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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」 由暉子「誰よりも、何よりも」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ヤンデレ + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    スレ復活した感じ?

    102 :

    速報復活したみたいやね

    103 :

    復帰したか

    104 :

    まっだかなー

    105 :

    そろそろでござんすか?

    106 :

    まだかねー?

    108 :

    低学歴だから

    109 :

    まだだね。
    共有ENDだと
    永水=殺しそうになったので独占欲を押えますor妻(姫様)と愛人達
    宮守=拉致監禁or逃げ出そうとしたので分割
    龍門渕=買いました。辛そうなので世話係を付けました
    新道寺=逃げられない様に鎖(オカルト)で繋いで、みんなで飼っています
    白糸台=チーム虎姫専属のマネージャーとして囲っている
    清澄=ポンコツな彼女と寂しがり屋な幼女、素直に好意を表せず捻くれてしまう先輩と放置出来ない人ばかりです
    風越=池田ァ姉妹を中心に牽制し合っている内(幼女の前のギスギスは自重)に距離感が掴める様になった

    龍門渕、新道寺、宮守の病み要素が濃くなるのは何故だろう

    110 :

    ちょっとSSLさんどうしたんや

    111 :

    なんか唐突だな…

    112 :

    何日でも待ってるぜ

    113 :

    SSLさんはなんか自分の頭の中で完結してる人が多いなー
    いきなりそんなこと言われても、発狂しだしたとしか思えんよ
    訳分からん

    114 :

    発狂してようがスレの内容に即した書き込みではあるんだし、
    その書き込みをわざわざdisるような書き込みをするほうが訳分からん

    触れないか、こういう書き込みして語り合えるようなスレに誘導してやったほうが有意義かと

    115 :

    じゃあ人任せじゃなくてお前が誘導してやれよ

    116 :

    速報民の長文アレルギーには笑うしかない。

    117 :

    熱いSSL擁護

    118 :

    sslがどうのじゃなくて無駄レスやめよう。
    もう、夏休みは終わったで?

    119 :

    毎日が夏休みの人だっているんですよ!

    120 :

    (住民達の間で修羅場るのは)やめるのですボクたち!

    121 :

    ここはコンマ神に任せよう

    123 :

    これはもう来ないパターンか...

    124 :

    まだいけるやろ

    125 :

    待ってるぜー

    126 :

    きてくれ

    127 :

    更新楽しみにしてます。

    128 :

    ――結婚。

    夫婦になること。愛の結実。人生の墓場。ゴールイン。

    愛、幸せ、夢、利益。

    一言で言い表せる言葉でも、その背景には複雑な思惑が絡み合うが、一般的に祝福されることには違いない。

    披露宴で煌びやかな姿を見せる新郎新婦は、多くの女子の憧れである。


    「んー……」


    だが。

    片手の指で数えられる年齢の子どもに、それが理解できる筈もなく。


    「退屈?」

    「うん」


    椅子に座って大人しくしてはいるが、足をブラブラさせて退屈そうな様子。

    どちらかと言えば外で走り回って遊びたい年頃の京太郎には、「じっとしていろ」という親の言葉は苦痛でしかない。


    「やれやれ……」


    いかにも子供らしい義弟の態度に、靖子は苦笑を零した。

    129 :

    京太郎はまだ子供とはいえ
    よりにもよって結婚式のシーンとな!

    130 :

    病った!

    131 = 1 :

    みんなが幸せそうな顔をしているが、京太郎には今一理解できない。

    キッズ用のフォーマル服は窮屈だし、早く帰りたい。

    そんな不満がありありと滲み出る京太郎の頭を、靖子は優しく撫でた。


    「お嫁さんってのは、とっても幸せなんだよ。見てる皆もね」

    「ふーん……? どれくらい?」

    「何よりも、かな。お義父さんの両手よりも、ずっと大きい」

    「んー……」

    「京太郎にも、いつかはわかる日が来るさ。好きな人と結ばれる日がね」


    「……じゃあ」

    「ん?」


    「ねーちゃんとケッコンしたら、わかる?」

    132 = 129 :

    ヒューヒュー

    133 :

    病めるのですボクたち!

    134 :

    病めるのですボクたち!

    135 :

    あー病っちゃったよ

    136 :

    「……ク、クク」

    「ねーちゃん?」

    「いや……うん、15年は早いな」

    「えー?」


    靖子の言葉の意味は相変わらず理解できない。

    しかし、優しく頭を撫でてくれるこの手の平は大好きだった。


    「……そうだな、後で私の部屋においで。いいものをあげよう」

    「いいもの?」

    「フフ……」

    137 :

    いいものとな

    138 = 1 :

    披露宴の後、靖子に与えられたプレゼント。

    黒光りする革製のそれは、京太郎の期待した玩具ではなく――


    「……くびわ?」

    「これはね、チョーカーっていうんだ」


    目が点になっている京太郎の首に、靖子がチョーカーを着ける。

    分厚いなめし革に銀の銀の金具による装飾が施されたそれは、幼い京太郎には少々不釣り合いだった。


    「……キツイ」

    「やっぱり、京太郎にはまだ早いか」

    「なにがー?」

    「フフ……」

    「おねーちゃん?」


    「それが似合うようになったら……さっきの意味も、きっとわかるさ」

    139 = 137 :

    靖子の京太郎への所有権の設定が肉体化されたかのように感じる
    もののけ姫で呪われたアシタカの腕に、力だけでなく、目に見える形で呪いの傷跡が刻まれたように

    140 :

    「……なーんてことも、あったそうよ」

    「ほぇー」


    人差し指を立てて何故か得意気に説明する久と、呑気に口を開けて頷く優希。

    話題の中心人物である京太郎は、恥ずかし気にそっぽを向いていた。


    「どうしたの? 京太郎」

    「どうしたもこうしたも……」


    ――知り合いのプロに頼んでるから。二人をヘコませて欲しいって。

    ――知り合い?

    ――そ。京太郎もよく知ってる人よ。

    ――あ、もしかして姉ちゃん?


    ……だなんて会話を、優希の前でしてしまったのが運のツキ。

    根掘り葉掘り尋ねてくる優希に、ペラペラよく回る久の口は留まることを知らず、次々と京太郎の幼少期の記憶が丸裸になった。

    141 = 137 :

    よりにもよって聞いてるのは優希か

    142 :

    首輪→犬だじぇ

    143 = 1 :

    「にしても、お前がなー」

    「……なんだよ」

    「おねーちゃんっ子だったとは。シスコンってやつか!」

    「昔の話だよ、昔の」


    いつものようにじゃれ始める二人を横目に、久は小さく溜息を吐いた。

    京太郎にも優希にも聞き取れなかったそれは、久の胸の内側の虚しさを大きくさせる。


    「本当に……昔の話なら、良かったんだけどね」


    その時に貰ったチョーカーを、御守りのように鞄に入れて常に持ち運んでいることを、久は知っている。

    彼の私服が若干パンクファッション寄りなのも、誰の影響なのかは明らかだ。

    不利な状況から捲りを狙うことが多い彼の麻雀でのプレイスタイルは、誰を意識しているなんてのは最早、言うまでもない。

    144 = 137 :

    久は解ってるか

    145 = 1 :

    同性の久から見ても、ヤスコは格好良いと思う時がある。

    その彼女を幼い頃から見て育ってきたのだから、ヤスコという存在は京太郎の中で非常に大きなウェイトを占めているのだろう。


    「でもさぁ……」


    ――遠くの灯りばかり追いかけていないで、少しは身近にある物に目を向けてくれてもいいじゃないか。


    「部長?」

    「なんでもないわ」


    そう言い出すことが出来たのなら、久もここまで悩まない。

    彼女の得意な悪待ちは、こういう時には決まらなかった。

    146 = 137 :

    靖子ヒロイン話なのに、鳴かぬ蛍が身を焦がすな久かわいい!

    147 = 1 :

    京太郎が清澄に入学して、麻雀部に来てくれたかと思えば、今度は同級生の和に鼻の下を伸ばす始末。

    咲とはあくまでも友達のような関係らしいが、何となく怪しいような気もするし――


    「……あ」


    ――と、ここまできて久は、忘れていた重要なことを、思い出した。


    「そういえばヤスコって……」


    京太郎が重度のシスコンであることは疑いようのない事実であるが、ヤスコも負けず劣らずのブラコンだ。

    その彼女に、咲と和をぶつけさせるということは――


    「……まぁ、何とかなるでしょ。多分」

    148 = 137 :

    ヤバイww 部長、無自覚に策士じゃないよなww

    149 :

    麻雀でぼこぼこにされたからって好きな人を諦める理由になるわけないじゃないですか、ファンタジーやメルヘンじゃぁないんですから

    150 = 1 :

    ――。


    「あなたたちが、ねぇ」

    「な、何ですか?」


    煙管を吹かしながら、品定めをするように和と咲を見詰める女性。

    微かに敵意のようなものが含まれたそれに加えて、圧倒的な威圧感。

    見知らぬ相手にそのような感情を向けられる道理はなく、咲と和が戸惑うのも無理はない。


    「『私の』京太郎が、随分と世話になっているようで」

    「私のって……あなたは?」


    だが、たとえ見知らぬ相手でも、その口から出た言葉は見逃すことはできない。

    視線に精一杯の力を込めて、咲はその女性を睨み返した。


    「えぇっと……」


    置いてけぼりにされた和は、ただ首を傾げるばかりである。


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