騎士長はハルヒでいう
古泉の位置だなww

魔王→アルルゥ
僧侶→何故かドラクエの女僧侶
混血→RAVEのレッドだっけ？
騎士長→ベナウィ
盗賊→戦国無双２猛将伝の柴田勝家

こんな感じで再生されてる

　>>400の続き。

北の国の王「…つまり、だ。吾輩の望みは中央の国を潰したいのではなく、中央の国の愚行を止めたいだけなのだ。」
僧侶「いや、言いたいことはわかるけどよ。」
騎士長「高々６人程度のパーティーにそのような事が出来るとは思えないのですが。」
北「支援、援護は惜しまん。ただ此の国には、貴殿達ほどの手練が居ないのだ。」
盗賊頭「…オレ様たちゃ都合の良い手駒ってかぁ？」
北「……頼む。」
北の国の王の部下「──国王陛下！　そのように無闇に頭を下げられては…！！」
北「吾輩はこれ以外の誠意の表し方を知らぬのだ。赦せよ。」

混血「師匠……。」
僧「……な、なんだよオマエら、なんで俺を見るんだ。」
獣耳「だって…ねぇ？」
混「師匠が決めてくださいッスっ。」
盗「オレ様はただ手前ぇについてくだけだ、話し合って決めるつもりなんざ更々ねぇぜ。」
騎「そうだね……私は君の決めた道を共に進むだけ、選択権は君のモノだ。」
僧「ええぇ…？」
魔王「ファイトだよ、モンくんっ！」


僧「いつから起きてたマオや。」

　>>403の続き。

魔王「“それが敵は人間なのだ”からっ。」
混血「随分前ッスね。」
魔「あたしはモンくんと一緒ならどこでも良ーよ！？　レッツらゴゥー！」
北の国の王「むむ、予想以上に明るい女児だな。」
魔「はいっ！　こんにちＷＡっ！」
北「──有無！　初めましてだぞモンク夫人！！」

騎士長「…で、どうするんだい？」
僧侶「どうって…この勢いで断ったら俺空気読めてねぇだろ。」
北「おぉ！　では…！！」
僧「期待はしないでくれ。俺たちは元より戦闘用に組んだパーティーじゃない。危なくなったら勝手に逃げるし、これ以上関わるのが嫌でこの国に戻って来ないとも限らないからな。」
混「（いつの間にか師匠の口調が元に戻ってるッス…。）」
北「良い良い！　いまはその志しだけを有り難く受け取ろう！！」


僧「……じゃ、そう言う訳で。」

　>>405の続き。

獣耳「それで、コレからどうするんですか？」

僧侶「このまま南下して、直に行った方が早いだろ。」
騎士長「危険ではないかな。魔族の隠れミノ…つまりは、魔王殿の拠点だろう？」
僧「危険だとは思うが、他に出来ることもないからな。仕方が無い。」
盗賊頭「ヒャハハッ、襲って来るようなヤロウが居たら速攻で串貫いてやるって！」
騎「…頼むから騒ぎは起こさないでくれよ。」

僧「しかし……問題が無い訳でもないんだよな。」
魔王「？　なぁに？」
僧「前はローブの中に隠せたミックスの翼も、今じゃデカくて隠しても不自然になっちまう事、それとバーヤの耳だ。」
獣「わ、わたしは姿を変えれば隠せますよっ。」
混血「オイラは……どうしましょう。」
僧「むむむ…。」

騎「いっその事、隠そうとしなければ誤魔化せるかも知れない。」
盗「おっ。オメェにしてはアバウトな案だな。」
騎「他に手が無いだろう？　ミックスくん一人を連れていかない、なんて事は出来ないのだから。」
混「ご迷惑おかけしますッス…。」
獣「うぅん！　ミックスは悪くないのよ！　悪いのはバカな人間なのっ！」


僧「じゃ、出発するとしますか。」

自虐しているものの、やはりうっかりして安価間違えちゃう>>1が可愛くて仕方ない

魔「たまにはすっごくふかふかなベッドで眠りたいのぅ…」

勇「なら、次の国に着いたら、とびっきり良い宿にしてやろう」

魔「なっ!!　本当か勇者よ!　珍しい事もあるもんじゃのう」

勇「……ああ、本当だ」



魔「なんじゃこの国は……木は枯れ果てて、緑は見当たらず、人通りが見当たらん…
　　それに、街の中央に何かがうず高く積もっているんじゃが……」

勇「死体だな、人の死体ってのは一週間もしたら腐臭を放つようになる
　　2ヶ月とか3ヶ月放置しておくとどろどろに解けたりもするから早めに火葬するんだろ｣

魔「………この国では何があったのじゃ」

勇「新種の流行病らしいぞ、そのお陰で宿屋には旅人が来ない
　　つまり、だいぶ安く泊まることができるっていうことだ」

魔「その流行病とやらは…わらわ達は大丈夫なのかや……？」

勇「勇者と魔王だから大丈夫だろう…………多分」

魔「多分!?」



魔「わらわが世界を征服した暁にはどんな病にも効く薬を開発してやるのじゃ……っ!!
　　ほ、本当にここの流行病にはかからないんじゃよな……？」

>>407
魔王様、征服した時の課題がたまってきたなｗｗｗｗｗｗ

　…>>405の続き。

魔王「また２日間くらい歩き通しだねー。」
僧侶「北の国はさほどゆっくりできなかったな…。」
騎士長「あんな事が有ってしまうとね、仕方が無いよ。」
盗賊頭「オレ様なんざろくに寝れても居ねぇんだぜ？」
僧「お前は俺たちに追いつくのに急いでただけだろ。」
魔「あーあ、モンくんとお風呂に入りたいなぁーっ。」
混血「そう言えば、北の国にあった宿も例によって男女別だったッスよね。」
魔「そぅなんだよー、楽しみにしてたのに裏切られたよーっ。」
僧「宿って言うのは基本的に男女別なんだ。これからも淡い期待を持つのは止めておけ。」
魔「むぅー。」
獣耳「マオ様、女の子がそのように混浴混浴と言うのはハシタないですよ。」
魔「ジェンダー反対ぃ。」

僧「…まぁ、まだマオに“女らしさ”を求めるのは早すぎるよな。」
魔「背とかっ？」
盗「チチだろチチ。」

　ﾎﾟｶｽｶﾎﾟｶｽｶﾎﾟｶｽｶ

盗「痛っ、痛ててててっ！」

　>>409の続き。

獣耳「…混浴、かぁ…。」
混血「ん？　何か言ったッスか？」
獣「──ふぇ？　…い、いいえ、少し考え事をしてただけよ。」
混「そうッスか…。」

　…ｷﾞｭｯ

獣「？」
混「えへへ……バーヤさんが考え事をしてて転んだりしないように手を繋いでおきたいッス。…迷惑だったら言ってくださいッス。」
獣「め、迷惑なんかじゃない！　……あり、がとう。」
混「はいッス。」


獣「（…あぁ…掌から伝わってくるミックスの体温が……。）」
　ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
獣「（あっ…わたしの心音…伝わったりしないよね…？）」
　ﾄｸﾄｸﾄｸﾄｸ
獣「（ダメねわたしったら、コレしきの事でこんなに心を乱したりして。…手を繋いだだけでこれなら、一緒にお風呂入ったりなんかしたらいったい……。）」

混血『ピープルさん……お背中、流しても良いッスか…？』

混血『あ、あんまり見つめちゃいやッス！　…は、恥ずかしくて死んじゃうッスよ……。』

混血『うわっ、泡がオイラの体に……でも、このまま体で洗っちゃえば良いッスよね。』

獣「───。」
　ﾌﾞｰｯ


混「ええぇっ！！？　どうしたッスかバーヤさん！　いきなり鼻血なんてっ！！」

　>>410の続き。

　勇者パーティーがあらわれた！

？Ａ「闘士ファイタル！」
？Ｂ「賢者ワイズマン…ごほごほ…！」
？Ｃ「ま…魔術師、マギー……。」
？Ｄ「狙撃手ガンナ！」
？一同「我ら、『魔王を討伐して名声を手に入れ裕福な暮らしをしてみ隊』！！」


僧侶「……あー…。」
魔王「かっこいいね、モンくんっ！」
混血「初めましてッス。けどあまりにもイタいので今後一切話しかけないで欲しいッス。」
闘士「貴様らぁ！」
僧「あぁー？」
闘「我らと同じく、魔王を討伐しようと考えている一団だろぅ！？」
僧「……そんなところだー。」
闘「ならばシねぇ！！」
混「なんでッスか！！？」

闘「簡単に言えば、ライバルを潰して回っているのだ。」
騎士長「それはそれは、御苦労な事で。」
賢者「じゃからの、タマとったるぞガキ共。」
盗賊頭「面白ぇ、やってみろやジジィ！」
混「だだだダメッスよ！　無闇に喧嘩しちゃいけないッス！」
狙撃手「なんや逃げるンか弱虫がっ！　いっとくが、ワシらは逃がす気なんざ有らへんからな！！」
獣耳「…人間とは本当に……愚かしい…。」


魔術師「あ、あ、あ、あのぅ…よろしくお願いします……。」

　>>411の続き。

僧侶「…はぁ、仕方無い。」
闘士「む、戦る気になったか！」
僧「マオ、バーヤと一緒に下がってろ。」
魔王「了解！」
僧「４対４、実質一騎打ちだ。戦れるよな？」
混血「は、はいッス！」
盗賊頭「殺さない加減てのは難しいんだぜぇ！！」
騎士長「騎士道大原則、一つ。騎士は、敵に背中を見せてはならない。」
盗「なんだそりゃ。」
騎「……何故か、言えといわれた気がした。」


闘「行くぜっ！」
僧「拳同士、オマエの相手は俺だ。」

賢者「げほっげほっげほっ！　……ふぅ、こんな年寄り相手に、恥ずかしいとは思わんのか？」
混「えぇっ…！？」

魔術師「あ、あの…ごめんなさい、お兄ちゃんがどうしてもって言うから…その…。」
盗「……オレ様の相手はオメェかよ。」

狙撃手「ニャハハッ！　別大陸伝来の銃の威力、思い知れやガキがーっ！！」
騎「私より君の方が若いだろうに。……それと、私は遠距離武器を使う敵には容赦しない、覚悟したまえ。」


魔「ふれっふれっ、モーンくんっ！　ふれっふれっ、み・ん・なー！！」
獣耳「ミックス！　一捻りで終わらせなさい！！」


魔「モンくん、勝ったらご褒美のチューだよーっ！」

　>>412の続き。

賢者「そぉ～れいっ！」
混血「うわっ！　…仕込み杖とか卑怯ッスよ！？」
賢「勝ちゃあいぃんよ勝ちゃあ！　げほっげほっ。」
混「むむむ……ならオイラも勝ちに行くッス！！」
　……ﾊﾞｻ…ﾊﾞｻ…ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ
賢「！！？」
混「上から投石攻撃ッスー！」
　ﾎﾟｲﾎﾟｲﾎﾟｲﾎﾟｲ
賢「あ痛！　痛、痛、痛イタいたイタタっ！！」


狙撃手「ニャハハハハッ！」
　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！
騎士長「……ふむ、２つの掌大の銃か。…遅い。」
　──ｶﾞｷﾝｯ！
狙「！？」
騎「普段から『戦い』を繰り返す人間は、戦闘中に無数の“先”を読んでいるんだ。その際の処理速度には、銃弾など宙を飛ぶハエも一緒だよ。」
狙「…銃弾を……打ち落としたゆーんかぁ！！？」
　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！
騎「遅い遅い遅い。」
　ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｷｨﾝ！
騎「……道具に頼るまえに、まずは自分を鍛えたまえ。」


盗賊頭「………。」
魔術師「…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」
盗「……おい。」
魔「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…し、静かにしてくださいﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…舌、噛んじゃいそうなんですﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」
盗「そうかい。」
　ﾎﾟｶﾝｯ
魔「みゃあ！」


盗「努力は認めるが、隙だらけだっての。」

最初に言っておく、魔術師は俺の嫁

じゃあミックスは俺の息子

騎士道大原則が懐かし過ぎて涙出た

>>414魔術師なら俺の隣で寝てるよ？

なら力ずくで奪いに行く

その隙にバーヤさんいただきます

Ａならここにいるよ？

しかし文章でこんなにたくさんのキャラが出てるのはいいなあ

ってゆうか魔術師でたよ！！

　>>413の続き。（一日半も空けてしまい申し訳有りません。）

混血「師匠ー！　終わったッスよー！！」
僧侶「ああ、こっちも…」
　ﾊﾟｼﾝ！
闘士「──へぷっ！？」
僧「いま終わった。」


魔術師「お兄ちゃーん！」
闘「……へへ、マギー…そこに、居るのか…？」
賢者「居るぞ、儂ら全員おるぞっ！」
闘「…みんな…済まない……俺、良いリーダーになれなかったよ…。」
狙撃手「何言うとんのじゃ！　早ぅ起きてやり返そうやないか！！」
闘「ダメ…なんだ……体が…もう、動かないんだよ……。」

盗賊頭「オメェ、そんなボコったのかよ。」
僧「しとらんしとらん。散々避けまくって、最後に足払いと顔面パンチ喰らわしただけだ。」
騎士長「それにしては今にも死にそうな……おや？　魔術師のようすが……。」

魔「…よ、よくもお兄ちゃんを…。かかか、かくごはできているんでしょうね……あの…、コレなんて読むの…？」
狙「愚（おろ）かじゃ、おろか。」
魔「か、かくごはできているんでしょうねおろかものどもーーー。」


混「えらい棒読みな気がするのは気のせいッスか？」

　>>422の続き。

魔術師「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」

盗賊頭「おい、またなんか唱え始めたぞ？」
騎士長「魔術師なのだから、魔術を放とうとしているんじゃないのかな。」
僧侶「そう言や、『魔術師』って珍しい職業だよな。」
騎「そうだね、“得体の知れない技”を使うのは実に度胸が要ることだし、伝授してくれる人間も少ないだろう。」
混血「……はれっ？　あの女の子のニオイが…。」

魔「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」
　ﾊﾟｱｱｱｧ…！

盗「どしたい、ハネ公。」
混「あの女の子のニオイが、『人間』から『魔族っぽい』のに変わったッスよ！」
騎「なにっ？」
僧「どう言うことだバーヤ。」
獣耳「何故そこでわたしに振るんですか。」
魔王「頭が良いからーっ。」
盗「バァさんの知恵袋…」
　ｺﾞﾂﾝｯ
獣「……仕様が無いですね、一度しかしませんよ？」
魔「わーいわーいっ。」


魔「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞ…痛ッ！　…うぅ、まひゃ噛んらっひゃよぉ……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」

　>>423の続き。

獣耳「魔術と言うのは、簡単に言えば『人間』が『魔族の能力』を得ようとして試行錯誤した結果、手に入れた技術の総称です。」
混血「火を吹いたりとかッスか？」
獣「そう言う『能力』を持つ魔族は当然居ます。ソレを真似しようとして、火を出す術を編み出すわけです。」

盗賊頭「具体的にはどんな風にだ？」
獣「例えば……魔族を肉を食べたり、血を飲んだりするのが基本的かと。」
僧侶「……ソレで魔術が使えるようになるのか？」
獣「モノによりますが。」
騎士長「しかし、ソレではマオくんの『能力』と…。」
獣「似ていますが、違います。マオ様は“取り込み”ますが、人間の場合は“汚染される”が妥当な言い回しです。」
僧「汚染……。」


獣「元より、『人間』が『魔族の能力』を得る事なんてできるはずが無いんです。“汚染”に耐え切れる人間は１０に１人、魔族の力が強ければ確率は更に低くなります。」

　>>424の続き。

騎士長「…初耳だね。魔術師になるのに、それほどのリスクが有ったなんて。」

魔術師「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…。」

獣耳「あの子供にどんな事情が有るのかは知りませんが、耐え切れたとしても、汚染中と使用中は尋常ではない痛みが走るはずです。…よくもまぁ、泣きもせず座りもせずに唱え続けられるものですね。」
僧侶「……それで、」
獣「？」
僧「ニオイってのはどう言う意味だ？」

獣「…つまり、魔族の肉を体に宿した人間は、術──能力を使おうとすると魔族の肉が活性化するので、ニオイも変わったんじゃないでしょうか。」
騎「そして活性化している最中は、体に激痛が走ると。」
獣「“痛む”としか聴いたことがないので、もしかしたら筋肉痛程度のモノなのかも知れません。……ただ…。」
混血「ただ？」

獣「──所詮は能力の『劣化版』、人間に効くことは有っても、魔族相手には余り通用しないのが事実です。」


魔「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……お、終わったぁ！！」

ジャンプとかで連載されてｇｄｇｄになってきた某漫画より、
こっちのスレのが面白いから困る

魔「ところで勇者よ、次の国はどんな国なのじゃ？」

勇「緑が多く、食べ物も美味しくて、さらには旅人専用の安い宿がある国だ」

魔「な、なんじゃ…その天国のような国は……」

勇「あまり技術が発達していなくてな、旅人を多く招き入れる事によって
　　新しい技術や文化を学ぼうという国だ、だから旅人を歓迎してくれる」

魔「なんという良い姿勢の国じゃ……着くのが楽しみじゃのぅ」



勇「着いたな……」

魔「…………旅人を歓迎する国じゃったよな？
　　それにしては鉄柵や銃を持った兵士が多い気がするのじゃが……」

勇「過去形で、だった、だな」

魔「過去形！？」

勇「どうやら……技術が発展していなかったから侵略されてしまったようだな」

魔「な……じゃったら、美味しい食事に安い宿はどうなるのじゃ！」

勇「………無理だな」



魔「わらわが世界を征服した暁には…侵略行為はさせんのじゃ……っっ!!」

勇「それなんか矛盾してないか」

>>427
矛盾無しｗｗｗｗ
魔王の御旗の元に
世界は一家人類は皆兄弟なのじゃ

>>427
理屈としてはある意味正しいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

　>>425の続き。

盗賊頭「終わったみてぇだぞ！」
獣耳「ですから、人間でもない限り大した怪我は…」
盗「人間だっつーの！！」
獣「あら、失礼しました。御悔やみ申し上げます。」
混血「死亡確定！？」

魔術師「くくく…喰らっちゃえー！！」
　ｷｭｲｨｨﾝ……ﾋﾟｶｯ！
僧侶「──マオ！」
魔王「モンくんっ！」
騎士長「くっ…！」
盗「や、やったらぁー！！」
獣「さぁミックス、このアホ人間にお別れを言いましょう？」
混「嫌ッスよ！　勝手に[ﾋﾟｰｰｰ]のはよくないッスよ！」


　……ｼ──ﾝ……

騎「……？」
　ﾓｸﾓｸﾓｸﾓｸ
盗「どうしたんだ、全然痛くねぇ──うぉあっ！？」
混「ど、どうしたッスか…わわわっ！」
僧「…おい！　いったいどうなってる！？」
　ﾓｸﾓｸﾓｸﾓｸﾓｸﾓｸ
騎「見ての通りだよ。……辺り一面、蒸気の霧だ。」


獣「なるほど……攻撃じゃなければ、劣化など気にする必要もない、と。考えましたね。」

　>>430の続き。（文字規制がぁ…。）

闘士『ふはははははは！』
混血「あ、死にかけだった人の声ッス。」
闘『少しはやるな御前達！　その健闘に免じ、今日は見逃しておいてやるっ！！』
盗賊頭「ンだ手前ぇ？　殺されてぇのかオラァ！」
闘『勘違いするなよ！　今回我々は本領の１パーセントも出していないからな！！　本当だからな！！？』
僧侶「…さてと、声はコッチから聴こえるよな。」
狙撃手『！？　や、やばい、近よって来ちょる！』
賢者『ははは、はやくズラかるぞいっ！』
騎士長「初めから危なくなったらこうする手筈だったのか。何と要領の良い事で。」
闘『お、覚えてろよ！！　…ほらマギー、行くぞっ！！』
魔術師『あ、うん…！』

　勇者パーティーはにげだした！！


獣耳「……ふぅ、慌ただしい人間達でしたね。」

　>>431の続き。

魔王「モーンくんっ！」
僧侶「ん？」
魔「ん～～～。」
僧「………。」
魔「ん～～！」
僧「………。」
魔「ん～！！」
僧「どうした、マオ。」
魔「…だからぁ！　“ご褒美のチュー”だよぉっ！！」
僧「……あ、なるほど。てっきり眠たいのかと。」
魔「モンくんのバカァー！！」
　ﾋｭﾝｯ！
僧「おっと…こらマオ、女の子が手を振るったりしちゃダメだろう。」
魔「あああ、あたしだって恥ずかしいかったりするんだからねぇー！？」
僧「わかってるよ、耳まで真っ赤だしな。」
魔「それなのにそれなのに…ううぅ～！！」
　ﾎﾟｶｽｶﾎﾟｶｽｶ
僧「…ごめん。」
　ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
魔「うぅ……もぅしらなぃもん…。」
　ｷﾞｭｳｩｩｩ…


盗賊頭「…あいつ等は喧嘩してんのか仲が良いのかドッチだ？」
混血「アニキさん、見ててわからないッスか？」
盗「全然。」
騎士長「……鈍いと言うか、感性が乏しいと言うか。」


盗「な…なんだよ、オレ様にゃさっぱりわかんねぇぞ…！？」

鈍い盗賊頭にイラッと来てるのは俺だけでいい。
かわいいよ盗賊A

　>>432の続き。

僧侶「ふぅ、今日はこの休憩所に泊まりだな。」
魔王「２回目ーっ。」
僧「建物自体がそれ程大きくないから、やっぱり１部屋借りるのが限界だな。」

混血「この間泊まったときは４人でベッドの数は丁度よかったッスけど、今日は……。」
騎士長「２人増えたから、誰か２人が床に寝る必要が有るかな。」
混「だったらオイラが…」
獣耳「ダメッ！！」

　ｼ──ﾝ…

獣「…あ、いえ、その……ミックスは、わたしと同じベッドで寝れば良いんじゃないかしら…なんて…。」
僧「そうだな、ミックス本人が嫌じゃなけりゃ、それがいいだろう。…どうだ、ミックス。」
混「へっ？　…い、いや、オイラは別に…ぃゃじゃなぃッスし…。」
僧「じゃあ決定だな。」

魔「なら、モンくんもあたしと一緒に寝ようよ！！」
獣「だだだだ、ダメですマオ様っ！　危なすぎますっ！！」
魔「えぇ、なにがー？」
獣「マオ様の貞操が…」
僧「襲わん。」
　ｺﾞﾂﾝｯ


騎「…モメるようなら、くじ引きで決めたりすればいいんじゃないかな？」

ミッくん逃げてえええええええええええええ

　>>434の続き。

僧侶「みんな引いたな？」

騎士長「Ａだった人は床で、Ｂだった２人は一つのベッドで、Ｃだった人は普通に眠れる、で良いね？」
盗賊頭「…ンじゃまぁ、」
魔王「いっせーのー…」
混血「セッ！！」


僧「……納得がいかん。」
獣耳「それはわたしのセリフです。」
　ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
獣「ちょっと…そんなに押さないで下さい。」
僧「無茶言うな。成人２人が一つのベッドに入ってて狭くならないはずが無いだろう。」
　ｷﾞｭｳｷﾞｭｳｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
獣「はぁ……マオ様やミックスなら良かったのに、何でわざわざ貴方なんかと…。」
僧「俺だって床で充分だったんだ。マオがどうしてもって聞かなかったからくじ引いたって言うのに……。」


盗「ぶぇっくしょん！！　…うぅ、毛布が有っても床は寒いぜ……。」

　>>436の続き。

魔王「おっはよーぅ！」

獣耳「う…うぅん……アレ？　モンクはいったい…。」
僧侶「Ｚｚｚ…Ｚｚｚ…。」
獣「……床に落ちてる…。」


僧「──さぁてと、今日中にゃ中央の国に着きたいところだけどな。」
騎士長「…？　何か問題が？」
僧「いや、着いたら着いたで敵の懐だ。何が起きるか、予想外の事が起こらないようにな。」
獣「一般人も居てこその“国”なのですから、無闇な襲撃は無いと思いますけど？」
僧「……そう、だな。そう願う。」


盗賊頭「………。」
混血「アニキさん、元気ないッスね。」
盗「床が硬くて中々寝付けなくてよぉ……あ痛てててて。」
混「大丈夫ッスか？」
　ﾓﾐﾓﾐﾓﾐ
盗「お…おぉー……効く効く～。」
混「へへへっ、サーカスに居た頃、よく動物さんたちにマッサージしてたッスよ。」
盗「ほへぇー…。」


獣「（羨ましい……ｷﾞﾘｯ！）」

>>437
これは！

ミックスくん　テクニシャンフラグですか？

むしろミッくんは童貞でも処女でもないかもしれないわけで

　>>437の続き。

　魔物があらわれた！

僧侶「…ニワトリみたいなモンスターだな。」
魔王「大きさはダチョウくらい？」
騎士長「これは知っている。本来は死体を見つけては貪るしかしない、気弱な鳥だ。」
混血「…とてもそうは見えないッスよ？　眼、血走ってるッスし。」
騎「飢えているんだろう。この辺りは荒野、エサになりそうな死骸は見当たらないからね。」
僧「あんまり話してるなよ。…来るぞっ！」


混「ふぅーっ。」
魔「お疲れさまー。」
僧「マオもバーヤも、怪我はないよな？」
魔「うんっ！」
獣耳「お陰様で。」


盗賊頭「ああ～、体痛ぇぜぇ…。」

　>>440の続き。

騎士長「……そう言えば。」
魔王「？」
騎「前から気になって居たのだが、魔族においての『女の子』は、人間の『女の子』と変わりないのかな？」

僧侶「なにが言いたいんだ。」
騎「いや、私は魔族＝人間よりも強いと言う印象が有るのだけど、マオくんやバーヤくんは……失礼なようだが、あまり戦闘力が有るように思えなくて。」
盗賊頭「ははぁ、なるほどねぇ。…で？　どうなんだ？」
獣耳「アホに話す事なんて有りません。……ですが、今後の為にもご説明しましょう。」

僧「……マオは『人間』になろうとしているんだから、多分俺よりは弱いよな。」
混血「師匠と比べるのは酷ッスよ…。」
獣「そうです。マオ様の身体能力は、基本的に“見たまんま”です。」
魔「えへっ。」
獣「わたしはわたしで、『能力』が“変化”なので戦闘向きでは無いですね。だから薬瓶を持ち歩いている訳ですが。」


騎「……なるほど、理解した。つまり、君達２人は死ぬつもりで守れば良い訳だね。」

マオの抱きつきタックルは子供が突進するのと一緒なのだろうか
それとも何かしら補正がかかるのだろうか

>>443
つ【ミスターサタンは不死身】

>>443

魔族は質量が人間とは違うとか？

愛の重みだろ

あくまで身体能力はだろ
何らかの魔術でも働いてるんじゃね？

>>443
愛の力が加わって１０ｔトラックの衝突並みの（ｒｙ

　>>441の続き。

魔王「ヘイＹｏ、熱くなるあたしの心、君を想うよ捕まえたいＹｏ！　ヘイＹｏ、厚くなるモンくんへのラヴ、いつか幸せ掴みとるんだＹｏ！」
僧侶「あぁ～の日ぃのナ～ミダはぁストロボ写ぁ真～。」


混血「…マオたん様と師匠、ラップと演歌でハモろうとしてるッス……しかも明らかに即興で。」
騎士長「…なぁ、バーヤくん。」
獣耳「はい？」
騎「訊きそびれたんだが、マオくんについて少しいいかな？」
獣「え、えぇ…どうぞ。」

騎「お世話係と言うのなら、マオくんの体当たりを受けた事は有るんだよね？」
獣「体当たり…？　……あ、抱きつきのことですか。」
騎「疑問なんだが、アレの威力は“見たまんま”とは言えないほど強力だ。…もし良かったら、それについて説明が欲しい。」
獣「……マオ様の抱きつきを受けた事が有るのですか？」


騎「ああ。マオくんからモンクくんへの直線上に居たせいで、背後からモロに喰らってしまったよ。」

　>>449の続き。

獣耳「喰らった…ですか、そうですか。」
混血「どうしたッスか？」
獣「いえ、マオ様にとって“抱きつき”は一つの求愛行動に近から、もしもヤタラにしているようだったら注意をしないといけなくて。」
盗賊頭「坊主にはしょっちゅうカマしてるけどな。」

騎士長「……それで、威力についてなのだけど…。」
獣「ええ。簡潔に言いますと、ソレは『制御できない力』です。言い換えて、『ラヴ・パゥワァー』とでもしましょう。」
混「らら…らぶぱぅわぁーッスか……。」
獣「先程説明した時に、わたしは“基本的に見たまんま”と言ったのですが、覚えていますか？」
騎「ああ。」
混「はいッス。」
盗「全然。」
　ｺﾞﾂﾝｯ


獣「…基本的にと言うのは日常生活においてのみで、マオ様の『魔族本来の能力』を害することは無い、と言う意味です。」