私的良スレ書庫
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元スレ健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」
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京ちゃんの事を忘れられずにすこやんに宣戦布告するけど返り討ちに合う宮永咲プロをお願いします
んで、最後に見せつけるようにイチャイチャがあると、なおご馳走。
んで、最後に見せつけるようにイチャイチャがあると、なおご馳走。
アレだろ、見せつけるってそういうのでなくいつも通りイチャイチャしてる2人見てあっこれ私がつけいる隙ないやつだってなるやつだろ
ただいまー
昼に暇な時ウェールズ神話について書かれた洋書を和訳してたのですが、後輩ちゃんが食いついてきました
女の子でもそういうの興味ある人いるんですね
>>454
もちろんわかってますよー
それでも、イチャイチャはないですね。
二人とも成長して人間としてわりと出来てますから
それでは23時から投下します
>>460
どっちかって言うと理系です
和訳とかは完全に趣味です。北欧神話とか好きです。厨二乙
姉が国際コミュニケーションとかよくわからない学科だったので資料に困りませんでした
そろそろ始めます
今日も今日とて書きながらの投下
《君の背中に恋をした》
それは夜空に光る星よりも輝いていた
最初は気づかなかった。自分に関わる中では親しかったが、所詮4、5年の付き合いだった。
だが、彼がとある女性と付き合い始めたことによって変わっていった。
突然勉強し始めた。彼曰く、彼女の役に立つには何でもやりたいから。
料理にも励んでいた。最初の頃は麻雀部のみんなも含め失敗した微妙な味の弁当も食べさせられた。
バイトも時間の隙を縫ってやっていた。おそらく彼女に会うためだろう。
勿論……麻雀もめちゃくちゃ強くなった。付き合っている彼女は恐らく日本で最強で、その人に鍛えられているのだから。
普通に楽しく遊んで日々を暮らす男子高校生とは一変、忙しく動き出した彼の背中はなんと大きく見えたか。
そんな忙しくなった彼なのに、昔と変わり……迷子の私をよく見つけてくれるようになった。
彼の手に引かれ、導かれて、私は彼が気になり始めた。
よりにもよって恋人のいる彼に、恋をした……
健夜「それじゃいってきまーす」
京太郎「いってらっしゃい」
ガチャ バタン
健夜「~~~~♪」
トコトコトコ
??「あの……」
健夜「ん?……あ、咲ちゃん、久しぶり。といってもフェレッターズとの対戦とかで顔合わせたりしたか。あんま喋れなかったけど」
咲「突然すいません」
健夜「どうしたの?」
咲「……っ。あの、少しお時間いただけませんか?」
健夜「んー……この後仕事だから、それの後じゃ駄目?」
咲「いいですよ。何時に終わりますか?」
健夜「16時くらいには終わると思う」
咲「わかりました」
健夜「それじゃまた後で」
トコトコトコ
健夜「……ちょっと様子変だったかな」
────────────
─────────
──────
───
健夜「おまたせ」
咲「いえ、それじゃ付いてきてください」パタッ
健夜「うん」
健夜「それで、どこに行くの?」
咲「…………」
健夜(なんか気まずい……こんな喋らなかったっけこの子……)
咲「ここです」
健夜「雀荘?」
咲「すみません、予約してた宮永です」
店員「どうぞ、右奥の8番です」
トコトコ ガチャ バタン
健夜「それで……話って何?」
咲「私と賭け麻雀をしてください」
健夜「……どういうこと?」
咲「そのままの意味です」
健夜「賭ける物は?」
咲「自分の願い事。勝てば相手はそれに従うだけ」
健夜「何がしたいの?」
咲「私は……っ。私の願い事は一つだけ」
咲「京ちゃんと別れて」
健夜「…………そう……わかった。私は決まってないから後で言うよ」
咲「っ!!受け入れるんですか!!」
健夜「当然だよ、だって……負けないから」ゴッ
咲「…………」
健夜「その前にトイレ行ってくるね。万全の状態でやりたいから。咲ちゃんも行っといたら?」
咲「いえ、私はもう待ってる間に済ませましたから」
健夜「そう……」
健夜「それじゃ始めよっか。ルールは10万点先取?」
咲「はい。チーなし、ツモの支払いは自分の分のみです」
健夜「普通の二人打ち麻雀だね」
咲「萬子と筒子の間は抜きませんけどね」
健夜「さして変わらないよ」
ガチャン
健夜「親は……私からだね」
健夜「そういえば咲ちゃんはなんでそんな願い事にしたの?」
咲「それは……」
健夜「京太郎君のことが好きだから?」
咲「っ!!」
健夜「そんなに好きなら、こんな小細工しないで直接私から奪い取ればいいと思うな」
咲「そんなこと
健夜「出来ないの?奪い取るのが嫌?だから私が別れた後に付き合おうって?」
咲「……」
健夜「そんな覚悟もないなら……やめたほうがいいよ。ツモ」
咲「!? 清老頭……」
健夜「良かったね、たったの16000だよ」
健夜「まだまだ、ここからギア上げていくよ」ゴッ
────────────
─────────
──────
───
健夜「はい、終わりだよ」
咲「ありがとう……ございました」
健夜「一つ、聞いてもいい?」
咲「……なんですか?」
健夜「京太郎君と話した?」
咲「……」フルフル
健夜「それじゃ、私の願い事は一つ」
健夜「京太郎君にしっかり打ち明けること」
京太郎「咲……」
咲「京ちゃん……」
健夜「京太郎君、後……よろしくね」
京太郎「はい」
咲「京ちゃん、私……」
ナデナデ
京太郎「ゆっくり、話せばいいぞ」
咲「わた、私は……」
京太郎「うん」
咲「京ちゃんのことが好き……」
京太郎「……」
咲「料理も勉強も麻雀も、全部頑張ってて……私を引っ張ってくれた京ちゃんのことが……好き」
咲「好きな人がいるってわかってて、付き合ってるってわかってて、それでも好きになっちゃった……」
咲「京ちゃんが長野離れちゃって胸が苦しくなっちゃって……それで……」
言葉に詰まる咲を見て、俺は少し胸の方に引き寄せてやる。
咲の華奢な手は一瞬後ろの方に回ったが、俺の胸元近くの服を握りしめた。
こんな風に泣かせておいて、俺はさらに残酷な仕打ちをしなければならない。
それでも、この機会をくれた健夜さんには感謝しなければ。
俺が咲の感情を断って、ここで押してやらなければ。他の誰にも任せてはならない。
俺のことを好いてくれている咲だからこそ、俺の手で……
既に涙を零している咲に二、三言葉を投げる。
お前なら大丈夫、そんな言葉は仕舞って。
その手はもう引かない……
しっかり歩く為に、涙はここに置いていけよ
咲なら大丈夫、大丈夫だから頑張れ……
京太郎「ただいま」
健夜「おかえり」
京太郎「……晩御飯つくります」
健夜「振ったの?」
京太郎「はい」
健夜「ごめんね、嫌な役押し付けちゃって」
京太郎「健夜さんのほうがきつい役だったと思いますけど」
健夜「そんなことないよ、私は……突き放しただけだから」
京太郎「だからこそ、です」ギュ
健夜「……仲直り出来るかな」ギュウ
京太郎「大丈夫です。咲の奴健夜さんの気遣いに気づきましたから」
京太郎「多分やる前にトイレ行ったときに呼んだんだろうって」
健夜「あはは……ばれちゃってたか」
京太郎「健夜さん、頑張りましょう」
京太郎「一緒に、頑張っていきましょう」
健夜「……うん」
京太郎(そうだ。覚悟を決めないとな……)
カン!
《おふとん》
健夜「ずっと雨だねー」
京太郎「まぁ梅雨ですから仕方ないです」
健夜「折角の休みなのに気分が滅入るよ」
健夜「そこで!」
京太郎「お?なんですか?」
健夜「一日イチャイチャしよう」
京太郎「脳みそ湿気りましたか?」
健夜「酷い罵りを受けた!?」
京太郎「いや、つい何を言ってるのかわからなくってですね」
健夜「ま、まぁ、それでね、この鬱屈した気分を吹き飛ばすために、イチャイチャしようって」
京太郎「それで具体的にどうするんですか?」
健夜「一日中、ベッドでイチャイチャしよう。お昼も先に作っておいてベッドの脇にでも置いとけば出来ると思う」
京太郎「まぁいいですけど」
健夜「え?いいの?私の欲望満載だよ?」
京太郎「まぁ吝かでないですし」
健夜「えっちなことは無しだよ」
京太郎「我慢できるかなぁ」
健夜「大丈夫、大丈夫」
京太郎「じゃぁ手軽に食べられるお昼作りますか」
健夜「うん!」
京太郎「さて作ったサンドイッチとおしぼりを脇に置いて……さて何したらいいですか?」
健夜「んー……じゃぁそこに仰向けに寝て?」
京太郎「わかりました」
健夜「それじゃその上に乗って……これでよし」
健夜「きょーたろー君の胸板が堪能出来る!んーー広いねー」ペター
京太郎(この体勢……エロい!なんか気持ちよさそうな顔してるし。でも……)
京太郎「健夜さん、これ辛いです」
健夜「私そんな重かった!?」
京太郎「そういうことじゃなくてですね、いつも健夜さんに腕枕して、横になってるんで仰向けは辛いってことです」
健夜「そっか、横になることになれちゃってるんだ」
京太郎「そういうことです」
健夜「うーん、でも、これは捨てがたいし……もうちょっと、もうちょっとだけ!」
京太郎「わかりました」
健夜「やった、ありがとう」ギュー
京太郎(かわいい)
健夜「さて、じゃぁ次は……私が腕枕してあげる」
京太郎「まじですか」
健夜「ま、まじだよ」
京太郎「やった!さぁさぁ!」
健夜(かわいいなぁ)
健夜「はい、どうぞ」
京太郎「失礼します」ポフッ
健夜「どう?」
京太郎「最高です」
健夜「よかった」ナデナデ
京太郎(いつも健夜さんが腕枕ねだるわけだ。これは麻薬だな、麻薬)スリスリ
健夜(うーん可愛い。きょーたろー君わりと女顔だしこういう行動も全く違和感無いんだよねー)
健夜「はっ!夢中になっちゃった!そろそろお昼食べよ」
京太郎「そうですねー」
健夜「じゃあ、壁に背中預ける感じで座って」
京太郎「こうですか」
健夜「じゃぁ私がこうで……完璧だね」
京太郎「なぜに膝の上に乗ってこっち向いて座るんですか」
健夜「こーこちゃんが持ってた漫画でこうやって食べさせあってたよ?」
京太郎(あの人どんな漫画読んでんだろ……)
健夜「それじゃ……あーん」
京太郎「あむ……ムグムグ、マヨネーズいい感じの量ですね」
健夜「あ、ついてる」
チュ チュ
健夜「普通のちゅーもしちゃった」
京太郎「はい、健夜さんも、あーん」
健夜「あむ、モグモグ、うん、やっぱきょーたろー君の作ったのだから美味しい!」
京太郎「ついてますよ」
ヒョイ パク
健夜「む、うーん……指についてる」
アム
京太郎「いや、何もついてませんでしたよね!」
健夜「レロ…ぺちょ…ん?ぷは…そんなことないよ」
京太郎「ふーん……じゃぁ俺はこうしちゃいます」
チュ…チュル…
健夜「んん…チュ…ぷはぁ、もう、舌入れるのは駄目」コツン
京太郎「すみませんやりすぎました」
健夜「わかればよろしい」
京太郎「さて、お昼ごはんも食べ終わりましたが……」
健夜「ね、きょーたろー君」
京太郎「なんですか?」
健夜「さっきのでちょっとスイッチ入っちゃったな……もっとちゅーしたいなー」
京太郎「わかりました、もっとしましょう」
チュ
健夜「おかえし」
チュ チュ
京太郎「さらにおかえしです」
チュ チュ チュ
健夜「まだまだ」
チュ チュ アムアム
京太郎「唇甘噛みとはやりますねー」
チュ チュ チュル アムアム
健夜「ふわぁぁ……舌、甘噛み、駄目だよぉ……」
京太郎「それは、もっとしてってことですか?」
健夜「……」
チュ
京太郎「そんなんで変事するなんて悪い人ですねー」
健夜「襲われちゃうー♡」
────────────
─────────
──────
───
変事→返事 です。申し訳ない
京太郎「んー……あ、やっちゃったよ」
健夜「むにぁ……」
京太郎「昼間っからなんて退廃的な……」
京太郎「今何時だろ……」
PM.08:30
京太郎「んー……」チラ
健夜「すぅ……すぅ…」
京太郎「……もっかい寝よう、おやすみ」
チュ
カン!
布石もちょっとずつ打ってます
こうやってるとエンディングに近づいてるんだなーと感慨深くなりますね
寝ます
でわでわー
《匂い》
健夜「だいぶ、あっつくなってきたねー」
京太郎「そうですね。床が気持ちいいです」
健夜「そこそんな気持ちいい?」
京太郎「はい、風がちょうど入ってきますし、日差しはちゃんとカーテンが塞いでくれますから」
健夜「ふーん……えいっ」
ムギュ
京太郎「熱くないんですか?」
健夜「まぁ……でも気持ちいい」
京太郎「汗かいてますよ?」
健夜「んー……クンクン」
京太郎「健夜さん?」
健夜「大丈夫、臭くない。むしろちょっと癖になる匂いかも」
京太郎「それ、普通に聞いたらドン引きですよ」
健夜「そうかなー?嗅いだらわかるよ」
京太郎「いやいや、自分の匂いってわかりませんよ」
健夜「……もしかして私も臭いのかな?」
京太郎「そんなことないですよ。むしろいい感じの匂いです」
健夜「私も汗かいてるんだけどなー」
京太郎「あれですよ、異性を誘惑する匂いなんですよ、きっと」
健夜「えっちの後、きょーたろー君の匂い嗅いだら、幸せになるのもそれなのかな」
京太郎「何やってんですか」
健夜「いやいや、どうせきょーたろー君もやったことあるんでしょ?変態さんだし」
京太郎「それ自分のこと変態だっていってますよ……まぁいつも嗅いでますけど」
健夜「いつもって……嫌なこと聞いちゃったなー」
京太郎「しょうがないじゃないですか。ぎゅっとしてるとその気なくても鼻に入ってくるんですから」
健夜「いやいやなの?」
京太郎「まぁ……いい匂いですが」
健夜「やっぱ変態さんだ」
京太郎「健夜さんも変わりませんよ?」
健夜「お似合いってことで」
京太郎「それでいいです」
健夜「えい」ペチン
京太郎「なんで叩くんですか」
健夜「返事が適当だったから」
京太郎「まぁ……」
健夜「匂い擦り付けちゃうよ。マーキングだー」コシコシコシ
京太郎「もう染み付いてますよ」
健夜「それもそっか……風きもちーね」
京太郎「ですねー」
カン!
今日の投下はこれで終わり
ただ……明日はなんと!仕事の無い休みです!!!ヤッター!!!
てことで午前中は撮ってたアニメとかみますが、お昼から夏のイベントをだらだら書いていきたいと思います
休みって素晴らしい!のんびりSSが書けるんですから
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