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    元スレ桜木「キセキの世代はこの天才桜木花道がぶっ潰す!」

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    401 :


    エアウォークなら花道もできる

    402 :


    ーーーーーーーーーーーー

    伊月「ここを入れればデカイ…!なんとしてでも…!」ダムダム

    今吉「行かすか!」伊月のブロックに

    今吉「こちとらあの10番止めるだけで精一杯なんや、アンタには大人しくしててもらおか!」

    伊月「ったくずっとじっと見られてると…ん?ずっとじっと…!?キタコレ?」

    日向「そりゃただ韻踏んでるだけだろ!さっさとボール回せ!」

    伊月「はいはい」シュッ

    水戸部「……!」ボール受け取る

    今吉「(なっ…!?今ずっと目線はワシに向いてたやろ!?声出しとった4番に渡すならまだしも見ずにボールを…!)」

    桃井「伊月さんのイーグルアイ…やっぱり手強い…」

    水戸部「……!」シュートを決めようとする

    若松「させるかぁ!」ブロック

    スッ

    若松「(フックシュート…!?これじゃブロックできねぇ…!)」

    リコ「よし!これで…!」

    ダッダッダッ!

    青峰「させるかよ!」水戸部の後ろからボールを取る

    バシィィ!

    水戸部「…!?」

    審判「アウトオブバウンズ白!」

    若松「ハァ…ハァ…すまねえ…」

    青峰「テメェら花道に気を取られすぎなんだよ、花道は俺が止めっからお前らはちゃんと雑魚倒してろ」

    若松「お、おう…(棘しかないな…でもなんかコイツ変わったか…?)」






    403 = 402 :


    ーーーーーーーーーーーー

    桜木「ここは通さん!」

    青峰「花道ィィィィィ!」ダッダッダッ

    リコ「残り10秒!止めて桜木君!」

    誠凛ベンチ「「桜木ィィィィィィ!!!」」

    桃井「(これを決めれば再び15点差以上差が付く!後半で15点差あれば相手の心を折れるはず…!)」

    桜木「ところでだ、だいき」

    青峰「あ?」ダムダムダムダム

    桜木「これはガキ達の前でやった1on1じゃねぇんだぞ」

    ダッダッダッ!

    黒子「…!」

    バシィィ!!!

    青峰「なっ…!?」

    桃井「テツ君!?」



    桜木「今日は5対5だ、今日オメェが1対5を望む限り俺たち誠凛は負けねえ !」



    ピピィーーー!!

    審判「第2Q終了!今から休憩に入ります!」

    40-54



    404 = 402 :


    誠凛サイド

    日向「よし!点差は14点!まだいけるぞ!」

    オウ!!!!

    伊月「青峰以外のメンバーも曲者だが桜木がかき回してくれているお陰で上手く機能していない!青峰さえ止めればなんとかなるぞ!」

    ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

    桜木「なぁテツ」

    黒子「? どうかしましたか桜木君」

    桜木「お前さっきだいきの幼馴染にテツ君って呼ばれたけど知り合いか?」

    黒子「まぁ中学の頃のマネージャーだったので」

    桜木「成る程…って…ん?」

    青峰『その幼馴染が俺の一番仲が良い友達のことめっちゃ好きでよ…』

    桜木「おま…お前まさか…」メラメラメラメラ

    黒子「え、どうして桜木君そんな燃えているんですか、僕何か…」

    桜木「あんな…あんな美人で優しそうな人にアタックされても無表情だと…テメェ…ナメてんのか…男かそれでも!!!」メラメラメラメラ!

    黒子「何の話…

    桜木「問答無用!テメェは俺がギタギタにしてやる!」

    黒子 ピューっと逃げる

    桜木「待てコラァァ!!」追いかける


    リコ「ちょっとアンタら休憩くらいちゃんと…!」

    日向「よくもまぁあんなに…あの体力と張り合える青峰も恐ろしいな…やっぱキセキの世代って奴か…」

    リコ「あ、そういえば青峰君に関してなんだけど…」


    405 = 381 :


    桐皇サイド

    青峰「早く…早く…さっさとコートに…

    ドサッ

    桃井「!? ちょっと大丈夫なの青峰君!?」

    青峰「離せさつき…テメェに心配されるくらい俺もまだ落ちぶれちゃ…

    桃井「この頃の青峰君おかしいよ!どうしてあんなに初めから飛ばすのよ!それじゃあフルタイム持つわけないじゃない!」

    青峰「うるせぇよ…俺にも目的があんだ…それに何より…」



    青峰「今は花道と闘うのが楽しくて仕方ねえ…手なんか抜いてられるかよ」


    桃井「だからって…!中学時代にも言われていたじゃない!青峰君達キセキの世代は能力が身体を上回っているから酷使すれば身体が潰れちゃうって!」

    青峰「ああ…そんなこと言われてたな…だからそれを克服するためのあの練習だろ、安心しろ、ちょっとやそっとじゃ今の俺は潰れねえよ、それに…」



    青峰「俺が全力でバスケしてるとこ好きだろさつき?だから見ててくれよ」ニッ



    桃井「だいちゃん…」

    若松「……」少し離れたところから

    406 = 381 :

    とりあえずこの辺で
    続きは溜めてから上げようと思います

    407 :

    この試合でゾーン入りそうな勢いだな青峰

    408 :


    審判「第3Q始めます!」

    日向「よっしぁ!勝つぞテメェら!」

    オウ!!!

    今吉「14点差あるんや!落ちついてこのクォーターウチのペースにするで!」

    オウ!!!

    ピピィーーー!!!

    諏訪「っらぁぁぁ!」

    桐皇ボールだ!!

    桜木「なっ…!?」

    若松「よっしゃ!青み…

    バチッ!

    青峰「……!」ボールが手に当たり外へ

    審判「アウトオブバウンズ白!」

    青峰「ハァ…ハァ…何やってんだ俺は…!」

    リコ「やっぱり予想通りね…青峰君はもう体力は殆ど残っていない!元々体力は多めじゃない上に桜木君と前半全力で勝負していたなら必然的にこうなる!」

    黄瀬「青峰っちがあんな初歩的なミスをするなんて…」

    緑間「当たり前なのだよ、今の青峰がああなることは必然だ 」

    409 = 381 :


    火神「腐っても青峰って奴はキセキの世代のエースだろ?前半でバテるくらいヤワな奴だったのか?」

    「別に大輝のスタミナが少ないわけではない常人の体力が100だとすれば大輝は250はある」

    火神「二倍以上かよ…それでなんであんなバテてんだ?」

    「身体の使い方だよ」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    黄瀬「身体の使い方?」

    緑間「俺たちは確かに本気でプレイして身体を全力で動かしているように思えるが実はそうじゃない、留めるところはちゃんとセーブしているのだよ」

    黄瀬「まぁそりゃ一つ一つの動作にずっと全力なんて出せないっすけど…」

    緑間「たがしかしだ、今の青峰はそれをやっている」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    「あれではいくら体力があっても関係ない、身体を鍛えてどうにかなる問題ではない」

    火神「でも走り込みとかそういうのは全部スタミナを上げるための練習じゃねぇか!意味ねぇってことは…」

    「大我にも分かりやすく説明しよう。つまりは全力疾走で長距離走を走り抜こうとしているようなものだ」

    火神「あぁ…そりゃいくら体力付けても無理だな…」

    ーーーーーーーーーーーー

    緑間「だから"工夫"するのだよ、どれくらいの配分で走るかを考えいつから全力を出すのかと…そうではないと長距離を走り抜けることはできん」

    黄瀬「成る程…それだと今の青峰っちがあんなにバテてるのも納得っすね…」

    緑間「しかし意図がわからん…青峰は自らのタイミングで"ゾーン"に入れるはずなのだよ…ああやって自分を追い詰める必要は皆無…なのに何故…あれでは器に入ってる水を空にしようとしているのと一緒ではないか…」


    410 = 381 :


    青峰「(あと少し…あと少しなんだ…!あと少しで…!)」

    若松「ったく仕方ねえな」

    若松「テメェはコートの隅で寝てろ青峰」

    青峰「テメェなんだと!」

    今吉「若松の言う通りや、青峰休んどれ」

    青峰「ふざけんな!俺はまだ…!」

    桜井「すいません!俺が全然シュート決めないから青峰さんに負担掛けちゃって!すいません!」

    青峰「良…」

    諏訪「話は若松から聞いた。今は休んでろ」

    今吉「このままボロ雑巾みたいになってもらわれるとワシらの面子も潰れるし何よりや最強は青峰、お前や」

    今吉「だから今はワシらに任せ」

    青峰「……」

    今吉「桐皇は青峰がおらんでも全然強いと言うことを見せたろうやないか!」

    オウ!!!

    桐皇補欠「青峰は限界だ!このクォーターはベンチで休まして第4Qから投入すれば…!」

    桃井「ダメです」

    桐皇補欠「どうして!?今の青峰を出してても意味は…!」

    桃井「青峰君が新たな扉を開けるにはフルで出るしかないんです…例え今ボロボロになっても…」

    411 = 381 :


    リコ「青峰君を休ませるつもりね…なら好都合!今のうちに畳み掛ける!」

    伊月「(成る程…)皆いくぞ!」シュッ

    水戸部「!」シュッ 受け取ってすぐにパス

    今吉「なっ…!?これは…!」

    諏訪「ラン&ガンか…!ここで一気に点差を縮めてくるつもりか!」

    今吉「舐められたもんや!ワシらも速攻専門のチームや!そういうのには慣れとる!させるか!」

    伊月「ただのラン&ガンじゃない!」シュッ!

    今吉「(誰もおらん!パスミスや!」

    バシィィ!ボールが曲がる

    水戸部「…!」ボールキャッチしてそのままシュートへ

    シュッ

    42-54

    ワァァァァァァァァ!!!

    今ボールが曲がらなかったか?

    んなわけねえだろ!ボールが消えたり曲がったりしてたまるかよ!

    伊月「誠凛式"変則的"ラン&ガンだ!」

    今吉「(なんや…?どないなってるねん…!?)」

    412 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーーー

    桜木「さぁ行くぞ!」ダムダム!

    若松 諏訪「「させるか!」」

    若松と諏訪のダブルチーム!

    これじゃパスが出せねえ!

    桜木「フンッ!」

    若松「ヘッ!どこ投げてんだ!そこには誰も…

    バシィィ!またボールが曲がる

    諏訪「!?」

    日向「よし!」ボール受け取る

    シュッ!

    47-56

    ワァァァァァァァァ!!!

    ついに9点差だ!

    誠凛追いついてきやがった!

    ーーーーーーーーーーーー

    その後も

    日向「抜かせてもらうぜキノコ野郎!」

    桜井「抜かせない!」

    シュッ!

    バシィィ! ボールのパスコースが曲がる

    桜井「また!?どうなって…」

    桜木「よっしゃこれで…!」ボール受け取ろうとする

    バシィィ!

    桜木「なっ…!?だいき…!」

    青峰「ハァ…馬鹿かテメェら…ハァ…」桜木より前でボールをキャッチ




    青峰「さつきに散々教えてもらってただろうが!これはテツのミスディレクションだ!」



    今吉「そうや…桃井ちゃんに嫌なほど11番の特徴は叩き込まれたはずや…やのになんでさっきで忘れてもうてた…?」

    諏訪「そりゃそれよりも10番が脅威だったから…」

    若松「いやむしろ青峰と10番について行くのでやっとだったっすからね」

    今吉「…!そうか…ハハッ…そういうことかいな…」

    桜井「そういうことって一体どういう…」

    今吉「11番…黒子…お前…」



    今吉「桜木と青峰の光に隠れとったんか…!」



    413 = 381 :

    書き溜め終了
    夜また時間があれば続き書きますね

    414 :

    おつー
    青峰ゾーン越えたゾーンにいきそうだな

    415 :

    青峰が原作以上に成長してる…
    今思うとスラダンは現実的なはずなのに桜木意外にも黒バス世界に行っても余裕で通用するやつ多ない?

    416 :

    北沢とかな

    417 :

    沢北じゃねーかどあほう

    418 :


    今吉「そうや…今振り返れば黒子…ちょこちょこボールの軌道変えたりパスカットしたりようやってたわ…でもそんなん気づかんやろ…」

    諏訪「第1Qは青峰の独断での大量得点に…第2Qでは10番の消えるシュート…」

    若松「それに加えて青峰と10番の競り合いか…」

    今吉「せや、こいつらのインパクトが強すぎて観客はおろかワシらでさえ青峰達の行動にばかり目が言ってた…!クソッ!」

    リコ「フフッ、元々桜木君一人がコートに立つだけで黒子君のミスディレクションはフルで使えるように伸びる!それに加えて中学時代の青峰君もコートにいるのならば黒子君の影の薄さは増す!光が多ければ多いほどにね!」

    桜木「ハーハッハッハ!どうやら目立っているようだなテツ!」

    黒子「僕の性質上目立つとダメなんですけどね」

    桜木「構わん!この後も俺が目立ってお前の存在も活躍も消してやる!だから今目立ってる間に宣戦布告してこい!」

    黒子「わかりました」

    トコトコ

    若松「あ?なんだよ?」



    黒子「この試合勝ちます」





    419 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーー

    桜木「さぁ行くぜ!」ダムダム

    若松「させるかよ!(青峰の分まで…!)」

    桜木「フンッ!」パス

    若松「不味い…!(さっき注意したばっかだろ…!なのに…!)」

    黒子「……」バシィィ! パスコースを変える

    若松「クソッ!ディフェンス!(10番…桜木の存在感のせいで黒子のことが頭から離れちまう…!)」

    日向「ナイスパスだ!」

    シュッ

    桜井「させない!」チッ 指かする

    ガコンッ

    日向「ちくしょう!リバウンド!」

    桜木「任せろメガネ君!」

    諏訪「させるか!」

    ビヨーーーン!

    諏訪「!?(もう第3Qだぞ…!まだこんな…!?)」

    桜木「フンッ!」バシィィ! ボール取る

    桜木「メガネ君!」シュッ!

    日向「サンキュー桜木!」スッ

    桜井「させないって言ってるだろ!」ブロック体制に

    日向「若いな一年」バシュ!

    桜井「パス…!?」

    水戸部「……」シュート

    バスッ!

    54-60

    ワァァァァァァァァァ!!!

    420 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーーーー

    青峰「これ以上させるかよ!」

    桜木「悪いなだいき、今のお前じゃ俺は止めれん!」

    桜木「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!」

    降旗「出た!フンフンドリブル!」

    青峰「馬鹿野郎!それはさっき俺が攻略しただろうが!もう喰らうわけが…!」

    桜木「今のお前にそんな集中力があるのか?」

    青峰「ッ…!(クソッ!元々立ってるだけでもう限界近えのに…今これをされたら…!)」グラッ

    桜木「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!」

    黒子「……」

    青峰「…!」バタッ 青峰倒れる

    ワァァァァァァァァァ!!!

    出た!赤頭のアンクルブレイク!

    青峰ももう体力の限界か!?

    青峰「ちくしょう…(こんな悔しいのはいつ頃だったか…)」

    桜木「オラァァァァァァ!!!」ダァァン!!!

    60-65

    ワァァァァァァァァァ!!!

    ついに5点差!

    勝てる!勝てるぞ誠凛!

    青峰「(懐かしいな…この…ぜってぇ勝ちてえって気持ちは…)」

    421 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーーー

    リコ「残り10秒!ここ入れたら逆転よ!」

    桜木「任せろリコさん!」

    若松「次は止めんだよ!」

    桜木「さっきからテメェうるせぇんだよ!黙ってバスケできねえのか!」

    若松「テメェにだけは言われたくねえ!」

    桜木「ほらよキューティー!」目配せしながらパス

    伊月「…!(成る程桜木…"アレ"をお披露目というわけだな!)」

    今吉「アホか!全員マークに付けとる!誰にパスしてもシュートは打たせん!」

    伊月「止めれないシュートを打つ奴がいてもか?」

    今吉「は…?」

    バシィィ!

    黒子「……!」パスを受け取る そのままシュート体制へ

    青峰「なっ…!?(テツがゴール下でボールを持つだと…!?)」

    黄瀬「黒子っちがシュート体制に!?」

    緑間「それに黒子の性質上ボールは長く持たないはず…!いやそれ以前に…」

    青峰「なんだそのシュートフォームは!?」

    黒子「行きます、青峰君」

    青峰「舐められたもんだ…!テツにまでシュートできると思わせるとはな…!だがテメェ止めれるくらいの余力は残ってんぞ!」

    バシィィ!

    桜井「完全にコースは塞いだ!これなら…!」

    スッ ボールが青峰のブロックをすり抜ける

    今吉「はぁ!?」

    青峰「…!?」

    若松「ボールが手をすり抜けた…!?」

    バスッ

    81-80

    ワァァァァァァァァァァ!!!

    ついに誠凛逆転だぁぁ!!!!

    それにプラスさっきのシュートなんだ!?

    11番も消えるシュートかよ!?

    ピピィー!

    審判「第3Q終了!」

    日向「よっしゃあ!!!ナイス黒子!」

    水戸部「……」嬉しそうに頷く

    伊月「決まったな!ファントムシュート!」

    黒子「はい、皆さんの…桜木君のおかげです」

    桜木「自分だけでなく味方にも必殺技を与えるとは流石天才!………ん?ファントムシュート…?テツお前何そんなカッコいい名前付けてんだ!だったら俺のも…」

    黒子「桜木君のはフンフンダンクで」

    桜木「なぁーーーーーーー!!!???」

    ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

    423 :

    もう習得していたのか

    424 = 381 :


    青峰「……」

    審判「第4Q始め!」

    今吉「このまま逆転のまま許すわけないやろ!皆ここ気張るで!」

    オウ!!!

    青峰「(何も聞こえなくなってくる…不思議と身体の疲れを全部感じなくなってきた…)」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    桜木「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!」

    諏訪「クソッ!また消えるダンクか…!?」

    青峰「(いい感覚だ…こりゃ『ゾーン』に入る感覚だ…)」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    黒子「……」スッ

    若松「お前も消えるシュートか…!?クソッ!消えるシュートが打てる奴が二人いるなんて反則だろ!」

    青峰「(それにどうしようもなく悔しい…相手を心の底からぶっ潰して勝ちてえって思う…これは『野生』が入る時のスイッチだ…)」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    桜井「青峰さんの為にも…!」シュッ

    日向「クソッ!シュートモーションが速い…!」

    青峰「(だが本来この二つは相反するもの…両立することなんて出来ねぇ…だから器を空にした…『ゾーン』も『野生』も注げるように…)」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    桜木「トウオウは…」

    桜木「俺がぶっ倒す!」ガコォォン!!!!!!

    100-90

    ワァァァァァァァァ!

    これで10点差だぁ!!!

    青峰「(ゾーンに入った時さらに奥にもう一つ扉があった…)」

    青峰「(そこには門番みてえのが立ってて俺をその奥には行かせようとはしなかった…だから…)」

    ガン!

    ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!

    青峰「(門番なんてどうでもいい…!この扉は…!)」

    ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!

    青峰「(自分でこじ開ける!)」

    バギィィィィィィィィィィィィィ!!!!





    青峰「さぁ…行くか…」






    425 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーーーー

    誠凛 桐皇
    100-90

    10点差!完全に誠凛ペースだ!!!

    もうこりゃ誠凛の勝ちだろ!

    リコ「残り5分!このまま行けば…!」

    今吉「行かすか!この試合絶対ワシらが勝つんじゃ!」

    桜木「どいてろ!」力で抜く

    今吉「ッ…!クソッ…!」

    桜木「これでトドメだトウオウ!」ダッダッダッ!





    バシィィ!!!





    桜木「あ…???(いつの間にボールが…?)」




    ガコォォン!!!!!!!!!





    100-92

    シーン…

    え…?どうなってんだ?

    いや…わからねえ…?

    リコ「え…?今ウチの攻撃だったでしょ?なんで相手ゴールの方からダンクの音が…?」

    「ほう…これはもう手が付けられないとかそういう次元を超越してしまったようだな」

    今吉「ハハッ、ハハハハハッ!やっとか青峰!やっと来たんか!」

    青峰「良い気分だ…ここまで迷惑かけたな…さっきのお返しだ。テメェら座って休んでていいぜ」

    若松「(なんだこれ…落ち着いてるようで闘志むき出し…自分で何言ってるかわからねえけど今の青峰はスゲェ…)」

    桜井「青峰さん!ついにできたんですね!」

    諏訪「遅すぎるんだよ」

    今吉「遅いもへったくれもあるか!こうなったら青峰は最強どころやない!今の青峰は…」





    今吉「無敵や!」







    426 = 381 :

    とりあえずこの辺で
    今日で桐皇戦締めれたらいいなと思ってるので頑張ります。

    427 :


    どっちが勝つのか全然読めん

    428 :

    原作より面白い

    429 :

    原作通りの対戦順で、洛南に火神いると
    氷室さん火神と戦う前にトーナメント敗退・・・

    430 :

    乙です
    原作disはどうかと思うが原作がきちんとリスペクトされていて面白いのは間違いないですわ

    >>429
    実際火神不在で一番影響受けるのって因縁深い陽泉だろうしな
    その辺はしっかり作者も動かしてくるだろうし期待して待とうぜ

    431 :

    野生+ゾーン2か

    432 :


    リコ「さっきのプレイ…たしかに試合開始直後も似たようなことを青峰君はやってのけた…でも頭が追いつかないだけで目では見えてた…今のは…」

    青峰「お返しはテメェらにもしねぇとな」

    日向「ッ…!(なんだこの威圧感…!10点差なんてあってないようなもんだぞ…!)」

    伊月「(今の青峰は不味い…!俺なんかでもわかる…!誰に渡せば…)」

    黒子「……」目配せ

    伊月「(黒子…!黒子なら…!)」シュッ

    バシィィ!

    黒子「…!?」

    青峰「遅ぇんだよ」ボールをスティール

    伊月「…!?(待て…!?さっきまでゴール下に…!?まるで瞬間移動したみたいに…!)」

    青峰「おらよっ!」ボールを放り投げる

    ガコンッ!

    100-95

    ワァァァァァァァァ!!!

    はぁ!?ほぼセンターラインから打って入ったぞ!?

    緑間と一緒じゃねぇか!?

    いやあんな簡単そうに投げて入るなら緑間以上だろ!?


    434 :

    シンプルに強いな

    435 = 381 :

    書いてた分上げときます
    時間あるので後3レスくらい上げれそうです

    >>430
    原作disは極力気を付けていたつもりなのですがどこかのシーンでそのようなことがあったかもしれません…申し訳ないです…不快な思いをさせないように精進させていただきます。

    陽泉に関しては今のままでは誠凛と因縁が無さすぎるのでなんとかしようとは思っています。

    436 :

    桜木頑張れ!

    437 = 381 :


    桜木「テツ!だったら"アレ"だ…!」ダッダッダッ!

    若松「自軍へ…!カウンターか…!」

    黒子「…!ハイ…!」

    黒子 グルっと回る

    バシュン!!!

    小金井「緑間対策のサイクロンパス…!これな…

    バシィィ!!!

    青峰「おうおう…もっと速く投げてくれねぇとな?テツ?」片手でキャッチ

    黒子「…!そんな…!?」

    青峰「これで1点差と…」

    桜木「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ダッダッダッ!

    今吉「あっちのエンドラインから戻ってきよった!なんつー体力しとるんや!?」

    桜木「やらすかぁぁぁぁ!!!」後ろからシュートをブロックしようとする

    日向「よし!ナイス桜木!」

    青峰「ええと…どうやってやんだっけ…?」シュート体制に

    黒子「…!?」

    桜木「テメェ!?それは…!」

    伊月「黒子の『ファントムシュート』!?」

    バシィィ!!! ボールを打ち上げる

    日向「ファントムシュートってことは必然的に…!」

    スッ 桜木の手をすり抜ける

    桜木「クソッ…!」

    バスッ!

    100-99

    ワァァァァァァァァ!!!

    黄瀬「マジすか…あれじゃあまるで…」

    緑間「あの研ぎ澄まされた状態だと見た技は全て『コピー』してしまうのか…黄瀬、まるでお前のようにな…」

    火神「おいおい…なんだよアレ…あんなんどうやって…」

    「ゾーンを越えたゾーン…僕が思っていたその先とはまた違う進化をしたようだな」


    438 :

    氷室がインターハイに間に合えば赤司抜き洛山vs紫原抜き陽泉で火神との対決はできるじゃろ
    ウインターカップあるから試合結果がどうなっても誠凛とは戦えるやろうし

    439 = 381 :


    黒子「ファントムシュートが…」

    桜木「馬鹿野郎!何落ち込んでんだ!お前には専売特許のあれが残ってんだろ!」

    伊月「桜木!」ビシュ!

    青峰「だから遅ぇって!」反応する

    伊月「それはどうかな?」

    黒子「(このボール…!必ず桜木君へ…!)」ヌッと現れる

    青峰「テツか、完全に頭から抜けてたわ」

    伊月「(青峰!いくらお前でも桜木とお前で薄まった黒子には反応できないはず!ファントムシュートもサイクロンパスがやられてもまだ黒子には『ミスディレクション』がある!)」

    黒子「(右へ…!)」バシッ!

    バチッ!

    桜木「なっ…!?」

    黒子「そ…そんな…どうして…」

    青峰「まぁお前のこと忘れててもボールに反応すりゃいいんだから別に意味はないんだわ」悠々とボールキャッチ

    桜木「この野郎…!」ダッダッダッ!

    桜木「だいき!テメェは俺が止める!」回り込む

    青峰「よう花道、そういえば…」

    ダン!ダン!ダン!

    青峰「まだお前には仕返ししてなかったな!」

    桜木「(なんだこの足捌きとドリブルは…!?これじゃあ…)」

    へニャアと倒れこむ

    桜木「俺のと同じ…!?」

    青峰「馬鹿野郎」

    ダァァン!!!!

    100-101

    青峰「テメェのとは格がちげぇよ格が」

    ワァァァァァァァァ!!!!

    桐皇逆転だぁぁぁぁぁ!!!

    あいつアンクルブレイクもできんのかよ!?

    しかもここまでの点数全部青峰一人だぁぁぁぁ!!!

    ピピィーー!!!

    審判「誠凛タイムアウト!」

    440 = 430 :

    >>435
    誤解与えて申し訳ないです
    原作disについては>>428に対してのつもりでした

    442 = 381 :

    とりあえずこの辺で
    またあと少ししたら上げますね

    >>440
    僕も誤解してしまって申し訳なかったです

    443 :

    原作じゃ負けたから勝ってほしいな

    444 = 381 :


    審判「タイムアウト終了!」

    桜木「……」

    リコ『ゾーンっていうのは余計な思考感情が全てなくなりプレイに没頭する…ただの集中を超えた極限の集中状態のことよ、これに入るには相当の実力を持った選手じゃないと…』

    桜木「フッ、ハッハッハッ!」

    若松「なんだあいついきなり笑い出しやがって…」

    今吉「まぁあの青峰相手しとったらおかしくなるのも納得がいくけどな」

    桜木「相当の実力を持たないとゾーンには入れん…つまり!」



    桜木「この桜木花道!ゾーンにはいとも容易く入ることができる!」


    ーーーーーーーーーーーー

    青峰だ!

    ここから速いぞ!

    桜木「さぁだいき!このゾーン桜木が止めてやる!」

    青峰「なんか今のオメェを見てると金髪にもなってねえのにスーパーサイヤ人になったとほざいてたベジータ思い出すわ」

    桜木「なんだとこの野郎!この俺をあんなヘタレM字と…!」

    青峰「だったら止めてみろよ…!」跳ぶ

    桜木「なんの!」同じく跳ぶ

    フワッ

    桜木「なっ…!?(これは小坊主の…!?)」

    バスッ

    100-103

    ワァァァァァァァァ!!!


    445 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーーーー

    伊月「(青峰がどんなボールでもスティールするなら短くパスをして盗られないように…!)」シュッ

    青峰「そっちにパス出すのはわかってんだよ」青峰ボールをスティール

    伊月「(これも盗られるのか…!?だったらどうすれば…!)」

    青峰「さぁこのまま…!

    ポロッ

    青峰「あ…?」

    日向「ル、ルーズボールだ!取ってくれ!」

    水戸部「…!」素早くボールを拾う

    シュッ そのままシュート

    102-103

    青峰ボールを落とした!

    体力の限界か!?

    青峰「……成る程な」

    青峰「(あんだけ練習したのにまだ身体が追いつかねえとはな…残り1分半…それまではなんとかなんだろ)」

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    桜木「(ゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーンゾーン!)」メラメラメラメラメラメラメラメラ

    青峰「そんな状態で入るわけねえだろ」バシッ

    桜木「ぬわあああああああああ!?またボールを!」

    黒子「……(さっき青峰君は…)」

    青峰『まぁお前のこと忘れててもボールに反応すりゃいいんだから別に意味はないんだわ』

    黒子「(青峰君は僕に気づいてボールをスティールできたわけじゃない…ボールに青峰君の並外れた瞬発力とスピードで追いついただけ…だったら…!)」

    日向「行かすか!!!」

    伊月「絶対に入れさせない!」

    水戸部「……!」

    リコ「日向君達三人がかりのブロック…!お願い止まって…!」

    青峰「テメェら如きで止めれるわけねぇだろうが!」

    ダァァァァァァァン!!

    102-105

    ワァァァァァァァァ!!!

    桐皇また突き放した!

    残り1分!逆転は厳しいか!?





    446 = 381 :


    ーーーーーーーーーーーーー


    桜木「(クソッ…!どうすりゃゾーンに入ることができる…このままじゃ…!)」

    黒子「桜木君頭冷やしてください」背中をバチンと叩く

    桜木「痛ってぇ!テツテメェ…!」

    黒子「今の桜木君は絶対ゾーンに入れませんし入ったとしても今の青峰君を止めることなんてできません」

    桜木「なんだと…!だったらどうすりゃ…!」

    黒子「青峰君は僕が倒してきますので桜木君はシュートをお願いします」

    ーーーーーーーーーーー

    日向「止めろ!ここで入れられたら終わりだ!」

    水戸部「……!」

    二年コンビのダブルチームで青峰をブロックだ!

    でも今の青峰は止めれねえだろ!

    青峰「さっきも言っただろテメェら如きじゃ…」

    ダッダッダッ!

    黒子「その『テメェら如き』は…」

    バチッ!

    青峰「なっ…!?(まさか今の俺からボールを…!?)」




    黒子「僕も入っていますか?」





    447 = 381 :

    すげぇ!青峰からボール奪ったぞ!

    まだわからねえぞ!

    青峰「テツ…!」

    黒子「青峰君…君を倒します…!」

    青峰「勘違いするんじゃねぇ!テメェが俺からボールを取れたのは"影の薄さ"のおかげだ!実力じゃ俺は倒せねえよ!」

    黒子「そんなことない!今の僕は桜木君と…」



    黒子「誠凛の皆と成長している今の黒子テツヤは影の薄さだけじゃない!」シュートモーションに入る



    青峰「(馬鹿野郎…ここはセンターラインより後ろだぞ…入るわけが…いや違うこれは…!)」

    黒子「桜木君!」バシュン!!!

    青峰「クソッ!」ブロックに入る

    スッ とすり抜ける

    青峰「(テツの野郎消えるシュートの角度を変えてパスに…!)」

    桜木「信じてたぜテツ!」パスを受け取る

    諏訪「俺たちを忘れてもらっては困る!」

    若松「中にさえ行かせなければテメェはダンクできねぇだろ!」

    諏訪と若松のダブルチーム!これじゃ中にはいけねぇ!

    桜木「何中を固めてんだ」

    若松「あ?」

    桜木「(そうだテツ…俺はゾーンになんか入らなくていい…)」

    水戸『一週間でここまで入るようになるとはな花道』

    大楠『俺たちの努力も無駄じゃなかったってわけだ』

    野間『練習に付き合った分飯おごれよな!』

    高宮『ま、ルカワにはまだまだ追いつかねえけどな!』

    大楠『確かに!』

    桜木軍団『『ナーハッハッハッ!!』』



    晴子『すごいよ桜木君!これなら桜木君全国活躍間違いなしだよ!』



    桜木「バスケは皆でやるもんだ…!俺は一人じゃねぇ!」

    若松「なっ!?」

    諏訪「こいつシュート打てるのか…!?(このままじゃ間に合わん!)」

    桜木「喰らえ!」



    桜木「合宿シュート!」



    バスッ

    104-105

    ワァァァァァァァァ!!!!






    448 = 381 :

    今回はこの辺で
    次いよいよ桐皇戦決着です。夜に上げれればなと思っています。

    449 = 381 :

    高宮『ま、ルカワにはまだまだ追いつかねえけどな!』

    高宮『ま、流川にはまだまだ追いつかねえけどな!』

    450 :

    おつ
    期待してる


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