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元スレ提督「……転校?」
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・艦これSSです。
・安価要素あり。
・キャラの口調など不安定注意。
・作者は軍隊のシステム等についてはかなり無知です。
・安価ギャルゲーみたいなかんじで進めていきたいと思います。
・毎週土曜日更新予定。
・更新は遅め。
ここまで読んでダメだという方はブラウザバック推奨。
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1374656773
・安価要素あり。
・キャラの口調など不安定注意。
・作者は軍隊のシステム等についてはかなり無知です。
・安価ギャルゲーみたいなかんじで進めていきたいと思います。
・毎週土曜日更新予定。
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―――提督宅―――
提督「ちょっと待てよ親父」
提督父「なんだ?」
提督「いや、俺が今通ってる学校どうなるの?」
提督父「やめさせた!」
提督「はぁ?!」
提督「ちょっと待てよ親父」
提督父「なんだ?」
提督「いや、俺が今通ってる学校どうなるの?」
提督父「やめさせた!」
提督「はぁ?!」
提督父「よく考えろ、お前は俺の息子だろ?」
提督「当たり前だろ、何を今更」
提督父「で、俺の職業はなんだ」
提督「……海軍」
提督父「そう、だから息子のお前も海軍になるべきだと俺は思ったのだ」
提督「意味がわからねぇよ?!」
提督父「蛙の子は蛙と言うだろう」
提督「だからと言って俺が海軍にならなくてはいけない理由が一つとしてない!」
提督「当たり前だろ、何を今更」
提督父「で、俺の職業はなんだ」
提督「……海軍」
提督父「そう、だから息子のお前も海軍になるべきだと俺は思ったのだ」
提督「意味がわからねぇよ?!」
提督父「蛙の子は蛙と言うだろう」
提督「だからと言って俺が海軍にならなくてはいけない理由が一つとしてない!」
提督父「なぁに心配するな!俺が通っていた学園への編入手続きは既に終了している!」
提督「」
提督父「まぁ、私の息子となれば編入が通って当然だがな。はっはっはっはっは!!」
提督「」
提督父「嬉しくて声も出ないか!流石私の息子だ!はっはっはっは!!」バンバン
提督「こんの……」
提督父「ん?」
提督「」
提督父「まぁ、私の息子となれば編入が通って当然だがな。はっはっはっはっは!!」
提督「」
提督父「嬉しくて声も出ないか!流石私の息子だ!はっはっはっは!!」バンバン
提督「こんの……」
提督父「ん?」
提督「馬鹿親父ぃぃぃぃぃいいいいい!!!」ドゴォ
提督父「はっはっは!蚊に刺されたようだ!」
提督「いってぇ……」ヒリヒリ
提督父「とにかく、これは決定事項だ。お前はここに行ってもらうぞ!!」グイッ
提督「嫌だああああ!!俺はむさ苦しい男しかいない学校なんて」
提督父「ん?【一応】、共学だぞ?」
提督「……は?マジで?軍隊目指してる女の子とかいるの?」
提督「そーゆーのとはちょっと違うんだが……」
提督父「はっはっは!蚊に刺されたようだ!」
提督「いってぇ……」ヒリヒリ
提督父「とにかく、これは決定事項だ。お前はここに行ってもらうぞ!!」グイッ
提督「嫌だああああ!!俺はむさ苦しい男しかいない学校なんて」
提督父「ん?【一応】、共学だぞ?」
提督「……は?マジで?軍隊目指してる女の子とかいるの?」
提督「そーゆーのとはちょっと違うんだが……」
提督父「まぁ、何はともあれ行ってみればわかるさ!はっはっはっは!!」
提督「……彩海学園っていうのか?」
提督父「そうだ。む、言い忘れていた。寮制だからさっさと今週中に荷物まとめておけよ」
提督「は?!何もかも唐突すぎるだろ、なぁ?!」
提督父「軍なんてそんなもんだ、緊急時に対応できなくてどうする。はっはっは!!」
提督「ああもう……どうしてこんなことに……」
提督父「俺の息子に生まれたことが運の尽きだな。はっはっは!!」
提督「……俺の普通のスクールライフがぁ……」
提督「……彩海学園っていうのか?」
提督父「そうだ。む、言い忘れていた。寮制だからさっさと今週中に荷物まとめておけよ」
提督「は?!何もかも唐突すぎるだろ、なぁ?!」
提督父「軍なんてそんなもんだ、緊急時に対応できなくてどうする。はっはっは!!」
提督「ああもう……どうしてこんなことに……」
提督父「俺の息子に生まれたことが運の尽きだな。はっはっは!!」
提督「……俺の普通のスクールライフがぁ……」
―――数日後 彩海学園 校長室―――
校長「彩海学園へようこそ!歓迎します!」
提督「よろしくお願いします……」
校長「いやぁ、提督父(本名)さんの息子さんがこの学園に来てくださるとは!」
提督「(親父って意外と凄かったんだな……)」
校長「ですが、この学園では贔屓などはいたしません」
提督「そうでしょうね。贔屓なんてしてもらいたくないですし(目立ちたくないしな)」
校長「ほほう、流石あのお方の息子でございますね」
提督「あまりその褒め方は嬉しくないっすね……」
校長「彩海学園へようこそ!歓迎します!」
提督「よろしくお願いします……」
校長「いやぁ、提督父(本名)さんの息子さんがこの学園に来てくださるとは!」
提督「(親父って意外と凄かったんだな……)」
校長「ですが、この学園では贔屓などはいたしません」
提督「そうでしょうね。贔屓なんてしてもらいたくないですし(目立ちたくないしな)」
校長「ほほう、流石あのお方の息子でございますね」
提督「あまりその褒め方は嬉しくないっすね……」
校長「先に申しておきますと、この学園は第一に実力主義でございます」
校長「クラスなども、主席や成績が高い者はAクラス、一番下はFクラスまでございます」
校長「複数あるクラスはA-2のように番号分けしております」
校長「寮の設備等は余り変わりませんが、学食等の施設については悪い言い方をしてしまいますと、差別をしております」
提督「はぁ……なるほど(俺はまぁ、Dクラスあたりでまったりできればいいや……)」
校長「この度、提督(本名)君はDクラスへ編入することになっていたのですが……」
校長「提督君は提督父様から、厳しく躾てやってくれと承っておりますので……」
提督「えっ」
校長「クラスなども、主席や成績が高い者はAクラス、一番下はFクラスまでございます」
校長「複数あるクラスはA-2のように番号分けしております」
校長「寮の設備等は余り変わりませんが、学食等の施設については悪い言い方をしてしまいますと、差別をしております」
提督「はぁ……なるほど(俺はまぁ、Dクラスあたりでまったりできればいいや……)」
校長「この度、提督(本名)君はDクラスへ編入することになっていたのですが……」
校長「提督君は提督父様から、厳しく躾てやってくれと承っておりますので……」
提督「えっ」
校長「F-1クラスへの編入とさせていただきました」
提督「ちょ―――?!」
校長「いやはや、本人たっての希望ということで……素晴らしい向上心でございます」
提督「いやいやいやいや?!俺そんな事言ってませんよ!?」
校長「そう、提督父様も最初はFクラスに入学されました……」
提督「あの、話を勝手に進めないでいただけますか?!」
校長「おっと失礼しました。どうも私は提督父様の話となるとつい」
提督「いや、それはわかりましたんで、俺の話を」
提督「ちょ―――?!」
校長「いやはや、本人たっての希望ということで……素晴らしい向上心でございます」
提督「いやいやいやいや?!俺そんな事言ってませんよ!?」
校長「そう、提督父様も最初はFクラスに入学されました……」
提督「あの、話を勝手に進めないでいただけますか?!」
校長「おっと失礼しました。どうも私は提督父様の話となるとつい」
提督「いや、それはわかりましたんで、俺の話を」
校長「学園内の地図や寮の場所、そして詳しい校則等はこちらに資料がございます」スッ
提督「えっ、あの、ちょっ」
校長「制服は少し届くのが遅れると思いますので、それまではどうか前の学校の制服でお過ごしください」
校長「教科書は明日届きますので、今日ばかりはご勘弁を」
校長「それでは、楽しいスクールライフを!はっはっはっは!!」
提督「あんた俺の親父と同じタイプだな?!そうなんだな?!」
校長「はっはっはっは!!」
提督「頼むから話を聞いてくれえええええええ!!!」
提督「えっ、あの、ちょっ」
校長「制服は少し届くのが遅れると思いますので、それまではどうか前の学校の制服でお過ごしください」
校長「教科書は明日届きますので、今日ばかりはご勘弁を」
校長「それでは、楽しいスクールライフを!はっはっはっは!!」
提督「あんた俺の親父と同じタイプだな?!そうなんだな?!」
校長「はっはっはっは!!」
提督「頼むから話を聞いてくれえええええええ!!!」
―――廊下―――
提督「……F-1、F-1……ここか」
提督「廊下の端っこの方にある、ここが新しいクラス……ねぇ」
提督「うん、確かに設備とかボロいな……窓、ヒビ入ってるし。見た感じドアも相当……」
提督「向こう側にはやたら豪華な部屋があったな……まさかアレが教室?」
提督「落差が凄いな……」
先生「えー、今日からこのクラスに新入生が来ることになった!!」
ワーワー ザワザワ ザワザワ
提督「……F-1、F-1……ここか」
提督「廊下の端っこの方にある、ここが新しいクラス……ねぇ」
提督「うん、確かに設備とかボロいな……窓、ヒビ入ってるし。見た感じドアも相当……」
提督「向こう側にはやたら豪華な部屋があったな……まさかアレが教室?」
提督「落差が凄いな……」
先生「えー、今日からこのクラスに新入生が来ることになった!!」
ワーワー ザワザワ ザワザワ
提督「……思ったよりも、女の子の声、するな」
提督「でもどうせ、ムッキムキだったりするんだろうなぁ……はぁ」
男子「せんせー!その人は艦娘ですか?!軍志望の野郎ですか?!」
先生「はっはっは。残念ながら軍志望の野郎だ」
男子「ちぇー」
ザンネーン ツマンネーノー
提督「艦娘……?なんだそれ……なんかの暗号か?」
提督「でもどうせ、ムッキムキだったりするんだろうなぁ……はぁ」
男子「せんせー!その人は艦娘ですか?!軍志望の野郎ですか?!」
先生「はっはっは。残念ながら軍志望の野郎だ」
男子「ちぇー」
ザンネーン ツマンネーノー
提督「艦娘……?なんだそれ……なんかの暗号か?」
先生「ちなみに結構イケメンだ」
マジデ!? キャーキャー
提督「おい担任!!」
先生「それじゃ、入ってこい!」
提督「ああ、もう……失礼します―――!」ガチャッ
クラスメイト(戦艦以外4人)
>>+1
>>+3
>>+5
>>+6
尚、安価で選ばれた子の相棒(例:天龍なら龍田等)や戦艦達もちゃんと出す予定。
マジデ!? キャーキャー
提督「おい担任!!」
先生「それじゃ、入ってこい!」
提督「ああ、もう……失礼します―――!」ガチャッ
クラスメイト(戦艦以外4人)
>>+1
>>+3
>>+5
>>+6
尚、安価で選ばれた子の相棒(例:天龍なら龍田等)や戦艦達もちゃんと出す予定。
>>17は再安価したほうがいい?それとも下でいい?
>>1のお好きなようにドゾー
じゃあ来ないかもだけど再安価するわ。
>>+3
それとすみません、飯落ち……
>>+3
それとすみません、飯落ち……
提督「ど、どうも……」
ザワザワ イウホドカナ ビミョー
提督「(ああもう……こういう空気は嫌だなぁ……)」
提督「えーっと、○○学園から来ました、提督と申します。よろしくお願いします」ニコッ
イガイトイイカモ ウホッ
先生「がっはっは。何を隠そう、こいつはあの提督父の息子なんだぞ!」
ザワッ
加賀「……あの、提督父の」
五十鈴「ひぃ、あ、あの人の息子っ……?」
提督「(な、なんだ……?)」
ザワザワ イウホドカナ ビミョー
提督「(ああもう……こういう空気は嫌だなぁ……)」
提督「えーっと、○○学園から来ました、提督と申します。よろしくお願いします」ニコッ
イガイトイイカモ ウホッ
先生「がっはっは。何を隠そう、こいつはあの提督父の息子なんだぞ!」
ザワッ
加賀「……あの、提督父の」
五十鈴「ひぃ、あ、あの人の息子っ……?」
提督「(な、なんだ……?)」
五十鈴「あ、あんた!!」
提督「は、はい?!」
五十鈴「本当にあの人の息子、なの?」
提督「そ、そうですけど……(巫女服……?)」
五十鈴「わ、わかったわ。突然の質問、ごめんなさい」
提督「は、はぁ……」
先生「それじゃあ席は……そうだな。電」
電「は、はいっ!」
提督「(あ、あんなちっこい子まで……?)」
先生「席は電の隣だ。わかったな?」
提督「は、はい」
提督「は、はい?!」
五十鈴「本当にあの人の息子、なの?」
提督「そ、そうですけど……(巫女服……?)」
五十鈴「わ、わかったわ。突然の質問、ごめんなさい」
提督「は、はぁ……」
先生「それじゃあ席は……そうだな。電」
電「は、はいっ!」
提督「(あ、あんなちっこい子まで……?)」
先生「席は電の隣だ。わかったな?」
提督「は、はい」
提督「よろしく、ね?」
電「はい。よろしくお願いしますなのです」
先生「それじゃあ休み時間にするぞ。そうだ電」
電「なんですか?」
先生「そいつに艦娘について教えておいてくれ。どうやら提督父はその事を伝えてなかったらしい」
電「わかりましたなのです!」
提督「……なぁ」
電「はい?」
提督「その、さっきから言っている……艦娘ってなんだ?」
電「はい。よろしくお願いしますなのです」
先生「それじゃあ休み時間にするぞ。そうだ電」
電「なんですか?」
先生「そいつに艦娘について教えておいてくれ。どうやら提督父はその事を伝えてなかったらしい」
電「わかりましたなのです!」
提督「……なぁ」
電「はい?」
提督「その、さっきから言っている……艦娘ってなんだ?」
電「艦娘っていうのはですね……ええと……」
利根「む?電、困っているようだな!」
電「あ、利根さん」
利根「艦娘については実際に見せたほうがいいと吾輩は思うぞ!というわけで!」グイッ
提督「えっ」
利根「クラスの皆、少々、この者を借りていくぞ!!」ダッ
提督「う、うわっ?!(こ、この女の子、凄い力だ……!)」
電「ま、待ってくださいよ利根さーん!!」ダッ
加賀「……」スッ
五十鈴「どうしたの?加賀」
加賀「あの二人だけだと、心配だから」
五十鈴「……まぁ、そうね……」
利根「む?電、困っているようだな!」
電「あ、利根さん」
利根「艦娘については実際に見せたほうがいいと吾輩は思うぞ!というわけで!」グイッ
提督「えっ」
利根「クラスの皆、少々、この者を借りていくぞ!!」ダッ
提督「う、うわっ?!(こ、この女の子、凄い力だ……!)」
電「ま、待ってくださいよ利根さーん!!」ダッ
加賀「……」スッ
五十鈴「どうしたの?加賀」
加賀「あの二人だけだと、心配だから」
五十鈴「……まぁ、そうね……」
―――演習場―――
利根「と、いうわけで到着だ!」
提督「ぜぇ、はぁ」
利根「む、もう息が切れているのか?情けないな、男子であろう」
提督「俺は、オヤジみたいに、肉体派じゃ、ないんでね」
利根「ふぅむ、親子とはなかなかに、似つかないモノであるのかのぉ」
電「や、やっと追いつきました!」
利根「おっと。すまんな電、置いて行ってしまって」
電「いつものことですから……」
利根「と、いうわけで到着だ!」
提督「ぜぇ、はぁ」
利根「む、もう息が切れているのか?情けないな、男子であろう」
提督「俺は、オヤジみたいに、肉体派じゃ、ないんでね」
利根「ふぅむ、親子とはなかなかに、似つかないモノであるのかのぉ」
電「や、やっと追いつきました!」
利根「おっと。すまんな電、置いて行ってしまって」
電「いつものことですから……」
提督「それで、ここ、プールですよね?凄く大きい……」
利根「いや、演習場であるが」
提督「え」
利根「ふむ、では電、模擬戦の相手をしてくれるかの?」
電「わかりました!」
提督「も、模擬戦?!」
利根「どうした?さして、驚くことでもなかろう」
提督「いやいやいや!!女の子同士で模擬戦だなんて危ないよ!!」
利根「……そういえばおぬしはまだ、艦娘について何も知らないんじゃったの」
電「あ、あの。私達は大丈夫なので、提督さんは見ていてください」
提督「だ、大丈夫って……その、ヤバイと思ったら止めに入るからな!」
利根「問題ない。模擬戦では沈むことはないからの」
提督「沈む……?」
利根「いや、演習場であるが」
提督「え」
利根「ふむ、では電、模擬戦の相手をしてくれるかの?」
電「わかりました!」
提督「も、模擬戦?!」
利根「どうした?さして、驚くことでもなかろう」
提督「いやいやいや!!女の子同士で模擬戦だなんて危ないよ!!」
利根「……そういえばおぬしはまだ、艦娘について何も知らないんじゃったの」
電「あ、あの。私達は大丈夫なので、提督さんは見ていてください」
提督「だ、大丈夫って……その、ヤバイと思ったら止めに入るからな!」
利根「問題ない。模擬戦では沈むことはないからの」
提督「沈む……?」
利根「よっと」パシャッ
提督「……は?」
電「こっちも準備OKなのです!」パシャッ
提督「み、水の上に立って……」
利根「ではゆくぞ、電!」ガシャンッ
電「は、はいなのです!」ガシャンッ
提督「い、今どっからそんな重装備が……!?」
利根「提督よ、これが艦娘というモノなのだ」
提督「……戦艦娘……?」
利根「流石、察しが良いな。あの方のご子息だ」
提督「……は?」
電「こっちも準備OKなのです!」パシャッ
提督「み、水の上に立って……」
利根「ではゆくぞ、電!」ガシャンッ
電「は、はいなのです!」ガシャンッ
提督「い、今どっからそんな重装備が……!?」
利根「提督よ、これが艦娘というモノなのだ」
提督「……戦艦娘……?」
利根「流石、察しが良いな。あの方のご子息だ」
提督「いやいやそんな、なんかの冗談だろ?手品か?タネは?」
利根「タネや仕掛けなど、あるわけがなかろう」
利根「女の子の形をした戦艦……それが、艦娘だ」
提督「いくらなんでも、そんなの、この国が許すはずが」
利根「残念ながらこの国は私達を容認している。意思を持った兵器ほど、強力なモノはない」
提督「……まさか、この学園にいる女子は全員」
利根「ああ、ほんの一部を除けば艦娘だ」
提督「じゃあこの学園内は、兵器が闊歩しているのか……?」
利根「……そういう事になる、の」
利根「タネや仕掛けなど、あるわけがなかろう」
利根「女の子の形をした戦艦……それが、艦娘だ」
提督「いくらなんでも、そんなの、この国が許すはずが」
利根「残念ながらこの国は私達を容認している。意思を持った兵器ほど、強力なモノはない」
提督「……まさか、この学園にいる女子は全員」
利根「ああ、ほんの一部を除けば艦娘だ」
提督「じゃあこの学園内は、兵器が闊歩しているのか……?」
利根「……そういう事になる、の」
提督「……」
利根「そう変な顔をするでない。先ほどのように、装備は基本的にしまいこんである」
利根「それに、ここにいる間は吾輩達は普通の女の子だ」
利根「それに、吾輩は感謝すらしているよ」
提督「感、謝?」
利根「吾輩が戦艦である間は、絶対にこのような体験はできないからの」
利根「憧れておったのだよ。吾輩は、人間に」
提督「……そう、か」
利根「話はここまでにしよう。それでは、模擬戦を見て、感じてくれ」
利根「吾輩達は、艦娘なのであると」
利根「その上で……受け入れてくれたら、嬉しく思う」
提督「ああ……」
利根「そう変な顔をするでない。先ほどのように、装備は基本的にしまいこんである」
利根「それに、ここにいる間は吾輩達は普通の女の子だ」
利根「それに、吾輩は感謝すらしているよ」
提督「感、謝?」
利根「吾輩が戦艦である間は、絶対にこのような体験はできないからの」
利根「憧れておったのだよ。吾輩は、人間に」
提督「……そう、か」
利根「話はここまでにしよう。それでは、模擬戦を見て、感じてくれ」
利根「吾輩達は、艦娘なのであると」
利根「その上で……受け入れてくれたら、嬉しく思う」
提督「ああ……」
利根「それでは始めるぞ、電!」
電「はいなのです!」
利根「発射!!」ドゴッ
ドゴォォォ ゴゴゴゴゴ
提督「……本当に兵器、なんだな」
電「けほっ、危なかったのです!!」ドドド
利根「ふふふ、そんな攻撃、当たらぬわ!!」スイーッ
提督「見た目はただの女の子……なのに」
電「砲雷撃、用意です!」ガシャッ
利根「ふふふ、砲雷撃勝負か、いいぞ受けてたとう!!」ガシャッ
提督「どうして……こんな」
加賀「知りたいですか?」
提督「うわっ?!」
加賀「……人を幽霊みたいに見ないで欲しいですね」
提督「す、すみません」
電「はいなのです!」
利根「発射!!」ドゴッ
ドゴォォォ ゴゴゴゴゴ
提督「……本当に兵器、なんだな」
電「けほっ、危なかったのです!!」ドドド
利根「ふふふ、そんな攻撃、当たらぬわ!!」スイーッ
提督「見た目はただの女の子……なのに」
電「砲雷撃、用意です!」ガシャッ
利根「ふふふ、砲雷撃勝負か、いいぞ受けてたとう!!」ガシャッ
提督「どうして……こんな」
加賀「知りたいですか?」
提督「うわっ?!」
加賀「……人を幽霊みたいに見ないで欲しいですね」
提督「す、すみません」
提督「それで、あの」
加賀「加賀です、好きなようにお呼びください」
提督「加賀さん、理由って」
加賀「あなたのお父上……提督父様がここで何をしたか知っていますか」
提督「……いや、知らない」
加賀「提督父様……あの方が、艦娘の創始者です」
提督「親父が……?!」
加賀「はい。最初に作った艦娘はもう、ここにはいませんが」
提督「……何のために、こんな酷いことを……!」
加賀「本当にそう思いますか?」
提督「え?」
加賀「酷いと、思いますか?」
加賀「加賀です、好きなようにお呼びください」
提督「加賀さん、理由って」
加賀「あなたのお父上……提督父様がここで何をしたか知っていますか」
提督「……いや、知らない」
加賀「提督父様……あの方が、艦娘の創始者です」
提督「親父が……?!」
加賀「はい。最初に作った艦娘はもう、ここにはいませんが」
提督「……何のために、こんな酷いことを……!」
加賀「本当にそう思いますか?」
提督「え?」
加賀「酷いと、思いますか?」
提督「それは思いますよ!何の罪もない、こんな女の子達を」
加賀「確かに貴方から見ればそうかもしれません。ですが、利根から見たらどうでしょう」
提督「……」
加賀「彼女はなんと言いましたか?」
提督「感謝している、って……」
加賀「そう、ですか」
加賀「私も少なくとも……悪い感情は抱いていません」
提督「なんで?」
加賀「……私が戦艦であった頃は、戦いの日々に身を置いていました」
加賀「こうやって、学園で日々を過ごす事になるなんて、思ってもいませんでした」
加賀「確かに貴方から見ればそうかもしれません。ですが、利根から見たらどうでしょう」
提督「……」
加賀「彼女はなんと言いましたか?」
提督「感謝している、って……」
加賀「そう、ですか」
加賀「私も少なくとも……悪い感情は抱いていません」
提督「なんで?」
加賀「……私が戦艦であった頃は、戦いの日々に身を置いていました」
加賀「こうやって、学園で日々を過ごす事になるなんて、思ってもいませんでした」
加賀「戦いの日々に生きていた事が、嫌だったわけではありません」
加賀「ですが、このように静かに過ごす日々は……新鮮で」
加賀「私に、様々な新しいものを見せ、与えてくれました」
提督「……」
加賀「そして、貴方は先ほど、罪のない女の子、と言いました」
提督「そう、だ」
加賀「ですが私達は戦艦であった頃……沢山の人を殺しました」
提督「っ!」
加賀「背負った罪は―――数え切れないほど」
加賀「ですが、このように静かに過ごす日々は……新鮮で」
加賀「私に、様々な新しいものを見せ、与えてくれました」
提督「……」
加賀「そして、貴方は先ほど、罪のない女の子、と言いました」
提督「そう、だ」
加賀「ですが私達は戦艦であった頃……沢山の人を殺しました」
提督「っ!」
加賀「背負った罪は―――数え切れないほど」
加賀「そんな私達を、赦してくれたのが……あなたのお父上です」
提督「……」
加賀「しかしきっと、私たちを赦せない人間もいるのでしょう」
加賀「ですがこの学園は、私達を赦してくれました」
加賀「だからここに、私達は存在しているのです」
加賀「貴方は―――どっちですか?」
加賀「私達を、赦してくれますか?」
提督「俺……は……」
提督「……」
加賀「しかしきっと、私たちを赦せない人間もいるのでしょう」
加賀「ですがこの学園は、私達を赦してくれました」
加賀「だからここに、私達は存在しているのです」
加賀「貴方は―――どっちですか?」
加賀「私達を、赦してくれますか?」
提督「俺……は……」
ドゴォォォォ!!!
提督「っ」ビクッ
加賀「……はぁ」
利根「むぅ、結構痛いの……」
電「わ、私も結構痛かったのです……」
加賀「二人共」
利根「加賀?!お主、どうしてここに!?」
加賀「心配だからついてきたんです。ここでは魚雷の使用は認められていませんが」
利根「あー……それはじゃの」
加賀「それは?」
利根「……忘れておった」
加賀「……」ゴゴゴゴゴ
電「ひっ」ビクッ
利根「か、加賀!その顔はやめるんじゃ!!」
加賀「報告するのは私なんですよ?それをわかっていますか?」ゴゴゴゴゴ
利根「すまん、本当にすまんかった!!」ドゲザー
電「ごめんなさいなのです……」ペコッ
加賀「……全く」
提督「っ」ビクッ
加賀「……はぁ」
利根「むぅ、結構痛いの……」
電「わ、私も結構痛かったのです……」
加賀「二人共」
利根「加賀?!お主、どうしてここに!?」
加賀「心配だからついてきたんです。ここでは魚雷の使用は認められていませんが」
利根「あー……それはじゃの」
加賀「それは?」
利根「……忘れておった」
加賀「……」ゴゴゴゴゴ
電「ひっ」ビクッ
利根「か、加賀!その顔はやめるんじゃ!!」
加賀「報告するのは私なんですよ?それをわかっていますか?」ゴゴゴゴゴ
利根「すまん、本当にすまんかった!!」ドゲザー
電「ごめんなさいなのです……」ペコッ
加賀「……全く」
提督「……」
加賀「すみません、話はこれで御終いのようです。私は霧島さんにこの事を報告しに―――」
提督「加賀さん。俺は―――俺も、赦すよ」
加賀「……そうですか。それは、利根に言ってあげたほうが喜ぶと思いますよ」
提督「ああ、わかった……それと、ありがとう、加賀さん」
加賀「私は何も、では」スタスタ
利根「……はっはっは、怒られてしまった」
提督「利根、さん」
利根「利根でよい、どうした?」
提督「俺……受け入れるよ。君たちの事」
利根「……そうか」ニコッ
提督「だから、俺と友達になってくれないか?」
利根「ほう、友達になろう等と言ってくる人間はあまりいなかったの……まぁ、だが、そこも含めて面白い!」
利根「気に入った!吾輩が友達になってやろう!」
提督「……ああ!よろしく頼むよ、利根!」
加賀「すみません、話はこれで御終いのようです。私は霧島さんにこの事を報告しに―――」
提督「加賀さん。俺は―――俺も、赦すよ」
加賀「……そうですか。それは、利根に言ってあげたほうが喜ぶと思いますよ」
提督「ああ、わかった……それと、ありがとう、加賀さん」
加賀「私は何も、では」スタスタ
利根「……はっはっは、怒られてしまった」
提督「利根、さん」
利根「利根でよい、どうした?」
提督「俺……受け入れるよ。君たちの事」
利根「……そうか」ニコッ
提督「だから、俺と友達になってくれないか?」
利根「ほう、友達になろう等と言ってくる人間はあまりいなかったの……まぁ、だが、そこも含めて面白い!」
利根「気に入った!吾輩が友達になってやろう!」
提督「……ああ!よろしく頼むよ、利根!」
電「あ、あの……提督さん」
提督「ん?」
電「電とも……友達に、なって欲しいのです」
提督「ああ、よろしくな。電!」
電「は、はいっ!」
利根「……まぁ、実はあと一人、気難しいヤツがクラスにいるんじゃがのぉ」
提督「気難しいヤツ?」
利根「―――でんたん、じゃの」
提督「……でんたん?」
提督「ん?」
電「電とも……友達に、なって欲しいのです」
提督「ああ、よろしくな。電!」
電「は、はいっ!」
利根「……まぁ、実はあと一人、気難しいヤツがクラスにいるんじゃがのぉ」
提督「気難しいヤツ?」
利根「―――でんたん、じゃの」
提督「……でんたん?」
―――F-1クラス―――
五十鈴「あんたら、また加賀に迷惑かけたんだって?」
利根「見ておったのか?」
五十鈴「さっき加賀がぶつぶつ何か言いながら席で書類整理してたのよ」
電「本当に悪いことをしたのです……」シューン
五十鈴「電はこの馬鹿に付き合わされただけだからいいのよ」
利根「馬鹿とはなんじゃ馬鹿とは!このでんたん!」
五十鈴「だーれーがーでんたんよ!!」
提督「あ、あの」
利根「おお、ちょうどいいタイミングだ提督!」
五十鈴「ひっ、あ、あんたいたの……?」
提督「まぁ……(ってかなんでそんな怖がられてんだ……?)」
五十鈴「あんたら、また加賀に迷惑かけたんだって?」
利根「見ておったのか?」
五十鈴「さっき加賀がぶつぶつ何か言いながら席で書類整理してたのよ」
電「本当に悪いことをしたのです……」シューン
五十鈴「電はこの馬鹿に付き合わされただけだからいいのよ」
利根「馬鹿とはなんじゃ馬鹿とは!このでんたん!」
五十鈴「だーれーがーでんたんよ!!」
提督「あ、あの」
利根「おお、ちょうどいいタイミングだ提督!」
五十鈴「ひっ、あ、あんたいたの……?」
提督「まぁ……(ってかなんでそんな怖がられてんだ……?)」
五十鈴「さ、さっさとどっか行きなさいよ!」
提督「えっと、理由聞いてもいいかな?」
五十鈴「……私はあんたの父親に、馬車馬のように働かされてたのよ」
提督「……マジで?」
利根「大マジ、じゃ」
五十鈴「電探、電探、そのためだけに育てられて、近代化改修の餌にされて……」
五十鈴「まさにあんたの父親は……鬼だったわ。そう、長門陸奥よりも恐ろしかったわ……」
提督「……あの、近代化改修って?」
利根「性能を上げるために、他の艦娘のパーツを拝借することじゃな」
提督「なるほど……じゃあこの子って」
利根「パーツのためだけに生まれ育てられ、パーツを拝借されることを繰り返されたのじゃろうな」
利根「そのパーツの名前が『電探』であったため、『でんたん』と呼ばれているのじゃな」
提督「……あんのクソ親父……」
提督「えっと、理由聞いてもいいかな?」
五十鈴「……私はあんたの父親に、馬車馬のように働かされてたのよ」
提督「……マジで?」
利根「大マジ、じゃ」
五十鈴「電探、電探、そのためだけに育てられて、近代化改修の餌にされて……」
五十鈴「まさにあんたの父親は……鬼だったわ。そう、長門陸奥よりも恐ろしかったわ……」
提督「……あの、近代化改修って?」
利根「性能を上げるために、他の艦娘のパーツを拝借することじゃな」
提督「なるほど……じゃあこの子って」
利根「パーツのためだけに生まれ育てられ、パーツを拝借されることを繰り返されたのじゃろうな」
利根「そのパーツの名前が『電探』であったため、『でんたん』と呼ばれているのじゃな」
提督「……あんのクソ親父……」
提督「五十鈴さん!」
五十鈴「な、なによ。あと五十鈴でいいわよ」
提督「五十鈴、俺はそんな事、絶対にしないから!」
五十鈴「信用できるワケないじゃない!あんたは私の痛みを全然理解なんかしてない!」
提督「……な、なら」カチャッ
利根「お主、ハサミなど手にとって何を……」
提督「っ!」ドスッ
五十鈴「!?」
利根「お主何をしておる?!ハサミを腕に刺すなど!!」
提督「っ……やべ、思ったより痛いな……」
五十鈴「な、何を」
提督「これじゃ、ダメかな」
五十鈴「……?」
五十鈴「な、なによ。あと五十鈴でいいわよ」
提督「五十鈴、俺はそんな事、絶対にしないから!」
五十鈴「信用できるワケないじゃない!あんたは私の痛みを全然理解なんかしてない!」
提督「……な、なら」カチャッ
利根「お主、ハサミなど手にとって何を……」
提督「っ!」ドスッ
五十鈴「!?」
利根「お主何をしておる?!ハサミを腕に刺すなど!!」
提督「っ……やべ、思ったより痛いな……」
五十鈴「な、何を」
提督「これじゃ、ダメかな」
五十鈴「……?」
提督「これで、君の痛みを少しは理解、できたかな?」
五十鈴「……馬鹿じゃないの、あんた!!」
提督「俺、頭もあんまよくないんだ……だからさ……」
五十鈴「ああもう、利根!手伝って!!」
利根「わ、わかった!おい、立てるか!!」
提督「一応……」
五十鈴「保健室行くわよ!」
提督「大丈夫、一人で行ける……」
五十鈴「馬鹿!途中で倒れたりしたらどうするの!ほら、肩貸してあげるから行くわよ!!」
提督「……ありがと」
五十鈴「……ふんだ」
五十鈴「……馬鹿じゃないの、あんた!!」
提督「俺、頭もあんまよくないんだ……だからさ……」
五十鈴「ああもう、利根!手伝って!!」
利根「わ、わかった!おい、立てるか!!」
提督「一応……」
五十鈴「保健室行くわよ!」
提督「大丈夫、一人で行ける……」
五十鈴「馬鹿!途中で倒れたりしたらどうするの!ほら、肩貸してあげるから行くわよ!!」
提督「……ありがと」
五十鈴「……ふんだ」
―――廊下―――
五十鈴「……少しだけ」
提督「え?」
五十鈴「あんたとあんたの父親は違うからね、少しだけ、あんたを信じたげる」
提督「そっか、ありがとな……っ」
利根「全く、無茶しおって。勇気と無謀は紙一重じゃぞ?」
提督「分かってるって」
電「わわわっ!?皆さんどうしたのですか?!」
提督「なんでもないよ」
電「う、腕から血が流れているのです!は、早く保健室に行かないと」オロオロ
五十鈴「電、落ち着きなさい。そして、保健室に先生がいるか確かめてきてちょうだい」
電「わ、わかったのです!」ダッ
利根「転ばぬようにのー!」
五十鈴「……少しだけ」
提督「え?」
五十鈴「あんたとあんたの父親は違うからね、少しだけ、あんたを信じたげる」
提督「そっか、ありがとな……っ」
利根「全く、無茶しおって。勇気と無謀は紙一重じゃぞ?」
提督「分かってるって」
電「わわわっ!?皆さんどうしたのですか?!」
提督「なんでもないよ」
電「う、腕から血が流れているのです!は、早く保健室に行かないと」オロオロ
五十鈴「電、落ち着きなさい。そして、保健室に先生がいるか確かめてきてちょうだい」
電「わ、わかったのです!」ダッ
利根「転ばぬようにのー!」
―――保健室―――
利根「恐らく、編入当日にハサミを腕に刺したのはお主が史上初めてじゃろうな」
提督「ははは、そうかもね」
五十鈴「動かないで。包帯巻いてるんだから」
提督「はい、すみません」
五十鈴「もう……」グルグル
龍田「消毒液は必要かしらー?」
五十鈴「大丈夫です、先生」
龍田「そうー。消毒液塗るの、好きなのになー……」
五十鈴「(この先生にだけは消毒液塗らせちゃダメよ。覚えときなさい)」
提督「(りょ、了解……)」
利根「恐らく、編入当日にハサミを腕に刺したのはお主が史上初めてじゃろうな」
提督「ははは、そうかもね」
五十鈴「動かないで。包帯巻いてるんだから」
提督「はい、すみません」
五十鈴「もう……」グルグル
龍田「消毒液は必要かしらー?」
五十鈴「大丈夫です、先生」
龍田「そうー。消毒液塗るの、好きなのになー……」
五十鈴「(この先生にだけは消毒液塗らせちゃダメよ。覚えときなさい)」
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