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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」揺杏「絶対無敵のラブラブラブ!」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    「えー、どれどれ……」


    身を乗り出して、成香が指差す箇所を覗き込む。

    真面目な成香が気になるというのだから、そこには何かしらの意味があるのだろう。


    「あ、え、えっと……」

    「先輩?」


    だが、どうしたことだろう。

    さっきまで真剣な表情をしていた彼女が、今は何故か顔を赤くして狼狽えている。


    「先輩? どうかしました?」

    「あ、いや、あの……!」


    何かおかしな点があるのか。

    牌譜を見ても彼女がここまで慌てる様子がわからず。

    京太郎は、成香の顔をより近くで覗き込むようにじっと見つめて――



    「……なにやってんだ、お前ら」

    「……さぁ」


    急に慌ててバランスを崩した成香を、結果として抱き止めるような体勢になった京太郎。

    後からやってきた爽の目が点になっても、当の成香は腕の中で真っ赤になって縮こまるばかり。

    52 :

    有珠山はちょっとずつ進めていくスタイル

    キャラ安価下3ー

    53 :

    成香

    54 :

    55 :

    由暉子

    56 = 1 :

    『精一杯! 輝く! 輝く星に――♪』


    由暉子と一緒に買い出しをしている最中。

    何やら近所で今話題のアイドルグループの野外ライブがあるらしく、女性たちの歌声と観客たちの歓声が聞こえてきた。


    「……」

    「……ユキ?」


    ふと、隣を歩いていた由暉子が足を止めた。

    その視線の先にはライブステージ。

    ほんの一瞬だけ由暉子は目を閉じてから、ポツリと口を開いた。


    「……爽先輩は、私をアイドルのようにしたいようですけど」

    「まぁ、全国行くやる気になったのもそれがデカいからな」

    「もし私がアイドルデビューしたとして――私も、あんな風に歌ったり踊ったりするのでしょうか」

    「あー……」


    目を閉じて、イメージしてみる。

    由暉子がキラキラの衣装を身に纏い、スポットライトを浴びて踊っている姿。

    小さいながら懸命にダンスをする姿は可愛らしいし、何よりその胸が弾む様子はきっと何よりも――


    「……須賀くん?」

    「え、あ……まぁ、うん。凄く似合うと思うぜ。そういうのも」

    「そうですか……」


    「なら」

    「ん?」

    「須賀くんは――もし、私がアイドルデビューしたら」


    ユキ判定直下
    1~50 応援し続けて、くれますか?
    51~00 側にいて、くれますか?

    58 :

    連続イチオオイとは...

    59 = 1 :

    「側に、いてくれますか?」


    それは――友達として、だろうか。

    そうであるのなら、それは考えるまでもないし――


    「おう。なんだったらプロデューサーとかやってもいいぜ」

    「プロデューサー……」

    「運動とか苦手なら色々と手伝ってやるし――ってそれはトレーナーか?」


    さっきの邪な妄想を退かしつつ、イメージを続けてみる。

    ライブステージで由暉子が踊る中、舞台裏でそれを見守る自分。

    ……うん、中々に悪くない。


    「そうですか」


    ふっと、由暉子が口元を緩めた。

    返事は素っ気ないものの、京太郎の返事は彼女のお気に召したようだ。


    「まー、まずは全国……というか予選を突破しないとな!」

    「そうですね。最初から躓いちゃったら笑えません」


    ちょっとだけ歩くペースを上げた由暉子に合わせて、京太郎は袋を持ちながら爽たちの待つ部室へと戻っていった。

    60 = 1 :

    「……笑顔、です」


    キャラ安価下3ー

    61 = 57 :

    誓子

    62 :

    揺杏

    63 :

    揺杏

    64 = 1 :

    「こんちゃ――」


    いつも通り、放課後になって京太郎が部室の戸を開いた時。


    「あ」

    「――す?」


    そこには。

    着替えをしている最中の、揺杏がいて。


    「……」

    「……」


    揺杏は、スリットの入った改造スカートを履こうとした体勢のまま。

    京太郎は、戸を半端に開けたまま。

    お互いにフリーズして、ようやく先に動いたのは――


    判定直下ー
    1~30 京太郎は、慌てて戸を閉めた。
    31~60 京太郎のほっぺに、真っ赤な紅葉が出来た。
    61~98 揺杏は、真っ赤になって手に持ったそれを投げ付けた。
    ゾロ目 ???

    65 = 57 :

    なに

    66 = 1 :

    先にフリーズが解けたのは、揺杏だった。

    呆けた顔が真っ赤に震えて、羞恥やら怒りやらが入り混じった表情に変わり――


    「――ッ!!」


    彼女は、手に持っていたそれを京太郎に投げ付けた。

    反応が揺杏よりも遅れた京太郎はそれを回避することが出来ず、顔面に直撃してしまう。

    軽い衝撃の後に顔全体を覆ったそれ。痛みはなく、柔らかいそれの正体は――


    「……スカート?」


    揺杏が履こうとしていた改造スカートだ。

    ということはつまり、今の彼女は――


    「……あ」

    「あっ」


    露わになった、少し大人っぽい黒色。

    再びお互いにフリーズして――今度は先に動き出した京太郎は、揺杏に合掌して。


    「ごめん」


    京太郎はそっとスカートを置いて、戸を閉めて部室の外に出た。

    間を置かず、彼女の甲高い悲鳴が辺りの廊下一帯に響いた。

    67 = 1 :

    由暉子アイドル計画の為の改造制服。

    試作品を試しに自分で来てみようとした瞬間に、京太郎が訪れてしまったというわけである。

    見られる可能性のある場所で着替えていた揺杏の過失ではあるが、京太郎に全く非がないとも言えない。


    「うわっひゃあ……」

    「あー、その――」


    さて。

    乙女にあるまじき声を出して突っ伏す彼女になんと言葉をかけるか――


    京太郎台詞 下3ー

    69 :

    黒のヤツ似合ってたぜ

    70 :

    み、見なかったことにするから(震え声

    71 = 1 :

    「み、見なかったことにするから……」


    声が震えているのが自分でもわかる。

    かける言葉が上手く見つからなかっ結果であったが――


    「……」


    むっくりと起き上がった揺杏は膨れっ面のまま。

    彼女のお気に召す答えでは無かったようだ。


    「……」

    「……」

    「……」

    「……」


    「……ごめん」

    「……うん」

    「……今度、なんか奢るから」

    「……」


    「……うん」

    72 = 1 :

    ラブコメ的なアレコレ

    キャラ安価下3ー

    73 = 58 :

    下2の答のが良かった、いや悪かったのか?

    74 :

    75 = 58 :

    成香

    76 :

    誓子

    77 = 1 :

    まずは声に出して、呼んでみること。

    それがきちんと出来たのなら、きっと照れや恥ずかしさを克服できるだろう。


    「須賀くん」


    問題ない。

    学校のある日は毎日のように呼んでいる名前。

    なら、次は――


    「き、京太郎……くん」

    「呼びました?」

    「あ、いやっ!?」


    いつから部室にいたのか。

    予想していなかった想い人からの返事に、成香は慌てて――


    なるか判定直下ー
    1~30 しどろもどろで、誤魔化した
    31~60 机に足をぶつけて、彼の胸へダイブ
    61~98 机に手をぶつけて、擦りむいてしまった
    ゾロ目 ToLoVEった

    78 :

    ゾロ

    79 :

    こい

    80 = 1 :

    思わず飛び上がった成香の背後には机。

    そして、彼女の意識に当然それはなく――


    「あぅっ!?」


    鈍い音と、突然の強烈な痛み。

    右手の甲が痛々しい赤色に染まり、少し擦り剥けている。

    背後の机の角にぶつけてしまったのだと理解した頃には、少し涙が出てきて――


    「大丈夫ですかっ!?」

    「あっ……」


    酷く慌てた様子で彼が駆け寄り、手を取ってくれた。

    いつもなら、それだけで舞い上がってしまう距離。

    だけど、今は――その顔を、じっと見つめることができる。


    「すぐに保健室行きましょう!」

    「……」

    「……せ、先輩?」

    「あっ……はい……わ、わかりました……」


    彼の付き添いで、保健室へと向かう。

    右手の甲は酷く痛むけれど。

    それでも、口から自然と零れた言葉は――


    「……すてき、です」

    81 :

    まーた血を見て興奮してしまったのか

    82 = 1 :

    キャラ安価下3ー

    83 :

    揺杏

    85 = 62 :

    誓子

    86 :

    成香しょっちゅう怪我してるな

    87 = 1 :

    成香は、もう自分に恋心に気付いてる。

    それは間違いないが――なら、その相手となる彼はどうなのか。


    「……」


    誓子は雑誌を捲りながら、ちらりと彼に横目を向けた。

    部活が始まるまでの時間を携帯の画面を見て過ごす彼。

    少しだけ緊張しながら、思い切って口を開いてみる。


    「……ねぇ、京太郎」

    「はいはい?」

    「もしかして、今気になる相手とかいたりする?」

    「は? なにいきなり」

    「いいから、ね?」

    「まぁ……」


    京太郎返答 自由安価下3ー

    89 :

    部の皆かな

    91 = 1 :

    「いるけどさ」

    「本当っ!?」

    「なにその反応」


    身を乗り出すような誓子の勢いに、少し引き気味の京太郎。

    誓子な恥ずかしそうに一つ咳払いをして、ゆっくりと身を引いた。


    「それで、相手は?」

    「ああ、それは――」


    内心でドキドキしながら、出来る限り冷静に返答を待つ。

    成香か、それともやっぱりユキか。

    ああ、もしも――


    「部の皆かな」

    「……は」

    「俺の周りの女の子っていったらやっぱりみんなが浮かぶし――ってなにその顔」

    「……なんでもないわ」


    少し期待した自分がバカらしくて、溜息を吐く。

    どうやらまだまだ、親友の恋が実るのは先の話らしい。

    誓子は気を取り直して、再び雑誌を開いた。


    どこかで安心していた自分には、気が付かないまま。

    92 = 1 :

    有珠山はわりかしゆっくりと好感度上げつつ病ませつつーって感じで進めようと思ってますがどうでしょうか
    いやまぁゾロ目が出たら急加速するのはいつも通りにする予定ですが


    それでは、今夜の更新はここまでで
    お付き合いありがとうございましたー

    93 = 63 :


    今のところ成香以外は病みの兆候はないがはてさて

    96 = 70 :


    あかんかったか…

    98 = 58 :

    成香二回目取っといてあれだが、次は爽取りたい。

    99 = 69 :


    チョロさと病みやすさは比例してるっぽいね

    100 = 68 :

    おつおつー


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