元スレ提督「お姉ちゃん欲しい」
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401 :
夜
伊勢「あっはっはっは!赤城くん良い飲みっぷりだ!!」
赤城「お父様のお酒美味しいです!いくらでも入ります!!」ゴキュゴキュ
榛名「ちょっとあなたたち飲みすぎですよ…お母さんは心配です…」
暁「明石お姉ちゃん、お酒って美味しいの?」
明石「うーん、大人になると美味しく感じるように上手く作られているのよ」
暁「ふーん」
提督「ははは、久しぶりにウチが賑やかになったな」
加賀「そうね」
提督「まぁいっぱいどぞ、俺が作ったやつ」トクトク
加賀「ん」
加賀「父さんには及ばないけど、まぁ美味しいわね」
提督「あざす」
提督「今ごろ陸奥姉ぇはハワイかぁ」
加賀「ハワイで年越しなんて陸奥姉さんらしいわね」
提督「ホント、陸奥姉ぇは人生の成功者って感じだよな」
加賀「姉さんに憧れるだけ無駄ね」
提督「加賀姉ぇが陸奥姉ぇに憧れて東京行って、ボロボロになってた頃が懐かしいな」けらけら
加賀「またその話掘り返して…頭にきました」
提督「はははは」
加賀「…もしあのとき、提督が私に会いに来なかったら…」
加賀「私は東京でどうなっていたのかしら」
提督「ん?」
加賀「まぁ…間違いなく今の幸せな家庭は築けなかったわね」
提督「…」
加賀「提督」ジッ
加賀「本当に今更なのだけれど」
加賀「私を助けてくれてありがとう」
提督「いや…俺はただ加賀姉ぇに会いにきただけだし…」
加賀「ふふっ」ナデナデ
提督「ちょ、撫でるなよ!恥ずかしい!」
加賀「黙って撫でられなさい」
加賀「私の弟は、優秀な子なんですから」
402 = 1 :
能代「…」
能代「…」
能代「…終わったん…ですか?」
提督「あぁ、終わりだ」
能代「終わっしまったんですね…とりあえず加賀姉さん、私を撫でてください」
加賀「イヤよ」
提督「さて、加賀姉ぇの姉萌えを語って終わるか」
能代「提督!!」
提督「なんだ?」
能代「能代に姉萌えを語らせてください!!提督のご期待に答えてみせます!!」
提督「よし、やってみろ」
403 = 1 :
能代「今回の加賀姉さんの物語は今までの姉萌えの集大成と言っていいでしょう!!」
能代「なかでも重要なのは『時間の経過』です!!」
提督「いい目の付け所だ」
能代「時間の経過により、3種類の加賀姉さんが登場しました!!」
能代「まず最初の加賀姉さん!JK加賀姉さんですね!」
能代「この頃の加賀姉さんは優秀で大人っぽい陸奥姉さんに憧れを抱きつつ、弟である提督に自分も優秀な姉であると見せつけたいという考えを持っています!!」
能代「なんとしても弟にいいカッコウを見せつけようとしますが、ちょいドジを陸奥姉さんと提督にいじられる日々!!」
能代「これには変にプライドが高い加賀姉さんにはダメージが及んでしまいます!」
提督「瑞鶴や大井を彷彿とさせるな」
能代「しかし陸奥姉さんが東京に行くと聞き…そこにも憧れを抱いてしまう…」
能代「私も東京でやっていければ提督を見返せる!と思ってしまったんですね…」
能代「クールビューティーキャラをなんとか持続させようと頑張る加賀姉さん萌え!!」
404 = 1 :
能代「次は東京で暮らす大学生加賀姉さん!」
能代「高校生のときとは違い、散々な毎日を送る加賀姉さん…」
能代「大学では友達できない、バイトで客に怒鳴られる、そして首を切られる…」
能代「プライドだけ提げてきた加賀姉さんには大大ダメージです…」
能代「無駄に威勢のいいときとのギャップがたまりませんなぁ」
加賀「それって惨めな私を見て嘲笑うってことでしょう、頭にきました」
能代「違います!これはギャップ萌えです!」
能代「クールビューティーな加賀姉さんがミスばっかりして落ち込む姿…そのギャップに萌えるんです!馬鹿にする気持ちはありません!!」
能代「普段、凛とした美しい赤城さんが、ご飯をバカ食いする姿…加賀さんも好きでしょう!」
加賀「…確かに、真面目な赤城さんの隠れた食い意地…好きです」
提督「加賀を納得させるとは…やるな能代」
405 = 1 :
能代「そして弱りきった加賀姉さんのところに提督が現れる…」
能代「どうにかクールに振舞ってみせるけど、辛い思いが上回って泣き出してしまう」
能代「提督に頼りになる言葉をかけられて、プライドを捨てて自分の抱えていたものを全て吐き出すのです」
能代「自分は決して強い人間ではないと…その魂の告白に…萌えです」
提督(え、そこも萌えポイントなんだ…俺知らなかった)
406 :
そこにあるものに萌えてもいいし萌を見出してもいい
407 = 1 :
能代「『俺たちの家に帰ろう』その言葉を聞いて提督に抱きつく加賀姉さん」
能代「弱い自分を提督に委ねてる姿からわかるように、本当に辛い毎日だったんでしょうね」
能代「抱きしめてあげたいくらい萌えです」
提督「強い人の弱い姿…最大のギャップ萌えだよな」
能代「さて、調子を取り戻した加賀姉さん」
能代「昔何回も繰り返した提督とのやりとり、再びすることができて心なしか嬉しそうです」
能代「『頭にきました』はもはやテッパンですね」
能代「水を得た魚のよう」
加賀「その例えは頭にきます」
408 = 1 :
能代「加賀姉さんの家に移動し、提督に料理を振る舞う加賀姉さん」
能代「そこでの何気ないやりとりも、ひとりぼっちだった加賀姉さんにはとても嬉しく楽しいひとときなんでしょうね」
能代「小さな幸せを噛みしめる加賀姉さん萌えです」
提督「そこのポイントは俺も気付いたぞ」
能代「当然です」キッ
提督「アッハイ」
加賀(二人はどういう関係なの…)
能代「そしてそして大学生加賀姉さんの最大の萌えポイントがここです!」
提督「料理を褒めてもらうところだな」
能代「提督が会いに来てくれた、辛い東京から家に帰れる、陸奥姉さんより料理が上手と褒められる!」
能代「嬉しいことが重なった加賀姉さんは何を思ったのか提督の頭を撫で始める!!」
能代「そして一言、『流石に気分が高揚します』」
能代「わたしはそれを待ってましたぁ!!!!」
能代「まさに!!サナギから蝶が羽ばたく瞬間です!!!!」
能代「よかった…本当によかった!!!!」
提督「…エンジン暖まってきたな」
加賀「え?まだアクセル全開じゃないの…?」
409 = 1 :
能代「そしてラスト!!人妻加賀姉さんです!!!」
能代「人妻ですよ人妻!!無駄にプライドだけ高かったJK加賀姉さんが、今や子を持つ母親です!!!」
能代「これが最初に言った『時間の経過』です!!!」
能代「自分が大人になればお姉さんも大人になるんです!!自分がおじいさんになればお姉さんもおばあさんになるんです!!!」
加賀「…あなたはおばあさんでしょう」
提督「今、能代は弟の気持ちになってるから」
能代「プライドが高いJK加賀姉さんがあり、ひとりぼっちの弱々しいJD加賀姉さんがあり…」
能代「そして今は…!」
能代「自分の娘の暁ちゃんに対して一人称が『ママ』の人妻加賀姉さん!!!」
能代「これこそが『時間の経過』が作り出す最大の姉萌えですッ!!!!!」
能代「加賀姉さんがママですよ!?ママ!!!!」
提督「…俺はもう満足だ、教えることはもう何もない」
提督「成長したな、能代」
加賀「…なにコレ」
410 :
俺加賀さんの今の状況に同情するわ。何これwww
411 = 1 :
能代「最後…周りがドンチャン騒ぐ中、お酒を飲みながら静かに語り合う加賀姉さんと提督…」
能代「加賀姉さんは大学時代、提督が会いに来てくれたことを再び感謝します」
能代「自分が幸せなのは提督のおかげだと」
能代「そんなことないと振る舞う提督の頭を優しく撫で始める加賀姉さん」
能代「『私の弟は、優秀な子なんですから』」
能代「なんとも和やかで見てるこちらも嬉しくなるシーンです」
能代「何年たっても、何十年たっても…お姉さんは弟が大好きなんですね」
能代「そこに…萌えです」
能代「以上です!!結果!!!加賀さんには私のお姉さんになって欲しい!!!」ドォォォォン
能代「加賀さん!!!ベリーベリーナイスお姉さん!!!!」
加賀「は、はひ」
提督「いやぁ、素晴らしかった」パチパチ
412 = 1 :
能代「…ふぅ、楽しいひとときでした」
提督「一人っ子がお姉ちゃんに憧れる気持ち、わかったか?」
能代「はい!」
提督「しかしそれは一人っ子の悲しい幻想でしかない…」
提督「俺の血の繋がった姉など、天地がひっくり返ろうとも、絶対に現れはしないのだから」
能代「そうですね…」
提督「実際に兄弟がいる友達もいろんな考えを持っている」
提督「姉がいる人は妹が欲しい、妹がいる人は姉が欲しい、女兄弟がいる人は男兄弟が欲しい…」
提督「結局は、無い物ねだりなのかもな」
提督「しかし中には『俺は本当に姉と仲が良い』という友達もいる」
提督「…兄弟がいる人は探してみてはどうだろうか」
提督「萌えとは言わない、兄弟愛を…」
提督「一人っ子が決して味わうことのできない兄弟愛を探して、是非一人っ子に自慢して欲しい」
提督「そしてそれを聞いた我々一人っ子は、また最高の妄想が出来るのだから…」
おわり
413 = 1 :
能代「て、提督…」
提督「ん?」
能代「能代は…提督のお姉さん候補にはならないのでしょうか…」
提督「ならないね」
能代「え…能代、自信を付けてきたのに…ショックです…」
提督「だってお前は俺のただ一人のお嫁さん候補なんだから」
能代「なッ…!!」
能代「…」
能代「目指してみせます、姉さん女房!!!」
414 = 1 :
一人っ子の妄想に付き合っていただき、
ありがとうございました
制服着たJK陸奥姉ぇに乳首舐めてもらいたい
415 :
乙
いやぁよかった
それはそうとおまけとして禁断の関係をだな……
416 :
「帰ろう・・・うちへ・・・」って家族全員が敵になった鬱ストーリーの某宇宙の騎士思い出した
417 :
乙
終わってしまったか
能代は可愛いなあ
419 :
あの
これってつまり阿賀野をお姉ちゃんにしたいだけなのでは
420 = 410 :
おつでした
最後まで能代の壊れっぷりが大好きだったw
昔姉がいる仲間と妹のいる俺で論争したの思い出したわ…平行線だったけどな!!ww
421 :
>>414
能代「真の姉萌え道を教えてくれたのは>>1なのに…結局はエッチなのが好きなんですね…」
423 :
乙
能代が壊れた
阿賀野はもう終わりですね
425 = 416 :
兄弟姉妹いる友人のあんなの要らない発言聞くと殺意が芽生える
426 :
意外な人選からの素晴らしい姉萌え・ギャップ萌えを見せてもらった
乙!
427 :
完結乙
個人的に嫁が出なくて少し残念だったけど、お姉ちゃん達可愛いし面白かったなぁ
そして加賀編で、榛名がおばあちゃんと呼ばれた所が…
428 :
妹ほしい
母さんほしい
娘ほしい
はよ!はよ!
429 :
おかしいな、確かに姉萌え最高だったんだが
一番萌えたのが能代だった
430 :
おら続きはよかけや!
乙
みんなの評価 : ○
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