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    元スレ八幡「クリスマスイベントが中止?」

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    202 :


    寝るの早くね?

    203 :

    乙乙~
    どうなるか楽しみンゴねえ

    204 = 185 :


    俺ガイルSSの作者は早寝早起き

    205 :

    千葉県の高校生は日本で3番目に早起きらしい(2012年調べ)

    206 :

    この誤解してくださいと言わんばかりの言い回しよww

    207 :

    クリスマスが血に染まる

    208 = 175 :

    早寝早起きは最近のトレンド

    209 :

    >>205
    千葉県民は毎朝醤油飲んでるから寝起き良いもんな

    210 :

    キリ番は積極的に狙っていくスタイル

    211 :


    たかが雑踏警備になにをまだるっこしい事考えてんのこの八幡ww

    213 :

    まどろっこしい?方言でもあんのかな

    214 :

    うろ覚えとうる覚えみたいなもんじゃないの

    215 :

    だとしたらただの間違いじゃないか

    217 = 177 :

    乙!
    勘違いが良い感じでかけ違ってるね

    218 :

     ~イブ直前土曜日~


    八幡(さて、今日はバイトの最終説明会があるな。明日でもいいけど何があるかわからんし今日行っといた方がいいだろ)

    八幡「小町、ちょっと出掛けてくるわ」

    小町「え、どこ行くの?」

    八幡「この前も言っただろ。イブの日の打ち合わせだよ」

    小町「あ、そっか! 頑張って来てね!」

    八幡「何をだよ。本番はイブなんだから今日は頑張る必要ないだろ」

    小町「それでも、だよ」

    八幡「なんだかよくわからんが…………まあ行ってくるわ」

    小町「行ってらっしゃーい」

    小町(そういえば結局お兄ちゃんの相手聞いてなかったや。帰ったら聞いてみよ)

    219 = 218 :

    八幡「会場は…………あった、ここの二階だな。さっさと説明聞いて引き上げるか」

    八幡(建物に入ってまず目を引いたのは、イブの夜に働こうという人種からは程遠そうな若い女性の後ろ姿だった)

    八幡(遠目でも目立つ長身ポニーテール…………ていうか)

    八幡「川崎じゃねえか」

    沙希「えっ!?」

    八幡(川崎は俺の声を聞き、振り向いて驚愕の表情を浮かべる)

    八幡「なに、お前もバイトすんの? どれで?」

    沙希「え、あ、あたしは交通誘導で…………じゃなくて! 何であんたがここにいるの!?」

    八幡「何でって…………同じだよ。バイトな。お前も誘導か、早く行こうぜ」

    沙希「え? え? あれ?」

    八幡(川崎は何やら混乱していたが、周りの目が気になるので急かしながら該当の部屋に向かう)

    220 = 218 :

    八幡(受付で名前を告げると担当者が『おっ』という顔をした。何だ?)

    受付「お二人はお知り合いですか?」

    八幡「ええ、クラスメイトですが」

    受付「ならちょうど良かった。お二人がペアとして登録されてますので部屋内の三番窓口でご一緒に説明を受けてください」

    八幡「お、川崎と一緒か、やった。よろしくな」

    沙希「え? あ、う、うん」

    八幡(見知らぬ他人と組むよりは全然気楽だしな…………部屋に入るとちょうど三番窓口とやらが空いたところのようだ。そのまま二人で説明を受ける)

    担当者「以上です。現時点で何かわからないことはございますか?」

    八幡「いえ、ないです」

    沙希「大丈夫です」

    八幡(最初は何やら戸惑っていた川崎だが、今は落ち着いていて話もちゃんと聞いていたようだ)

    担当者「当日の九時半頃ここにいらしてください。ここで当日の服装に着替えていただきますので」

    八幡「はい」

    沙希「わかりました」

    担当者「では説明を終わります。当日はよろしくお願いします」

    八幡「お願いします」

    沙希「お願いします」

    八幡(二人で頭を下げて挨拶し、部屋を出る)

    八幡「んじゃ帰るか、またな」

    沙希「ちょ、ちょっと待って!」

    八幡「あん?」

    沙希「少し聞きたいことがあるんだけど…………時間ある?」

    221 = 218 :

     ~サイゼリヤ~


    八幡(特に用事もなかったので承諾し、サイゼでドリンクバーと簡単なつまむものを注文する。ガムシロップをたっぷり入れたコーヒーを入れ、俺は話を切り出した)

    八幡「で、聞きたいことって何だ?」

    沙希「その…………あんたイブは予定入ってるんじゃなかったの?」

    八幡「入ってるぞ、バイトが。てか由比ヶ浜に聞いたんだろ?」

    沙希「……………………」

    八幡「?」

    沙希「ごめん、ちょっと考えさせて」

    八幡「? ああ、構わねえけど…………」

    沙希「……………………」

    沙希(…………なるほどね。たぶん『イブはパレードに行く』って感じのしか聞いてなくて勝手に色々勘違いしたまま広まったパターンか)

    沙希「はあー…………」

    八幡(え、なに? 俺の顔見て溜め息ついちゃうの? 俺何かやらかしたの?)

    八幡「な、何だよ」

    沙希「あー、なんでもない。もうだいたいわかったから」

    八幡「俺にはさっぱりなんだが…………」

    沙希「大丈夫、あんたが気にすることじゃないさ」

    八幡「まあいいけど…………ところでお前は何でバイトの予定入れてんだ? 家族と過ごすとか言ってなかったか?」

    222 = 218 :

    沙希「あー…………イブの日はさ、保育園で有志のお泊まり会があって下の二人は両親とそれに行くの。で、大志は学校の友達とパーティーするんだって」

    八幡「なるほど、それでぼっちのお前はあぶれてしまって一人でいるのも寂しいからバイト入れたわけだ」

    沙希「それたぶんあんたのことでしょ…………あたしはちょっとみんなのプレゼント奮発しようと思ったら結構入り用になってね、超短期で割りの良いバイト探してたらこれを見つけたんだよ。以前みたいなことして大志とかに心配掛けられないし」

    八幡「そっか。もう深夜とかはやめろよな。俺だって心配すんだからよ」

    沙希「…………何であんたが心配するのさ」

    八幡「え、何でって…………何となく?」

    沙希「いや、聞き返されても…………でも、うん、ありがと」

    八幡「お、おう」

    沙希「…………」

    八幡「…………」

    八幡(何だこの空気)

    沙希「…………ね、比企谷。クリスマスは空いてる? イブじゃなくて次の日」

    八幡「え、ああ、予定はないが」

    沙希「夜にうちでパーティーするんだけどさ、来ない?」

    八幡「えっ?」

    沙希「両親いなくて姉弟四人でやる予定だったけど…………どう?」

    223 = 218 :

    八幡「…………何で俺を誘うんだ?」

    沙希「何でって…………何となく?」

    八幡「さっきのお返しかよ……」

    沙希「ふふ。でも社交辞令とかじゃないよ。あんたと一緒にクリスマスを祝えたらなって思う」

    八幡「えっ!?」

    沙希「…………////」

    八幡(何でそんな顔赤いの!? 勘違いしちゃうよ?)

    八幡「えっと……じゃ、お邪魔、しちゃおうかな……」

    沙希「うん、歓迎するよ」

    八幡「ああ」

    沙希「それじゃ、ついでにさ、連絡先交換しとかない? バイトのためにもちょうどいいし」

    八幡「お、おう、そうだな」

    八幡(電話番号とメルアドを教え合い、電話帳に登録する)

    沙希「ふふ…………」

    八幡(何でそんなに嬉しそうなの? 俺じゃなかったら勘違いして告白してフられちゃうよ?)

    沙希「じゃ、そろそろ出よっか」

    八幡「そうだな。意外と長居してしまったし」

    八幡(会計は面倒くさいので俺が一括で払い、端数を切り捨てて川崎から小銭を受け取る。別に奢ってもいいのだが川崎が頑として受け入れなかったからな)

    沙希「じゃ、またね」

    八幡「おう、また」

    八幡(俺は少しだけ遠回りをして川崎の家の近くまで送り、帰路についた)

    224 :

    さすがはサキサキ隙あらば攻めるね!

    225 = 218 :

    誰もが予想していた展開になるのは俺の脳みそがいかに単純かってのの証明ですな
    すまないですが一日か二日ほど野暮用で更新をお休みします。欲求不満を解消したらすぐにまた書き溜めて投下しますので…………
    あ、一応酉つけときます
    またノシ

    226 :

    もしやと思ったらやっぱりサキサキの人か

    227 :

    欲求不満とはいったい

    228 :

    予想を外すのが正解じゃないと思う
    すでにサキサキの反応でわかるし期待もしたよ

    229 :

    むしろ良い意味で予想外だった

    231 :

    真のヒロインはサキサキだな

    232 = 224 :

    乙!
    さすがは正妻サキサキ!

    233 :

    やっぱりあんたか、いい意味で予想通りだったよ
    新しいパターン試してるみたいで嬉しいよ
    他のキャラも巻き込んでるんだから今回は他のキャラの反応も期待してる

    234 :


    アンジャッシュ面白いよね

    235 :


    小町(そういえば結局お兄ちゃんの相手聞いてなかったや。帰ったら聞いてみよ)



    →これは勘違いが加速するタパーンですね、わかります

    236 :

    頭良いっていうか察しのいいヒロイン見るとホッとするわ

    237 :

    流れ変わったな

    238 :

    流れ変わったな

    239 = 236 :

    流れ変わったね

    240 :

    お前だったのか

    242 :

    よかったほんとうによかった

    243 :

    サキサキの人なら自分的には話にハズレが無いので安心

    244 :

    薄々勘付いてた

    245 :

    逆にこれから先の展開から会話の中身から終わり方まで全部想定できてしまってちょっとテンション落ちたww

    246 :

    川崎ヒロインなのかー

    この流れだと少し微妙だな

    あえて変えてもいいと思う

    247 :

    あえてwwwwwwwwwwwwwwww
    あえてってなんのあえてだよwwwwwwwwwwww

    248 :

    >>245
    俺もそう思った
    色々あるけど結局オチはそこなんだろな…って

    249 :

    とてもニッチな組み合わせなんだから黙って読もうホトトギス

    250 :

    1愛してる。乙。身体に気をつけて。


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