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    元スレ提督「墓場島鎮守府?」

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    501 = 1 :


    利根「き、如月! おぬし、まさか……いかんぞ! そんな破廉恥な行為は!!」ドキドキ

    如月「止めないで利根さん……私、もう限界なの……!」

    利根「そ、そんな大胆な!! ほ、本気で、せ、せ、せっ……」



    利根「せっぷんする気か!?」カオマッカ


    明石「何言ってるんですか!! もっと先まで行くでしょ!?」ガチャバーーーン!

    如月「え」

    利根「む?」

    提督「おい」

    明石「あ」


    「……」


    如月「明石さん……?」ゴゴゴゴゴゴ

    明石「ひぃっ!!」

    502 = 1 :


     * *

    明石「すみませんでした」ドゲザ

    如月「もう……せっかく司令官と二人きりになってたのに。どうしてこう邪魔ばかりはいるのかしら」

    提督「そう腐るな。明石も俺に用件があったんだろ」

    明石「え、ええ。その、手をあげた件の謝罪に……」

    提督「そいつは俺が悪いんだから気にすんな。お前を責める気はねえよ」

    明石「ですが……」

    提督「あの状況を見ててお前を責めた奴がいたか? いなかったんだからお前は悪かねえって話だ」

    提督「くそ痛えが、首も歯も折れない程度には手加減してくれただろ。だからもう気にすんな」

    明石「は、はあ……」

    提督「それより明石、お前いつから立ち聞きしてた?」

    明石「え、ええ、それは……利根さんがここへ来たときの話のときから……」

    提督「なら話は早え。利根の体の怪我、治す方法を考えてくれねえか」

    利根「!」

    503 = 1 :


    提督「勿論、完全に消すのは難しいだろうが、少しでも目立たなくしてやれば、必要以上につつかれることもないだろう」

    明石「わかりました。そういうことでしたらこの明石にお任せください!」

    利根「……!」

    提督「利根、お前はどうする。俺はお前がやりたいことを口に出さない限り、手は貸さねえぞ」

    利根「……吾輩は……まだどうしたらよいかわからぬ。じゃが、もっといろいろなことを知りたい、と思った」

    利根「海のことや、この鎮守府のこと、皆のこと……」

    利根「……ゆえに、もう少し、生きてみようと思う。おぬしに撃たれたくはないからの」ニコ

    提督「言ってくれるな……だがまあ、よく言った」クックッ

    提督「じゃ、今日のところはこれで解散だな。俺も寝るから部屋に戻りな」

    如月「そう? それじゃ私もここで」

    提督「戻れ、っつったろ」ジトメ

    如月「……っもう、知らないんだから!」プクー

    利根「ではの、提督」

    明石「おやすみなさい、提督」

    提督「ああ」

    504 = 1 :


     扉<パタム

    如月「もうっ、司令官は鈍感なんだからっ」プンプン

    明石「……」

    利根「……明石? どうかしたのか?」

    明石「あ、いえ、なんでもないですよ」



    明石「……」

    明石(手加減、したつもりなかったんだけどなあ……)

    505 = 1 :


     * 一方その頃 建造ドック *

    建造妖精たち「……こんな夜中にわたしたちに仕事を頼みに来たのかい?」

    島に住んでいる妖精A(以下島妖精)「ああ……資材は確保できてる。こいつを見てくれ」

    島妖精B「開発資材、100!」

    島妖精C「燃料4000!」

    島妖精D「弾薬6000!」

    島妖精E「鋼材6000!」

    島妖精F「ボーキサイト2000!」

    建造妖精「すごく……大きいです」ゴクリ

    島妖精A「? 多いんじゃないのか」

    妖精たち(ネタが通じてない!?)ガーン

    島妖精G「こほん。これは、これまでわたしたちがコツコツ集めてきたへそくり資材!」

    島妖精B「提督が来てくれたおかげで、大型建造に十分な量まで集められたよ!」

    島妖精D「あの人が来てどうなるかと思ってたけど……」

    島妖精C「やっぱり話が通じるって重要だねぇ」

    506 = 1 :


    建造妖精「あんな性格でもか?」

    島妖精B「……まあ、あの性格はもう少しどうにかならないかって思うけど」

    島妖精G「それは……うん。まあ、そうね……」

    島妖精F「それにしても、わたしたちも変わったねえ」

    島妖精C「もともとは、わたしたち全員が島から出るために新造しようとしてたんだよね」

    島妖精B「それが、今は……提督を助けたいなんて思うようになるなんて」

    島妖精D「提督も早くみんなに対して素直になっちゃえばいいのに」

    島妖精A「……簡単じゃないんだろうな。わたしたちがそうだったように」

    島妖精F「これから建造される子が、少しでも提督を楽にしてあげられるといいね」

    島妖精G「うん……!」

    島妖精A「……よし、やるか」

    島妖精全員「やろう!」


    島妖精B「資材、セット完了! ヨシ!」ユビサシ

    島妖精D「数量 ヨシ!」ユビサシ

    島妖精A「建造ボタン動作! ヨシ!」ユビサシ

    建造妖精「……こっちも準備完了だ。いつでも行ける!」

    島妖精全員「……」コク

    507 = 1 :


    島妖精全員「建造……開始!」ポチーーーーーッ!!

     ガシャン

    島妖精E「……始まった……!」

    島妖精F「頼むよ……!」

    建造妖精たち「「建造はまかせろーー!!」」バリバリー

    島妖精たち「「(余計なフラグ立てるの)やめて!」」

    島妖精A「?」クビカシゲ

    妖精たち((やっぱり一人だけネタがわかってない……!))


     ゴウン…ゴウン…


     [7:59:16]


     ゴウン…ゴウン…

    508 = 1 :

    今回はここまで。

    511 :

    乙!

    少佐と大和とのやり取りが今から楽しみだなぁ~(ゲス顔)

    512 :

    では続きです。

    513 = 1 :


     * 翌日 朝 廊下 *

    明石「提督、おはようございます!」

    提督「おう、おはようさん」

    明石「あの、お怪我の具合は大丈夫ですか? だいぶ色が……痛そうなんですが」

    提督「大丈夫だが……包帯、巻き直さなきゃ駄目かもな。飯食ってからでいいか」

    明石「では後程お手伝いします!」

    提督「頼む」

    明石「はい! あ、それと報告したいことがありまして。今、建造ドックで艦娘の建造が行われているんです」

    提督「なに?」

    明石「あと10分程度で建造できるようなんですが……提督、建造なんてしました?」

    提督「いいや? そもそも建造ドックなんて入った記憶すら……いや、ドックの修理が終わったときだけだな。それっきりだ」

    明石「ですよね? 提督は、建造なんかしないってはっきり仰ってましたもんね……だとしたらいったい誰が」

    提督「建造には資材が必要なんだろ? 資材は減ってるのか?」

    明石「いえ、帳簿の数量とは合致してます」

    提督「? じゃあ、誰かが外から資材を持ち込んだのか」

    明石「それが、よりにもよって大型建造なんです。ほいほい持ち歩けるような量の資材ではないんですよ」

    514 = 1 :


    提督「大型? っつっても俺はその辺いまいちわかんねえんだが……じゃああとは、この島の妖精がやったとしか思えねえな」

    明石「妖精さんが!?」

    提督「砂浜にしょっちゅうガラクタが流れてくるだろ? あれの鉄くずを集めて妖精に渡して、資材の足しにしてんだからな」

    明石「そうだったんですか!?」

    提督「ほかにも轟沈した艦娘の壊れた艤装や、残ってた燃料とかの処分も妖精に任せてたし……」

    提督「仮にあいつらが建造しようとしたとしても、なにかしら意図があってのことだろ。俺からとやかく言うつもりはねえさ」

    明石「いいんですか……」

    提督「俺より長く島に住んでるからし、俺がこの稼業できてんのも、あいつらのおかげだ。そのくらいのことにケチはつけねえよ」

    明石「そうですか……わかりました」

    提督「ところで、伊8はどうした」

    明石「入渠ドックで念のための精密検査中です」

    提督「そうか。とりあえず、艦娘として復帰するかどうか、あいつの口から直接聞いてなかったし、今はリハビリ中って扱いにしたいんだが」

    明石「え、ええ……着任させないんですか?」

    提督「戦線復帰の前にやってもらいたいことがあってな」

    明石「と言いますと?」

    515 = 1 :


    提督「この島の海岸をぐるっと見てもらいたい。正直、この島の周囲のどこが危険でどこが安全か把握できてねえ。それを調べて欲しい」

    提督「艦娘が流れ着いてくる海流がどこから来るか、残存する艦娘の遺体がほかにないかってのも、わかると助かる」

    提督「あとはこの海域でとれる海産物。資材も大事だが、食の充実も士気向上に……まあ、単にうまい飯を食いたいだけだが」

    明石「それはもちろんです!」

    提督「着任の申請は準備しておく。出していいかどうかの判断は、明石の了解を得た上で出したい。いいよな?」

    明石「了解しました!」

    提督「よし。じゃあ、あとは利根だが……」

    明石「昨晩の様子を見る限り、それほど心配はないように思えますね」

    提督「そうか? じゃあ、朝飯の前に建造ドックに行くか」

    516 = 1 :


     * 建造ドック *

     ゴシュウウウ…

    島妖精たち「おお……!」

     ガシャッ

    島妖精D「この子は……!」

    島妖精B「信じられない……!!」

    建造妖精「フ……いい仕事をしたな」ドヤァ

    島妖精A「ああ。素晴らしい……」

    ??「……ここは……」ムクッ

    島妖精F「目覚めたよ!」

    島妖精E「きみ! 自分の名前はわかる!?」ワクワク

    ??「私……私の名前は……」スクッ

    「私は大和。戦艦、大和です!」

    島妖精F「立った……!」

    島妖精C「立った立った! 大和が立ったー!!」キャッホーイ

    島妖精G「クララかよ!」ビシーッ

    517 = 1 :


    島妖精A「大和がたった?」

    島妖精E「死にたい船はどこかしら~?」

    島妖精G「それは龍田だよ!」ビシーッ

    島妖精A「???」

    建造妖精「なあ、Aちゃんてボケ殺し?」

    島妖精B「まじめちゃんだからね」

    島妖精G「さあさあそんなことより祝杯だよ!」ワンカップダキカカエ

    島妖精D「やったあああ! お酒だああああ!」ヒャッハーーー!

    島妖精B「鏡割り! 鏡割り!」ワクワク

    島妖精F「木槌配るよ!」セッセセッセ

    建造妖精たち「わたしたちもいいのか!?」

    島妖精C「もちろん! 木槌行き渡ったー!?」

    島妖精E「こほん、では皆様ご発声を! 大和の建造を祝して!」

    「「ぃよーーぉっ!」」

     ワンカップの蓋< ペキョン

    島妖精D「ひゃっはあああ酒だああああ!」ヒシャクブンブン

    島妖精F「落ち着けってのー!!」

    518 = 1 :


     ワーワーキャーキャー

    「……あ、あの」

    島妖精A「ん?」

    「ここはどこなんでしょう。日本ではない気がしますが……」

    島妖精A「ああ、ここは××国××島にある孤島の鎮守府だ」

    「……××国……××島ですか!? そ、そんな遠くの地で、私はお役にたてるのでしょうか……」

    「そ、それで。この鎮守府の責任者は……」

    島妖精A「提督准尉だ」

    「」

    島妖精A「……大和?」

    「……さ、佐官どころか尉官……見習いとも、少尉候補生ともいえる人のもとに、私が……!?」プルプルプル

    島妖精A「お、おい、大丈夫か!?」

    「……ふ」

    島妖精A「ふ?」

    「不幸だわ……」バターン

    島妖精C「山城だこれー!?」ガビーン

     ナンダナンダ!?

     ヤマトニナニガアッター!?

    519 = 1 :


     * *

    島妖精G「あー、それは……うん。まあ、そうね……」

    島妖精F「確かにショックは受けるよね。なんたってあの大和だもん」

    島妖精B「こんな無人島に配属されたら、普通はそういう反応するよねー」

    「……その……提督准尉は、どのような方なのでしょうか……」

    島妖精A「そうだな……ええっと」

    島妖精B「口が悪くてー」

    島妖精C「目つきが悪くてー」

    島妖精E「愛想も悪くてー」

    島妖精F「運も悪いよねー」

    島妖精G「四翻で満貫だね」

    建造妖精「あと直属の上司にも恵まれてない」

    島妖精B「あ、それは二翻役」

    島妖精B「三翻役でもよくね?」

    島妖精G「わーい跳満だあ」

    島妖精C「 御 無 礼 」ドヤァァァ

    「」シロメ

    520 = 1 :


    島妖精F「また気絶した!?」

    島妖精C「トビで終了ですね」ドヤァァァ

    島妖精D「言ってる場合かっ!」ポコーン

    島妖精A「大和!? おい! しっかりしろぉぉぉ!!」ペチペチ

    「……はい、大和は大丈夫です……」ドロリ

    島妖精E(これアカンやつや……)タラリ

    島妖精F(目から生気が失われてるんですけど……)タラリ

    島妖精A「……とにかく、ここに建造されてきたことを今更悔やんでも仕方がない」

    島妖精A「大和ほどの艦娘なら、余所の鎮守府からお呼びがかかることも十分ある。だからそれまでの間だけでも……」

    「……はい、大和は大丈夫です……」ユラリ

    島妖精B(これ絶対だめなやつだってばさ……)タラリ

    島妖精D「まあね、落胆するのは仕方ない……でも、わたし的には納得できないよ」ヒック

    「?」

    島妖精D「大和が日本海軍の最終兵器だったってことはわかってる。名前からして期待されて建造された艦だってこともさ」トクトクトク

    島妖精D「辺境の島で生まれたことを悔やむのも准尉のところに配属されたことを悔やむのもわかるよ……だからってねえ!」グビッ

    島妖精D「わたしらだって、なんの希望も持たずに建造ボタン押したつもりはないんだよ!」コップタァン!

    島妖精D「たたき上げでもなんでもいい! ここの提督を上に押し上げてやろうって気は起きないのかい!?」

    「……」

    521 = 1 :


    島妖精A「……まあ、どうするかは、とりあえず提督に会ってからでもいいんじゃないか」

    島妖精G「そういえば、提督の写真、誰か持ってきてなかったっけ?」

    建造妖精「なんでそんなもの持ってきたんだ?」

    島妖精F「ほら、提督は今、顔を怪我してるじゃない。いきなりそっちの顔で現れたらびっくりすると思って」

    建造妖精「ああ……そりゃ確かになあ」

    島妖精A「大和、こっち見ろ。こっちの机。提督准尉の写真があるから、とりあえず顔を覚えてくれ」

    「……」ウツロ

    「……」

    「……この方が……」

    「……提督……准尉……」

     ガション

    島妖精E「ん?」

    島妖精D「何の音だ?」

     ガション

    島妖精F「み、見て、あれ!」

    522 = 1 :


    「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

    島妖精B「や、大和が……!」

     ガショガショガッション

    島妖精G「なんで大和の主砲が最大仰角になってるの!?」

    島妖精A「お、おい、大和……?」

    「……とくは」

    島妖精A「?」

    「提督はいつこちらにおいでになるんですか!?」キラキラキラキラキラキラッ

    妖精たち「「「!?」」」

    建造妖精「す、少し前に明石が来て、提督に話をしに行くって言ってたけど……」

    「そうですか! はっ! 髪の毛とか乱れてないかしら……鏡! 鏡は!」キョロキョロ

    島妖精D「ね、ねえ……どゆこと?」

    島妖精A「……写真をしばらく凝視してたと思ったら、目が輝き始めて……」

    島妖精F「つまり、好みのタイプだったってこと……?」

    島妖精G「まじっすか……」

    島妖精D(蓼食う虫も好き好きってやつかねえ)グビッ

    523 = 1 :


    「はっ、これも邪魔だわ!」

     ゴソゴソ

     ポイッポイッ

     ガランガラン

    島妖精B「……ねえ、今投げ捨てたのって」

    島妖精E「徹甲弾の被帽装甲だよね。胸当ての」

    島妖精C「まじで何やってんの!?」

    「だって抱きついたときに痛かったら迷惑です!」

    島妖精F「もう抱きつく気満々なんだ……」

     扉< ガチャ

    明石「失礼しまーす。建造はもう終わったのかな……って、えええええ?」

    妖精たち「「あ」」

    「……」スッ

    明石「ほ、本当ですか……!? まさかこの鎮守府に……!!」

    「戦艦大和。推して参ります!」ビシッ

    島妖精E(うわあ、格好良い……)

    島妖精G(さっきまで意気消沈してたのに……)

    524 = 1 :


    明石「て、提督! 大変です! 大和です、大和ですよ!! 早く!」ピョンピョン

    「ああ、ていと……」

    提督「大和?」(←包帯ぐるぐる巻き)

    「」

    提督「こいつが大和か……」

    「……イ」

    提督「い?」

    「イヤアアアアアアアアアアアア!!」ビリビリビリ

    妖精たち「」キーン

    明石「」キーン

    提督「」キーン

    「い、いったいどうなさったんですか、その顔のお怪我は!!」ズイッ

    提督「……大したことじゃねえから、少し落ち着け」

    「は、はい! ですが、あまりに痛々しいので心配になってしまいます……」

    (ああ、声も素敵……)トロン

    提督(こいつ、俺より背丈あんのか……180cmはあるよな)←177cm

    525 = 1 :


    建造妖精「そういえば、その顔の怪我、明石がやったんだって?」

     ゾワッ

    「……明石さん? それは本当ですか?」ハイライトオフ

    明石「ヒィッ!?」ビクーッ

    「明石さん、どうして逃げるんです? 提督の後ろに隠れてないで、こちらへどうぞ?」ヌラリ

    明石「」ガタガタガタガタ

    妖精たち(うわあ……)

    建造妖精(ごめん明石……)

    提督「そんな顔して主砲向けて何する気だ。明石撃つ気なら容赦しねえぞ」

    「し、しかし」

    提督「この怪我に関して、明石に一切の責任はねえ。これは俺の過失だ、文句あんのか」

    「!! い、いえ、そういうことでしたら……出過ぎたことをしました、申し訳ありません」ペコリ

    明石「て、提督、すみません……」カタカタ

    提督「明石は謝るなっつってんだろ。俺は最初から不問にするって言ってただろうが」

    「あの、明石さん、怖がらせてしまってすみませんでした」フカブカ

    526 = 1 :


    明石「い、いえ、気にしないでください!」

    「本当にすみません……」シュン

    明石「……大和さん、提督のことを気に入ってるんですね」

    「え、はい、気に入ってると言うか……」モジモジ

    提督「?」

    島妖精B(提督もここまでどんくさいと罪だね……)

    島妖精F(意図的に他人の好意は遮断してるきらいもあるけどね)

    明石「……あ、そうだ。提督、その怪我の包帯の巻き直し、大和さんに代わってもらってもいいですか?」

    「ええ!? よ、よろしいんですか!?」パァァ

    明石「は、はい! いいですよね、提督?」

    提督「……まあ、いいけどよ」

    「こ、光栄です! 全力でお手当させていただきます!」

    提督「いや、ゆるくていいぞ?」

    明石「とりあえず、朝ごはんを食べに行きましょう! ね?」

    「はいっ!」

    527 = 1 :


    提督「……」

    提督「なあ妖精?」

    妖精「なあに?」ヒョコッ

    提督「こいつ本当に大和か?」

    妖精「うん。正真正銘、本物だよ」

    提督「マジか」

    妖精「ただ……」

    「~♪」ニコニコキラキラ

    妖精「建造直後からこんなに好意的な艦娘って普通はいないはずなんだけど」

    提督「……どうしてこうなった?」

    528 = 1 :

    今回はここまで。


    ちなみに蛇足ですが、島の妖精さんたちのイメージはこんな感じです。

    A:流星改
    B:25mm連装機銃
    C:彗星
    D:20.3cm連装砲
    E:15.5cm三連装砲
    F:九三式水中聴音機
    G:61cm四連装(酸素)魚雷

    529 :

    乙乙

    530 :

    大和の全力で包帯を巻かれて提督の顔が圧壊する未来が見えた
    跳満程度の役ですむのか・・・
    更新お疲れ様です

    531 :

    続きです。

    532 = 1 :


     * 食堂 *

    長門「そうか。利根もついに戦う決心がついたか」

    利根「うむ。そういうわけだから、これからよろしく頼むぞ」

    長門「ああ、だがまだ無理はするなよ?」

    利根「承知しておる。それよりもあの男のほうが余程危なっかしいとは思うが、どうなのだ?」

    朝雲「そうね。みんなも見たでしょ、あの提督の顔」

    「まったく、なにやってんのよあのクズは……」

    由良「その提督さん、今朝はどうしたの?」

    「明石さんが用があるって言ってましたけど……」

    吹雪「司令官と一緒に建造ドックへ寄ってから来るそうですよ!」

    神通「建造ドックへ? ……提督は過去に建造はしないと仰っていたはずでは?」

    敷波「なにがあったんだろーね?」

    初春「む、提督が来たようじゃ……ぞ……!?」

    朝潮「初春さんどうしまし……えええ!?」

    (提督の腕にしがみついて食堂に現れる大和)

    全員「「「……」」」

    全員「「「えええええ~~~!?」」」ドヨッ

    533 = 1 :


    明石「思った通りの反応ですね……」

    明石の肩に乗った島妖精A「まあ、あの大和だからな……」

    提督「……大和、そろそろ腕を離せ。自己紹介しろよ」

    「はいっ! 私は大和型戦艦一番艦、大和! 推して参ります!!」

    全員「「「」」」アングリ

    提督「……まあ、そうなるよな」クビコキコキ

    「さあ提督! 朝餉にしましょう!」ダキツキッ

    提督「げふあ!? い、いい加減離れろ!」

    全員「「「……」」」アゼン


    比叡「……ほんとにほんとの大和さんなんですね……あ、これ大和さんの分の朝餉です」

    「ありがとうございます!」

    提督「悪いな比叡。いきなりの増員だが、飯の量は足りるか?」

    比叡「はい、今日は提督がおかゆだけで良いと聞きましたから、その分を回してますので大丈夫です!」

    534 = 1 :


    「それよりも、暁は司令官のお顔の怪我のほうが心配よ?」

    提督「まあ、こればっかりは医者もいねえし、おとなしくしてるしかねえな」

    「誰かに頼んでお医者様を呼んだりできないのかしら」ハイオカユ

    提督「こんな島に来てくれる医者が、そういるもんかね。それなら俺が行ったほうが早そうだが」オカユウケトリ

    「だ、大丈夫よ! 一日二日くらいなら、ちゃあんとお留守番できるんだから! まかせてよね!」

    明石「頼もしいですねえ! ね、提督!」

    提督「……そうだな」ニッ

    「提督、早く治すためにも、しっかりご飯を食べないといけませんね! さ、早くこちらの席に!」

    提督「わかったからせかすなよ……」チャクセキ

    提督(ん? なんか嫌な予感がするぞ?)

    「♪」チャッ

    提督「おい大和。それは俺のスプーン……」

    535 = 1 :


    「ふー、ふー……提督、はい、あーん」ニコー

    提督(またかよ)

    如月「!?」カシャーン(箸を落とした音)

    神通「!?」バキィ(箸を圧し折った音)

    敷波「んがぐっ!? げほ! げっほ!」ドンドンドン

    吹雪「し、敷波ちゃん大丈夫!?」セナカサスリ

    不知火「」ブボァ

    初春「」ブボァ

    利根「」ベチャア

    由良「利根さん!? 拭く物拭く物……きゃあ!?」ガシャーン

    「由良さん!?」

    朝潮「……」ポカーン

    「長門さん、私、この光景に見覚えがあるんですが……」

    長門「偶然だな潮、私もだ……なあ、古鷹?」

    古鷹「ふえっ!? わ、忘れてください!」カオマッカ

    「……そんなこともあったわねそういえば」ズツウ

    朝雲「……簡単に想像できるけど、古鷹さんなにしてたんですか」ズツウ

    536 = 1 :


    「司令官さん……今度は大和さんと何があったのです?」ジトメ

    提督「俺は何もしてねえし、むしろ俺が訊きてえよ。様子見に行っただけで、こんなにひっついてくるとか訳がわからねえ」

    大淀「大和さん、提督とはなにかあったんですか?」

    「……運命を、感じたんです」

    大淀「……は?」

    「提督のお写真を拝見したとき、大和の体が熱くなったのを覚えています」

    「この方をお守りしなければいけない、この方とともに暁の水平線に勝利を刻まなければならないと……」

    「そんな、使命感にも似た、高揚感を抱いたんです」ポ

    提督「……なんで俺なんだよ……」アタマガリガリ

    大淀「……初対面、ですよね?」

    提督「ああ」

    明石「あ、大淀、迂闊なことは言わないほうがいいよ。私、さっき主砲向けられちゃったから」ヒソヒソ

    大淀「本当ですか」ヒソヒソ

    島妖精A(明石の頭上から)「……もしかしたら、だが」ヒョコ

    島妖精A「わたしたちのせいかもしれない……」

    明石大淀「「え?」」

    537 = 1 :


     * *

    明石「つまり、妖精さんが建造ボタンを押して建造したから、妖精さんたちの意思が多めに混ざったんじゃないか、と」

    島妖精A「そうだ。今思えば、結果的にとはいえ提督の役に立ちたくてボタンを押したわけだからな」

    島妖精A「それに集めた資材も、もとは提督が拾ってきた鉄くずや壊れた艤装、埋葬した艦娘に残ってた燃料……」

    島妖精A「役に立つことができなくなった資材をわたしたちが製錬して建造したから、素材が必要以上に恩を感じてる気もするんだ」

    大淀「そういった思いをリサイクルしたら、それが艦娘にも反映されるなんて……聞いたことありません」

    島妖精A「……それプラス、埋葬された艦娘の思いが、さらに上乗せされたとしたら?」

    明石「……」

    大淀「……」

    島妖精A「可能性の話でしかないけどな」チラッ


    「……」モグモグ

    提督「おし、ごちそーさん。おーい、朝雲! ちょっと時間あるか?」

    朝雲「はーい? どうしたの司令官」

    提督「飯が終わったら大和に包帯を巻きなおしてもらうんだが、不安でしょうがねえ」

    朝雲「!」

    提督「察したな? ちょっと付き合え」

    538 = 1 :


    朝雲「あー……わかったわよ。別にいいけど、霞じゃだめなの?」

    提督「大和がやたら俺を気に入っててな、さっき明石に主砲向けたんだよ」ヒソ

    朝雲「うわあ……それじゃ霞も危ないってこと? もー、どうしてこう面倒な人ばかり増えるわけ?」

    提督「理解が早いと助かる」

    朝雲「……それはいいんだけど、その大和さんはなんであんなしかめっ面でご飯食べてんの?」

    提督「それはわかんねえな」

    「……ごちそうさまでした。提督、こちらの朝餉はどなたがお作りになられたんでしょうか」

    提督「? 今朝は比叡と暁だったぞ」

    「そうですか……」スクッ スタスタスタ

    長門「お、おい提督、大和は厨房に行って何をする気だ!?」

    提督「……」

    「長門さん、提督のこの顔は……」

    長門「ああ……どう見ても『面倒臭えな』って考えてる顔だな……」

    539 = 1 :


     * 厨房 *

    比叡「さ、遅くなりましたけど、私たちも朝餉にしましょう!」

    「はーい、いただきまーす!」テアワセー

     厨房の扉<コンコン

    「失礼します!」チャッ

    「大和さん!?」

    比叡「どうかしたんですか?」

    「……今朝の朝餉、お二方が作られたと聞きました……!」キリッ

    長門「お、おい大和、何をする気だ! 早まるんじゃない!」

    「な、長門さんも大和さんも落ち着いてください!」

     バッ

    「比叡さん! 暁さん!」セイザ

    比叡「ひえっ!?」

    「あ、暁さん!?」

    長門「!?」

    「!?」

    540 = 1 :


    「この私にお料理を!」ミツユビソロエテ

    「教えていただきたく存じます!」オジギ

    比叡&暁「「!?」」

    長門「あ、あの大和が……!?」

    「正座して……お願いを!?」

    「……」

    比叡&暁「「ぴ」」

    「ぴ?」

    比叡&暁「「ピエェェェェェエエエエエ!?」」

    長門「なんだその悲鳴は……いや気持ちはわかるが」

    提督「……なーにやってんだ……」ハァ

    朝雲「なんていうか、すごいもの見ちゃったわ……」アゼン

    541 = 1 :

    今回はここまでー。

    >>530
    > 大和の全力で包帯を巻かれて提督の顔が圧壊する未来が見えた
    私もそう思ったので、まずいと思って朝雲とのくだりを急遽書き足しました。
    この鎮守府の朝雲ちゃんマジ有能。

    542 :

    大和綺麗だよなでも武蔵は俺のものだあっ宮本のほうね私は衆道を極めてる途中だから

    543 :

    >542
    レベルたけぇなおい、男色家かよ・・・
    江戸時代の陰間茶屋っていうを武蔵も使っていたという話しは聞いたことあるけど・・・


    そういえば武蔵も居たと改めて思い出し
    いつも更新を心待ちにしております、更新お疲れ様です

    544 :

    なぜか筆が捗りましたので、続きです。

    545 = 1 :


     * 執務室 *

    如月「……それで、大和さんは比叡さんにお料理を教わることになったんですね」

    提督「ああ。だが、今日は比叡の出撃もあるしな。とりあえず大和には島を見回りしろって言って追い出したばっかだ」

    如月「それにしても、まさか大和さんが着任するなんて、思いもしなかったわ」

    提督「まったくだ……」ハァ

    如月「司令官には良いことじゃないんですか? 人気の艦娘にあんなに慕われて、包帯も綺麗に巻きなおしてもらっちゃって」ツーン

    提督「この鎮守府にゃあ過ぎたる艦だよ。聞けば消費資材が多すぎて、ほいほい出撃できる艦娘じゃねえし」

    提督「それに……でかい声じゃ言えないが、女とはいえ俺よりでかい奴に追っかけられるのが、あんなにビビるもんだとは思わなかった」

    提督「敵ならぶちのめして終わりだが……敵意がない分どうするか躊躇っちまうな。逃げるのが遅れる」ハァ

    如月「……ってことは、まだ私のほうが有利なのかしら」ボソッ

    提督「ん? なんだって?」

    如月「なんでもありませんよ?」ニコッ

    提督「……そうか?」

    不知火「失礼いたします。如月、そろそろ出撃準備をお願いします」

    如月「え、もうなの? わかったわ、それじゃ司令官、行ってきます♪」

    提督「おう、気を付けてな」

    不知火「」ケイレイ

     タッタッタッ…

    提督「……さて、大和が戻ってこないうちに、見回りに行ってくるかね」

    不知火「はい、ご一緒致します」

    546 = 1 :


     * 一方その頃 島の南東部 丘の上 *

    神通「……」

    神通「!」

    「あら? おはようございます!」

    神通「おはようございます」ペコリ

    「神通さんはこちらで何をなさってたんですか?」

    神通「……今日は、出撃の予定がないので……海を、眺めていました」

    「海を、ですか……」

    神通「……はい」

     ザザーン

    (……確かに眺めはいいけど、この無数に並んだ艤装は何なんでしょう……)

    (見ていて落ち着かないというか心がざわめくというか……それなのに、どこか懐かしいような……)

    神通「あの……大和さんは、どうしてこちらに?」

    「え? は、はい! 提督から島を見て回ってこいと言われまして!」

    神通「そうでしたか……」

    「あの、提督准尉は、どんな方なんですか? 妖精さんたちは酷い言いようだったんですが……」

    神通「……と、仰いますと」

    547 = 1 :


    「いえ、練度の高いあなたなら、提督のこともよく知っているのではないかと思いまして」

    神通「……そういうことでしたら、私もよくわかっていませんよ。それほど長い付き合いというわけでもありませんし」

    「そ、そうなんですか?」

    神通「私は余所から異動してきましたから。彼をよく知っていそうなのは、不知火さんと如月さん……でしょうか」

    神通「不知火さんは、今日は提督と一緒の予定です。埠頭で艦隊を見送ってから見回りに行くはずですので、合流してはいかがでしょう」

    「本当ですか!? ありがとうございます! それではすぐに提督のもとへ向かいます!」

    神通「……」

    神通「……大和さんは」

    「はい?」

    神通「提督のことが……本当にお好きなんですね」ニコ

    「……は、はい!」カァ

    神通「すみません、引き留めてしまって」

    「い、いえ! それで行って参ります!」

    神通「はい」

     タタタタッ

    神通「……」

    (海に視線を戻した後、沈痛な面持ちで目を伏せ俯く神通)

    神通「……F提督……」

    548 = 1 :


     * 島の東側 鎮守府埠頭付近 *

    不知火「ときに司令」

    提督「なんだ」

    不知火「司令は何故、如月たちの好意を受けようとしないのですか」

    提督「……受けた後の責任が取れねえからな。こんな島でこうやって毎日ダラダラ過ごせてるのが奇跡みたいなもんだしよ」

    不知火「では、司令の立場が変われば、やぶさかではないと」

    提督「そんなことありゃしねえよ。それに……」

    不知火「それに?」

    提督「そもそも俺は誰かとくっつくつもりはねえ。気を持たせてもそいつを不幸にするだけだ、だから最初から切り捨てるようにしてる」

    提督「神通んとこのF提督みたいに、俺もいつ消されるかわからねえ身だ。そういう意味でも、関わりは希薄にしたいんだが」

    不知火「……」

    提督「……なんだ、不服か」

    不知火「いえ、司令には司令のお考えがあってのことだと。答えづらい質問に答えてくださり、ありがとうございます」

    提督「いいさ。お前なら、茶化さなそうだしな。誰かにべらべら言いふらすこともねえだろうし……」

    不知火「……」

    提督「俺も、愚痴る相手が欲しい時もある」

    不知火「……承ります」

     ドドドドドドド…

    「提督ーー!!」

    提督「……やれやれ、休憩時間は終わりだな。とっとと砂浜に行くか」

    不知火「……」コク

    549 = 1 :


     * 北東の砂浜 *

    「わぁ……綺麗な砂浜ですね!」

    提督「……まあ、一応な」

    不知火「毎日司令が綺麗にしていますから」

    「そうだったんですか!」

    提督「今日は綺麗なほうだよな」

    不知火「ええ……」

    「? なにかあったんです……」


    艦娘の腕らしきもの「」ゴロン


    「」

    不知火「司令」

    提督「……ああ、今日はいい日かと思ったのにな。残念だ」

    「……提督。これは……この子は」

    不知火「この浜には、大破もしくは轟沈した艦娘が良く流れ着いてくるんです」

    不知火「ほとんどの艦娘はこのような姿で……」

    「……」

    550 = 1 :


    不知火「この鎮守府で建造された艦娘は大和さんだけです。この島の艦娘は、みんな余所の鎮守府から移ってきました」

    不知火「そしてその半分以上は、轟沈してそのままこの島に流れてきた、轟沈経験艦です」

    「……それでは、あの丘に埋められた艤装は」

    提督「見てきたなら話は早いな。あれは、助からなかった奴らの墓標だ」

    「……そう、だったんですか」

    提督「流れ着いた時点でこうだからな。生きてりゃ奇跡、遺言が聞ければ上等だ」

    不知火「体も必ず見つかるとは限りません。艤装、装備品、身体的特徴と、各鎮守府の艦娘の轟沈リストを見比べて、誰なのかを判別しています」

    提督「先月のはこの前不知火がもらってきたばかりだ、この腕も誰だったかは調べられるだろ」

    「……」

    提督「つうわけでだ。華々しい戦果を挙げることを期待されてるお前には、相応しくない職場だってことは理解できたと思うんだが?」

    「いえ。戦争には必ず犠牲がつきものです。それが味方であれ敵であれ……目を背けることはできません」

    「この島で建造されたからには、この島で指揮を執るあなたの右腕になれるように邁進するのが、ここで建造された大和の務めです」

    不知火「大和さん……」

    提督「……」

    「とにかく、この子は……この腕はどうするべきでしょうか」

    提督「流されない所に置いて一日様子を見る。この腕の持ち主が明日流れ着いてくる可能性もあるし、浜の別のところにいるかもしれないし、な」

    不知火「リストとの照合のため、写真だけ撮っておきましょう」テアワセ


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