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    元スレ八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」

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    みんなの評価 : ★★★
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    751 = 750 :

    すげえどうでもいいけど未成年だから双方の両親の同意と保証人が必要になるから現実的じゃないよね
    童貞こじらせてるどころかあっちの世界いっちゃってるべ

    752 :

    これは
    暖かく見守りたい逸材

    753 :

    正直、気持ち悪いのは確か
    婚姻届は無いわ

    754 :

    >>751
    文盲かな?

    755 :

    祝ってやる!末代まで祝ってやる!

    756 :

    サキサキ勝ち確定まで秒読み段階だな!

    757 :

    八幡「ど…どういうルートを選んでも川崎と結婚ルートになっちまう…!」

    758 :

    八幡「俺はさがみんが好きなのに…」

    759 :

    批判に見せかけたツンデレが湧いてますねぇ……
    ゆきのんの同類かな?

    760 :

    乙。どうでもいいから結婚したい。
    1早くしよ?

    761 :

    八幡(ふあ…………すげえ眠い。昨夜は川崎を抱きしめながら寝たからだな、ちょっと感触が勿体なくてなかなか寝なかったし)

    八幡(帰ったらすぐ川崎にメールして一眠りするか。あ、その前に小町にケーキ買ってやらねえと。コンビニのでいいか)

    八幡(もうすぐ夕飯の時間だが…………いらねえな。予備校のために遅い昼飯になったし、明日の朝まで寝ちまおう)

    八幡「ついでにマッ缶飲むか…………コンビニは、と」

    八幡(目に入ったコンビニに行き、マッ缶とケーキを買って家に向かう)

    八幡(そういやもっとマシな男になったら、って川崎には言ったけどどうすればマシな男として認められるんだろうか。リア充みたいになるってのとは違うよな多分)

    八幡(普通に考えればいい大学行ってちゃんと就職することか? まあ、プロポーズするなら養えるだけの甲斐性がないと無理だろうし)

    八幡(とりあえずは勉強から、かな。数学もある程度できるようになれば選択肢は広がるはずだし、ちょっとだけ頑張ってみるか)

    八幡(そうこう考えているうちに我が家に到着し、自転車をとめて鍵を掛ける。それをポケットにしまい、代わりに家の鍵を取り出して開ける)

    八幡「たでーまー」

    762 = 761 :

    八幡(玄関で靴を脱いでると、リビングから小町が飛び出してきた)

    小町「お、お、お兄ちゃん!?」

    八幡「おう、愛しの可愛い妹よ、元気だったか? ほれ、お土産のケーキだ」

    小町「え、あ、ありがとう…………じゃなくて! その……」

    八幡「あー、悪い。今すっげえ眠いんだ。夕飯はいらねえから明日の朝まで寝かせてくれ」

    小町「え…………」

    八幡(昼の川崎の数学講座の疲れが今頃来たのだろうか? 頭が少しぼんやりしてきた。ついでに大あくびまで出てしまう)

    八幡(多分サキウム不足のせいでもある。ちなみにサキウムってのは元気になる成分のひとつで川崎沙希との触れ合いで摂取できる………………うん、我ながらキモいわ。やっぱり疲れてんな)

    八幡「んじゃ。滅多なことでは起こすなよ? せっかくの春休みに安眠を妨害されるなんて御免だし」

    小町「で、でも、小町、お兄ちゃんに…………」

    八幡「話あるなら明日聞いてやっから。んじゃお休み」

    小町「あ…………」

    八幡(小町は何か言いたそうだったが、今のコンディションではまともに聞けないだろう。悪いけど明日にしてもらおう)

    八幡(部屋に戻り、スマホで川崎に『帰った。寝る』とだけ送り、俺はベッドに飛び込んであっという間に眠りにつく)

    763 = 761 :

    沙希「ん、メール?」

    沙希(携帯を操作し、届いたメールを見ると短く『帰った。寝る』とだけあった)

    沙希「付き合って初めてのメールがこれってどうなのさ…………」

    沙希(そう言いつつもあたしはそのメールを保護指定し、うっかり消えないようにする)

    沙希「返信は……いいか。起こしたら悪いし、明日の朝にでもしとこう」

    沙希(なんか、夢みたいな数日間だった)

    沙希(比企谷と一緒にいれて、あまつさえ付き合うことになるなんて)

    沙希(料理も食べてくれたし、抱きしめ合ったり、一緒に寝たり、キスまで…………)

    沙希(怖いくらい、幸せ…………でも、あいつにとってもっともっと良い女になりたい)

    沙希(学校始まったらお弁当を作ってあげよう。服も作ろう。まだまだ色んなことを勉強しなくちゃ)

    沙希(あ、あと、いつかのために、エ、エッチなことも…………)

    沙希(つい比企谷とそういうことをする想像をしてしまい、悶々としてるところで呼び鈴が鳴り、我に返る)

    沙希(みんなが帰ってきたようだ。出迎えに行こう。もう比企谷がいた痕跡は消したはずだし)

    沙希(まあ母さんにだけは根掘り葉掘り聞かれるんだろうけど…………他のみんなに黙っててくれたし、帰宅時間とかの情報もくれたからそれくらいは仕方ないか)

    沙希(色々からかわれるであろう未来に少しだけ憂鬱になりながらあたしは玄関に向かった)

    764 = 761 :

    短いけどここまで

    こっから先はサキサキを登場させにくいシーンばっかなんだよなあ…………どうしよ?
    名前だけでも出せばセーフ?


    平塚>>760よ、1が欲しくばわたしを倒してからにするのだな」パキポキ


    またノシ

    765 :

    乙乙
    別に無理に出さなくてもいいんじゃないか?

    766 :

    乙!
    名前だけで良いならメールで登場させれば良いんじゃね?サキサキ

    767 :

    今までのでサキサキ成分は足りてるから周りに焦点当ててもいいんじゃないか

    768 :

    『その頃の川崎家では』って感じで八幡とのこれからを考えながらワクワクしたり乙女してるサキサキのシーンを軽く重く捩じ込めば良いんじゃなかろうか

    769 :

    >>760
    こういうのホントキモいわ

    771 :

    こいつ家出してたって自覚皆無すぎるだろwwwwww爆笑してもうたわ

    772 :

    >>768に一票
    サキウムとケーカニウムは中毒性あるんかね?

    773 :

    おつです!
    八幡…いくら寝てても流石に両親帰ってきたら叩き起こされるぞ…www

    775 :

    あんなに帰るのビビってたのに何も感じてない風でワロタ

    776 :

    ガチ修羅場はよ
    胃が痛くなるようなので頼む

    777 :

    うるせぇよ乞食

    779 :

    やっべ、仮眠してたらこんな時間
    今日の更新は間に合わんな。すまん

    781 :

    よし明日になったぞ

    782 :

    八幡「ん…………」

    八幡(伸ばした腕が空振り、ポスンと布団に落ちて俺は目を覚ました)

    八幡(そうか。帰ってきたから川崎は隣にいないんだな)

    八幡(…………そうだ。俺は家出してたんだった。昨夜うっかり小町と普通に会話してしまったな。いや、小町は何か言いたそうだったけど)

    八幡「起きるか……」

    八幡(時計を見ると五時半といったところだった。何か食うもんあるかな?)

    八幡(そう思ってリビングに入ると親父とお袋がテーブルで朝食をとっていた。え? 随分早いな)

    八幡「おはよう。俺の食うもんある?」

    八幡(しかし二人ともポカンとしたままこっちを見るだけだった。ああ、そういや普通に話し掛けられたって戸惑うに決まってるわな)

    八幡「えっと、色々ご迷惑をかけてすいませんでした」

    八幡(実際にどのくらい迷惑をかけたかはわからないが、とりあえず頭を下げておく)

    比企谷父「…………八幡、頭を上げてここに座りなさい」

    八幡(親父がやたら神妙な声で椅子を指差した。そのあとお袋の方に移動し、俺と向かい合う形になる)

    比企谷父「八幡」

    八幡「はい」

    八幡(何やら改まって呼んでくる。まさか本当に俺が必要なくて追い出そうってんじゃないだろうな? いや、さすがにそれはないと思うが、万一そうなったらまた川崎んとこに行くことになんのかな?)

    783 = 782 :

    八幡(そんな的外れな想像をしていると、いきなり両親揃って頭を下げてくる)

    比企谷父「お前の気持ちも考えず無神経なことを言ってすまなかった」

    比企谷母「ごめんなさい。この馬鹿な母親を許してちょうだい」

    八幡「え? お、おい、何だよ突然? 頭上げてくれって」

    比企谷父「いや、俺達はこうしなければならん。でなければ完全に親失格だ」

    八幡「何でだよ!? そりゃ俺は出来の良い息子ってわけじゃないが、小町みたいな良い子を育ててるじゃねえか」

    比企谷父「そんなことはない! お前だって俺達の自慢の息子だ!」

    八幡「うおっ、下向いたまま怒鳴るなよ…………とりあえず頭上げろってば。でないとまともに話も出来やしねえ」

    八幡(そう言うとようやく二人は頭を上げた)

    八幡「で、えーっと、何で俺に謝るんだ?」

    比企谷父「何でって……あの日、俺達はお前に色々ひどいことを言ってしまってだな」

    八幡「いや、そんなのいつものことだろ。いちいち気にするなよ」

    比企谷母「気にしないわけないでしょう! あんたが家を飛び出しちゃって…………」

    八幡「あー…………」

    八幡(なんだか思っていた以上に心配をかけていたらしい。悪いことをしたな)

    784 = 782 :

    比企谷父「お前のことを貶すようなことを言ったが、あれは本気じゃないんだ。しかし親子とはいえきちんと線引きしなければならんこともあるはずなのに、それを軽んじてしまった。本当にすまない」

    八幡「あ、いや、別に慣れてるから」

    比企谷母「それがおかしいのよ。慣れるほど言われているというのがそもそも問題なの。それも全て私達のせい。ごめんなさい」

    八幡「えーと、うん、わかったからさ、まずは朝飯にしないか? 俺、腹減ってんだけど」

    比企谷父「おい。俺達は真面目に話しているんだぞ」

    比企谷母「目をそむけないで聞いてほしいの」

    八幡(め……)

    八幡(面倒くせえええ!)

    八幡(あん時はそりゃちょっと悲しかったりもしたけどさ…………いや、かなりか? 実際泣いてしまったりしたわけだし。でも今となっちゃ黒歴史というか恥ずかしい過去なんだよ、親にちょっと貶されて泣いて家出したなんて。あんまり思い出したくない)

    八幡(…………多分こんな心境になったのも川崎のおかげなんだろうなあ。あいつ関連で色々衝撃的なことがあったせいでくだらないことに思えてきたんだし。まさかこれも狙いのひとつだったのか?)

    785 = 782 :

    比企谷父「だから八幡、お詫びにお前の願いを何でも叶えてやろう」

    八幡「シェンロンかよ」

    比企谷父「ただし俺の力を超える願いは叶えられん」

    八幡「まんまシェンロンじゃねえか」

    比企谷母「正直なところ物で釣るみたいになってるけど、蔑ろにしがちだったあんたのために何かしてあげたいのよ。遠慮しないで言ってごらん」

    八幡「あー…………じゃあさ」

    比企谷父母「「うん」」

    八幡「今回の事、気にすんなよ。んで今まで通りに接してくれればいいから」

    比企谷母「え?」

    比企谷父「し、しかしそれでは俺達の気が……」

    八幡「なんだよ、何でも叶えてくれるんだろ?」

    比企谷父「う…………」

    八幡「だいたいあの日はたまたまちょっと嫌なことが重なっててな、色々あって泣いちまったんだよ。親父達だけのせいってわけじゃねえから」

    比企谷父「…………わかった」

    比企谷母「お父さん!?」

    比企谷父「母さん、八幡がそうしてほしいと言うならば俺達は従うべきだ。これ以上何かさせるよう仕向けるのは俺達が罰されて楽になりたいだけにしか見えん」

    比企谷母「そう……そうね」

    八幡「いや、だからそこまで大袈裟なもんじゃねえってば……」

    786 = 782 :

    比企谷父「だが八幡、お前も言いたい事は言ってこい。子供だからって遠慮はしなくていいんだぞ」

    八幡「だからさっきからメシが食いたいって言ってるじゃねえか…………このトースト食っていいか?」

    比企谷母「あ、じゃあもう何枚か焼くよ。ついでに八幡の分のコーヒーも淹れるから」

    八幡(そう言ってお袋は台所に向かった。やれやれ、ようやく朝飯にありつけそうだ)

    八幡「ところで今日はやけに早くね?」

    比企谷父「ああ、今仕事が佳境に入っててな。お前が大変な時なのに仕事にかまけるなど本来は許されないことなのだが…………」

    八幡「いやいや、それで俺と小町を養ってくれてんだから感謝してるって。むしろそんな時に迷惑かけて悪かったよ」

    比企谷父「そんなことはない。子供に迷惑かけられるのが親の仕事だ。だが、小町もすごく心配していたぞ。雪ノ下さんのお姉さんから話を聞くまでは事故にでもあったりしてないかとかな」

    八幡「ああ、陽乃さんに聞いたのか」

    比企谷父「色々とな。ところでその時に聞いたが服装が家を出たときと違っていたそうじゃないか。この数日間どこに行っていたんだ?」

    八幡「あー…………彼女のとこに泊まってた」

    787 = 782 :

    比企谷父「え…………?」

    比企谷母「え…………?」

    八幡「うおおっ! 危ねえっ!」

    八幡(ちょうどお袋が持ってきたトーストを乗せた皿がテーブルに落ちそうになるのをキャッチする。なに? 俺の言ったことがそんな衝撃的なの?)

    八幡(いや、うん、衝撃的ですね。だって俺の口から『彼女』だよ?)

    比企谷母「ごめんなさい。ごめんなさい八幡。そんな現実と妄想の区別がつかないほど追い詰められていたなんて…………」

    比企谷父「母さん、ここは八幡に合わせるんだ…………そうかそうか! よく出来た彼女じゃないか! 良かったな!」

    八幡「全部聞こえてるからな? いや、別に信じなくてもいいけどさ…………」モグモグ

    比企谷母「え、ほ、本当なの?」

    八幡「あ、やましいことはしてないぞ。ちゃんと相手の親御さんに宿泊許可ももらったし」モグモグ

    比企谷父「は、八幡に、彼女が…………」

    八幡「絶句するのもわかるけどさ、仕事の時間平気か? 結構な時刻だけど」モグモグ

    比企谷父「なに? あ、そろそろ出掛ける準備をしないとならんな。八幡、帰ったら詳しく聞かせろ」

    八幡「気が向いたらな」モグモグ

    八幡(親父達は慌ただしく着替えて出掛けていった。ええー…………川崎のこと説明すんの?)

    八幡(俺達の関係をどの辺りまで伝えていいかあとで川崎に確認しとくか)

    八幡(そう考えて次のトーストに手を伸ばした時、リビングのドアが開いて小町が顔を覗かせてきた)

    小町「お兄ちゃん…………」

    788 = 782 :

    一旦ここまで

    サキサキが出る気配がねえ。超つまんねえ
    今日はもう一回投下だな
    でも今は寝る

    またノシ

    790 :

    おつ
    サキサキ圧勝やんw

    793 :

    ちょっとこの八幡、思考がおかしくないかww

    794 :

    >>793

    795 :

    乙!
    今すぐサキサキにおはよーのメールをするんだ!八幡!!

    796 :

    奉仕部二人の介入する余地なしwww

    797 :

    八幡「まんまシェンロンじゃねえか」

    ワロタ

    798 :

    これで両方の親公認か

    799 :

    サキサキいないと確かにつまんないな

    800 :

    >>793
    いろんな意味で賢者なんだろ


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