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元スレ提督「臆病で愚図」
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・本日 ここまで
・句読点の位置が ところどころ おかしいですかね orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
・句読点の位置が ところどころ おかしいですかね orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
おかしいってかカンマとピリオド使うのはここじゃ珍しいってだけじゃない?
まあ乙です
まあ乙です
乙
犬プレイいいね
夕立や時雨に首輪をつけてあんなことやこんなことをさせるだなんて…
ムラムラしてくる
犬プレイいいね
夕立や時雨に首輪をつけてあんなことやこんなことをさせるだなんて…
ムラムラしてくる
ジョギングコースに沿って本館に戻る陽炎を見送った後、私はこれからどうするかを考えあぐねていた。
書置きに示した時刻までまだある。もう少し海を眺めていたいが、右手にある筺体を早く何とかしたいという気持ちもあった。
思い切って「バカヤロー!」と叫びながら海に投げ捨ててやろうか。深海の連中に見つかったら、ただでは済まないだろうが。
そんな考えが一時頭を過ったが、馬鹿げていると斬り捨て、筺体を胸ポケットに仕舞う。
かげろう の すけべぇなどうが を てにいれた!! <ゴマダレ~
・・・夕張や漣の真似をしてみたが、駄目だな。どうやら私に冗句の才能は無いようだ。
そもそもなぜごまだれなのだろうか。・・・いけない、頭が混乱している。
息をゆっくり吐きながら周りを見渡し、頭を冷やす。
穏やかで美しい景色を見ながら、その景色にそぐわないものを見つけた。
提督「どうした妙高、神妙な顔をして」
目線を左下に向けて顎を引き、軽く握った右手の人差し指第二関節を唇下に当て、左手を腿の上に乗せた態勢になっている妙高。
妙高は、大規模作戦決行前夜に内地の家族へ思いを馳せる一兵卒のような表情をしていた。
妙高「提督は、なぜ、ロリコンなのでしょうか・・・」
真面目な顔から出てきた台詞がそれか貴様。しかもその言葉、小児性愛の意味で使っているだろ。
妙高「私は、なぜ、駆逐艦ではないのでしょうか・・・」
妙高は自らの存在を確認するように自分の胸を両手で触りながら、うわごとのように呟いた。
触られた妙高の胸は、つきたてのお餅のように形を変える。電に謝れ。
考え込む妙高を見ながら感じたが、朝からこいつの様子がおかしい。
いつもだったらスキンシップはもっと控え目で、陽炎の挑発にも簡単には応じなかったはずだ。
こういう不安定な状態は今まで経験がない。私が気づいてないだけかもしれないが。
とりあえず、いくつか質問をするか。原因が見つからなくても、その糸口は掴みたい。
そう考え、まず――
「おっ、司令はんに妙高はんやぁ~」
今度は誰だ。まあ、こんな特徴的な話し方をする娘はすぐわかるが。
それにしてもこのベンチ、厄介事を呼ぶ呪いでも掛かっているのか。
一か月近くこのベンチに座っている気分なんだが・・・
提督「おはよう、黒潮」
私と妙高が通った砂利道から来た黒潮に挨拶をする。
黒潮「おはようさん、司令はん、それと妙高はんも」
妙高「おはようございます、黒潮さん」
妙高も姿勢を正して黒潮に挨拶する。先ほどの変な雰囲気がなくなっている。
黒潮か、ちょうどいい、一旦元に戻った妙高のことは後にして、昨日の陽炎について聴くか。
「黒潮、見つかりましたか?」
不知火も来ていたのか・・・どうやら陽炎のことも後回しになりそうだ。
不知火「! 司令、妙高さん、おはようございます」
不知火は私たちに気づくとすぐに姿勢を正し、綺麗に敬礼をした。
目線も、肘の角度も、姿勢その他も、素人目にもわかるほど立派な敬礼だ。
私もそんな風に敬礼できたら、霞を落胆させずに済むのだろうか。
提督「ああ、おはよう、不知火」
それはともかく、不知火の調子だが、悪くはなさそうだ。よかった。
あと、妙高はともかく、私相手にそこまで畏まらなくてもいいのだが、まあ不知火らしくていいか。
妙高「・・・おはようございます、不知火さん」
陽炎のときと同じように、含みのある挨拶を不知火に返す妙高。変なことをするなよ。
不知火「妙高さん、陽炎を見ていませんか」
不知火は、敬礼をやめ、しかし気をつけの姿勢のまま、妙高に陽炎の居場所を尋ねる。本当に真面目だな。
妙高「先刻までここで話していました。つい先ほど本館に戻ったようですが」
妙高は陽炎が戻っていった方向を指差す。
黒潮「あちゃー、すれ違いになってもうたか」
黒潮は上を向いて頭を抱え、大袈裟な反応をした。お前が気づかないとは思えないがな。
提督「なにか用があったのかい?」
不知火が私のほうに向き直る。青天を詰め込んだような彼女の瞳を視ると、なぜか後ろめたい気持ちになる。
不知火「はっ、本日陽炎と朝食をとる予定でいたのですが、食堂におりませんでしたので、こちらまで探しに参りました」
あいつ、妹たちを放ってここに来たのか。
妙高「態々探しにいらっしゃらなくても・・・食堂で待つなり、先に食事を済ませるなりしても良かったと思いますが?」
なんだか険のある言い方をするな、妙高。不知火のストレスにならなければいいが。
不知火「間宮さんから、陽炎が急にこちらへ走っていった、とお聞きしましたので」
黒潮「心配になってなぁ~」
不知火は変わらず真顔で、黒潮は飄々として妙高の言葉に応じる。
提督「なるほど。陽炎についてだが、別に大した用事ではなかったよ、少しからかわれたぐらいだ・・・朝から大変だったろう、陽炎には後で私から言っておくよ」
昨日のことも含め、気になることが一つ増えたしな。誰が陽炎を手引きしたんだか。
不知火「お気遣いありがとうございます。しかし、司令にそこまでしていただくわけには・・・」
黒潮「せや、気にせんといてぇ~」
黒潮は変わらずだが、不知火の雰囲気が少し変わる。財布を忘れて年下に奢られてしまったお姉さんみたいだ。
提督「そうか? まあ、お前達がそう言うのだったらな。ただ、何かあったら言って欲しい」
私の言葉が終ると、不知火は「はい」といって小さく頷いた。
陽炎の件は終わりか。そう私が思った直後、黒潮が不知火の肩を指でつついた。
黒潮「不知火」
呼び掛けに応じて、不知火の顔が黒潮のほうを向く。
不知火「どうしました、黒潮?」
黒潮「うち、陽炎追いかけて食堂で引き止めておくから、不知火は司令はんとの用を済ましいな」
黒潮は不知火に近づいて小声で言う。不知火も私に用があるのか。
それを聴いた不知火は一瞬黙るが、すぐに答えた。
不知火「・・・わかりました。ありがとう、黒潮」
その言葉を聴いて黒潮の顔がほころぶ。
黒潮「かまへんかまへん、ほななぁ~司令はん、妙高はん」
黒潮はほころんだ顔をそのまま私と妙高に向けた。
妙高「はい、また後ほど」
提督「点呼に遅れるなよ」
黒潮「はいなぁ~」
そうして、後ろを振り向いた黒潮は本館に向かって駆け出す。
しかしすぐ止まって、身体を少し傾け私のほうに振り向いた。
黒潮「あっ、そや司令はん」
面白いことをいま思い出したと言わんばかりの口ぶり。
提督「なんだ」
嫌な感覚。
黒潮「陽炎からもらったもの、ちゃんと見といてなぁ~」
目も口も薄く笑って、黒潮は楽しそうに私を見た。
・・・やはりすれ違ったのはわざとか、黒潮。
そう思いながら、本館に戻る黒潮を私は見送った。
・深夜は ここまで
・句読点を 点と丸に しました 読みやすく なったかな?
・行数制限を また受けた orz
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提督はぬいぬいとえっちぃことはしてないのかな?凄くエロ描写うまいから期待せざるを得ない
乙です
句読点についてはそんな気にしなくてもいいと思います
情報分野関係の人は句読点代わりに全角カンマ・ピリオドをよく使ってた気がするんで…理由までは知りませんが
句読点についてはそんな気にしなくてもいいと思います
情報分野関係の人は句読点代わりに全角カンマ・ピリオドをよく使ってた気がするんで…理由までは知りませんが
皆病んでるのかな?面白い
ところで黒潮と陽炎のレズプレイ見たいです。
オナシャス!
ところで黒潮と陽炎のレズプレイ見たいです。
オナシャス!
提督「不知火、用があるのなら座ったらどうだい? 少し狭いかもしれないけど」
黒潮がいなくなった後、残った不知火に対し、私は手のひらを上に向けて、ベンチの空きに座るよう提案する。
不知火「ありがとうございます。ですがすぐ終わりますので」
丁重に断られてしまった。少し残念だ。
不知火「ところで、司令はなぜここに?」
相変わらずの無表情で私に尋ねる不知火。
提督「朝早くに目が覚めてしまってね、せっかくだから散策に出ていたんだ」
不知火「そうですか・・・」
私の返答を聞くと、不知火は私の隣にいる妙高に不思議そうな視線を送る。
提督「妙高とは途中で会った。一人だけで歩くのもあれだから、せっかくだからと思ってね。そうだったな、妙高?」
不知火に、私と彼女たちの関係は知ってほしくない。疑われている可能性はあるのだろうが、せめて表に出すことはしたくない。
だから敢えて、偶然に見せかける。不知火とは、このままの関係でいたい。
妙高「・・・はい、私も、提督を一人にさせるのは危なっかしいと思っていましたので」
ねめつけるような視線で私を見る妙高。なんだ、嫌味か?
不知火「そうですか・・・ところで、司令」
不知火は、表情を変えぬまま妙高の言葉を聞いた後、改めて私に尋ねる。
提督「どうした?」
不知火「左の首筋が赤くなっておりますが、お怪我を? それに妙高さんも・・・」
冷や汗が、出た。心臓が、飛び出しそうになる。
しまった、さっき妙高につけられた傷をすっかり忘れていた。
提督「へえ、それは気付かなかった。虫に刺されたのか、それとも枝葉にでも掠ったのかもしれないね」
平静を装って、はぐらかす。不知火に訝しまれたくはない。
妙高「・・・」
なにか言えよ妙高。
不知火「虫、ですか・・・しかしその傷は・・・」
駄目だ、完全に怪しまれている。いや待て、まだ疑われている段階だ。だから、ここで言い訳を重ねるのは失策だ。ならば・・・
提督「なんだ、気になるのかい不知火? なんだったらもっと間近で見るなり、触るなりして確かめてみるかい?」
私はそう言ってベンチから立ち上がろうとする。さあ、どう来る?
不知火「えっ!? いっ、いえ、そこまでは」
不知火は目を見開き、顔を朱に染め、両手で私の行動を制する。
提督「ん? そうか? まあ、気にするほどの傷じゃないよ。教えてくれてありがとう、不知火」
なんというか、初々しいな。
だが良い、この男慣れしてない乙女な感じが、良い。
おまけに、いつも表情の変化が少ない不知火だから、新鮮さがあってなお良い。
不知火「は、はい。そ、それより司令、陽炎からなにか貰ったようですが?」
また地雷が来た。おのれ陽炎、黒潮。
・本日 ここまで
・次が長すぎて 今日中に 書けない すまぬ・・・すまぬ・・・
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
・次が長すぎて 今日中に 書けない すまぬ・・・すまぬ・・・
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妙高も陽炎も姉妹ごとドロドロしてる鎮守府なのに
不知火は例外的にまともそう
「お気に入り」って、敢えて初心なまま育てるとかそういう意味かな
不知火は例外的にまともそう
「お気に入り」って、敢えて初心なまま育てるとかそういう意味かな
提督「ただの甘味の要望だよ。詳細はまだ見てないけどね」
これなら違和感はない、はずだ。いや、甘味の要望を私に出す時点でおかしいが、甘いもの好きの陽炎なら上官相手に直訴しても変ではない、はず。
まあ、食事内容の良し悪しは士気や体調にも直結するので、どんどん出していってもらいたいところではある。新作が出るたび、廊下で競争するのはいただけないが。
不知火「新しい甘味ですか?」
食いついてきた。そういえば不知火も甘いものは好きだったな。
提督「新作が出るかどうかは間宮さん次第だよ、それに取り寄せられる食材にも限りがあるからね」
不知火「そうですか・・・」
目に見えて落ち込んでいる。後で間宮さんに頼みこもう。
それにしても色々話がそれてしまったが、不知火の用とはなんなのだろうか、一向に話が出てこないのだが。
ただ、このまま落ち込んでいる不知火に話を急かすのは冷たい気がする。
提督「それより不知火、最近の調子はどうだい? 昨日はしっかり眠れたかい?」
不知火は再び私を真っ直ぐに見る。
不知火「はい、昨晩は2200に就寝、本日0600に起床しました」
睡眠時間は問題ないか。だとすると起床時が気になるな。
提督「しっかり眠れているようだね。夢は見たかい? それと起きた時、身体がだるいとか、気分が悪いとかは?」
不知火「体調については問題ありません。夢は・・・見ていないかと思います」
提督「そうか、夢は覚えてないことも多いからね、気になるようであれば陽炎か黒潮に後で聞いてみるといい、夢の内容で自分の意識や不安がわかることもある。
不知火「はい」
私もあとで妙高に尋ねてみるか。薬の数も確認しないとな。
提督「訓練のほうはどうだい、那珂はしっかりやっているかい?」
不知火「はっ、那珂教官からは日々渾身のご指導をいただいております。正直なところ、訓練では自分の力不足を痛感するばかりです」
提督「卑下することはないさ。むしろ訓練で力不足を感じられるのなら良いほうだよ。実戦ではそんなことも言っていられないしね。那珂を手本に、よく学ぶといい。訓練に関して、ほかに何かあるかい?」
不知火「他には特に・・・いえ、一つだけ」
提督「構わないよ、言ってくれ」
不知火「その・・・那珂教官のあの、気質というのでしょうか、常時高揚状態というようなあの調子には、時々付いていけなくなります」
提督「・・・・・・・・・ああ、うん、まあ、あれは仕様みたいなものだからね・・・一応私から言ってみるよ。まあ、先に謝っておくけど、期待はしないで欲しい」
不知火「・・・はい」
確かに、那珂の気勢は周りに活気を与えてくれるものだが、不知火のような冷静な気質の娘には合わないかもしれない。
ただ、不知火は感情が表に出にくいので、雰囲気を暗くせず、かつ機微に敏い那珂をつけたつもりだったのだが、失敗だったか。
あとで熊野に様子を聞いてみて、その後那珂に相談だな。
提督「他には?」
不知火「それ以外は特にありません」
提督「そうか、よろしい。生憎、那珂から許しが出てない以上、まだ不知火を任務に付けることはできない。仮にできたとして、まずは警備や哨戒任務がほとんどになるだろう。それについてはどう思っている」
不知火「不満がないといえば、嘘になります」
正直な娘だ。
不知火「ですが、司令の、鎮守府の為であれば、ゴミ処理から便所掃除まで、全力を尽くす次第です」
提督「冥利に尽きる言葉だ、嬉しい限りだよ。よろしい、私からは以上だ・・・そういえば、私に用があるんだったね、時間を取らせてしまってすまなかったね」
不知火「不知火こそ、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます」
・本日 これだけ
・まだ 次が 書けない orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
・まだ 次が 書けない orz
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
不知火は軽く会釈をした後、今までの仏頂面が嘘のように少し顔を赤らめ、顔を少し俯かせて上目遣いになり、胸の前で蕾を作るように両手の指を合わせる。
不知火「それで、その、用事なのですが・・・司令、その、声のほうを・・・」
・・・・・・それだったか・・・・・・
提督「・・・ああ、耳を貸しなさい、不知火」
私が許可を出すと、不知火は耳を向けて私の正面に立ち、目を閉じて、祈るように胸の前で手を握る。
私はベンチから立ち上がり、中腰になって口を不知火の耳に近付ける。
口と不知火の耳の間に、右手の手のひらを垂直に添えて、声を通す片側だけのトンネルを作る。
私の息が不知火の耳に掛かったのか、不知火は手を強く握り、唇を強く結ぶ。
提督『不知火、今日も、頑張ってくれ』
私が囁くと、不知火は寒さに耐えるように身体を震わせ、熱に浮かされたように小さな吐息を口から出す。
私は不知火から顔と手を離し、中腰をやめ、直立姿勢になる。
その間も不知火は、余韻に浸るように、祈りの姿勢を崩さない。
しばし後、不知火は目をゆっくり開けて姿勢を正すと、私から二歩三歩と下がる。
不知火「・・・ありがとうございます」
そういって、不知火は深々と私にお辞儀をした。
提督「・・・ああ」
・・・・・・・・・・・・・・・感謝されるようなことなど、なにもしていない。
むしろ、後遺症のようなものを残してしまったことを、後悔している。
不知火は、私の声を聴くと、とても落ち着くらしい。
長い間聴かないでいると、体調を崩してしまうほどに。
これが、いつから発症しているものか、何をやって残ったものか、おおよそ目星はついている。
だか、不知火のこの後遺症のようなものが、どんなものなのか、どうすれば、治るのか、私には、まったくわからない、わからなかった。
調べても、調べても、調べても、調べても、出てこない。出てくるのは、インチキな催眠術や、架空の魔法や、お伽噺や気色悪く気味悪い妄想ぐらい。
どうすればいいのか、わからない。どうしたらいいのか、わからない。
不知火はいつか、普通の女の子になるのに。戦争が終わったら、普通の、普通の、普通の女の子に、なるのに。
このままでは、いけないのに。
不知火が私を、真っ直ぐに見つめている。
不知火の青天を詰め込んだような瞳を視ると、後ろめたい気持ちになる。なぜか、などと付けて言い訳したくなるほどに。
あの時、どうしたらよかったのだろうか。これから、どうすればいいのだろうか。
ただ、不知火にこれをする度に、いつもこう思う。
素人が、医者の真似ごとなど、するべきではなかった、と。
不知火「━━━━━司令?」
提督「ん? ああ」
不知火「司令、大丈夫ですか? 何度か呼び掛けたのですが」
不知火が憂いを帯びた表情で私を見ていた。
どうやら、少々もの思いにふけっていたようだ。
提督「・・・そうか、すまない、少し考え事をしていてね。大したことじゃない」
不知火「・・・そうでしたか」
不知火は私の返答に納得しなかった様子だったが、すぐにいつもの表情に戻る。
元の表情に戻った不知火は、一旦何かを言おうと口を少し開いて、しかし、ためらうように口を閉じた。
不知火は一度目を閉じ、そしてすぐに開いて、私を視る。
不知火「あの、司令、少しお伺いしたいことが・・・」
提督「ん、なんだい?」
不知火の用は終わったと思うが、まだ何かあるのだろうか。
不知火「司令は朝食をこれからどちらで?」
提督「まだ決めていないが、どうして?」
朝食のことを聞かれて、拍子抜けしたとともに、安堵した。なにか重要なことでも聞かれるのかと思って、一瞬身構えてしまった。
不知火は私の言葉を聞くと、視線と表情はそのまま、下腹部の前で両手を組み、親指をせわしなく動かす。
不知火「その・・・もしよろしければ、ご一緒にいかがでしょうか」
・・・まさか不知火からお誘いを頂けるとはな。
提督「それは」
妙高「申し訳ありませんが、提督はやるべき事がありますので、朝食は私室でお召し上がりになります。そうですね、提督?」
妙高が、私と不知火の傍らに立ち、会話に割って入った。
不知火「そうなのですか?」
提督「いや、それは」
妙高「提督」
妙高が私の言葉を妨げる。傍から見れば、仕事をすっぽかそうとする上司を諌めているようにしか見えないだろう。
妙高が何を考えているのかはわからないが、私と不知火の食事を阻止したいようだ。
不知火からのお誘いは、正直、とても嬉しい。
だけど、今は不知火から少しでも離れたい気分でもあった。
それに、部屋には那智たちを待たせているのだ。不知火と食事をしていたら、きっと書置きに示した時間を過ぎてしまうだろう。
そんな私の逡巡をどう感じ取ったのだろうか、妙高が不知火を鋭く睨む。
その眼差しは、子を盗られた鬼子母神のような、忠告では済まない何かを含むものだった。
妙高、なぜそんな目つきを不知火に向ける。不知火がいったい何をしたというのだ。ただ食事のお誘いをしただけではないか。それは仲間に向けていいものではない。
それともお前にとって、不知火は仲間ではないのか。私の娘を、お前は蔑ろにするのか。
不知火はまだ、気づいていない。
不知火の視線はまだ私に向いている。しかし、このままでは気づくのは時間の問題だろう。
提督「すまないね、不知火、妙高の言うとおり、この後も用があるのでね。また機会があったとき、誘ってくれるかい」
不知火の親指が動きを、止める。
私の言葉を聞いた不知火は、顔を伏し目がちにしながら頭を少し下げる。
そしてすぐ、瞼を開きながら再び顔を上げ、姿勢を正し、私を視る。
不知火「はい、不知火こそ、差し出がましい真似をいたしました」
そう言うと、不知火は再び私に敬礼をした。
不知火「それでは、司令、失礼いたします」
提督「ああ、点呼に遅れないようにね」
そう言って、去っていく不知火を私は見送った。
提督「妙高、先ほどの視線はなんだ」
不知火に向けた眼差しについて、妙高に問い詰める。
妙高「? 何のことでしょうか?」
シラを切っているのか、それとも無意識か、妙高は首をかしげる。
女性らしいたおやかな仕草、不知火に向けていたものとはまるで逆の、優しく暖かみすら感じられるような仕草。
だけど今の私には、それが上辺だけの、媚びた態度にしか見えなかった。
そう感じた途端、私の中で、何かが切れた。
妙高の髪の毛を、右手でわし掴む。
妙高「あっ!?」
妙高は痛みで一瞬左目を閉じ、私の右手首を左手で掴む。
提督「いい加減にしろ、ふざけているのか」
妙高「一体なんの」
妙高の右頬を左手で叩く。
妙高「てい、とく・・・?」
妙高は呆然とした表情で私を見て、右頬に庇うように右手を添える。
提督「私がなにも気づいていないと思ったか、お飾りの提督には何もできないと思ったか」
妙高が困惑と怯えを含んだ表情を私に向ける。
提督「私に対してなにをしようが構わない、暴行しようが、強姦しようが好きにすればいい。だが仲間を、私の娘を虐げることは許さん。お前の不知火に対するあの態度はなんだ。殺すと言わんばかりのあの目線はなんだ!」
私の発言は滅茶苦茶だ。根拠なんてない。思い込みだけで妙高を責めている。正気じゃない。
妙高の顔は恐怖に震えていた。顔が青ざめ、唇が震える。
仲間を虐げるなと言っておきながら、私は妙高を傷つけている。
妙高「わ、わた、わた、わた、わた、私、そ、そ、そ、そんな、そ、そんなことは、わ、わたし」
妙高は壊れた録音機のように口ごもる。それがさらに私の神経を逆撫でした。
妙高の頭をベンチの座面に叩きつける。妙高が痛みでうめく。
妙高はベンチにもたれかかる形になり、右頬が座面でへこむ。
提督「・・・妙高」
低く、暗く、重く、名を呼ぶ。
妙高は体罰に怯える赤子のように両手で頭を抱え、顔ごと隠す。
妙高「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
妙高は座面に頭を着けたまま、壊れたスピーカのように謝り続ける。煩い。
私は妙高の頭をベンチの座面にさらに押しつける。
提督「謝るのをやめろ、耳障りだ。私はお前の謝罪を聴きたいのではない。お前がなぜ不知火にあんな視線を向けたのか、その理由を聴きたいんだ。わかるか、妙高」
妙高が嗚咽をあげて、身体を震わせて、泣き始める。
提督「泣く余裕があるのならさっさと話せ、その位も出来んのか、役立たずめ」
妙高は抱えていた右手で顔に触れる。涙で濡れ、怯えた顔が現れる。
妙高「だ、だって、だって・・・ひぐっ・・・て、提督、提督と、ふたり、二人きりになれたのに」
二人きりだと、なにをいっている。これだから狂った女は。こういう壊れた奴は叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて直してやらねばならない。
妙高「な、なのに、し、不知火さんたちに、て、ていとく、提督、盗られちゃうって、そんなの、いやで」
涙でかすれた声で、叫ぶ。
妙高「提督と、二人きりでいたいのに!」
提督(・・・)
妙高から、手を、離した。
私は、なにを、しているのか。
彼女たちが不安定になるのは私のせいだ、それなのに私がおかしくなってどうするのか。
妙高だって、大事な私の娘なのに。
妙高はベンチで泣き続けている。
二人きり、か。そういえば、妙高と二人きりになる機会は久しくなかった気がする。
非番や休日における護衛の指定も、妙高には最近してなかったし、秘書艦になったときは大体他の娘が傍にいる。
そうやって二人きりになれずに積もったもの・・・独占欲とでもいうのだろうか。ベンチに座った時、誘ってきたのも、陽炎が来たとき、らしくもなく警戒していたのも、それが原因かもしれない。
妙高は、まだ、ベンチで泣き続けている。
なぜ、この娘の気持ちに気づいてやれなかったのか。もう何度も娘たちを泣かせているのに。
私は妙高の背後から手をまわして抱きしめる。
抱きしめるぐらいしか、私にはできない。
妙高の顔を覆っていた両手が下がる。
妙高「・・・てい、とく?」
提督「すまない、妙高。お前がそんなさびしい思いをしているとは気づかなかった。私はお前にひどいことをしてしまった」
妙高が小さく嗚咽を漏らす。彼女の身体は震えて、冷たくなっていた。
妙高「おこって、ないですか?」
提督「怒ってなどいない。むしろ怒られるのは私だ。すまない、妙高」
妙高がほんの少し、顔を私のほうに向ける。
妙高「みょうこうのこと、きらいになって、いませんか?」
提督「嫌いになど、ならない」
妙高が私に振り向き、私に抱きつき、私の唇を奪う。
唇から、妙高の冷たくなった体温を感じる。
しばらく唇を重ねて、息苦しさで一度唇を離す。妙高が私に迫り、息苦しくなるまでまた唇を重ねる。また離して、また触れ合う。
ベンチの前、その地面に座り込んで、抱きしめ合って、唇を重ねて。
そうやって再び唇を離したころには、妙高と私の間に唾液の橋が出来上がっていた。
妙高「私、怖かったです。提督に、また、捨てられてしまうのではないかと、そう思って、ただただ怖かったです」
提督「お前たちを捨てたりなどしない」
妙高「でも、でも、提督、私がお誘いしても全然なびいてくれなくて、私、自分に魅力がなくなってしまったのだと思って、何の価値もなくなったら、きっと、提督に捨てられてしまうって」
提督「馬鹿を言うな」
妙高の右頬に左手で触れる。妙高の涙を左指で拭う。右頬は赤くなっているが、顔に傷が残ることはないだろう。
提督「お前みたいな美人、見れただけでも儲けものだ。魅力がない、などということはない」
妙高「でも・・・提督は」
提督「他に気懸りなことがあっただけさ。さっき部屋でお前を抱いたのを忘れたのか」
妙高「忘れておりません。提督との契りは一時たりとも忘れません」
妙高はより強く私を抱きしめ、私の胸元に顔をうずめる。私は妙高の背中に手をまわし、再び抱きしめる。
どうして私は妙高を傷つけたのか。
提督「妙高、すまなかった。許してほしい」
妙高「許しません」
妙高が胸元から顔を離し、俯いたまま、そう言葉を投げる。
提督「・・・どうしたらいい」
妙高が顔を上げる。涙の跡が残る顔で、意を決したような表情を私に向ける。
妙高「陽炎さんにしたことを、私にもしてください」
黒真珠のような瞳で、私を視る。
妙高「贔屓なんてずるいです。私も、思い出すだけで身体が疼くような、そんな想い出が欲しいです」
私は「わかった」と答えた。
・本日 ここまで
・誤字脱字が ひどい orz
・まとめて 投下するほうが いいかな?
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
・誤字脱字が ひどい orz
・まとめて 投下するほうが いいかな?
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
かつて妙高がこれほど可愛いSSがあっただろうか
どこか共依存っぽい感じがいいね
どこか共依存っぽい感じがいいね
乙です
1レス1レスが重くて満足できるから
途切れ途切れでも頻繁に投稿してくれた方がいいと思います
1レス1レスが重くて満足できるから
途切れ途切れでも頻繁に投稿してくれた方がいいと思います
さて、妙高に陽炎と同じことをしてやることになったわけだが、
妙高「あの、提督・・・」
現在、妙高はタイトスカート、ストッキング、そしてパンツを脱ぎ、股を開いて屈んでいる。
提督「どうした、妙高」
下半身に何も着けず屈んでいるためか、妙高の大陰唇が開き、小陰唇が花のように広がっている。
妙高「その、陽炎さん達が具体的に何をしたのか聞いていなかったので・・・それにこの格好は・・・」
ちなみに陰核周りの毛は彼岸花のように生えていて、それ以外のIライン、Oラインとか呼ばれる部分は処理をしてあるようだ。
提督「おしっこだ」
妙高「え?」
提督「おしっこ、排尿だよ。ここでするんだ、妙高」
妙高は口を横に伸ばして開き、目を見開く。
妙高「ほ、本当にそんなことを陽炎さんたちにさせたのですか!?」
提督「そうだ。実際は服など着ていなかったが」
妙高「裸で!?」
妙高が顔を赤らめる。
提督「さあ、妙高、青い空に美しい海、輝く太陽、見渡す限りの地平線、絶好の放尿日和だぞ。さあ」
妙高は口をパクパクと動かし、肩をわなわなと震わせる。
妙高「む、無理です! いくらなんでもこんな場所で! しかも、て、提督の前で・・・」
恥部まで晒しておいて、今更何を言うのか。
提督「無理じゃない、これでも譲歩しているほうだぞ? 陽炎たちは四つん這いになって、それこそ犬がするようにさせたからな」
妙高「でもっ、でもっ!」
提督「でもも、くそもない。吹雪も陽炎も時雨も夕立も、みんな綺麗な黄淡色のおしっこを見せてくれたんだ。重巡のお前ができないことはない。さあ」
妙高はあうあうと呻く。じれったい。
提督「妙高」
出来るだけ冷酷に、重く、妙高の名を呼ぶ。
提督「さっさと出せ」
妙高が私の声で背筋を硬直させる。
妙高「あっ」
蛇口につながったホースの水が地面で跳ねる音、それと同時に透明の尿が妙高の股から現れる。
提督「無色か。昨日は酒でも飲んだか、妙高」
妙高に尿の色を指摘する。
昨日と言えば、私は昨晩の記憶がないが、一体何をしていたのだろう。
妙高「い、いやぁ」
恥ずかしさからか、妙高は両手で顔を隠す。その間も尿はお構いなしに流れ、アンモニア臭が鼻をつく。
提督「酒の飲み過ぎは注意だぞ、妙高」
妙高の顔から鼻水を啜る音が聞こえた、どうやらまた泣いてしまったようだ。意地悪をし過ぎてしまったか。
尿の勢いが治まり、妙高に股から小さな滴が垂れるようになった頃、
提督「すまない、妙高。お前が余りにも可愛らしかったもんでな」
そういって私は妙高の頭を優しく撫でる。
妙高は鼻を啜りながら、私を睨む。
妙高「提督の、ばか」
反論できない。
提督「悪かったよ、妙高。でも、陽炎と同じことをしてくれと言ったのはお前だぞ」
妙高「そうですけど・・・」
妙高は決まりの悪そうな顔になり、目を背ける。
提督「それにだ・・・」
妙高の前に移動し、屈んで目線を合わせる。
妙高「提督・・・?」
不思議そうな顔をする妙高の目線が私に移った瞬間、妙高の膣内に右手の中指を入れる。尿道口近くに残っている滴が手に掛かる。
予想通り、膣内は濡れていた。
妙高「! あっ、やっ! 提督、だめ、駄目です!」
右手首を掴む妙高の制止を振り切り、中指の腹を手前の膣壁に当てる。
妙高「んっ・・・提督、だめっ・・・」
手首を妙高の左手に掴まれているため、中指の関節を曲げて膣壁を擦る。
炊きたての米粒を潰さないように優しく、爪で傷つけないようゆっくりと、探るように指先で円を描く。
妙高「あっ、だめっ・・・です、んっ、きたな、んっ・・・きたない、あっ・・・きたない、です、から」
そう言いながら、妙高の左手は私の右手を引っ張り、指先を膣の奥へと誘導する。
妙高は目を瞑り、口を開いて涎を垂らしながら荒い息を吐く。
脚が身体を支えられなくなったのか、私の左肩を右手で掴み、身体を支える。
妙高「ていとく・・・てい、とく・・」
制止する気も失せたのか、今や妙高の左手は、逃さない、と言わんばかりに私の右手を強く掴んでいる。
そんな妙高の気持ちなどお構いなしに、私は右手を引き、妙高の膣内から指を抜く。
妙高「あっ・・・」
切ない顔をする妙高を尻目に立ち上がる。私の左肩に乗っていた妙高の右手が、立ち上がる私の体に引き摺られ、置いて行かれて、肩、左胸、左腹、左腿と未練がましく触れていく。
立ち上がった私は、妙高を見下げる。
妙高「ていと、く・・・?」
提督「さて、陽炎にしたことはまだあるんだぞ、妙高」
妙高の表情は、目は薄く、口を小さく開け、夢の続きを望んでいるかのような、ぼんやりとしたものになっている。
提督「妙高、ベンチに手をつけて、尻をこちらに向けろ」
ご馳走を目にした獣のように、妙高の唇が、涎を垂らしながら、歪んだ。
提督「おはよう、妙高。気分はどうだ?」
妙高は目を細め、口の端を嬉しそうに吊り上げる。
妙高「・・・きほちひぃ♡」
荒い息を上げながら、赤子のように応える。
提督「そうか、そろそろ出すが、どこがいい?」
妙高「にゃかっ!」
提督「わかった」
もう一度深く突き入れる。
妙高「おほぉっ!♡」
腰を再び前後に振る。先ほどより激しく。
膣液と精液が陰茎で掻き回される音と肌と肌が打ち合う音が混ざる。それが私の耳にまで届く。おそらく妙高の耳にも。
妙高「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡」
液体と肌の音に、妙高の気持ち良さそうな汚い喘ぎ声が更に混ざる。
粘膜をこれだけ擦って痛がらないあたり、さすが艦娘といったところか。
妙高「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ イクっ♡ イぎみゃひゃっ!!♡」
提督「わかった。ちょうど私も限界だ」
膣内を抉りながら、限界が来たところで妙高の腰を掴んでいた腕に力を入れ、自分の腰を打ちつけると同時に引く。
提督「出すぞ」
妙高「いくっ、いぐううううううううううううううううっ♡♡♡♡♡」
膣壁がうねりながら陰茎を締め付け、子宮口が再び鈴口から精液を絞りとりに来る。
陰茎が膣内に引っ張られ、妙高の尻が私の腰で平らに凹む。
長い長い射精をさせられる。
本日で三回目の膣内射精であった。
・本日 ここまで
・今まで通り 出来上がり次第 投下します
・エロくない orz
・他の R18 ss は すごいなぁ
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
・今まで通り 出来上がり次第 投下します
・エロくない orz
・他の R18 ss は すごいなぁ
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━━━━━数十分後
妙高「~っ!♡、♡♡♡♡~♡、♡、♡♡、♡」
現在、妙高は私の右肩に顔を付けており、口から涎を垂れ流している。その涎で私の服に染みができている。汚ねえ。
あれから妙高と対面座位でしていたわけだが、七、八発目辺りで飛んだのか、それから糸が切れた人形のように反応がない。
いや、反応はあるにはあるのだが、声を掛ける度に身体を震わせるのを反応と言っていいのだろうか。
抱きしめる力も殆どなく、妙高の身体全体が私の体にもたれ掛かっている状態だ。
精液も垂れ流し状態で、膣から流れ、ベンチから垂れた精液が私の足元で水溜りを作っている。因みにズボンは途中で脱いだ。
まあ、心臓の鼓動と息遣いは感じられるので、死んではいないだろう。
提督「妙高・・・妙高、聞こえてるか」
妙高「♡」
駄目だこれ。
ただの肉穴に成り下がった妙高で陰茎を扱きながら、時間を確認する。
提督「そろそろ時間か・・・妙高、これで最後にするからな」
妙高「♡♡♡」
妙高の身体が震えるのと同時に膣が締まり、精液が更に溢れる。せめて言葉で返答してくれないか。
提督「・・・ほれ」
妙高「~~!!!!♡♡♡♡♡」
何度目かの射精かは忘れたが、とりあえず出す。
・・・疲れた。
乙です
女を肉穴にするシチュよりも
女が自ら肉穴になるシチュの方が良いですよね
女を肉穴にするシチュよりも
女が自ら肉穴になるシチュの方が良いですよね
・本日 ここまで
・次から エロは 短めにします
・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
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・感想 要望 改善等 あれば どうぞ
直接的なエロよりも修羅場が多い方が依存系ハーレムのssとしては楽しめる、
ので期待してます
……少数派かもしれませんが
ので期待してます
……少数派かもしれませんが
その後、恍惚と放心する妙高を何とか起こして身体を拭き、スカートを履かせることができた。
スカートを着用している間、妙高が「責任を・・・」とか「提督のも」とか「大きいほうも・・・」とか言いながら、電波状況の悪い無線機のように時々小さく笑っていたが、聞かなかったことにしよう。
汚れたベンチは、吹雪には悪いが、そのままにしておいた。正直、今の状況ではどうしようもない。
身体を拭くのに使ったそれぞれの下着についてだが、余りにも汚れていてどうしようか困っていたところ、妙高が私のも含めて自分のストッキングに包んでしまった。それでいいのか。
私の下着を掴んだ際、妙高は無表情で暫く下着を見つめていたが、何を考えていたのだろう。それと、ストッキングに包んだ後、ストッキングの上から混ぜ合わせるように私と妙高のものを揉んでいたが、どんな意味があったのだろう。知りたくないが。
妙高「提督、お待たせ致しました」
妙高が執務をこなしている時と同じ表情で私に告げる。
提督「ああ」
再び、砂利道を踏み締め歩いて行く。
提督「妙高、先程は済まなかった」
歩きながら、隣に歩く妙高に謝る。
妙高「? 何のことでしょうか」
妙高が足を止め、不思議そうに首を傾げる。今度は嫌悪感はなかった。
提督「暴力を振るったことだ。本当に済まなかった」
妙高に対し、頭を下げる。
妙高「もう気になさらないでください。それに、償いは既に頂きましたから・・・」
妙高は愛おしそうに下腹部を擦る。まるで胎児を慈しむ母親のような表情だ。
胎児と言っても、解体後ならばともかく、艤装に寄生されている状態で受精は不可能なはずなので、そういう気分に浸っているように見えただけだが。
提督「・・・そうか」
妙高「・・・やはり、不知火さんのことが心配ですか」
どうしてそこで不知火の名前が出る。
妙高「差し出がましいかもしれませんが、不安になることはないと思います」
提督「・・・なぜ、そう思う」
妙高の瞳を視る。
妙高「以前に比べて、頻度は下がっておりますから。それに、不知火さんの様子も落ち着いてきています」
提督「そうなのか・・・?」
余り変わっていないような気がするが。
妙高「はい、提督がここに帰っていらしたころに比べれば、格段に。当時は毎日のように不知火さんに会われておりましたから」
そんなに会っていたのか。思い出してみれば、再任当時は泣いたり暴れたりする娘たちをあやすのに精一杯だったから、日付の感覚なんてほとんどなかったな。
そう考えると、確かに今の不知火が訪ねてくる頻度はその頃に比べれば格段に減っていると言える。
提督「・・・そうか、良くなっていたんだな・・・」
抜本的解決にはなっていないのだろうが、少しだけ体の重みが取れた感じがした。
妙高「はい、ですから、提督、一人で思い悩まないでください、常に私たちが傍におりますから・・・」
そう言うと妙高は私の右手を優しく握り、身体が触れそうな距離まで近づいてくる。
提督「・・・ありがとう、妙高」
妙高「はい、あっ」
妙高は私の手を掴んでいた自分の腕を見て、驚いたように少し目を開く。
妙高「私ったら・・・失礼しました」
手を離そうとする妙高の左手を逃がさないように掴み返す。
妙高「あの、提督?」
妙高が困惑した顔で私の顔を視る。
提督「駄目か?」
妙高が首を振る。
手を繋いだまま、再び歩き始める。
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