元スレ提督「女になれる薬……だと?」
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251 = 198 :
あのお方が興味を示すのは駆逐だけだから・・・
253 :
>>243
数が多いって言うけど安価募らず今まで通り自分が書きたいキャラ選出して書いていけば良くね?
持ってない、揃ってないから除外は仕方ないとしても単体とか需要無さそうとかいう理由で除外するのは不適切じゃないか?と思う
あと海外艦の存在もお忘れなく
254 :
>>253
>>1は初春型嫁提督を焚きつけてるんだゾ
ダチョウ倶楽部みたいなもんだゾ
255 :
お久しぶりです! とりあえず睦月型の話までは書き貯めできたので投下していきますね~
256 = 1 :
―――翌日―――
幼女提督「……ん、もうあさか」
???「おはようございます提督!今日は駆逐艦寮を訪室する予定ですので、頑張ってくださいね」
幼女提督「くちくかんりょーか……あかし、くちくかんのこがなんにんいるとおもってるんだ?」
幼女提督「からだはよーじょでもこころはおっさんのままなんだぞ?さすがにあれだけのかずをあいてするのはむりなきがするんだが……」
???「提督ならそう言われると思って事前に対策はしてあります。……それと、提督?まだ寝ぼけていらっしゃるのですか?私は明石じゃありませんよ」
257 = 1 :
幼女提督「……そういえば、声違うな……でも凄く聞き覚えがあるのだが……」チラッ
大淀「提督……でいいのですよね?おはようございます!現時刻マルロクマルマル、朝ご飯の支度は出来ているので、そろそろ起きてください」ニコッ
幼女提督「おぉ!おーよど!なんだかすごくひさびさだな!!」ガバッ
大淀「提督、お久しぶりです。目が覚めたみたいですね、では今日のスケジュールをお話ししたいので、着替えてごはんを食べましょう」
幼女提督「む、そうだな」ゴソゴソ
258 = 1 :
大淀「着替えはずっと呂500の服を借りている訳にもいかないので、他の駆逐艦の子のものを借りてきました。それを着てください」
幼女提督「あぁ、すまんな。それで、だれのものだ?……正直、潮や浜風のを持ってこられてもサイズが……」ゴソゴソ
大淀「それなら大丈夫かと。……持ってきたのは、島風の制服ですから」
幼女提督「なっ、なんだとぉーーー!?!?!?」ビクッ
大淀「……というのは、冗談で朝潮型のものです。これで完全に目が覚めましたか?では、私はごはんの準備をするので失礼します」テクテク
幼女提督「おっ、おーよどめ……わたしをおどろかせおって……まぁ、おかげでめはたしかにさめたがな……」ヌギヌギ
259 = 1 :
幼女提督(うむ……朝潮型の制服なら、着やすいし問題ないか……)
幼女提督(……いや、そもそも女児用の制服を着ている時点で駄目だろ私。あー…、朝から何が悲しくてこんなことを……)
幼女提督「……ん、ぶじきがえられたな。おおよどーきがえおわったぞ~!」
大淀「提督、こちらも朝食の支度終わりました。どうぞこちらへ」ササッ
幼女提督「おぉ!ごはんにさけにみそしる……う~ん、ちゃんとしたごはんをたべるのはなんだかひさびさだな……」
260 = 1 :
大淀「……提督、ちなみに明石の時は朝何を食べていらしたのですか?」
幼女提督「かろ〇ーめいと」
大淀「明石……あなたって人は……」ゲンナリ
幼女提督「くまののときもさんどいっちだったし、ぱんだとなんかくったきがしなかったんだよな~…、あっ、いただいてるぞ」モグモグ
幼女提督「……ん?そういえばさいしょのときにたべたおおいのかれーはおいしかったな……あのときはわたしがわたしじゃなかったが……」モグモグ
大淀「……はぁ、提督?ごはんを食べながら喋るのは行儀が悪いので、やめた方がよろしいかと」
261 = 1 :
幼女提督「あ、あぁすまんな……それにしてもおーよどはわたしがこのからだになっていてもたいどがかわらんな」
大淀「提督、それはこども扱いしてほしいということですか?」
幼女提督「いや、そのままでいいってことだ……おーよどもわかっていってるだろ?」ジトーッ
大淀「ふふっ、それに気づくようなら提督も本調子に戻ってきたようですね」
幼女提督「まぁな……ふぅごちそうさま。うまかったぞ」
262 = 1 :
大淀「はい、おそまつさまです。では、今日のスケジュールについて話させていただいてよろしいでしょうか?」
幼女提督「あぁ、かまわないが……そのまえにひとつきいてもいいか?」
大淀「はい、なんでしょうか?」
幼女提督「……あかしどこいったの?」
大淀「それはですね……気になりますか?」
幼女提督「……いや、やっぱりきくのはやめておく」
幼女提督(大淀の事だから、たぶん今回の件について私より容赦ない罰を与えそうだしなぁ……)
幼女提督(いったい何をさせる気だろう……給料、ネジ、開発資材のカットは当然としてさらに何か……考えるだけでも恐ろしいな……)ブルッ
263 = 1 :
大淀「そうですか、それは残念です。……ちなみに明石には1か月間任務以外での開発および改修は自分で遠征で手に入れた開発資材を使わなければいけない刑にしました」
幼女提督「いや、きかないっていったよね!?というかだからあかしあさからいないの!?」
幼女提督「えんせーでかいはつしざいってそうぞういじょーにあつまらないぞ!?おにかよ!?!?」
大淀「……というのも冗談です。それでは本題に入らせていただいていいでしょうか?」
幼女提督「じょ、じょーだんかそうか……はぁ、もうすきにしてくれ……」ゲンナリ
幼女提督(本当に大淀にだけは敵わないな……)
大淀「はい、了解しました。では提督、本日のスケジュールですが……」
――――――――――――――――――――
264 = 1 :
大淀「……以上が本日のスケジュールになります。何かご確認されることはありますか?」
幼女提督「いや、だいじょーぶだ。くちくかんのむつきがただいいちごーしつのこがごぜん」
幼女提督「あかつきがただいいちごーしつのこがごごと、わけてほうしつするということでいいんだな?」
265 = 1 :
ちなみに説明すると、うちの鎮守府では察しの通り艦種ごとに寮が分かれていて、基本2人1部屋。駆逐艦は人数が多いので、4人で1部屋になっている。
睦月型の1号室は睦月、如月、弥生、卯月の4人部屋になっている。…まぁ、分かりやすく旧暦順になっているので覚えているだけなのだが。
暁型はそもそも4人しかいないので単純に暁、響、電、雷の4人になっている。以上説明終わり。
大淀「はい、その通りです!では、そろそろ時間ですので、ご健闘お祈りしていますね」
提督「えっ?もーいくのか?まだハチマルマルマルなんだが……」
266 = 1 :
ドア バタ-ン! 島風「おっそーーーーい!!!」
大淀「島風、執務室でも工廠でも入るときにはノックをしてくださいね?」
島風「げぇ!?大淀さんどうしてここに……」
大淀「明石がちょっと用事があるとのことだったので朝は私が代わりに芽依ちゃんの面倒を見ていたの」
島風「そっ、そうだったんだ……」
大淀「とはいえ、少し遅れてしまったことは事実ですし今回は大目に見ます。ていt……芽依ちゃん?島風が案内してくれるからついていって?ね?」ニコッ
267 = 1 :
幼女提督「う、うん。わかった」
幼女提督(さすがに人前だと子供扱いするのか……さすが大淀隙が無い)
島風「あなたが芽依ちゃん?私、島風。よろしくね?」ニコッ
幼女提督「よっ、よろしくね」
島風「睦月ちゃんたちのところに案内するからついてきてね?こっちだよ」手引き
幼女提督「ありがと……」テクテク ドア ガチャ
大淀「……いってらっしゃい、ていとく」ボソッ
――――――――――――――――――――
268 = 1 :
―――廊下―――
島風「大丈夫?早くない?」手引き テクテク
幼女提督「う、うん。だいじょーぶだよ」オドオド
幼女提督(……意外だな、島風のことだから『どっちが先に部屋に着くか競争しようだよ!』とか言うと思ったが…)チラッ
島風「~~~♪♪」テクテク
幼女提督(こうして自分に歩幅を合わせて歩くことができるなんてな……)チラッ
島風「……?どうしたの芽依ちゃん?何か用?」キョトン
269 = 1 :
幼女提督「ふぇ!?……い、いやえ~っと……」オドオド
幼女提督「そ、そう!なんてしまかぜがむかえにきたの?むつきとかがくるとおもってたけど……」
島風「ん~っとね、睦月ちゃんは迎えにいく予定だったけど、今日寝坊しちゃったみたいで、代わりに私が暇だったし迎えに行くことになったの」
幼女提督「へぇ~、そーなんだ」
幼女提督(睦月のやつ、おそらく楽しみで前日に寝られなかったとかそういう理由だろうな……弥生と卯月が着任するときもそんな感じだったし)
270 = 1 :
島風「……ねぇ、芽依ちゃん」
幼女提督「ん、なーにしまかぜ?」チラッ
島風「……やっぱり、睦月ちゃんが迎えに来てくれた方が嬉しかった?」
幼女提督「えっ……?」
島風「私ね、一人っ子だから私よりちっちゃい子の扱い方とか分からないし……」
幼女提督「う、ううん!そんなことないよ!しまかぜ、いますごくおねえちゃんらしいよ!!」
島風「……本当?」
幼女提督「ほんとだよ!だってわたしのためにほはばをあわせてくれたり、きにかけてくれたんでしょ??」
幼女提督「そういうのって、すっごくおねえちゃんらしいとおもうな!」にぱー
271 = 1 :
島風「そう……かな?そうだよね!!ありがとう、芽依ちゃん!!」ニコッ ナデナデ
幼女提督(島風、私は割と自己中心的な性格だと思っていたが、思ったよりも協調性があるんだな……)
幼女提督(……今度新しく着任する駆逐艦の子がいたら島風と同じ部屋にしてやるか)ウンウン
島風「なんだか私にも妹ができたみたいでうれしいなぁ……今度連装砲ちゃんにも自慢してあげよっと!!」ニコニコ
島風「……あっ、芽依ちゃん着いたよー!!ここが睦月ちゃんたちのお部屋!!」
幼女提督「あっ、ほんとだ。あんないしてくれてありがとねしまかぜ!」ニコッ
島風「いいのいいの♪じゃあ私はお仕事があるから行くね?ばいばい、芽依ちゃん!」バッ シュタタタタ
幼女提督「ばいばい!……やっぱりしまかぜはっやーい」
――――――――――――――――――――
272 = 1 :
幼女提督(さて、じゃあ部屋に入るとするかな)
コンコン 幼女提督「あのー…、て…じゃなくてめいです!はいってもいいですか?」
???「にゃ!?ど、どうぞはいってくださいにゃしぃ!!」
幼女提督(この喋り方は睦月か……なんかずいぶん緊張してないか?)
ガチャ 幼女提督「しつれいしまーす」
睦月「おっ、お初にお目にかかりまするっ!!睦月っていいます!!今日はよろしくお願いします!!」ビシッ 敬礼
273 = 1 :
如月「む、睦月ちゃん?司令官の姪だからってそんなにかしこまる必要ないと思うわよ?」アセアセ
如月「あっ、それと初めまして。如月と申します。司令官に似てかわいらしいですわね♪ふふっ♪」ニコッ
幼女提督「むつきにきさらぎ、よろしくね!」ニコッ
幼女提督(睦月……緊張しすぎてキャラが大渋滞してるぞ……)
274 = 1 :
睦月「で、でも如月ちゃん!『あの』提督の姪だよ!?も、もし失礼なことがあったら……」ガタガタ
如月「もうっ!睦月ちゃんったら!!司令官は睦月ちゃんが思っているような人じゃないわよ?」
幼女提督(えっ?何?私睦月には嫌われてたの!?)ガーン
幼女提督「わ、わt……おじさんになにかされたの……?」オソルオソル
睦月「ひっ!?……おっ、お願いだから提督には黙っててね?」
幼女提督「う、うん。わかった……」
幼女提督(まぁ私が本人なんだがな)
275 = 1 :
幼女提督(それにしても私が睦月に特別何かした記憶は全くないんだがな……)
幼女提督(大規模作戦の前に多少遠征で酷使させてしまっているかもしれんが、なのも睦月に限った話じゃないし……)ウーン…
如月「はぁ……大体睦月ちゃんの勘違いだと思うのだけれど……」
睦月「ちっ、違うにゃ!!提督は睦月の事絶対嫌いってるにゃ!!」
幼女提督(いや嫌ってない嫌ってない)首ブンブン
睦月「そう……はじめにそれを感じたのは睦月が着任したことだったにゃしぃ……」
如月「語りだしたわね……」
幼女提督「かたりだしたね……」
――――――――――――――――――――
276 = 1 :
―――睦月が着任した頃―――
~睦月サイド~
睦月(こっ、ここが如月ちゃんのいる鎮守府!!おっきいな~)キョロキョロ
如月「睦月ちゃん?ここが私たちの司令官……つまり提督の部屋よ?」
睦月「こっ、ここが……」ドキドキ
如月「ふふっ、緊張しなくても大丈夫よ?司令官は優しくて、とっても素敵な人だから♪」ニコッ
如月「着任の挨拶を済ませたら部屋を案内するわね?じゃあ私はここで待ってるから、行ってらっしゃい♪」ニコニコ
277 = 1 :
睦月「う、うん!睦月、頑張るぞー!」テクテク
睦月「……スゥ」 ドア コンコン
提督『……誰だ?用があるなら入ってもいいぞ?』
睦月「はっ、はい失礼します!」ガチャ
提督「……ん?誰だお前?」ギロッ
睦月「ひぃ!?」
睦月(きっ、如月ちゃん!?話しが違うにゃしぃ!?!?)ガタガタ
睦月「むっ、睦月型1番艦の睦月です!……って睦月が一番艦だから睦月型なのは当たり前ですにゃ……あはは……」
278 = 1 :
提督「……っく……そ、そうだな」プルプル
睦月(ひぃ!?肩がぷるぷる震えてるにゃしぃ!?!?絶対怒ってるにゃ!?)ガタガタ
睦月「むっ、睦月はこれで失礼しまs…… 提督「あっ、ちょっと待ってくれ」ゴソゴソ
睦月「まっ、まだ何か……?」ガタガタ
提督「部屋に戻ったらこれを書いて提出してくれ……」サッ
279 = 1 :
睦月「……?はい、では失礼します」ガチャ
睦月(こっ、怖かったにゃしぃ~~~!?!?)ガタガタガタ
如月「あら、睦月ちゃん終わった?……ってどうしたの?」キョトン
睦月「てっ、提督に嫌われているみたいにゃ……すごく怖かった……」ガタガタ
如月「えぇ!?い、いや司令官さんはそんな意味もなく嫌ったりしないと思うのだけれど……」
如月「……睦月ちゃん、その紙はどうしたの?」
睦月「およ?そういえばさっきこれを書いて出してくれって……」ペラッ
解体希望届
睦月「」
如月「む、睦月ちゃん?どうしたのそんな燃え尽きた顔して……?」オロオロ
280 = 1 :
睦月「……如月ちゃん、今までありがとね……睦月のこと……忘れないでね……」フラッ フラッ
如月「睦月ちゃん!?いったい何があったの!?ちょっと……睦月ちゃーーーん!!!」
――――――――――――――――――――
睦月「……っていうことがあったにゃ……」ドヨーン
幼女提督(えぇ!?そんなことあったか!?)ガビーン
幼女提督(……いや、そういえばそんなことがあったような……確かあの時私は……)
――――――――――――――――――――
281 = 1 :
―――睦月が着任した頃―――
~提督サイド~
提督(あー…、最近寝る暇がなくてつらいなー…)ウトウト
コンコン
提督「……っ!?」ビクッ
提督(はっ!?危うく寝るところだった……)ドキドキ
提督「…ゴホン……誰だ?用があるなら入ってもいいぞ?」
睦月「はっ、はい失礼します!」ガチャ
提督(……?見ない顔だよな?新しく着任した子か??)ジーッ
提督「~~ん?(やっぱり知らない子だよな……?)誰だお前?」くまの濃い目で見ながら
282 = 1 :
睦月「むっ、睦月型1番艦の睦月です!……って睦月が一番艦だから睦月型なのは当たり前ですにゃ……あはは……」
提督(そ、そりゃあそうだよな……っぷっくっく……だめだ……深夜明けのテンションでこんなくだらないことで笑……っく、笑うな、笑うんじゃない……!)プルプル
提督「……っく……そ、そうだな」プルプル
提督(……そういえばさっきからなんかガタガタ震えてるな?緊張してるのか?)
283 = 1 :
睦月「むっ、睦月はこれで失礼しまs…… 提督「あっ、ちょっと待ってくれ」ゴソゴソ
睦月「まっ、まだ何か……?」ガタガタ
提督(新しく入った子には着任証明書かいてもらわなきゃな……え~っと確かここの引き出しだったっけ?)ウトウト
提督「部屋に戻ったらこれを書いて提出してくれ……」サッ
睦月「……?はい、では失礼します」ガチャ
提督「……ふぁぁあ……ねむっ……やっぱ一回仮眠しておくかー……って、ん?」
提督(この引き出しデイリー任務関連の引き出しだったか……間違えて違う書類渡してしまったな……まぁ本人が気づくだろ……)
――――――――――――――――――――
幼女提督(そっ、そういえばそんなことあったなーーーー!?!?!?)ダラダラ
幼女提督(あの時間違えて渡した書類解体関連の書類だったのか!?!?そりゃびっくりするわな!?)ダラダラ
284 = 1 :
如月「……もう、司令官はあの時疲れていたからきっと間違えたのよ、って前から言ってるじゃない?」
幼女提督「そ、そうだよー、おじさんはそんなことしないよー…」ダラダラ
睦月「そうかにゃー…」
幼女提督「……むつきは、おじさんのこときらいなの?」
睦月「嫌い……」ボソッ
幼女提督「……っ!!」ビクッ
睦月「……っていうほどじゃないけど」
幼女提督「……」ホッ
睦月「なんだか、話しかけ辛いにゃしぃ……」ズーン
如月「睦月ちゃん……」
285 = 1 :
すいません、ちょっち席外します
286 :
大淀の安心感がすごい
287 = 1 :
戻りました 再開しますね~
288 = 1 :
幼女提督「『むつきへ、いつもえんせーありがとう。おまえにはほんとうにせわになっている』」
睦月「……」
如月「……」
幼女提督「『しかし、えんせーほーこくにくるときに、ときどきむつきにさけられているよーにかんじることがある』」
睦月「……っ!?」ビクッ
如月「……」
幼女提督「『もし、わたしがなにかしてしまったのならあやまろう。だが、これだけはいわせてほしい』」
289 = 1 :
幼女提督「『むつき、いまのおまえはこのちんじゅふにとってかけがえのないそんざいだ。そんなおまえのことはほこりにおもっているし、たいせつにおもっている』」
幼女提督「『だから、いいたいことがあったらいつでもいってほしいし、いやなことがあったらすぐにいってほしい。わたしはにぶいほうだからちょくせついってもらえるとたすかる』……って言ってたよ!」にぱー
290 = 1 :
睦月「てっ、提督は、睦月のこと、嫌いだった訳じゃないの……?」
如月「だからそうだって言ったでしょ睦月ちゃん……それにしても、司令官の言葉よく覚えてられたわね芽依ちゃん?ありがとね♪」ニコッ
幼女提督「ふぇ!?う、うん!きおくりょくにはじしんがあるの!!あはは…」
睦月「もっ、もしかして、睦月は提督に対して悪いことしてたかもしれないにゃ……」
睦月「今更なんて顔で会えばいいのかにゃ……?」ズーン
291 = 1 :
如月「睦月ちゃん?『司令官も』素直に話してくれたんだから、睦月ちゃんも司令官が帰ったら素直に気持ちを伝えればいいのよ」提督チラッ
幼女提督「……っ!?」ビクッ
幼女提督(い、今『司令官も』っていったか!?……いや、言葉のあやだよなきっと、うん……)
睦月「そう……だよね!ありがとう如月ちゃん!睦月、提督がかえって来たらちゃんと謝って仲直りするね!」ニコッ
如月「ふふっ♪その時は私も一緒に行くわ♪」
292 = 1 :
睦月「そっか……嫌われてた訳じゃなかったんだ……よかった……」ボソッ
睦月「な、なんか安心したらおトイレに行きたくなってきちゃった/// ちょっと行ってくるね!」タッタッタ ドア ガチャ
如月「睦月ちゃん、転ばないよう気を付けるのよ~」
如月「……」クルッ
幼女提督「……っ!?」ビクッ
如月「ふふっ、さっきは睦月ちゃんのフォローしてくれてありがとね?し・れ・い・か・ん・?」ニコォ
幼女提督(やっ、やっぱりバレてたーーーーー!?!?!?)ガーン
293 = 1 :
幼女提督「や、やだなぁきさらぎ。わたしは……」アセアセ
如月「あら?まだ演技を続けるのかしらぁ?」ニコォ
幼女提督「う゛っ!?……よくきがついたな、きさらぎ」ハァ…
如月「ふふっ、今日の司令官は素直ね?それにとっても可愛いわ♪」ニコニコ
幼女提督「それをいうな……ちなみになんできがついたんだ?」
如月「まぁ、さっきまでは半信半疑だったのだけれど……」
幼女提督(しまった!?鎌かけられてたのか!?)
294 = 1 :
如月「だって今の提督ぐらいの年の女の子が普通、そんな手紙みたいな言葉を暗記できる訳ないじゃない?」
如月「それに……」
幼女提督「それに……?」キョトン
如月「わたしの大好きな司令官は、そんな大事な言葉を他人に任せる訳ないですから♪」ニコッ
幼女提督「……っ/// ……そ、そうだな。たしかにそのとーりだ」
幼女提督「それで……このことだが……」
如月「黙っててほしい……でしょ?大丈夫、如月こうみえて口は固いですから、うふふ♪」
295 = 1 :
ドア ガチャ 睦月「睦月、戻りましたー!それと……」チラッ
皐月「ちょうど遠征から帰投したから寄らせてもらうよ!」ニコッ
如月「あら?弥生ちゃんと卯月ちゃんは一緒じゃないの?」
皐月「弥生と卯月ならまた遠征に行っちゃったよ」
如月「あらそうなの……残念ね(申し訳ないけど、卯月ちゃんがいないのは好都合かもしれないわね……)」ホッ
幼女提督「みんないっしょのほーがたのしそーだからね(卯月……あいつに知られたら翌日には鎮守府全体に広まりそうだしな……申し訳ないが来なくてよかった……)」ホッ
――――――――――――――――――――
―――北方鼠輸送作戦―――
卯月「……へっ、へっくしょん!……っぴょん」ズズー
弥生「卯月、風邪?」
卯月「うぅー…、きっと誰かがうーちゃんは可愛いって噂してるぴょん!」
弥生「それはない、と思う」
296 = 1 :
――――――――――――――――――――
皐月「……?二人して同じような顔しちゃってどうしたんだい?」キョトン
如月「い、いえなんでもないわー」目逸らし
幼女提督「そっ、それよりおねーちゃんはなんていうなまえなの?(意外と鋭いな、皐月)」アセアセ
皐月「ボクの名前は皐月っていうんだ!キミは……確か芽依ちゃんだよね?」
幼女提督「はい!めいっていいます!よろしくおねがいしますね!」ニコッ
皐月「こっ、これは……かわいいねっ!!うん、すごくかわいいよ!!」ギュッ
幼女提督「ふぇ!?ど、どうもです……」アタフタ
皐月「そうやって慌ててる姿もかわいいねっ!!今日からボクの妹にならないかい?」ギュー ナデナデ
297 = 1 :
如月「さっ、皐月ちゃん?あんまり初対面の子に抱き着くのは……」オロオロ
睦月「あー!皐月ずるいにゃ!!睦月もーーー!!!」ギュ
如月「!?む、睦月ちゃんまで!?」
幼女提督「……」 ←されるがまま
皐月「どうしたんだい如月?如月も撫でてあげればいいじゃないか?」
睦月「こうやって抱き着いてるとあったかいにゃ……」
298 = 1 :
如月「えっ!?い、いや私はそんな……」チラッ
幼女提督「……」 ←もみくちゃ
如月(わ、私だってできることなら混ざりたいわよ!!でも司令官に急に抱き着くなんてそんな……///)カアァ
睦月「……?如月ちゃん?」キョトン
皐月「もしかして、恥ずかしがっているのかい?……意外だね?」
如月「えっ、いや、そんなことないわよ!!」アセアセ
如月(わ、私だってーーー!!!)ダッ
幼女提督「えっ、きさらぎちょt……」
299 = 1 :
如月「……って、あら?」ツルッ
幼女提督(あっ、これやばい押しつぶさr)
ドーーーン!! ←如月が提督を押し倒す形でこける
幼女提督(う゛……おもっ……ていうか息できな……なにか柔らかいものがあたって……る゛!?!?)
如月「」チュー
幼女提督「」
如月「……はっ///ご、ごめんなさい、だだだ、大丈夫???」バッ アセアセ
幼女提督「う、うん、だいじょーぶ……」
如月「そっ、そう///ならよかった……///」チラッチラッ
幼女提督「……」
幼女提督(今のはノーカンだよな……?)
睦月「皐月ちゃん、如月ちゃんは何で赤くなってるにゃ?」
皐月「さぁ……?」
――――――――――――――――――――
300 = 1 :
その後、如月が小声で『初めてをあげちゃった///』とか『もうこれは責任とってもらうしかないわよね///』とか言っていたが、私は一切聞こえていないぞ
……聞こえていないが、元に戻ったらしばらく如月の遠征多めに入れておくか。…いや念のためにね?
――――――――――――――――――――
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