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    元スレ響「貴音!?」たかね「めんような!」

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    401 = 1 :


     美希「でも…… たかね、特になんの用事もないでしょ……?」

    たかね「いいえ! わたくしのすけじゅーるは、いっぱいなのですよ!」

     美希「…… ええー、そうなのぉ……? たとえば、どんな……?」

    たかね「はるかにおかしをもらったり、ゆきほのおちゃをいただいたり、あみやまみとげーむをするなど、だいじな……」




     美希「…… くう…… すぴー」ギュー

    たかね「じ、じぶんからきいておいて、そのたいどはなんなのです!?」


    たかね(いまは、かんぜんにかかえられていますが…… みきのちからが、ぬけるのをまてば!)キッ

    402 = 1 :






    やよい「真さーん、すみません、そこのタオルケットとってもらっていいですかー?」ヒソヒソ

      「えっと…… ああ、これだね、はい」ヒソヒソ

    やよい「ありがとうございます。 ……んしょ、っと」ファサ


     美希「…… あふぅ……」

    たかね「むにゃ……」


    やよい「美希さんがたかねちゃん抱えて一緒に寝てるの、もうすっかりおなじみですねー」

      「ホントにね。まあ、二人とも幸せそうだし、いいんじゃないかな?」

     小鳥「美希ちゃん、今日の予定はもうないはずだから、そっとしておいてあげましょう」●REC

    403 = 1 :


    【おくめんもない】

    たかね「ひびき、わたくし、とてもよいことをきいたのです」

      「えっ、なになに?」

    たかね「ふふふ…… ききたいですか」

      「うん、知りたいな、早く教えてよ」

    たかね「きいて、おどろくなかれ…… じつは……!」

      「実は……?」ゴクリ

    たかね「えきまえのでぱあとで、ほっかいどうぶっさんてんがあるそうなのです!」

      「あ、そうなの」

    たかね「しかもそこで、げんていの、ほっかいどうのらぁめんがしょくせると!!」

      「そうか、そりゃよかったなー。さ、帰ろうか」

    たかね「なっ! そこは、『たかねはいいこだから、ごほうびにつれていってあげるぞ』でしょう!?」

      「ごほうびを自分から要求する時点でたぶん、いい子じゃないよね」

    たかね「なんと!」

    404 = 1 :


    【シースルー】

    たかね「おうちのえれべーたあと、なにかちがうのですか?」

      「乗ってみたらすぐにわかるさー。あっ、ちょうど着いたよ」

    チーン

    たかね「! すごいですっ、ひびき!! かべからおそとがみえます!」

      「でしょ? ほかのお客さんもいるんだから、あんまり騒がないでね」


    たかね「うごきはじめました! おお、ぐんぐんと……!」

      「はいはい、そんなに張り付いてたらほっぺの跡がついちゃうぞ」


    たかね「…… あの、ひびき…… まだ、うえにあがるのですか……?」

      「そりゃそうだよ、催事場ってだいたい一番上のフロアだから」


      「そろそろ着くよー。 ……たかね、自分にしがみついてたらお外が見えなくない?」

    たかね「け、け、けっこうです、もう、じゅうにぶんにみたので、いりません」ブルブル

    405 :

    可愛いなぁもう

    406 = 1 :


    【函館札幌旭川】

      「早く決めちゃいなよ、たかね」

    たかね「しお…… いえ、やはりみそ…… ああ、しかし、しょうゆもすてがたく……!」

      「もう店員さん呼ぶぞー?」

    たかね「まってください! ひびき…… このかっとう、ひびきもわかるでしょう!?」

      「いやごめん、全然」

    たかね「なにゆえです!?」

      「自分、こういうとき、悩まないでぱっと決めちゃう方だからさ」

    たかね「ああ…… しょせん、ひびきには、このすうこうななやみは、りかいできませんか……」




      「よーし、たかね、帰りもさっきのエレベーターに乗ろうなー」

    たかね「いやです! それだけはいやでございます!!」ガクガク

    407 = 1 :


    【らんぐどしゃ】

    たかね「あちちっ…… のうこうで…… あひゅ、たいへんに、びみで、あちっ!」ズズ

      「無理にしゃべらなくていいから、落ち着いて食べなよ」ズズズ

    たかね「このかんどう! くちにせずには、あちっ、いられな、あちち」

      「味噌ラーメンって、ただでさえ熱いんだからさ…… 少し冷めるの待てば?」




    たかね「…… ひびきのしおらぁめんも、まこと、おいしそうですね」ジーッ

      「うん、すごくいい味。あっさりしてるんだけど、深みがあるっていうか」ズズ

    たかね「ひびき。みそらぁめんがほどよくさめるまで、わたくし、てもちぶさたです」

      「だろうね。おとなしく待ってるんだよ」

    たかね「…… そのしおらぁめん、こがらなひびきには、おおすぎませんか?」ダラダラ

      「よだれふいて、素直にくださいって言えたら、ちゃんと分けてあげるぞ」ズズ

    408 = 1 :


    【新井式廻轉抽籤器】

      「じゃあ、これでお願いします」

     店員「かしこまりました」

    たかね「ごちそうさまです! たいへんに、びみでした!」

     店員「あら…… ふふっ、ありがとうございました。はい、お嬢ちゃん、抽選券をどうぞ」

    たかね「おや、これは?」

      「…… へえ、今、キャンペーンで福引やってるんだってさ」

    たかね「ふくびき?」




    たかね「すると、きんいろがでたら、おにくのせっとがいただけるのですねっ!?」

      「当たれば、ね。何分の一の確率かもわかんないけど」

    たかね「わたくしが! わたくしがあててみせます!」

      「はいはい…… すみませーん、抽選2回分、お願いしまーす」

    409 = 1 :


     係員「いらっしゃいませー。おっ、お嬢ちゃんが引くの?」

    たかね「はい! きんいろで、おにくがもらえるとききました!」

     係員「そうだよ、まだ1等は出てないから頑張って当ててね」

    たかね「では…… まいります!」メラメラ

     係員「おおー、いい気合の入り具合だ。じゃあ、張り切ってどうぞ!」

    たかね「…… とおおーっ!!」

    ガラガラガラガラ




    たかね「しろ…… しろがふたつ! これは、なにがいただけるのですか!?」

      「そこに張ってあるでしょ。見事に残念賞だぞ」

    たかね「なんと!?」ガーン

     係員「んー、惜しかったね。さっきの気合に免じて、1個おまけしといてあげよう」

    410 = 1 :


    【ロゴbyダリ】

    たかね「……」ズーン

      「元気出しなって、たかね。あんなの、まず当たらないんだから」

    たかね「おにく…… おにくが……」ウルウル

      「それより、さっき残念賞でもらったもの、なんだか知ってる?」

    たかね「…… いえ。もちろん、わかりません」

      「だよね? チュッパチャプスって言って、要は棒のついた飴なんだけど」

    たかね「あめ…… ということは、つまり、おかしですか?」パァ

      「そうそう。さっき三本もらったからさ、帰ったら一緒に食べようよ」

    たかね「では、わたくしがもらったのですから、わたくしがふたつでひびきがひとつですね!」

      「あはは、しょうがないなあ、それでいいよ」

    411 = 1 :


    【ことしもやってくる】

    たかね「しかし、よるだというのに、まちなかは、ひるのようにあかるいですね」

      「時期が時期だからなー。もうすぐクリスマスだもん」

    たかね「その、くりすます、というのは、なにかくるしいぎょうじなのでしょう?」

      「え? 違うよ、お祭りみたいなものだぞ。苦しいって、なんで?」

    たかね「せんじつことりじょうが、ひどく、にがにがしげなかおでいっておりましたので」

      「あ、ああー…… たかね、今後ピヨ子にその話題振るのはやめとこうね」

    たかね「では、くりすますとはなんなのですか?」

      「簡単に言えば、昔の有名な人の誕生日なんだ。みんなでそれをお祝いするんだよ」

    たかね「ふむ。ならば、ことりじょうは、そのひとにうらみでもあるのですね」

      「絶対違うからね!? 間違ってもピヨ子に言っちゃダメだぞ!」

    412 = 1 :


      「色々あって今では、大事な人に贈り物をあげる日、ってことになってるのさー」

    たかね「おくりもの、ですか?」

      「誕生日のお祝いだったのが、家族とか親しい人とかに贈り物するように変わった感じかな」

    たかね「ふむ、なるほど」

      「最近じゃまた違ってきて、大事な人と二人で過ごす、ってのが一般的だしね」




    たかね「となると、ことりじょうはなぜ、あれほどにがにがしいようすだったのでしょう?」

      「え、ええと…… まだ、誰と一緒に過ごすか決まってない…… とか……、じゃないかな?」

      (ごめんピヨ子! ……なんで謝ってるのか自分もよくわかんないけど、とにかくごめん!)

    413 = 1 :



    たかね「たしかに、いっしょにだれもいないのは、さびしいでしょうね……」

      「…… ま、そういう意味じゃ、自分もピヨ子と大差ないんだけどなー」

    たかね「そうですか? ひびきは、さびしくないはずですよ?」

      「えー、どうしてさ?」


    たかね「だって、わたくしが、となりにいるからです。ふふっ」ギュッ

      「…… ああ、うん、そっか。うん、おかげで、さびしくなんかないぞ!」ギュ

    414 = 1 :


    本日の投下は、これでおしまいです。

    415 :

    ひびたかわっほい!

    416 :

    ほう

    417 :

    癒されますね。それにしても小鳥さんはなぜモテないのか
    かなり優良物件だと思うんだけどな…変態な部分を抜けば

    418 :

    >>414
    イッチのID、数字4桁あるのがそこそこ珍しい上
    投下時刻の揃い方がきれい

    419 :


    【透明キャンパス】

    たかね「さむいので…… わたくし、おふとんからでるのをだんこ、きょひします」

      「もー、そんなこと言ってー。どうせ起きなきゃいけないんだからさ」

    たかね「いいえ! いざとなれば、おふとんとしんじゅうするしょぞん!」キリッ

      (…… どうせいつもどおり、ご飯できるころには出てくるだろうけど…… そうだ!)

      「ふーん、そうかぁ。じゃあ自分、お絵かきでもしよっかなー」スタスタ

    たかね「…… おえかき? こんなあさから……?」

      「おおー、指だけでどんどん描けて楽しいぞー!」キュキュッ

    たかね「ゆ、ゆびだけで…… おえかき……?」

      「まだスペースいっぱいあるなー、よーし、自分だけで使い切っちゃおーっと」キュキュキュ

    たかね「…… ひびき、わたくしも、おえかきしたいです!」ムク

      「じゃあ、早くおいでー。ちゃんとあったかい格好するんだよ?」

      (……結露が役に立つのって、こんなときくらいだなぁ)

    420 = 1 :






      「どーだっ! 我那覇響作、題して『いぬ美とたかね』!」

    たかね「ほほう…… これは、なかなかのりきさくですね」

      「カンペキだから、絵だってすらすら描けるのさー。たかねもいぬ美も毎日見てるし」

    たかね「しかし、このわたくしにはいっぽ、およばないようです」フフン

      「そういえばたかねの描いたの見てなかったな、どれどれ?」




    たかね「どうですか。わたくしのうでまえに、こえもでないようですね、ひびき?」

      「こっ…… これは!?」

    たかね「これこそは、だいして」

      「すごいぞ、アメーバ上手に描けたな! え、たかね、見たことあるの?」

    たかね「あめえば!?」

    421 = 1 :


    【明】

    たかね「おや…… ひびき、あそこにみえるのは、おつきさまですか?」

      「そうだよ。時期によって、朝とか昼とかでも見えるのさー」

    たかね「なぜですか? ひるはおひさまが、おつきさまはよるに、でるものでしょう?」

      「えーっと、それはね……」

      (地球の自転と月の公転が、なんて話してもわかんないだろうしなぁ……)

      「…… きっと、お日様が一人ぼっちに見えたから、お月様が遊びにきてあげたんだよ」

    たかね「ふふ、すると、あかるいようで、おひさまはさびしがりなのですね」

      「でも案外、お月様が、一人じゃ寂しいからって会いにきたのかも」

    たかね「む、りょうほうとも、ありそうです…… ひびきは、どちらだとおもいますか?」

      「なんとなく、お月様が寂しがってそうな気がするぞ。たかねはどう思う?」

    たかね「ならばわたくしは、おひさまがさびしがり、というほうをとります!」

    422 = 1 :


    【1520mm】

       『…… お立ちのお客様は、吊り革や手すりなどにおつかまりください……』

    ガタンゴトン

    たかね「どうしてでんしゃのなかには、わっかがぶらさがっているのですか?」

      「立ってるお客さんがあれを持って、体を支えるためだよ」

    たかね「いったい、どのようなてざわりなのでしょう……」

      「いやぁ、別に、そんないいものでもないと思うけど」

    たかね「わたくし、とどかないので、きになります。ひびきは、もったことがあるのですね」

      「えっ…… え、ああ、も、もちろんだぞ、自分はたかねと違ってちゃーんと手が届くからな!」

    たかね「どのようなかんじなのです? つるつるしているのですか? やわらかいのですか?」

      「その、えっと、……まったりとして、それでいてしつこくないっていうか」

    たかね「ひびき、どうしたのですか、めがおよいでいます」

    423 = 1 :


    【修行】

    たかね「ことりじょう、あまっているかみはありませんか?」

     小鳥「紙? たかねちゃん、なにか書くの?」

    たかね「はい、わたくし、おえかきをしたいのです」

     小鳥「なるほど、それなら大きめで真っ白のがいいわね。ちょっと待ってて」




     小鳥「お待たせー。これ全部コピーのし損じだから、どれだけいっぱい使っても大丈夫よ」ドサ

    たかね「こんなに! ありがとうございます、ことりじょう」

     小鳥「どういたしまして。すてきな絵が描けたら、わたしにも見せてね」

    たかね「ええ、もちろんです。にどとひびきに、あめえばなどとはいわせません……!」ゴゴゴゴ

     小鳥「アメーバ?」

    424 = 1 :


    たかね「ちなみに、ことりじょうは、おえかきはすきですか?」

     小鳥「わたし? そうね、うん、嫌いじゃないわ」

    たかね「よろしければ、いっしょにおえかきはいかがでしょう」

     小鳥「じゃあ…… こっちの作業もちょうどひと段落したし、ちょっとだけ」




     小鳥「よーし、完成っと。たかねちゃんと響ちゃん描いてみたわ、どう?」

    たかね「わたくしもできました! だいして、『みそらぁめんとわたく ……!?」

     小鳥「……たかねちゃん? ごめんなさい、イマイチだったかしら」

    たかね「ことりじょう…… いえ、ししょうとよばせてください!!」

     小鳥「ええ!?」

    425 = 1 :


    【秋月律子の場合】


     律子「うーん……」カタカタカタ


     律子「……」ペラ カリカリ


     律子「…… あー…… なんか、どうにもしっくり来ない……!」


     小鳥「だいぶお疲れみたいですね。律子さん、ちょっと息抜きとかしてみたらどうですか?」

     律子「ありがとうございます。企画書、もう一息なんですよ」

     小鳥「根を詰めすぎないでくださいね。それじゃあわたし、ちょっと買い物へ行ってきます」

     律子「わかりました。お気をつけて、小鳥さん」

    426 = 1 :






     律子(ううーん…… もう一息、なんて言ってはみたけど、どうにも……)

    たかね「……」ジーッ

     律子(……ぐだぐだ考えてたって始まらないわね。やるしかないんだから)

    たかね「あの、りつこじょう?」

     律子「…… あー、たかね? ごめん、今ちょっと手が離せないの、もう少ししたら――」

    たかね「これをどうぞ」

     律子「え、これ…… 私にくれるの? あ、ありがと」

    427 = 1 :


    たかね「それは、ちゅぱちゅ…… ちゅっぱ、ちゅぱっち……」

     律子「ああうん、チュッパチャプスね?」

    たかね「はい、そういうなまえのあめで、あまくてびみなのです」

     律子「たかね、自分で食べたらいいじゃない。これ、おやつ用に持ってきたんでしょう?」

    たかね「あまいものをたべると、げんきがでるといいます、りつこじょう」

     律子「!」

    たかね「おつかれのように、みえたので…… ごめいわくでしたか?」

     律子「……いいえ、助かったわ。じゃあこれ、ありがたくもらうわね」

    たかね「はいっ!」

    428 = 1 :






    ガチャ

    あずさ「戻りました~」

     亜美「ただいまー…… って、あああああーっ!?」

    たかね「ひゃっ!?」ビクゥ

     律子「ちょっ…… なにごふぉ!? ほうかひはの!?」

     亜美「あ、あずさお姉ちゃん! 律っちゃんが、律っちゃんがグレちゃったぁーっ!!」

     律子「……は?」

    あずさ「えっ? 亜美ちゃん、何を言っ…… ……!?」

     律子「?」

    あずさ「…… あのぉ、律子さん、それ…… たばこ……、ですか……?」

     律子「え?」

    429 = 1 :


     律子「たふぁこ……? ……あ、あっ、ふぇ、ひが…… ええい!」

    チュポン

     律子「ほ、ほらっ違いますって! ねっ!? これ飴です飴の棒! チュッパチャプス!」

    あずさ「あ、ああ…… なぁんだ! もう、びっくりしちゃいましたよ」

     亜美「…… だ・と・し・て・も、さぁ?」

     律子「こ、今度はなによ?」

     亜美「律っちゃんともあろうお方がさー、お仕事中にチュッパチャプス舐めたりしていいのかなー?」ニヤニヤ

     律子「え……、これは、その、だって!」

    あずさ「うふふ、しかたないですよね~? 甘いものがほしいときって、ありますよね」ニコニコ

     律子「あ、あずささんまでっ!?」

    430 = 1 :






    たかね「ふふ、すっふぁりげんひになっふぁようでしゅね、りふこじょお」ペロペロ

     律子「……おかげさまでね。とりあえずそれ、私からお礼、ってことで」

    たかね「ひかひ、こんふぁにおおひな、ぼうふひのあめを、いたふぁいてよいのでふか?」ペロペロ

     律子「食べながら言う台詞じゃないわよね、それ」

    たかね「む…… たひふぁに……」ペロペロ

     律子「ま、たまにはそういうのもいいでしょ。危ないから、歩きながら舐めるのは絶対ダメよ?」

    たかね「ふぁい!」ペロペロ

     小鳥(……律子さん、ペロペロキャンディなんて、どこで見つけてきたのかしら) ●REC

    431 = 1 :


    【商標登録済】

    たかね「ひびき、れいのものをだしてください」

      「例の…… ああ、あれか。ふふ、あれなら掃除機と違って怖くないもんね?」

    たかね「こ、こわいのではありません! おそうじのこうりつがよいだけです!」

      「まあ確かに、夜にあんまり掃除機使うわけにもいかないもんなー……」ゴソゴソ

    たかね「おともせず、てがるにつかえますし…… それに、わたくしがたのしいです!」

      「最後のがメインの理由だよね、知ってるぞー」




      「じゃあ、これ。よろしくね」

    たかね「はい! わたくしがこの"ころころ"で、おへやじゅう、ぴかぴかにしてみせます!」

    432 = 1 :



    たかね「むむ…… やはり、るすのあいだにみなが、けやはねをちらかしていますね」コロコロ


    たかね「やわらかで、あまりながくないこのけは、ねこきちどののもの」コロコロ


    たかね「こちらにはこまかい、わたのようなものが…… おうすけどのの、はねでしょう」コロコロ


    たかね「これは…… うさえどのか、ぶたたどの、はたまた、ももじろうどのの……?」コロコロ




    たかね「む。この、ながくてなみうった、しろいけは…… いぬみどののものですね」コロコロ

      「なに言ってるのさ。どう見てもそれ、たかねの髪の毛だぞ」

    たかね「なんと!?」

    433 = 1 :


    【弟子入り志願】

    たかね「そういえば、ひびき。わたくし、ひびきにおそわりたいことがあるのです」

      「自分に? へえ、いったい何?」

    たかね「あみもののつくりかたを、おしえてください」

      「編み物? ……セーターとかマフラーとか、そういう編み物?」

    たかね「はい、そのあみものです」

      「教えるのは全然かまわないけど…… なんで?」

    たかね「…… わたくしも、ゆくゆくは、まふらーやぼうしをつくれるようになりたいのです」

      「ふーん? まあ、なんにでも興味もつのはいいことだぞ!」

    434 = 1 :


      「たかね、最初はなにを作ってみたいの?」

    たかね「はじめてあむのに、おすすめはなんでしょうか」

      「定番は…… やっぱりマフラーかな。セーターとか帽子とかは、立体的で難しいからね」

    たかね「それならば、まふらーにします!」

      「よし、じゃあ…… 毛糸はこのへんの番手がいいかな」

    たかね「お、おお……!? おもっていたより、ずいぶんふといのですね」

      「最初はこれくらいがいいよ。あんまり細いと、完成まで時間がかかっちゃうのさー」

    たかね「ふむ…… まるで、おうどんのようです」

      「言われてみれば、確かに。しかし、たとえがうどんって、ぶれないなホントに」

    435 = 1 :


    【What kind of color】

      「あ、そうだ、色はどうする?」

    たかね「いろ?」

      「そう、毛糸の色。これ次第で、けっこうできあがりの印象が違うぞ」

    たかね「どんないろでも、あるのですか?」

      「だいたい揃ってるよ。こないだ自分が使ったのに似た、臙脂っぽいのとかはどう?」

    たかね「…… あの、ひびき、あおいけいとはありませんか」

      「青? なくはないけど…… でも、たかねには臙脂色、よく似合うと思うけどなー」

    たかね「わたくしも、たまには"いめちぇん"をしてみたいのです」

      「んー、じゃ、これなんかどうかな? 明るめの青、ライトブルーって感じだけど」

    436 = 1 :


    【前途多難】

      「それじゃまず、作り目ってものの作り方から説明するね」

    たかね「つくりめ、ですか」

      「編み物の、土台になる部分っていえばいいかな。これを作って、そこから編み始めるの」

    たかね「なるほど。よろしくおねがいします」

      「じゃあ最初は、編みたいマフラーの幅の3倍ぶんくらい、毛糸玉から糸を引き出すぞー」

    たかね「このはしっこを、ひっぱればよいのですね?」

      「端っこ? ……ちょっと待った、たかね、玉の外じゃなくて、内側から――」

    たかね「えいっ」ズルッ

    コロコロコロ

    たかね「おや? たまが、ころがってしまい…… はっ!?」

    ねこ吉「ニャッ」 ダッ

    たかね「なっ、わ、わたくしのけいとになにをするのです!?」

      「ねこ吉っ!? なんてお約束な…… じゃなくて! こらーっ!」

    437 = 1 :


    【冷気と熱が両方そなわり】

    たかね「わたくし、おもうのですが……」

      「んんー? なあにー?」クター

    たかね「こたつは、にんげんのかんがえた、もっともいだいなはつめいではないでしょうか……」トローン

      「冬場はそう思うよねー…… そうだ、ちょうどいいから、別の偉大な発明も足そう」




    たかね「? ……なぜ、このさむいのに、れいとうこをあけるのです?」

      「寒いからこそ、ってね。はい」

    たかね「これは…… いったい? こおっているのですか?」

      「アイスクリームだぞ。たかねの言ったとおり、凍ってるお菓子」

    たかね「おかし! ……とはいえ、こおっているのでは、たべられませんね」

      「それが食べられるんだなー。それ、開けてみて」

    438 = 1 :


    たかね「しかし…… ひびき、これはいかにもつめたそうです」

      「冷たくなきゃアイスはおいしくないぞ。こたつに入ってるんだから、寒くないでしょ?」

    たかね「それはたしかに、そうですが……」

      「ん、それじゃあまず、自分のぶん一口あげるよ。大丈夫、すごくおいしいから」

    たかね「ふむ、そういうことなら」

      「はい、あーん」

    たかね「…… あーん」 パク




    たかね「!! つ、つめた…… あま! おおお!?」

      「ね、おいしいでしょ」

    たかね「あまくて、おくちで、とけて…… ああ、なくなってしまいました!?」

      「どう? もっと食べたくなった?」

    たかね「ひ、ひびき、わたくしのぶんは、どうやってあけたらよいのですかっ!」ワタワタ

      「ふふ、焦らなくてもアイスは逃げないぞー。ほら貸して、開けてあげるから」

    439 = 1 :


    たかね「ああ…… なんという……! つめたくて、あまくて、とろけて……!」パクパク

      「これもすごい発明だと思うんだよね。凍ってるのに、こんなにおいしいなんてさ」パク

    たかね「ええ、ええ、まことに」パク

    キーンッ

    たかね「!?」

      「たかね、どうかしたの?」パク

    たかね「い、いたあぁぁぁっ!? あ、あたまが、きーんとなって……!!」

      「…… あー、冷たいもの食べるとそうなる人、いるらしいね」

    たかね「ひびきは…… ひびきは、いたくならないのですか!?」

      「うん。自分はそれ、経験ないんだ」パク

    たかね「そんな、めんような…… っ! ふこうへいです!! ああ、いたた……!」

    440 = 1 :


    本日の投下は、これでおしまいです。

    442 :


    コタツでアイスって美味しいよね

    443 :

    おつおつ

    445 :


    【Catch!】


      「……うん、たぶん、ただの風邪だとは思うんだ」


      「熱が出てるくらいで、あとはちょっと咳をしたりとか」


      「とりあえず、家にあった風邪薬は飲んだから、少しはマシになったと思う」


      「うーん、もっとひどくなるようなら考えるけど…… でも、ほら、保険とかさ……」


      「えっ? ああ、学校の方は大丈夫だぞ、もう連絡入れといたから」


      「ごめんプロデューサー、迷惑かけて。みんなにもよろしく伝えといてね。うん、それじゃ」


    ピッ


      「さてと、お待たせ。たかね、気分はどう?」

    たかね「…… ゆうべよりは、けほ、だいぶ…… らくです」

    446 = 1 :


    【くーるだうん】

      「うん、お薬、きいたみたいだね。熱はまだあるけど、ちゃんと下がってるよ」

    たかね「そうですか…… じぶんでは、よく、わかりません」

      「だよね。あんまり気にしなくていいぞ」

    たかね「はい……」

      「とはいえ、まだ冷やしといたほうがよさそうだな…… 冷えピタ、交換しとこう」

    たかね「おでこの、これですか?」

      「そう、貼ってるやつ。今ついてるぶん、ぬるくなっちゃったでしょ?」

    たかね「そうですね…… もう、ひんやりはしません」

      「ん、よし。じゃ、新しいのと替えようね」

    たかね「こころえました…… ただ、あの、ひびき?」

      「なあに?」

    たかね「ゆっくり、おねがいします。きゅうに…… ひやっとすると、どきっとしますゆえ……」

    447 = 1 :


    【ただでは寝ない】

    たかね「…… おねがいが、あるのです、ひびき」

      「なぁに、たかね。なんでも聞くよ」

    たかね「わたくし…… らぁめんが、とてもすきです」

      「うん、知ってるぞ…… ラーメン食べたい? 作ってこようか?」

    たかね「もし…… もし、わたくしの、やまいがなおったら……」

      「たかね……」

    たかね「そのときは…… かっぷめんを、まいにちたべてもよいという、やくそくを……」

      「ちょっと待って、ホントに熱あるんだよね?」

    たかね「……げんちをとりそこねましたか」

      「!?」

    448 = 1 :


    【見舞い客ズ】

      「なにか食べられそうなもの用意してくるよ。自分、見えるとこにいるから、大丈夫だよね?」

    たかね「はい…… もちろんです。わたくし、もう、ごさいですから……」

      「そうだったなー、えらいぞたかね。眠かったら、気にしないで寝ちゃっていいからね」ナデナデ




    たかね「…… おや、いぬみどの、ねこきちどの。わざわざ、きてくれたのですか」

    たかね「はむぞうどのに、しまおどの…… うさえどの、ぶたたどのまで」

    たかね「ふふ、おうすけどのと、ももじろうどのが、そろってとぶのは、はじめてみました……」




    たかね「へ、へびかどの、わにこどの…… おきもちは、まこと、こころから、うれしいのです」

    たかね「ただ…… あの、ごはんのおすそわけは、あの、ほんとうに、けっこうですので、ひぃ」

    449 = 1 :


    【ド定番】

      「昔から、風邪をひいたときにはこれって決まってるんだぞ」

    たかね「……だれが、きめたの…… ですか?」

      「さあ…… ふふ、そう言われてるだけで、ほんとは誰でもないんだろうね」

    たかね「ひびき…… それは、なんですか」

      「食べたときのお楽しみ。きついだろうけど、何かおなかに入れたほうがいいからさ」

    たかね「…… いちり、ありますね。では……」

      「ああ、いいよ、食べさせてあげる。ちょっとだけ体起こすよ?」

    たかね「はい…… おねがいします」

      「ん、しょっと…… よし。じゃあ、はい、あーん」

    たかね「あーん……」

    450 = 1 :


    たかね「…… ひんやりして、ここちよいです」ムグムグ

      「よかった。これなら熱があるときでも、すっと食べられるからね」

    たかね「これは、おりんごですね?」

      「そう、すりおろしたりんご。蜂蜜と、ちょっとだけショウガも足してるの」

    たかね「おいしいです…… まだ、ありますか?」

      「たかねならきっとそう言うと思って、たくさんすっといたよ。はい、あーん」

    たかね「……あーん」

      「自分もひどい風邪のときは、あんまーに食べさせてもらってたさー。懐かしいなー」

    たかね「んむ…… たいへん、びみです。もうすこし、ください、ひびき」

      「しっかり食べて、早くよくなるんだぞ。ほら、あーん」


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