元スレ提督「女になれる薬……だと?」
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451 = 1 :
提督『そうか……まぁ別にいいだろう。たまには一日好きに遊ぶといいさ』
芽依『じゃあそうさせてもらうね』
芽依『それと、あなたはここにいるあいだに……』スッ 後ろを指さす
提督「……ん?後ろになんかあるのか?」クルッ
提督「うわっ!?めっちゃ炎出てるんだが!?なんだこれ!?」ビクッ
芽依『あれをしょーかしておいて。……そうしないとたぶんあなたもどれないから』
提督「そうなのか!?わっ、分かった!」タッタッタ
芽依「……」
芽依「ほんとーにふしぎなひと」
――――――――――――――――――――
452 = 1 :
―――翌朝―――
幼女提督「……」ガバッ
幼女提督「……」キョロキョロ
幼女提督(やっぱりかんぜんにいれかわってる。さくばんのあれはかなりショックだったみたいね……)
幼女提督「……」グゥー
幼女提督「……おなかすいた」
ドア ガララ 大淀「……あぁ、起きましたか提督……じゃなくて芽依ちゃん?」
幼女提督「おーよど、よくわかったね」
大淀「昨晩のアレはさすがの私も心理的に堪えましたからね……」ゲンナリ
大淀「はぁ……私ももう一人の人格がいるなら変わってほしいものです……」ハァ…
453 = 1 :
幼女提督「ふふっ、そんなにいーものじゃないよ」ニコッ
大淀「……」ジーッ
幼女提督「……?どうしたのおーよど?」キョトン
大淀「……いえ、芽依ちゃん……ですよね?」
大淀「なんだか、前に会ったときよりも精神年齢が上がっているような気がして……」
幼女提督「そうかな?だとしたら……」
幼女提督「わたしがあのひとに『よってる』のかも」
大淀「寄ってる?……ということは」
幼女提督「うん、そのうちまざるかもしれないね」
454 = 1 :
大淀「……そうですか」ズーン
幼女提督「おーよど?おーよどにはうれしいことじゃないの?」キョトン
大淀「いえ、確かにそうなのですけれど……提督が知ったら悲しまれるかな……と」
幼女提督「ふぅん……?」
幼女提督「おーよどはほんとーにてーとくがだいすきなんだね!」にぱー
大淀「だっ、好き!?///」
大淀「べっ、別に私は上官である提督に対してそんなよこしまな感情はいっさい抱いていませんっ!///」
幼女提督「べつにかくさなくてもわかるよー」ニコニコ
大淀「うぅ……///」カアァ
大淀「……芽依、あなたが私の気持ちに気づいているということはもしかして提督も……?」チラッ
幼女提督「いや、それはぜったいにありえないね」
大淀「そっ、そうですか……」ホッ
大淀(嬉しいような、悲しいような……)
455 = 1 :
幼女提督「わたしはあのひとのいわば『はんてん』したかたちだからね」
幼女提督「わたしがきづいているということはあのひとはぜったいにきづいてないよっ!」ニコッ
幼女提督「それよりおーよど、おなかすいたー!!」ジタバタ
大淀「それよりって……コホン、そうですねもういい時間ですし朝ごはんにしましょう」
幼女提督「わーいやったー!!きょーのあさごはんはなに??」ワクワク
大淀「今日はごはん、味噌汁、焼き魚に…… 幼女提督「えー、またー?」プクー
大淀「……提督はお好きだったのですが、芽依ちゃんは違うのですか?」
幼女提督「うん、わたしあさはパンがいいなー」
大淀「パン……ですか。朝は絶対ごはん派だった提督とは本当に反対ですね」
456 = 1 :
幼女提督「そういうことだから、おねがいおーよど……?」ウルウル 上目遣い
大淀「……もうそのあざとい仕草には騙されませんよ?」ニコッ
大淀「今日はもうご飯を用意しているので、しっかりとごはんを食べてくださいね?」
幼女提督「ちぇー、おーよどのケチ!!」プクー
大淀「ケチでもなんでも結構です!」
大淀「……ふりかけもつけますから、一緒に食べましょう?」
幼女提督「ふりかけ!?ならたべるー!!」ニコニコ
大淀「ふふっ♪じゃあ用意しますので着替えておいてくださいね?」ニコッ
――――――――――――――――――――
457 = 1 :
―――朝食後―――
幼女提督「ねぇ、おーよど!きょーはどこにあそびにいくの!?」ワクワク
大淀「今日は……戦艦寮ですね」
幼女提督「せんかんりょー?ってことは……」
幼女提督「こんごーとかながととか?」
大淀「はい、正解です♪」ニコッ
大淀「……そういえば記憶はどうなっているんですか?」
幼女提督「んーっとね、わたしはあのひとのきおくをぜんぶ?ひきついでるよー。ぎゃくはできないみたいだけどね」
大淀「そうですか……一応本当かどうか確認させてもらってもいいですか?」
幼女提督「うん、いいよー」
458 = 1 :
大淀「……まず最初に終わらせる任務は?」 幼女提督「かいはつ・およびけんぞーのにんむ」
大淀「一番好きな開発レシピは?」 幼女提督「20/60/10/110」
大淀「オリョールは?」 幼女提督「むしんでまわせ」
大淀「……どうやら記憶は完璧に引き継いでいるみたいですね」
幼女提督「……ほかにたしかめかたなかったの?」呆れ顔
459 = 1 :
……すいません、ちょっと外食の予定が入ってしまったのでちょっち待っててください
多分今日中にはまた投下しますので……多分……
460 :
乙。彩雲しか出ない呪いかけといた
461 :
じゃあ俺が瑞雲が夢に出る呪いをかけておこう
462 :
なら俺はオリョールでボスマスにしか行かなくなる呪いかけとく
463 :
>>461
こんにちは師匠
464 :
おはようございます!
これから出かける予定なので時間まで投下していきますね
465 = 1 :
コンコン ???「失礼します、マルキュウマルマル。定刻になりましたので、ていt……芽依ちゃんを迎えにきました」
大淀「あら、もうこんな時間でしたか。入っていいですよ」
大和「失礼します……えっと、提督……なんですよね?」オソルオソル
幼女提督「あっ、やまとだー!」タッタッタ ダキッ
大和「てっ、提督!?いっ、いくらそのような姿だからといって人前でそんなっ///」
大淀「……大和落ち着いてください、今は提督ではなくて芽依ちゃんです」
大和「え?……あっ、そうでしたか!!」
大和「私ったら……びっくりしました……」
466 = 1 :
幼女提督「わたしめい!よろしくねっ!」ニコッ
大和「ふふっ♪私は大和です」
大和「よろしくお願いしますね、芽依ちゃん♪」ニコッ
大和「それで、提督はどうしてるんですか?」
大淀「提督は……おそらくしばらく表に出てこないかと……」
大淀「昨日の件がありましたからね……はぁ……」ゲンナリ
大和「あっ……、思い出させてしまってすみませんっっ!!」アセアセ
幼女提督「ねーねーやまと、はやくいこーよ」クイックイッ
大淀「もういいですよ、私も忘れますから……それではていt…芽依ちゃんをよろしくお願いしますね」
大和「はい、分かりました!」ビシッ
大和「……それじゃあ行きましょうか、芽依ちゃん」
幼女提督「うんっ!」にぱー
――――――――――――――――――――
467 = 1 :
―――戦艦寮 大和・武蔵の部屋―――
大和「さぁ、着いたわよ。入って」ドア ガチャ
幼女提督「わーい!おじゃましまーす!!」タッタッ
幼女提督「うわー!ひろーい!!」クルクル
大和「ふふっ、戦艦寮は他の部屋と比べて広めに作ってありますからね。……配慮していただき提督には感謝しています」ニコッ
幼女提督「ベットもふかふかだー!!」ポヨーン
幼女提督「……ってあれれ??」ムニムニ
武蔵「……」←ベットに寝っ転がっていたら急に胸をもまれる
幼女提督「あははっ、むさしのむねやわらかーい!!」モニュモニュ
武蔵「……」←胸を揉みしだかれる
武蔵「……提督よ、もしや正体がバレていないとでも思っているのか?」ゴゴゴゴゴッ
468 = 1 :
大和「むっ、武蔵!?ちっ、違うの!!今の提督は提督じゃなくって……」アセアセ
武蔵「問答、無用っ!!」手刀 シュッ
幼女提督「……ふぇ?」キョトン
大和「よっ、避けてーーー!!!」
幼女提督(えーっとこういうときはどうするんだっけ?)
幼女提督(……たしかあいてのてくびをつかんで)パシッ
武蔵「何っ!?」
大和「!?」
幼女提督(それで……ぜんしんをつかって……)
幼女提督「おもいっきり、なげるっ!」ブゥン
武蔵「なっ……!?」ヒュン
大和「」←ついていけてない
469 = 1 :
幼女提督「おー、できたー!!」
武蔵「くっ……っ!!」スタッ 着地成功
大和「えっ?……えっ?」オロオロ
武蔵「……やってくれるじゃないか提督」
武蔵「この武蔵を本気にさせるとはっ!!」ゴゴゴゴッ
幼女提督(わたしはあのひとじゃないんだけどなぁ……まぁいっか!)ニコッ
幼女提督「むさし、ちゃくちしたの!?すごーい!!」
幼女提督「ねぇ、もういっかいみせてー!!」ニコニコ
武蔵「ふっ、いいだろう……」
武蔵「ただし、次に宙に舞うのは提督、貴様だっ!!」シュッ
幼女提督「~~~♪♪」ニコニコ
大和「……ハッ!?だ、誰か呼ばなきゃ!!」ドア バタン タッタッタ
幼女提督「あは♪むさしおそーい!!」ヒラリヒラリ
武蔵「くっ……!?馬鹿な、こんな子供姿の提督相手に!?」ブンッ ブンッ
――――――――――――――――――――
470 = 1 :
―――数十分後―――
大和「こっ、こっちです!!」タッタッタ
榛名「ちっ、小さくなった提督が武蔵さんに襲われてるって本当なんですかっ!?」タッタッタ
長門「なんてうらやま……けしからんやつだ!!いくらなんでも今の提督の体じゃ、艤装を付けていないとはいえ武蔵の一撃は耐えきれんぞっ!?」タッタッタ
大和「でっ、ですから皆さんにご助力を……あっ、見えました!!私の部屋です!!」タッタッタ
榛名「分かりました!提督のためなら、榛名、全力で参ります!」ドア バタン!
長門「右に同じだっ!長門、出撃するっ!!」ドア バキッ!
大和「芽依ちゃん、大丈夫です……か?」ポカン
幼女提督「あっ、やまともどってきた!」ニコッ
武蔵「私なんて所詮、低速戦艦だ……」体育座り ズーン
榛名「……どうやら大丈夫そうですね?」
長門「若干一人ダメージを受けているやつがいるみたいだがな……おい、武蔵どうした?」ユサッ
武蔵「なんだ長門か……ははっ、私を笑いに来たのか?」
大和「……武蔵、いったい何があったの?」
――――――――――――――――――――
471 = 1 :
―――同時刻・工廠―――
大淀「芽依ちゃんは提督の反転した形……ですか。少し気になりますね」
大淀(こういう時は明石に聞いてみますか)ポチッ
―――prrr prrr ガチャ
明石『はい、明石です』
大淀「明石?私だけどちょっといい?」
明石『大淀?……この内線は全館放送に……ププッ……なってな… 大淀「ぶち殺すわよ」』
明石『……本当にすいませんでした』
大淀「……はぁ、人をからかうのは大概にしなさい、明石」
大淀「それよりもさっき芽依ちゃんから気になることを聞いたの」
明石『芽依ちゃんから……ですか?どんな内容ですか?』
大淀「えぇ……今朝の出来事だけれど……」
472 = 1 :
―――大淀説明中―――
大淀「……っていうことがあったの」
明石「反転……ですか。それも容姿だけでなく好みなども一緒に」
大淀「多重人格ってそういうものなの?」
明石『自分とは全く別のものですからね、そういったこともあるかもしれませんが……』
明石(反転……?人格障害では定番といえば定番ですが……少し気になりますね……)
明石『……大淀、芽依ちゃんが何かすごく早く走ってたりとかそういうの見たことない?
』
大淀「えっ?いや、そもそも提督は基本超が付くほどの運動音痴ですし、ベースが提督な以上それはないと思うけど??」
明石『そうですか……ならいいんですけど……』
大淀「……?」
明石『もし、もしですけど芽依ちゃんの時にそういった報告があったら、私に伝えてもらってもいいですか?』
大淀「えぇ、それくらいいいわよ。じゃあそろそろ切るわね」ポチッ
明石『はい、お願いします』プツッ
明石『……』
明石(まさか、『身体能力』まで反転してませんよね?)
――――――――――――――――――――
473 = 1 :
榛名「えっ!?武蔵さんが手も足も出なかったのですか!?」
武蔵「……あぁ……そうだ……」ズーン
長門「……榛名、何もそんな大声で言わなくても……」
榛名「あっ……す、すいません武蔵さん……」
武蔵「いや、いいんだ。事実だからな……」ズーン
大和「武蔵がやられるなんて……提督ってたしかすごく運動音痴でしたよね?」
長門「あぁ、そう記憶しているが……確か運動能力は軍でも最下位クラスで、いまだに逆上がりもできないらしい……」
榛名「そこまでだったのですね提督……」
武蔵「そんなやつに負けたのか……」ズーン
474 = 1 :
幼女提督「ねぇねぇ、みんなでなにはなしてるの?それよりあそぼーよ!!」ニコッ
武蔵「……大和」
大和「えっ!?私ですか!?」ビクッ
武蔵「頼む……私の仇を取ってくれ……!」
大和「武蔵……」
大和「……分かりました」スクッ
幼女提督「あっ、こんどはやまとがあそんでくれるの?」ニコッ
榛名「ちょっと、大和さん本気ですか!?」
大和「榛名さん……止めないでください。武蔵が沈んだ以上、私が打ってでます」スタスタ
長門「よっ、よせ!大和!!」
長門「だってお前は……」
榛名「だって大和さんは……」
長門・榛名「「艤装がないと運動音痴じゃないか!・ですかー!!」」
――――――――――――――――――――
475 = 1 :
武蔵「」チーン
大和「」チーン
榛名「」チーン
幼女提督「ねぇねぇ、もうつかれちゃったのー?」ニコニコ
長門「くっ!?大和はともかく、榛名までもやられるだとっ!?」
幼女提督「あっ、ながと!!」クルッ
長門「!?」ビクッ
長門(ばかな……っ!?このビック7の長門が震えているだと……!?!?)
幼女提督「ねぇ、ながとー……ってきゃ!?」コテン
長門「……っ!!芽依!大丈夫か?」シュタ
幼女提督「うー…、いったーい……すりむいちゃった……」ウルウル
476 = 1 :
長門「どれどれ……血は出ていないな、念のため医務室から包帯を……」 ガシッ 幼女提督「……ねぇ、ながと?」上目遣い
長門「……っ!!///どっ、どうした?すぐにもどってくるからまってt… 幼女提督「傷口……」
幼女提督「傷口痛むから……その……舐めて欲しいな?」ウルウル 上目遣い
長門「」
長門「ぜひ舐めさせていただきます(ばっ、馬鹿もの!///そんなの私ができるわけないだろ!!///)」
幼女提督「うん、ありがとねっ!!」ニコッ
長門(……はっ!?!? あまりの事態につい本音が漏れてしまった!?)
477 = 1 :
長門(私はビック7長門。ここにいる可愛い幼女はこんな姿だが私の上司だ。舐めるなどとそういった行為は……)
長門(……)
長門「本当にいいのか?」キメ顔
長門(……って何を言っているんだ私は!?!?早く訂正しないと…)チラッ
幼女提督「うん……ながとになら……いいよ?」熱っぽい上目遣い
長門「……っ!?///// そ、そんなことを言われたら……私は……私はっ!!!」
長門(耐えろ……っ!!耐えるんだ私っ!!!煩悩よっ、消えろっ!!!!!)頭ガンガン
幼女提督「ねぇ……ながと」
長門「はぁ……はぁ……これで大丈夫か……どうした芽依?」クルッ
幼女提督「どうしたの?……はやくきて??(いたいの)がまんできないよぉ……」ウルウル
長門「」
長門「」
長門「」
幼女提督「ながと……?」ポカン
478 = 1 :
長門「芽依……」ガシッ
幼女提督「ふぇ?」キョトン
長門「ハァハァ……芽依ちゃんが……ハァハァ……悪いんだぞ?」
長門「悪い子にはお仕置きがひつy… 陸奥「そんな訳ないでしょーが!!!」ドゲシッ
幼女提督「なっ、ながと!?」ビクッ
長門「くっ!?陸奥か!!何故私の邪魔をするっ!?!?」クワッ
陸奥「当たり前でしょう!!前の日に散々手は出さないようにって言ったのに!!もう……」
陸奥「……芽依ちゃん、この人のことは大丈夫だから、お姉ちゃんと一緒に食堂へ行きましょう?お昼はハンバーグよ?」ニコッ
幼女提督「ハンバーグ!?うん、いくー!」キラキラ タッタッタ
陸奥「あらあら、走ったら危ないわよ?お姉ちゃんと手をつないでいきましょうね?」ニコッ スタスタ
幼女提督「うんっ!」ニコニコ スタスタ
長門「……」
長門「そっ、そんな……待ってくれ……めい……」手伸ばす
長門「めーーーーーーーーい!!!!!」
長門「……」ガクッ チーン
―――芽依・無事戦艦4隻撃破―――
――――――――――――――――――――
479 :
やはり陸奥はいいな
いい女だ
480 = 1 :
―――食堂―――
陸奥「……そういえば、傷は大丈夫なの?」モグモグ
幼女提督「うんっ!……はむっ、はむっ……ゴクン もういたくないよ!!」ニコッ
幼女提督「それより……はむっ!はむっ!……ゴクン むつ!ここのごはんおいしーね!!」ニコッ
陸奥「あらあら、良かったわね」ニコッ
陸奥「提督は食事の時はもくもくと食べる人だったから、見ていてつまらなかったけど」
陸奥「芽依ちゃんはおいしそうに食べるし、見ていて飽きないわね」
幼女提督「そーお?」モグモグ
陸奥「そうそう、どんどん食べていいのよ?」
幼女提督「うんっ!……じゃあおかわり!!」にぱー
陸奥「ふふっ、ちょっと持ってくるからちょっと待っててね♪」ニコッ スクッ
幼女提督「むつ、ありがとねー!」
幼女提督「……」
幼女提督(さて、あのひとはまだやってるのかな??)スゥ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
481 :
このながもんは駄目だ
次のながもんに期待しよう
482 = 1 :
芽依『よっと、ちょーしはどう?』
提督『うお!?急に出てくるなよっ!!』ビクッ
芽依『ほのーは……まだみたいだね』チラッ
提督『あぁ、全然だめだ……というかそもそもこれってただの炎なのか?』
芽依『ここはあなたのこころのなかなんだよ?』
芽依『つまりあのほのーはあなたのこころのじょーたいをあらわしてるの』
提督『あの炎が?……うーん、そうなるに至った原因が思い出せないんだが……』
芽依『おもいださなくていーの……というかおもいだしたらたぶんもっともえるよ?』
提督『そっ、そうなのか……』
???『…ぇ……ねぇ……!!』
芽依『あっ、もどってきちゃったみたい』
芽依『それじゃあがんばってねー!』ヒラヒラ
提督『あっ、おい!!……言うだけ言って行ってしまった……』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
483 = 1 :
陸奥「芽依ちゃん!?ちょっと大丈夫!?!?」ユサユサ
幼女提督「……ん、むつ」パチクリ
陸奥「目を覚ましたのね、良かった……」ホッ
陸奥「戻ってきたら急に俯いて黙っているんだもの、声かけても反応ないしびっくりしたじゃない、もう……」
幼女提督「あはは……ごめんね?」
幼女提督「ちょっとあのひととはなしをしてて……」
陸奥「あの人って提督?」
幼女提督「うん、そう。いまひっしにきのーのとらうまをけしてるの」
陸奥「そ、そうなの……」
484 = 1 :
陸奥「……ねぇ、芽依ちゃん」
幼女提督「なぁに?」
陸奥「芽依ちゃんは提督の考えていることが分かるの?」
幼女提督「うん、そうだよ!」
陸奥「じゃあ少し聞いてもいいかしら……?」
陸奥「提督は優しいけどあんまり素直じゃないから……実際になにを考えているか時々分からなくなるの……」
陸奥「だから、本人のいないところでちょっとずるいかも知れないけれど……」オズオズ
幼女提督「うん、いーよ!なんでもきーて!!」ニコッ
陸奥「いっ、意外にオープンなのね……」
幼女提督「あのひとはすなおじゃないからねー、すこしはほんねをはなすべきだとおもうの」
幼女提督「だからいーよ!!」
485 = 1 :
陸奥「そう……じゃあ改めて聞くけれど、提督は私の事はどう思っているの?」
幼女提督「えっ、そんなことでいーの?」キョトン
陸奥「そんなことって……私だって気にしてるのよ。それで、どうなの?」ズイッ
幼女提督「ちょっとまってね……えーっとねー…」
陸奥「……」ゴクリ
幼女提督「……すき」ポツリ
陸奥「……っ!!///」
幼女提督「……といえばすき」
陸奥「……」ズーン
幼女提督「せんりょくてきにはかなりたよりになるし、ひしょかんのときもきさくではなしやすい……っていうぐらいかな?」
幼女提督「どう?さんこーになった?」
陸奥「え、えぇ……なんていうか思っていたとおりだったわ……」ズーン
幼女提督「そう……それじゃあほかにききたいことはない?このさいだからなんでもいうよっ!!」ニコッ
陸奥「う、う~ん……急に言われてもねぇ……」
長門「ならば私が聞こうっ!!」デデン
陸奥「長門……復活してたのね……」
長門「あぁ、ビックセブンたるこの長門。これしきのことで挫けはせぬぞっ!!」ドヤッ
486 = 1 :
あー…すいません、出かける時間になってしまったのでまた後で投下しますね~
487 = 479 :
おつ
488 :
六駆とお風呂というギルティをどうごまかすのか
489 = 463 :
くそぅ!毎度毎度いいところで…!!
楽しみにしています
490 :
>>489
うるせぇsageられないんだったら書き込むんじゃねぇよks
491 :
>>488
子供とお風呂に入るのがいやらしいなんて言う方がいやらしいんですぅーー!!(必死)
492 :
sageてくれ頼む
495 :
何故荒れてるし……
まぁ気にせず続き投下していきますね~
496 = 1 :
長門「それで、質問なんだがいいか、芽依?」クルッ
芽依「うん、いーよ」
陸奥「はぁ……芽依ちゃんに変な質問しないでよ?」ジトーッ
長門「そんなこと分かっているさ」
長門「では質問だが……正直なところ、提督は誰が一番好きなんだ?」
陸奥「なっ……///何聞いてるのよっ!!!///」
金剛「その話……詳しく知りたいネー!!」ババッ
長門「金剛か……どこから出てきたんだ?」
金剛「提督の話となればこの私が出ない訳にはいかないネー!!」ドヤッ
陸奥「答えになってないわね……」ハァ…
金剛「そんなことは気にしちゃNo!なんだヨー!……それで芽依ちゃん、提督がBest Loveな艦娘は誰デース!?」
497 = 1 :
幼女提督「えーっと、それはねー…」
長門・陸奥・金剛「「「……」」」ゴクリ
幼女提督「んー…、やっぱりないしょ!!」にぱー
金剛「Why!?なんでもって言ってたのにー!!」
陸奥「……まぁ、本人のいないところでそれはさすがに……ね?」
長門「むぅ……やはり駄目か……」
幼女提督「やっぱりそれはあのひとがいうべきだし、いまはやめとくねっ!」ニコッ
幼女提督(まぁ、じっさいはまだまよっているだけなんだけどね……ほんとうにしょーしんものなんだから……)
――――――――――――――――――――
498 = 1 :
―――明石の作業場―――
夕張「ねぇ、明石~?」←台を押さえている
明石「ん~、何夕張?」ジジジッ ←作業中
夕張「結局今何つくってるの?」チラッ
明石「そうですねぇ……一言で言うのは難しいんですけれど……」ジジジッ
明石「簡単に言えば魂を分離させる装置……ですかね?」ジジジッ
夕張「えっ!?今そんなもの作ってたの!?」ガタッ
明石「あっ!?ちょっと夕張揺らさないでって!?」ビクッ
夕張「あっ、すいません……じゃなくって!」
夕張「本当にそんなもの作れるんですか!?」
明石「んー…、多分」
499 = 1 :
明石「ねぇ夕張、私たちがどうやってできるかっていうのは知ってる?」ジジジッ
夕張「そのくらいなら知ってますけど……」
夕張「確か『元となった艦体の魂を艤装に定着させることで受肉させている』でしたっけ?」
明石「そう、正解正解」ジジジッ
明石「だからそれの応用をすればいいわけです!」
夕張「応用って……つまり芽依ちゃんの魂を艤装に……?」
明石「さすがに艤装だと艦娘になっちゃうし、そもそも元が艦体の魂じゃないと受け付けないから」
明石「妖精さんに超高性能なマネキンを作ってもらっているから、それに……ね?」
夕張「なるほど……でも芽依ちゃんってそもそもただの提督の精神が一時的に分裂しただけの状態ですよね?それに魂って宿るっけ?」
明石「普通なら宿らないでしょうね。精神はあくまで精神。魂とは別物ですから」
500 = 1 :
明石「……でも、どうも芽依ちゃんは『普通じゃない』みたいなので、大丈夫ですよ」
夕張「普通じゃない……?」
明石「これは私の推測ですが、芽依ちゃんは提督の魂の一部が反転した存在だと思うの」
明石「おもr……何らかのショックがあって普通なら精神が二つに分かれるところを、提督は魂が分かれちゃった……ってこと
夕張「じゃあ今の提督の体には魂が二つ入ってるって訳?」
明石「多分ね、でも時間が経ったら元に戻っちゃうから移すなら今しかない……」
明石「という訳で、お喋りはここまで!夕張、今日中にはこれ仕上げるから頑張ろうね♪」ニコッ
夕張「えっ!?……そっ、そういえば録画してたアニメが……」ソロリソロリ
明石「そんなのいつでも見れるでしょ?……今日は寝かせませんよ、夕張?」ニコッ
夕張「う、うぅ……はい……」ゲンナリ
――――――――――――――――――――
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