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    元スレ八幡「クリスマスイベントが中止?」

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    1 :

    平塚「そうだ。海浜側の方々とも話し合った結果だ」

    八幡「はあ、何でまたいきなり? まだ打ち合わせの段階だから支障はないでしょうけど」

    平塚「先日ディスティニーのキャラが駅前の広場に来てパレードを行うイベントが発表されたのを知っているな?」

    八幡「ええ、教室でリア充共が大声で話してましたんで」

    平塚「大半の生徒はそちらに流れてしまうだろうとの見解でな。人があまり集まらないようならいっそ取り止めにしようということになった」

    八幡「そうですか…………まあ予想しなかったわけじゃないですが」

    平塚「今日は週末だし、先ほどの職員会議で決まったから生徒会への報告は来週になってしまうが、奉仕部には伝えておこうと思って部室に来たのだが…………雪ノ下や由比ヶ浜はどうした?」

    八幡「雪ノ下は何やら家の用事で少し前に帰りました。由比ヶ浜は今日は最初から休みですよ。俺はちょっと本を読んでて残ってただけです」

    平塚「そうか。なら奉仕部への正式報告も来週になるな。別に比企谷から二人に伝えてもらっても構わんのだが」

    八幡「いえ、俺雪ノ下の連絡先を知らないんで」

    平塚「じゃあやはり来週になるか。比企谷ももう帰るんだろう? 鍵はここで私が預かろう」

    八幡「はい。じゃ、お願いします」

    平塚「うむ…………と、ところで比企谷、私はクリスマスイブの予定はこれで空いてしまってな。どうだ、良ければ…………あれ、いない?」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1449042198

    2 = 1 :

    八幡(マズイマズイ。クリスマスイベントが中止だと。今年のイブはぼっちじゃないと思っていたのに)

    八幡(奉仕部関連で下手に知り合いが増えたからな。きっと中学時代みたいにハブられてあとでからかわれたりするパターンだ…………)

    『あら、ハブられ谷君はついに家族からも見放されたのかしら? 私もさすがに実家で家族と過ごしたのだけれど』

    『あ、ごめんヒッキー。誰かが誘ったと思って』

    『ヒキタニ君、この間のパレードの後のパーティーは楽しかったね。え、あれ? いなかったっけ?』

    『八幡! みんなで見たパレード綺麗だったね! 僕はテニス部の人達と見たけど』

    『けぷこんけぷこん。我は人気声優さんと共に過ごしたぞ。ツイッターやブログを監視しておったからな、同じ夜を過ごしたと言っても過言ではあるまい』

    八幡(…………といった感じでみんなで俺の心をえぐってくるに決まってる! くそっ、完全ぼっちだった去年はこんなことすら言われなかったのに! やっぱりぼっちは最強だな)

    八幡(などと現実逃避している場合ではない。今年はイベントがあると言った結果、両親は泊まりがけの旅行に行くし小町は友達と集まるみたいなことを言っていた)

    八幡(さすがにクリスマスに家で独りきりというのはプロぼっちの俺でも辛いものがある。どうにかしないと…………)

    3 = 1 :

    八幡「ただいまー」

    小町「あ、お兄ちゃんお帰りー」

    八幡(帰宅してリビングに顔を覗かせると小町の声がキッチンからする。夕飯の支度中のようだ)

    八幡(実に良くできた妹だ。親があんなに仕事漬けなのに…………ん、仕事?)

    八幡「そうか、これだ!」

    八幡(俺は自室に行って着替え、スマホをいじりはじめる)

    八幡(…………あった)

    4 :

    家族でパーティすればいいじゃん、けーちゃんとか大志とか

    5 = 1 :

    小町「へー、あれ中止になったんだ?」

    八幡(俺は夕食を食いながら小町にイベントのことを伝える)

    八幡「ああ。ま、学生主導のショボいイベントとディスティニーのイベントじゃあ贔屓目に見たって後者に行くわな」

    小町「そうかもね。でもお兄ちゃんはクリスマスイブはどうするの? お父さんたちいないし小町も多分友達と出掛けちゃうよ」

    八幡「ああ。わかんねえけど明日次第で予定埋まるかもしれん」

    小町「えっ?」

    八幡「ちょっと明日昼過ぎから出掛けてくるけど、その結果次第かな」

    小町(え? え? 明日デートするってこと? そんでイブは一緒に過ごそうって誘うってこと?)

    八幡「そんで小町にちょっと頼みがあるんだが」

    小町「え、な、何?」

    八幡「明日は少しばかり身嗜みに気を使わないといけないからな。簡単でいいから服装チェックしてくれねえか?」

    小町「うん、お安い御用だよ。おまかせあれ」

    小町(うわー! デートだ! 絶対デートだ! 雪乃さん? 結衣さん? あああー、聞きたいけどあとの楽しみに取っとこ!)

    6 = 1 :

    八幡(次の日、小町に服装チェックをされて見送られ、俺はとある場所に向かう)

    八幡(こういうのは約束の時間の二十分くらい前に行っとくのが基本だよ、とは小町の談だ。まあ確かにな。遅れるよりは全然いい)

    八幡「この辺のはずだが…………お、あった」

    『クリスマスディスティニーイベント臨時アルバイト説明会会場』

    八幡(えーっと、当日交通誘導の部屋は…………こっちか)

    八幡(部屋に向かう途中、前日設営や後日撤収の部屋前を通りかかったがやはり人が多かった。それに比べて当日用の人の少なさよ……)

    八幡(一番バイト代も高いってのに…………やはり当日は遊びたいやつらが多いってことですかね)

    八幡(そんな中、世のため人のために自らを犠牲にして働こうとしている俺マジ社畜。バイトだけど)

    八幡(しばらく待っていると時間になったのかスーツ姿の男性が入ってきて挨拶し、説明を始めた)

    7 = 1 :

    八幡(要約すると交通量が多いところや大変な箇所はプロに任せるが、裏通りや狭い路地などあまり人通りのないところはどうしても手が回らず、俺達のようなバイトでまかなうらしい。確かにコスト的にもその方がいいよな。もちろん手に負えないトラブルがあったらすぐに無線で連絡すること前提でだ)

    八幡(何それ。そんなに忙しくなくてあまり人と関わらなくてもよくてバイト代も高いって最高じゃね?)

    八幡(しかしそうは思わなかった連中もいるようだ。多分バイトしながらパレードも見ようと目論んでいたのだろう。そいつらはここの説明会が終わると他の部屋を訪ねに行った。各所で一日に何度か説明会をしているみたいだしな)

    八幡(俺はもうここに決めたのでその旨を申し出て、書類に名前を書く。明日ちゃんとした面接をするのでもう一度ここに来るように言われ、俺は会場を後にした)

    8 = 1 :

    イブに家族すら一緒じゃないぼっちは寂しいよな
    これは頑張ってそれを避けようとする八幡のSSです
    書きためはないのでゆっくり更新していきます

    10 :

    期待してます

    12 :

    これは期待できそう

    13 = 1 :

    八幡(俺も一応高校生なわけだから一番割りの良い深夜は働けないが、それでも充分な臨時収入だ。あの感じだと不採用ってことはないだろうし、今のうちに欲しいものでも考えとこうかな)

    八幡(そんな皮算用をしてショッピングモールをうろついていたらいつの間にか夕方になっていた。やべ、早く帰らないと)

    14 = 1 :

    小町「あ、お兄ちゃんお帰り」

    八幡「おう、遅くなって悪かったな」

    小町「平気平気。お兄ちゃんにも色々あるもんね。さ、夕御飯できてるから食べよ」

    八幡「ああ」

    八幡(俺は洗面所で手を洗い、うがいをしてからテーブルに着く)

    小町「いただきまーす」

    八幡「いただきます」

    八幡(食べ始めてしばらくしてから小町が話し掛けてきた)

    小町「ねえねえお兄ちゃん。今日の結果はどうだったの?」

    八幡「あん?」

    八幡(あれ? 俺がバイトの面接に行くの話したっけ? まあ多分話したんだろう)

    八幡「一応返事待ちってとこだな。明日また行ってちゃんとした返事をもらうことになってる」

    小町「そ、そうなんだ」

    小町(うわーうわー! 即座に断られないってことはもう脈ありじゃん! うう、ついにお兄ちゃんにも春が…………冬だけど)

    小町「ち、ちなみにお兄ちゃん的に手応えはどう、かな?」

    八幡「なんでそんなおそるおそる聞いてくるんだ? まああの感じだと多分大丈夫だろ。向こうも是非にって反応だったし」

    八幡(説明会のあとに即座に登録したのは数えるほどしかいなかったからな)

    小町(やった! うう……小町泣きそう…………)

    15 = 1 :

    八幡(次の日、起きてリビングに入ると家族全員がやたらニコニコしていた。何か良いことでもあったのか?)

    比企谷父「八幡、今日も出掛けるんだってな。それでイブの予定が決まるらしいが」

    八幡「え? ああ」

    八幡(小町が話したのか)

    比企谷父「お前ももう高二だし、そういうことに文句は言わん。ただし、自分でしたことに責任は持てるようにしておけよ」

    八幡「あ、ああ」

    八幡(たかがバイトに大袈裟じゃね?)

    八幡「というかまだ決定じゃないからな。今日返事もらうんだし、駄目だったらこの家でぼっちメシするぞ」

    小町「お兄ちゃんなら大丈夫! 自信持って行こうよ!」

    八幡「お、おう」

    八幡(何でこんなに応援されてんの? まさかバイトすることで専業主夫の夢を諦めたとか思われてんのか?)

    八幡「と、とりあえずメシ食って準備したら出掛けるから」

    比企谷父「うむ。頑張ってこい」

    16 = 1 :

      ~面接会場~


    面接官「それでは比企谷さんは十四時から二十二時の交通誘導チームで採用と致します」

    八幡「はい」

    八幡(向こうが用意してくれた書類を何枚か書き、簡単な面接を終えて俺は無事採用された)

    面接官「イブ直前の土曜日と日曜日に最終説明会がありますのでどちらかにいらしてください。詳細は先ほど書類に記入していただいたメールアドレスに送りますので」

    八幡「はい、よろしくお願いします」

    八幡(俺は頭を下げて部屋を出る。よし、これでイブの予定は埋まった。夜には小町も帰ってるし、イブじゃない次の日は親も帰ってくるから完全ぼっちは回避できた)

    八幡(これで誰かにイブの予定があるかを聞かれても自信を持ってあると答えられるな)

    八幡(…………ま、その予定がバイトだというのは伏せておこう)

    17 = 1 :

    八幡「もう明日から学校か。おのれ月曜日め…………ただいまー」

    小町「お帰りお兄ちゃん! さ、もう夕御飯だよ。早く早く!」

    八幡「え? お、おう」

    八幡(何でそんなテンション高いの?)

    八幡(リビングに行くとちょうど料理を並べ終えたところのようだ。俺は席に着く)

    比企谷父「で、八幡。首尾はどうだった?」

    八幡「ああ、色よい返事をもらえたよ。イブの夜は俺も予定が埋まった」

    小町「やった! 良かったねお兄ちゃん!」

    比企谷父「くうう。まさかあの八幡が…………」グス

    八幡(何でこんなに喜んでるんですかね? 息子独りをぽつんと家に居させるのがそんなに心苦しかったのか?)

    八幡「一応日付変わる前には帰るつもりだが、先に帰ってから戸締まりはしっかりしとけよ小町」

    小町「え、あれ? お兄ちゃん、その……あ、朝までコース、とかじゃないの?」////

    八幡「何言ってんだ。俺はまだ十八歳にもなってねえんだぞ。んなことできねえよ」

    八幡(法律は守らないとね。良い子にしないとサンタさんが来ないゾっ…………まあ良い子にしてても来ないけど)

    18 = 1 :

    比企谷父「八幡…………しっかり考えてるんだな……少しお前を見くびっていたようだ」

    八幡「いや、当たり前のことだろ…………駅前のパレードが終わって、ちょっとしてから帰る予定な」

    八幡(確かパレードは夜九時過ぎくらいまでだったはず)

    比企谷父「そうか、人通りも多いし何かと起こりやすいから気を付けろよ」

    八幡「ああ」

    小町(相手とはぐれちゃうかもしれないし手を繋いだりするのかなあ)ドキドキ

    八幡(裏通りって言っても人は溢れてるだろうしな。飲酒運転もいるかもしれないしその辺は気を付けないと…………しかし親父がこんなに気を使ってくれるなんて珍しいな)

    19 = 1 :

    やったね八幡!スケジュールが埋まったよ!
    ごめんあんまり期待しないで。プレッシャーが(笑)
    エンディングは決めてるけど結構行き当たりばったりだし
    ちょっと書いては投下、を繰り返すので更新頻度は適当になります

    20 :

    小町達の勘違いが勘違いのままなのか本当になるのか楽しみだ

    21 :

    おつ

    22 :

    このままでは美人教師の予定が空いたままに…

    23 = 9 :

    乙!
    勘違いが加速して空回りしていく……

    24 :

    折角だからアゲとくね
    感謝してくれ

    26 :

    こういうの面白いよね
    女絡んでない八幡は二次創作でもあまりブレないから好きだ

    27 :

    乙でございます

    29 :

    これは面白そうだ

    30 :

    こういうアンジャッシュ感あるの
    好きです

    31 :

    いや面白いんだけど、いたたまれないすぎる……
    八幡なら絶対誰か誘う奴いるだろ……
    まあイベントなんてスルーってのも十分アリだけどな!

    32 :

    これさあ
    コピペくせぇなぁと思って検索かけたら案の定コピペでしたとさ

    33 :

    いろは「こんにちはー」ガラガラ

    結衣「あ、いろはちゃん。やっはろー」

    雪乃「こんにちは一色さん」

    いろは「どうもー。あれ? 先輩はいないんですか?」

    結衣「ヒッキーなら日直でちょっと遅れてくるよ」

    いろは「なるほど。ところで聞きました? クリスマスイベントが中止になった話なんですが」

    雪乃「ええ。先ほど平塚先生から聞いたわ。まあどんなに楽しくしようと手を尽くしても相手が悪いわよ」

    いろは「せっかく頑張ろうと気合いを入れてたのに残念です」

    結衣「仕方ないよね……でもパレードはパレードで楽しみじゃない?」

    いろは「そうですね! まさかここの駅前まで来てくれるとは思いませんでした。ランドは激混みな上に高いですけど、駅前なら早めに行って場所取りとか出来ますし」

    結衣「でも道路とか車平気かなあ」

    いろは「ネットで調べたんですけどあのあたり一帯は朝から封鎖して歩行者天国にするみたいですよ」

    雪乃(パンさんに会えるかしら。会えるわよね? いい場所を取らないと)ワクワク

    35 = 33 :

    いろは「でもパレード誰と見に行こうかなあ…………よし、先輩を誘ってみよっかな」

    雪乃・結衣「「!!」」

    いろは「どうせ先輩はイブを一緒に過ごす相手なんていないだろうし、一生の思い出のためにここは可愛い後輩が一肌脱いであげますかね」ヤレヤレ

    結衣(ゆきのん!)チラッ

    雪乃(ええ)チラッ

    雪乃「それには及ばないわ一色さん。実はさっき奉仕部の三人でパレードを見に行こうと話し合っていたのよ。そうよね、由比ヶ浜さん」

    結衣「うん! だからヒッキーのことはあたしたちに任せて隼人君でも誘ってみたら?」

    いろは「ええー、でも葉山先輩は引く手数多だろうから、確実に暇な人をキープしておきたいんですよねー。先輩なら二人きりでも勘違いとかしないでしょうし」

    いろは(引き離そうったってそうはいきませんよ!)

    結衣(うう、あのヒッキーでもさすがに二人きりでパレードに行ったら靡いちゃうかも…………あれ、じゃああたしも)

    雪乃(ここは一色さんも誘い入れて四人で行動するのが無難かしら…………でも)

    いろは(もしパレードで)

    結衣(ヒッキーと)

    雪乃(二人きりになれたら…………)

    36 = 33 :

    雪乃『パレード、煌びやかで綺麗だったわね』

    八幡『そうだな。予想以上だったわ』

    雪乃『あら、お前の方が綺麗だよ、くらいは言えないのかしら?』

    八幡『んなこと言えるか。お前だって俺なんかに言われても気持ち悪いだけだろ』

    雪乃『そうでもないわ。むしろ気分が高揚している今なら素直に嬉しいかもしれないわよ』

    八幡『それに、綺麗ってのはちょっと違うと思うし…………』

    雪乃『え…………』

    八幡『その、パンさんを見つけてはしゃぐお前は、どっちかっていうと可愛い、って感じだった』

    雪乃『!』

    八幡『す、すまん。気持ち悪いこと言って! ほら、送っていくから帰ろうぜ』

    雪乃『…………』スッ

    八幡『お、おい、何で腕を組んで……』

    雪乃『疲れて何かに掴まりたい気分なのよ』

    八幡『…………ならしょうがねえか。しっかり掴まっとけよ』

    雪乃『ええ』ギュ



    雪乃(なんてことに)ドキドキ

    雪乃(はっ…………な、何を考えているの。私はただパンさんが見たいだけで、ボディーガード兼道案内役として比企谷君がいいだけよ)

    雪乃(比企谷君なら私がパンさん好きなのを知っているし、男連れならナンパとかも来ないし、ああ見えて面倒見がいいから…………)

    37 = 33 :

    結衣『パレードすごかったねー。ぜーんぶキラキラしてたし』

    八幡『だな。こういうのに興味は薄かったけどたまにはいいもんだ』

    結衣『でしょでしょ。だから今度からもっといろんなとこ行けばいいと思うよ!』

    八幡『たまには、だからな。あと…………お前となら、だから』

    結衣『えっ』

    八幡『…………』

    結衣『ヒッキー、今…………』

    八幡『由比ヶ浜』グイッ

    結衣『あ、腕……ヒ、ヒッキー、顔、近い……だめ、こんなとこで……』

    八幡『結衣…………綺麗だ……さっきのパレードなんかよりずっと』

    結衣『だ、だめ、こんな道端で…………誰かに見られちゃう……』

    八幡『結衣……結衣……お前の全部が欲しい…………』



    結衣(なんて、なんてことに!)ドキドキ

    結衣(はっ…………な、何考えてんのあたし。いくらヒッキーでもいきなりそんなこと!)

    38 = 33 :

    いろは『パレード、素敵でしたね。ランドに負けてないんじゃないですかね、あれ』

    八幡『実物を見たことがないから何とも言えんな。俺はそんなに興味ないし』

    いろは『…………』

    八幡『どうした?』

    いろは『ごめんなさい先輩。そしてありがとうございます』

    八幡『何だよ突然』

    いろは『そんなに興味ないってのは本当だと思います。でも、来てくれましたよね』

    八幡『ま、まあ暇だったしな』

    いろは『わたし知ってるんですよ。ちょっと前に来たって言ってましたけど、本当はもっとずっと早く来てあそこを場所取りをしてたの。クラスの子が見たそうです』

    八幡『…………』

    いろは『それとパレード中、人に押されないようにガードしてくれてたり、変な目で見てくる男の人を睨んで追っ払ってくれてたりしたのも』

    八幡『…………覚えがねえな』

    いろは『先輩、わたしのことをあざといって言いますけど先輩の方がずっとあざといですよ…………』

    八幡『一色…………』

    いろは『嫌です。いろはって呼んでください』

    八幡『いろは…………俺……俺……』グイッギュッ

    いろは『あ…………』



    いろは(なーんてことに…………)ドキドキ

    いろは(はっ…………何を考えているんですかわたしは!)

    39 = 33 :

    八幡「うーっす」ガラガラ

    雪乃「うぬぼれないでちょうだい比企谷君。あなたはあくまで奉仕部の便利な備品なのよ」

    結衣「外でなんてヒッキーのスケベ! 変態!」

    いろは「さすがにあざとすぎます卑怯ですごめんなさいまずは交換日記からでいいですか?」

    八幡「部室のドアを開けただけで罵倒されるこんな世の中は滅んでいいよちくしょう」

    40 = 33 :

    またな

    >>26
    絡むんだスマン

    43 = 32 :

    >>32
    結構前からあるのになにいってだ
    まとめ民かな?

    44 = 32 :

    >>43
    発見し教えるだけだみんなにな

    45 = 32 :

    はてさてこのスレ一覧この世界、いくつのコピペで溢れているのだろう
    そしてそれを全て見極められる人はどれだけいるのだろう

    46 :

    これは恥ずかしい

    47 = 32 :

    >>46
    物語があまりにも心にくる(刺さる)からそれを否定せずにはいられないんだ

    48 :

    >>43-45
    自演乙

    49 = 32 :

    >>47
    その芳香と昂揚が食を引き立てる

    50 = 32 :

    >>49
    でもアニメは好きなんだ
    俺にはアニメしかないんだ
    アニメを愛してる
    男として
    何もかも
    愛している


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