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    元スレ陽乃「比企谷くんの恋人になりたい!」八幡「………はっ?」

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    1 :

    八陽です。陽乃は八幡を恋人にしようとがんばります
    *陽乃は原作どおり完璧超人ですが、八幡の事になるとダメな感じになる時があります


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1443279491

    2 = 1 :

    陽乃「ねえ比企谷くん私の恋人になってよ」

    八幡「な、なにいってんですかアンタは!からかわないでくださいよ!」

    陽乃「からかってないよ!私比企谷くんと恋人になりたいの!」

    八幡「ど、どうせそうやってオレのキョドる姿を見て笑うか…雪ノ下を後でいじるためのネタにでもするつもりでしょ」

    陽乃「ひど~い!比企谷くん私は本当に比企谷くんのことが好きなんだよ~♪」ツンツン

    八幡「や、やめてください…人が見ているじゃないですか」

    八幡(この人…いや、魔王がオレを好きになるなんて信じられるわけねーだろ!そんな男受けのいい仕草してもオレはだまされんぞ!中学時代のオレとは違うんだよ!)

    陽乃「いいじゃん!どうせなら見せつけちゃおうよ♪私たちのラブラブぷりを」ムニュムニュ

    八幡「ちょ///な、なに抱きついてきてるんですか…その当たってますけど///」

    陽乃「当ててんのよ♪」

    八幡(うおっ!なんだこれ!やわらかい!気持ちいい!いいにおい…いやだまされるな!これは罠だ!)

    3 = 1 :

    陽乃「フフフ…どうお姉さんの胸は?」

    八幡「っ///」

    八幡(な、な、何を企んでいるんだこの人は……まさか!オレをはめて冤罪にかけて社会的に[ピーーー]気なのか!?)

    八幡(ありえる………俺を雪ノ下の近くにおく必要がない存在だと判断して排除することにしたのか? もしくは俺をからかうのに飽きたから、もういらないから壊すとか、この人ならやりかねない…)

    陽乃「ほらほら~お姉さんと付き合えばこのおっぱいは君だけのものだよ~」ムニュムニュ

    八幡「ぐ、ぐぉ…///」

    八幡(や、やばい…このままじゃやばい…戸塚…小町…俺に力を…魔王に対抗する力をーーーーー!!!!)バッ

    陽乃「あっ…」

    八幡「お、俺はこのあと用があるんで…このへんで失礼しま…す」ダッ

    陽乃「………比企谷くん」シュン

    八幡(あれ、簡単に逃げられたぞ? いつものあの人なら俺が逃げ出す前にうまく捕まえてくるはずだが…いや逃げられるからいいけど)

    陽乃「………」ショボ~ン

    八幡(っ!?…なんで捨てられた子犬のような寂しい顔してるんですか…やめてくれ!ちょっと勘違いしそうになるじゃないですか…)

    4 = 1 :

    次の日

    陽乃「雪乃ちゃん~!比企谷くんと恋人になりたいけど全然うまくいかないの~!どうすればいいか教えて!」

    雪乃「姉さん私の聞き間違いかしら? あの腐った目の男と姉さんが恋人になりたいと聞こえたのだけど?」

    陽乃「聞き間違いじゃないよ。お姉ちゃん、比企谷の恋人になりたいの」

    雪乃「悪ふざけはやめなさい!また私をからかうため適当な事をいっているんでしょう!」

    陽乃「…はあ、雪乃ちゃんもそんな反応なんだね……比企谷くんもどうして信じてくれないのかな…」

    雪乃「比企谷くんも? もしかして姉さん比企谷にも同じようなことを?」

    陽乃「うん。昨日、恋人になってと告白したけど信じてもらえなかった……」シュン

    雪乃「い、いくら比企谷くんが相手だからってタチ悪いイタズラはやめてちょうだい!
    ただでさえ疑心暗鬼だし、目も腐っているのにトラウマが増えて引きこもりや近親相姦するような犯罪者になったらどう責任とるつもりかしら」ホッ

    5 :

    陽乃「ひど~い!私そんなつもり全くないのに~本気で比企谷くんと恋人になってデートしたりイチャイチャしたいだけなんだもん!」

    雪乃「ふ、ふん!何を言っているのかしら、姉さんが本気であの男と付き合いたいと思う人なんているわけないじゃない。
    プロボッチとイケイケのリア充のカップルだなんてドラマでもありえないわね」アセアセ

    陽乃「でも雪乃ちゃん動揺してるように見えるけどな」ニヤニヤ

    雪乃「あ、あまりにも非現実的的な光景を想像して気持ち悪くなっただけよ!やっぱり私をからかっていたのね姉さん!」

    陽乃「…違うよ」

    雪乃「えっ?」

    陽乃「本気で比企谷くんと恋人になりたいだよ…私は」

    雪乃「!?」

    陽乃「信じられないなら今までの事謝るよ…ごめんね雪乃ちゃん今までイジワルばかりしてきて…ただ単純に雪乃ちゃんがかわいいからついやった時もあるけど
    雪乃ちゃんの事を思ってやった時もあるんだよ。信じてもらえないかもしれないけどね」ペコ

    6 = 5 :

    雪乃「…えっ?…………え………」

    雪乃(あ、あ、あ、あの姉さんが私に頭を下げて謝った!!?! ウソでしょ!? いつもならふざけて『ゴメンゴメン雪乃ちゃんw』と全く反省した様子も見せないでケラケラ笑うのにぃ!!)

    雪乃「…ね、姉さん………もしかして頭打ったのかしら? …どこか痛いとこあるなら今すぐ病院に…)

    陽乃「ひどい!雪乃ちゃん!私、頭なんか打ってないよ!!」

    雪乃「ほ、ほんとに…」

    雪乃(あ、あまりの突然の出来事に頭がついていかないわ………あの姉さんが比企谷くんを好きで、私に頭を下げて謝った…
    ありえない事の連続でせっかくあの姉さんが私に頭を下げたというのに優越感感じる間もないわ)

    陽乃「ユキえも~ん!比企谷くんと付き合う方法教えてよ~!」

    雪乃「だれがユキえも~んよ!ふざけないで!」

    陽乃「それでどうすればいいと思う?」

    雪乃(聞いてないし…)

    雪乃「さあ、知らないわそんなの。そういうのは姉さんの方が得意そうじゃない?」

    8 = 5 :

    陽乃「だって~まだ誰とも付き合ったことないもん」

    陽乃「なんかみんなつまんなそうなのばっかだしぃ~」

    雪乃「………そもそも姉さんは私と比企谷くんをくっつけようとか世迷い言を言ってなかったかしら?
    それにいつ比企谷くんを好きになったの? 意味がわからないわ」

    陽乃「私、最初から比企谷くんにかなり興味あったし、気にいっていたよ。
    さすがにそのころは恋愛感情はなかったけど…1ヶ月前くらい前から少しずつ比企谷くんが他の男の子と違って特別な人に感じられて…」ポッ

    雪乃「!?………どう特別なのかしら?」

    陽乃「あのね、私の本性を知った男の子はみんな私に怖がって一切関わろうとしないの」

    雪乃「比企谷くんも姉さんを怖がっているじゃない。どこが違うというのよ?」

    陽乃「でも何が何でも逃げようとするほど避けてないの。私の本性知った男たちは恐怖のあまり引きこもりになったり、どこかの遠くの地に引っ越したり、重度のうつになったりしたんだけど
    比企谷くんは会うと嫌そうにはするけど走って逃げようとしないし、言い訳して離れようとはするけどなんだかんだで付き合ってくれるし」

    9 :

    ヒッキーなんて札束ビンタと専業主夫OK,って条件だせばすぐ堕ちそうだけどな。

    10 = 5 :

    雪乃(姉さんの手によって壊された人がいるのは知ってはいたけど、そんなにいたのね…ちょっと哀れね)

    陽乃「それにとっても居心地がいいんだ♪私の本性知っていながら普通に会話してくれるし、なんだかんだでちゃんと質問にも答えてくれるし」

    雪乃「質問?」

    陽乃「雪乃ちゃんの様子とか学校の行事とかね!私の本性知っていながら普通に会話してくれるの♪しかも本読みながら私と会話するときもあって、その自然な態度が心地いいの」

    雪乃「………」

    陽乃「前、偶然再会した男の子なんか私の顔見た瞬間青ざめて震え出してきたんだよ~失礼だと思わない? ムカついたからカフェに誘って、お話をたくさんしてあげちゃった♪」

    雪乃「災難ね」

    雪乃(その人が…)

    雪乃(きっとその人にとって姉さんといるだけでタダの世間話も拷問に等しいでしょう)

    陽乃「最近調子はどう?とか、おもしろいことあったというだけで「ひい!」とか「勘弁してください!」とかしか言わないんだよ~ひどいと思わない?」プンプン

    雪乃「姉さんわかっていてやっているでしょ」

    陽乃「震えているか、おうちに帰りたいとか、ほんとつまんない。
    比企谷くんはたまに私の言葉にビクッてなる時もあるけど私を拒絶しないし、すぐ普段通りになるし、その後会っても態度変えないし、あと下心ない所もポイント高いかな♪」

    陽乃「私の事イヤらしい目で見てこないし、逆玉とかそういうのもないの、私の事を雪ノ下家の長女としてではなく雪ノ下陽乃個人として見てくれているし♪」

    雪乃「………」ピクッ

    雪乃(姉さんは昔から家の代理とかでいろいろ出ていたから、てっきりそんな風に周りから見られるのを気にしない人だと思っていた…
    それとも気にはしてはいないけど本当の自分を見てくれている人がいることがうれしいのかもしれないわね…)

    11 = 5 :

    陽乃「でも私に関心がないとか魅力を感じていないわけでもないんだよ。少し密着したら顔を赤くして動揺するとことかかわいくて好きだな♪」

    雪乃(まさか本気なの!?)

    陽乃「それに雪乃ちゃん、比企谷くんのこと好きじゃなさそうだし、いつも腐った目とかクズとかいっているし」ニヤ

    雪乃「そ、それは…」

    陽乃「それに私が欲しいものを我慢するなんて私らしくないよね」

    陽乃「それに比企谷くんから二度も友達になろうと誘われたのに拒否しているしね。
    雪乃ちゃん半年以上たっても友達さえなっていないし、いまだ電話番号さえ知らないのだから、世間一般的に考えてどうみても恋愛感情持っている人には見えないよね」

    雪乃「そ、そんな…」

    12 = 5 :

    陽乃「あれあれ~雪乃ちゃん、比企谷くんのこと好きじゃないんだよね? 雪乃ちゃんはウソや虚言吐かないのだし」

    雪乃「と、当然よ!」

    陽乃「じゃあ何も問題ないよね」

    雪乃「………」ギリッ

    陽乃「………私、雪乃ちゃんがうらやましいよ…同じ部活だからいつでも比企谷くんに会えて………私なんて大学や家の代理とかで会いたい時、いつも会えないから…」

    陽乃「できれば変わってほしいよ…なんで私が雪乃ちゃんより先に産まれてきてしまったんだろ…なんで普通の家に生まれなかったんだろう…
    こんなに私を縛り付ける雪ノ下家なんて………いっそ」

    雪乃「ね、姉さん」ゾクッ

    陽乃「あっ………ごめんね雪乃ちゃん。最近寝不足気味でさ~さっきのは自分でもよくわからず呟いただけだから」

    陽乃「忘れてね」ニコ

    雪乃「え…ええ……わかったわ」ブルブル

    雪乃(誰かに言ったら、タダではすまさないという意味ね…)

    13 :

    これは支援
    sage進行で話書いてくいく感じか

    15 = 9 :

    続きはよ


    お薬サーッ!からの既成事実
    でもいいけどw

    17 = 5 :

    陽乃「それでさっきの続きなんだけど比企谷くん私が好きだっていっても全く信じてくれないんだけど、どうすればいいのかな?」

    雪乃「あの男のリスクリターンはかなりのものだから一筋縄ではいかないでしょうね…平塚先生も言っていたわ。
    それに親から美人局には気をつけろとか言われているみたいだし」

    陽乃「そうか…厄介だね」

    雪乃「いま気づいたけど、なぜ私が姉さんの恋の相談受けないといけないのかしら?」

    陽乃「雪乃ちゃん、かわいいお姉ちゃんが困っているんだよ~相談くらいのってくれたっていいじゃん」

    雪乃「嫌よ。それにこういうのは私より学校の友達に言ったらどうかしら? そっちの方が参考になると思うわ」

    陽乃「あ~ダメダメ!だって、いまだ私の本性見抜けない凡人たちだもん!それにみんなどうせ陽乃だったらどんな男でも簡単に手に入るよ!ぐらいしかいわないだろうから
    それに雪乃ちゃんは虚言やウソ吐かないから信用できるし」

    雪乃「そ、そう…」

    雪乃(凡人たちって……いくらここに私しかいないからって本音言い過ぎじゃないかしら?)

    雪乃「でも私が姉さんの相談を絶対のらなければいけない理由はないわ。いくら今までの事謝ったからって、そんな簡単に許すことできないわ」

    雪乃(由比ヶ浜はきっと比企谷くんのことを………それに姉さんに比企谷くんを渡したくない)

    陽乃「じゃあ文化祭の貸しを今使わせてもらおうかな」

    雪乃「!?」

    18 = 5 :

    陽乃「もちろん覚えているよね。雪乃ちゃん」

    雪乃「っ、姉さん!」

    陽乃「大丈夫。もうそれ以外は何も要求しないから…」

    陽乃(ごめんね…雪乃ちゃん)

    陽乃(でもチャンスを全てふいにしたのは雪乃ちゃん自身なんだよ。ほぼ毎日同じ部室にいながら比企谷くんにつらい言葉浴びせるだけで
    ガハマちゃんばかりに甘くして、ガハマちゃんの比企谷くんへのキモイ発言を一度も止めようとしなかった。
    それに私が比企谷くんを何度すすめても拒否してきたんだから)

    19 = 5 :

    陽乃(それだけじゃないよ。修学旅行の時、比企谷くんに任せておきながら、その後ガハマちゃんと一緒に比企谷くんを否定した。
    私が比企谷くんへの恋心に気づいてから1ヶ月間雪乃ちゃんのために私は気持ち抑えて我慢した。もうこれ以上は待てないよ…)

    (まあいいわ…相談のったからって、絶対付き合えるわけではないもの…いくら姉さんでも比企谷なら簡単におちないだろうから…)


    雪乃「…………それで姉さんはどのような告白を比企谷くんにしたのかしら?」

    陽乃「堂々と比企谷くんの前で恋人になってください!とか好きだよ!っていたんだよ」

    雪乃「だ、大胆ね………恥ずかしいとか思わなかったの?」

    陽乃「…だって好きなんだもん///早く私の気持ちを知ってもらいたかったし、比企谷くんの恋人になりたかったんだから///」モジモジ

    雪乃(!!?!これがあの姉さん…まるで別人じゃない!?)

    雪乃「……ほ、他には」

    陽乃「あまりに信じてくれないからおっぱい押し付けて誘惑しちゃった♪」

    雪乃「………」ピキッ

    雪乃「………そう、これは今すぐ警察に電話するべきかしら? あのエロ谷くんついに犯罪に手を染めてしまったのね…
    フフフ…同じ部活のよしみで面会にいってあげてもいいわよ」

    20 = 5 :

    陽乃「もう!雪乃ちゃんたら!比企谷くんは何も悪くないの!私から迫って誘惑したんだから!だいたい比企谷くんがそんなことする人じゃないことくらいわかっているでしょ!」

    雪乃「そ、それは…そうだけど…」

    陽乃「これからはそういうのやめてね…私まで悲しくなるから」

    雪乃「………そうね…失言だったわ」

    雪乃(ほ、本当に好きなのね…)

    陽乃「でも…比企谷くんそれでも理性で私から離れて逃げていちゃったんだ」シュン

    雪乃「そう」

    雪乃(ナイスよ比企谷くん!その時の姉さんが落ち込む姿できれば私も見たかったわ♪)

    陽乃「おっかしいな~男の子はみんなおっぱい好きなはずなのに…」

    雪乃「…それは私への当てつけかしら姉さん」イラッ

    陽乃「別にそうじゃないよ。ちょっと男の子の心を知るため少年漫画読んだんだけど…」

    21 = 5 :

    雪乃(少年漫画…なんだか姉さんが残念な感じになってるわ…)

    陽乃「そしたら、そのマンガの男の子がおっぱいが当たったり、美女と二人きりになったとき『ぼかぁ~ぼかぁ~もう!!!』といって飛びかかっていたんだよ」

    雪乃「なによそれ!ただのケダモノじゃない!」

    陽乃「そうかな~? いちおうおとなしい子にはやってないし、いろんな女の子に好意もたれているし、おもしろいと思うけどな~」

    陽乃「それに神様や妖怪(例外除く下半身が蛇とか)まで飛びかかるんだよ」

    雪乃「か、神様にセクハラを働くなんて…とんだ命知らずね。やっぱり変態じゃない」

    陽乃「まあたしかに普通と比べたら過剰反応だろうけど、大抵の男の子はおっぱい当てられると喜ぶと思うなけどな~ゲイとか以外は」

    雪乃「普通の人には効果あるかもしれないけど比企谷くんは特殊だから…」

    雪乃「彼は中学時代とかで恋愛でかなり嫌な目にあっていたから人に好かれるわけがないと思っているのよ…もしあっても勘違いだと自分にいい聞かせると思うわ」

    陽乃「あっ、そうか!」

    雪乃「いつもの姉さんなら私より先に気づくはずなのになぜわからなかったの?」

    陽乃「う~ん、比企谷くんと付き合いたい気持ちが高ぶってばかりで気持ちが空回りして、いつものように頭が働かないの」

    雪乃「そう…意外ね。悔しいけど姉さんは何でもできるイメージあったから…」

    22 = 5 :

    陽乃「うん、こればっかりは経験ないし、相手が比企谷くんだからうまくいかないのよ。
    たぶん他の人だったら最初の告白で半分以上の人はOKしていたと思うし」

    雪乃「そうね。材木座くんとか」

    雪乃「それにそのマンガのキャラ比企谷くんと真逆なタイプじゃない。友達いるみたいだし、暗くないし…
    そもそも比企谷くんがそんなに理性なかったら私や由比ヶ浜さんがとっくに襲われているわ」

    陽乃「そうだね…それだと今ごろ静ちゃんにもちょっかいかけているね。
    むしろ私と初めて会った時ナンパしてきたね」

    雪乃「平塚先生まで射程範囲内なのね…」

    陽乃「う~ん、どうしたら比企谷くんは私の事信じてくれるのかな~こんなに好きなのに」シュン

    雪乃「むしろ信じてもらえるとなぜ思うのか疑問だわ」

    陽乃「えっ?」

    雪乃「あれほど会うたびにからかったり怖がらせてきたんだから急にそんなこといわれて信じる方がおかしいわよ。
    比企谷くんの場合は特にね…」


    雪乃「彼は初めて会った時から姉さんの仮面を見抜いていたわ。
    姉さんの本性を知っている比企谷くんが姉さんの告白を疑いもせずあっさり受け入れたら、私なら「この人だれ?」と思うわよ」

    陽乃「………」

    23 = 5 :

    雪乃「つまり、最初の出会いの時点でもう勝負はついていたのよ。だからあきらめてなさい。そして別の人を」

    陽乃「…雪乃ちゃん私が比企谷くんをあきらめるように誘導してない」

    雪乃「そ、そんなことは…」

    雪乃(くっ、姉さんまさか一瞬で感づくなんて…ダメダメになったのは比企谷くん関係のことだけで他はハイスペックのままなのね…)

    陽乃「まあたしかに私の自業自得だね…今まで比企谷くんを困らせてきたんだもの…警戒されても仕方ないか…」

    雪乃「…姉さん」

    陽乃「とりあえず普通のやり方じゃ比企谷くんに好きになってもらうのが無理なのはわかったよ」

    24 = 5 :

    陽乃「はあ…自分で名付けといてなんだけど比企谷の理性の化け物ほんと厄介だね。せめてあの横島くんの十分の一、いや百分の一でもいいから理性緩ければねえ…」

    雪乃「そこまでわかっていて、なぜ気づかなかったの?」

    陽乃「ほんとなんでだろうね…1ヶ月前の私なら考えなくてもわかったのにやっぱり初恋だからかな~?
    とにかく一緒にいたい気持ちでいっぱいになって、その人のことがわからなくなちゃうの」

    雪乃「………」

    陽乃「でもわかっていることもあるんだよ」

    雪乃「なにかしら?」

    陽乃「雪乃ちゃんやガハマちゃんと同じようにしてはいけないこと」

    雪乃「なっ!」

    陽乃「私、雪乃ちゃんみたいに毒舌吐かないし、ガハマちゃんみたいにキモイっていたことないし、むしろ褒めているしね」

    雪乃(くっ!)

    陽乃「やっぱり必要なのは情報かね。雪乃ちゃん比企谷くんの好きなタイプって何? 趣味は? 好物は?」

    雪乃「わ、私があの男のこと知っているわけないじゃない!………趣味は読書で…たまに気持ち悪い笑みを浮かべているわ…」

    陽乃「ふ~ん、まあ読書が好きなのはさすがに私も知っているよ!もっと他にないの~?」

    雪乃「………」イラッ

    雪乃「うるさいわね。そんなに知りたいなら小町さんにでも聞けばいいじゃない」

    陽乃「その手があった!!」ダダダ

    雪乃「あっ、姉さん」

    雪乃「………」

    雪乃(あの姉さんがちょっと残念な感じに………これが噂に聞く残姉なのかしら…?)

    雪乃(最初から小町さんに聞いていればあの時の貸しを使わずにすんだのに…それに私や由比ヶ浜に知られず比企谷くんと親密度上げられたのに…
    らしくないわ姉さん…)

    雪乃「こうしちゃいられないわ!由比ヶ浜さんに連絡しないと!」


    25 = 5 :

    陽乃「なるほどなるほど!比企谷くんはマックスコーヒーが好きでトマトが嫌いっと!
    やっぱり実の妹だけあって詳しいね♪最初から小町ちゃんに聞けばよかった…」

    陽乃「好きなタイプは戸塚くんみたいな人や小町ちゃんかな?」

    陽乃「う~ん、かわいい男の子と実妹が好み…さすが比企谷くん!
    他の男とは違うのだよ!他の男とは!」

    陽乃「でもこれじゃあよくわかんないなー
    難攻不落すぎだよ比企谷くん」

    陽乃「この二人の共通点は明るい、かわいらしい、ショートカット、人なつこいなどなど……」

    陽乃「う~ん…私も比企谷くんに人なつこく迫っているのに2人と扱いが違うんだよね~
    やっぱり仮面とか本性とか、あといじりすぎたかな…」

    陽乃「妹ちゃんは家族だから好感持つのはわかる。だって私もシスコンだもん♪攻略のカギは戸塚くんかな?」

    陽乃「よし!明日この子を観察してみよう!」



    26 = 5 :

    八幡「昨日雪ノ下さんなんだか様子が変だったな…特に別れる時、寂しげな顔をしていた…」

    八幡「たとえ演技だったとしても普段強化外骨格をしているあの人があんな顔を人にするだろうか?」

    八幡「………まさかな」


    小町『それじゃがんばってください!』

    八幡「なあ、さっきの電話誰だったんだ?」

    小町「ふふふ…教えな~い!」

    八幡「なんだと!? まさか大志か? 大志なのか!? 許さん!あのヤロー!俺の小町を………よしっ殺そう♪」

    小町「ちょ、ごみいちゃん!なにその「よし殺そう♪」と声マネキモイからやめて!小町的にポイント低い~」

    八幡「おれは悪くない!大志が悪い!」

    小町「さっきのは大志くんじゃないから安心して、それに大志くんはただの友達だから
    あ、お兄ちゃんの心配を減らす私、小町的にポイント高い~」

    八幡「最後のがなければな…」

    小町(陽乃さんがお兄ちゃんの情報欲しいっと、言ってきたのはきっと素直になれない雪乃さんに教える気なんだ!
    これから先どんなイベントが起こるか楽しみだね♪)

    カマクラ「ニャー」

    27 = 5 :

    結衣「ゆきのんから電話するなんて珍しいね♪なんかあったの~?」

    雪乃「大変よ由比ヶ浜さん。姉さんが比企谷くんを好きになってしまったわ」

    結衣「ええええええ!!!!!
    ウソ!? なんでそんなことになったの!? ゆきのん!」

    雪乃「…どうやら初恋したらしいのよ」

    結衣「ほ、ほんとなの…またヒッキーやゆきのんをからかうとかじゃなくて?」

    雪乃「私も最初はそう思っていたけど、かなり本気みたいよ。告白までしたといっていたわ」

    結衣「そ、そんな………ヒッキーが陽乃さんと……」

    雪乃「落ち着いて由比ヶ浜さん!比企谷くんは断ったらしいわ!なにか企んでいると思ったみたいで」

    結衣「そ、そっか…よかった!」

    雪乃「でも安心はできないわ。次の告白を向けて、いろいろと情報を集めているらしいから」

    28 = 5 :

    結衣「なんで!もうあきらめたらいいのに……陽乃さんならいくらでも相手が…」

    雪乃「姉さんにとって、他の男は恋愛対象どころか興味の対象にさえならないのよ…姉さんにはかっこいいとか人気が高いは対して意味ないのよ。
    おもしろいかどうか…これは想像だけど自分の事を理解してくれているか、本当の自分を受け止めてもらえるかだと思うわ」

    結衣「そうなんだ…よくわからないけど」

    雪乃「ええ、わかりやすい例でいえば…
    姉さんとって葉山君はつまんない人間に評価されるわ」

    結衣「隼人くんでその評価だなんて…それじゃほとんど人ダメじゃん」

    雪乃「そうね…むしろ葉山くんより材なんとかくんの方が姉さん気に入るかもね」

    結衣「厨二が!? いやいや!さすがにそれはないんじゃ…」

    雪乃「…ないと言い切れないのよ………あの人の場合はね」

    雪乃「まあ材なんとかくんはどうでもいいわ。問題は比企谷くんが狙われているということよ」

    結衣「ど、どうしよう…あの人が相手だと…」

    雪乃「幸い姉さんはいつもの超人的な能力が発揮されていないわ。むしろダメな感じに…無駄に私に情報を与えてしまったりしてるわ」

    結衣「えっ?あの陽乃さんが…」

    雪乃「ええ、今日こんなことが…」






    29 = 5 :

    結衣「意外だね…陽乃さんにそんな一面があったなんて」

    雪乃「それは同感だわ…私も姉さんのあんな姿初めて見たから」

    結衣「でもなんか親近感わいてきたな…わたしそんな陽乃さんの方がいつもの陽乃さんより好きだな。
    なんかかわいいじゃん!それに安心しちゃった!ヒッキーやゆきのんを苦しめようと企んでないとわかって」

    雪乃「でも、のんきなこといっている場合じゃないわ…いくら少し残念な感じになったとはいえあの姉さんよ…それだけ本気で比企谷くんを好きだということなのだから…
    もし比企谷くんが今の姉さんが本気で恋してることを知ったら…」

    結衣「…うん、ギャップが大きい分、心にくる可能性あるかも…
    私も今日のゆきのんの話聞いてちょっとかわいく思えちゃったし」

    雪乃「そうね。私は特に比企谷に想いが届かなくて、しょんぼりした姉さん見ると内心イジメたくなるわ…後が怖いからできないけど」

    結衣「ゆ、ゆきのん…」

    雪乃「とにかく早急の対策が必要だわ…まずは…」

    30 = 5 :

    次の日、放課後


    陽乃「…あんなの反則だよ…無理だよ…」

    陽乃(戸塚くんという子を観察してわかった。あれは私と全く別の存在だ)

    陽乃(小町ちゃんの情報によると比企谷の私への評価が魔王で、戸塚くんは天使らしい。比企谷くんひどいな~)

    陽乃(でも、その評価は正しい。今時あんな子がいるなんて…まさに善意の塊というか象徴。裏がなく、誰にでも優しく、明るい子、人なつこくて、不快になる要素がまるでない)

    陽乃(彼だけは比企谷くんが出会ったころからずっとどんな時でも優しく接して態度も変えず比企谷くんの味方だった…)

    陽乃(これじゃあ、今までつらい人生を送ってきて、疑心暗鬼な比企谷くんでも気を許すのもわかる。
    比企谷くんの洞察力は伊達じゃない。私の仮面を初見で見抜いたのだから、そんな彼が無条件で信じる相手…それが戸塚くん)


    31 = 5 :

    陽乃(戸塚くんには悪意が全くないのだ)

    陽乃「どうしよう………どうがんばっても私じゃあんな子にはなれないよ!」

    陽乃(もちろん真似る事はできる。
    だが所詮演技。偽物だ。比企谷くんが気づかないわけない)
    陽乃(戸塚くんは素であの性格なのだ。
    ガハマさんみたいにキモイキモイと言って照れ隠ししてるわけでも今の生徒会長さんみたいにキャラ作っているわけでもない)


    陽乃(それ以前にもう彼には私の本性がバレてるし…ほんと厄介な洞察力。
    常に性格を偽って生きてきた私ではいつも素で生きてきた戸塚くんにはなれない…)

    陽乃「ほんと戸塚くんが男でよかった~女だったら勝ち目なかったよ」



    いろは「あれははるさん先輩…なぜこんなことろに?」

    32 = 5 :

    とりあえず今日はここまで…
    えたらないうちに他のを投稿しないとやばいので

    34 :

    設定上キャラ崩壊感は否めないけど面白い

    36 :

    陽乃が読んだマンガ古いな…
    もしろなんでそれ読んだ

    37 :

    つまらない。
    導入部がすっ飛ばされて感情移入ができないし、キャラがはるのんとして成立していない。

    そのキャラも量産いろはの域を出ず、実質的なオリキャラにラベルを貼り付けたに過ぎない。

    まだ頭打って人格の混濁があると言われた方が説得力があるレベル

    38 = 13 :

    >>37
    誰もそんな個人的感想に興味無いんだよなぁ…

    39 :

    >>37
    読まなきゃいいじゃん

    40 :

    >>37
    力を抜いて生きましょうよ

    41 :

    >>38
    それ言ったら「乙」以外書くなってことになるんだよなあ…

    はっきりと批判はするなっていった方がマシ

    42 :

    期待待機

    43 :

    頼むから材木座みたいなキモヲタと恋仲になるのはやめてくれ

    44 :

    なんでや!材木座は心イケメンやろ!

    47 = 46 :

    いろは「こんにちは~あれっ、せんぱいは?」

    雪乃「比企谷くんなら小町さんからの電話かかってきて、近くにいる川崎くんがいるとわかったら、この世の者と思えない表情でどこかに走ってどこかにいったわ」

    結衣「ヒッキー!まじシスコン!キモイ!」

    雪乃「…由比ヶ浜さん」

    結衣「あっ、またやっちゃった…」シュン

    いろは「はぁ…よくわかりませんが、せんぱいはいないんですね」

    雪乃「ええ、また生徒会の仕事を比企谷くんにやらせるつもりだったのかしら?」

    いろは「うっ……あっ、それよりちょっと気になることがあって!」

    雪乃「…何かしら?」

    雪乃(…話をそらしたわね)

    いろは「ここにくる前にサッカー部にちょっと寄っていたんですけど、はるさん先輩を見かけたんです」

    「「えっ!?」」

    48 :

    待ってた

    49 = 46 :

    結衣「それほんとなの!? いろはちゃん!!」

    いろは「は、はい。なぜか茂みに隠れてじーと、グラウンド近くを眺めていましたよ」

    結衣「なんで陽乃さんが隠れて部活動見ているの?」

    いろは「さあ? 複雑な表情しながら何か考えているようでしたけど…」

    雪乃「…どの部活を見ていたかわかるかしら?」

    いろは「そうですね……サッカー部ではありませんね。あっ、たぶんテニス部ですかね」

    「「!?」」ガタッ

    いろは「ひゃ!」

    結衣「ど、どうしよう~ゆきのん…陽乃さん本気みたいだよ」

    雪乃「…まさか敵情視察までするなんて………わざわざ高校まできて」

    結衣「どうしよう~このままじゃヒッキーとられちゃう!!」

    いろは「えっ? せんぱいがとられる? それって、どういうことですか結衣先輩?」

    結衣「えっ? あっ、えーと……それは………べ、べつになんでもないよ!!」

    いろは「結衣先輩ウソがヘタですね。まるわかりですよ」

    結衣「う…うう~」

    雪乃「はぁ………」

    いろは「さあ、いってください。何を隠しているんですか?」

    結衣「じつは…」






    50 = 46 :

    いろは「えええええ!!!!はるさん先輩がせんぱいに恋を!!?」

    いろは「ウソ………ウソ…ですよね?」

    雪乃「残念だけど本当よ…私も完全に信じていたわけじゃないけど……さっき聞いた一色さんの話を聞くとウソとは思えなくなってきたわ」

    結衣「うん、まさか…さいちゃんを観察していたなんて……あきらかにライバルを見にきた恋する乙女の行動だし…」

    いろは「え~で、でもあのはるさん先輩がせんぱいなんかに恋するわけないじゃないですか!?」

    雪乃「比企谷くんも変人だけど姉さんも別の意味で変人だから…」

    結衣「たしかにそうかも…隼人くんをつまんない男と評価しているあたり、普通の女の人違うかも…」

    いろは「葉山先輩がつまんない存在? あ、ありえませんよそんなの…」

    結衣「事実よ。私自身それは聞いているし、葉山家と雪ノ下家は仕事関係で長い交流があるから一色さんや他の女生徒より姉さんは葉山君のことよく知っているから」

    いろは「……そんな関係が…だから正月明けにあんな噂が流れていたんですね」

    雪乃「全く迷惑な話よ。姉さんも葉山君を恋愛対象と見てないけど、私もあの男あまり好きじゃないのに……」

    いろは「………」

    結衣「あ、あはは……」

    いろは「ま、まあ……はるさん先輩が葉山先輩に好意持ってなくてよかったです………さすがに私もあんな超美人でスタイル抜群な人なんて相手にできませんから…」

    雪乃「それにしてもあの姉さんがそんな表情しているなんて……妹の私でも見たことないのに……
    それも一色さんに見られていることさえ気づかないなんて………らしくないわ。いつもの演じている外面の良さはどこにいったのかしら?」

    いろは「ええー!!はるさん先輩そんな人だったんですか!? てっきり素だと思ってました!」

    いろは「私、騙されていたんですね…ショックです…」

    いろは「落ち込むことないわ一色さん。姉さんの仮面を見破る人間なんてごくまれよ。普通は気づかないわ。
    むしろ初見で見破れた比企谷くんが普通じゃないのよ」


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