元スレ男「まさか女さんがあんなにデレるとはな」幼「はぁ・・・」
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251 = 241 :
男「やっぱ朝一の授業眠いわ」
男「次数学か。教科書ロッカーだったかな」
先輩A「やあ」
男「待ってましたよ先輩」
先輩A「フラさんを紹介してくれるんだよね」
男「紹介しますとも!ついでに告白しちゃって下さい」
先輩A「え、それはちょっと」
男「いけますって!俺は全く知らない相手に告白しましたけど、OKしてもらえましたよ」
先輩A「そう言うものなのかい?」
男「ええ、それに作戦を建てて来ました」
先輩A「君は最高の後輩だ!」
男「本題ですが、まずフラと会ったらハグしてください」
先輩A「だ、大丈夫かいそれ」
男「俺がフラと会った時、日本でハグが駄目って聞いて結構ショック受けてました」
先輩A「なるほど、それでフランクな感じをアピールする訳か」
男「それと告白する時は同時に手を握って下さい」
先輩A「そ、それはなんでだい?」
男「うーん。こればっかりは見てみないと分かんないっすよね。よし、ちょっと実践してくるんで教室の外から見ててください」
男「おい、フラ」
フラ「なんでしょう」
ギュ
先輩A(おお手を握ったぞ)
フラ「・・・黙られると困ってしまいます」
先輩A(おお、両手で握り返して来た)
フラ「・・・」
男「あ、やべぇ。ストップだフラ。教室!ここ教室だから!」
先輩A(おお、しかもその後にあんなスキンシップまで!)
男「はぁはぁ、逃げ切ったぞ。先輩、これが手を握る理由です」
先輩A「いけるぞ。これで僕に外国人の美人彼女が!」
男「じゃあ今日の昼休みにアポ取っておくので」
先輩A「早いね。まぁどちらにせよ同じ事だな」
男「頑張ってください。マジで」
252 = 241 :
男「なぁフラ、頼みがあるんだ」
フラ「なんでしょう」
男「昼休み先輩Aっていう人に会ってくれないか?」
フラ「え、嫌です」
男「頼む!大事な用事なんだよ。俺は別に用があって行けないからな」
フラ「まぁ、男さんの頼みなら」
男「悪いな。ほらサンドイッチだ。先に買っといてやったから、用事が長引いたらそっちで食え」
フラ「いえ、早めに戻ります」
男「まぁもしもの為だ。持ってろ」
フラ「?わかりますた」
キーン コーン カーン コーン
フラ「それでは行って来ます」
男「おう」
男(よし。頑張ってくれ先輩)
女「今日は男居るんだ」
男「あ」
女「ご飯、行こっか」
253 = 241 :
フラ(はぁ、男さんと過ごせる貴重な昼休みなのですが)
フラ「あの、男から頼まれて来ました」
先輩A「初めましてだね。僕は先輩A」
先輩A「といあえず挨拶にハグでも」
フラ「お断りします」
先輩A「・・・そうかい」
フラ「早く本題に入ってくれます?」
先輩A(なんか警戒されてないかい?いや、後輩の協力を無駄にしちゃあいけないよね)
先輩A「僕と、僕と付き合ってくれ!好きなんだよ君の事」
フラ「は?」
先輩A(なんか嫌がってない?まぁとにかく手を握ろう)
ギュ
フラ「な、何を・・・」
先輩A「どうしたんだい、もしかして照れているのかい?」
フラ「嫌。近づかないでください・・・」
フラ(うぅ、せっかく男さんがさっき握ってくれた手が。何か袋状の物は!あ・・・サンドイッチが入っている袋・・・)
フラ「う・・・うぇ、おえぇぇぇぇっ・・・ぅ」
先輩A「!」
先輩A(は、吐くほど嫌がるなんて・・・)
先輩A「だ、大丈夫か?」
フラ「・・・大丈夫ですので、私は教室に戻ります」
先輩A「・・・」
フラ「はぁ、サンドイッチがゴミになってしまいました。人前で吐くなんて・・・やはり男さん以外の人間は、触りたくもありませんね。口濯がないと」
フラ(とても嫌な気分になりました。男さんに会いたい。男さんに会いたい。・・・会いたいです)
モブ子B「あ、フラさん戻って来た。顔色悪いね。どうしたの?」
フラ「いえ、大丈夫です。男さんは何処ですか?」
モブ子B「ああ、女とランチしてる」
フラ「女?女性の名前でしょうか」
モブ子B「えー、知らないの?男の彼女だってぇ」
フラ「・・・」
モブ子B「フラさん大丈夫?ほんとに顔色悪いよ」
フラ(彼女ですって?私にあんな用事を差し向けておいて、男さんはその人と一緒に居るのですか。・・・男さん、少し酷いですよ)
254 = 241 :
女「ここでいいや」
男「いつもと場所が違うんだな」
女「あの場所はもう幼に知られちゃったからね」
男「お前も俺にばっかかまってないで新しい彼氏でも」
女「なにそれ。そんな事する訳ないでしょ。今のは流石にムカついた」
女「それにフランスのあの女の子、フラさんだっけ?来てたんだ。他の女性が家に居るのに、彼女になんにも言わないんだね」
男「もう一回言うぞ。俺たちは別れたんだよ」
男「そしてお前は幼と仲直りしてくれ。頼む。前は親友だって言ってたじゃねぇか」
女「そうだね。全部元通りにしようか。前みたいに二人でデートしたり、一緒に宿題したり・・・キスしたり」
男「違う。そう言う事じゃない」
女「冗談だよ」
男「え?」
女「私もさ、幼と喧嘩したままじゃ駄目だって分かってるんだよね」
男「そ、そうだよな!」
女「でも仲直りするの一人じゃ難しいかも。男、協力してくれない?」
男「おう、それならいいぞ」
女「じゃあ明後日の金曜日、放課後私の家に来てよ」
男「学校でもいいだろ」
女「それじゃあ幼にバレて、何こそこそしてるんだーって怒られちゃうでしょ」
男「それもそうだな。明日でもいいんだぞ」
女「明日は駄目。準備があるから」
男「準備?」
女「とにかく、明後日。幼と仲直りする方法一緒に考えようね」
男「おう、わかった」
女(本当はフラって人の事もっと聞きたかったし久しぶりに男に色々したかったけど、今は我慢しないと)
255 :
もう男がいつ逝ってしまうのか心配なのだが……
256 :
男屑すぎるな
都合上仕方ないのだろうけど、2人から身を引くとか言う割には普通に接してて拒絶する訳でもないし何がしたいのか
257 :
この中で一番最低のは男だな。別れるなく全員受け入れる以外に死…まぁ自業自得としか言えぬ
259 = 241 :
>>258
本当にすみません。
三回くらい読み直してから投下してるのですが節穴なもので。
節穴がなんなのかはよく知りませんが。
260 :
>>259
気にせずドンドン更新するよろし
261 :
男さんはわたフラと付き合えば良いと思います
262 = 241 :
男(昼休みはちゃんと逃げないとな。クラス皆の前で女を拒絶する訳にはいかないしな)
男「フラ。帰るぞ」
フラ「・・・はい」
男「お前具合悪いのか」
フラ「ええ、そうみたいです。肩借りますね」
男「お、おう」
男「先輩に告白されたんだろ。OKしたのか?」
フラ「っ!・・・お断りしました」
男「そうか」
フラ「早く帰りましょう」
男「ただいまーってもう親父はフランス戻ったのか」
フラ「・・・ご飯作っちゃいますね」
男「おう」
男「あー食った食った。今日もうまかったぞ」
フラ「・・・そうですか。私お風呂に入っちゃいますね」
男(フラちょっと変だな。以外と先輩の事考えてたりしてな)
男「もうこんな時間か。そろそろ寝るかな」
フラ「あの、男さんお話があります」
男「いや今日は寝るから」
ガチャガチャ
男「鍵閉まってるって」
フラ「・・・またこれですか」
バキィッ
男「え?」
フラ「入りますね」
男(え?今突き破った?まぁホームセンターの簡易的な鍵をつけた俺が悪いのかもしれないけど)
263 = 241 :
フラ「男さん・・・酷いです」
男「な、何がだ?」
フラ「私はあんな人に興味なんかありません。昔からずーっと男性は男さんにしか興味がありません」
男「あの先輩だって頑張って」
フラ「とにかく嫌だったんです!あんな事に時間を使わせないで下さい」
フラ「あの先輩に手握られて、不快で不快で、男さんに会いたくて会いたくて会いたくて」
男「うわっ、待てそれ以上近づくなよ」
フラ「駄目です。許しません」
男(あ、やべぇ。ベットに押し倒された)
チュ
男「んっ」
フラ「ちゅ・・・んふ、お仕置きです」
カチャカチャ
男「ま、待て!ズボンを下ろすな!」
フラ「そうですよね。男さんだけって言うのも変ですよね。私もワイシャツの前開けます」
男「そういう意味じゃねぇ!」
フラ「ほら、私のおっぱいどうですか?あれ?男さんの陰部が大きくなってますよ?やっぱり男さんはおっぱい好きだったんですね」
男「待て待て!それ以上は駄目だ」
ボロン
フラ「うふ、うふふふ。凄いですね。これは良いですね!」
男「さ、触るな」
フラ「これ・・・はぁはぁ、今日は色々していいですよね。だってお仕置きですもの」
男(フラ、満面の笑みじゃねぇか。この表情は良く覚えてる。完全に昔のフラに戻っちまってるよ)
264 :
フラがフェラすんのか
265 :
フェラさん
266 :
フラ「はぁはぁ・・・あ、逃げようとしたらこれ掴んで引き止めますので」
男「もげるじゃねぇか!」
フラ「はぁ、どうしましょう。まずは、手でじっくり楽む事にします」ウットリ
男「うううわっ、やめろ」
フラ「うふふ、ここ触るとぴくぴくってなるんですね。かわいい」
男「んぅ・・・やめっ」
フラ「あらあら、気持ちいいのですね。じょあもっと・・・あぁっ、凄いです。どんどん硬くなってます。感じてるんですね」
男「それ以上はマジでやばいって」
シュッ シュッ
フラ「はぁはぁ。あれ?手に何かぬるっとしたものが」
フラ「ああ・・・もう限界です、これ舐めてみても良いですよね」
男「え!?」
フラ「どんな味がするんでしょう」
ペロ
男「う・・・う、嘘だろ」
フラ「んん・・・もっと。んちゅる・・・」
男「・・・うく」
フラ「じゅぽっ・・・んん、男さんの陰部が私の唾液に包まれてます。ほら男さん、こうやって私のおっぱい触って下さい」
男「ストップ!ほ、本当にストップ!」
フラ「ああん・・・気持ちいい。もっともっとっ・・・んちゅ、じゅるっ」
男(待て待て待て!出ちまう!それはヤバいって)
男「やめろ。出るって!マジで出ちまうから!・・・って、逆に激しくしてどうすんだよ!」
フラ「んぢゅんちゅ、むっんっ・・・じゅぽ、じゅぽ」
男「・・・あ」
フラ「ん・・・んく・・・ごくん」
男「う、うわぁぁぁ!」
267 = 266 :
男(飲みやがった!マジで4年前と同じ事しやがった)
フラ「はぁはぁ・・・うふふ、素敵ですね。素敵ですね。素晴らしい日です」
男「・・・」
フラ「昔は知りませんでしたけど、これって子供を作る時に出す物なんですよね」
フラ「そう考えると、口にだけじゃもったいないです」
男「おい!まさか」
フラ「私もう限界なんです。下半身が・・・はぁはぁ、もう」
男「待て!パンツを脱ぐな!」
フラ「脱がないと・・・出来ませんよ?」
ヌギヌギ
男(やべぇぞ!本当にやべぇぞ!・・・あれ?フラの両手が俺の股間から離れた)
男「今だ!」
ドン
フラ「きゃっ!」
フラ「・・・」
フラ「行ってしまいました。男さん。これから毎日二人暮らしですよ。うふふ」
男(凄い!俺走ってる!夜の町を。ズボンだけは回収出来た!でも、ノーパンで走ってるよ!フラが来た時点で薄々こういう日が来るって気付いてたよ!)
男「今日は野宿だ」
268 = 266 :
と言う事で今日はここまでにします。
相変わらずのスローペースです。
269 :
3人ともいい具合のヤンデレだわ。
次回も楽しみにしてる
270 :
幼の家に転がり込んでもいいんやで…?
271 :
>男(飲みやがった!マジで4年前と同じ事しやがった)
4年前の事、詳しく
272 :
>フラ「早く帰りましょう」
>男「ただいまーってもう親父はフランス戻ったのか」
これ、一瞬で家に着いちゃって違和感があるから、改行で間を空けるとか***や―――で区切った方がいいと思う
273 :
>>267
男のテンションに笑ったわ
274 :
>>272
そこだけに限らず食事とか他にもいろいろ省き過ぎてて一瞬で終わるような所もチラホラあるな
275 = 266 :
>>272
ありがとうございます。
気をつけます。
276 = 266 :
幼(男が夜中に家を飛び出すところを窓から見つけたから追いかけてみたら・・・)
幼「公園で寝てる。なんでこんな所で寝れるのよ。風邪引いちゃうから連れて帰ろ」
幼「う、重い。死にそう。痩せてても男子ね」
幼「お母さーん。男拾って来たんだけど・・・」
幼「え?誘拐じゃないよ。多分男にも家に帰れない事情があるの」
幼(全然起きない。男やっぱ図太い性格かも。私も寝ようかな。疲れたし)
幼「布団一つしか無いからいいよね」
幼「・・・」
幼(最近男と話せてないや)
幼(前はずっと一緒に居たのに。男が女やフラさんと居るのを見るのが辛い)
ギュ
幼「なんでこんな事になっちゃったの」ボロボロ
幼(辛いよ・・・)
幼「今日くらいは一緒に居ても良いよね。隣で寝るだけだから・・・何もしないから・・・ちょっとだけ泣いてるだけだから・・・」
男(幼か泣いてる夢か。現実の幼も、家で泣いてたりするのかな。それとも、もう俺の事なんて忘れて笑ってるのかな)
男(幼に会いてぇな。でも女も好きになっちまったクズ野郎には、そんな資格ないんだ。ごめんよ)
幼「・・・男の目から少し涙が流れた。本当は起きてるのかな。寝てるかもしれないけど、聞いて」
幼「好きだよ、男。大好き」
男(くそ!こんな夢早く終わってくれ!)
幼(また涙が流れた。私の気持ち届いてるといいな)
277 = 266 :
男「ここは・・・」
男(俺、確か公園で寝てて)
幼「あ、男おはよう。朝ご飯くらいは食べて行ってよね」
男「こ、ここ幼の部屋か」
男(あれはもしかして夢じゃないのか。だったら尚更きついな)
幼「なんて顔してるの。顔洗ってきた方がいいよ」
幼「ご飯だけ食べたら行っていいから。別に引き止めたりしないよ」
男「・・・分かった」
幼「目玉焼きにご飯とみそ汁。シンプル過ぎるかな」
男「・・・」
幼「あ、醤油欲しいの?分かった」
男「・・・」
幼「お米足りないか。ちょっと待ってて」
男(こいつ俺の事なんでも分かるんだな)
男「ごちそうさま。俺帰るから」
幼「うん。学校でね」
幼(醤油が欲しいとか、細かい事だけ分かっても駄目なんだよ。男の考えてる事、私全然分かんない)
男「た、ただいま」
フラ「はい。お帰りなさい。昨日はどこかで休まれたのですか?」
男「おう」
フラ「そうですか。後先考えずにすみませんでした。今日からはもう少し考えて行動します」
男「そうだな。ってそういうレベルの話じゃねぇから。俺制服に着替えるからちょっと待ってろ」
フラ「はい」
278 = 269 :
みんな幸せになれるといいなあ
279 = 266 :
フラ「こうやって、男さんと毎日登校出来るって良いですね」
男「道覚えたら一人で行けよ」
フラ「嫌です。一人だったら手が寒くなった時、こうやって暖められません」
男「おい、手を握るな。手袋すれば良いだろ」
フラ「顔だって寒いんですよ」
スリスリ
男「俺の手でほっぺすりすりも駄目だ」
フラ「そんなに禁止事を作っても、覚えきれません」
男「いや普通に考えて駄目だろ」
フラ「・・・」
男「黙ってないで手を離せよ。なんか怖いぞ・・・」
ペロ
男「うえぇ!今舐めただろ。ほ、本当に俺の手を解放してくれ」
フラ「ただの味見なのに。そんなに嫌がられると傷つきます」
男(あぁぁ、もう酷いぞこれ)
女「おはよう男」
男「うわ、なんでお前が」
女「男は相変わらずなんだ。・・・ふーん。これがフラさんか」
男「そうだ」
女「見せつけてくれるね。自分の状況分かってるのかなぁ」
男「はぁ?こいつとはなんでもねぇから」
女「男はそう思ってるかもね。フラさんは、男のポケットに手を突っ込んじゃうくらいの好意は持ってるみたいだけど」
男「あ!こら、やめなさい!この子はもう」
フラ「男さん。この方は?」
男「ああ、隣のクラスの女だ」
フラ「あら、この人が男さんの彼女って噂の」
男「・・・彼女じゃねぇよ」
女「・・・」
フラ「はぁ、自称ですか」
パシーン
女「っ!?」
男「おい、フラ何やってんだ!」
女(え?私今ひっぱたかれた?こ、この人おかしくない?)
フラ「まぁ男さんくらいになれば、そういう人に付きまとわれる事はあると思いますが」
フラ「私が居る間は許しません。お昼休みも男さんに迷惑をかけているそうですね」
女「うーん・・・。男、とりあえず今日はお昼そっち行けないから」
男「お、おう」
フラ(幼さんの様に突っかかって来ませんね。少し厄介な子かもしれませんね)
280 :
初対面でビンタとかフラさん最強だな
281 = 266 :
キーン コーン カーン コーン
男「よし飯買って来るか」
フラ「私も一緒に行きます」
男「いいけどよ。お前たまには女子と食えよ」
フラ「あら、何故でしょう」
男「いや友達出来ないぞ。それに今日は友と食うから」
友「悪い、俺用事あるわ」
男「裏切り者ー!」
フラ「男さん、行きますよ」
男(不味いぞ。フラに主導権を握らせるのは本当に不味い。昨日の惨劇はもう二度と引き起こしてはいけない)
友「うっす、女さんから用事の時は、ろくな事がないから億劫なんだけどな」
女「そう?少し聞きたい事があるだけだよ」
女「フラさんについて教えて」
友「会ったのか?」
女「会った。もしかして少し変な子?」
友「変って言うかヤバいな」
友「俺がちゃんとフラを見たのは5年前くらいか?一回だけだが、男がフランスに居る時に遊びに行った事があるんだ」
ー5年前ー
男「おう、きてくれたのか」
友「久しぶりだな。一日だけお前のいるホテルに泊まるけど、明日からは家族と観光だ」
男「なんだよ。つまんねぇ」
友「ところで、お前の背中に乗ってるちっこいのはなんだ?」
男「ああこいつ?こいつはフラってんだよ。ずるずる引きずって歩くのもダルいから、こうやっておぶってんだ」
友「ん?色々意味が分からないのは文化の違いってやつか」
男「まぁ、細かい事は気にすんなよ」
友「そうだな。お前の耳がフラって子に食われてるのも些細な事だよな」
282 :
男父「夕飯の時間だぞ」
男「よっしゃ。俺腹減ってたんだよ」
友「だな」
友「って、なんかフラが凄い悲鳴を上げながら大人の人に連れ去られて行ったけど、大丈夫なのか?」
男「ああ、あいつ俺が近くに居ると飯くわねぇからな」
友「大丈夫かそれ」
男「あ、飯出て来たぞ。いただきます」
友「おおスパゲティか。うまそうだな」
男「それでな、フラは何かに結構執着するタイプらしくて、フルートを一日中練習とか出来ちまうからあの年ですげぇんだよ」
友「ああ、それで男にも執着してる訳だ」
男「まぁ・・・そうなんだけどな」
男「俺も負けてられねぇぜ!」
友「いいライバルだな」
友「ふう。食った食った。これから何する?」
男「え?これ前菜だぞ」
友「・・・嘘だろ?」
283 = 282 :
男「あー、くったくった」
友「う・・・苦しいな」
友「って、フラがあっちから凄いスピードで男に向かって走ってきてるぞ」
男「げ、まてまて」
ッガシ
男「ぐえぇ、出るから!それマジでやめて」
フラ「ニコニコ」
男「ほら、ほっぺにソースついてるぞ」
フキフキ
友「はははっ、お前も顔にソースついてるって」
男「え?どこだ?」
ペロ
友「!?」
男「うわ、それもやめろって言っただろ!」
友(男の顔なめたぞ。こ、これこっちでは普通なのか?)
男「とりあえず、しばらくやる事ないし部屋でテレビ見ようぜ」
友「そうだな。こっちのテレビも見てみたいし」
男「じゃあ決まりだな。フラお前は・・・そもそも離れてくれないか」
284 = 282 :
友「これドラマか?何言ってるかさっぱり分からん」
男「雰囲気だけみてりゃあいいんだよ」
フラ「キラキラ」
友「なんかフラは楽しそうだな」
男「変な曲流れはじめたぞ」
友「う、うわ。凄い激しいキスしてる」
友「おい、男聞いてるのか?チャンネル変えないとヤバそう・・・って、ええええ!」
フラ「んちゅ・・・ん」
男「んんん!」バタバタ
友「男がフラにキスされてる。なんでだ?」
フラ「(フランス語)」
友(ドラマと同じ台詞。ドラマの真似してるのか)
友「って事は・・・あ、ドラマの内容がベットシーンに・・・」
男「脱がすな!やめて!」
友「大人の人呼ばないと!」
友「おじさん!男がフラに襲われてる!」
男父「またか・・・」
友「男!無事か!」
男父「こら、フラ離れなさい」
友(うわ、半裸の男と全裸のフラが抱き合ってる)
友「男。しっかりしろ」
男「・・・うぅ」ガタガタ
友「お前いつもこんな目に・・・」
男「お、俺シャワー浴びてくる」
友「おう行ってこい」
友(男がシャワー浴びてる時は、フラ以外とおとなしいな)
友「あれ?フラは?」
男「あー!フラ見張ってろって言っただろ!」
友「おじさーん!」
男父「・・・またか」
ー回想終了ー
285 = 282 :
友「俺はそれからの事は知らないけど、男曰くこの後どんどんエスカレートしたらしいぞ」
女「え・・・それ以上酷くなったの?」
友「らしいな。後は幼と俺で演奏会の後に、男に花束渡そうとしてフラに花束踏みつけられたくらいかな」
女「踏みつけられたって・・・」
女「なんでそんな重要な事隠してたんだろうね!」
友「胸ぐらを掴むのはやめろ」
女「そのフラさんが男と一緒に住んでるってヤバ過ぎるでしょ」
友「ああ、リアルに貞操の危機だな」
女「ねぇ、幼は」
友「悪いな。お前に情報を与えすぎる訳にはいかない」
女「やっぱり友くんは幼の見方なんだ」
友「悪い。でも俺と幼、二人で女さんと互角くらいだろ」
女「はぁ?意味分かんないんだけど」
友(本人に自覚はないのか。ある意味怖いな)
女「まぁとにかくありがとう。私教室戻るから」
友「わかった」
女(フラさんと男を一緒にしておくのは本当に危ない。でも良かった。早めに動いたから間に合いそう)
286 = 282 :
今日はここまでにします。
テンポを良くする為に食事や下校など、一部のシーンを少しなおざりにしてきました。
その結果逆に分かりにくくなってしまった部分がありましたので、今後はもう少し丁寧に書いてゆきます。
意見くださった方、また読んで下さっている方ありがとうございます。
287 = 282 :
今日はここまでにします。
テンポを良くする為に食事や下校など、一部のシーンを少しなおざりにしてきました。
その結果逆に分かりにくくなってしまった部分がありましたので、今後はもう少し丁寧に書いてゆきます。
ご意見くださった方、また読んで下さっている方ありがとうございます。
289 = 282 :
修正したら同じレスが2個に増えました。
落ち着きの無い行動でしたが、落ちは着いたみたいです。
290 :
フラに貞操奪われる男君期待
291 :
作者も作者で可愛いから困る
292 :
女イイヨー
293 :
作者はいい子だからしかたないよね
294 :
テンポがチンポにみえた
295 = 282 :
男「サンドイッチしか残ってなかったな」
フラ「私は全然かまいません」
男「米が食いたいぜ」
フラ「じゃあ、お夕食は和食にします」
男「ああ、サンキューな」
男「って俺のところ卵サンド入ってなかったか。半分くれよ。カツサンド分けてやるから」
フラ「はい、どうぞ」
男「おう。そこ置いとい・・・もがぁ!」
男「せめて、はいあーんぐらいの前置きはしろよ!」
フラ「あら、だって男さんいつも嫌がるじゃないですか」
男「そうだけどよ。それにお前、日に日に距離が近くなってるよな」
フラ「昨日あれだけの事やったのに、そんな事気にするんですか?」
男「うわ、昨日の事は言うな」
フラ「うふふ、顔赤いですよ」
フラ(うーんっ幸せ。男さんがギターをまた始めておじさまのグループにもう一度入るって事は、これからもずっと一緒に居られるって事ですよね)
フラ「男さん。昔みたいにもう一度、私とペアを組んでくれませんか?」
男「そうだな。向こうではお前とのセットでの知名度もあるし、ギターを再開するならそうなるだろうな」
フラ「そうなりますね。うふふ」
フラ(なんだ。男さんも私と一緒に居たかったんですね)
フラ「えいえいっ」
男「やめなさい。乳首押すのは、やめなさい」
296 = 282 :
男「次の授業なんだったかなぁ」
先輩A「やぁ」
男「せ、先輩!この前はしゃあせんっしたぁ!」
先輩A「いいよ、僕だって君のアドバイスを活かせなかった」
男「いや、俺が適当な事言ったせいで・・・」
先輩A「別に怒りに来た訳じゃないんだ。協力してくれたお礼だよ。ありがとう後輩」
男「先輩マジいい人っす!」
先輩A「でも残念だね。素敵な外国人の彼女が出来ると思ったんだけど」
男「先輩ならいつか出来ますよ」
先輩A「外国の女性はなんて言うのかな、堂々としてる所がいいよね。もうこの学校にはそんな人」
ボブ子「それマジうけるわ」
先輩A「素敵だ!!」
ボブ子「な、何こいつキモ!」
男「フラと比べると結構肌が黒いけど、外国人なら誰でもいいのか」
297 = 282 :
フラ「男さん帰りますよ」
男「お前さすがに道覚えただろ。一人で帰れ」
フラ「嫌です。道に迷ってしまいます」
男「もういいや。帰るか」
フラ「あら、夕日が奇麗ですね。東京の空が汚いって誰が言ったんでしょう」
男「この季節は葉っぱも枯れて来てるし、全体的に赤いな」
フラ「ところで男さん、お風呂ではどの部分から洗いますか?」
男「お前それ絶対興味ないだろ。適当な話題振るなよ・・・って、興味津々じゃねぇか!そんな目で見ても教えないぞ」
フラ「じゃあ私から言いますね。最初は頭を洗うんですけど」
男「いらんいらん。その情報マジでいらないから」
フラ「あ、そうでした」
男「どうした?変な事言うなよ」
フラ「いえ、少し買い忘れた物がありました。スーパーに寄ってから帰ります。男さんも来ます?」
男「いや、俺は先帰るよ」
フラ「・・・そうですか。ではここで」
男「じゃあな」
298 = 282 :
幼「男、下校中?」
男「・・・」
男(幼か、心が痛むがここは黙って乗り切ろう)
幼「隣歩くくらいだったらいいよね」
男「・・・」
幼「そっか、良いんだ」
幼「二人で下校するのが、こんなに貴重になる日が来るなんてね。男はずっと何も教えてくれないし」
男「・・・っ」
幼「今だって・・・黙ったままで」
幼「う、胃が・・・やっぱり無視は効くわね」
幼「ちょっと近づいちゃえ」
幼「ふーん。寄りかかるのもいいんだ。どこまでして良いのかな」
フラ「何をするつもりなんですか?」
幼「っ!なんで」
フラ「スーパーに行く途中幼さんの姿が見えたので、もしやと思ったのですが」
フラ「男から目を離しちゃいけないと言う事でしょうか」
幼「あんた、また男に迷惑かけてないでしょうね」
フラ「迷惑?私は男さんのお夕食を作る為に、買い物をしようとしていただけですよ」
フラ「むしろあなたが、男さんに無視される程迷惑な存在だと思うのですが」
男(違うって言ってやりたいけど、それじゃあ幼を突き放した事にはならない)
幼「ち、違う!事情があるんだから!」
フラ「ならその事情を解決してからいらっしゃい」
幼「う・・・」
フラ「男さん行きましょう。今日は味噌なし味噌汁になってしまいました」
男「・・・スープって知ってるか?」
299 :
今の所フラさんがリードか……
女と幼がどう対抗するか期待
300 :
ここでボブ子を回収とはこの>>1すげぇ
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