のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,863人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ京太郎「俺が三年生?」マホ「お兄さんと一緒です!」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    555 :

    今日はポッキーの日! 

    というのはあまり関係ないですけど、もうちょっとしたら始めます

    556 :

    いえっさー

    557 :

    まってる

    558 :

    そんじゃ、始めます

    559 = 1 :



    ・そのころの阿知賀編その3


    「それじゃー、お昼がてら休憩ねー」


    穏乃「ねぇねぇ、何食べる? 何食べる?」

    「無駄に元気よねぇ」

    「眠……」フワァ

    「な、なにかあったかいものを」プルプル

    「むむっ、センサーに反応があるのです!」

    「こっちも元気」

    「騒がし……」


    穏乃「玄さん、行きましょう!」

    「了解だよ!」

    560 = 1 :



    「行っちゃった。私たちも移動する?」

    「賛成」

    「ホットココアあるかなぁ?」プルプル

    「まぁ、あるとは思うけど」

    「ほ、本当? 急がなきゃっ」タタタッ

    「急がなくてもなくなるわけじゃ――って、聞こえてないか」

    「意外と足速……」


    561 = 1 :




    竜華「へぇ、玄ちゃんて言うん?」

    「そうなのです。えっと、清水谷さんでしたっけ」

    竜華「もう、竜華でええって。なんか他人って気がせぇへんし」ポヨン

    「私もそのおもちには大いに興味が……」ジュルリ

    竜華「おもち? 時期外れやと思うんやけど」

    「おもちはいつだって素晴らしいものなのです!」

    竜華「そうなん?」

    「そうなのです!」

    竜華「あはは、かわええなぁ」ムギュッ

    「おお……ナイスおもち!」

    562 = 1 :



    「うーむ、どうもあの子からは同類の匂いが……」

    穏乃「ひょうりゅい?」モグモグ

    「とりあえず自分、飲み込んでから話してもろたらありがたいんやけど」

    穏乃「んぐっ、そうですね」

    「……」ジー

    穏乃「? どうかしました?」

    「脚、鍛えてる?」

    穏乃「え、特には。よく山には登ってますけど」

    「なるほどなぁ……ね、触ってええかな?」

    穏乃「脚、ですか? どうぞ」

    「じゃあ、失礼しまーす」サワッ

    穏乃「うひゃっ」ビクンッ


    563 = 1 :




    「ふぅ」ホクホク

    「ふぅ」ホクホク


    竜華「どしたんやろな、二人とも」

    穏乃「どうしたんですかね?」

    「十分に堪能したのです!」

    「たまには違うのもええなぁ」

    竜華「そういえば玄ちゃんたちも東京行くんやったっけ?」

    「はい、清水谷さんたちもですよね」

    「ちなみに竜華は男目当てやでー」

    竜華「ちょっ!」

    穏乃「男目当て……玄さんもでしたっけ?」

    「はわっ!」

    「なんや、どうりで気ぃ合うはずやなぁ」

    564 = 1 :



    「二人ともー、バスが出るでー!」


    竜華「あ、もう時間やん」

    「えー? もう行くん? ゆっくりしたいー」

    竜華「みんなに迷惑かけるわけにもいかへんし、ほら」

    「むー、病弱なカラダに鞭打って動けと?」

    竜華「とーきー?」

    「はーい」

    565 = 1 :



    穏乃「もう行っちゃうんですか?」

    竜華「もうちょいゆっくりしたいのは本音やけど」

    穏乃「でも行き先が同じ東京だったらきっとまた会えますよ!」

    竜華「うん、せやな」


    「元気でなー、おもちの人」

    「おもちの人……えっと、私はどうお呼びすれば」

    「せやなぁ……ふとももの人?」

    「ふとももの人!」

    「あかん、大声で呼ばれると恥ずいわ」


    566 = 1 :




    穏乃「また会いましょうねー!」

    「立派なおもち、ありがとうなのです!」


    「あ、いたいた……って、あの人たち」


    「あ、憧ちゃん。すっごいおもちだったんだよ!」

    「ごめん、その話は後でいい?」ズバッ

    「あうぅ……」

    穏乃「憧、知ってるの?」

    「知ってるもなにも、あの人たちって千里山女子でしょ」

    「千里山?」

    穏乃「女子?」

    「去年もレギュラー勤めてた清水谷に、ここ最近実力をつけてきた園城寺。あと遠くにいたのは江口セーラね」

    穏乃「おおっ、憧ってエスパー?」

    「んなわけあるかっ。もう、そういう雑誌とか読まないんだもんね」

    「グラビアだったらよく読んでるよ!」

    「そんなことは聞いてない!」


    567 = 1 :




    穏乃「いやー、開会式、人多かったね」

    「全国52校、単純計算でその五倍はいたのよね」

    「どうりで、あの圧迫感」

    「おしくらまんじゅう、あったかそう……」

    「こらこら」


    「でも、和ちゃんは見えなかったね」

    穏乃「ぴょんぴょんしたけど見えなかったよ」

    「あれ、恥ずかしかったんだからもうしないでね」

    「にしても懐かしいなー、もう十年前かぁ」シミジミ

    「先生の時もおしくらまんじゅうしたんですか?」

    「さすがにそんな愉快なイベントはなかったね」

    「というかさっきもなかったわよ」

    「ま、試合までは時間あるし、調整はおいおいしていくとして……まずは昼ごはんでも――」

    568 = 1 :



    「――っ」

    「――っ」

    穏乃「――っ」


    「……」ゴゴゴゴ


    「あの制服、清澄の」

    「あ、あわわわ」ガタガタ

    「く、クロちゃん?」

    「……あれはやばそうだね。トラウマ蘇りそう……」

    「ハルちゃん?」

    穏乃「和と同じ学校……そういえば龍門渕の屋敷で聞いた」


    穏乃「あの天江さんを倒したのは、和じゃなくって……たしか、名前は――」


    「……」ゴゴゴゴ


    穏乃「――宮永咲、清澄の大将だって」


    「……(と、トイレどこぉ?)」グスンッ



    569 = 1 :

    選択済みエピソード

    ・一年
    入学式、久との再会
    春、美穂子登場
    春、二人のあいだにある壁
    美穂子再び
    初夏、久との対立
    初夏、美穂子への依頼
    初夏、美穂子との特訓
    初夏、決戦前夜
    決戦
    初夏、リスタート
    夏、新たな出会い
    夏、欠けた月
    夏、初めての執事(アルバイト)
    夏、衣の麻雀講座
    今宵、月が満ちるとも
    夏休み、遠征初日
    夏休み、松実姉妹
    夏休み、遠征二日目――鹿児島
    夏休み、眠り姫
    夏休み、遠征三日目――大阪
    夏休み、目覚めぬ未来
    夏休み、遠征四日目――岩手
    夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
    夏休み、遠征最終日――東京
    夏休み、グランドマスター
    夏の始まり
    エピローグ
    その後の美穂子
    秋、バイト執事再び
    秋、衣の誕生日(略してころたん)
    秋、膝枕の日
    秋、祭りの後で
    秋、恋敵?
    冬、雪の降り始め
    冬、年の初めに
    冬、画面の向こう側
    冬、節分の前の日
    冬、アラフォー(予備軍)
    三月八日、一年後の誕生日
    三月十五日、好みのタイプは?
    三月十六日、初めてのお出かけ
    三月、おもちと温泉と
    三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)

    570 = 1 :

    ・二年
    部活動紹介、まこ入部
    春、学食にて
    美穂子との再会
    初夏、ストーカー?
    初夏、池田の逆襲
    初夏、タイムリミット
    初夏、県予選開始
    初夏、団体戦決着
    初夏、縺れた糸
    初夏、まこの苦労日記
    初夏、ライバル
    夏、全国へ
    夏、ワールウィンド
    夏、奈良の王者
    夏、修羅の国のクールビューティー
    夏、大阪の魔物
    夏、大阪の姉妹
    夏、神代の姫
    夏、一番目と二番目
    夏、スリーピングビューティ
    秋、次の目標
    秋、まこの苦労日記その2
    秋、二人と一人
    冬、旅行に行こう
    冬休み、小悪魔
    冬休み、ゆきみだいふく
    冬休み、神社の娘と王者の進路相談
    冬休み、はとこ
    エピローグ
    五月十日、膝枕とおんぶ
    八月二日、パンツの日
    秋、ロッカーの中
    秋、月見の夜に
    九月二十一日、プレゼントの意味
    九月二十四日、お揃い
    秋、キャットチャンバー
    秋、初めての学校祭
    秋、牌のお兄さん
    秋、こどな
    秋、苗字と名前
    冬、記憶と縁
    冬、王者の休日
    冬、蓼食う虫もなんとやら
    冬、鎖でつなぐもの
    三月、主役のいない旅行
    三月、ゆきが消える前に

    571 = 1 :

    ・三年
    優希との出会い
    春、和の初恋?
    春、インハイチャンプ
    初夏、最後の一人
    初夏、不和
    和の悩み
    咲との微妙な関係
    優希の好物
    初夏、合宿
    初夏、家庭訪問@原村家
    初夏、最後の県予選
    初夏、鏡
    初夏、見えない彼女の見つけ方
    初夏、決意
    初夏、県予選決勝戦
    初夏、東風とビギナーズラック
    初夏、個人戦9位と卓上の天使
    初夏、花天月地――嶺上の花と海底の月
    初夏、男子個人戦
    初夏、南風
    初夏、代償
    初夏、いつも傍にあるもの
    初夏、好きこそものの上手なれ
    初夏、お兄ちゃんと一緒
    初夏、将来の夢
    夏、楽しい合同合宿(地獄編)
    夏、楽しい合同合宿(天獄編)
    夏、プライスレスなもの
    夏、ストーカーズ
    夏、ドライブ(と書いて決死行と読む)
    夏、一足先の出立・一番星
    夏、知り合いの多いインターハイ
    そのころの阿知賀編
    そのころの阿知賀編その2
    そのころの阿知賀編その3

    ・EX
    小学五年、幼馴染
    小学五年、嫉妬
    小学五年、十月二十七日、憧憬
    中学二年、初夏、ゆみとの出会い
    中学二年、夏、試合観戦
    中学二年、三月、照との別れ
    中学三年、初夏、空白

    572 = 1 :

    てなわけで終了
    特に選択肢もないので次回は

    『三年、夏、クレプスキュール』

    ですね
    のよりんのカード出てよかった……阿知賀BOXに感謝

    去る前にもう一個落としてきます

    573 = 1 :



    ・中学一年、十一月十一日、細長くて棒状のお菓子


    「京ちゃん」

    京太郎「なに?」

    「今日は何の日か知ってる?」

    京太郎「うーん……チーズの日?」

    「ハズレ」

    京太郎「じゃあ……ピーナッツの日?」

    「それもハズレ」

    京太郎「だれかの誕生日とか?」

    「正解は、ポッキーの日」

    京太郎「ポッキーの日?」

    「縦にして並べたらそう見える……というわけで京ちゃん」


    「トリックオアトリート」

    京太郎「照ちゃん、ハロウィンはもう終わったぞ」

    574 = 1 :



    「問答無用。ポッキーがないなら罰ゲーム」

    京太郎「なんて強引な……大体な? 同じような形のお菓子だったら他にも色々あるだろ」

    「プリッツはダメ。チョコがかかってない」

    京太郎「じゃあトッポでいいだろ。あいつら中までぎっしりだぞ」

    「トッポはダメ。もう十月十日は過ぎた」

    京太郎「もしかして、それがトッポの日なのか?」

    「その通り」

    京太郎「そんなものまであったのか……」


    京太郎「んなこと言われてもないもんはない」

    「じゃあ罰ゲーム。やむなしだね」

    京太郎「はいはい……で、なにすればいいんだ?」

    「それじゃあ、一緒にポッキー買いに行こ?」

    京太郎「なんかいつもと変わんないな」

    「そしてその後ポッキーゲーム」

    京太郎「いきなり難易度上がったな!?」



    575 = 1 :

    その後ポッキーゲームしようとしたら咲に見られてあれやこれや

    それじゃ、おやすみなさい

    576 :

    おつー
    照ちゃんの安定感はなんなんだろう
    でも久の方が正妻感はでてる

    583 :

    乙です
    や京照No.1

    584 :

    京ちゃんのポッキーは一本だけだから大変だなあ

    585 :

    京ちゃんのはポッキーどころかフランクフルトだよって幼馴染みのわた咲ちゃんが見たって

    587 :

    乙です!
    そういえば明日は部長の誕生日やな~

    588 :



    ・一年、十一月十三日、始まりの日


    京太郎「部長ー、これどこ置いときます?」

    部長「そっちの棚でいいんじゃないかな?」

    京太郎「はーい」


    京太郎「ふぃー、これで買い出し終了」

    部長「お疲れ、お茶でも飲む?」

    京太郎「早速買ってきたお茶菓子の出番っすね」


    京太郎「そういや、久ちゃんはまだですかね?」

    部長「竹井さん、今日来ないってさ」

    京太郎「え」

    部長「用事があるって言ってたけどね」

    京太郎「……今日って何日でしたっけ?」

    部長「たしか、十一月十三日」

    京太郎「あぁー、久しぶりすぎて忘れてた」

    部長「? 今日はなにかあるのかな?」

    京太郎「まぁ、なんというか……誕生日ですよ、久ちゃんの」


    589 = 1 :




    「あぁ、もう……最悪」

    「なんで私を捨てたような親の顔を見に行かなきゃならないんだか……」

    「今日って誕生日よね? これじゃとんだ厄日じゃない……」

    「はぁ……もう出よ」


    ピンポーン


    「このタイミングで……はーいっ」


    京太郎「よっ、元気?」

    590 = 1 :



    「……なんか用?」

    京太郎「元気かどうかはともかく、不機嫌っぽいな」

    「わかってるならほっといてよ」

    京太郎「わかったわかった、これ渡したら去るよ……ほい」

    「……プリン?」

    京太郎「一応誕生日プレゼント。結構高めだから味わって食べろよ」

    「覚えてたんだ」

    京太郎「出会って八周年の記念日でもあるし」

    「その割にはプレゼントがしょぼくない?」

    京太郎「うっ……気持ちはこもってるはず」

    「絶対直前まで忘れてたでしょ」

    京太郎「お、思い出したからセーフだし」

    「はぁ……まあいいや」

    591 = 1 :



    「じゃあ、明日付き合ってくれたら許す」


    京太郎「よし、許された」

    「気が早い」

    京太郎「んじゃ、おとなしく去りますよっと」

    「……京太郎」

    京太郎「ん?」

    「その、ありがとう」

    京太郎「久ちゃんが喜んでくれただけで嬉しいよ」

    「……気持ち悪」

    京太郎「ひどっ」


    592 = 1 :




    「もう八年になるんだ」

    「私の誕生日……私とあいつの始まりの日」


    『うっせーよ、ちかよんなよ』


    「なーんて、最初トゲトゲしてたのって向こうよね」

    「ま、お互い人のことは言えないかな」


    「ふふ、明日何してもらおうかしら?」



    593 = 1 :

    というわけで誕生日おめでとう

    過去の話はおいおいですね
    場合によっては日の目を見ない可能性もありますが

    それじゃ、失礼します

    600 :

    こんちゃっす

    昨日やろうと思ったけど昨日はぐっすりだったのでこれからやります
    最近は残業も少なくなってきたから更新頻度も上がるといいな……

    そんじゃ、もう少ししたらで


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について