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    元スレ提督「おおしお」

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    251 :

    乙待ってた
    相変わらずみんなの可愛さアゲアゲでほっこりする

    252 :

    今更だが何故秘書艦にしたんだろうな?
    まぁ癒されるけどなww

    253 :

    真心をぶち込むにクソワロタ
    この鳳翔さん好きだわ

    254 :

    最近のプリキュアはゴリラが主人公なのか

    255 :

    すばら
    鳳翔さん若い

    258 :

    書こうと思ったのに風邪に見舞われてる無能です

    259 :

    寒いからねこのごろ

    260 :

    水分とって暖かくして寝るのが一番

    261 :

    支援
    雑なトレスですが

    /nox/remoteimages/9c/ed/2a7b681857c09565bce09b077096.png?1

    262 :

    ずっと待ってたら年が変わりそうだよ!

    263 :

    年変わっても待ってるよ

    264 :

    あけおめ 楽しみにしてる

    265 :

    ageカス消え失せろ

    266 = 264 :

    ごめんて

    267 :

    ageれば僕も構ってもらえるかな?
    よーし!

    268 :

    仕方ねえな俺が構ってやるよ

    271 :

    あー

    282 :

    ちんぽっぽ

    283 :

    ほっしゅ

    284 :

    ここの鳳翔さんとの絡み好き

    286 :

    月刊おおしお休載中ですか

    287 :

    あーあage荒らしのせいでエタっちゃったよ

    288 :

    ぎりぎりまだ残ってた! よかった

    289 = 1 :

    二月十四日



    提督「……」

    ガチャッ

    山雲「司令さ~ん」

    提督「ノックノック」

    山雲「え~?」

    提督「人の部屋に入るときはノックしなきゃ駄目だぞ」

    山雲「は~い」

    ガチャッ パタン

    提督「……」

    ガチャッ

    山雲「山雲で~す」

    提督「今度ノックについて教えてやるからな」

    山雲「司令さん、今日は何の日か知ってる~?」

    提督「まぁ、一応は」

    山雲「今日は~、戦艦ビスマルクさんの進水日で~す」

    提督「知らなかった」

    山雲「あとバレンタインで~す」

    提督「そっちは知ってる」

    290 = 1 :


    山雲「朝雲姉に、チョコをあげたいんだけど~」

    提督「ふむ」

    山雲「というわけで~、じゃじゃ~ん、カカオの実で~す」デン

    提督「そこからやるのはキツくないか」

    山雲「本当は~、鳳翔さんに教えてもらおうと思ったんだけど~」

    提督「鳳翔でも出来るかどうか」

    山雲「でも鳳翔さんは、大人気だから~」

    提督「みんなチョコ作りしてるみたいだな」

    山雲「人気のない司令さんの所に来ました~」

    提督「そうか……」

    山雲「……」

    提督「……」

    山雲「山雲は~、司令さんのこと、好きよ~?」

    提督「フォローもばっちりだな」

    山雲「司令さん、チョコの作り方、教えて?」

    提督「溶かして固めるだけだろあれ」

    山雲「一人で火を使っちゃダメって、言われてるから~」

    提督「んー、まぁいいか、じゃあひとまず材料を買いに行こう」

    山雲「カカオの実で~す」デン

    提督「どこで手に入れたのそれ」

    291 = 1 :

    大潮「司令かーん!!」テテテッ

    提督「どうした、今日は何もしてない秘書艦大潮どうした」

    大潮「どこ行くんですか!?」

    提督「ちょっとスーパーへ買い物」

    大潮「大潮も行きます!!」

    提督「チョコ作りはもういいのか」

    大潮「……」

    提督「……」

    大潮「ないしょ」

    提督「そうか」

    大潮「大潮は用事を思い出しました!!」テテテッ

    提督「美味しいの作ってくれよ」

    大潮「あっ、山雲ー!!」ブンブン

    山雲「は~い」

    大潮「お買い物のかごにこっそりポケモンソーセージ入れてきてー!!」

    提督「こっそり言えよ」

    山雲「まかせて~」コソコソ

    提督「今さらこっそりしても遅い」

    大潮「えー!! なにー!?」

    提督「聞こえてないしな」

    292 = 1 :

    提督「とりあえず調理用のチョコと、トッピングは……」

    山雲「あっちにお魚が売ってるわ~」

    提督「うん、山雲たちが守った海で獲れた魚だ」

    山雲「えへ~」

    提督「よしよし、で、トッピングどうする?」

    山雲「そうね~、チョコに文字を書きたいわね~」

    提督「となると、このペンみたいなやつ買えばいいのか」

    山雲「うふふ」

    提督「型は鳳翔のところにあるとして」

    山雲「お魚は、おいしいわよね~」

    提督「そうだな、皆が美味しい魚を食べられるのも山雲たちのおかげだ」

    山雲「えへ~、嬉しいわ~」

    提督「で、あとは何だ、ラッピングか」

    山雲「お魚といえば、山雲ね~、この前、敵の雷巡をやっつけたの~」

    提督「ああ、天龍に聞いた、偉いぞ山雲」ワシャワシャ

    山雲「きゃ~、うふふ、司令さんったら~」

    提督「お魚買ってくか?」

    山雲「いらな~い」

    提督「えっ、うん、そうか」

    山雲「リボンはピンクで~」

    293 = 1 :

    山雲「ただいま~」

    提督「材料は揃った、あとは調理器具だな」

    山雲「お台所は、どうしましょ~」

    提督「鳳翔のところで一緒にやるか」

    山雲「ん~、朝雲姉には、内緒で作りたいわ~」

    提督「なら給湯室だな。じゃあちょっと型とか鍋とかだけ借りてくるから」

    山雲「は~い」

    提督「大人しく待ってるように」

    山雲「……」ガラガラッ

    提督「むやみに引き出しを開けるな」

    山雲「は~い、いってらっしゃいませ~」

    提督「……」

    山雲「山雲はご本を読んで待ってます~」

    提督「……」

    山雲「……」ガラガラッ

    提督「そうとう引き出しの中が気になるらしいな」

    山雲「面白いものが入ってないかしら~」

    提督「たぶん山雲にとって面白いものは、ない」

    山雲「ちぇっ」

    提督「ちぇって」

    294 = 1 :

    提督「鳳翔いるか」

    満潮「っ!!? な、な、何よ!」

    朝雲「司令!? 何しに来たの!」

    提督「おお、作ってる作ってる」

    満潮「なに普通に入ってきてるのよ! 変態!」

    提督「酷い言われようだ」

    満潮「これは、自分用に作ってるだけだから! 変な勘違いしないでよね!」

    朝雲「そうよ! 私だって自分のと山雲にあげるのしか用意してないから!」

    提督「そうか、で、鳳翔」

    鳳翔「はいはい、どうしましたか?」パタパタ

    提督「ちょっとこっち来て」

    鳳翔「???」

    提督「くれぐれも内密に、チョコの型をいくつか貸してもらえないだろうか」

    鳳翔「あら、ふふっ、どなたかにお渡しに?」

    提督「いや、俺じゃなくて」

    鳳翔「そんな、分かっていますよ……私に、ですよね?」

    提督「うざっ」

    鳳翔「うざくないです」

    提督「うざっ」

    鳳翔「うざくないです、心地良いくらいです」

    295 = 1 :

    大潮「司令かーん!!」

    提督「どうした大潮」

    大潮「ポケモンソーセージ」

    提督「……」

    大潮「……まさか」

    提督「買ってきたよ」スッ

    大潮「やったぁ!!」

    提督「皆で分けて食べるんだぞ」

    大潮「……うーん、でもなぁ、荒潮はダイエットしてるからなぁ」

    荒潮「ちょ、ちょっと、そういうのは内緒にしてもらえないかしらぁ」

    提督「ああ、どうりで荒潮、最近いっそう可愛くなったと思ってたんだ」

    荒潮「えっ? うふふふ、そーお?」

    提督「でも今の可愛い荒潮を保てるように、ご飯を抜いたりするんじゃないぞ」

    荒潮「はぁい、うふふ」

    提督「よしよし」

    荒潮「……荒潮はぁ、チョコ、司令官のために作ってるから、楽しみにしててね ♡」

    提督「うん」

    大潮「……」コソコソ

    提督「皆で分けて食べるんだぞ」

    大潮「!」ビクッ

    296 = 1 :

    提督「さて、山雲は大人しく待っているだろうか」

    鈴谷「あっ、提督!」

    提督「鈴谷」

    鈴谷「ほーい、鈴谷のチョコ! ア・ゲ・ル」

    提督「ああ、ありがとう、大事に食べさせて頂きます」

    鈴谷「お返し期待してるからね、にっひひひ♪」

    提督「はいはい」

    鈴谷「あ、それと、熊野なんだけど」

    提督「熊野がどうした」

    とぉぉおおぉぉう!!

    提督「……この声は」

    熊野「謎の美少女仮面、推参いたしましたわ!」

    提督「なにその仮面」

    熊野「提督、この熊野のチョコレート、受け取っても、いいのよ?」

    提督「謎の美少女仮面どこいった」

    熊野「淑女たるもの、殿方に贈り物をとあっては、そう簡単にはいきませんの」

    提督「えっ、うん」

    熊野「しかしこの熊……美少女仮面でしたわね、失礼、ともかく画期的なアイデアを」

    鈴谷「長いからあっちでお茶しよ提督」ギュムッ

    熊野「お待ちなさい!!」

    297 = 1 :

    ガチャッ

    提督「お待たせ山雲」

    山雲「……」ポキポキ モグモグ

    提督「なに食べてんの」

    山雲「ポッキー、さっき赤城さんが来て、くれたんだ~」

    提督「そうなのか」

    山雲「はい、半分は司令さんにって~」

    提督「とんでもない見返りを要求されたりしないだろうか」

    山雲「あと~、ご飯の雑誌を置いていったわ~」

    提督「連れて行けと」

    山雲「ポッキー、どうぞ~」

    提督「ありがとう山雲、ありがとう赤城」

    山雲「それじゃあ、さっそく~」

    提督「そうだな……あれ?」

    山雲「どうしたの~」

    提督「トッピングのチョコチップ開いてるけど」

    山雲「……」

    提督「食べた?」

    山雲「……にゃーん」

    提督「可愛い生き物のふりしても駄目だ」

    298 = 1 :

    山雲「……」

    提督「……簡単に出来たな」

    山雲「ね~」

    提督「まぁ、溶かして型に入れるだけだしな」

    山雲「朝雲姉に渡してきま~す」

    提督「まだドロッドロだけどな」

    山雲「司令さ~ん、面白いこと言って~」

    提督「なに急に」

    山雲「いいから~、言って~」

    提督「冷蔵庫に入ってたお寿司を食べようとしたんだが、賞味期限が切れていたんだ」

    山雲「……」

    提督「時すでに、おすし」

    山雲「……」

    提督「……」

    山雲「冷えたかな~」

    提督「まさかこの空気を見越して」

    山雲「どろどろで~す」

    提督「固まってたら泣いてたよ俺」

    山雲「司令さん、泣かないで~」ギュー

    提督「優しいと見せかけてそもそも山雲のせい」

    299 = 1 :

    提督「でかいハートが一個と、小さい星がたくさん」

    山雲「上手に出来て、よかった~」

    シレイカーン アレー?

     シレーイカーン ドコー

    提督「ん? なんか大潮が呼んでる」

    山雲「そうね~」

    提督「見つからないうちに完成出来て良かったな」

    山雲「司令さんのおかげね~」

    提督「じゃあ、俺は行くけど」

    山雲「は~い、朝雲姉には、内緒にしてね~」

    提督「ラッピングは一人で出来るな」

    山雲「山雲、頑張ります~」

    提督「うん、朝雲きっと、喜ぶぞ」

    山雲「うふふ、司令さん、ありがと~」

     シレイカーン チョコデスヨー

    提督「はいはい、いま行くよ」

    ガチャッ バタンッ

    山雲「ありがたいわね~」フリフリ

    山雲「……」

    山雲「うふふ、司令さん、優しいひと」

    300 = 1 :

    朝潮「あっ、司令官! お待ちしておりました!」

    提督「うん」

    朝潮「こちらのチョコレートを、どうぞ、お受け取り下さい!」ビシッ

    提督「ありがとう朝潮」

    朝潮「あ、あの、でもあの、少々、形が不格好に……」

    提督「いやいいよ……というか、なんだ、美味しそうに出来てるじゃないか」

    朝潮「え、ええと、味は、毒見まで済ませてありますので、安心安全、です」

    提督「毒が混入する可能性もあったのか」

    満潮「……ちょっと」

    提督「ん?」

    満潮「端材を集めたらもう一個だけ出来たから……はい」

    提督「ああ、うん、ありがとう」

    満潮「言っておくけど、あの、完っ全に、義理だから!」

    提督「義理でも嬉しい、ありがとう満潮」

    満潮「ふんっ、はい終わり、もう帰るから」

    提督「逃がすかっ」ギュッ

    満潮「あっ、ちょっと、やーめーてー!」ジタバタ

    提督「朝潮も来い!」

    朝潮「ご命令とあらば!」ギュー

    満潮「離しなさいよ、ちょっと、もぉー!」


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