元スレ京太郎「俺が三年生?」久「私が幼馴染じゃ不満?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
601 = 1 :
京太郎「……しかし暑い」
京太郎「ここが木陰じゃなかったら即死だったな」
京太郎「それにしても……この公園、カップル多いな」
京太郎「俺と久ちゃんも傍から見ればそうなのかもだけど」
京太郎「お、膝枕。いいなぁ」
「お、膝枕。ええなぁ」
京太郎「ん?」
「ん?」
京太郎「……」
「……」
602 = 1 :
久「で、この人は?」
京太郎「ああ、ちょっとしたことで意気投合してさ」
「ども、園城寺怜いいます。ちょっと病弱な美少女やで」
京太郎「な? 面白い子だろ?」
久「……」
京太郎「頭抱えてどうしたんだよ?」
久「あんたってさ、おかしな人を惹きつけるフェロモンでもまいてるわけ?」
京太郎「それは暗に、自分がおかしな人だと?」
久「あんたが私に寄ってきてんでしょうが」
京太郎「それもそうだ」
怜「放置プレイで夫婦漫才とかかなわんわ」
久「だれが夫婦よ」
京太郎「そんな! あんなことをした仲なのに!」
久「やかましい!」
『一年、夏休み、目覚めぬ未来』が解放されました
603 = 1 :
『小学五年、幼馴染』の解放条件を一部満たしています
照が登場するエピソードまで進めることで完全に解放されます
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
・二年
部活動紹介、まこ入部
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
現在選択可能エピソード
1・一年、夏休み、目覚めぬ未来
2・二年、春、学食にて
3・三年、咲との微妙な関係
4・三年、和の悩み
5・三年、優希の好物
EX・中学二年、三月、照との別れ
>>+2
605 = 592 :
1
607 = 1 :
1で了解
ちなみにゾロ目だったら荒川ナースとか京ちゃんのお友達登場でした
したらば睡魔に負けておやすみ
609 = 604 :
乙です
おやすみなさい
613 :
愛宕ネキ側ではなかったか。。。
614 :
怜ちゃん派なのでおーけー
615 :
乙
1年時のネキ側だとおもち成分がね…
616 = 586 :
乙
そっか
この時まだ怜は能力発現してないんか
617 :
乙
二年時インターハイで、原作より一年早いのに原作より地力(あるいはオカルトUP)がついて激強女神と化した巫女装束の【恋する乙女】の姿が?
大阪はただのへたっぴ時代の病弱美少女()登場か
618 :
京ちゃんがロッカーと同い年とか新鮮で面白いね
619 :
寝てる人に饅頭って場合によれば殺人になりかねん
620 :
ほ、ほんの一欠片を唇に挟めたってことで……
じゃあもうちょっとしたらやります
621 :
はいよぉー
622 :
ほいほい
623 = 1 :
飯食い終わり
それじゃ投下します
624 = 1 :
・一年、夏休み、目覚めぬ未来
怜「ふむふむ、お二人さんは武者修行中と」
久「こいつはただのおまけだけどね」
京太郎「なんだと、俺は一家に一人入れば大抵のことはどうにかなるという太鼓判も押されたんだぞ?」
久「あんたさ、一体アルバイトでなにやらされてきたのよ」
京太郎「執事」
久「執事喫茶ってこと?」
京太郎「そうじゃなくてものほんの」
久「……一体全体なにをしたらそんなことに」
怜「ほぇー、執事さんなんか。じゃああれやってあれ」
京太郎「お帰りなさいませ、お嬢様」
怜「……アフターはありですか?」
京太郎「もちろん」
久「なしよ、なしなし」
怜「じゃあ同伴で」
久「ダメ」
625 = 1 :
久「とにかく、そろそろ移動するわよ」
京太郎「だな」
怜「所詮はゆきずりの関係……そういうことやな」
京太郎「それでも俺は君が……!」ヒシッ
怜「うちも……!」ヒシッ
久「……で、話を進めてもいいかしら?」ピクピク
京太郎「どうぞどうぞ」
怜「かまへんでー」
久「あんたたちね……」
「あ、怜ー」
「なんや、こんなとこにおったんか」
626 = 1 :
怜「ん、こっちもツレがきた」
京太郎「じゃあゆきずりの関係も終わりだな」
久「……あれってあなたのお友達なのよね?」
怜「せやで。おなちゅーでおなこーや」
久「なるほどね……まさか千里山の人だったなんてね」
「怜、この人たちは?」
怜「暇で暇で死にそうなとこを助けてくれた恩人」
「うっ……それは、あれや」
「ごめんなー? お菓子選ぶのに時間かかってもうて」
「そうそうそれそれ」
怜「ならばよし」
久「割り込むようで悪いけど、ちょっといい?」
627 = 1 :
怜「かまへんけど、そっちは時間大丈夫なん?」
久「ちょうどよさげな相手も見つかったしね」チラッ
「ん……俺?」
久「たしか、江口セーラだっけ。雑誌で期待の一年生だって」
セーラ「あれかー、まだ大した成績もだせてへんからなー。なんか恥ずいわ」
久「麻雀の相手探してたんだけど、付き合ってくれないかしら?」
セーラ「望むところや!」
怜「……なーんか妙な流れになっとるわ。なぁ、竜華」
京太郎「へー、じゃあ清水谷って料理もできるんだ。すごいじゃん」
竜華「そんな褒めてもなんも出ぇへんよ?」
京太郎「ちなみに俺は執事経験者」
竜華「えー? そっちの方がすごいやん」
京太郎「それほどでも……あるけどな!」
竜華「あはは、須賀くんっておもろいなぁ」
怜「竜華も取られたっ!」
628 = 1 :
久「そういうわけで麻雀をしましょう」
セーラ「もちろん」
竜華「うちもええで」
怜「どうせ暇やしなー」
京太郎「じゃあ行こうぜ。早くしないと日が暮れちまう」
セーラ「場所、どうする? 俺んちは今日は無理やけど」
竜華「うちも」
怜「うちもやで。これでビンゴやな」
久「嬉しくない大当たりね」
竜華「うーん、でも場所かー……どないしよ?」
セーラ「そこらの雀荘とか?」
怜「煙いからポイーで」
セーラ「まぁたしかになぁ……あ、せやったら学校なんてどやろか」
京太郎「学校? いいのか入って」
セーラ「今日は多分誰もおらんし、問題なしなし」
竜華「……ホンマにええんかなぁ」
怜「そんな固いこと言うとると、こっちも硬くなってまうやんか」サワサワ
竜華「ひゃっ! と、怜っ」
京太郎「……くそっ、これが同性であることの強みか……!」
久「はい、馬鹿なこと言ってないでさっさと行くわよー」
629 = 1 :
京太郎「で、今日も俺がハブられるんですかね?」
久「仕方ないでしょ。弱いんだから」
京太郎「……ぐぅの音も出ない」
怜「せやったら、うちと交代でどうやろか?」
京太郎「交代?」
怜「うちも麻雀はあんまやし、体力的にもな……病弱やから」
竜華「はい、それやめーや」
怜「あいたっ」
セーラ「冗談はともかく、交代制には賛成やな」
久「そう? なら仕方ないか」
京太郎「おっしゃ! 久しぶりの出番だぜ!」
630 = 1 :
京太郎「」チーン
久「まぁ、いつも通りみたいね」
セーラ「激弱やな」
京太郎「うぐっ」グサッ
竜華「げ、元気出してっ。ほら、麻雀が激弱でダメダメでも他にも色々あるやん?」
京太郎「ぐはっ」グサッ
怜「竜華も言うなぁ」
久「笑顔で止めを刺しに行くスタイル……恐ろしいわね」
竜華「え? え?」
怜「てなわけで選手交代やでー」
久「あなたも千里山の部員なんだっけ?」
怜「まぁ、一応は」
久「そう、なら心配なさそうね」
怜「飛ばされない程度に頑張りますー」
631 = 1 :
怜「ま、こんなもんやな」
久「これは、なんというか……」
竜華「あはは……」
セーラ「怜も相変わらずやなぁ」
怜「こっちからしたらおかしいのはそっちやしー。少し運気わけてーな」
久「まぁ、飛んでないだけマシか」
竜華「体の方は大丈夫?」
怜「ん、平気やで」
久「じゃあもう半荘いきますか」
セーラ「次は引き離したるわ」
久「それはこっちのセリフよ」
632 = 1 :
久「ツモ、3900・2000」
セーラ「ロン、8000!」
竜華「ロン、5800」
怜(あかんなぁ、削られてばっかやん)
怜(やっぱセーラも竜華も、おまけに竹井さんも強いわー)
怜(対してうちはダメダメ……飛ばされんようにするのが精一杯)
怜(わかっとったけど、悔しいわぁ)
京太郎「――っ」ゾワッ
怜「――あ、れ」
竜華「怜?」
怜「う、ううん……平気平気」
633 :
京ちゃんオカルト探知機になってるwwww
634 :
京太郎「久さん!事件です」
635 = 1 :
怜(なに、今の)
怜(目が霞んで牌も見えんかと思っとったのに、光が差し込んだような……)
怜(……今の感覚に身を任せれば、もしかして――)
京太郎「はい、選手交代」
怜「うちはまだ……」
京太郎「そんな顔色じゃないだろ。少し休んでろ」
怜「でも、あと少しで――」
京太郎「デモもストもない。心配するだろ、みんな」
竜華「怜……」
セーラ「大丈夫か?」
怜「……わかった、ちょっと休む」
京太郎「んじゃ、いっちょかましてきますかね」
久「あんたはかまされる側でしょ」
京太郎「言ったな! テニスに逆転ホームランはないけど麻雀にはあるんだからな!」
636 = 634 :
テニスにはホームランもブラックホールもあるんだよ
637 :
ついでにマトリョーシカもな
638 = 1 :
京太郎「ふぃー、負けた負けたー!」
怜「うちら全敗やん。かえってせいせいするわ」
京太郎「これはもうやけ飲みするしかないな。てなわけでこれ、どうぞ」
怜「ペットボトル? いつの間に」
京太郎「交代で休んでる時にちょっとな」
怜「のども乾いとったし、もらうわ」
怜「……もし、未来が見れたら、どうしたい?」
京太郎「いきなりだな」
怜「いや、うちも未来が見れたら、麻雀も少しはマシになるんやないかなーって」
京太郎「たしかにそりゃいいかもな」
怜「せやろ?」
京太郎「でも……」
京太郎「俺は未来より、過去の方をどうにかしたいね」
639 = 1 :
怜「え……」
京太郎「誰だってあるだろ、黒歴史」
怜「あぁ、中学二年のころのノートとか」
京太郎「そうそう!」
京太郎(あれもこれも、まさに中二の時なんだよな……)
京太郎(なかったことにしたい黒歴史ってやつは)
怜「うちも第三の目があったらなーとか思っとったわ」
京太郎「右腕に包帯を巻いてみたり?」
怜「まさに邪気眼やな」
京太郎「ゴッドハンドスマッシュとか?」
怜「それはバイカンフーやな」
京太郎「じゃあ間をとってジャキカンフーだな」
怜「それはただの間違いやな」
640 = 1 :
京太郎「ま、なんにしてもどうしようもないんだよな」
怜「黒歴史?」
京太郎「そうそう。だからさ、過ぎ去ったことにこだわるより、前を向いてたほうがいいのかもな」
京太郎(あの一瞬、園城寺からなにか感じた)
京太郎(あれはきっと……)
京太郎「でも、前ばっか見てたらつまずくから気ぃつけろよ」
怜「せやなぁ、転んだら痛いしなぁ」
京太郎「それに、たまに足元見たら結構気づくこともあるもんだ」
怜「実感こみこみやん。もしかして痛い目見たことがあったり?」
京太郎「ノーコメント」
641 = 1 :
京太郎「それじゃーなー」
久「いい経験になったわ」
セーラ「大会には出てへんのやろ?」
久「まぁね」
セーラ「じゃあ来年やな。楽しみにしとるわ」
久「こっちもね」
竜華「怜のこと、ありがとな」
京太郎「まあ、楽しくおしゃべりしただけだけどな」
竜華「ふふ、せやな」
京太郎「お大事にって伝えといてくれ」
久「行くわよー」
京太郎「はいよー」
642 = 1 :
怜「ん……竜華、セーラ?」
竜華「目、覚めた?」
怜「あの二人は?」
セーラ「もう帰ったで。今頃は電車の中やな」
怜「そか……お別れ言えんかったのは残念やな」
竜華「うちがその分言っといたから、問題なしや」
竜華「そーれーに……アドレス交換しちゃいました!」
怜「どっちと?」
竜華「え、須賀くんやけど?」
怜「竜華……ちゃらい」
セーラ「うん」
竜華「え、え?」
643 = 1 :
久「今日の相手は真っ当な意味で手ごわかったわね」
京太郎「すっごい白熱してたもんな」
久「雑誌に載るレベルのプレイヤーだしね」
京太郎「ま、俺はいつも通りやられてただけだけどな」
久「あんたも本当に進歩がないわねぇ」
京太郎「う、運も不足してんだよ……」
久「それに技術もね」
京太郎「でもいいさ……収穫もあったし」ボソッ
久「ちょっと、なにニヤニヤしてんのよ」
京太郎「いやー、別にー」
久「……見せなさい」バッ
京太郎「あっ」
644 = 621 :
流石一級フラグ建築士
645 = 1 :
『清水谷竜華』
京太郎「……」
久「ふーん、アドレス交換してたんだ」
京太郎「わ、悪いのかよ」
久「べっつにー」
京太郎「じゃあ、携帯返してくれよ」
久「はい……このチャラ男」
京太郎「違うし……ところで明日はどこに?」
久「話題の転換が露骨すぎ」
京太郎「いいから!」
646 = 1 :
遠征先安価
1・岩手
2・東京
>>+2
648 :
1
649 = 1 :
岩手で了解
『一年、夏休み、遠征四日目――岩手』が解放されました
650 = 1 :
『小学五年、幼馴染』の解放条件を一部満たしています
照が登場するエピソードまで進めることで完全に解放されます
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
・二年
部活動紹介、まこ入部
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
現在選択可能エピソード
1・一年、夏休み、遠征四日目――岩手
2・二年、春、学食にて
3・三年、咲との微妙な関係
4・三年、和の悩み
5・三年、優希の好物
EX・中学二年、三月、照との別れ
>>+2
みんなの評価 : ★★★×5
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