳じゃないんだけどさ、最近なんだか調子悪くて。」
かがみ「だ…大丈夫なの?!」
こなた「うん…いやー夏バテって言うのかなー?なんか最近気持ち悪くて。」
みゆき「あんまり無理しないでくださいね?」
こなた「大丈夫だよみゆきさん。」
黒井先生「そうかーこれを機に泉もコミケ卒業やなー」
こなた「いや、今年だけですよ。」
黒井先生「まあ体調管理はしっかりしときー。じゃあウチは職員室戻るわー。」
男「せっ先生…なんで休み時間まで教室にいるんですか?」
黒井先生「別にええやろー?」
かがみ「…まあ私は人の事言えないし。」
黒井先生「こなたはまたコミケ行くつもりやろー?」
こなた「うーん…今年はパスかなー」
全員「えっ!!!!!!??????」
こなた「驚きすぎ」
つかさ「こなちゃん…何か嫌なことあったの?」
こなた「つかさまで……いや、そういう訳じゃないんだけどさ、最近なんだか調子悪くて。」
かがみ「だ…大丈夫なの?!」
こなた「うん…いやー夏バテって言うのかなー?なんか最近気持ち悪くて。」
みゆき「あんまり無理しないでくださいね?」
こなた「大丈夫だよみゆきさん。」
黒井先生「そうかーこれを機に泉もコミケ卒業やなー」
こなた「いや、今年だけですよ。」
黒井先生「まあ体調管理はしっかりしときー。じゃあウチは職員室戻るわー。」
放課後。
つかさ・かがみ「じゃあねー」
男・こなた「さよならー」
男「なあ、夏バテ、大丈夫か?」
こなた「おー心配してくれるの?」
男「そりゃ……彼女だし…。」
こなた「えへへ。」
男「あんまり無理すんなよ。そういえば最近チョココロネも食ってないもんな。」
こなた「大丈夫。ちゃんと病院行ってるし。」
男「おまえ…そんなに悪いのか?」
こなた「ん?全然悪くないよ。むしろ順調だよ。」
男「意味分からん。」
こなた「まあでも今はちゃんと安静にしてるから大丈夫。コミケも今年だけは我慢するよ。」
男「あ…うん。」
こなた「もう一人の体じゃないし。」
男「……………………………………………………………は?」
こなた「おっと。」
男「…おい。」
こなた「今年の夏は暑いなー。」
男「おい。」
こなた「ところでさ、RPGやる時最初主人公の名前付けるのってすごい悩まない?今まさにそんな状態なんだけど。」
男「おとこは めのまえが まっくらになった」
こなた「なるほどサトシか。」
男「おい!!!!」
【 TRUE END シアワセ 】
つかさ・かがみ「じゃあねー」
男・こなた「さよならー」
男「なあ、夏バテ、大丈夫か?」
こなた「おー心配してくれるの?」
男「そりゃ……彼女だし…。」
こなた「えへへ。」
男「あんまり無理すんなよ。そういえば最近チョココロネも食ってないもんな。」
こなた「大丈夫。ちゃんと病院行ってるし。」
男「おまえ…そんなに悪いのか?」
こなた「ん?全然悪くないよ。むしろ順調だよ。」
男「意味分からん。」
こなた「まあでも今はちゃんと安静にしてるから大丈夫。コミケも今年だけは我慢するよ。」
男「あ…うん。」
こなた「もう一人の体じゃないし。」
男「……………………………………………………………は?」
こなた「おっと。」
男「…おい。」
こなた「今年の夏は暑いなー。」
男「おい。」
こなた「ところでさ、RPGやる時最初主人公の名前付けるのってすごい悩まない?今まさにそんな状態なんだけど。」
男「おとこは めのまえが まっくらになった」
こなた「なるほどサトシか。」
男「おい!!!!」
【 TRUE END シアワセ 】
以上で病み猫の物語は終わりです。
最後はヤンデレ成分のないハッピーエンドで申し訳ありません。
長い間駄文に付き合っていただきありがとうございました。
また後日『後日談』を何度か投下するまでは、名無しに戻りたいと思います。
それではゆーちゃんの人や☆の人の後日談、そして八月蝉さんの続きをわっふるわっふるしながら待っています。
最後はヤンデレ成分のないハッピーエンドで申し訳ありません。
長い間駄文に付き合っていただきありがとうございました。
また後日『後日談』を何度か投下するまでは、名無しに戻りたいと思います。
それではゆーちゃんの人や☆の人の後日談、そして八月蝉さんの続きをわっふるわっふるしながら待っています。
猫乙
楽しませてもらったよ
次回作を楽しみにさせてもらっていいかな?かな?
楽しませてもらったよ
次回作を楽しみにさせてもらっていいかな?かな?
病み猫氏乙!毎回の投下、ホント楽しませてもらったよ。
後日談楽しみにしとくぜ!
でも、これでまた一気に過疎りそうな悪寒…
後日談楽しみにしとくぜ!
でも、これでまた一気に過疎りそうな悪寒…
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