のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,597,142人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

元スレ提督「おおしお」

SS+覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - 艦これ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

301 = 1 :

荒潮「うふふふふ……しれーいかんっ♡」

提督「期待の荒潮」

荒潮「ほら見て、チョ・コ・レ・エ・ト、食べる?」

提督「是非とも」

荒潮「ほんとぉ? じゃあ、あ・げ・る ♡」

提督「ありがとう」

荒潮「……あっ、いま開けたらだめよぉ、お部屋で一人で、ね?」

提督「ん? 何かカードが」

荒潮「あっダメダメダメ、あとでにしてちょうだい」アセアセ

提督「ええと、『司令官へ』」

荒潮「んー!」ペチペチ

提督「ははは、わかったわかった、あとでゆっくり食べさせてもらう」

荒潮「もぉ、いじわる……」

提督「ごめんて」

荒潮「……」

提督「あれ、怒った?」

荒潮「……荒潮のことは、ぎゅってしてくれないの?」

提督「いや、するけど」

ダキッ ギュー

荒潮「あんっ……うふふふふ、おいしく召し上がって下さいねぇ」ギュッ

302 = 1 :

大潮「これは大潮の分のチョコ」

提督「がっつり自分の確保してる」

大潮「司令官の分もありますよ!!」

提督「たぶん小さい包みの方だ」

大潮「はい司令官、アゲアゲな気持ちになるチョコ、差し上げます!!」

提督「うん、ありがとう大潮」

大潮「司令官はいま元気ですか?」

提督「えっ、うん、割と」

大潮「元気なくして」

提督「なんて酷いことを言うんだ」

大潮「はい、元気がない時は、これたべて!」

提督「俺をどうしたいんだよ」

大潮「するとー、なんとー」

提督「元気が出ると見た」

大潮「ぶぶー、間違い、正解はたちまち元気がアゲアゲです!」

提督「そうか」

大潮「お部屋に戻ってさっそく食べましょう!!」

提督「お夕飯前だからちょっとだけだぞ」

大潮「お茶もいれましょう!!」

提督「淹れるの俺だろそれ」

303 = 1 :

大潮「……ああっ! 天龍さーん!! 龍田さーん!!」テテテッ

天龍「よお、戻ったか」

提督「どうした二人そろって」

天龍「どうしただと、わはは、期待してるくせによぉ」

提督「おお、まさか」

天龍「おうよ、ほら龍田、早く渡せ」

龍田「……無いわよぉ」

天龍「じゃあその手に持ってるの何だよ……手作りだぜ提督、まぁほとんど龍田のだけど」

提督「マジか、ありがたく頂戴します」

天龍「俺も手伝ったんだからな、世界水準ぶち越えちまったからビビって食え」

提督「分かってる分かってる、お返し寄越せってことだろ」

天龍「わかってりゃ良いんだよ、おい龍田、渡してやれ」

龍田「はぁい、大潮ちゃんにチョコクッキーよ~」

大潮「えー!? ありがとうございます!!」

天龍「いや、それもだけど……」

提督「……」

龍田「……あらぁ、何を物欲しげな目で見ているのかしらぁ、欲しがり屋さん」

提督「龍田じつは照れてるだろ」

天龍「ここ来るだけなのにわざわざ風呂入って化粧までしてんだぜこいつ」

龍田「天龍ちゃん!!」

304 = 1 :

コンコンコンッ

提督「ん? どうぞ」

カチャッ

加賀「……夜分に、失礼します」

提督「おお加賀、どうした」

加賀「……甘いものはお好きかしら」

提督「あっ……うん、あの、好き、超好き」

加賀「そう……」

提督「……」

加賀「他の子たちみたいに、手作りではないのだけれど」

提督「はい」

加賀「こういう機会、折角ですから、これを」スッ

提督「ありがとうございます」

加賀「……それだけよ、おやすみなさい」

提督「ありがとう、お返し、ちゃんとするから」

加賀「うん……楽しみにしてる」

カチャッ パタン

大潮「司令官!! お風呂のアヒルさん見つかりました!! 行きましょう!!」テテテッ

提督「加賀って笑うと死ぬほど可愛いよな」

大潮「??? アヒルさんも可愛いです!!」

305 = 1 :

翌日



三隈「提督、一日遅れてしまったのですが、はい、どうぞ」

提督「装丁が、やばいなこれ、いくらかかってんの……」

三隈「遠慮なさらないで、中身はいつものくまりんこチョコですもの」

提督「ますます価値が上がるだろ」

三隈「……」テレテレ

提督「あの、お返し、頑張りますので」

三隈「あっ、それは結構ですわ」

提督「えっ」

三隈「これは三隈の気持ちです、見返りなんて求めていません」

提督「……」

三隈「……なんて言うと、提督はますます頑張ってしまいますのよね」

提督「なんか性格把握されてる?」

三隈「ふふっ、では提督の手作りで、何か贈って頂けないかしら」

提督「分かった、必ず」

ガチャッ バーン

大潮「司令官!!」

三隈「あら、秘書艦さんがお戻りになりましたわ」

提督「秘書艦どこ行ってたんだよって話だけどな」

306 = 1 :

大潮「ほら朝雲!! 早く!!」

朝雲「なによちょっと引っ張らないで! 服が伸びるでしょ!」

山雲「は~や~く~」

朝雲「山雲まで、押さないでよもー!」

提督「騒がしいな」

大潮「朝雲から司令官に、渡すものがあるみたいですよ!!」

朝雲「はぁ!? 違うわよ! 別にそういうのじゃないから!」

提督「楽しみです」

三隈「うふふっ」

朝雲「なに言ってんのよ! 司令になんか用意してないわ!」

山雲「え~」

朝雲「……」

提督「……」

朝雲「た、ただ、その、自分用に作ったんだけど、あの」

提督「うんうん」

朝雲「私は、山雲から貰ったから、それで……あんまり食べ過ぎると、アレじゃない……?」

提督「アレだな」

朝雲「だから……はい、司令が処分してよね、す、捨ててもいいから」

提督「味わって食べるとも」

朝雲「ほんとに違うからね! ほんとに普通に自分用だったんだから!」

307 = 1 :

提督「……」

山雲「……」

提督「ふふふ」

山雲「うふふ~」

朝雲「ん? なによ、なに笑ってんの二人して」

提督「山雲から貰ったのか」

朝雲「そうよ? 見る? すごいんだから!」

提督「そうかそうか」

朝雲「見て! ちっちゃい星型のチョコ、こんなにたくさんあるのよ」

提督「上手に出来てるな」

朝雲「でしょ? 出来た妹を持って鼻が高いわ!」

提督「うんうん」

山雲「……」

提督「……待てよ、星形?」

朝雲「えっ? うん、羨ましい?」

提督「うん、まぁ……」チラッ

山雲「……」プイッ

提督「???」

大潮「満潮も大潮にくれたりしないかなぁ」

提督「大潮は俺が貰ったやつちょっと食べたろ」

308 = 1 :

提督「さて、チョコだけでかなりの数になったな」

大潮「一人では食べきれませんね!」

提督「頑張って食べよう」

大潮「……」

提督「……」

大潮「困ったときは大潮を呼んでくださいね?」

提督「はいはい」

大潮「ぜったい呼んでくださいね?」キラキラ

提督「目がきらっきらしてるけど」

三隈「三隈、お茶を淹れて参りますね」

提督「頼む。ひとまずチョコは引き出しにしまっておくか」

ガラガラッ

提督「ん? なんだこれ」

大潮「なになに」ズイズイ

提督「じゃまじゃま」

【司令さんへ

 今日はありがとうございました

 山雲からのお礼の気持ちです   山雲より】

大潮「あっ、大潮のだ」

提督「嘘をついている」

309 = 1 :

朝潮型で山雲ちゃんだけバレンタインボイス無いのほんと納得いかない

>>261
遅ればせながら、ご支援をありがとうございます
まさかこんな素敵な物を作って頂けるとは……

310 :

朝潮型めっさ可愛ええ

311 :


山雲かわいすぎか

312 :

やったぜ。

313 :


待ってたぞ
鳳翔さんともがみんだけくれなかったんだな
2人だけお返しはなしだなww

314 :

改二で大人っぽくなったけど
やっぱ大潮はクソガキ可愛いなあ

315 :

ちゃんみおおしお

316 :

おつ、かわいい

317 :

ここの鳳翔さんほんとすき

318 :

こんな素晴らしいスレがあったとは

319 :

乙でした

320 :

控えめに言って萌死

322 :

待ってるよ

323 :

舞ってる

324 :

早く読みたい

325 :

そろそろだろ?頼むぞ

326 :

晴れた春の日



提督「笛やりたいひと」

大潮「はーい!! 大潮お任せください!!」

朝潮「笛はこの朝潮が! 朝潮は笛が得意と自負しております!」

「霰が、霰がやります……」

山雲「司令さん、山雲がやってあげるわね~」

提督「じゃあはい、皆の分あるからな」

キャッキャッ ワーイ

大潮「ではお花見隊、大潮の笛に続いて下さい!!」

朝潮「朝潮の笛に合わせて行進をお願いします!」

「霰の後に、ついてきて」

山雲「見て見て朝雲姉~、面白いわね~」

 ピッピッピッ ピピッ ピー

   ピッピピ ピッピッ ピッピッピッ

 ピッピッピッ ピー ピピッピピッピー

提督「めっちゃうるさいな」

天龍「お前の采配だろうが」

327 = 1 :

満潮「……」

提督「満潮の分の笛もあるぞ」

満潮「いらないわよ別に」

提督「ああ、そう」

大潮「司令かーん!! 旗は、旗はないんですか?」テテテッ

提督「あるよ」スッ

大潮「これでもっとアゲアゲです!!」

朝潮「あ、あの、朝潮にも旗をください」アセアセ

提督「はいよ」

朝潮「ありがとうございます!」

提督「満潮の旗もあるぞ」

満潮「……うるさいわね、いちいち構ってくれなくていいから」

提督「ん?」

満潮「私は私なりに楽しむから、放っときなさいよ」

提督「……」

満潮「うざいのよ、さっきから」

提督「……」ギュムッ ヒョイッ

満潮「あっ、ちょっと! 下ろしなさいよ!」

提督「このまま公園まで行く」

満潮「ちょ、ちょっとほんとに勘弁して! 見てるから! みんな見てるからぁ!」

328 = 1 :

提督「場所取りご苦労、助かった」

鳳翔「いえ、お買い物を任せてしまってすみません」

満潮「……」

鳳翔「満潮ちゃんはどうしたんですか?」

提督「ここまで抱きかかえてきた」

鳳翔「可哀相に……」

提督「どういう意味だ」

満潮「もう、なんなのよ……」

提督「抱っこしてもらえて良かったなー満潮」ナデナデ

満潮「ほんとに、ほんとにうざいから……」グググッ

大潮「これはお菓子の袋と見た」ガサガサ

提督「お菓子はご飯食べてからにしろ」

大潮「えー」

提督「鳳翔の特製お弁当が食べれなくなってもいいのか」

大潮「!!」

鳳翔「腕によりをかけたので、たくさん食べてくださいね」

大潮「大潮、お皿とお箸をお配ります!!」

鳳翔「ふふっ、ありがとうございます、お願いしますね」

提督「俺どうしようか、歌ってようか」

鳳翔「はい、公園のむこーうの隅の方でお願いします」

329 = 1 :

加賀「遅れました」

大潮「お箸とお皿です!!」

加賀「ありがとう」

「はいはい場所を開ける! あっ、ごみはすぐ片しなさいったら!」

赤城「皆さん働き者ですね」

満潮「……」

鳳翔「お母さんとしては大助かりです」

提督「お母さん醤油とって」

鳳翔「鎮守府のお台所にありますよ」

満潮「……ねぇ」

提督「どうした満潮」

満潮「私も、何か、やることあったらやるけど……」

鳳翔「あらあら、満潮ちゃんもお手伝い出来て偉いですね」

満潮「別に、そういうんじゃないから……」

鳳翔「ではコップに飲み物を注いでいただけますか」

満潮「ん……司令官はなに飲むの、醤油?」

鳳翔「そうですね、醤油がお好きなようなので」

提督「醤油は鎮守府のお台所に行かないと無いんだなこれが」

鳳翔「ありますよ」スッ

提督「話が違う」

330 = 1 :

満潮「で、なに飲むのよ」

提督「んー、いちおう酒買ってきたけど、鳳翔どうする」

鳳翔「では少しだけ、頂きましょうか」

提督「じゃあ満潮これ、コップにいれて」

満潮「うん……」

大潮「お箸ないひとー」

朝雲「あっ大潮、こっちにもう一本ちょうだい!」

大潮「すぐにお届けします!」タタタッ

ドンッ

満潮「わっ」バシャッ

大潮「あっごめんっ……あー! 司令かーん!!」

提督「びたびただ」

鳳翔「タオルタオル」

大潮「お料理がー!!」

満潮「えっ、えっ……?」

鳳翔「ちょっとかかっただけですから、大丈夫ですよ」

提督「酒がかかったとこは俺が食べるから、あっ、でもほとんど無事みたいだぞ」

満潮「あの、違うの、だって、大潮が押すから……」

大潮「でも大潮、お箸、持ってかなきゃって……」シュン

提督「よしよし、大丈夫、二人ともいい子だ」ギュー

331 = 1 :

大潮「大潮反省のポーズ」チマッ

提督「反省のポーズはいいから早く料理食べよう」

大潮「司令官おこってない?」

提督「いやまぁブチ切れだけど」

大潮「ひゃああああああ……」プルプル

鳳翔「……」ドスッ

提督「痛った、うそうそ、怒ってないよ」

大潮「よかったぁ」

鳳翔「着替えを持って参りましょうか?」

提督「いやこのままで問題ない」

満潮「……」

提督「はい、満潮、もう一回お酒注いで」

満潮「……他の人にやってもらったらいいじゃない」

提督「満潮にやってほしいなー」

満潮「誰がやったって一緒でしょ!」

提督「……」

満潮「っ……何よぉ」ウルウル

天龍「……」スクッ

龍田「天龍ちゃん?」

天龍「一番、天龍、誰もが恐れる構えをとるぜ」ビシッ

332 = 1 :

天龍「荒ぶるヘブンリィドラゴンの構え!!!」ザッ

龍田「天龍ちゃんかっこい~」

天龍「フフフ……怖いか?」

大潮「ぜんぜん怖くないです!!」

天龍「そんなことねぇだろ」

満潮「……?」パチクリ

赤城「二番、一航戦赤城、歌います!」

加賀「……」パチパチパチ

赤城「加賀さんが歌います!」

加賀「!!?」

デデン!

加賀「えっ、ちょっと、えぇ……」

天龍「音源出すの早ぇな」

コノテニヨセル フクサ シュノイロー

満潮「……」

提督「……」ポンポン

満潮「……コップ、出しなさいよ」

提督「おお、ありがとな満潮」

満潮「……」トプトプトプ

朝雲「お箸が来ないわ」

333 = 1 :

提督「おっ、三隈から電話だ、着いたのかも」

大潮「大潮はお菓子のようす見てよーっと」ガサガサ

提督「もしもし、着いたか、うん、あーじゃあ迎えに行く、うんうん」

大潮「満潮どれがいい?」

満潮「どれでもいいわよ」

大潮「小さい子順!!」

満潮「ならまず霞からなんじゃないの」

大潮「……」マルッ

満潮「なに丸まってんのよ」

大潮「だいぶ小さい」

満潮「小さい子順てそういうのじゃないでしょ」

提督「俺ちょっと行ってくるわ」ピッ

荒潮「うふふっ、荒潮も一緒に行くわぁ」ギュッ

朝潮「朝潮もお供いたします!」

提督「いや、すぐそこだし、一人で行くけど」

荒潮「だーめっ♡ うふふふ、行きましょ」

朝潮「あっ、すぐに靴を履きますので、少々お待ちを!」アタフタ

荒潮「置いてっちゃうわよぉ」

朝潮「待って下さい! 待って下さい、待って、うっううぅ……」

提督「泣くな泣くな」

334 = 1 :

一端きります続きは近日

335 :

生きてたか!
おつ!

336 :

おつ落ちなんでよかったべ
この鳳翔さんのキャラすき

337 :

乙です、続きが読めて嬉しい

338 :



やったぁ! 待ちに待った続きだぁ!

339 :

待ってた

340 :

乙です。
待ってました

341 :

まってたよー

342 :

待ってた

343 :

もちろん待ってるよ

344 :

まだかい?

346 :

舞ってる

347 :

大潮「大潮は任務中なので」ガサガサ

満潮「あんた秘書艦の割には、何て言うか、自由よね」

大潮「大潮は司令官をお守りしてるもーん」

満潮「そもそもなんで大潮が秘書艦なのかしら」

大潮「それ知ってる!!」

満潮「あっそうなの、なんで?」

大潮「大潮が、一番、ナントカって司令官が言ってた」

満潮「いやそのナントカの部分が知りたいんだけど……」

大潮「たぶん、大潮が、一番、可愛い……」

満潮「……いや、否定はしないけど」

大潮「でもなぁ、満潮も可愛いしなぁ」

満潮「はぁ? 興味ないから、そういうの」

大潮「頭のお団子が可愛い」

満潮「これは、別に、あの、なんとなくだし……」

大潮「あと朝雲もリボンが可愛い」

朝雲「なに言ってんの! これは別にそういうんじゃなくて、その、なんとなくだから!」

満潮「……」

龍田「満潮ちゃんも傍から見たらあんな感じに可愛いわよぉ」

満潮「うそ、あんなんなの……」

朝雲「あんなんって何よぉ!」

348 = 1 :

加賀「……」

赤城「加賀さんも秘書艦、やってみたいんじゃないですか?」

加賀「私は……あの人の人事に従うまでよ」

赤城「んー、でも加賀さんでは無理かもですね」

加賀「……」

赤城「提督が大潮ちゃんを秘書艦にしている理由、知ってますか?」

加賀「……手がかかるから、かしら」

赤城「あら、ご明察」

加賀「昔、迷子になったことがあったわね」

赤城「ありましたね、二つも隣の町の交番で保護されて」

加賀「……」

赤城「私たちは今さら、手のかかる子になれませんしねぇ」

加賀「……」

天龍「いや赤城、あんたにはだいぶ手ぇ焼いてるぞ提督のやつ……」

赤城「えっ嘘」

加賀「言わないでおいたのに……」

赤城「え? 嘘ですよね? 本当ですか? 私もう大人なんですけど」

加賀「……」

赤城「ちょっと電話して聞いてみます……もしもし提督ですか? あっ急にリンゴ飴食べたい」

天龍「そういうとこそういうとこ」

349 = 1 :

提督「何だったんだ赤城のやつ……」ピッ

荒潮「司令官、荒潮、わたあめが食べたいわぁ」

朝潮「荒潮! わがままは慎みなさい!」

荒潮「えー、だってぇ、ねぇいいでしょう司令官」ギュッ

朝潮「離れなさい荒潮! 往来ではしたない」

提督「朝潮もおいで」ギュムッ

朝潮「ああー!!」ギュー

提督「落ち着け」

荒潮「うふふふっ、朝潮ちゃんも、司令官のこと、大好きだからぁ」

提督「そうかそうか」

荒潮「司令官にぎゅってされたら、きゃーってなっちゃうわよねぇ」

提督「きゃーって言うか、あーって言うか」

荒潮「……ね、司令官、わ・た・あ・め♡」

提督「仕方ない、内緒だぞ」

朝潮「朝潮は、朝潮は心の弱い駆逐艦です……」

荒潮「あらぁ、そんなことないわよねぇ」

朝潮「どうか、どうか弱々な朝潮に処罰を……」

提督「朝潮はわたあめいらない?」

朝潮「そういうのは無しです……」

提督「無しかぁ」

350 = 1 :

鈴谷「あっ、来た来た、おーい提督ー」

提督「おまたせ」

三隈「まぁ可愛い、わたあめ買ってもらいましたのね」

朝潮「……」ムグムグ

荒潮「……」モグモグ

提督「なんかわたあめ与えたらすごい大人しくなった」

最上「甘いもの食べると静かになるよね」

鈴谷「分かるかも、頭の中がこう、『甘いっ!』ってなるよね」

熊野「あらまぁ、お子様ですのね」

鈴谷「気付いてないかもだけど、熊野もアイス食べてるとき虚空を見てるよ」

熊野「根も葉もない言いがかりですわ」

最上「ボクも見た事あるよその熊野」

三隈「私も」

熊野「……」

鈴谷「あっ、それより提督聞いてよ、鈴谷たちさっきナンパされちゃった」

最上「そうそう、三隈と鈴谷がすっごいしつこくされて」

熊野「身の程をわきまえない庶民の方たちが、困ったものですわ」

三隈「腕を掴まれて、怖かったです……」

提督「ははは……どこの野郎だ」

最上「目が笑ってないよ提督」


←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - 艦これ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について