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わっほーわっほーwwwwww
二日に渡って出番のないモンクも気になるがww
二日に渡って出番のないモンクも気になるがww
うはwwwwwwやっぱりwwwwwwリアルに書いてくれよwwwwww頼むぞwwwwww
>>327の続き。
魔王「ねぇねぇ、」
盗賊頭「応?」
魔「モンくんどこっ?」
盗「お…おーぅ……。」
騎士長「…実は、とても言い辛いのだが……モンクくんは…。」
魔「うにゅっ? なにか有ったの?」
騎「モンくんはいま──トイレに行っているのさ!」
魔「なーんだ、トイレかぁー。」
騎「マオくんには黙っておくように言われていたんだが…仕方無いだろう。」
盗「…ぉい。」
魔「モンくんったらぁ、そんな恥ずかしがらなくても良いのに~。」
騎「レディに対しては、常に格好良くありたいと言うのが男の願望だからね。」
盗「うぉい、騎士公ッ…!」
グイッ
騎「(…なんだね。)」
盗「(ンな嘘吐いてもバレるもんはバレるってーの!)」
騎「(モンクくんは期待を裏切らない男さ。例えそれが、一方的なモノだったとしてもね。)」
魔「それにしても遅いなぁ……もしかして!!?」
盗「な、なんだよ。」
魔「紙が無くて出られなくて、おトイレの中からあたしの助けを待って居るんじゃ!!」
騎「紙が無ければ一時的に手で拭くのも有りだと思うが。」
魔「こうしちゃいられないよ、急いでモンくんに巻紙を届けなくっちゃ!」
盗「ちょ…待てや嫁公…!!」
魔「待っててねーモンく──」
ガチャ
魔「へぷっ!?」
僧侶「……なにしてるんだ?」
魔王「ねぇねぇ、」
盗賊頭「応?」
魔「モンくんどこっ?」
盗「お…おーぅ……。」
騎士長「…実は、とても言い辛いのだが……モンクくんは…。」
魔「うにゅっ? なにか有ったの?」
騎「モンくんはいま──トイレに行っているのさ!」
魔「なーんだ、トイレかぁー。」
騎「マオくんには黙っておくように言われていたんだが…仕方無いだろう。」
盗「…ぉい。」
魔「モンくんったらぁ、そんな恥ずかしがらなくても良いのに~。」
騎「レディに対しては、常に格好良くありたいと言うのが男の願望だからね。」
盗「うぉい、騎士公ッ…!」
グイッ
騎「(…なんだね。)」
盗「(ンな嘘吐いてもバレるもんはバレるってーの!)」
騎「(モンクくんは期待を裏切らない男さ。例えそれが、一方的なモノだったとしてもね。)」
魔「それにしても遅いなぁ……もしかして!!?」
盗「な、なんだよ。」
魔「紙が無くて出られなくて、おトイレの中からあたしの助けを待って居るんじゃ!!」
騎「紙が無ければ一時的に手で拭くのも有りだと思うが。」
魔「こうしちゃいられないよ、急いでモンくんに巻紙を届けなくっちゃ!」
盗「ちょ…待てや嫁公…!!」
魔「待っててねーモンく──」
ガチャ
魔「へぷっ!?」
僧侶「……なにしてるんだ?」
>>357の続き。
魔王「あ…モンくん!!」
僧侶「応。」
魔「紙足りた? 手で拭いたりするのはバッチィよ?」
僧「……俺はドコに行ったことになってるんだ。」
騎士長「いやに早かったね。まだ1時間も経っていないと思うのだけど。」
僧「簡単な調書作っただけだ。そしたら仲間が居るなら、一度全員で城に来いと言われた。で、“トイレに行った”のは誰の仕業だ。」
盗賊頭「なんでぇ、おツトメ無しかよ。ちなみにオレ様じゃねぇ。」
騎「ローバーくん、それではモンクくんに捕まって欲しいと言っているように聴こえるよ。済まない、私だ。」
僧「ま、コッチとしても拍子抜けなんだけどな。そうか、後で便所裏に来いや。」
魔「3人ともなんのお話ししてるのさー、マオにも教えてよーっ!」
騎「みんなでお城に遊びに行こうか、と話しているんだよ。…日時は?」
僧「明日…だろうな。なんだかんだでまだ夜明け前だし、王様の方も、俺たちを呼ぶなら休ませたいだろう。多分。」
盗「そろそろ陽が昇って来そうだぜ。」
魔「お城……将来造る2人の愛ノ巣の参考にしたいねっ!」
僧「ははは。(……正直、公の場にマオを連れていくのは気がひける…。…マオのこと知ってる奴がいなけりゃ良いが……。)」
魔王「あ…モンくん!!」
僧侶「応。」
魔「紙足りた? 手で拭いたりするのはバッチィよ?」
僧「……俺はドコに行ったことになってるんだ。」
騎士長「いやに早かったね。まだ1時間も経っていないと思うのだけど。」
僧「簡単な調書作っただけだ。そしたら仲間が居るなら、一度全員で城に来いと言われた。で、“トイレに行った”のは誰の仕業だ。」
盗賊頭「なんでぇ、おツトメ無しかよ。ちなみにオレ様じゃねぇ。」
騎「ローバーくん、それではモンクくんに捕まって欲しいと言っているように聴こえるよ。済まない、私だ。」
僧「ま、コッチとしても拍子抜けなんだけどな。そうか、後で便所裏に来いや。」
魔「3人ともなんのお話ししてるのさー、マオにも教えてよーっ!」
騎「みんなでお城に遊びに行こうか、と話しているんだよ。…日時は?」
僧「明日…だろうな。なんだかんだでまだ夜明け前だし、王様の方も、俺たちを呼ぶなら休ませたいだろう。多分。」
盗「そろそろ陽が昇って来そうだぜ。」
魔「お城……将来造る2人の愛ノ巣の参考にしたいねっ!」
僧「ははは。(……正直、公の場にマオを連れていくのは気がひける…。…マオのこと知ってる奴がいなけりゃ良いが……。)」
>>345と>>358の続き。
『にゃあぁぁぁ──!!』
僧侶「…今のなんの声だ。」
盗賊頭「悲鳴か!?」
騎士長「猫かな?」
魔王「うぅん、バーヤの雄叫びだぁーっ!!」
僧侶、盗賊頭、騎士長「な、なんだって──!!?」
ドタドタドタ…バンッ!
僧「バーヤ、どうし…!」
混血「んむー! んむむー!!」
獣耳「…ぷぁ…ふふふ、そんなに怖がらずに……あら皆さん、どうかしましたか?」
僧「それを訊きたいのはコッチの方だ。」
騎「悲鳴…雄叫びを聴いて駆けつけてたのだが…。」
僧「ミックスに馬乗りして明らかに無理矢理キスして、なにしてんだコラ。」
盗「バァさんよ、好きになんのは自由なモンだが、ソレを相手に押しつけちゃいけねぇよ。」
獣「ち…違っ…! 押しつけてなんかないもん!!」
魔「バーヤ……大人だねぇ…。」
『にゃあぁぁぁ──!!』
僧侶「…今のなんの声だ。」
盗賊頭「悲鳴か!?」
騎士長「猫かな?」
魔王「うぅん、バーヤの雄叫びだぁーっ!!」
僧侶、盗賊頭、騎士長「な、なんだって──!!?」
ドタドタドタ…バンッ!
僧「バーヤ、どうし…!」
混血「んむー! んむむー!!」
獣耳「…ぷぁ…ふふふ、そんなに怖がらずに……あら皆さん、どうかしましたか?」
僧「それを訊きたいのはコッチの方だ。」
騎「悲鳴…雄叫びを聴いて駆けつけてたのだが…。」
僧「ミックスに馬乗りして明らかに無理矢理キスして、なにしてんだコラ。」
盗「バァさんよ、好きになんのは自由なモンだが、ソレを相手に押しつけちゃいけねぇよ。」
獣「ち…違っ…! 押しつけてなんかないもん!!」
魔「バーヤ……大人だねぇ…。」
魔「次の町はまだかやー……疲れたのじゃー」
勇「後少し歩けば橋がある、その橋を渡って30分ほどすれば町につく」
魔「おお! 本当か! 早くいくぞお主!」
勇「落ち着け、町は逃げない」
魔「…………橋はどこじゃ? 目の前には川しかないのじゃが・・・」
勇「……そこに看板があるだろう? 読めばわかる」
魔「ふむ、えっと…橋は老朽化につき撤去しました……?」
勇「つまりはそういうことだ」
魔「…………次の町までどれくらいかかるんじゃ?」
勇「一週間は歩き詰めを覚悟してくれ」
魔「うぅ……わらわが世界を征服した暁には橋の整備を完璧にしてやるのじゃ……っ!!」
勇「後少し歩けば橋がある、その橋を渡って30分ほどすれば町につく」
魔「おお! 本当か! 早くいくぞお主!」
勇「落ち着け、町は逃げない」
魔「…………橋はどこじゃ? 目の前には川しかないのじゃが・・・」
勇「……そこに看板があるだろう? 読めばわかる」
魔「ふむ、えっと…橋は老朽化につき撤去しました……?」
勇「つまりはそういうことだ」
魔「…………次の町までどれくらいかかるんじゃ?」
勇「一週間は歩き詰めを覚悟してくれ」
魔「うぅ……わらわが世界を征服した暁には橋の整備を完璧にしてやるのじゃ……っ!!」
つーかマオにそんなシーン見せていいのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>359の続き。
僧侶「…で、俺がいないほんの1時間ばかりの間にオマエら2人になにが有った。」
獣耳「な、なにって…それは……。」
混血「ば、バーヤさん、取りあえず上から降りて欲しいッス…。」
騎士長「2人の事だから深く詮索はしないけどね、状況くらいは説明して欲しいんだが。」
魔王「(バーヤとミッくんの子供ができたら…名前はバックん?)」
獣「え…えぇと……そのぉ…。」
混「バーヤさん、オイラから話すッスか…?」
魔「(あ、違う…バース?)」
盗賊頭「ウジウジしてねぇでズバッと言うこと言えよ! 男らしくねぇな!」
混「アニキさん、バーヤさんは女の子ッス。」
魔「(…! 男の子ならバーク、女の子ならミークだ!!)」
獣「──わたし、ミッちゃんと結婚します!!」
僧「ブッ…!」
騎「ま、また随分と飛躍して……本気かい? ミックスくん。」
混「あ…はいッス! 命尽きるまで一緒に居るッス!!」
盗「応、よく言ったハネ公! …幸せになんなぁ!!」
僧「待て待て待て。いや、別に結婚云々は歓迎するけどな、俺たちよりも先にされると立場ってモンが……なぁマオ?」
魔「──あっ……うん! 子供は3人は欲しいよねっ!?」
僧「よし。話しを聞いてないような娘とは一緒に寝てやらん。」
僧侶「…で、俺がいないほんの1時間ばかりの間にオマエら2人になにが有った。」
獣耳「な、なにって…それは……。」
混血「ば、バーヤさん、取りあえず上から降りて欲しいッス…。」
騎士長「2人の事だから深く詮索はしないけどね、状況くらいは説明して欲しいんだが。」
魔王「(バーヤとミッくんの子供ができたら…名前はバックん?)」
獣「え…えぇと……そのぉ…。」
混「バーヤさん、オイラから話すッスか…?」
魔「(あ、違う…バース?)」
盗賊頭「ウジウジしてねぇでズバッと言うこと言えよ! 男らしくねぇな!」
混「アニキさん、バーヤさんは女の子ッス。」
魔「(…! 男の子ならバーク、女の子ならミークだ!!)」
獣「──わたし、ミッちゃんと結婚します!!」
僧「ブッ…!」
騎「ま、また随分と飛躍して……本気かい? ミックスくん。」
混「あ…はいッス! 命尽きるまで一緒に居るッス!!」
盗「応、よく言ったハネ公! …幸せになんなぁ!!」
僧「待て待て待て。いや、別に結婚云々は歓迎するけどな、俺たちよりも先にされると立場ってモンが……なぁマオ?」
魔「──あっ……うん! 子供は3人は欲しいよねっ!?」
僧「よし。話しを聞いてないような娘とは一緒に寝てやらん。」
>>364の続き。
混血「も、もちろん今すぐな訳じゃ無いッスよ!? 旅が終わって、みんな平穏に暮らせるようになったら……その時に、また改めてプロポーズさせて欲しいッス!」
獣耳「すぐじゃないのか……ちぇっ。」
騎士長「なるほど、告白したのはミックスくんからか。」
盗賊頭「……じゃ、オレ様は先に部屋戻ってるぜぇ。」
騎「そうだね、これ以上邪魔をするのは無粋極まる。」
獣「そうですか、そうですか、ではおやすみなさいませ。…ジュルリ…。」
混「おやすみなさいッスー。」
盗「ハネ公……身の危険を感じる練習はした方がいいぜ。」
バタンッ
僧侶「……じゃあ俺たちも、部屋に戻るとすっかな。」
獣「まだ居たんですか。」
混「マオたん様も、おやすみなさいッス。」
魔王「うにゅぅぅぅ……ごめんなさいごめんなさい、謝るから──あ、おやすみっ──いっしょに寝てよぉ~っ!!」
獣「(ふふふ…これで2人っきりに……。)」
僧「バーヤ。」
獣「は…はいっ!?」
僧「本当にオマエらの事は祝福する、おめでとう。…だけど、状況が状況だ。暫くは“一緒に眠る”くらいで、我慢してやってくれ。」
獣「……わ、わかってますよ。わたしとてバカじゃ有りませんから。」
僧「ミックスもな?」
混「は、はいッス!」
魔「(……アレっ? モンくんも我慢してるってこと…なのかな?)」
混血「も、もちろん今すぐな訳じゃ無いッスよ!? 旅が終わって、みんな平穏に暮らせるようになったら……その時に、また改めてプロポーズさせて欲しいッス!」
獣耳「すぐじゃないのか……ちぇっ。」
騎士長「なるほど、告白したのはミックスくんからか。」
盗賊頭「……じゃ、オレ様は先に部屋戻ってるぜぇ。」
騎「そうだね、これ以上邪魔をするのは無粋極まる。」
獣「そうですか、そうですか、ではおやすみなさいませ。…ジュルリ…。」
混「おやすみなさいッスー。」
盗「ハネ公……身の危険を感じる練習はした方がいいぜ。」
バタンッ
僧侶「……じゃあ俺たちも、部屋に戻るとすっかな。」
獣「まだ居たんですか。」
混「マオたん様も、おやすみなさいッス。」
魔王「うにゅぅぅぅ……ごめんなさいごめんなさい、謝るから──あ、おやすみっ──いっしょに寝てよぉ~っ!!」
獣「(ふふふ…これで2人っきりに……。)」
僧「バーヤ。」
獣「は…はいっ!?」
僧「本当にオマエらの事は祝福する、おめでとう。…だけど、状況が状況だ。暫くは“一緒に眠る”くらいで、我慢してやってくれ。」
獣「……わ、わかってますよ。わたしとてバカじゃ有りませんから。」
僧「ミックスもな?」
混「は、はいッス!」
魔「(……アレっ? モンくんも我慢してるってこと…なのかな?)」
>>361
うはwwwwwwwwwwwwktkrwwwwwwwwww
うはwwwwwwwwwwwwktkrwwwwwwwwww
>>361
いいぞ、もっとやれww
いいぞ、もっとやれww
勇「さて、これから新しい国に入るが」
魔「うむ」
勇「その国から出るまで、馬車や船は一切使えないから、覚悟しておいてくれ」
魔「なっ!? ま、まさかそういった設備がない国なのかや…? 不憫な国じゃ……」
勇「………入ればわかる」
魔「…どういうことじゃ?」
魔「なんじゃこの国は…? 地面がやたらと硬いし、草木が一本も這えておらんではないか
それに四角いものがそこらじゅうに聳え立っておる……、というかこれは…岩?
こんな環境で人が生きていけるというのが驚きじゃ…」
勇「………この国でなんで馬車や船が使えないかわかったか?」
魔「こんな土地じゃ、馬も飼えないし、船を作る木材もないじゃろうなぁ……」
勇「違うな、しばらくこの国を歩いていれば理解できる」
魔「いったいどういうことじゃ?」
魔「なんじゃこの街は…歩いても歩いても街から出れんぞ」
勇「もう、3つくらい街を通ってるぞ」
魔「嘘をもうせ、さっきから一回もこの街から出てないではないか」
勇「この国は、街と街が繋がっているんだ、正確な境目はないがな」
魔「はぁ……? じゃったら、このままずっと街の風景のままこの国から出れるのかや?」
魔「うむ」
勇「その国から出るまで、馬車や船は一切使えないから、覚悟しておいてくれ」
魔「なっ!? ま、まさかそういった設備がない国なのかや…? 不憫な国じゃ……」
勇「………入ればわかる」
魔「…どういうことじゃ?」
魔「なんじゃこの国は…? 地面がやたらと硬いし、草木が一本も這えておらんではないか
それに四角いものがそこらじゅうに聳え立っておる……、というかこれは…岩?
こんな環境で人が生きていけるというのが驚きじゃ…」
勇「………この国でなんで馬車や船が使えないかわかったか?」
魔「こんな土地じゃ、馬も飼えないし、船を作る木材もないじゃろうなぁ……」
勇「違うな、しばらくこの国を歩いていれば理解できる」
魔「いったいどういうことじゃ?」
魔「なんじゃこの街は…歩いても歩いても街から出れんぞ」
勇「もう、3つくらい街を通ってるぞ」
魔「嘘をもうせ、さっきから一回もこの街から出てないではないか」
勇「この国は、街と街が繋がっているんだ、正確な境目はないがな」
魔「はぁ……? じゃったら、このままずっと街の風景のままこの国から出れるのかや?」
>>361
てめーネタ探しにやっとDQ3クリアしたのに先を越しやがって><
てめーネタ探しにやっとDQ3クリアしたのに先を越しやがって><
勇「そうだ」
魔「………そんなに国が発展するものなのかや?」
勇「この国は特別だ、鉄の馬が走り、鉄の船が浮き、夜でも火を使わずに明かりを灯せる
その結果、こんな国になったんだろうな」
魔「そんなことがあるわけなかろう、それが本当なら是非とも鉄の馬とやらに乗せて見てくれんか?
」
勇「………無理だ」
魔「ほれ、やっぱり嘘じゃ」
勇「いや、本当だが……乗る金がない」
魔「馬車代なんてそんなに高いもんじゃなかろう? 今までも何回か馬車を使ったではないか」
勇「………この国は文明や技術が発達している、他の国とはすごい格差がある」
魔「それで?」
勇「今までの国よりも非常に物価が高い、パンひとつにしても今までの国の何十倍の値段がする」
魔「……………ちょっと待つんじゃ、それじゃ今日の宿はどうなるのじゃ……?」
勇「そんなの泊まれるわけがないだろう、この国にいる間はずっと野宿だ」
魔「わらわが世界を征服した暁には格差などなくしてやるのじゃ………っ!!
このダンボールというもの、案外暖かいのぅ………」
魔「………そんなに国が発展するものなのかや?」
勇「この国は特別だ、鉄の馬が走り、鉄の船が浮き、夜でも火を使わずに明かりを灯せる
その結果、こんな国になったんだろうな」
魔「そんなことがあるわけなかろう、それが本当なら是非とも鉄の馬とやらに乗せて見てくれんか?
」
勇「………無理だ」
魔「ほれ、やっぱり嘘じゃ」
勇「いや、本当だが……乗る金がない」
魔「馬車代なんてそんなに高いもんじゃなかろう? 今までも何回か馬車を使ったではないか」
勇「………この国は文明や技術が発達している、他の国とはすごい格差がある」
魔「それで?」
勇「今までの国よりも非常に物価が高い、パンひとつにしても今までの国の何十倍の値段がする」
魔「……………ちょっと待つんじゃ、それじゃ今日の宿はどうなるのじゃ……?」
勇「そんなの泊まれるわけがないだろう、この国にいる間はずっと野宿だ」
魔「わらわが世界を征服した暁には格差などなくしてやるのじゃ………っ!!
このダンボールというもの、案外暖かいのぅ………」
魔「これ女、一宿一飯の恩義じゃからわらわが皿を洗ってやろう!」
母「あらあら、偉いのねェ~」
魔「魔王たるもの礼節は重んじて然るべきなのj(パリーン」
母「あらあらフフフ」
魔「ほ、ほほ、手が滑tt(パリーン」
母「あらあら…」
魔「…・・・(パリーン」
母「……」
魔「スカラ! スカラ! スカラ!!」
勇「も、もう寝てていいですから…」
魔(世界征服した暁には陶器などというものは廃止して軽くて低コストな材質を開発するのじゃ…)
母「あらあら、偉いのねェ~」
魔「魔王たるもの礼節は重んじて然るべきなのj(パリーン」
母「あらあらフフフ」
魔「ほ、ほほ、手が滑tt(パリーン」
母「あらあら…」
魔「…・・・(パリーン」
母「……」
魔「スカラ! スカラ! スカラ!!」
勇「も、もう寝てていいですから…」
魔(世界征服した暁には陶器などというものは廃止して軽くて低コストな材質を開発するのじゃ…)
>>365の続き。
僧侶「ふわぁー…ふぅ。」
魔王「ねぇねぇ、モンくぅーん。」
僧「ダメだ。」
魔「まだ何も言ってないよぉーっ!」
僧「反省するまで一緒には寝ないぞ。」
魔「反省した! 思いっきり反省しました!!」
僧「本当か?」
魔「ぅ……ほ、ほんと……じゃないです…。」
僧「素直でよろしい。」
魔「うにゅぅー…。」
…モゾモゾ、モゾモゾ
僧「Zzz…Zzz……。」
魔「うんしょ、うんしょ…。」
モゾモゾ、モゾモゾモゾ
魔「うにゅにゅ…モンくぅーん…。」
モゾモゾ…ギュウゥ
僧「Zzz……Zzz……。」
魔「…あぁ…あったかいなぁ…。」
……スー、スー、スー…
僧「……まったく、仕様が無いお姫さまだな…。」
僧侶「ふわぁー…ふぅ。」
魔王「ねぇねぇ、モンくぅーん。」
僧「ダメだ。」
魔「まだ何も言ってないよぉーっ!」
僧「反省するまで一緒には寝ないぞ。」
魔「反省した! 思いっきり反省しました!!」
僧「本当か?」
魔「ぅ……ほ、ほんと……じゃないです…。」
僧「素直でよろしい。」
魔「うにゅぅー…。」
…モゾモゾ、モゾモゾ
僧「Zzz…Zzz……。」
魔「うんしょ、うんしょ…。」
モゾモゾ、モゾモゾモゾ
魔「うにゅにゅ…モンくぅーん…。」
モゾモゾ…ギュウゥ
僧「Zzz……Zzz……。」
魔「…あぁ…あったかいなぁ…。」
……スー、スー、スー…
僧「……まったく、仕様が無いお姫さまだな…。」
>>365の続き。
混血「じゃあ、おやすみなさいッスバーヤさん。」
獣耳「あ…うん、おやすみなさい。」
…モジモジ、モジモジ
獣「ね、ねぇ、ミックス?」
混「…ん…どうしたッスかぁ…?」
獣「あ、あのね? その……一緒に、寝てみたいんだけど、ダメかしら。」
モジモジモジモジ
混「………。」
獣「………。」
混「……一緒にって…同じベッドにッスか?」
獣「え、えぇ。」
混「………。」
獣「…ダメ…かしら。」
混「ダ、ダメじゃないッスけど、師匠が…。」
獣「“一緒に寝るのは良い”って!」
混「……オイラも男ッスから、好きな人と一緒に寝ててどうにかならない自信が無いッスよ…?」
獣「だ、大丈夫、わたしも同じだから…!!」
混「ソレってまずいんじゃ…」
獣「お邪魔しまーっす。」
混「抗う術が無いッス……Zzz…。」
混血「じゃあ、おやすみなさいッスバーヤさん。」
獣耳「あ…うん、おやすみなさい。」
…モジモジ、モジモジ
獣「ね、ねぇ、ミックス?」
混「…ん…どうしたッスかぁ…?」
獣「あ、あのね? その……一緒に、寝てみたいんだけど、ダメかしら。」
モジモジモジモジ
混「………。」
獣「………。」
混「……一緒にって…同じベッドにッスか?」
獣「え、えぇ。」
混「………。」
獣「…ダメ…かしら。」
混「ダ、ダメじゃないッスけど、師匠が…。」
獣「“一緒に寝るのは良い”って!」
混「……オイラも男ッスから、好きな人と一緒に寝ててどうにかならない自信が無いッスよ…?」
獣「だ、大丈夫、わたしも同じだから…!!」
混「ソレってまずいんじゃ…」
獣「お邪魔しまーっす。」
混「抗う術が無いッス……Zzz…。」
>>365の続き。
盗賊頭「しっかしまぁアレだな!」
騎士長「ナニかな?」
盗「お互い一人身は寂しいなぁ!!」
騎「私はそうだが、君には沢山の家族が居るじゃないか。」
盗「お……言うねぇ。」
騎「まぁ、“伴侶が居ない”と言う意味では一人身同士だけれどね。」
盗「オマエはモテそうな感じだがなぁ。」
騎「私の事をよくも知らない、見掛けだけで私を判断するような人とは共に生きられるとは思わないよ。」
盗「ンなこと言ってもよ、どんな事もまずはゼロから始まるってもんだろ? 踏み出さなくちゃなかなか中身までなんてわかって貰えねぇぜ。」
騎「それはまぁそうなのだけど……臆病な性分でね、勇気が無いよ。…君はどうなんだい? 周りに好い人は居ないのかな。」
盗「オレ様はゼーンゼンだ。家族のことは好きだし、好かれてもいるが、そうなるとイイ女も近寄ってこねぇからな。ま、オレ様は家族だけ居りゃ充分だな! ヒャハハッ!」
盗賊A「へっくし! …うぅ、風邪かなぁ…?」
盗賊頭「しっかしまぁアレだな!」
騎士長「ナニかな?」
盗「お互い一人身は寂しいなぁ!!」
騎「私はそうだが、君には沢山の家族が居るじゃないか。」
盗「お……言うねぇ。」
騎「まぁ、“伴侶が居ない”と言う意味では一人身同士だけれどね。」
盗「オマエはモテそうな感じだがなぁ。」
騎「私の事をよくも知らない、見掛けだけで私を判断するような人とは共に生きられるとは思わないよ。」
盗「ンなこと言ってもよ、どんな事もまずはゼロから始まるってもんだろ? 踏み出さなくちゃなかなか中身までなんてわかって貰えねぇぜ。」
騎「それはまぁそうなのだけど……臆病な性分でね、勇気が無いよ。…君はどうなんだい? 周りに好い人は居ないのかな。」
盗「オレ様はゼーンゼンだ。家族のことは好きだし、好かれてもいるが、そうなるとイイ女も近寄ってこねぇからな。ま、オレ様は家族だけ居りゃ充分だな! ヒャハハッ!」
盗賊A「へっくし! …うぅ、風邪かなぁ…?」
こんだけ肉体派の奴等が固まってるんだ
そーいや魔法が存在する世界なんだろか
そーいや魔法が存在する世界なんだろか
同人化したらウォリアとローバーにガチホモフラグ立たされそうだなwwwwwwwwww
魔法が無いか制限厳しかったらかったら、ミッ君の能力はかなり強力だな
前はミッ君と騎士だったっけ?
つくづくホモフラグに縁のある人だwwwwwwwwwwwwwwwwww
つくづくホモフラグに縁のある人だwwwwwwwwwwwwwwwwww
オールインワンって・・・
一つの物にあらゆる機能が入った物の事じゃないの?
一つの物にあらゆる機能が入った物の事じゃないの?
>>378-380の続き。
ガチャッ
僧侶「おはよ。」
混血「あ、おはようございますッス師匠!」
騎士長「と言っても、もう昼を過ぎているけれど。」
僧「…ミックス、体が痛むようだったら無理するなよ?」
混「平気ッス! バーヤさんの薬を塗ってぐっすり眠ったら大分よくなったッスよ!」
僧「なら良いが……そのバーヤは、テーブルに突っ伏していったいどうしたんだ。」
獣耳「…なかなか…寝付けませんでしたので…。」
僧「……さては2人とも、一緒に寝ただろう。」
混「──な、なんでわかったッスか!?」
僧「ミックスの“抱きつき癖”は効いたんじゃないか? バーヤさんよ。」
獣「う…うるさいです、幸せだったから良いんですっ。」
混「え? え? オイラそんな癖有ったッスか!? 気付かなかったッスよ!?」
盗賊頭「で、嫁公は嫁公でどうしたよ。」
僧「まだ眠そうだったからオンブしてるだけだ。それとその呼び方止めろ。」
盗「なんでぃ、じゃあマオ公か?」
僧「語感が悪い。って言うかマオは女だ、“公”をつけるな。」
盗「ンなら……マオマオでどーだ!?」
僧「ネーミングセンスを改めろドアホウ。」
ガチャッ
僧侶「おはよ。」
混血「あ、おはようございますッス師匠!」
騎士長「と言っても、もう昼を過ぎているけれど。」
僧「…ミックス、体が痛むようだったら無理するなよ?」
混「平気ッス! バーヤさんの薬を塗ってぐっすり眠ったら大分よくなったッスよ!」
僧「なら良いが……そのバーヤは、テーブルに突っ伏していったいどうしたんだ。」
獣耳「…なかなか…寝付けませんでしたので…。」
僧「……さては2人とも、一緒に寝ただろう。」
混「──な、なんでわかったッスか!?」
僧「ミックスの“抱きつき癖”は効いたんじゃないか? バーヤさんよ。」
獣「う…うるさいです、幸せだったから良いんですっ。」
混「え? え? オイラそんな癖有ったッスか!? 気付かなかったッスよ!?」
盗賊頭「で、嫁公は嫁公でどうしたよ。」
僧「まだ眠そうだったからオンブしてるだけだ。それとその呼び方止めろ。」
盗「なんでぃ、じゃあマオ公か?」
僧「語感が悪い。って言うかマオは女だ、“公”をつけるな。」
盗「ンなら……マオマオでどーだ!?」
僧「ネーミングセンスを改めろドアホウ。」
>>394の続き。
騎士長「取りあえず、城に向かえば良いんだよね?」
僧侶「そうだな、真っ昼間だし、特別警戒もしないで行けるだろ。」
獣耳「昨日の今日です、他に刺客が来る可能性は高くないですよ。」
盗賊頭「昨日のヤロウが『四天王』ってクラスなんだろ? …それを撃退したってんなら、ヤロウ以下のヤツなんざ寄越しても無駄死にするだけだって。」
僧「そうだな。…かと言って、『四天王』を次々向かわせるほどバカでもねぇだろうし。」
混血「少なくとも今日は、戦うことを考えなくて良いッスかね。」
門兵A「止まれ。」
門兵B「来城の理由は?」
僧「国王様にご召喚された。」
A「ちょっと待て……名前は?」
僧「僧侶のモンク、以下6名だ。」
A「……よし、承諾した。」
…ゴゴゴゴゴギギギギギィ…
B「城内に入ったら近くの兵に案内を頼んでくれ。王はいま謁見室に居るはずだ。」
僧「ありがとうよ。」
騎士長「取りあえず、城に向かえば良いんだよね?」
僧侶「そうだな、真っ昼間だし、特別警戒もしないで行けるだろ。」
獣耳「昨日の今日です、他に刺客が来る可能性は高くないですよ。」
盗賊頭「昨日のヤロウが『四天王』ってクラスなんだろ? …それを撃退したってんなら、ヤロウ以下のヤツなんざ寄越しても無駄死にするだけだって。」
僧「そうだな。…かと言って、『四天王』を次々向かわせるほどバカでもねぇだろうし。」
混血「少なくとも今日は、戦うことを考えなくて良いッスかね。」
門兵A「止まれ。」
門兵B「来城の理由は?」
僧「国王様にご召喚された。」
A「ちょっと待て……名前は?」
僧「僧侶のモンク、以下6名だ。」
A「……よし、承諾した。」
…ゴゴゴゴゴギギギギギィ…
B「城内に入ったら近くの兵に案内を頼んでくれ。王はいま謁見室に居るはずだ。」
僧「ありがとうよ。」
>>395の続き。
北の国の王「おおぉ、よく参られた、歓迎しよう。」
混血「…広いお部屋ッス…。」
騎士長「これは“部屋”ではなくて、“空間”だよ。城はまずこの空間を中心にして設計される。」
盗賊頭「金目のモンがあちらこちらに……ジュルリ。」
僧侶「改めまして、御目通り有り難う御座います国王。」
北「有無、そうカタくならずとも良い。吾輩も堅苦しいのは苦手だ。…ん?」
魔王「Zzz…Zzz…。」
獣耳「(人間の物にしては大きい建物ねぇ……お掃除大変そう。)」
北「…昨晩は見かけなかったが、残りの仲間とはその女性方か?」
僧「はい。俺の背に居るのが婚約者のマオで、後ろに居るのがその付き人です。」
北「……なんと、婚約者とな?」
ザワ…ザワ…。
混「(ま、毎度の事ながらまわりの兵士さん達が驚いてるッスよ…!)」
獣「(あぁ…ココでわたしもミックスの婚約者ですって言ったら驚かれるのかしら……キャッ!)」
北「──よいな! 若くして未来への道を共に歩くと言う決意、実によい!! いつか主らが契りを果たす時は、是非とも我が城を式場として欲しいものだ! ワッハッハッハッハ!!」
北の国の王「おおぉ、よく参られた、歓迎しよう。」
混血「…広いお部屋ッス…。」
騎士長「これは“部屋”ではなくて、“空間”だよ。城はまずこの空間を中心にして設計される。」
盗賊頭「金目のモンがあちらこちらに……ジュルリ。」
僧侶「改めまして、御目通り有り難う御座います国王。」
北「有無、そうカタくならずとも良い。吾輩も堅苦しいのは苦手だ。…ん?」
魔王「Zzz…Zzz…。」
獣耳「(人間の物にしては大きい建物ねぇ……お掃除大変そう。)」
北「…昨晩は見かけなかったが、残りの仲間とはその女性方か?」
僧「はい。俺の背に居るのが婚約者のマオで、後ろに居るのがその付き人です。」
北「……なんと、婚約者とな?」
ザワ…ザワ…。
混「(ま、毎度の事ながらまわりの兵士さん達が驚いてるッスよ…!)」
獣「(あぁ…ココでわたしもミックスの婚約者ですって言ったら驚かれるのかしら……キャッ!)」
北「──よいな! 若くして未来への道を共に歩くと言う決意、実によい!! いつか主らが契りを果たす時は、是非とも我が城を式場として欲しいものだ! ワッハッハッハッハ!!」
北の国王フランクでいい感じだな。
ローバーネーミングセンスねえwwwwwww
ローバーネーミングセンスねえwwwwwww
>>396の続き。
僧侶「それで、ご召喚なされた理由…昨夜の事件については、どのような裁きを受ければよろしいのでしょうか。」
北の国の王「……有無。」
盗賊頭「ちょっと待てよ、一度宿に返しておいて改めて裁くつもりなのかよ!?」
騎士長「落ち着きたまえローバーくん。義が有ったとは言え、昨日は確かにやり過ぎた多少の厳罰は仕方の無いことだよ。」
混血「で、でもでもっ! オイラのせいなのに師匠が裁かれるって言うのは…!!」
北「まぁまぁ、話しを聞いてくれ。吾輩はモンク並びに他5名を裁く気は無いのだ。」
混「……え?」
僧「それはどう言った理由で。」
北「“庶民A”と“庶民B”から、聴けるだけの話しは聴いた。…今回の事件は、いわば天災に近い。魔族と言う相手に対して『人』、特に非戦闘的な生活を送る『民』は余りにも弱すぎた。」
獣耳「………。」
北「天災が起きた原因が主らに有るとしても、主らは命を賭して天災を退けてくれた。それは、充分に贖罪を値すると思うのだが、どうだろうか。」
僧侶「それで、ご召喚なされた理由…昨夜の事件については、どのような裁きを受ければよろしいのでしょうか。」
北の国の王「……有無。」
盗賊頭「ちょっと待てよ、一度宿に返しておいて改めて裁くつもりなのかよ!?」
騎士長「落ち着きたまえローバーくん。義が有ったとは言え、昨日は確かにやり過ぎた多少の厳罰は仕方の無いことだよ。」
混血「で、でもでもっ! オイラのせいなのに師匠が裁かれるって言うのは…!!」
北「まぁまぁ、話しを聞いてくれ。吾輩はモンク並びに他5名を裁く気は無いのだ。」
混「……え?」
僧「それはどう言った理由で。」
北「“庶民A”と“庶民B”から、聴けるだけの話しは聴いた。…今回の事件は、いわば天災に近い。魔族と言う相手に対して『人』、特に非戦闘的な生活を送る『民』は余りにも弱すぎた。」
獣耳「………。」
北「天災が起きた原因が主らに有るとしても、主らは命を賭して天災を退けてくれた。それは、充分に贖罪を値すると思うのだが、どうだろうか。」
>>398の続き。
騎士長「……国王が、私達を裁きたく無い一心で無理矢理庇っているようにしか思えないのですが。」
北の国の王「む…やはりそう思うか。」
僧侶「国王から見て、それ程のことをする価値が有ると思えない。」
北「……小芝居は通じぬか。」
混血「…芝居…ッスか?」
北「簡潔に申そう。此度の件、免罪をする代わりに我が国の為に働いて貰いたいのだ。」
盗賊頭「ンだぁ? 交換条件ってことか?」
騎「お言葉ですが国王。国王の一存でそのような事を決められては、コロされた者の親族に失礼ではないでしょうか。」
北「……頼みたい事と言うのは、放っておけばいずれ国中を血に染め兼ねない事なのだ。」
獣耳「──!」
僧「…魔族と、戦争でもする気なのか?」
混「えっ!?」
僧「“魔族を撃退できる者”が必要ってことだろ?」
北「むう……全てお見通しか。」
盗「お、応? さっぱりわかんねぇぞ?」
僧「つまり、魔王の軍勢は村や町を攻めるのを止めて、直接『国』を攻めようとしてるってことだ。」
騎士長「……国王が、私達を裁きたく無い一心で無理矢理庇っているようにしか思えないのですが。」
北の国の王「む…やはりそう思うか。」
僧侶「国王から見て、それ程のことをする価値が有ると思えない。」
北「……小芝居は通じぬか。」
混血「…芝居…ッスか?」
北「簡潔に申そう。此度の件、免罪をする代わりに我が国の為に働いて貰いたいのだ。」
盗賊頭「ンだぁ? 交換条件ってことか?」
騎「お言葉ですが国王。国王の一存でそのような事を決められては、コロされた者の親族に失礼ではないでしょうか。」
北「……頼みたい事と言うのは、放っておけばいずれ国中を血に染め兼ねない事なのだ。」
獣耳「──!」
僧「…魔族と、戦争でもする気なのか?」
混「えっ!?」
僧「“魔族を撃退できる者”が必要ってことだろ?」
北「むう……全てお見通しか。」
盗「お、応? さっぱりわかんねぇぞ?」
僧「つまり、魔王の軍勢は村や町を攻めるのを止めて、直接『国』を攻めようとしてるってことだ。」
>>399の続き。
北の国の王「それが…敵は人間なのだ。」
僧侶「──なに?」
北「この大陸最大の『中央の国』。そこが、四方の国に攻め込もうとしているらしくてな。」
騎士長「バカな、5ヶ国には大きな戦争をする理由なんて…!」
盗賊頭「領土を拡げたいんだろ。簡単な理由じゃねぇか。」
騎「それでも、同時に4国を攻めるのは無謀過ぎる!」
北「確かに。…そこで吾輩は、魔族が関与しているのではと探りを入れた。」
混血「あ、アレ? でも中央の国は魔王狩りを支持してる国なんじゃあ……。」
僧「隠れミノにするには、むしろ好都合じゃないのか。前に中央の国に入った時、厳重な警備のなかアルムが何の騒ぎも起こさずに出入りしてたのが気になった事がある。」
獣耳「…でも、人間に加担した場合の見返りなんて…。」
僧「有るじゃねぇか。最大国ならではの、デカい見返りが。」
獣「……?」
僧「腹が減ったとき用の『エサ場』とか…な。」
北の国の王「それが…敵は人間なのだ。」
僧侶「──なに?」
北「この大陸最大の『中央の国』。そこが、四方の国に攻め込もうとしているらしくてな。」
騎士長「バカな、5ヶ国には大きな戦争をする理由なんて…!」
盗賊頭「領土を拡げたいんだろ。簡単な理由じゃねぇか。」
騎「それでも、同時に4国を攻めるのは無謀過ぎる!」
北「確かに。…そこで吾輩は、魔族が関与しているのではと探りを入れた。」
混血「あ、アレ? でも中央の国は魔王狩りを支持してる国なんじゃあ……。」
僧「隠れミノにするには、むしろ好都合じゃないのか。前に中央の国に入った時、厳重な警備のなかアルムが何の騒ぎも起こさずに出入りしてたのが気になった事がある。」
獣耳「…でも、人間に加担した場合の見返りなんて…。」
僧「有るじゃねぇか。最大国ならではの、デカい見返りが。」
獣「……?」
僧「腹が減ったとき用の『エサ場』とか…な。」
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