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    元スレいろは「私、先輩のことが、好きです」八幡「……えっ?」

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    101 :

    女の子が恋愛話でモノローグやってるだけじゃないの
    とにかく次が楽しみ

    102 :

    高2の春って八幡と一色知り合いだっけ?

    103 :

    とてもいい……。続き楽しみ

    104 :

    >>102
    いろはが高2ってことじゃないのか

    106 :

    三部作の続きってタイトル何?

    107 = 106 :

    三部作の続きってタイトル何?

    108 :

    いちゃいちゃしましょー

    109 :

    三部作ででもググってろ

    110 :

    いろはすー

    111 :

    八幡「うぉっ!? な、なんだよ?」

    いろは「そう言いたいのは私の方ですよ!? なんでこんなところにいるんですか!?」

    いま私がいるのは校門から少し歩いたところだ。あんなに時間を空けたのに。

    八幡「普通に忘れ物だ。教室にな」

    いろは「わ、わすれもの……」

    話すのも久しぶりだから、思考が鈍い。

    八幡「お前は生徒会か?」

    いろは「は、はい……」

    思わず下を向く。先輩の顔を直接見られない。

    112 = 2 :

    八幡「そうか。じゃ」

    片手を上げて先輩は去ろうとする。

    一瞬、何ヶ月か前の光景がフラッシュバックする。

    いろは「待ってください!」

    八幡「ああ?」

    いろは「先輩を一人で校内に入れるのは不安なので私がついて行きます」

    八幡「はっ?」

    いろは「万一先輩が何かしでかしたら生徒会長である私の責任ですからね。見張らせてもらいますよ」

    八幡「なんだそりゃ」

    自分でもわけのわからない理屈だ。ただ、なんでもいい。先輩といられる口実が欲しい。

    113 = 2 :

    八幡「別にただ教科書を取りに行くだけなんだが」

    いろは「まーまー、別にいいじゃないですかー」

    こんなカワイイ後輩がついてくるんですし。

    とは言えなかった。

    ついさっきまであんなことを考えていた自分をカワイイなんて口が裂けても言えない。

    八幡「……まぁ、別にいいけどよ」

    いろは「わーい、やったー♪」

    内心では飛び跳ねるくらい喜んでいるけど、その衝動はセーブする。とは言えちょっとだけ声がうわずっちゃったけど。

    114 = 2 :

    ――

    ――――

    八幡「そういや久しぶりだな」

    いろは「えっ?」

    八幡「いや、こうやって話すの」

    いろは「そーですかねー」

    そう知らないふりをしてみる。誰よりもそれを知っている私がそうするなんてちょっと滑稽だけど。

    八幡「生徒会長、ご苦労さん」

    その労いの言葉がまた私の鼓動をまた狂わせる。きっと顔も真っ赤になっているだろうから、窓の外に目を移す。

    いろは「……それってまさか――」

    八幡「口説いてねぇ」

    いろは「最後まで言わせてくださいよ!」

    ふぅ、危ない危ない。うまく誤魔化せたようだ。

    115 = 2 :

    いろは「そう言えば先輩」

    八幡「ん?」

    いろは「大学、どこにするか決めたんですか?」

    八幡「……まぁ、な」

    いろは「へー、どこなんですか?」

    八幡「お前には教えん」

    いろは「えー?」

    八幡「てか家族以外の誰にも教える気はねーよ」

    いろは「けちー」

    八幡「んなこと言ってもダメなもんはダメだ」

    116 = 2 :

    いろは「なんで教えてくれないんですかー」

    そう問うと先輩の顔が一瞬曇った。その表情からは何も読み取れない。

    八幡「……別に、お前には関係ないだろ」

    ズキン。

    まるでナイフが刺さったかのように胸に鋭い痛みが走る。

    お前には関係ない。

    確かにそうだ。先輩にとっての私はそこまで深い間柄の相手ではない。

    そんなの、わかりきっているのに、どういうわけか胸が痛む。

    いろは「関係……ないですか……?」

    117 = 2 :

    痛い、痛い、痛い。

    こんなのただの言葉だ。私がいつも先輩に口にする言葉よりはよっぽど優しい言葉。

    なのに、こんなにも、私の心を抉る。

    八幡「……そうだろ」

    私から目を逸らした先輩が先に歩き出す。それについて行くように私も重い足取りを進める。

    少し前まであんなにも嬉しかったのに、あんなに心が弾んでいたのに、今はひどく重い。

    あんなにも会いたかった先輩が目の前にいるのに、この場から逃げ出してしまいたいと思っている自分がいる。

    118 = 2 :

    八幡「お前が知る理由も意味もないだろ。さらに俺も教えたくないと言っているんだ」

    いろは「そんなの……」

    理由はある。私が先輩に好意を抱いている、理由なんてそれだけで十分だ。

    でも、それを口にすることなんてできない。余計なことを考えさせたくないのだ。

    だから――。

    いろは「そう……ですね……」

    ――私は先輩の言葉を肯定する。自分の気持ちを隠して、偽って、先輩にとって理想的な『一色いろは』を装う。

    ふと視線を落とすと、涙を流さないように堪えていた手で、スカートの裾がクシャクシャになってしまっていた。

    119 = 2 :

    八幡「……まは」

    いろは「……?」

    八幡「葉山は……国立を受けるらしいぞ」

    いろは「……え?」

    その後ろ姿から先輩がどんな顔をしているのかはわからない。しかしその一言で先輩の私に対して抱いている感情がどうやらマイナスというわけではないことはわかった。

    八幡「いやいや、えっじゃねぇよ。お前が知りたいのは俺のじゃなくて葉山の受ける大学じゃねぇの?」

    ……あっ、そうか。先輩はまだ私が葉山先輩のことを好きだと思っているんだ。

    もう何ヶ月も前から私の恋の相手は変わっているんだけどね。

    120 = 2 :

    何と答えようか迷っている間に、先輩は忘れ物を手にしていた。

    八幡「……じゃ、さっさと帰るぞ」

    用が済むとすぐに先輩は下駄箱の方へ向かう。

    いろは「先輩」

    八幡「ん?」

    振り返らずに声だけを返す。その声色はどこか気怠そうだ。

    いろは「先輩は……」

    しまった。なにも考えてなかった。ただ、このままで終わって欲しくもなくて、こんな風に話しかけてしまった。

    いろは「……先輩は…………」

    八幡「なんだよ」

    足を進めながら言葉を返される。あと少しで、下駄箱に着いてしまう。そしたらこの時間が終わってしまう。

    なんでもいい。ただ、先輩と話していたい。

    いろは「……先輩は、……好きな人とか……いますか?」

    121 = 2 :

    ……。

    …………。

    ……って、ええええええええええええええええええええっっ!?

    何を聞いてるの私は!?

    八幡「……はっ?」

    さすがに予想外だったのか先輩も振り返った。その表情は明らかに困惑している。「なに言ってんのこいつ?」とでも言いたげな、とても人を小馬鹿にした顔。正直、張り倒したい。

    いろは「好きな人とかいるんですかって聞いたんですよっ!」

    思わずムキになって口調が強くなる。

    八幡「いや、なんで」

    いろは「私の好きな人を先輩は知っているんですよ! なら私も先輩の好きな人を知らないと不公平じゃないですか!」

    122 = 2 :

    八幡「……なるほどな。筋は通っている。だがな……」

    あれ、意外に納得してる? 結構デマカセなところがあったのに。

    八幡「俺にそんな相手はいねぇし、今後も作る気はない」

    いろは「…………」

    きっと本気ではないだろう。それはきっと先輩自身にもわかっている。まだ十代の男子高校生がそれからの人生で二度と恋をしないなんて、ありえないということは。

    それでもそう言い切ってしまうのは先輩の心の中に動揺があるからなのだろうか。さすがにそこまではわからない。

    いろは「先輩」

    八幡「ん」

    いろは「嘘は、いけないですよ?」

    そう、少しだけあざとい私になって問いかける。

    123 = 2 :

    八幡「ぐっ……」

    いろは「それに」

    一歩、近づく。

    いろは「先輩の将来の夢って専業主夫なんですよねー? 誰も好きにならないならその夢も叶わないですよね?」

    もう一歩、踏み込む。

    心臓はもう破裂寸前だ。顔も真っ赤を通り越して真っ赤っかになっているに違いない。あれ、それあんまし変わらないような。

    でも、夕方のこの時間の夕暮れのおかげでだいぶ誤魔化せているはず。

    それに先輩は何だかんだ言って女子には弱いから、今の私に困惑してそんな変化にも気づかないだろう。

    124 = 2 :

    八幡「だ、だからなんだよ。別に恋愛感情がなかろうと結婚はできるだろ。仕事一筋で家事をしてくれるだけの専業主夫を求めている女性は世の中にごまんといるはずだ」

    いろは「いや、それはそんなに多くないと思いますが……」

    すぅっと、一呼吸置いて、先輩の顔に自分のを近づける。私の目のすぐ前に先輩の目がある。その瞳には反射された私の瞳が写っている。

    一気に接近されて驚いたのか先輩は後ずさる。しかしその距離を詰めるためにまた一歩先輩に近づく。

    緊張という言葉では言い表せない感覚が全身を取り巻く。ドキドキはもう限界を超えてしまいそうだ。

    八幡「な、なんだよ、さっきから」

    いろは「先輩が素直にならないから悪いんです」

    125 = 2 :

    八幡「……ともかく」

    観念したかのように先輩がため息をつく。

    八幡「今後誰も好きにならないことは撤回しよう。だがな、今は誰かを好きだったりはしない。これは本当だ」

    いろは「ホントですかー?」

    その目の中を覗き込む。それに耐えかねて先輩はまた目を逸らす。

    八幡「あ、ああ……。本当だ……。……その、なんだ」

    いろは「はい?」

    八幡「離れて……くれねぇか……? このままじゃ心臓に悪い」

    126 = 2 :

    言われて自分の姿を見てみると、半ば先輩を壁ドンしかけな状態になっていた。

    いろは「うわっ!? ご、ごめんなさい!!」

    すぐに後ろに飛び下がる。うわー、緊張しすぎてて全然気づかなかったー。

    八幡「…………」

    先輩はそっぽを向いて頬をかく。その仕草が少し可愛いなんてくだらないことを思った。

    一方の私もとんでもないことをしていたことに気づいて、またドキドキしている。

    いやーどうしよう。また雰囲気が悪くなっちゃった。

    八幡「……行くぞ」スタスタ

    いろは「あっ、待ってくださいよーせんぱーい」

    127 = 2 :

    ここまで。
    アニメのセリフなしで八幡がいろはすのビニール袋を取るところがすごいよかった。
    いろはす~。

    128 :

    歩きながらスカートの中に前から手突っ込んで手マンしてるようにしか見えなくて最高だったよね

    129 :

    おっつ

    130 :

    続きをーー

    133 :

    >>128
    !?

    134 :

    天才かよ

    135 :

    いろはすー

    136 :

    鬼才現る

    137 :

    >>136
    あっ、そういうのいいのでsageてください

    138 :

    >>128
    今日BSでそのシーン出てきたけどお前のレスしか頭に浮かばなかった
    絶許

    139 :

    一回そう思っちゃうと>>127の「すごいよかった…」も別の意味に思えてくるから困る

    140 :

    高二、冬

    私と先輩との間であの秋の日から特に変わったことはない。高三がまともに授業に出なくてもいいような雰囲気になると、自然と先輩の姿を見る機会も減っていった。

    先輩は隙あらば学校をサボろうとするような人だからね。人に説明できる理由がついたら学校に来るわけないよね。私でもちゃんと来られる自信ないもん。それって生徒会長としてどうなの。

    いろは「はぁ……」

    先輩は今頃どうしているんだろうか。

    ちゃんと勉強しているのだろうか。なんだかんだ言って遊んでそう。……いや、さすがにそれはないか。

    ??「――さん」

    いろは「…………」

    ??「――長さん」

    いろは「…………」

    ??「会長さーん」

    いろは「はっ!?」

    141 = 2 :

    大志「なにしてるんすか? みんな待ってるっすよ」

    いろは「えっ、……うわっ!? もうこんな時間!?」

    大志「いつまで経っても生徒会室に来ないから、副会長さんとかが心配してたっすよ」

    いろは「……ごめんね」

    あー、何やっちゃってるだろ、私。恋にうつつを抜かして生徒会をなおざりにしちゃうなんて。

    大志「しっかりしてくださいよ。クリスマスイベントも控えてるんですから」

    いろは「そうだね、ごめん……」

    大志「……会長さん」

    いろは「ん?」

    142 = 2 :

    大志「一つ、聞いてもいいっすか? 自分の勘違いなら、笑ってもいいっす」

    いろは「うん。なに?」

    大志「……比企谷先輩のこと、好きっすよね?」

    視界がグラリと揺れる。後輩の口から飛び出る予想外の言葉にひどく動揺する。

    いろは「えっ……、や、やだなー。そんなわけないでしょー?」

    とりあえず否定するが、その嘘は川崎くんには通用しない。

    大志「わかるっすよ。会長さんと比企谷先輩を見てる人は」

    いろは「……君の、勘違いだよ」

    143 = 2 :

    大志「……そう……っすか……」

    いろは「うん、そうだよ」

    大志「じゃあ、会長さんは比企谷先輩のこと、どう思ってるんすか?」

    いろは「……ただの使い勝手のいい先輩」

    大志「…………」

    問答はそこで止まる。川崎くんは私の言葉を嘘だと見抜いている。でも、それ以上は踏み込んでこない。

    大志「……じゃあ、他の人、待ってるんで」

    いろは「うん、早く行かないとね」

    大志「……これから言うのはただの独り言っすけど」

    いろは「?」

    大志「動くときは動かないと、あとで後悔するかもしれないっすよ」

    144 = 2 :

    ――

    ――――

    ルーズリーフの上を走っていたシャープペンシルの先が止まる。

    「ああ、またか」

    今の自分の感情を理解して、ため息をつく。

    この感覚には覚えがある。どんなに自分にどうこう言い聞かせても、感情だけは言うことを聞いてくれないから困ったものだ。

    傍らに置きっぱなしになっていたマッ缶に口をつける。冷めてしまったそれは温度を保っていた時と同じように糖分を脳に補給してくれる。

    受験勉強という口実のある最近は学校にほとんど行っていない。もう卒業はできるし行く理由なんてない。

    ……はずなのに、行こうかなんて考えてしまっている自分がいる。

    145 = 2 :

    行けばあいつに会えるかもしれないなんて、そんなバカげたことを考えている。

    くだらない。

    まったくもって、くだらない。

    そんな期待をしてしまうような恋愛脳になってしまっている自分が、あまりにも愚かに思える。

    ――でも。

    それでも、今の気分も悪くないなんて思ってしまう自分がどこかにいる。

    こんなの、バカげている。結局何も成長していない。

    それに、ここ最近あいつが近づいてこないのは今の俺のことを思ってくれているからじゃないか。それなのに俺がこんなことを思ってしまうなんて、恩を仇で返す行為だ。

    だから、せめて頭の中で考えることはあっても、行動に移すことは決してあってはならない。

    「……はぁ」

    もう一度ため息をついて、冷めた缶を口につけた。

    146 = 2 :

    高二、冬

    いろは「あー、先輩はどうなったんだろーなー」

    結局先輩がどこの大学を受けるのかわからないまま年を越し、今はもう一月の終り。早ければ試験はもうそろそろだ。

    一方私は一人で生徒会室にこもって残った仕事を捌いている最中だ。作業効率は……うん、ちょっと、ね。

    いろは「そうだ!」

    応援メールくらいなら送ってもいいよね。受験頑張ってくださいって。

    いろは「…………」スッスッ

    いろは「…………」

    いろは「これで、大丈夫かな……」

    いろは「あっ、ここちょっと変かも」

    147 = 2 :

    ――

    ――――

    数時間後。

    いろは「あー決まらないー!」

    何回見直してもやっぱりどこか変な感じがして送れないことおよそ数時間。未だに納得のいく出来にならない、

    おかしいなー。葉山先輩に送る時はすぐに送れたのに。

    そんな理由、もうわかってるけどね。

    いろは「うーん、もうこれで送っちゃえ!」

    ポチッとな……なんちゃって。

    …………。

    送信完了という文字が画面上に浮かぶ。

    ……あれ、改めて見直してみたけどここの文章ちょっと変じゃないかな?

    148 = 2 :

    いろは「返信は……」

    すぐに来るわけないよね。あの先輩だし。

    いろは「……ちょっと散歩してこよ」

    生徒会室の扉を開いて廊下に出る。丸々一学年いない学校の中は少し寂しげだ。

    葉山「あれ?」

    いろは「あっ、葉山先輩」

    職員室の前には葉山先輩の姿があった。基本三年はいないこの時期にどうしているのだろう。

    葉山「久しぶりだね」

    いろは「お久しぶりですー。お元気ですか?」

    葉山「うん。いろはは?」

    いろは「葉山先輩に会えたので元気です♪」

    149 = 2 :

    いろは「どうして葉山先輩がいるんですか?」

    葉山「ちょっと部活の顧問に用事があってね」

    いろは「余裕たっぷりですね」

    葉山「センターも終わったから、多少は羽を伸ばすよ」

    いろは「あー。そういえば先週でしたね。お疲れ様です」

    葉山「ありがとう」

    いろは「……どれくらい取れたんですか?」

    葉山「んー、九割ちょっとかな」

    いろは「それものすごく良いじゃないですか!?」

    葉山「そんなことはないよ」

    そういえば先輩が葉山先輩は国立志望って言ってたっけ。国立ってことは理系教科も受けたってことだよね。それで九割って……。

    本当にこの人と雪ノ下先輩はどうしてこの高校にいるんだろう。

    150 = 2 :

    いろは「すごいですね……。もう余裕じゃないですか……」

    葉山「まだ油断は大敵だよ。今日もこの後は勉強するし」

    いろは「……やっぱりカッコいいですね」

    葉山「そうかな。俺からしたらこれが普通なんだけど」

    いろは「だから、カッコいいんですよ」

    だから、ほんの少しだけ、惹かれたんだと思う。

    それは恋には届かない、でもただの憧れとは違う感情。

    きっとそれを私は葉山先輩に抱いていた。

    先輩に出会わなかったら、もしかしたらあの感情は本物の恋心になっていたのかもしれない。

    そんな何の根拠もない空想を頭の中でめぐらせる。

    その『今』があったとしたら、その時の私はどうなっていたのだろうか。


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