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    元スレ加持「初めまして、碇シンジ君」

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    651 : 以下、名無しにか - 2017/02/04(土) 18:17:47.17 ID:kkGz+XKtO (+19,+29,-6)
    おお…
    待ってた!そして待ってる!
    652 : 以下、名無しにか - 2017/02/07(火) 00:04:24.95 ID:hyYqTXVTo (+24,+29,-7)

    少しずつでもいいから終わらせてくれると嬉しいぞ
    653 : 以下、名無しにか - 2017/02/14(火) 10:13:34.27 ID:QYAFLjkso (+19,+29,-2)
    いつの間にか1年経ってるし
    654 : 以下、名無しにか - 2017/02/25(土) 18:00:41.27 ID:QCYJetw10 (+6,+21,-2)
    頑張れよ!
    655 : 以下、名無しにか - 2017/03/10(金) 10:57:03.43 ID:Gm/qF3LZo (+24,+29,-18)
    投下しろとは言わないから生存報告くらいしてほしい
    656 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:01:05.66 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,+0)
    トウジ「ぐぎぎぎ...」

    ケンスケ『ほら見ろっ!いくら正式機と言っても、僕の四号機には敵わない!』

    ケンスケ『四号機は内臓電源が他とは違う!そして僕は本部であらゆるシュミレーションをこなした!』

    ケンスケ『そんな僕にそんなエヴァで...勝てるはずないだろっ!!』

    トウジ(焦るな...冷静さを失うな、電源ケーブルを切られたら消耗戦でこっちが不利になる)

    トウジ(電池切れが無いならその線で無力化は不可、止めるには機体をぶち壊すか...)

    トウジ(...プラグを潰すか)

    トウジ(ダメや、そんなこと...ダチ手にかけるなんてワシにはできへん)

    トウジ(だが甘さを捨てへんと、あいつは完全に殺る気やで)

    トウジ「...前々から思っとったがなぁ、お前考えが偏っとんちゃうか?」

    ケンスケ『...』

    トウジ「シュミレーション?練習がなんぼのもんじゃ!ホンモノのパイロットの底力見せたるわ!」

    ケンスケ『...!』

    657 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:04:25.57 ID:PGFcBVkPO (+30,+29,-17)
    ついに来た

    細かいがシミュレーションな
    658 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:15:37.68 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,+0)
    青葉「地上迎撃部隊が全滅!このままじゃ増援を許すことになるぞ!」

    日向「大丈夫だ!零号機が地上に出る!」

    冬月「間に合ったか!」

    ゲンドウ「...」


    レイ『遅れてすみません、私は本部の守護に回ります』

    マヤ「レイ...!」

    ゲンドウ『...レイ』

    レイ「碇司令?」

    ゲンドウ『私は...俺はもうお前をユイと重ねたりはしない、お前はお前の思うようにしていい』

    ゲンドウ『命令はこれだけだ』

    レイ「...はい!」

    レイ(お父さん、父親がいるってこういう感覚なのかしら)

    レイ(リョウジさんとは違う、わかりたいけど、わからなかった気持ち)


    ゲンドウ「もっと早くに気付けていれば、シンジを、シンジも愛せたのかも知れない」

    ゲンドウ「いや、愛していたんだ。だが本当に、本当にわからなかった、傷つけることしか分からん哀れな男に、子が育てられるとは思わない」

    ゲンドウ「...それも言い訳か、不器用なりに、努力しようとしなかった」

    冬月「まったくだ、私はこんな男に何を期待したのだろうな」

    冬月「ただ、ユイ君が君を本当に愛していたのは確かだよ。全く理解できんがね」

    ゲンドウ「先生...」

    冬月「これまでのことを清算するなら今だぞ、私もその片棒を担いだ身だ。一人の大人としてできることはするつもりだ」

    ゲンドウ「...はい」
    659 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:24:43.48 ID:1ZSOnZ+s0 (+39,+30,-200)
    >>657 本当にお待たせしました。指摘感謝です!細かい所が甘くてすみません。


    戦自隊員「一つ目が出てきた!他のは!?」

    戦自隊員「紫は確保済み、赤は地底湖内にて発見」

    戦自隊員「一番危険な紫は確保か、地底湖に機雷を投下して炙り出せ。黒いのは四番目が足止め出来ている」

    戦自隊員「青いのは我々で止める、ケーブルを切りさえすれば時間を稼げばいい...とは言うがアレ相手に通常兵器が役に立つか」



    戦自隊員「本部に伝えろ、こちらも目には目を、刃には刃をとなるかもしれん」

    660 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:30:49.78 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-98)
    シンジ「はぁ...はぁ...」

    シンジ「...」

    戦自隊員「...了解、このままここの防衛を維持する」

    シンジ(銃を持った人が...10人)

    シンジ(僕を乗せないつもりなんだ...!畜生!ここまでこれたのに!初号機は目の前なのに!!)

    シンジ(リョウジさんが命を削ってここまで連れてきてくれたんだ...!僕だって...!)

    シンジ(逃げちゃダメだ...逃げちゃダメだ!)

    シンジ「...」グッ
    661 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:42:51.09 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-195)
    レイ「このっ!」

    レイ「私は負けない!」

    レイ「私は私の好きな人達を守るために!!」

    零号機『...』

    戦自隊員「やはり足止めにすらならんか」

    戦自隊員「全部隊に連絡、間も無く時間だ。全隊安全な場所に集結せよ」

    戦自隊員「了解」

    レイ「...?敵が引いてく?」

    青葉「...奴ら急に大人しくなりやがって」

    マヤ「ジオフロント上空に大多数の熱源反応!」

    青葉「まさか!」

    日向「おいおい...」

    冬月「N2兵器を対人使用とはな...」

    ゲンドウ「総員衝撃に備えろ!」ズズーン
    662 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 13:47:48.55 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-109)
    リョウジ(衝撃...!今だ!)ドンッ!ドンッ!

    戦自隊員「!!」

    戦自隊員「がはっ!?」

    リョウジ「恨むなよ!」

    戦自隊員「こいつ...!ナイフを取って!」ドンッ!

    リョウジ「がっ!」カラン

    戦自隊員「この野郎!!」


    663 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 14:02:52.91 ID:1ZSOnZ+s0 (+33,+30,+0)
    戦自隊員「表面温度の低下を確認」

    戦自隊員「よし、後は待つだけだ」


    青葉「...奴ら加減でもんを知らんのか!」

    日向「ダメだ!今ので磁気が乱れてモニター出来ない!」

    ゲンドウ「エヴァは?」

    マヤ「零、参号機共に健在、パイロットの生命反応もあります」

    マヤ「...恐らく四号機も健在かと」


    トウジ「痛っつー...肌が焼けるみたいや」

    ケンスケ『な、なんで...僕にはこんな作戦知らされてなかったぞ!四号機はA.T.フィールド中和してるんだ!ダメージはモロに...』

    トウジ「...これでわかったやろ、お前も利用されてる。ワシら止めるための囮にされてたんや」

    ケンスケ『違う!僕はエリートだ!委員会から直々に選ばれたんだぞ!!』

    ケンスケ『パパだって喜んでた!だからっ!!』

    トウジ「お前のおとんが喜ぶわけあるかい!!」

    トウジ(今のでケーブルがイカれよった、今しかない...!)

    トウジ「エヴァに乗れるんがそんな嬉しいんか!人と、ワシと戦うんがそんなに楽しいんか!」

    トウジ「ワシらダチちゃうんかったんか!?そんなことでシンジや渚、ワシらのこと殺れる言うんか!」

    ケンスケ『トウジや碇にはわからない!僕は!僕はお前たちが世界のために戦ってる時に指をくわえて見ていることしか出来なかった!』

    ケンスケ『僕は選ばれた、使命を与えられたんだ!今度は僕も世界を守るヒーローに!だからネルフは敵だ!!』

    トウジ「...こんの馬鹿野郎がっ!」

    ケンスケ『うわあああああああっ!!」
    664 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 14:11:29.01 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-81)
    『エヴァンゲリオン、人が作りし虚像の神」

    『皮肉にも、我々の手駒が最後の妨げとなろうとは』

    『やはり毒は、同じ毒を以って制すべきだな』

    『アダムの身体も心も、槍すらも我れが手中ではない』

    『計画は大きく逸れてしまったが、契約が切られたわけではない』



    『この代償、払ってもらうぞ碇』
    665 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 14:27:30.10 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-284)
    マヤ「ジオフロント内に新たな熱源反応!」

    マヤ「パターンオレンジ...?これって...」

    レイ「エヴァシリーズ...」

    量産機『...』

    冬月「やはり完成していたか」

    ゲンドウ「実行部隊の我々の予備パーツまで使っていたんだ、驚くことではない」

    ゲンドウ「しかしS2機関搭載型を全機投入してくるとは」

    冬月「...こちらはエヴァを四機所有している、戦力差の保険と思いたいが」

    ゲンドウ「あるいは、破滅を導くかだ」

    冬月「やれやれ...この歳で今更、無に還ることは望まんよ」

    ゲンドウ「レイ、聞こえるか」

    レイ『はい』

    ゲンドウ「それが、我々の最後の障害だ」

    レイ『言われなくてもわかっています、必ず殲滅します』

    ゲンドウ「...すまない、頼む」

    レイ「...」ニコッ

    レイ「ふーっ...」

    レイ「鈴原君はもちろん、シンジ君もアスカも渚君もアテにできない...ううん、しない」

    レイ「もう誰も傷つけさせない、私が守るもの」

    レイ「残り3分半で9機...」

    レイ「...!」グッ
    666 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 14:31:41.15 ID:1ZSOnZ+s0 (+35,+30,-68)
    また随分と間をあけまして...一年間ずっと追ってくれていた方々に本当に感謝です。この先の展開は決めているので、また近々投下できると思います。繰り返しになりますが、書ききりますので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
    667 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 14:34:57.12 ID:A52mCD59o (+19,+29,-3)
    一気魅したけど本編より本編らしい
    668 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 15:57:19.27 ID:N1IJUd+wO (+24,+29,-8)
    おっつー
    ちゃんと完結するんならいつまでも待つでー
    669 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 17:55:53.91 ID:tfqNoPECo (+19,+29,-3)
    復活してたのか。嬉しい

    670 : 以下、名無しにか - 2017/03/13(月) 21:31:25.62 ID:tfwTt8Gj0 (-4,+10,-1)
    乙です。
    671 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:22:28.45 ID:uDWPyk/x0 (+30,+30,-66)
    量産機『グルルル...』

    トウジ「綾波ィ!!」

    レイ『大丈夫だから!』

    ケンスケ『ああっ!!』

    トウジ「ううっ...」




    レイ「残り2分...!」
    672 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:25:27.62 ID:uDWPyk/x0 (+30,+30,-103)
    カヲル「...」

    アスカ「...」

    カヲル(地底湖、水の中。静かだ)

    カヲル(水の中は嫌いだ、あの頃を思い出す)

    カヲル(全てが嫌だった、あの頃を)
    673 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:30:21.44 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-104)
    「目が覚めたか」

    「...」

    「そこから出たまえ」

    「...」トタトタ...

    「...僕は?」

    「お前は渚カヲル」

    「それが僕の名前?」

    「左様」

    「僕の、僕としての?」

    「左様」

    「うわぁ...!」

    カヲル「やっと名前がもらえたんだ僕!」
    674 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:34:10.42 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-139)
    カヲル「ねえ、なんで僕は外に出ちゃいけないの?」

    『そういう存在なのだ』

    カヲル「この絵の中にいる子は元気に走ってるよ?僕は?」

    『今はそこにいればいい』

    カヲル「どうして!僕だって...」

    『ならん。お前にはやるべき事がある』

    カヲル「やるべき事?」

    『時が来れば伝える。お前の知能はまだそれを理解するに至っておらん』
    675 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:46:52.04 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,+0)
    「カヲル様、お食事をお持ちしました」

    カヲル「いらない」

    「ですが、もう2日も何も...」

    カヲル「いらないって、僕は君らとは違うんだからさ。君も知ってるんでしょ?」

    「...ここに置いておきます」ガチャリ...バダン

    カヲル「...食べなくても生きられるんだから意味ないでしょ、僕は人間じゃないんだからさ」

    カヲル「...」

    カヲル「..,」カチャ

    カヲル「...」モグモグ

    カヲル「...ほらね、何も知らなくたって美味しくないのはわかるよ」

    カヲル(冷たい銀の食器、ドロドロのものをただ口に運ぶことの何が楽しいの)

    カヲル「...この本、確か食事の描写があったよな」

    カヲル「えっと、『暖かいご飯、お味噌汁、肉じゃが、ほうれん草のおひたし、仕事が終わって家族みんなで食べる飯は美味しい』」

    カヲル「ふーん...仕事して終わって家族と食べるご飯は美味しいんだ」

    カヲル「なんもわかんないや」

    カヲル「僕もじいさんの言う役割が終わってご飯食べたら美味しいのかなぁ」

    カヲル「肉...はわかるけどじゃがってなに?」
    676 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 05:53:16.13 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-247)
    『4フェーズに移行、目標を投影、対象を殲滅して下さい』

    カヲル「...」カチャ

    『目標を撃破、対処を増やします』

    カヲル「...」カチャ





    カヲル「お湯あったかいなぁ」

    カヲル「風呂はいいねぇ、リリンの生み出したものにしては好きだよコレ」




    カヲル「さて、と」


    カヲル「...」ピロピロリン

    カヲル「ベートーヴェン、"第九"」

    カヲル「この曲は、"運命"」

    カヲル「これはあんまり好きじゃないなぁ」
    677 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:01:27.58 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,+0)
    カヲル(...水の中、僕が作られた場所)

    カヲル(嫌なことばかり思い出す)

    カヲル(でも、音楽と風呂は好きだった)

    カヲル(楽しく、自分で何かをする喜びがある、風呂は心の洗濯と言うけど、本当に心の汚れが流されていく気がした)

    カヲル(本のことはわからなかったけど、好きって気持ち、ああいうことだったんだな)

    カヲル(知ってたんだ、僕)ゴンッ...

    アスカ「!」ビクッ

    カヲル「音...?」

    カヲル「何の...」ドドンッ!!

    カヲル「つっ!見つかったか!?」

    アスカ「嫌だ...怖いっ...!」

    アスカ「嫌っ!死ぬのは嫌っ!助けて!出して!!」

    カヲル「アスカっ!!」

    アスカ「死ぬのは嫌死ぬのは嫌!もう私から何も取らないでよ!!」

    アスカ「死ぬのは嫌!一人はもっと嫌あああああああぁあぁあっっ!!」



    678 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:17:00.60 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-260)
    ケンスケ『くそっ!くそっ!くそっ!!』ガンガンガンッ!!

    トウジ「...」

    ケンスケ『お前らみたいな奴らにっ!世界がっ!!』

    トウジ(何がシミュレーションや...取り乱してめちゃくちゃに殴ってくるだかやないかい!)

    トウジ(いいか鈴原トウジ、今までの戦いを思い出せ)

    トウジ(やられればこっちが死ぬ、死ねば悲しむ人がいる、ワイには絶対に守らなきゃアカンごっつ大事な人達がいる)

    トウジ(守らなきゃいけないもん達が、その存在が俺の背中を押してくれる、力をくれる)

    トウジ(パイロットのみんな、ネルフの人達...ヒカリ、サクラ...オカン)

    トウジ(ケンスケ!!)

    参号機『...!』

    参号機『グッ...ガアアアァアァア!!』

    ケンスケ『ひっ!?』

    トウジ「ケンスケ!痛いけど男なら我慢しいや!!」グチャッ!

    ケンスケ『うっ!?おえっ!!』

    四号機『...』シーン
    679 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:26:37.29 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-304)
    ケンスケ「う?っ...痛い...助けて...」

    ケンスケ「パパ...ママ...」ガチャコン!

    トウジ「ケンスケぇ!無事か!?」

    ケンスケ「げほっ!...トウジ...」

    トウジ「良かった...ほんま良かった...」

    ケンスケ「なんで...俺は...あらゆる場面を想定して...必死に訓練したのになんで...」

    トウジ「...背負うもんがあるからや」

    トウジ「確かにお前はきちんとした訓練をめちゃくちゃ受けとって、めちゃめちゃ強くなってるわ」

    トウジ「けどな、ワシはヒカリを、サクラを、みんなを、守りたい。守らなアカンから死ねない」

    トウジ「そういう想いで戦ってきた、渚達使徒の想いも受け取った」

    トウジ「せやから、みんながワシを強くしてくれたんや」

    トウジ「...もちろん、守りたいもんにはお前もおるで、ケンスケ」



    680 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:36:16.93 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,+0)
    ケンスケ「トウジ...お前の言う通りだよ」

    ケンスケ「パパは、俺がパイロットに選出された時喜んでた。いや喜んだふりしてくれてたんだ」

    ケンスケ「14年も親子やってりゃわかる、お前もそうだろ?パパは俺がパイロットになりたいのわかってた」

    ケンスケ「だから、精一杯涙をこらえて、送り出してくれたんだ」

    ケンスケ「でも俺頑張ったんだぜ...今までなかったくらい頑張ったんだ」

    ケンスケ「みんなを...世界を守れるヒーローになりたくて」

    トウジ「...お前のその気持ちは何も間違ってあらへん。ワイらと同じ気持ちや」

    トウジ「ただ、みんな必死で戦ってる。シンジも綾波も惣流も、お前が使徒だと言った渚も」

    トウジ「あんなええやつらが、悪に加担すると思うか?それはお前が一番知ってるやろ」

    ケンスケ「...うん」

    トウジ「...ほなワイは行くわ。お前はそこにいたほうがええ、知っての通り本部はめちゃめちゃやからな」

    ケンスケ「行くって...参号機はもう...」

    トウジ「まだ動ける、ギリギリまでやったる」

    トウジ「ほんで後は希望にバトンタッチや」

    ケンスケ「トウジ...」

    ケンスケ「トウジ!あいつらは、エヴァ量産機は...」
    681 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:49:03.27 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,+0)
    マヤ「零号機、参号機共に活動限界まで30秒」

    レイ「ううっ!」

    量産機『グヘェ...』

    日向「残りは!?」

    マヤ「5機です!」

    青葉「っ...!万事休すか!」

    マヤ「もういいわ!レイ逃げて!」

    レイ『ダメ...!ここを守る人がいなくなる...!」

    マヤ「でもそのままじゃ!」

    量産機『グヒィ...』

    レイ「あああああぁあぁっ!」

    レイ「シンジ君...碇司令...みんな」

    レイ「...ありがとう」ガコン...

    マヤ「零号機、活動限界...」

    日向「そんな...!」

    青葉「クソッ!」

    マヤ「...何これ、活動停止したエヴァシリーズが!」

    マヤ「エヴァシリーズ再起動!」

    青葉「トドメを刺すつもりか!?」

    ゲンドウ「レイ!!」ガタッ!!

    量産機『...』ベロベロベロン

    レイ「っ...!」





    682 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 06:58:51.94 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-176)
    量産機『...』ニヤッ

    レイ「...!」 ドスドスッ!!





    レイ「...?」

    参号機『...』

    トウジ『はぁ...はぁ...がはっ』

    レイ「鈴原君...!?なにしてるの!」

    トウジ『知らんのか...男はな、女守るためにおんねや』

    トウジ『お前のこと前からほっとけなかったんや、サクラに、ワイの妹に似てるんや』

    トウジ『ほっとくと危なっかしいというかなんというかそんな所がやな...』

    レイ「もう話さないで!早く!早く逃げて!」

    マヤ「そんな...内臓電源は切れてるはずなのに」

    日向「暴走か!?」

    青葉「いや...アレは気力だよ」

    青葉「俺にはわかる、気力だけで立ってるんだ、彼は」

    マヤ「鈴原君...」
    683 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 07:07:13.57 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-288)
    カヲル(...ここは?)

    カヲル(何もない...いや、花?)

    カヲル(これは、ひまわり?)

    カヲル(風が...心地いい。太陽が暖かい)

    カヲル(向こうに誰かいる?)

    カヲル(何かを話してる、ここがどこなのか...)ガシッ

    カヲル「女の子?」

    の子「...」

    カヲル「ごめん、ひまわりより背が低いからわからなかったよ」

    カヲル「こんな所でなにをしてるんだい?」

    の子『 』

    カヲル「ピクニック?お母さんと?」

    の子『 』

    カヲル「そうなんだ、ここはとっても居心地がいいかららね。羨ましいな」

    の子『 』

    カヲル「逸れてしまったのかい?それは困ったね...よし、一緒に探してあげるよ」
    684 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 07:11:40.64 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-198)
    カヲル「...あ!あそこにいる人かい?」

    カヲル「まって、おんぶしてあげる。君の背じゃひまわりで見えないもんね」

    カヲル「ほら、どう?」

    の子『 !』

    カヲル「あっ、ほら!あっちも気づいたみたいだよ」

    カヲル「はい、まっすぐ行くんだよ。もう迷わないようにね」

    の子『 !』

    カヲル「え?なんだい?聞こえないよ?」

    の子『...』タタッ

    カヲル「行っちゃった...可愛い子だったなぁ」
    685 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 07:24:45.29 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-58)
    「ママ...どこ行っちゃったの?」

    『 ?』

    「...」

    『 』

    『 ?』

    「ピクニックに来たの」

    『 ?』

    「うん、ママと来たの」

    『 』

    「うん...とっても好きな場所なの。でもね、ママがいなくなっちゃったの」

    『 ? 』
    686 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 07:35:27.28 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-92)
    『 ?』

    『 』

    『 ?』

    「ママ!」

    『 ! 』

    『 』

    「うん、ありがとう、お兄ちゃん!」



    「ママ!!」

    『もう...どこにいたの?ママ探したのよ?』

    ママ「ごめんなさい...でもね!お兄ちゃんが一緒に探してくれたの!」

    『そうなの、良かったわね』

    「うん!」

    『あなたが私を見つけてくれたように、私も二度とあなたを見失わないわ』

    「ママ...?」

    『あなたのしたいことをするのよ、行ってらっしゃい』


    『アスカちゃん』


    「うん...行ってきます。ママ」
    687 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 07:42:16.27 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-206)
    カヲル(あれ?今のは...?)

    アスカ「...」

    カヲル「あ、アスカっ!大丈夫!?」

    アスカ「うん、もう大丈夫」

    カヲル「アスカ...?」

    アスカ「ありがとう、お兄ちゃん...」グスッ

    カヲル「へ?今なんて...」

    アスカ「ずっと、ずっとそこにいたのね」

    アスカ「私を、ずっと見て、守ってくれてたのね」

    アスカ「カヲル、飛ばすから舌噛まないでね」

    カヲル「わ、わかった...?」



    アスカ「それじゃ、行こっ!ママ!!」

    弐号機『!!』ピキーン!!!

    688 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 08:17:13.34 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,+0)
    戦自隊員「...隊長!地底湖より熱源反応」

    戦自隊員「赤いやつ!やったか!?」

    弐号機『オオオオォオォォッ!!』ドオオオォォォ...

    マヤ「...!エヴァ弐号機起動!アスカと渚君は無事です!生きてます!!」

    青葉「よっしゃぁ!!」

    日向「アスカちゃん!!」

    カヲル「アスカ...戻ったんだね」グスッ

    アスカ「...うん、おまたせ」

    カヲル「おかえり、アスカ」

    アスカ「...ただいまっ」

    レイ『アスカ!!』

    アスカ「レイ、ごめんね、心配かけちゃって」

    レイ『よかった...本当によかった』

    トウジ『なんやおっそい登場やな、もうちょいでお前の出番無くなるところやったで』

    アスカ「満身創痍で何言ってんのよ...ごめんね、二人とも。ありがとう」

    アスカ「私達があいつらのこと引き離すから、レイは鈴原担いで逃げて」

    トウジ「渚、惣流、あいつらは復活できる。コアを潰さん限り無限に復活してきよる」

    トウジ「コアさえ潰せれば...あとは頼むで!」

    アスカ「了解、ありがとね」

    カヲル「...」

    アスカ「カヲル?」

    カヲル「感じるんだ、あのエヴァ、恐らく僕のパーソナルのダミープラグで動いてる」

    アスカ「ふーん、てことはあなたの偽物なんでしょ?」

    カヲル「ああ、僕の凶暴性だけを再現した忌々しい連中だよ」

    アスカ「そんなの違うー、優しくなきゃ嫌」

    カヲル「いや、僕は優しいよ?」

    アスカ「本当に?優しくしてくれる?」

    カヲル「もちろんさ!」

    アスカ「ふっふーん!」

    カヲル(戻れば戻るでやっぱり、世話がやけるなぁ)フフッ

    アスカ「ねぇ、私病み上がりだから上手く操縦桿握れないの」

    アスカ「だから、私のこと膝に乗っけて?」

    アスカ「そうすれば、カヲルが上から私の手握れるでしょ?」

    カヲル「そ、それもそうだね」

    カヲル「じゃあ、はいどうぞ」

    アスカ「えへへ」

    カヲル(重い...僕が入院中色々食べさせ過ぎたかな...)

    アスカ「それじゃ、行きますか」

    カヲル「うん!」

    弐号機『...!』

    量産機『ブゲリャ...!』グチャッ!

    アスカ「erste...!」
    カヲル「ねぇねぇそれ何語?どんな意味?」
    アスカ「...はぁ」
    689 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 08:24:10.88 ID:uDWPyk/x0 (+35,+30,-122)
    自分で読み直して見ると、数字や文字の誤字など細かいミスが多すぎますね...気をつけます。
    すごい遅筆な上に、クライマックスですが多分まだまだ終わりそうにないです。その分面白いものを描くよう努めるのでお付き合いお願いします。
    また、すごく今更なのですがカップリングやキャラの生存などについてはこのSS自体が「もしここがこうだったらどうなってだろう?」という自分の妄想を文章化してるようなものなので、それらが苦手な方は読まない方が良いです。長文でお目汚し失礼しました。
    690 : 以下、名無しにか - 2017/03/15(水) 12:37:59.92 ID:A9XmaW9AO (+24,+29,-6)

    ここまで来たら後もう少し
    楽しみに待ってます
    691 : 以下、名無しにか - 2017/03/17(金) 07:41:59.11 ID:l1DMGiSdo (+24,+29,-8)
    乙乙
    量産機前にいちゃつくんじゃねえw
    692 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:09:32.94 ID:2EtsqHXJ0 (+33,+30,+0)
    リョウジ「っ...!」ギギギギ...

    戦自隊員「貴様...!よくも部下を!」

    リョウジ「非戦闘員を虐殺しておいて何を!?」

    戦自隊員「貴様らこそ!ネルフとは我らの味方では無かったのか!?」

    リョウジ「権力に踊らされるな!いつの時代も大切なことはすべて隠されている!」

    リョウジ「何も知らずに鵜呑みにするんじゃあない!」

    戦自隊員「逆賊が偉そうなことを!」ドゴッ

    リョウジ「ぐっ...!」

    リョウジ(失血が酷い...だが気を抜けば)

    リョウジ「落ち着いてくれ...俺の話を聞いてっ...!」ドゴッ!

    リョウジ「がはっ!?」

    戦自隊員「私は、セカンド・インパクトで家族を失った!」

    リョウジ(...)

    戦自隊員「私は一人残された!だからこそもう一度アレを繰り返そうなどど!許せるわけがない!!」

    リョウジ(前が、霞んで見えない)

    リョウジ「...おれ、たちは」

    リョウジ「あの地獄から...手を取り合って、ここま、で...」

    リョウジ「家族...みんなを、殺したのは...お、れ」

    リョウジ「あんたと同じ...わかり、分かり合おう。人同士で殺し合わなきゃいけないなんて、あの時だけで...」

    リョウジ「食物があって、働けて、人として生きていられる...」

    リョウジ「もう誰も死なせたくないから、俺たち戦ってるんだろ」

    リョウジ(...)

    リョウジ(よぉ、お前ら)パンパンッ!!

    『』ニヤッ

    リョウジ(迎えに、来てくれたのか)



    693 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:18:10.44 ID:2EtsqHXJ0 (+29,+30,-116)
    (.....)ミーンミンミン...

    リョウジ「...」

    『兄ちゃん?』

    リョウジ「...お前!?」

    『どしたの?浮かない顔して』

    リョウジ「だって、俺...」

    『ほら、早くしないと兄ちゃんの分取っちゃうよ!』

    『なんだよ、あの大食いなリョウジが飯抜きか?明日は雪じゃねーの!』

    『はいバカ!年中夏なのに雪降るわけねーだろ!』

    『あはははは!』

    リョウジ「お前、ら...」

    リョウジ「...馬鹿野郎!食うに決まってんだろ!」

    694 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:26:54.22 ID:2EtsqHXJ0 (+33,+30,-215)
    リョウジ「違う違う、ここはこうやるんだよ」

    『こう?』

    リョウジ「そうそう、足よりも腰を意識するんだ」

    『そっか、こう?』

    リョウジ「そう、上手いぞ!」

    『やった!...でも、ちょっとボロっちくなってきちゃった』

    リョウジ「うーんそうだな、新しいの見繕ってくるか?」

    『嫌だよ!このスケボー、パパとママが誕生日にくれたやつだから...』

    リョウジ「...そうだよな、よし!明日は俺がこいつを直してやる日にしよう!」

    『ほんと?ありがとう兄ちゃん!』

    リョウジ「おう!」

    『おいリョウジー、そろそろ時間だぜ』

    リョウジ「お、やべえ!行かなきゃな」

    『しくじんなよ~?』

    リョウジ「何言ってんだよ、俺が一番盗み上手いだろ!」

    『あはは!冗談だよ』

    リョウジ「お前の分取ってこねーぞー」

    『兄ちゃん、気をつけてね』

    リョウジ「大丈夫、大人しくしてろよ」
    695 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:33:04.36 ID:2EtsqHXJ0 (+33,+30,-161)
    ガチャン!!

    リョウジ「...!」

    『おい!そこにいるのはわかってるぞ!!』

    『大人しく出て来い!!』

    リョウジ「...」

    『ガキか?』

    『おい、こいつらじゃねえか?最近軍の食料庫荒らし回ってるやつらって』

    『...おい、仲間はどこだ?』

    リョウジ「...そんなのいねえよ、俺一人だよ」

    『...』ドゴッ

    リョウジ「うっ...!おえっ!?」

    『おい、早いとこ言えよ?俺の機嫌損ねないうちにな』

    『でないと、頭ぶち抜くぞ』

    リョウジ「ひっ...!」

    リョウジ「し、知らねえよぉ!」

    『次は殺す』

    リョウジ「...西区の廃ビル」

    『よーし、お前ら準備しろ。お前はこいつ見張っとけ』

    696 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:35:17.85 ID:2EtsqHXJ0 (+28,+30,-45)
    『お前は俺と留守番だ。仲良くやろうぜ?』

    リョウジ「...!」ドゴッ!

    『こいつっ!!』




    リョウジ「みんなっ...!」ハァ...ハァ...
    697 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:43:35.03 ID:2EtsqHXJ0 (+33,+30,-155)
    リョウジ「みんなっ!!」ガチャッ!

    『』

    『』

    『』

    リョウジ「みん、な...」

    リョウジ「俺が、俺が居場所を吐いたから」

    『兄ちゃん』

    リョウジ「っ!生きてたのか!良かっ...」

    『...』ボタボタッ

    リョウジ「お前...!血が!!」

    リョウジ「待ってろ!すぐに...」

    『分かってるでしょ、兄ちゃん』

    『僕らは、死んでるんだよ』

    リョウジ「...ぐっ、ううぅ...」ポロポロ

    リョウジ「俺が...俺が自分の命惜しさに裏切らなければっ...!」

    『兄ちゃんのせいじゃないよ、兄ちゃんは自分なりに頑張ったんだよね』

    『だから、まだ来ちゃだめだよ』

    『僕らが生きたかった明日を、守るまでは』

    『ありがとう...さよなら、兄ちゃん』

    リョウジ「...ああ、ありがとな」





    698 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:55:26.55 ID:2EtsqHXJ0 (+30,+30,-285)
    「ーーーーー」

    リョウジ(誰だ...?)

    「ーーーーーーー」

    リョウジ(葛城...?)

    「...まったく、無様ね」

    リョウジ「...リッちゃん?」

    リツコ「全く、私が来なかったら死んでたわよ」

    戦自隊員「」

    リョウジ「...そうか」


    リツコ「肩を貸すわ、立てる?」

    リョウジ「あぁ...大丈夫だ」

    リツコ「さ、早いとこ発令所まで戻るわよ」

    リョウジ「...リッちゃん、まだ俺に惚れてんのかい?」

    リツコ「...馬鹿な男ね、あなたに死なれたらミサトに会わす顔が無くなるでしょう」

    リョウジ「ははっ、冗談だよ...」

    リョウジ「...」

    戦自隊員「」

    リョウジ(不幸になりたい人間なんていない)

    リョウジ(みんな幸せになるために、生きてるんだよな)

    リョウジ(なぁ、みんな。俺は、自分は幸せになっちゃいけない人間だと思ってたよ)

    リョウジ(それは、間違いだな)

    リョウジ(俺は、お前らの分まで目一杯幸せになる。そしてたくさんの人を幸せにしてやれるようにする)

    リョウジ(だから、見ててくれ)

    リョウジ(たくさん土産話を持って、また会いに行くよ)

    リョウジ(いつか、必ず)
    699 : 以下、名無しにか - 2017/03/19(日) 01:56:11.52 ID:u73wBYBso (+12,+27,-5)
    泣ける…
    700 : 以下、名無しにか - 2017/03/21(火) 11:28:42.52 ID:vu956TTu0 (+11,+26,-3)
    きてたか、おつ
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