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    元スレ京太郎「俺が三年生?」小蒔「初めては私です!」

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    みんなの評価 : ★★
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    651 = 1 :




    京太郎「もう朝か……結局ほとんど寝られなかった」

    エイスリン「ン、Good morning」ハラッ

    京太郎「……おはよう」

    エイスリン「……」ポー


    エイスリン「――っ」カァァ


    京太郎「ちょっと待て、服がそうなってるのは俺じゃない」

    エイスリン「ホントウ?」

    京太郎「本当。神に誓って」

    エイスリン「……シンジル」

    京太郎「よいしょっと……それじゃ朝御飯買ってくるよ」

    エイスリン「ア、ワタシモ」

    京太郎「その格好でか? やめとけ」

    エイスリン「アウゥ……」カァァ


    652 = 1 :




    京太郎「荷物ってこれだけなのか?」

    エイスリン「コジンイワク、タビダツミハカルイホウガイイト」

    京太郎「まーた怪しげな」


    エイスリン「オワリッ」

    京太郎「量が量だけにすぐ終わったな……まだ昼前か」

    エイスリン「オナカ、ヘッテナイ、マダ」

    京太郎「だよなぁ、じゃあせっかくだしどこか行くか?」

    エイスリン「ジャア……High school、ミヤモリ」

    京太郎「そうだな……ちょっと行ってみるか」


    653 = 1 :




    「まだ全員は集まってないみたいね」

    「トヨネたちがまだ来てないみたい」

    「……メール来た。もうすぐ到着だって」

    「遅刻!」

    まこ「まぁまぁ、まだ時間までありますから」

    「はいはい、慌てなくても私は逃げないわよ」ギュッ

    「うわっ」

    「んー、良い抱き心地」

    まこ「こらこら」


    「あれ? 校門のところに見慣れない人たちがいるね」

    「金髪……ふむ、今度来る留学生かも」

    「でも二人? 男の子と一緒みたい」

    「なにそれ! 不純異性交遊じゃない!」

    654 = 1 :



    「留学生ねぇ、どれどれ……」

    まこ「野次馬根性じゃな。ま、珍しいのはわかるけぇ」

    「……」

    まこ「どうかしたんかいの?」

    「見間違いかと思ったけど……」

    まこ「は?」

    「ちょっと行ってくる」


    655 = 1 :




    京太郎「着いたな」

    エイスリン「ミヤモリ!」

    京太郎「さて、ちょっと中に入って……あれ、久ちゃん?」

    エイスリン「ダレ?」

    京太郎「ああ、俺の幼馴染」

    エイスリン「オサナナジミ?」

    京太郎「おーい、久ちゃ――」


    豊音「京太郎くーんっ!!」ダキッ


    京太郎「――むがっ」

    エイスリン「Giant!」

    656 = 1 :



    豊音「こんなとこで会えるなんてちょー嬉しいよー!」

    豊音「これってなんて奇跡かな? 運命かなっ?」

    豊音「あのねあのねあのね? 私お友達が増えたんだ」

    豊音「ずーっと京太郎くんに紹介したいなーって思ってたんだよ?」

    豊音「ところで、京太郎くんはどうしてここに……」


    京太郎「」ガクッ


    豊音「京太郎くーん!」


    「えっと、どういうこと?」

    エイスリン「Hmm……」

    「おやまぁ、彼がそうなのかい」


    657 = 1 :




    「小瀬川白望」

    「臼沢塞、よろしくね」

    「鹿倉胡桃、勝手なことは許さないんだからっ」

    「姉帯豊音だよー、留学生さんよろしくね」

    エイスリン「Aislinn Wishartデス」

    京太郎「須賀京太郎、エイスリンのはとこで、そこにいる久ちゃんと同じ高校だ」


    「それで、姉帯さんとの関係は?」

    京太郎「ああ、電車を乗り間違えた先で知り合ったんだ」

    「なるほどね……あの時か」


    豊音「京太郎くんはねー、私の初めての人なんだよ?」

    658 = 1 :



    白望「わお」

    「あ、あはは」

    胡桃「不潔っ」

    エイスリン「……」ジー

    「は?」

    まこ「あちゃー」


    京太郎「そうだな。『初めて』の友達で『初めて』麻雀一緒にやったんだよな?」

    「本当に?」

    豊音「うん、そうだよー。あ、あとお姫様だっこもしてもらったり」

    「新事実が浮上したわね?」

    京太郎「誰だって言い忘れの一つや二つ、あるもんさ」

    「まあ、この程度ならもう諦めてるわよ」

    659 = 1 :



    「要するに友達ってことだよね? じゃあ仲良くしようよ」

    京太郎「俺としては大歓迎かな」

    白望「ダル……もたれかかっていい?」

    京太郎「はい?」

    胡桃「ダメ! シロはこっち!」

    白望「あーうー」ズルズル


    まこ「早速のカオスぷりじゃの」

    「はぁ……」


    「みんないるかい?」


    京太郎「……どなた?」

    「熊倉トシ、ここの麻雀部の顧問さ」

    エイスリン「ヨロシクデス」


    トシ「ここは交流ということで、みんなで麻雀でもどうだい?」

    660 = 1 :



    白望「……ダル」

    「いいんじゃない? もとからそのつもりだったし」

    胡桃「今日は負けないからっ」

    豊音「ちょー楽しみだよー」

    「ま、昨日と同じね」

    まこ「待機の人数が増えたことぐらいかの?」


    エイスリン「……」クイクイ

    京太郎「ん?」

    エイスリン「ワタシ、ナイ、マージャン、ヤッタコト」

    京太郎「わかった。トシさーん」

    トシ「どうかしたのかい?」

    京太郎「エイスリンが麻雀未経験なんですけど、レクチャーお願いします」

    トシ「わかったよ。さ、こっちにおいで」

    エイスリン「ヨロシクオネガイシマス」


    661 = 1 :




    トシ「おや、もうこんな時間かい」


    エイスリン「I'm tired……」

    京太郎「どうだ、初めての麻雀は?」

    エイスリン「マージャン、so difficult」

    京太郎「だよなー。俺も疲れた」

    エイスリン「デモ……タノシイ」

    京太郎「……だな」ポン


    「竹井さんたちは帰り大丈夫?」

    「んー、そろそろ出た方がいいかも」

    まこ「そうじゃな」

    豊音「私ももうちょっとで帰らなきゃだよ」

    「そっか、じゃあみんなで見送ろうよ」

    胡桃「ほら、シロも!」

    白望「わかってるから」

    662 = 1 :



    エイスリン「アノ……」


    「どうしたの?」

    エイスリン「ワタシ、クル、ココ、マタ……OK?」

    「いいんじゃない? ね?」

    白望「……いいと思う」

    胡桃「大歓迎だよ」

    エイスリン「オセワニ、ナリマス!」パァァ


    豊音「……来月かぁ」

    トシ「待ち遠しいかい?」

    豊音「はい……」

    京太郎「ここに編入するんだったっけ?」

    豊音「お友達もできていいことずくめだよー」

    京太郎「そっか……なら俺も嬉しいよ」

    663 = 1 :



    「京太郎? 帰りは?」

    京太郎「俺はエイスリンを家に返してからいくよ」

    「そう……ならお先に」

    まこ「とは言うても同じのに乗る羽目になるんじゃなかろうか」

    京太郎「席は別々だろうけどな」


    京太郎「それじゃ、そろそろ出るか」

    「こんどネト麻で打ちましょう」

    まこ「もし長野に来たらうちの店をよろしく」

    エイスリン「See you again」

    豊音「みんなー、またねー!」

    664 = 1 :




    「ふぅ、なんとも騒がしい一日だった」

    白望「完全にエネルギー切れ……」ダルーン

    胡桃「じゃあ私は充電で」ストン

    白望「これって吸い取られてるの?」


    トシ「エイスリン ウィッシュアート……」

    トシ「名は体を表すとはこのことなのかね?」

    トシ「将来、どんなプレイヤーになるか楽しみだよ」

    トシ「あとは、須賀京太郎」

    トシ「彼は……」


    665 = 1 :




    エイスリン「……」ペラッ


    エイスリン(彼からもらったスケッチブックをめくる)

    エイスリン(そこに描かれているのは、今日の出来事)

    エイスリン(ここに来て出会ったお友達に囲まれた私)

    エイスリン(さらにページをめくる)

    エイスリン(私が彼に見せた富士山や芸者の絵)

    エイスリン(そしてもう一つページをめくる)


    エイスリン「……フフッ」ペラッ


    エイスリン(そこにいたのは、手をつないだ彼と私)

    エイスリン(先を行く彼と、手を引かれて歩く私)

    エイスリン(この国に来て一番初めの、一番大切な思い出)

    666 = 1 :



    エイスリン「……」ペラッ


    エイスリン(ページを一気にめくる)

    エイスリン(何も描かれていないまっさらなページ)

    エイスリン(いつも持ち歩いているペンの先を、その上に落とす)

    エイスリン(思い描いたのは、彼との未来)

    エイスリン(私がそうなりたいと思う夢、望みを絵にする)

    エイスリン(そうしようと思ったけど――)


    エイスリン「~~っ」カァァ


    エイスリン(恥ずかしさが先走って、結局無理だった)

    667 = 1 :



    エイスリン「……キョータロ」


    エイスリン(呟いた彼の名前は私の耳にしか届かない)

    エイスリン(絵にはできなくても、言葉にはできるかもしれない)

    エイスリン(この国ではなんというのだろうか?)


    エイスリン「ア……」


    エイスリン(窓から差し込む光を見上げる)

    エイスリン(今夜は月が綺麗だった)


    エイスリン(――彼と見たら、もっと綺麗なのかもしれない)


    668 = 1 :




    京太郎「ただいまー」

    「おかえり。どうだった?」

    京太郎「ま、意外となんとかなるもんだな。異文化コミュニケーション」

    「とか言ってー、向こうが日本語勉強してくれてたおかげじゃないの?」

    京太郎「まぁ、そういう側面もなきにしもあらず?」

    「はいはい図星ね」


    「そういえば私の親戚も岩手にいるのよね」

    京太郎「鹿児島だけじゃなくてか?」

    「うん、いとこなんだけど、娘さんがあんたと同年代だったような……」

    京太郎「ふーん」

    「たしか小瀬川って言ったかしら? 娘さんの名前は白望ちゃんで」

    京太郎「そっちもはとこだったのかよ!」




    『二年、エピローグ』が解放されました

    669 = 1 :

    選択済みエピソード

    ・一年
    入学式、久との再開
    春、美穂子登場
    春、二人のあいだにある壁
    美穂子再び
    初夏、久との対立
    初夏、美穂子への依頼
    初夏、美穂子との特訓
    初夏、決戦前夜
    決戦
    初夏、リスタート
    夏、新たな出会い
    夏、欠けた月
    夏、初めての執事(アルバイト)
    夏、衣の麻雀講座
    今宵、月が満ちるとも
    夏休み、遠征初日
    夏休み、松実姉妹
    夏休み、遠征二日目――鹿児島
    夏休み、眠り姫
    夏休み、遠征三日目――大阪
    夏休み、目覚めぬ未来
    夏休み、遠征四日目――岩手
    夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
    夏休み、遠征最終日――東京
    夏休み、グランドマスター
    夏の始まり
    エピローグ
    その後の美穂子
    秋、バイト執事再び
    秋、衣の誕生日(略してころたん)
    秋、膝枕の日
    秋、祭りの後で
    秋、恋敵?
    冬、雪の降り始め
    冬、年の初めに
    冬、画面の向こう側
    冬、節分の前の日
    冬、アラフォー(予備軍)
    三月八日、一年後の誕生日
    三月十五日、好みのタイプは?
    三月十六日、初めてのお出かけ
    三月、おもちと温泉と
    三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)

    670 = 1 :

    ・二年
    部活動紹介、まこ入部
    春、学食にて
    美穂子との再会
    初夏、ストーカー?
    初夏、池田の逆襲
    初夏、タイムリミット
    初夏、県予選開始
    初夏、団体戦決着
    初夏、縺れた糸
    初夏、まこの苦労日記
    初夏、ライバル
    夏、全国へ
    夏、ワールウィンド
    夏、奈良の王者
    夏、修羅の国のクールビューティー
    夏、大阪の魔物
    夏、大阪の姉妹
    夏、神代の姫
    夏、一番目と二番目
    夏、スリーピングビューティ
    秋、次の目標
    秋、まこの苦労日記その2
    秋、二人と一人
    冬、旅行に行こう
    冬休み、小悪魔
    冬休み、ゆきみだいふく
    冬休み、神社の娘と王者の進路相談
    五月十日、膝枕とおんぶ

    ・三年
    優希との出会い
    春、和の初恋?
    春、インハイチャンプ
    初夏、最後の一人
    初夏、不和
    和の悩み
    咲との微妙な関係
    優希の好物
    初夏、合宿
    初夏、家庭訪問@原村家
    初夏、最後の県予選
    初夏、鏡
    初夏、見えない彼女の見つけ方
    初夏、決意
    初夏、県予選決勝戦

    ・EX
    小学五年、幼馴染
    中学二年、初夏、ゆみとの出会い
    中学二年、夏、試合観戦
    中学二年、三月、照との別れ
    中学三年、初夏、空白

    671 = 1 :

    『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています

    三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます


    現在選択可能エピソード

    1・二年、エピローグ

    2・三年、初夏、東風とビギナーズラック


    >>+2

    673 :

    1

    675 = 1 :

    1で了解

    やっと二年編も終わりか……

    この前に引き続き、こんな遅くまで申し訳ないです
    半ば書きながらやってるとどうしても時間がかかってしまって……
    とりあえずおやすみです

    677 = 673 :


    まさか2人とも親戚とはね
    いいオチだった

    678 :

    まさかこのオチは予想外だったww

    乙でした―

    679 :

    そっちもかいwwww
    乙です

    680 :

    つまり京ちゃんが女子だったら金髪高身長おもち女子だった可能性が……?
    ……あ、これモンブチさんに嫉妬されるわ
    おつ

    683 :

    おそようございます

    ここの京太郎が女になったらとんでもないビッチですよ

    もうちょっとしたらやります

    685 :

    それじゃ、始めます

    686 :

    ほほぅ

    687 = 1 :



    ・二年、エピローグ


    『えー、本日はお日柄もよく……なんて挨拶は抜きにして、面倒な話は手っ取り早く済ませちゃいましょうか』


    一太「なんて言うかね、日に日に彼女のフリーダムさが洗練されていく気がするんだよ」

    京太郎「それはともかく、どうして俺はこんなとこにいるんだ。役員でもないのに」

    まこ「右に同じく」

    一太「何言ってるんだ。学校祭のリベンジがしたいって言ったのは君たちだろ」

    まこ「いや、わしは言っとらんです」

    京太郎「そうは言ったけど、ステージの上で座って待機とかめっちゃ目立ってるじゃん」

    一太「もう今更だから諦めようか、有名人」

    まこ「そうじゃの、有名人」

    京太郎「俺だけかよ」

    688 = 1 :



    『要するに、休み中はそれなりにハメを外しつつ、新年度への準備も怠らず楽しんでくださいということで』


    一太「そろそろ終わりそうだね」

    京太郎「だから、俺らがここにいる意味」

    一太「いいじゃないか。この後いやでも目立つんだから」

    まこ「だからわしは……」


    『それじゃあ、私の話はこれで終わりです。閉式の後は学生議会と有志による催し物があるのでお楽しみにね』

    689 = 1 :



    一太「会長、お疲れ様です」

    「ああいうのって肩こるのよねー」

    まこ「の割に好き勝手に話してたじゃろが」

    京太郎「ああ、そういや途中先生の顔が引きつってたな」

    「大丈夫、ギリギリ怒られないラインのはずだから」

    一太「ぼくの心労を増やさないでくれ……」

    京太郎「何言ってんだ。この後ドラム叩くんだろ?」

    一太「しょうがないだろ、会長の頼みじゃ」

    まこ「で、何渡したんじゃ?」

    「中学時代の後輩の写真」

    まこ「……」

    京太郎「……」ポン

    一太「やめろっ、生あたたかい目でぼくを見るんじゃない!」

    690 = 1 :



    『それでは、これをもって閉式とさせていただきます』


    「終わりね……準備はいい? ギタリスト」

    京太郎「バッチリだ」

    「ビビってない? ドラマー」

    一太「やるからにはちゃんとやるよ」

    「頼むわよ? キーボードプレイヤー」

    まこ「任しとき」

    京太郎「そっちこそ準備はいいのか? ヴォーカルさん」

    「もちろんよ」


    「さ、やるわよ! 部員獲得のために」


    一太「……よくよく考えたらぼくは関係ないよな」

    京太郎「それこそ今更だな」


    691 = 1 :




    「それじゃ、色々後始末あるから先に部室戻っててね」

    京太郎「なんか用意しとくものとかあるか?」

    「大丈夫、速攻で片付けてくるから」

    まこ「また職権乱用かい」

    「やぁねぇ、ちょっとだけよ、ちょっとだけ」


    一太「会長ー、行きますよー」


    「じゃ、後でね」

    京太郎「おう」


    692 = 1 :




    京太郎「もう二年も終わりか」

    まこ「なんじゃ、思い出に浸っとるのかの?」

    京太郎「色々あったからな……」


    『後一年、待つのね……』

    『あと、私は往生際が悪いってことはよく覚えておきなさいよ』

    小蒔『お名前と連絡先、教えていただけませんかっ』

    まこ『だからシャキッとせんかい、先輩!』


    京太郎(それに、照ちゃんも……)


    京太郎「本当に、色々な」

    693 = 1 :



    京太郎「でもま、次が最後だ。気合入れて部員集めするぞ」

    まこ「そういえば、大会に出る気はないのかの?」

    京太郎「俺が?」

    まこ「サポートに徹するようなたまには見えんわ」

    京太郎「つってもな、今の状態だったら初戦敗退がオチだしな」

    まこ「参加することに意義がある、とは言わんがの」

    京太郎「……」


    京太郎(向かい合った相手を乗り越えて勝利を掴む)

    京太郎(スポーツでも麻雀でもそれは一緒だ)

    京太郎(参加することに意義があるなんて本当に思ってるわけじゃない)

    京太郎(それでも、胸の奥でなにかがチリチリとしている)

    京太郎(不完全燃焼、なのか? 肩を壊したあの時から)


    京太郎「ま、気が向いたらな」

    まこ「そうかい」

    694 = 1 :



    『えー、二年の須賀京太郎くんと一年の染谷まこさん。至急学生議会室までお越し下さい』


    京太郎「……なんだ今の」

    まこ「……ものすごく嫌な予感がするのぅ」

    京太郎「厄介事を押し付けられそう的な?」

    まこ「それじゃ」


    『京太郎ー、まこー、はーやーくー』


    京太郎「……しゃあない、行こうぜ」

    まこ「ふぅ……」

    京太郎「あ、そうだ……まこっちゃん」

    まこ「ん?」


    京太郎「あと一年、よろしく頼むぜ」

    まこ「任しときんしゃい」




    二年編――完

    695 = 1 :

    というわけで二年編の本編は終了です

    範囲安価取りたいんですけど、人はいますかね?

    698 :

    いるよ

    699 :

    へい

    700 :

    ここに


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