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    元スレアスカ「強くてニューゲーム」

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    51 :

    使徒戦投下していきます

    52 = 1 :

    -時は経ち、第七使徒襲来-
    ミサト「準備はいいわね、シンジ君、アスカ」

    アスカ『もちろんオッケーよ、いつでも来なさい!』

    シンジ『僕も準備出来てます』

    ミサト「良いわね、敵が水中から出てきたところを狙い撃ち。アスカは近接戦闘で、シンジ君はアスカの援護射撃をお願い」

    ミサト「それでは…エヴァ初号機及び弐号機、発進!」

    ーーーー

    -弐号機プラグ内-
    アスカ「バカシンジ!」

    シンジ『わっ、えっと、どうしたのアスカ?』

    アスカ「あたしが使徒に近付くまでの間は援護射撃をして。その後は一旦射撃を止めて、やつの出方次第ではあんたもこっちに来なさい」

    シンジ『…二人で攻め込むってことだね。了解だよ』

    アスカ(ふぅ、あの訓練でバカシンジも多少なりとも強くなったでしょうよ)

    アスカ(まずは1回目のように真っ二つに切断する。これ自体は楽勝ね。その後は二つに分かれて動いてくるから…)

    アスカ(バカシンジの動きに合わせて同じタイミングでコアを貫く。これで出来なかったら1回目のようになるわね)

    アスカ「行くわよっ!」

    シンジ『了解!』

    53 = 1 :

    使徒『……!!』ザバッ

    弐号機『……!』グォンッ

    初号機『……』パパパパパパ

    シンジ『なんだあれ……コアが二つ?』

    アスカ「行けるわっ!ママ……っ!」

    弐号機『ウオォォォン』カッ

    弐号機『ウォォ』バキン

    使徒『……!?』ズシャァァァ

    シンジ『凄い、使徒を一発で……!』

    ミサト『アスカ!ナーイス!』

    アスカ「ふっふーん!楽勝ね!」

    アスカ(ま、まだ続くんだけど…)

    54 = 1 :

    使徒『……』ピクッ

    シンジ『……!アスカ、まだ動いてる!!』

    アスカ「!!」

    使徒『……!』

    使徒・甲『……』
    使徒・乙『……』

    弐号機『……!』バッ

    アスカ「分裂した!?…くっ、バカシンジ!援護射撃再開!右側の方!!」

    シンジ『わ、分かった!』パパパパパパ

    ミサト『そんなのありぃ!?くっ、アスカ、シンジ君、落ち着いてコアを狙って!』

    アスカ「分かってるわよ!ふんっっ!」

    アスカ(ま、これも無駄なんだけど、必要な演出よね)

    使徒・乙『……!』

    アスカ「なにこれ、効いてない!」

    シンジ『こっちもだ!』

    55 = 1 :

    アスカ「ぐっ、バカシンジ!一旦下がって!!体勢を立て直すわ!」

    シンジ『え!?わ、分かった!』

    ミサト『二番から八番までの弾幕張って!!』

    アスカ「……ふぅ。シンジ、ちょっといいかしら」

    シンジ『えっと、何?』

    アスカ「あの使徒、二体同時に攻撃してみたらどうなるのかなって」

    シンジ『同時に?』

    アスカ「そ。あんたもソニックグレイヴ使いなさい。あんたに合わせてあたしがコアを狙うわ」

    シンジ『つまり、二人で同時にあいつを攻撃するってこと?で、できるかな……』

    アスカ「出来る出来ないじゃないわ。やるのよ。分かったわね」

    シンジ『……うん。分かった』

    アスカ「行くわよ!」

    アスカ(ここで無理なら…爆雷頼り、ね)

    56 = 1 :

    アスカ「ATフィールド、全開!」

    シンジ『フィールド全開!』

    アスカ「一瞬でケリを付けてやるわ!」

    弐号機『ウォン!』シュバッ

    シンジ『ぐっ、うおぉぉ!!』

    アスカ「シンジ!右肩を切り落とすわよ!3秒前!2、1…」

    アスカ・シンジ「『ここだぁぁ!!!』」ズシュッ

    使徒・甲『……!!』ブシュゥ
    使徒・乙『……!!』ブシュゥ

    シンジ『すごいよアスカ、効いてる!』

    アスカ「やっぱりね……シンジ、次はタイミングを合わせてコアを狙うわ!」

    使徒・甲『!!』バッ

    シンジ『うおっ!くぅっ』ギリギリ

    アスカ「シンジ!くっ…」

    アスカ(どうする……あの動きが出来ない以上、同タイミングでコアを破壊なんてほぼ不可能……)

    使徒・乙『!』ババッ

    アスカ「……ちっ、邪魔しないで!」

    使徒・乙『!?』ドンッ

    アスカ「シンジ!さっさとそいつから離れなさいよ!」

    シンジ『わ、分かってるよ……』グググ

    ミサト『アスカ!シンジ君と使徒を引き離して!』

    アスカ「分かったわよ!全くも~!」

    シンジ『わっ!あ、ありがとうアスカ』

    ミサト『二人とも一旦下がって!…悔しいけどN2爆雷を使うわ!』

    アスカ「んなっ!?……仕方ないわね、分かったわ!」

    アスカ(あーあ、残念だわ)

    シンジ『ぼ、僕のせいで……』

    アスカ「何ぼさっとしてんのよ!……あと、あんただけの責任じゃないわ、あんたの司令塔であるあたしにも問題があるわよ!」

    アスカ「分かったら返事!あとさっさと撤退!!」

    シンジ『えぇっ!?アスカが司令塔なの!?わ、わかったわかった!戻るよ!』

    58 = 1 :

    ミサト「はぁ~……ただいま~」

    アスカ「あらおかえり、ミサト」

    ミサト「?何してんのあんた達…」

    シンジ「あ、アスカがあたしの動きについて来いって……」

    アスカ「使徒を倒すためにね!それで訓練してたんだけど、シンちゃんったら躓いて転んじゃってさ。あたしはそれを見て笑ってたところよ」

    シンジ「酷い……」

    ミサト「すごいわ!丁度新しい作戦が決まったから報告しに来たのよ」

    アスカ「で、その内容が?」

    ミサト「音楽に合わせて同時攻撃を行ってもらうわ」

    シンジ「音楽……?」

    アスカ(やっぱりこの作戦なのね)

    ミサト「ここに詳細が書いた紙を置いておくから、このCD使って練習しといて。じゃ、もっかいNERV行ってくるわねー」

    アスカ「あぁ、まだ終わってなかったのね。たく、あたし達に助けられてるんだから文句言うなっての」

    ミサト「ほんっとそれよ!あーもう、やだわー」

    シンジ「あはは……それじゃ、頑張ってください」

    ミサト「はーい……じゃ、いってきまーす」

    59 = 1 :

    -翌日-
    ミサト「それじゃ、確認するわよ。ミュージック、スタート!」

    アスカ「行くわよシンジ!」

    シンジ「うん!」

    ミサト「!」

    ミサト(たった一日でこのクオリティ。アスカはともかく、シンジ君まで……)

    シンジ「あっ!うわっ!?」

    アスカ「ちょっ!?きゃぁっ!」

    シンジ「いたた……」

    アスカ「あんた!また最後のとこミスったわね!」

    シンジ「ご、ごめん…」

    ミサト「良く動けてるわ。今日早速作戦を実行出来る?」

    アスカ「あったりまえよ!」

    シンジ「は、はい、多分……行けます」

    ミサト「よし!5時間後、1500より作戦を実行します。それまで二人のユニゾンを高めておいて。いいわね?」

    アスカ「任せなさい!」
    シンジ「はい!」

    60 = 1 :

    ミサト「リツコ、エヴァ二機の状態は?」

    リツコ「両機B型装備で冷却中。いつでも出せるわよ」

    ミサト「オッケー、時間には出せるわね」

    ミサト「マヤ、敵の状態は?」

    マヤ「現在表層を修復中です。やはり攻め込むなら今がチャンスかと」

    ミサト「行けるわね」

    ミサト(頼んだわよ……アスカ、シンジ君)

    ーーーー

    ミサト『それではこれより、作戦を開始します。エヴァ両機は発進とともにケーブルを切り離して』

    アスカ「分かってるわよ!」

    シンジ『行けます!』

    ミサト『よし……エヴァ初号機及び弐号機、発進!』

    ーーアニメの戦闘シーンーー

    アスカ「……」

    シンジ『あ、あの、アスカ……?』

    アスカ「あんた結局、着地は出来ないのね」ハァ

    シンジ『うぅ……ごめん……』

    アスカ「ま、良いわ。使徒には勝てたしね」

    シンジ『あ、ありがとう……』

    ミサト『二人とも、お疲れ様。良くやってくれたわね。今日はどこか外食にでも行きましょう』

    アスカ「あれ、ミサト、始末書の処理出来たの?」

    リツコ『あら、仕事放棄?報告しなくちゃいけないかしら』

    ミサト『わ、分かったわよ!やるから!!』

    アスカ(相変わらず着地は出来ないなんて…何でこんなことだけ出来ないのかしら、ほんっと不思議ね)

    61 = 1 :

    昼休みの間に投下できて良かったです
    ではまた夜に、来れたら来ますね

    62 :



    アスカの当たりがソフトだと安心して見れるな

    63 :


    楽しみにしてる

    64 :

    書いていきます

    65 = 1 :

    アスカ「……第七使徒は突破、と」

    アスカ「そう言えば、不思議な事があるのよね」

    アスカ「絶対第八使徒は捕獲出来ない、とか。第十使徒の降る位置がシンジの近く、とか」

    アスカ「バタフライエフェクトの影響がまるで出ないのよね~」

    アスカ「ま、固定されてるってなら楽だけどねー。ま、もしかしたらそれを揺らがせるほどの影響ある行為をしなくちゃなのかもだけど」

    アスカ「さて、次の使徒戦はまぁいいわね」

    アスカ「いつも通り、あたしが潜ってミスって処理する」

    アスカ「ま、最初から[ピーーー]気で行けば、案外余裕なのよね」

    アスカ「さて、それじゃ寝ますか」

    66 = 1 :

    ゼーレ1『碇。弐号機パイロットのデータは取れたのか』

    ゲンドウ「先日お送りしたものが全てです」

    ゼーレ2『しかし、弐号機パイロットのシンクロ率の高さ、使徒への的確な対応……まるでシナリオを知っているかのようだ』

    ゲンドウ「現在も弐号機パイロットには厳しい監視を付けております。が、今のところ目について怪しい行為は一つもありません」

    ゼーレ3『我々としては、シナリオ通り事を運んでくれさえすれば構わないのだがね』

    ゼーレ1『あぁ。期待しているぞ、碇』

    ゲンドウ「えぇ。ゼーレのシナリオ通りに」

    冬月「面倒な老人達だな」

    ゲンドウ「あぁ。だが我々とて弐号機パイロットに対して疑念を抱いているのは事実だ」

    冬月「……難儀なものだな」

    67 = 1 :

    リツコ「……」

    リツコ(アスカのシンクロ率の高さ、第六使徒戦での使徒を知り尽くしたかのような動き)

    リツコ(優れたパイロットだとは聞いていたけれど、初めての実戦であそこまでの成果を出せる?)

    リツコ「MAGIは回答を保留、ねぇ」

    マヤ「あ、センパイ!どうしたんですか?」

    リツコ「あぁ、マヤ。…弐号機パイロット、アスカの件について調べていたところよ」

    マヤ「アスカの……。やはり、あのシンクロ率の高さは不思議ですよね」

    リツコ「不思議、なんてものじゃないわ。普通に考えたらありえない事よ」

    マヤ「けれど、助かってるんじゃないですか?アスカが強いということは、良い事に思えますが…」

    リツコ「そうね、彼女が味方なら、ね。そこが問題なのよ。あのアスカは確かにアスカなのだけれど…」

    マヤ「……難しい問題、ですね」

    68 = 1 :

    ヒカリ「アスカ、おはよう」

    アスカ「おはよ」

    ヒカリ「あれ、碇君は?」

    アスカ「あのバカ、風邪引いてさ~、そのせいであたしのお昼ご飯コンビニ弁当なのよ!」

    ヒカリ「え、そうなの?碇君大丈夫なのかな」

    アスカ「さぁ…ま、帰りになんか買って行ってあげるか」

    ヒカリ「ふふ、そうね。じゃあ私も何かお見舞いの品を持っていこうかな」

    アスカ「いいっていいって、そんな大層なものでもないし。ただの風邪よ」

    ヒカリ「そう?いつも助けてもらってるからさ…ほら、エヴァで」

    アスカ「あぁ、まぁ、そう言えばそうなのかしら?」

    ヒカリ「ふふ、アスカもいつもありがとう。私達を守ってくれて」

    アスカ「ん……。……なんか、ちょっと恥ずかしいわね」

    ヒカリ「あ、けど、あんまり大勢で押しかけるのも良くないかな」

    アスカ「さぁ、どうかしら?にしても、何買おうかしら…」

    ヒカリ「そうだ、お粥とか作ってあげたらどう?喜ぶと思うよ」

    アスカ「え!?お、お粥?え、えーっと、そうねぇ……」

    ヒカリ「……アスカ、教えてあげようか、美味しいお粥の作り方」

    アスカ「!あ、えーっと、そうね、念の為教えて貰っておくわ!」

    ヒカリ「ふふ、じゃあ、放課後うちに寄ってから帰りなよ」

    アスカ「うん。……その、ありがと、ヒカリ」

    ヒカリ「いいのよ、どういたしまして」

    69 = 1 :

    シンジ「うーん……んん……」

    シンジ「……喉、乾いたな……」ガラガラ

    アスカ「あら、起きたのシンジ」

    シンジ「あ、アスカ。帰ってたんだね、おかえゴホッゴホッ」

    シンジ「ご、ごめん……」ケホケホ

    アスカ「ったくもー、どうしたの?」

    シンジ「喉、乾いて……」

    アスカ「はいはい。……ほい、お茶」

    シンジ「ありがとう……」ゴクゴク

    アスカ「あとこれ、お粥。食べなさい」

    シンジ「え!?あ、アスカが作ってくれたの?」

    アスカ「な、なによ、文句あんの!?」

    シンジ「いや、えっと、ありがとう……嬉しいよ」

    アスカ「ふん!さっさと食べなさいよね!」

    シンジ「うん……あ、美味しい!」

    アスカ「ほんと!?……って、当然でしょ!このアスカ様が作ってるんだから!」

    シンジ「あはは、ありがとう、アスカ」

    アスカ「……さっさと風邪、治しなさいよね」

    アスカ(にしても、このタイミングで体調を崩すなんて……初めてね)

    70 = 1 :

    saga必要なところで入れない無能っぷりを晒してしまった……申し訳ない
    『最初から殺る気で』
    です

    71 = 1 :

    あ、あと投下はここまでです

    一応必要な描写なので日常も少しは挟んでいます

    72 :


    戦闘も好きだけど日常描写が特に好きな身としては実に嬉しい展開!

    73 :


    毎日ある程度投下してくれるから楽しみに待ってられるよ

    75 :

    お待たせしました
    本日の投下です

    76 = 1 :

    アスカ「じゃあそれ、ちゃんと食べなさいよ。あたしはお風呂入ってくるから」

    シンジ「あぁ、うん、分かった……ありがとうね」

    アスカ「そんなに何度もお礼言わなくていいわよ!さっさと治しなさいよね!」ガラガラピシャッ

    アスカ「ふぅ……」

    アスカ「バカシンジの風邪、原因はユニゾンの練習よね」

    アスカ「出来るまで寝ずにやったし、体力無さそうなあいつにはキツかったのかも」チャプン

    アスカ「難しいところね。バカシンジに体調崩されることなく…ってのは難しいかな」チャプチャプ

    アスカ「まぁ、いっか。次の使徒もその次の使徒も余裕だしね」

    77 = 1 :

    アスカ「そう言えば、第十使徒の後……」バシャバシャ

    アスカ「第十一は多分リツコがやってくれるわよね…というかそこに関してはあたし攻略方法分かんないし」

    アスカ「第十二使徒……影のやつ、どうやって倒すのよ……」

    アスカ「エヴァ二機による同時ATフィールドの展開で一瞬だけ干渉できるとかリツコが言ってたわね」

    アスカ「てことは、エヴァ三機で同時展開すればもう少し干渉できるのかしら?」

    アスカ「……」

    アスカ(一回目の倒し方はちょっとリスクが多い気もするけど……どうなのかしら)チャプ

    アスカ「あたしのATフィールドも強力になってるはずだし、なんとか勝てたりしないかなぁ」

    アスカ「……その次の第十三使徒は……鈴原と三号機、よね」

    アスカ「あいつを助けるためにも、エントリープラグを引っこ抜かなくちゃよね…なら、事前にバカシンジに伝えておいた方が良いか」

    アスカ「ふぅ……その後のヤツらは、正直現段階じゃ倒し方がもう分かんないわ…」

    アスカ「まぁ、前の時は倒してるんだし、何とかなるでしょ」

    78 = 1 :

    加持「よ、葛城。どうしたんだ?」

    ミサト「ねぇ、加持君……アスカのシンクロ率が急上昇したのはいつなの?」

    加持「なんだ、そんな真面目な話」

    ミサト「答えて、加持君」

    加持「……第三使徒襲来の前日からだ。アスカの様子が変わったのは」

    ミサト「エヴァって何なの?碇司令やリツコは何を考えてるの?」

    加持「らしくないな、俺を頼るなんて」

    ミサト「……」

    加持「少なくとも俺は、葛城、お前の味方のつもりさ」

    ミサト「そう……」

    ミサト(アスカのシンクロ率…どう考えても異常だわ。だけれど……)

    79 = 1 :

    リツコ「レイ、体調はどう?」

    レイ「はい、問題ありません」

    リツコ「そう、良かったわ。それじゃ、今日の注射、やるわね」

    レイ「お願いします」

    リツコ「……そうだわ、レイ。貴女、アスカとは何か話したりしてる?」

    レイ「アスカ…セカンドチルドレンですか?あまり話はしていません」

    リツコ「あら、そうなの?同じパイロットなんだし、少しくらい世間話してみたら?」

    レイ「そうですか……」

    リツコ「……はい、終わったわよ。今日はもう大丈夫ね、帰っていいわ」

    レイ「分かりました。ありがとうございます」

    レイ(セカンドの人……何か話をする必要は感じないけれど……)パシュッ

    リツコ(…………綾波レイ、か)

    リツコ「……はぁ、嫌な女ね」

    80 = 1 :

    -数日後-
    シンジ「修学旅行、行けないってさ…」

    アスカ「そんなに落ち込むこと?あたし達にはここで使徒と戦うって使命があるんだし、当然でしょ!」

    シンジ「だけどさ……」

    アスカ「ったくもー、明日は朝からシンクロテストなんだから、しっかり備えときなさいよね!」

    シンジ「アスカは、行きたくないの?修学旅行」

    アスカ「あのね、バカシンジ。行きたくても行けないのなら仕方ないことなの。あたし達がここで戦うことをやめたら」

    アスカ「ヒカリとか三馬鹿の残りが修学旅行に行けないってことも有り得るんだからさ」

    シンジ「それは……そうだね」

    アスカ「分かったなら準備して寝なさいよ。それじゃ、おやすみ」

    シンジ「うん、おやすみ」

    シンジ(アスカは、凄いな……)

    81 = 1 :

    レイ「……」パシュッ

    アスカ「ん、ファースト」

    レイ「セカンドの人、もう来てたのね」

    アスカ「まーね。シンクロテストって聞いてたし、別に予定もなかったからさー」

    レイ「そう……」

    アスカ「……」

    レイ「……」

    アスカ「ねぇ、ファースト……いや、えーっと……レイ」

    レイ「?なに、どうかしたの?」

    アスカ「その、さ。セカンドの人って呼び方、やめなさいよ。あたしもレイって呼ぶから、あんたもアスカって呼びなさい」

    レイ「そう……。……分かったわ、アスカ。」

    アスカ「ん。…それでさ、調子はどうよ?」

    レイ「それは、今日のシンクロテストに関して?」

    アスカ「んー、まぁそんな感じかなぁ?」

    レイ「それなら、問題ないわ。いつも通りよ」

    アスカ「あっそ。それならいいのよ。……あ、修学旅行、あんたも行けなかったんでしょ?そこについてはどうなのよ」

    レイ「どう……分からないわ。ただ……少し残念、な気がする」

    アスカ「はっきりしないわねぇ……。ま、いいわ。それじゃ、行きましょ」

    レイ「えぇ」

    レイ(この感じ……不思議、なんだか少し良い感じがする……)

    82 = 1 :

    リツコ「弐号機のプラグ深度、0.2下げてみて」

    マヤ「はい、分かりました」

    リツコ「……恐ろしい程にシンクロ率が保たれてるわね。完璧だわ」

    ミサト「流石ねぇ……」

    リツコ「……弐号機のプラグ深度、今度は最大まで上げてみてくれない?」

    マヤ「上げるんですか?分かりました、試してみます」

    リツコ(取れる限りのデータは取らないとね。分からないことを放置する訳にはいかないもの)

    アスカ(なんか、色々とやられてるわね……ま、そりゃそうか。無駄なんだけどね)

    ゲンドウ「やはりテスト時にはシンクロ率に極端な高さはない、か」

    冬月「だが実戦となると急激にシンクロ率が上昇している……やはり謎だな」

    ゲンドウ「あぁ……」

    日向「!浅間山より入電、火口で未確認物体を発見のこと!」

    ミサト「!シンクロテスト中断!」

    リツコ「データをMAGIに転送して!」

    マヤ「パターン分析結果、MAGIは回答を保留、使徒の可能性もあります!」

    ミサト「了解したわ。浅間山へ向かうわよ!」

    83 = 1 :

    とりあえずここまでです

    今回の話は原作マグマダイバーの前半部分だと思って下さい

    84 = 1 :

    あと、コメントをくれている方々、ありがとうございます
    励みになります

    85 :

    おつおつ

    88 :

    今日の投下です

    89 = 1 :

    アスカ「浅間山、何回来ても暑いわねぇ……」

    アスカ「あとこの格好も。何回見てもダサいわ……ごめんねママ、ちょっと我慢してね」

    ミサト『アスカ、準備はいいわね?』

    アスカ「オッケーよ」

    ミサト『シンジ君も備えておいてよ』

    シンジ『はい、分かってます』

    ミサト『無人探査機の調査によると、パターン青、つまり使徒だったわ』

    ミサト『今回の使徒はまだ孵化していないと思われるわ。アスカ、無理しすぎないでね。捕獲が不可能だと判断したら即座に殲滅に移行して!』

    アスカ「はいはい、分かってるわよ!」

    アスカ「行くわっ!」ドボンッ

    90 = 1 :

    アスカ「あっついわねぇ……」

    アスカ「ま、まだまだ下がるわけだけど」

    ミサト『アスカ、大丈夫?』

    アスカ「問題ないわよー、もっと下げてもいいくらいだわ」

    ミサト『そう、気を付けてね』

    ミサト(まだなのかしら……一体どこまで……)

    日向『葛城さん、これ以上は…』

    ミサト『……降ろして、まだ行けるわ』

    日向『今回は人が乗ってるんですよ!?』

    アスカ「平気よ!いいからもっと下げて!」

    日向『!は、はい、分かりました』

    アスカ(そろそろ来るわよ……)

    アスカ「……来た!」

    91 = 1 :

    サンダルフォン『……』

    アスカ(とりあえずキャッチャーに入れて…)

    アスカ「捕獲出来たわ!上げて!」

    ミサト『よし!』

    リツコ『上手く済んで良かったわね。緊張、していたのでしょう?』

    ミサト『まぁね。一歩間違えたらあの時の繰り返しだもの』

    アスカ(ま、上手くは行かないけどね)

    サンダルフォン『……!!』ググッ

    日向『!目標からエネルギー反応!』

    青葉『まずい、目標孵化します!』

    ミサト『なんですって!?アスカ、キャッチャーを破棄して!』

    アスカ「分かってるわよ!……さて、こっからが本番ね!」

    アスカ「行くわよっ、ママっ!」

    93 = 1 :

    ミサト『無理矢理ナイフを突き立てた?なんてパワーなの……』

    サンダルフォン『……』ググッ

    アスカ「これで終わりよ!」パキンッ

    マヤ『弐号機のATフィールド変質!目標のフィールドを中和しています!』

    アスカ「どぉりゃぁぁぁぁぁ!!!」

    弐号機『!!!』

    サンダルフォン『?!』バラバラバラ

    マヤ『目標、消滅!』

    ミサト『凄い……はっ、弐号機回収、急いで!』

    アスカ「ふぅ、流石にちょっと疲れたわね……」

    リツコ(こんなに高いシンクロ率……はじめてね)

    94 = 1 :

    -温泉-
    アスカ「ふぅ、疲れたわねぇ」

    ミサト「お疲れ様、ゆっくり休みましょう」

    アスカ「そうねぇ…」

    ミサト「……ねぇ、アスカ」

    アスカ「なーに?」

    ミサト「アスカ、シンクロ率高いでしょ?その、コツ、とかあるの?」

    アスカ「何よそれ、変な事聞くのね」

    ミサト「あー、まぁ、ね?シンジ君達の役に立てるかと思っててね」

    アスカ「ふーん。コツ、なんてないわよ」

    ミサト「そうなの?」

    アスカ「……強いて言うなら、自分の全てをさらけ出すこと、ね」

    ミサト「自分の全てを?」

    アスカ「そうよ。心の中を、全部、エヴァに晒すのよ」

    ミサト「……心の中を、か。あたしには難しいわね」

    95 = 1 :

    以上です

    原作9話?あたりまで進みましたかね
    この話としてはまだ1話の途中ですが

    では、読んでいただいてる方、ありがとうございます

    96 :

    おつおつ

    99 :

    アスカ「第八使徒の殲滅は完了、と」

    アスカ「残す使徒はあと何体なんだっけ……いまいち覚えてないのよね」

    アスカ「第十五……いや、十六は居たわね。うーん」

    アスカ「とりあえず九体か十体くらいかしら?」

    アスカ「うーん……」ムムム

    シンジ「アスカー、お風呂湧いたよー」

    アスカ「はいはい、入るわよー」

    ーーーー

    アスカ「ふぅ」チャプン

    アスカ「次の使徒は対策しなくてもいいかな、勝てるだろうし。問題はその次の使徒よね~、バカシンジがちゃーんと止めてくれないと困るし…」

    アスカ「何故か毎回バカシンジの近くに落ちてくるし……けど、そう考えると割と近い位置にエヴァを配置してるミサトもやるわね」

    アスカ「はぁ~あ、今回は上手くいくかな~……」ブクブク

    アスカ「それはそうと、停電って明日よね。ん~面倒くさいなぁ……」

    アスカ「そうだ!学校サボって最初からNERVに居よーっと♪ま、多少怒られるかもしれないけどいーよね」

    アスカ「ふーんふん、じゃあとりあえずはこんな感じかな~」

    100 = 1 :

    あ、予告無く投下してしまった……
    投下始めます


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