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元スレ吹雪「どう考えてもこの鎮守府はおかしいです!!」
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あきつ丸は陸上戦得意そうだよな
なんか軍刀片手にばっさばっさ切り倒して狙撃されてもローリング回避からの三八式で物陰から的確に処理できそう
なんか軍刀片手にばっさばっさ切り倒して狙撃されてもローリング回避からの三八式で物陰から的確に処理できそう
横提督はオリョクル反対派みたいだから58に関してはただ様子をみたかっただけなんだろうな
にしても本当に面倒な性格なんだろうけど、年齢はどれくらいなんだろう
にしても本当に面倒な性格なんだろうけど、年齢はどれくらいなんだろう
まあ現実世界にも60越えて未だツンデレのステルスメジャーなオッサンとかもいるしな
船周りも結構あるけどねあのおっさん
大体あのおっさんの場合もう周りが訓練済みだからなぁ……
はい、馬骨です
大体あのおっさんの場合もう周りが訓練済みだからなぁ……
はい、馬骨です
某パンのトレバー・マロニー空軍大将とかね
いやあれは純粋に自分の権力のためかな
いやあれは純粋に自分の権力のためかな
龍が如くのムービーって長いな……とりあえず11時には始めたいです
電車内
吹雪「ふぅ……疲れたぁ……よいしょっと」ストッ
伊58「色々ありすぎて疲れたよぉ……」ポスッ
提督「はぁ…………やっと電車かぁ……これで少しは落ち着けるな……空いててよかった……」トスッ
吹雪「空いてますね……何でだろ……」キョロキョロ
提督「さぁ……夕方といえば通勤ラッシュで一番混む時間帯だけど……空いてるな……」
伊58「こんな所で仕事する人なんか居ないでち、この辺の土地は全部横須賀鎮守府のものだしね……」
伊58「乗る人といえば遠くに買い出しに行く艦娘か演習目当ての軍事マニアだけでち」
提督「そうなのか……横須賀については詳しくないからなぁ……」
伊58「ゴーヤもこのくらいしか知らないでち……ふぁぁ……疲れた……着いたら起こしてねー……」
吹雪「…………」スヤスヤ
提督「……全く……まぁいいか……」
ガタンゴトンッゴトンゴトン
提督(……情報伝達役ねぇ……)
提督(…………)
提督(……帰ったら長門さんに話聞いてみようかな……)
提督(……にしてもMI作戦か……FSはもう大丈夫なのか?……)
吹雪「ふぅ……疲れたぁ……よいしょっと」ストッ
伊58「色々ありすぎて疲れたよぉ……」ポスッ
提督「はぁ…………やっと電車かぁ……これで少しは落ち着けるな……空いててよかった……」トスッ
吹雪「空いてますね……何でだろ……」キョロキョロ
提督「さぁ……夕方といえば通勤ラッシュで一番混む時間帯だけど……空いてるな……」
伊58「こんな所で仕事する人なんか居ないでち、この辺の土地は全部横須賀鎮守府のものだしね……」
伊58「乗る人といえば遠くに買い出しに行く艦娘か演習目当ての軍事マニアだけでち」
提督「そうなのか……横須賀については詳しくないからなぁ……」
伊58「ゴーヤもこのくらいしか知らないでち……ふぁぁ……疲れた……着いたら起こしてねー……」
吹雪「…………」スヤスヤ
提督「……全く……まぁいいか……」
ガタンゴトンッゴトンゴトン
提督(……情報伝達役ねぇ……)
提督(…………)
提督(……帰ったら長門さんに話聞いてみようかな……)
提督(……にしてもMI作戦か……FSはもう大丈夫なのか?……)
夜中 前浜町 バス停
提督「…………ふぅ……着いた……よっこいしょ……」
伊58「んー……てーとくー……」ムニャムニャ
吹雪「司令官、重くないですか?」
提督「重くない重くない、あ、でもさすがに荷物は持って欲しいかも」
吹雪「はーい……よいしょっと……」
提督「悪いね、58ちゃんの荷物は俺が持つからさ」
吹雪「はい!……泊まりにならなくてよかったですね……」
提督「そうかな……せっかく荷造りしたんだし一泊くらいしても良かったけどなぁ……」
吹雪「ヲ級やレ級たちを待たせたくなかったから……それに司令官……明日の朝ご飯作ってなかったでしょう」ジッ
提督「あ、そういやそうだったな……」
吹雪「……全く……」
提督「すまんすまん……じゃ、帰るか……」
吹雪「はい……ん?」ピクッ
吹雪「……?」チラッ
ササッ
吹雪「あれ…………気のせいかな……」
提督「どした?」
吹雪「あ、いえ……行きましょう、ヲ級たちが待ってます」
提督「あぁ、さっさと帰ろう……流石に疲れた……」
物陰
レ級「……艦載機の観測通りだ……あのガキ共1日早く帰ってきやがった……」ヒソッ
ヲ級「…………ついに燃料も底をついたな……帰りはどうするんだ」
レ級「海の底歩いて帰れば問題ねぇよ……取り返しゃこっちにがっぽり資源が入んだ」
ヲ級「そうか……まぁそうだな……」
レ級「……腹減ったな……」ゲッソリ
ヲ級「あぁ……生活がかかってる……確実に…………うぅ」グゥゥ
ヲ級「……失敗は許されないぞ……深海棲艦が海の底で餓死など……シャレにならないからな……」
レ級「当たりめぇだ……アタシは生き残る……生き残るためにアイツを捕まえる……」
ヲ級「だが焦るな……何とかしてあの二人を分散させるんだ……燃料も弾もない私達じゃあの男にも勝てない……」
レ級「あのガキが艤装背負ってなくて安心した……アイツ一人なら二人がかりで勝てる……!」
ヲ級「ずいぶん自信なさげだな……戦艦だろお前」
レ級「燃料も弾がないんじゃ人間と大差ねぇよ……ほら、尾行るぞ」テクテク
ヲ級「……あ、あぁ……」テクテク
提督「…………ふぅ……着いた……よっこいしょ……」
伊58「んー……てーとくー……」ムニャムニャ
吹雪「司令官、重くないですか?」
提督「重くない重くない、あ、でもさすがに荷物は持って欲しいかも」
吹雪「はーい……よいしょっと……」
提督「悪いね、58ちゃんの荷物は俺が持つからさ」
吹雪「はい!……泊まりにならなくてよかったですね……」
提督「そうかな……せっかく荷造りしたんだし一泊くらいしても良かったけどなぁ……」
吹雪「ヲ級やレ級たちを待たせたくなかったから……それに司令官……明日の朝ご飯作ってなかったでしょう」ジッ
提督「あ、そういやそうだったな……」
吹雪「……全く……」
提督「すまんすまん……じゃ、帰るか……」
吹雪「はい……ん?」ピクッ
吹雪「……?」チラッ
ササッ
吹雪「あれ…………気のせいかな……」
提督「どした?」
吹雪「あ、いえ……行きましょう、ヲ級たちが待ってます」
提督「あぁ、さっさと帰ろう……流石に疲れた……」
物陰
レ級「……艦載機の観測通りだ……あのガキ共1日早く帰ってきやがった……」ヒソッ
ヲ級「…………ついに燃料も底をついたな……帰りはどうするんだ」
レ級「海の底歩いて帰れば問題ねぇよ……取り返しゃこっちにがっぽり資源が入んだ」
ヲ級「そうか……まぁそうだな……」
レ級「……腹減ったな……」ゲッソリ
ヲ級「あぁ……生活がかかってる……確実に…………うぅ」グゥゥ
ヲ級「……失敗は許されないぞ……深海棲艦が海の底で餓死など……シャレにならないからな……」
レ級「当たりめぇだ……アタシは生き残る……生き残るためにアイツを捕まえる……」
ヲ級「だが焦るな……何とかしてあの二人を分散させるんだ……燃料も弾もない私達じゃあの男にも勝てない……」
レ級「あのガキが艤装背負ってなくて安心した……アイツ一人なら二人がかりで勝てる……!」
ヲ級「ずいぶん自信なさげだな……戦艦だろお前」
レ級「燃料も弾がないんじゃ人間と大差ねぇよ……ほら、尾行るぞ」テクテク
ヲ級「……あ、あぁ……」テクテク
前浜町
提督「艦娘一人背負うと……この坂道もキツイな……っと……」テクテク
吹雪「二人分の荷物も……なかなか腰に来ますね……」
提督「はは……帰ったらお互いマッサージしなきゃな……」
伊58「…………」
提督「この子は俺らよりもずっと大変な思いしてたんだよなぁ」ナデナデ
吹雪「鎮守府のライフラインの一人ですからね……ゆっくり休ませたいです……」
提督「あぁ……積年の疲労を少しでも和らげてあげないとな……」
ヒュン カツッ カラカラカラ
提督「龍田さんってどんな人だったの?」
吹雪「最初は怖い人でした……本当に……」
吹雪「笑顔と猫なで声だけで命の危機を感じるほど……」
提督「そ、そんなに怖い人なのか……?」
吹雪「あれで天龍さんの妹……未だに信じられません……」
提督「そ、そうなんだ……むしろ会ってみたいな……」
吹雪「でもアドバイスは的確でしたし、ちゃんと話したらとてもいい人だったんです!」
吹雪「また会えたらいいなぁ……」
ア、アレ、オカシイナ… モウイチドナゲテミロ
カッ カッ コロコロコロコロ
提督「あぁ……疲れた……」
吹雪「お疲れ様です……帰ったらゆっくり休んで下さい」
提督「あぁ、そうするよ……ビールが恋しい……」
吹雪「司令官、そういえば最近お酒飲んでませんよね」
提督「飲兵衛じゃないからな、飲みたいときに飲む派なんだよ」
吹雪「そういうものなんですか?」
提督「あぁそうとも、お酒は毎日飲むシロモノじゃないからな」
吹雪「ふぅん……あ、つきましたよ」
提督「やっと着いたか……えーっと鍵鍵……」
カンカンカンッ コロコロコロコロコロ
提督「……っと……ただいまーっ」カチッ ガラララ
吹雪「ただいまー……」
ガララララッ ピシャッ
物陰
空母ヲ級「無視されてるのか!?気づかれてないのか……くそっ!!何で気づかないんだ!!」
戦艦レ級「…………さぁ……」
空母ヲ級「どうするんだ!!もうあいつら家に入ってしまったぞ!?」
戦艦レ級「……まだ手はある……!」
提督「艦娘一人背負うと……この坂道もキツイな……っと……」テクテク
吹雪「二人分の荷物も……なかなか腰に来ますね……」
提督「はは……帰ったらお互いマッサージしなきゃな……」
伊58「…………」
提督「この子は俺らよりもずっと大変な思いしてたんだよなぁ」ナデナデ
吹雪「鎮守府のライフラインの一人ですからね……ゆっくり休ませたいです……」
提督「あぁ……積年の疲労を少しでも和らげてあげないとな……」
ヒュン カツッ カラカラカラ
提督「龍田さんってどんな人だったの?」
吹雪「最初は怖い人でした……本当に……」
吹雪「笑顔と猫なで声だけで命の危機を感じるほど……」
提督「そ、そんなに怖い人なのか……?」
吹雪「あれで天龍さんの妹……未だに信じられません……」
提督「そ、そうなんだ……むしろ会ってみたいな……」
吹雪「でもアドバイスは的確でしたし、ちゃんと話したらとてもいい人だったんです!」
吹雪「また会えたらいいなぁ……」
ア、アレ、オカシイナ… モウイチドナゲテミロ
カッ カッ コロコロコロコロ
提督「あぁ……疲れた……」
吹雪「お疲れ様です……帰ったらゆっくり休んで下さい」
提督「あぁ、そうするよ……ビールが恋しい……」
吹雪「司令官、そういえば最近お酒飲んでませんよね」
提督「飲兵衛じゃないからな、飲みたいときに飲む派なんだよ」
吹雪「そういうものなんですか?」
提督「あぁそうとも、お酒は毎日飲むシロモノじゃないからな」
吹雪「ふぅん……あ、つきましたよ」
提督「やっと着いたか……えーっと鍵鍵……」
カンカンカンッ コロコロコロコロコロ
提督「……っと……ただいまーっ」カチッ ガラララ
吹雪「ただいまー……」
ガララララッ ピシャッ
物陰
空母ヲ級「無視されてるのか!?気づかれてないのか……くそっ!!何で気づかないんだ!!」
戦艦レ級「…………さぁ……」
空母ヲ級「どうするんだ!!もうあいつら家に入ってしまったぞ!?」
戦艦レ級「……まだ手はある……!」
空母ヲ級「何だ……その手っていうのは」
戦艦レ級「こうなりゃやるしかねぇ……こいつの家に直接乗り込んで猫艦戦を取り返すぞ」
空母ヲ級「な、何を言っている!お前死ぬ気か!?」
戦艦レ級「石で分散作戦が失敗となりゃ……もう強行突破しかねぇ……」
戦艦レ級「今帰ったら夜が明けて哨戒機か艦娘の巡回でぶっ殺されるのが関の山だ……」
戦艦レ級「燃料も弾も尽きたアタシたちは……もう前に進むしかねぇんだよ」
空母ヲ級「……だが……!」
戦艦レ級「安心しろ……アタシたちは変装してない、お前も帽子脱いでるせいで分からねぇけど見た目はヲ級そのものだ」
戦艦レ級「上手く行けば見た目と虚勢の脅迫だけであの間抜け面人間を屈服させられるはずだ」
空母ヲ級「…………」
戦艦レ級「腹くくれ……」
空母ヲ級「……あぁ……」
戦艦レ級「……お前と一緒にいて楽しかった……何年の付き合いだったかな……?」
空母ヲ級「ふっ……4年だ……暇な毎日だったな……」
戦艦レ級「二人で遊びを探して……哨戒しながら連絡取り合って……」
空母ヲ級「喧嘩したけど仲直りして……全く……楽しかったよ……」
戦艦レ級「……生きて帰ろう、かならず!」ギュッ
空母ヲ級「……あぁ!」
戦艦レ級「……行くぞ……!」
ガッ
戦艦レ級「……っん!!」
ガッ
戦艦レ級「…………あれ?」
空母ヲ級「……?」
ガッ ガッ ガッ
戦艦レ級「……ドアが開かねぇ……」
空母ヲ級「……まさか……」
戦艦レ級「……鍵……かけられた……」
空母ヲ級「……万策尽きた……」ガクッ
戦艦レ級「こうなりゃやるしかねぇ……こいつの家に直接乗り込んで猫艦戦を取り返すぞ」
空母ヲ級「な、何を言っている!お前死ぬ気か!?」
戦艦レ級「石で分散作戦が失敗となりゃ……もう強行突破しかねぇ……」
戦艦レ級「今帰ったら夜が明けて哨戒機か艦娘の巡回でぶっ殺されるのが関の山だ……」
戦艦レ級「燃料も弾も尽きたアタシたちは……もう前に進むしかねぇんだよ」
空母ヲ級「……だが……!」
戦艦レ級「安心しろ……アタシたちは変装してない、お前も帽子脱いでるせいで分からねぇけど見た目はヲ級そのものだ」
戦艦レ級「上手く行けば見た目と虚勢の脅迫だけであの間抜け面人間を屈服させられるはずだ」
空母ヲ級「…………」
戦艦レ級「腹くくれ……」
空母ヲ級「……あぁ……」
戦艦レ級「……お前と一緒にいて楽しかった……何年の付き合いだったかな……?」
空母ヲ級「ふっ……4年だ……暇な毎日だったな……」
戦艦レ級「二人で遊びを探して……哨戒しながら連絡取り合って……」
空母ヲ級「喧嘩したけど仲直りして……全く……楽しかったよ……」
戦艦レ級「……生きて帰ろう、かならず!」ギュッ
空母ヲ級「……あぁ!」
戦艦レ級「……行くぞ……!」
ガッ
戦艦レ級「……っん!!」
ガッ
戦艦レ級「…………あれ?」
空母ヲ級「……?」
ガッ ガッ ガッ
戦艦レ級「……ドアが開かねぇ……」
空母ヲ級「……まさか……」
戦艦レ級「……鍵……かけられた……」
空母ヲ級「……万策尽きた……」ガクッ
深海棲艦の方のヲ級ちゃんとレ級ちゃんはどこに行けば会えますかね…
深海には呼び鈴を鳴らすという風習はない…地上生活するにはもうちょっと修練が足りないな…
ル級[地上に溶け込んで4年か、戦争面倒くさいなー。早く終わってのんびりしたい] とかもいる可能性が
リビング
吹雪「……?」
ガタガタガタッ
提督「……どうした?」
吹雪「いえ……誰かドアの前にいるのかな……?」
提督「マジ?こんな時間にか?」
吹雪「えぇ……」
ヒソヒソヒソッ
吹雪「ほら……やっぱり誰か居ますよ……」
提督「ホントだ……何か話してるみたい……」ピクッ
提督(……まさか……またあの深海棲艦か……?)
提督(……となると……もう迎撃するほうがいいか……いや……相手はあの戦艦レ級が居る……)
提督(…………吹雪ちゃんでは無理だ……ここは普通に追い返す方がいい……)
提督(だが……3回目となると万が一があるな……吹雪ちゃんには艤装を装備させよう……!)
提督「吹雪ちゃん」
吹雪「?」
提督「艤装を装備して俺の後ろに居てくれ、ちょっとヤバイかもしれない」
吹雪「!」
提督「……全部装備しなくていい、機関部と艦砲だけ装備してくれればいい」
吹雪「は……はいっ……!」
提督「あまり面倒が起きないようにするけど……頼む」
吹雪「司令官……お気をつけて!!すぐ戻ります!」
ガチャッバタンッ ギィギィギィギィ……!!
提督「全く……猫艦戦はないって言ってるのに……!今度は何しに来たんだ……」
スタスタスタスタ カチッ ガララッ!!!
玄関前
空母ヲ級「そういえば、家主を呼び出すボタンが…………あ?」
戦艦レ級「そうだ!忘れ……ん?」
提督「…………」
提督「…………」
ガラッピシャッ カチッ
空母ヲ級「開いたぞ!急げ!!」ビターーンッ!!
戦艦レ級「あぁーあ……また閉まっちまった……」
空母ヲ級「…………くそっ……顔が痛い……」ヒリヒリ
戦艦レ級「だが……アタシたちも勉強してないわけじゃない、えっと……『いんたぁほん』を押すぞ」
空母ヲ級「そうだな、最初の勉強で覚えたあのボタンだ、これを押せばあいつらは出てくる」ピンポーン
シーーン
空母ヲ級「……出てこないじゃないか!!」ピンポーンピンポーンピンポーン
吹雪「……?」
ガタガタガタッ
提督「……どうした?」
吹雪「いえ……誰かドアの前にいるのかな……?」
提督「マジ?こんな時間にか?」
吹雪「えぇ……」
ヒソヒソヒソッ
吹雪「ほら……やっぱり誰か居ますよ……」
提督「ホントだ……何か話してるみたい……」ピクッ
提督(……まさか……またあの深海棲艦か……?)
提督(……となると……もう迎撃するほうがいいか……いや……相手はあの戦艦レ級が居る……)
提督(…………吹雪ちゃんでは無理だ……ここは普通に追い返す方がいい……)
提督(だが……3回目となると万が一があるな……吹雪ちゃんには艤装を装備させよう……!)
提督「吹雪ちゃん」
吹雪「?」
提督「艤装を装備して俺の後ろに居てくれ、ちょっとヤバイかもしれない」
吹雪「!」
提督「……全部装備しなくていい、機関部と艦砲だけ装備してくれればいい」
吹雪「は……はいっ……!」
提督「あまり面倒が起きないようにするけど……頼む」
吹雪「司令官……お気をつけて!!すぐ戻ります!」
ガチャッバタンッ ギィギィギィギィ……!!
提督「全く……猫艦戦はないって言ってるのに……!今度は何しに来たんだ……」
スタスタスタスタ カチッ ガララッ!!!
玄関前
空母ヲ級「そういえば、家主を呼び出すボタンが…………あ?」
戦艦レ級「そうだ!忘れ……ん?」
提督「…………」
提督「…………」
ガラッピシャッ カチッ
空母ヲ級「開いたぞ!急げ!!」ビターーンッ!!
戦艦レ級「あぁーあ……また閉まっちまった……」
空母ヲ級「…………くそっ……顔が痛い……」ヒリヒリ
戦艦レ級「だが……アタシたちも勉強してないわけじゃない、えっと……『いんたぁほん』を押すぞ」
空母ヲ級「そうだな、最初の勉強で覚えたあのボタンだ、これを押せばあいつらは出てくる」ピンポーン
シーーン
空母ヲ級「……出てこないじゃないか!!」ピンポーンピンポーンピンポーン
玄関
デテコイ!デテコイトイッテイルダロウ!インタァホンオシテルノニナゼデナイ!!
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
提督「…………」
提督(……一体どうした……!?何があったんだあの子達に……!?)
提督(……もう普通に人間と同じ言語じゃないか……!?)
提督(……というかやっぱりヲ級の声が……いい声だ……)
提督(……いかんいかん……敵に何考えてるんだ……考えなおせ俺……)
提督「……ちょっと聞き耳を……」コソッ
空母ヲ級『…………出ない……』
戦艦レ級『……警戒されたのか…………く、く……そぉ……』ガッ ドサァ
提督「……?」
空母ヲ級『どうした……?はっ……ま、まさか……!?』
戦艦レ級『……あぁ……どうやらア……タシはここま……でみたいだ……もう動けねぇ……半日も地上にいりゃ当然か……』
空母ヲ級『おい……おいしっかりしろ!!……くそっ……どこかに水は……!』
空母ヲ級『ない……ない……!!何でこんな山沿いに……!!畜生……!!』
戦艦レ級『もういい……早く逃げろ……お前も死ぬぞ……!』
提督「……えぇ~……なんか何もしてないのにレ級倒せそうなんだけど……どうしよう……」
空母ヲ級『……見捨てられるか……!!お前を見捨てて海に帰れるか……!!』グスッ
戦艦レ級『バカ言え……アタシにとっちゃ……お前が死ぬのが一番嫌なんだよ……』
空母ヲ級『そんなこと……私だって……!!うぅ……何であなたが死ななきゃ……!』
戦艦レ級『…………なぁ……最後に……』
提督「……いや……さすがにこのままはマズいよな……」
・
・
・
風呂場
提督「…………残り湯でいいか……洗面器は……うん、ある」
提督「…………」チャプッ
テクテクテクテク
カチッ ガラララッ
バシャーーーッ!!!
デテコイ!デテコイトイッテイルダロウ!インタァホンオシテルノニナゼデナイ!!
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
提督「…………」
提督(……一体どうした……!?何があったんだあの子達に……!?)
提督(……もう普通に人間と同じ言語じゃないか……!?)
提督(……というかやっぱりヲ級の声が……いい声だ……)
提督(……いかんいかん……敵に何考えてるんだ……考えなおせ俺……)
提督「……ちょっと聞き耳を……」コソッ
空母ヲ級『…………出ない……』
戦艦レ級『……警戒されたのか…………く、く……そぉ……』ガッ ドサァ
提督「……?」
空母ヲ級『どうした……?はっ……ま、まさか……!?』
戦艦レ級『……あぁ……どうやらア……タシはここま……でみたいだ……もう動けねぇ……半日も地上にいりゃ当然か……』
空母ヲ級『おい……おいしっかりしろ!!……くそっ……どこかに水は……!』
空母ヲ級『ない……ない……!!何でこんな山沿いに……!!畜生……!!』
戦艦レ級『もういい……早く逃げろ……お前も死ぬぞ……!』
提督「……えぇ~……なんか何もしてないのにレ級倒せそうなんだけど……どうしよう……」
空母ヲ級『……見捨てられるか……!!お前を見捨てて海に帰れるか……!!』グスッ
戦艦レ級『バカ言え……アタシにとっちゃ……お前が死ぬのが一番嫌なんだよ……』
空母ヲ級『そんなこと……私だって……!!うぅ……何であなたが死ななきゃ……!』
戦艦レ級『…………なぁ……最後に……』
提督「……いや……さすがにこのままはマズいよな……」
・
・
・
風呂場
提督「…………残り湯でいいか……洗面器は……うん、ある」
提督「…………」チャプッ
テクテクテクテク
カチッ ガラララッ
バシャーーーッ!!!
甘いとかバカとかお花畑とか言われても
提督と同じことしちゃいそうな気がする
提督と同じことしちゃいそうな気がする
戦艦レ級「うっ…………プハッ……ゲホッ」
提督「…………死ぬならよそで死んでくれないか?」
空母ヲ級「……お前は……!?」
戦艦レ級「あれ……ヒィッ!?」
提督「……全く……そんな極限状態で襲撃に来ないでくれ……いや、というか上陸とかまじでやめてくれ……」ガクブル
戦艦レ級「…………」
空母ヲ級「…………」
提督「さぁ、分かったなら早く帰ってくれないか……?こっちは怖くてちびりそうなんだ……」
ガラララッ…………ピタッ
提督「……あぁ、そうだ……ほれ、これ」ポイッ
カランカラン
戦艦レ級「…………これは……」
空母ヲ級「…………燃料……」
提督「……間違ってもこれ使って悪さするんじゃないぞ、それは確か1本(500ミリ)で400キロ先の海まで進めるから」
提督「君らの棲地までは持つはずだ、それ飲んでさっさと帰るんだ、いいな?」
ガラッ ピシャッ カチッ
戦艦レ級「……」
空母ヲ級「……」
戦艦レ級「……」ゴクッ
空母ヲ級「……」ゴクッ
戦艦レ級「……助けてくれたんだよな……あいつ……」
空母ヲ級「……うぅ……」ジワッ
戦艦レ級「……どうした?」
空母ヲ級「帰ろう……うぅ……グスッ……帰ろう……」ギュゥゥ
戦艦レ級「……心配かけたな……ごめん……」
空母ヲ級「……大丈夫?淡水……大丈夫……?」
戦艦レ級「大丈夫だよ、アタシはそんなにヤワじゃない……ほら、帰ろ、襲撃はまた明日だ」ナデナデ
空母ヲ級「うん……うん……!よかった……良かったよ……!」
戦艦レ級「泣くなよみっともない、ほら、行くぞ」
タッタッタッタッタ
提督「…………死ぬならよそで死んでくれないか?」
空母ヲ級「……お前は……!?」
戦艦レ級「あれ……ヒィッ!?」
提督「……全く……そんな極限状態で襲撃に来ないでくれ……いや、というか上陸とかまじでやめてくれ……」ガクブル
戦艦レ級「…………」
空母ヲ級「…………」
提督「さぁ、分かったなら早く帰ってくれないか……?こっちは怖くてちびりそうなんだ……」
ガラララッ…………ピタッ
提督「……あぁ、そうだ……ほれ、これ」ポイッ
カランカラン
戦艦レ級「…………これは……」
空母ヲ級「…………燃料……」
提督「……間違ってもこれ使って悪さするんじゃないぞ、それは確か1本(500ミリ)で400キロ先の海まで進めるから」
提督「君らの棲地までは持つはずだ、それ飲んでさっさと帰るんだ、いいな?」
ガラッ ピシャッ カチッ
戦艦レ級「……」
空母ヲ級「……」
戦艦レ級「……」ゴクッ
空母ヲ級「……」ゴクッ
戦艦レ級「……助けてくれたんだよな……あいつ……」
空母ヲ級「……うぅ……」ジワッ
戦艦レ級「……どうした?」
空母ヲ級「帰ろう……うぅ……グスッ……帰ろう……」ギュゥゥ
戦艦レ級「……心配かけたな……ごめん……」
空母ヲ級「……大丈夫?淡水……大丈夫……?」
戦艦レ級「大丈夫だよ、アタシはそんなにヤワじゃない……ほら、帰ろ、襲撃はまた明日だ」ナデナデ
空母ヲ級「うん……うん……!よかった……良かったよ……!」
戦艦レ級「泣くなよみっともない、ほら、行くぞ」
タッタッタッタッタ
リビング
提督「……」グテーッ
提督(……これに懲りてやめてくれればいいけど……)
提督「……」
吹雪「司令官!深海棲艦は!?」ガシャコン
提督「帰ってったよ……」
吹雪「……そうですか……ふぅ……」カチッ ゴトッ
提督「なぁ……吹雪ちゃん」
吹雪「?」
提督「……」
吹雪「何でしょう?」
提督「……いや……何でもない、艤装片付けて来なよ、あともう今日は遅い……寝たほうがいいよ」
吹雪「あ、はーい」
ガチャッ バタン
ギィギィギィギィ
提督「……さて……長門さんに電話するか」
提督「……」グテーッ
提督(……これに懲りてやめてくれればいいけど……)
提督「……」
吹雪「司令官!深海棲艦は!?」ガシャコン
提督「帰ってったよ……」
吹雪「……そうですか……ふぅ……」カチッ ゴトッ
提督「なぁ……吹雪ちゃん」
吹雪「?」
提督「……」
吹雪「何でしょう?」
提督「……いや……何でもない、艤装片付けて来なよ、あともう今日は遅い……寝たほうがいいよ」
吹雪「あ、はーい」
ガチャッ バタン
ギィギィギィギィ
提督「……さて……長門さんに電話するか」
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- 吹雪「この鎮守府はおかしいって皆言ってますよ!!」 (1001) - [51%] - 2015/4/23 13:45 ★★
- 武内P「どうなってんのこれ」凛「こっちが聞きたいです」 (188) - [47%] - 2016/12/10 21:00 ○
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