元スレ八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 :
乙!
さすが>>1だな。同人買っても読まずにこのスレに集中するなんてww
103 :
>>98
平塚先生なら浮気相手じゃなく>>1本人にファースとブリットかますだろ
105 :
楽しみ!
106 :
乙でございます
107 :
他人のスレで酉つけてID変えることになんの意味が…(困惑)
108 :
日頃から自演しまくっとるんやろなあ…
109 :
ここをプロレスリングにして暴れるのが目的だろうから
スルーが一番なんだけど、エンターテイメント過ぎて反応したくなっちゃう
反省
112 :
113 :
八幡「…………と、まあそんなことがあったわけなんだが」
沙希「そう…………」
八幡「誰が悪いってわけじゃねえのはわかってんだよ。みんな本気で言ってるわけじゃないからな。雪ノ下だって親の前では俺を貶すようなことはほとんど言ってねえし、親や小町が俺をディスるのもいつものことだし」
沙希「…………」
八幡「ただ今回はタイミングが悪かったな。ちょっとあんな夢を見て少し精神が弱ってたみたいでさ、普段なら全然構わないんだが」
沙希「いや、良くないでしょ。そんなに言われてあんた何も思わないの?」
八幡「いつものことだし慣れてるよ。なんだかんだ構ってくれるし」
沙希「無視されるよりはいいってこと? そんなの悲し過ぎじゃない…………」
八幡「いや、そんな悲観的に捉えることでも」
沙希「馬鹿…………」
八幡(川崎は俺の頭を抱く力を強めた。しかし性的な情欲は一切沸かず、ただされるがままになる)
八幡「…………そういやお前はあんま俺の悪口言わねえな。何でだ?」
沙希「何でって…………普通言わないでしょ」
八幡「そうか? 由比ヶ浜ですら俺にキモいキモい言うんだぞ。むしろ言う方が普通じゃね?」
沙希「まあ由比ヶ浜は……ね」
八幡「?」
114 = 113 :
沙希「でも家を飛び出してきた、というか泣いたってことはやっぱりあんたも嫌だったってことでしょ?」
八幡「あー…………ほんの少し、な。ま、家に帰ってちょっと怒られてちょっと謝って終わりだろ」
沙希「手を震わせるほどショック受けたくせに」
八幡「はん、そんなの俺の数あるトラウマのひとつになるだけだ。大したことじゃねえ」
沙希「へえ。じゃ、あたしの胸で大泣きしたことを誰かに言っても構わないんだね?」
八幡「ちょっと待ってください川崎さん」
沙希「大したことないんでしょ?」
八幡「すいませんホント勘弁してください」
沙希「まったく…………あんたがそんなんだから周りも気にせずに色々言ってくるんだよ。少しは言ってやらないと」
八幡「いや、いつもは本当に気にしてないんだって。今回はたまたまだな」
沙希「じゃ、時には傷付くって教えないと駄目だよ」
八幡「教えるってもなあ……何て言うんだ?」
沙希「口頭じゃなく行動で示すんだよ」
八幡「例えば何をするんだよ?」
沙希「ちょうど春休みだし家出しちゃいな」
八幡「悪口言われて拗ねて家出って…………子供かよ」
沙希「高校生は子供でしょ」
八幡「そうでした」
115 = 113 :
沙希「それとも自分探しの旅にでも出る?」
八幡「どっちにしても無理だ。財布もなけりゃ泊まるとこもねえんだぞ」
沙希「あっそ。ところで比企谷、奉仕部って春休みもやってんの?」
八幡「あん? さあ、知らんな。何か依頼でもあるのか?」
沙希「うん、せっかくだしあんたに頼もうと思って」
八幡「今の俺に出来ることなんか限られてるが……ま、一宿一飯の恩もあるしな。とりあえず言ってみろよ」
沙希「そう、じゃあさ」
八幡(スッと川崎は腕を解いて身体を離し、少し離れて座る。ちょっと名残惜しい)
沙希「女一人でしばらく留守番なんてちょっと不用心だからさ、家族いない間ウチにいてくれない?」
八幡「はあ!? いやいや、駄目だろそれは」
沙希「女一人にするつもりなの? ちなみに誰か泊まりにくるような女友達なんかあたしにはいないから」
八幡「いや、でも…………」
沙希「あっ、あいたたたた…………昨夜叩かれたとこが痛くて買い物とか不便になりそう。誰か男手がいてくれれば楽なんだけど…………」
八幡「うぐっ…………」
116 = 113 :
沙希「あー、手首が痛いなー、洗濯とかも大変になりそう。そういえばあたしが昨日着てた服、誰かさんの涙とかで汚れちゃってたなー。比企谷が駄目なら雪ノ下や由比ヶ浜に色々相談してみよっかなー」
八幡「わかった! 留守番させてもらう! 依頼は引き受けるから!」
沙希「そう? ありがとう」
八幡「ったく…………んじゃ準備してくっから一回帰るわ」
沙希「何言ってんの。それじゃ家出にならないでしょ」
八幡「マジで家出させるつもりなのかよ…………財布もスマホも着替えもないんだぞ?」
沙希「お金は生活費とかはこっちが出すし、必要なら渡すよ。抵抗あるなら今後いつか返してくれればいいから。連絡する相手もいないのにスマホなんか使わないでしょ? 下着類は父さんや大志用の予備があるからそれを使いな。着替えも大志のを借りればいい。男同士ならそこまで抵抗ないでしょ?」
八幡「あとウチはともかくお前の親御さんとかにはなんて言われるか」
沙希「それも大丈夫。母さんに電話して許可はもらってるから」
八幡「年頃の娘一人の家に男泊めるのを許可するのかよ…………」
沙希「ま、その辺は色々と、ね」
八幡「はぁ…………改めて確認するけど本当にいいのか? 俺は男でお前は女なんだぞ?」
117 = 113 :
沙希「そうだね」
八幡「何かされるかもとか思わないのか?」
沙希「するの?」
八幡「そんなつもりはねえけどさ、理性トんだりするかもしんねえだろ」
沙希「そん時はあたしの見る目がなかったってことで諦めるよ。こう見えても諦めはいいんだ」
八幡「じゃあ俺を泊めようとすんのを諦めろよ…………」
沙希「ぐちぐちうるさいね、もうあたしの依頼引き受けたんだから覚悟決めな」
八幡(川崎はそう言うが、明らかに口実だ。一旦俺を家から引き離すのが目的だろう)
八幡(これで本当に親達からのディスりが減るかはわかんねえし、むしろいなくなって喜ぶまである)
八幡(でも…………たまにはこんな非日常もいいか、なんて思うあたりやはり多少は自暴自棄になっていたのだろう)
八幡「わかった、しばらくの間居候させてもらう。悪いけどよろしく頼むな」
沙希「うん、遠慮しないでいいから」
118 = 113 :
八幡「でもよ、何でお前はここまで俺に構ってくれるんだ? 普通ならあんなみっともないとこ見せた男なんて引くだろ」
沙希「何でだと思う?」
八幡「わかんねえから聞いてんじゃねえか。あれか、お前俺のこと好きなんだな? なんて」
沙希「なんだ知ってたのあたしの気持ち。ま、そういうことだね」
八幡「はああ!?」
沙希「だから我慢できなかったら別に襲ってもいいよ。抵抗しないから」
八幡「いやいやいやいや、冗談だろ? 冗談だよな?」
沙希「信じなくてもいいけどね。今はあんたの家族とのことを考える方が大事でしょ」
八幡(いえ、そっちの方が大事というか衝撃なんですが)
沙希「とりあえず靴下と靴くらいは用意しとくかな。下駄箱に予備のスニーカーがあったから出掛ける時はそれ使って。出しとくから」
八幡(そう言って川崎は玄関の方に向かう)
八幡「…………」
八幡(なんか、とんでもないことになったな…………)
八幡(こうして俺の、川崎家での居候生活は始まったのだった)
119 :
さすがいっちやで
120 = 113 :
ここまで
サキサキ同人誌が一冊もなかったのでサキサキ成分を自給自足
はあ…………気力なくなったわ……何でガハマさんといろはすばっかり
続きはやる気が出たら投下します
ではノシ
123 :
いろいろと乙です
124 :
乙
こっからが本番やな
125 :
俺も酉つけてみっかな
126 :
乙。
サキサキ同人増えろ(願望)
127 :
おつおつ
八幡は居候決定として、その後の比企谷家(+ゆきのん)の反応が気になるな…
128 :
1、乙です。プレッシャーなぞ感じず、1の書きたい事を書いてほしい。
1を愛しているから。
とりあえず、このスレは我らドドリア達が楽しみにしている。今度は、体調優先でね~。
129 = 123 :
は?
俺はドドリアじゃねえし
変身前ザーボン様だし
130 :
>>129
くさいから黙ってろ
131 :
そんなことよりサキサキ同人増えろし…誰かマジでやってくれないかなー…無理か
132 :
サキサキ格好いい結婚したい
133 :
何か何となくだけど文章上手くなってる気がする。
134 :
早くしないとハチマンがさきさきに食われちゃう…
135 :
さきさきマジイケメン(褒め言葉
136 :
沙希「シャワー浴びてこいよ」
八幡「え」
沙希「ん?」
137 :
沙希「じゃ、ちょっと着いてきて。軽くウチの中案内しとくから」
八幡(戻ってきた川崎にそう言われて俺は腰を上げる。トイレや風呂場などを確認し、使っていいものを指示された)
沙希「ここが大志の部屋ね。そんなに散らかさなかったら勝手に入って漫画とか読んでもいいから。あたしもそうしてるし」
八幡「わかった」
沙希「こっちが親の部屋。ここは入らないでね」
八幡「わかった」
沙希「んでここがあたしの部屋。比企谷には夜は居間に布団敷いて寝てもらうけど、寂しくなったら来てもいいから」
八幡「わかんねえよ!」
沙希「こんなとこかな? もうすぐお昼ご飯だけど冷蔵庫の中身が心許ないから買い物しないと」
八幡「スルーすんなよ…………買い物なら手伝おうか? 荷物持ちくらいならするが」
沙希「ありがと。じゃ、スーパー行こっか。ちょっと着替えるから玄関か一緒にあたしの部屋に入るかして待ってて」
八幡「後者は有り得ないだろ! 玄関で待ってっから」
沙希「そう? 着替え覗きたくなったらいつでも来ていいからね」
八幡「っ…………!」
八幡(俺は言葉に詰まり、無言でその場を離れる)
八幡(なんなんだあいつは…………)ドキドキ
138 = 137 :
八幡(先ほど渡された新品の靴下を履き、玄関に向かう)
八幡(新しいスニーカーが用意されていたので、サイズを確認して履いてみる。うん、大丈夫だな)
沙希「お待たせ。靴のサイズ大丈夫?」
八幡「おう、平気だ…………って」
八幡(振り向くと、やたらキマった服装の川崎がいた。え? スーパー行くんだよね? これから誰かとデートってわけじゃないよね?)
沙希「何? あ、ひょっとして似合わない?」
八幡「いや…………えっと」
沙希「ごめん……やっぱり変だよね。着替えてくる」
八幡「ち、違う! そうじゃなくて、その、すげえ綺麗だから言葉に詰まっちまったんだ」
沙希「…………ホント?」
八幡「ああ。思わず見惚れちまった。こんな時の語彙が不足してて上手く言えねえけど、すごく魅力的だ。世の中の男共を虜にできるぜ」
沙希「他の男なんかどうでもいいよ。比企谷は? 虜になってくれてる?」
八幡「う…………あ、ああ、そりゃな。何で今まで川崎がこんなに綺麗なのを知らなかったんだろうって後悔してるくらいだ」
沙希「ふふ、ありがとう。比企谷にそう言ってもらえるとすごく嬉しい」ニコッ
八幡(何なのその笑顔!? 勘違いしちゃうじゃないか!)ドキッ
139 = 137 :
沙希「そんじゃ行こっか」
八幡「お、おう」
八幡(俺は先に玄関を出て、ドアを開けておいて靴を履く川崎を待つ)
沙希「おっけ。鍵かけるよ」
八幡「おう」
八幡(川崎はドアを閉めて鍵をかける。ノブをひねって確認し、鍵を俺に差し出してきた)
沙希「はい、合い鍵。なくさないでね」
八幡「…………お前、ちょっと人を信用し過ぎじゃないか?」
沙希「だから比企谷だけだってば。持ってないと不便だよ。それともどっか行くときは四六時中一緒にいる? あたしはそれでもいいけど」
八幡「……わかった、一応借りておく」
沙希「ん、信用してるから気を遣わないでいいよ。こう言っちゃなんだけどあんた必要なく他人に疑われるようなことしないでしょ」
八幡「必要なく、って何だよ?」
沙希「心当たりがなきゃ気にしないでいいよ」
八幡「………………」
沙希「ほら、行くよ?」
八幡「…………ああ」
八幡(俺と川崎は並んで歩き始めた)
140 = 137 :
ここまで
あんまりやる気は出てないけど投下
今までゆきのん、ガハマさん、はるのん、いろはす、平塚先生、大天使トツカエルのエロ同人誌は手に入れてる
サキサキはエロも健全も見かけない…………こんな世の中に絶望した!
またノシ
146 :
本来同人誌に漫画と小説の区別は無い、つまり……
ほれ書き溜めて出版はよ
147 :
このさきさき、八幡のケツとか下半身とかをネットリした視線で見てそう
148 :
おつー、頑張っちくりー
149 :
サキサキをはじめ、あーしや海老名、折本や相模、ルミルミ、さらには天使コマチエルも出てないぞ
150 :
けーちゃんの同人誌見つかったか?
みんなの評価 : ★★★
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