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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」揺杏「絶対無敵のラブラブラブ!」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    「ん……ちゅっ」


    ――ヤバイ。エロイ。

    相手は揺杏だぞ、小さいころは一緒に馬鹿みたいにはしゃいで笑った相手だぞ。

    必死に自分に言い聞かせても、頰に集まる熱は止まらない。

    さっきまで色気の欠片もないと思っていた筈なのに。


    「じー……」

    「はっ!?」


    見ていた子は誰? 下3

    152 = 150 :

    153 = 138 :

    由暉子

    154 = 137 :

    由暉子

    155 :

    視線の正体は由暉子。

    その顔は軽蔑でも呆れでもなく、ただ無表情。

    正直、一番キツイ。


    「……須賀くんは、そういう趣味をお持ちなんですか」

    「いや、違っ」


    由暉子の目線が心を貫く最中も、相変わらず舌先で転がされる指先。

    慌てて揺杏の口から指を引き抜くと、唾液で湿った空気の流れを敏感に感じ取った。


    「……」

    「……ご、ごめん」

    「何で謝るんですか。謝るなら先輩にでは」

    「いや、怒ってるように見え……」

    「怒ってません」


    相変わらず、由暉子の思考は読みにくいが。

    この時、京太郎が取るべき行動は――



    京太郎の行動安価 下3でー

    157 :

    咥えてみるかどうか聞いてみる

    158 = 137 :

    由暉子にも舐めさせる

    159 :

    趣味だったか・・・もしくは性癖

    160 :

    とにかく謝る

    161 = 1 :

    「ゆ、由暉子も舐める……か?」


    言った直後に後悔。

    何をトチ狂ってんだ俺、と自分を責めても取り消せない。

    京太郎の言葉に、由暉子は目を閉じて――


    直下判定
    1~10 「あー……よく、寝た」
    11~30 「何を言ってるんですか、あなたは」
    31~60 「……はむっ」
    61~00 実は……

    162 :

    163 :

    はい

    164 = 1 :

    「……何を言ってるんですか、あなたは」


    ですよねー。

    気のせいでもなんでもなく、目付きが鋭くなった由暉子に京太郎はガックリと項垂れた。


    「んー……よく寝、た……?」


    話題の中心人物は、呑気に欠伸。

    イマイチ状況を把握しきれていない揺杏は、目の端の涙を拭いながら首を傾げた。

    165 = 137 :

    咥えてくれなっかたか残念

    166 = 147 :

    見てみたかったけどね…
    安価なら下に

    167 = 1 :

    平和なコンマ

    キャラ安価下3ー

    168 = 147 :

    169 :

    いくのん

    170 = 137 :

    由暉子

    171 :

    由暉子

    172 = 1 :

    「……」

    「……」


    久しぶりに一年コンビでの買い出し。

    が、互いに流れる沈黙の空気。

    原因は言うまでもない。


    「……」


    チラ、と横目で彼女を見る。

    心なしか、いつもより二人の距離が離れてる気がする。

    ……嫌われてしまったのだろうか。

    もしそうだとしたら――再起不能なまでに心が抉られる。


    「須賀くん」

    「は、はい!?」


    思わず敬語で由暉子に応える。

    彼女が口に出した言葉は――



    ユキ判定直下
    1~30 「須賀くんって結構子どもっぽいとこありますよね」
    31~60 「須賀くんは……揺杏先輩のことが、好きなんですか?」
    61~98 「もし、あの時に寝ていたのが私なら……」
    ゾロ目 ???

    173 = 171 :

    174 = 162 :

    175 = 138 :

    176 = 1 :

    「須賀くんは……揺杏先輩のことが好きなんですか?」

    「え?……いや、それは……」


    その言葉で思い返すのは涙目の揺杏。

    想起するのは指先の感覚。


    「うん……ないな」

    「……」


    一拍遅れてから、京太郎はそう答えた。

    揺杏とは小さい頃――幼稚園の頃からの付き合いだが、彼女にそういった感情を抱いたことはない。

    先日の指の一件で変な気分になったことは否定できないが。


    「……なら……」

    「ユキ?」

    「いえ……何でもありません、早く戻りましょう」


    由暉子の意図が掴めないが、嫌われていないのなら良しとしよう。

    二人で歩調を速めると、買い出しの品を入れたビニール袋がぶつかり合って、ガサリと揺れた。

    177 = 1 :

    有珠山で一番好きなのは成香だった筈なのに何故か自分の中で揺杏の順位が急上昇中である
    この感覚はプロ編や臨海編の時によく似ている


    というわけで今日の更新はここまででー
    お付き合いありがとうございました

    182 :

    ユアンとかいう純情乙女
    そりゃ可愛い

    184 = 171 :

    そりゃあ彼女は某BFスレで京太郎のパートナーやってますからねぇ……
    乙ですー

    185 :

    今日の更新は終わったが今夜の更新が無いとは言ってない()
    諸事情で予定が潰れたのでなんか小ネタ書きます

    >>184
    そのスレは読んだことないけど揺杏ちゃんヒロインのスレあったんですね

    186 :

    まぁ正確には、揺杏が幼馴染で相棒って設定ですがね。ちなみ最新スレはこれです

    京太郎「ビルドファイターズ?」憧「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在よ!」17体目
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426688424/

    187 :

    幼はやりんください

    188 :

    ネリー可愛いください

    189 = 1 :

    「おまえなんか、キライだ」


    その言葉を聞いた途端――瑞原はやりの頭の中は、全部が真っ白に染まった。

    なんで? どうして?

    色んなことが頭の中をグルグル回って、それでも口は開かない。

    そんな彼女の震えて滲む視界の中で、彼はくるりと振り向いて。


    「じゃあな」


    彼女に構わず、走り去って行った。

    190 = 1 :

    美味しいハズのお母さんのゴハンが喉を通らない。

    マネージャーさんにも心配されて、いつも通りの力が出ない。


    「みんなを元気にするのが牌のおねえさんなのに……」


    多分――今の自分を鏡で見たら、とても酷いと思う。

    面会できなかったころの真深と、きっと似たような顔をしている。


    「……あ。かんなちゃん」


    力なく歩く学校の帰り道。

    ふと顔を上げたら、曲がり角の向こうを歩く友達の姿が見えた。


    「あれ……なんか、オシャレしてる?」

    191 = 1 :

    いつもなら声をかけに行くけれど、今は元気がない。

    はやりは早く休もうと、閑無を無視して家に帰ろうとして。


    「閑無、話ってなんだよ」


    聞こえてきた声に、その足を止めた。

    192 = 1 :

    思わず、物陰に隠れてしまう。

    盗み聞きはいけないことだってわかっているけれど、それでも耳を澄ます。

    だって、その声は、はやりの大好きだった人の声。

    この前にいきなり「キライ」だって言ってきて、それから一言もお話しできてない男の子。


    「……なぁ、ちゃんと言ったんだろうな。瑞原はやりのヤツに」

    「……」

    「おい」


    「……言ったよ。お前の言う通り、アイツのことキライだって」


    須賀京太郎の、声だったから。

    193 = 1 :

    鼓動が高鳴ると同時に、心の中が冷たくなっていくのを感じる。

    お前の言った通り? じゃあ、アレは閑無のせい?

    物陰に隠れるはやりに気付かない二人は、そのまま会話を続ける。


    「アイツがアイドル目指してることは知ってんだろ?」

    「……ああ」

    「アイドルってのはな、恋愛とかやっちゃダメなんだよ。わかるだろ」

    「……」


    「だからぶっちゃけるとだな――お前、アイツにとってジャマになっちゃうんだよ。あのままだと」

    194 = 1 :

    「……そっか」


    全部、わかった。

    なんだかんだで優しい彼が、急にあんなことを言った理由が。

    そして、閑無がオシャレをしている理由が。


    「気を落とすなって……まぁ、今日はアタシがおごってやるよ」

    「……親の金のクセに」

    「細けーこと気にすんな。ほら、行くぞ」


    手を繋いで歩いていく閑無と京太郎を。

    はやりは、追いかけなかった。

    195 = 1 :

    「……わかったよ」

    「応援してくれてるんだよね、かんなちゃん」

    「はやりの夢を」


    「あはっ」


    「はやりね、かんなちゃんの言う通りアイドルに――牌のおねえさんになるよ」

    「そしたら、もう一個の夢も叶えるから」


    「プロの人とか。マネージャーの人とか。色んな人と仲良くなって、いっぱい勉強して」


    「かんなちゃんから、全部とりにいくから」

    「京太郎くんも。友達も。全部、ぜんぶ」

    「いいよね? 背中を押してくれたのは、かんなちゃんだから」



    「応援――してくれるよね?」



    196 :

    ポンコツ修羅場の臨海ください。

    197 = 1 :

    小ネタ安価下3

    198 :

    ポンコツキャップ

    199 = 186 :

    鬼コーチ京太郎と気弱JK貴子

    200 :

    見知らぬ(軽くイメチェンした爽)と腕を組んでる京太郎を目撃して
    次の日緊急会議を開いて謎の女の排除を強く提案する成香


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