元スレ京太郎「俺が三年生?」久「私が幼馴染じゃ不満?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
951 = 942 :
返事がないただの焼き鳥のようだ
952 = 1 :
久「それじゃ、来年のインターハイで会いましょ」
菫「私もそれまでにもっと腕を磨いておこう」
智葉「次はその悪待ち、完全に断ち切ってみせるさ」
久「ちょっと、ただでさえ強いんだから勘弁してよ」
菫「じゃあ私は射抜いてやるよ」
久「人気者はつらいわね……」
京太郎「……なんか強敵との再戦を誓ってるところ悪いけどさ、その陰で犠牲になった俺のことも忘れないでください」
953 = 1 :
久「あら、いたの?」
京太郎「いたよ、ずっといたよ。わかってただろ」
久「じゃあ、生きてたの?」
京太郎「もし死んでたとしたら殺したのはお前らだからな!」
菫「すまない、練習に付き合ってくれて本当に助かった」
京太郎「あ、こちらこそ」
智葉「ただのナンパ男ではなかった、ということだな」
京太郎「人聞き悪くね?」
智葉「だがあの声のかけ方はナンパとしか思えなかったからな」
久「……あんた、変なことしてないわよね?」
京太郎「してないよ。誠心誠意説得しただけだっての」
智葉「どうだかな」
京太郎「ちょっ」
智葉「ふふ、冗談だよ」
954 :
京太郎「二人共強かったな」
久「強豪校ってのは伊達じゃないってことね」
京太郎「それに綺麗だったし……おもちも中々」ボソッ
久「何か言った?」
京太郎「いや、ひどい目にあったなって」
久「全部あんたの自業自得じゃない」
京太郎「それは……そうだな」
久「ま、結果的に良い経験になったけど」
京太郎「なら感謝しろよー」
久「殴られたいの?」
京太郎「ちょっ、腕は下ろそうぜ」
久「グランドマスターと対局してみたらこっちの気持ちもわかるかもね」
京太郎「対局以外でひどい目にあったから……」
久「だから自業自得だっての……あー、お腹空いた」
京太郎「もう晩飯時だしな……せっかくだからなんか食べてこうぜ」
久「そうね、どうせだったらがっつり食べたいな」
京太郎「よーし、じゃあ……あそこのカツ丼なんてどうよ?」
久「カツ丼……まぁ、いいか」
京太郎「なら早速行こうぜ」
955 :
なんで久は智葉並に強いんだ?
956 :
まだ1年だからじゃないかな
957 = 1 :
京太郎「お、以外と混んでんなー」
久「こんな時間だし、仕方ないんじゃない?」
京太郎「テーブル席は空いてなさそうだな……」
久「カウンターでもいいからとりあえず座りましょ」
「おや? 君は……」
久「げっ……」
京太郎「なんだよ、知り合い?」
久「さあ、人違いじゃない? それよりご飯よご飯」
「知らないフリしないでくれ。久だろ?」
京太郎「おい、名前で呼んでるぞ?」
久「知らないったら知らない……!」
「上埜……じゃなくて今は竹井だったな」
958 = 1 :
京太郎「おい、苗字まで知ってるぞ? やっぱ知り合いだろ」
久「あぁもう! なによ、靖子……!」
靖子「やっと返事してくれたか。まさかこんなとこで会うとはね」
久「私だって出くわすなんて思ってなかったわよ……」
京太郎「この人、どっかで見たことあるような……」
久「プロだからね」
京太郎「プロ……ああ、藤田プロ!」
靖子「そうだけど、あまり大声で呼ばないでくれ。あまり周りに騒がれても困るし」
京太郎「でも小鍛冶さんの後だしな」
靖子「なんだ、小鍛冶プロに会ってきたのか」
久「ひっどい目にあわされたけどね……」
靖子「ひどい目……まさか打ったのか?」
久「……そうだけど」
靖子「そうか……また麻雀を始める気になったのか」
久「今年のインターハイには間に合わなかったけどね」
京太郎「あの、それでお二人さんはどんな関係?」
靖子「そういえば君は、久の恋人か?」
久「勘弁して……」
京太郎「その反応、地味に傷つくから」
靖子「ふぅん、でもこいつは素直じゃないからね」
京太郎「ですよね」
靖子「まぁ、いわゆる近所のお姉さんというやつだ。私は長野出身だからね」
京太郎「なるほど」
959 = 1 :
靖子「幼馴染、ね。そういえばそんな話を聞いたことがあるような」
京太郎「え、気になる」
靖子「あれはたしか――」
久「靖子!」
靖子「っと、わかったわかった。言わないから落ち着いてくれ」
京太郎「そんなー」
久「終わりっ、この話題は終わり!」
京太郎「すっげー気になる……生殺しじゃん」
靖子「少なくとも、君は嫌われてないってことだよ」
久「だーかーらー!」
靖子「はいはいわかったわかった。お姉さんは黙ってるよ」
960 = 956 :
久ちゃん可愛い
961 = 1 :
靖子「んー、中々おいしかったな」
久「相変わらずのカツ丼好きね」
京太郎「無類のカツ丼好きとは聞いたけど……食べ過ぎだろ」
靖子「そうかな? 大食いの人たちよりは少ないと思うけど」
京太郎「比べる対象が間違ってると思いますよ」
久「太るわよ」
靖子「ところがそうじゃないんだな」
久「ぐっ……たしかに」
962 = 1 :
靖子「ところで、これからどうするんだ? どこかホテルでもとってあるのか?」
久「日帰りよ。そんなお金ないしね」
京太郎「右に同じく」
靖子「そうか……なら、ちょっと付き合わないか?」
久「時間ないって言ってるでしょ」
靖子「そこまで時間はかからないよ。終わったら駅まで車で送る」
久「……もし乗れなかったら車で長野までお願いね」
靖子「おいおい、三時間はかかるんだぞ?」
久「もしの話でしょ。それともそんなに遅くなるわけ?」
靖子「まぁ、いいや。それじゃあついてきてくれ」
京太郎「ところで、どこに?」
靖子「それはね……」
靖子「インターハイの会場だよ」
963 = 1 :
久「……」
京太郎「へぇ」
靖子「あと少ししたら、ここで全国の頂点を競う大会が始まる」
久「……ここが」
久(ここでインターハイが……)
久(あの女、福路美穂子も……)
京太郎「……久ちゃん?」
久「大丈夫よ」
京太郎「ならいいけどさ」
久「それで、ここを見せてどうしたいわけ?」
靖子「来年、ここに立つんだろ? なら目指す場所を見といたほうがいいと思ってね」
久「そう……」
靖子「さて、私の用はここまでだ。どうする? すぐに駅に向かうか?」
久「もうちょっと、ここにいる」
靖子「そうか……じゃあ車の方で待ってるよ」
964 = 1 :
久「で、あんたもここにいたいの」
京太郎「違う。久ちゃんと一緒にいたいんだ」
久「そう」
久「……ねえ、インターハイ、出られるかな?」
京太郎「さぁな」
久「なによそれ。あんたもソフトボールの大会出たことあるんでしょ」
京太郎「俺はチームプレー主体だったからな。自分一人でどこまでできるかとかそういうのとは違ったし」
久「チームプレー……団体戦。そういえばあの女も団体戦に出てるのよね」
京太郎「あの女? ……ああ、みほっちゃんね」
久「……よし、決めた」
965 = 1 :
久「来年、団体戦でも全国狙うわ」
京太郎「団体戦? うちの麻雀部で?」
久「そう。だからまずは部員集めからね」
京太郎「そりゃまたしんどそうだな」
久「でも、手伝ってくれるんでしょ? 京太郎」
京太郎「今、名前で……」
久「なんか問題ある?」
京太郎「いや、全くない」
久「ならいいでしょ」
久(私は、性格も麻雀もひねくれてる)
久(でも、これでちょっとは素直になれたかな?)
966 :
ハンドボールよね?
967 = 1 :
菫「た、ただいま……」
「菫、遅かったね」
菫「寮監にこってり絞られたよ……」
「ご愁傷様。ポッキー食べる?」
菫「ああ、一本だけ」
「ん……」クンクン
菫「どうかしたのか?」
「なつかしい匂いがしたから」
菫「なんだそれ?」
「ううん、多分気のせいだから」
菫「そうか。そういえば今日、面白い連中と会ったんだ」
「それでこんなに遅くなったの?」
菫「ぐっ……た、たしかにその通りなんだが……まあせっかくだから聞いてくれ」
「うん、いいよ」
968 = 1 :
あ、ソフトボールはハンドボールに置き換えといてください
969 :
テルーキター
970 :
匂いでわかるのかww
971 = 1 :
「……」
菫「とまあ、小鍛冶プロと打つ機会があったわけだ」
「そっか、元気になったんだ……京ちゃん」ボソッ
菫「相当の実力だったよ。あれで手加減されていたんだから恐ろしい……聞いてるのか?」
「うん」
菫「しっかりしてくれよ? お前は団体戦にも個人戦にも出場するんだから」
「問題ないから……」
「ねぇ、菫」
菫「なんだ?」
「夏、始まるね」
『一年、エピローグ』が解放されました
972 = 1 :
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
夏休み、遠征四日目――岩手
夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
夏休み、遠征最終日――東京
夏休み、グランドマスター
夏の始まり
・二年
部活動紹介、まこ入部
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
・EX
小学五年、幼馴染
中学二年、三月、照との別れ
現在選択可能エピソード
1・一年、エピローグ
2・二年、春、学食にて
3・三年、咲との微妙な関係
4・三年、和の悩み
5・三年、優希の好物
>>+2
974 = 966 :
1
976 = 1 :
1で了解
今日はここまでですけど一応次スレ立ててきます
977 :
乙っしたー
978 = 1 :
次スレ
京太郎「俺が三年生?」照「私が幼馴染……二番目だけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424967959/
こっちは本編では使わないので煮るなり焼くなり埋めるなりお好きにどうぞ
980 :
ヒッサが三番目テルーが二番目
なら咲さんが三番目かな?
982 :
2番目でもいいとか良い女ですね 本妻食っちゃいそうだけど
984 :
乙乙
985 :
乙
ついに一年生編もエピローグか
一年生編は立志編みたいな感じで面白かった
二年生編は個人戦と久照の邂逅がメインかな?
986 :
otu
1年の時から文化祭とかで伝説を作ったりしなかったのかこのコンビは。
その辺は2年時に期待かな。
まこさんがやれやれ言いながら付き合わされる立ち位置になりそうだけど
989 :
おつなのよー
990 :
乙
>>980
一番はキャップか
胸的に
991 :
おつ
ところで、1000とったらなんかあんの?
992 :
なんもねぇよ
994 :
>>978
乙
みんなの評価 : ★★★×5
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