元スレ大井「まだあげ初めし前髪の」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
701 = 1 :
『…………あ、あの!』
『……なんだ?』
『お風呂……浸かりません?』
『は?……いやいや!お前が入れ。先に入ってすぐに出てくれ』
『っ……い、一緒に入った方が……時間を短縮できると……思い、ます』
『へ?……自分が何言ってるのかわかってんのか?』
『!……は、早く入りなさい!』
『ちょ!いきなり引っ張るなって!』
『は、早く!』
702 = 1 :
『…………なぁ』
『………………なんでしょう』
『お前はいつまで入っていればいいんだ?』
『……はい?』
『罰ゲームだよ……そうなんだろ?』
『えっ?…あ……確か…三十分…?』
『それまで俺も入っていないと駄目なのか?』
『え、えぇ。できれば』
『…………そ、そうか』
『……………………』
『…………………………』
『……て、提督?』
『…………………………』
『……提督!』
『…………あと29分』
『……数えているんですか』
『それしかやること無いし…』
703 = 1 :
『…………提督、1つお尋ねしてもよろしいですか?』
『…………ん?あ、25分』
『……その……私のこと、どう……思ってます?』
『ど、どうって……』
『………………』
『……大井はよく頑張ってくれてる』
『っ!』
『秘書艦としても、一人の艦娘としても』
『そうではなく……』
『あ』
『な!なんですか!?』
『あと24分』
『…………すぅ…はぁ』
『どうした?深呼吸して』
『怒りを静めているところです』
『えっ』
704 = 1 :
ちょっと私も風呂入ってきます
705 = 1 :
『真面目に答えてください……』
『真面目にって……言っただろ?』
『そういうことではなく!ひ……』
『ひ?』
『一人の……じょ…』
『じょ?』
『女性として…です……!』
『…………えっ』
『……は、早く!』
『いや……普通にいい子だと』
『ほんとですか!?』
『お、おう……料理もできて仕事も完璧。一緒にいて楽しい…文句無しだ』
『そ、それで!?』
『お前みたいな人を見つけて余生を過ごすのも有りと思ったことは何度もある』
『そ、それって…………』
『俺がもっと若ければ、告白してたりしてたかもなぁ』
706 :
まさかの知り合ってから15年…
粗探してくる(最初から読み直してくる)
707 :
Oh……
708 :
>>706やめてくださいお願いします何でもry
709 = 1 :
あれですか
やっぱり季節の移り変わりを書かなかったのが原因ですか
このパート終わったら溜めてた別の季節やら投下しますから許して下さいor2
710 :
おう、あく投下すんだよ
711 = 1 :
『―――――』
『今だから言えるってやつだ』
『…………今、だから?』
『あぁ…アラフォー間近で一種の悟りみたいなものさ』
『…………』
『同い年のような感覚でいたのに、いつのまにか歳の離れた従兄弟みたいになって……いずれ子ども、孫って変わっていくんだろうなぁ…』
『…………』
『はぁ……おっさんになるって悲しいなぁ…艦娘みたいに歳をとらないってのは羨ましい』
『っ………知ったようなことを…』
『え?』
『……この体も不便なんですよ?私だって好きで歳をとっていないわけではないんです』
『……まぁ、そうかもしれんが』
『そもそも!提督は身体ともにお若いんですから、もっと自信をもっても良いと思います』
『それはよく言われる…主に上官から』
『それっていい意味でですか?……とにかく、年齢を気にしてはいけませんよ!』
712 = 1 :
『…………大井』
『……な、なんですか』
『ありがとうな』
『……それは、何に対してですか?』
『俺を励まそうとしてくれてるんだろ?』
『…………それもあります』
『?……ともかく、ありがとう。とても嬉しいよ』
『っ!し、失礼します!』
『えっ…………30分経ってないが』
『知りません!もう我慢の限界です!姉さん!どいて下さい!どかないと扉ごとぶっとばしますよ!?』
『いや、それはやめて!』
713 = 1 :
投下する……!投下するが……今回、まだその時の指定まではしていない、そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい
つまり……私がその気になれば別の季節のいちゃいちゃは明日明後日ということも可能だろう……ということ……!
一身上の都合(眠気)により今日はここまでで
流石に半年足らずで中将にまではいけません。それくらいはわかってますから!
あと、もし粗があったら教えてください。頑張って直します
それではおやすみなさい
714 :
15年って割と衝撃ですわ
現代基準だと大卒22から15年で37のアラフォーになるのか
勝手に30ちょっとぐらいかなーとか思ってた
10年の32と15年の37のイメージの差がありすぎ…
15年たってからそんなことされても今更感ありますわ
715 :
大分前に五年だのなんだの言ってたしなぁ、特に意識してないのかもしれんが、なんとなくそれっぽく見える提督のセリフが大分前に何度かあった気がするんだが、つまりそういう事なのか?
716 :
提督は大井っちを泣かせると言うのだな(-20)
精一杯の勇気()を振り絞ってるのにこれじゃ、散々付き合わされてる関係者一同との全面戦争不可避な気もするがw
それに三倍返しとかもあったような…
717 = 714 :
なんか粗探ししてる感じがして申し訳ないんだけど
>>229でアラサーっていってるのに
>>259で20で着任して5年経ってるって発言してる
でもここで誰も突っ込んでなかった時点で恐らくわれわれ読者もそこまで深く考えて無いwwww
ま、まぁ、時系列通りなんて一言も言ってないし!
719 :
>>717 四捨五入すれば30だから25は広義的に見ればアラサーと言えなくもないだろ、まぁ大分無理があるが。
720 = 1 :
粗探ししてきてわかりました
計算を間違えていました。>>695のところ、15年を10年に脳内変換お願いします
ここミスったら全てがおじゃんになるところだった……本当にすみません
よって提督もまだ30歳です
それでも変な点を見つけた方は遠慮なくおっしゃって下さい
では、今度こそおやすみなさい
721 = 706 :
知り合って十年なら20で着任して25の描写があって今30だから納得
あと大井の魚雷ポスターの裏には何があるのか調査結果を話すクマー
722 :
>>711
ここを見て歳をとる装置とタイムマシンを開発して出会って3~4年目頃の時間にジャンプする大井っちを幻視した
そんで自分の態度を見て悶えるのもついでに見えた
723 :
正直 年齢と初々しさがマッチしてないもんな
10年て 中学で恋に恋してる青春さが大学卒業まで続いてるもんだし
いけても3.4年がギリだと思うわ それ超えたら男女の仲なんてならんべ
724 :
(まぁ、そうなるな)
大井は永遠の16歳。だから精神も永遠の16歳
無理があるのは十分承知ですが、ここではこの設定でお願いします
725 = 722 :
逆に考えるんだ、大井っちを落とそうとしたら10年単位の月日がかかるんだと
まぁ艦娘って狭い世界でしか生きられてないっぽいし同性ばっかりだからその辺は疎いんじゃね?
所で10年近く鎮守府で生きていた提督は魔法使いなんだろうか
726 = 723 :
せめて提督か大井が長年どっか行ってて帰ってきてからのスタートならありなのになw
727 = 1 :
次書くときはもっと推敲します。>>1の次回作にry
728 = 1 :
『雨ばっか……不幸だ』
『これくらいで不幸不幸言わないでください。不幸の価値が下がります』
『なんだよ価値って…わからなくはないけど』
『北上さんは今ごろ何をしているのかしら……』
『あれだろ?部屋でゴロゴロ』
『は?』
『えっ』
『北上さんが部屋でゴロゴロしてるわけありません!提督じゃあるまいし』
『あいつはするの好きそうだけどなぁ』
『ちなみに私は北上さんとなら何処でもゴロゴロできます』
『知らねぇよ。ってか、北上さんもゴロゴロしてるじゃねぇか』
『ものの例えです。それだけ愛が深いんですよ』
『はいはいクサレクサレ』
729 = 1 :
『…………あー……』
『口を閉じてください。うるさい』
『しりとりしようぜ…あ、やっぱりやめた』
『どっちですか』
『更に怠くなるのが目に見えた』
『……それには同意します』
『雨は昔から嫌いなんだよなぁ』
『そんなこと気にせず仕事しなさい』
『雨だから余計にやる気が……』
『…………』
『終わったら飲みに行こうかな…』
『そんなことより仕事!』
730 = 1 :
『何してるんですか?』
『大井か。衣替えだよ』
『たしかに暑くなってきましたね』
『そうだ、お前もするか?』
『私は平気です……というより、艦娘は軍の規定の衣服しか許されていません』
『……え?衣替えできねぇの?』
『要するにそういうことですね』
『…………よし』
『どうしました?』
『俺が夏服も用意する』
『…………一少将程度では無理ですよ』
『元帥ぐらいまでならないと声が通らないか?』
『…………はぁ』
『なんだよ…溜め息なんか吐いて』
『提督が元帥?……笑えない冗談ですね』
731 :
今までの軌跡の話は本筋が一通り終わってから外伝としてやるか会話の中で思い出(回想)話って形にしたほうがよくね
732 :
>>731天啓にうたれるとはこのことか……名案ですね。そうさせて下さい
むしろなんでその発想が出てこなかったのか…
733 = 1 :
『ただいま戻りました』
『呉は楽しかったか?』
『北上さんと会えて楽しかったです』
『そうか……ところで、お前に話したいことがあるんだ』
『はぁ……』
『実はお前と入れ替わるようによぼよぼのじいさんがうちを訪ねてきた』
『へぇ……』
『んで、酒を飲んでた俺は気分が良かったんで一緒に酒を飲んだんだ』
『……禁酒してたんじゃ』
『…………それでだな?話を聞いてみれば、俺が頑張ってるか見に来たとか言い出すんだよ』
『いや、私がいなくなってすぐに晩酌ですか?』
『その日は仕事頑張ったから……それで、じいさんが名刺と手紙をくれた。それが、ほら』
『ったく……!?この方、元帥さんですよ!!!』
『な?驚いたろ?』
『なんてこと……提督は処罰ですね……お世話になりました』
『いや、手紙も見ろよ』
『…………はぁ!?』
『大将だとさ』
734 = 1 :
いちゃいちゃは後にして書かないといけないこと先に出しきります
735 = 1 :
『……はぁ』
『どうしたんですか?また上からお叱りを受けたんですか?』
『俺は優秀だからそれは無い。何やら新システムが実装されたらしい』
『木偶の坊提督が溜め息をつくとは、いったいどんなものですか』
『……優秀過ぎる俺をはじめとした、指揮官と艦娘のケッコン制度だ』
『結婚……ですか』
『まぁ、カッコカリが後ろに付くらしい……くだらねぇ』
『あら、以前艦娘と結婚したいとセクハラしてきたのはどこの馬鹿提督ですか?』
『……懐かしいな。でもそれは空想ってもんだ。考えても見ろよ。指揮官が艦娘にケッコンを迫るんだ。それこそセクハラかつパワハラになる』
『…………では提督はしない、と?』
『まぁ、そうなるな』
『…………いいんですか?この期を逃せば提督は一生独り身ですよ?』
『決めつけるなよ……少なくともそんなことに浮かれられるようなタイミングでは無いんでね。戦争が終われば故郷に戻ってお見合いでも受けてみようかな』
『そういうのって、死亡フラグって言うんですよね』
『あ、やっべ』
736 :
『……提督』
『ん?どうした?』
『堂々としてましたね』
『たかがスピーチするだけじゃねぇか。小学生でもできる』
『小学生は軍の会議でスピーチなんてしませんよ』
『どう?惚れた?』
『!そ!そんなことあるわけにゃ……ないじゃないですか!!』
『何お前酔ってんの?』
『いえ……噛んだだけです』
『でも顔赤いし』
『…嘘です。やっぱり酔ってます』
『素直でよろしい』
『……口直しに北上さんとデートしてきます』
『なんだよ口直しって』
『提督と喋って汚れた口です』
『さすがに泣くぞ』
『……ま…まぁ、格好悪くは無かったですけどね』
『……え?』
『もっと姿勢が良かったら、ですけど。では失礼します』
『お、おう』
737 = 1 :
『大将って、忙しいんだな……』
『まぁ、上に立つということは下を支えることになりますし』
『ほぉーん……』
『……自分のことですよ?もっと興味ありげな返事をしてもいいと思いますけど』
『いや、無いんだもん』
『…………はぁ…欲望が無いくせに、よく大将まで登り詰めましたね……』
『………あ、大井は何か困ってることあるか?』
『はい?』
『こう、大将の権限を使って何かしたいんだが』
『………………上官を変えたいですね』
『えっ』
『できればもっと落ち着きのある人と』
『それは無理だな』
『わかってますよ。仕方ないので提督で我慢します』
『はいはい…お願いします』
738 = 1 :
『…………あ、それかあれやるか?』
『あれとは?』
『昔やったろ?秘書艦交換』
『っ!……あ、ありましたね…でもわざわざすることでも無かったように思えます』
『そりゃあ大井は優秀だからなぁ……なら尚更他の鎮守府で頑張っている艦娘を連れてきて、大井の仕事ぶりを見せたい』
『…………それは、私はここから出ていかなくても良いんですか?』
『んー…まぁ、そうだな』
『そうですか……なら私は反対しませんよ』
『……大井ってさ』
『な…なんでしょうか』
『意外とここ、好きだよな』
『好き!?好きだなんてそんなことありませんって!』
『えっ、嫌いなのに別の鎮守府には行きたくないのか……』
『えっと…ここがマシというだけですから。特に深い意味はありません』
『そうか……えっ、呉ってそんなに酷かったの?』
『えっ、あっ……そういうわけでも…』
『……意味がわからん』
739 = 1 :
昔の傷をえぐる度、大井っち(の依存レベル)は成長します
740 :
いいねぇシビれるねぇ
741 :
自称フィアンセの姪っ子登場であたふたする大井っちは見られますか?
742 :
>>741
お前が書くんだよ
743 :
>>741
おう、あくしろよ
744 :
>>741書いてもいいのよ?
745 :
>>741の人気に那珂ちゃんも嫉妬
746 :
>>741 書くならば書け書かないなら書け、早くしろ。
なんなら建ててやろうか?投稿スレ。
747 :
コレハヒドイw
散々無茶振りしてきたし何か書けないかと思ったけどやっぱり難しいからなあ
748 :
『……そろそろ入っても良いか?』
『もう少し……はい、良いですよ』
『んじゃあ……おお!なかなか可愛いじゃねぇか!』
『そ、そうでしょうか……』
『前の……あれ何色って言うんだろうな。深緑?…まぁ、あれよりも可愛いんじゃないか?』
『誉めたからと言って、仕事を減らしたりはしませんよ?』
『いやいや、下心なんか無いって』
『……私としては以前のも嫌いでは無かったんですけど……提督とはいえ、そこまで誉められると嬉しくなりますね』
『改二って、わざわざ服も替わるんだな……』
『……そういえば、この鎮守府で改二までたどり着いたのは私ぐらいじゃないでしょうか』
『ん?おぉ、その通りだ。大井が一番だな』
『…………仕事、終わりました?』
『へ?いや、まだだけど』
『もしよければ、半分なら手伝いますよ』
『え?いやいやだから下心なんか……』
『わ、私がやりたいんだから良いじゃないですか。気が変わらないうちに早く下さい』
749 = 1 :
申し訳ないですが、本日も休暇ということで寝ます
おやすみなさい
750 :
おやすみなさい
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