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元スレ冬馬「俺と765の恋愛事情」
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マストレ「終了!」
デレラ「はぁぁぁ」
マストレ「しっかりクールダウンしとかないと、後に響くからな」
冬馬「マストレさん」
マストレ「なんだ?」
冬馬「誰にどういう指導するつもりとかってあるか?」
マストレ「?お前がアドバイザーとして付くんじゃないのか?」
冬馬「いや、俺も本格的に教えることなんてしたことねぇからさ。プロの方向付けを聞いて、それに合わせて出来る範囲で口出ししようってな」
マストレ「ふ、トップアイドルなのに謙虚じゃないか」
冬馬「まぁアイドルの資質と指導者の資質はちげーからな」
マストレ「なるほど。プランについてはまだ白紙に近いな。各人ユニットなのかソロなのかも企画段階だし」
冬馬「企画段階……」
マストレ「しばらくは基礎体力づくりと、既存曲の振り付け練習だな」
冬馬「オーケィ、理解したよ」
凛「マストレさんにタメ口聞いてる……」
杏「怖いもの知らずだねぇ」
きらり「でもでも、仕事の出来る男の子って感じで、素敵だよねぇ?」
蘭子「己が宿命に導かれし星は、かくも絢爛に光差すのか!【アイドルとして成長すれば、ああなれるのかな……】」
智絵里「はぁ、はぁ」
美波「大丈夫?」
智絵里「へ、平気です、これくらい」
杏「あんまり無理すると疲れるし、ほどほどにねぇ?」
冬馬「見るに徹するとか言っといてあれだが、一つアドバイザーとして命令するぜ」
デレラ「?」
冬馬「レッスン帰り、必ずジムに寄ってマラソンマシンを三十分走らせること。柔軟を朝と風呂上りに十分ずつやること。以上だ」
みく「体力づくりなのにゃ?」
冬馬「あぁ。スタミナがもたねぇとまともなパフォーマンスなんざできねぇからな。一二曲歌うだけなら今でも……まぁ行けない事もないわけじゃないだろうが」
未央「ライブは通しだもんねぇ」
きらり「いっぱい、いっぱい!ハピパピするには必要だもんにぃ!」
冬馬「そうだな」
アーニャ「頑張りましょう、ミナミ」
美波「えぇ!」
美嘉「うぅぅぅ凹むなぁ」ガチャ
武内「えっと……」
美希「ミキはこれでもトップアイドルだから、あれは仕方ないって思うな。えっと……」
美嘉「城ヶ崎美嘉だよ」
美希「ミキは色々頑張ってきたから此処まで来れたんだと思うから、美嘉も頑張ってね」
美嘉「あ、うん、精進します」
冬馬「おぉ765からは星井か」
美希「あ!冬馬なのー!!」ダキツキ!
冬馬「よう」ウケトメ
美波「あら?」
卯月「だ、大胆ですね」
未央「ねぇしぶりん?」
凛「星井美希は知ってるけど……」
美嘉「」グサッ
莉嘉「うわー!美希ちゃんだ!!かわいいー!!カリスマみたいー!!」
美嘉「」グサッグサッ
武内「あの、その」
きらり「きゃわいい服きてるねぇ!」
美希「ありがとうなの!その服も可愛いと思うな!」
蘭子「プロヴァンスの風よ【あの、プロデューサー?】」
武内「はい、何でしょうか神崎さん」
蘭子「何ゆえ其の者の魂は、色深き暗黒に陥っているのだ【どうして美嘉さんはあんなに落ち込んでるんですか?】」
武内「耳を貸してください」
蘭子「」コク
武内「最初、城ヶ崎さんが正面玄関前に居てたくさんの人に囲まれていたのですが、星井さんがたくさんのファンを引き連れて歩いて来た途端に皆さんそちらへ行ってしまいまして……」
蘭子「あー」
武内「Sランクでも上位にいるアイドルとAランクアイドルではそういうこともあるとは思うのですが、二方ともカリスマで鳴らしていますし、多少は意識してしまうのでしょうね」
蘭子「左様か【なるほどー】」
美希、このスキンシップ量で別に冬馬好きじゃないPラブ勢っていうのが凄い
兄に対する妹みたいなもんなんだろうが
兄に対する妹みたいなもんなんだろうが
ユニット企画段階なのに既に武内Pの熊本弁理解力がマジアワ特別編並みに高そうだ
美嘉ねえは処女という点では美希に無いものを持ってるから、互角に渡り合えるはず
だがしかし、美希(の中の人)は結婚して子持ちと考えたらどうだろう
未央「仲良いの、テレビの中だけだと思ってた……」
冬馬「他がどうかは知らないが、少なくとも俺達や765の連中はキャラ作ってねぇからな?」ギュー
美希「キャラを作るアイドルなんて、そもそもたいしたことないって思うな」ムギュー
みく「耳が……」
李衣菜「痛い……」
杏「いやぁ杏も実はキャラでだらけてるんだよねぇ。だからこういう風になるのもしかたないしかたない」ゴロネ
きらり「んーもう杏ちゃん!あんまりそういうこと言っちゃめー、だよぉ!?」
アーニャ「キャラを、作る??」
美波「そうね。たとえばなんだけど、本当は大人しい子が元気溌剌!っていう性格を装っていたりすることを言うの。猫を被る、ともいうわね」
アーニャ「猫……ダー、ミクのこと、ですね!」
みく「み、みくは何といわれようと猫アイドルやめないからね!?」
冬馬「他がどうかは知らないが、少なくとも俺達や765の連中はキャラ作ってねぇからな?」ギュー
美希「キャラを作るアイドルなんて、そもそもたいしたことないって思うな」ムギュー
みく「耳が……」
李衣菜「痛い……」
杏「いやぁ杏も実はキャラでだらけてるんだよねぇ。だからこういう風になるのもしかたないしかたない」ゴロネ
きらり「んーもう杏ちゃん!あんまりそういうこと言っちゃめー、だよぉ!?」
アーニャ「キャラを、作る??」
美波「そうね。たとえばなんだけど、本当は大人しい子が元気溌剌!っていう性格を装っていたりすることを言うの。猫を被る、ともいうわね」
アーニャ「猫……ダー、ミクのこと、ですね!」
みく「み、みくは何といわれようと猫アイドルやめないからね!?」
凛「仲良いのはわかったけど、お昼にしない?午後からもレッスンあるんだし」
かな子「そうだね、お腹もすいたし」
美波「今日は冬馬君も美希ちゃんも合流したし、皆で食べましょうか」
莉嘉「莉嘉ね、ハンバーグ食べたいなぁ」
卯月「たしか下のカフェってそういうのも置いてありましたよね、そこにしましょう!」
美希「楽しみなの」
杏「きらりー運んでー」
きらり「おっすおっす!任せるにぃ!!」カツギアゲダッシュ!!
杏「あはは、杏は荷物じゃないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
智絵里「もう行っちゃった」
冬馬「あの二人が一番仲良いんじゃないのか?」
美希「んんんん!おにぎり美味しいのぉぉぉ!!」
卯月「み、美希ちゃんそれ七つ目ですよ?」
美希「梅とおかかとから揚げと塩しゃけは別腹って言葉、卯月は知らないの?」
卯月「聞いたことないですけど、あるんですか?」
凛「いや、聞いたことないかな」
未央「飽きないのかな」
冬馬「コイツはおにぎりとイチゴババロアさえあれば十分な奴だからな。むしろそれしか食わない」
美希「そういう冬馬だってメロンソーダばっかり飲んでるし。たまに食べに行ってもパンとか素うどんとか……飯食え飯、なの!」
冬馬「米は朝晩食ってりゃ、そんなバカスカ食わなくても大丈夫なんだよ。逆にお前の七つとか燃費悪すぎだろ、ディーゼルか」
杏「燃費云々いったらご飯なんて食べられなくなーい?杏なら、飴だけ舐めてあとは寝てすごしたいなぁ」
冬馬「燃費以前のもんだいじゃねー?」
美波「私は三食ご米が良いかな。力が沸いてくるようで」
アーニャ「味噌汁、漬物、美味しいですね。納豆は苦手、です」
みく「あーほら莉嘉ちゃん、ソースが垂れてるにゃ!」
莉嘉「どこどこ!?」
みく「ここ」フキフキ
きらり「姉妹みたいだにぃ」
美嘉「あはは、そうだね。妬けるなぁ」
李衣菜「んーやっぱりコーヒーはブラックだね!ロックだもん」
凛「とかいってミルク増し増しなのを私は知ってるよ」
李衣菜「え!?」
みりあ「李衣菜ちゃんの飲んでるコーヒーってあっまーいんだよね!」
杏「正直あれ、MAXコーヒーより少し苦いくらいだよね」
李衣菜「凛はともかく、みりあちゃんも杏ちゃんも何で知ってるの!?」
杏「飲んだし」
みりあ「飲んだもん」
李衣菜「たまに減ってるのは二人の仕業か!」
蘭子「いと黒き宝玉は無意味!新緑の焔こそが我が身に紅蓮の力をもたらすであろう!!【コーヒーはあまり……私は緑茶のほうがポカポカして好きですね】」
美希「蘭子は何を言っているの?」
冬馬「さぁ?」
蘭子「あうぅ……」ションボリ
武内「神崎さんは緑茶が好きだといっていますね」
蘭子「!!」パァァァ!
美冬「(かわいい」
みで始まる名前がこの場に6人いてそのうち3人は漢字も美で一致してるのか
冬馬「ところで、午後からの予定はどうなってんだ?」
みく「どーもこーも、あと二十分もすればレッスン開始にゃ」
冬馬「だったらこんなところでのんびりしてねぇで、さっさと行けよ」
みりあ「五分前行動じゃないの?」
冬馬「五分で柔軟体操が出来るわけねぇだろ。予定時刻より先に準備済ませて、レッスン開始時刻にトレーニングメニューを始める……これが基本だぜ?」
冬馬「これまで違ったってんなら、今日からそうなるんだよ」
凛「そういうことなら」
未央「皆行こう!」
蘭子「いざ往かん我が居城へ!」
アーニャ「ダー」
美波「ほら、杏ちゃんも」
杏「うーん、これはなかなか面倒な匂いがするなぁ」
美希「卯月は隣を気にしすぎじゃないかな?」
卯月「はいぃ」
美希「あと、振り付けは頭で考えるんじゃなくて身体で覚えたほうが良いの。ある程度は頭に残してもいいけど、それは指先のポージングとか胸の反らし具合とか、体調で変わっちゃうやつだけね」
未央「さ、最初から難しい注文だ」
美希「ミキみたいになんでも直ぐに出来ちゃうなら気にしないでもいいけど、普通の人はそんなに凄くないから、始めに100を目指さないとね」
美希「ミキは50でいいかなーって思えば45になるけど、皆が50でいいかなって思うと20くらいしか達成できないだろうし」
蘭子「……」
冬馬「コイツは規格外の天才だから、最初の振り付け云々だけ聞いとけ」
美希「むー、今のミキならちゃんと練習するよ?ノスタルジアだって二時間も練習したし!」
美波「そ、それで練習になっちゃうんだ」
冬馬「二回踊れば完璧、客前で踊れば最高の出来。そんな奴だったしな、前の星井は」
みく「でも、やっぱり二時間は少なくないかにゃ」
李衣菜「そこは才能なんだろうなぁ」
冬馬「才能の量や質は、足掻いてもどうにもならんだろ。お前達はお前達にある才能分で努力しろよ」
凛「冬馬はどうなの?やっぱりそれくらいで終わっちゃう?」
冬馬「俺だって二回三回で覚えられるさ。完璧とは行かないけどな」
莉嘉「すごいね!」
冬馬「お前らもそうなんないとな……ほら、インターバル終わりだぞ、三村起きろ!!」
武内「皆さん今日もお疲れ様でした」
きらり「とーっても、楽しかったにぃ!」
武内「それなら幸いです」
みりあ「あのねあのね、プロデューサー!」
武内「はい」
みりあ「美希ちゃんね!かっこいいんだよ!?こう、すぱーって!」
武内「彼女はダンスも出来ますからね。ぜひ参考にしてください」
蘭子「プロヴァンスの風よ!」
武内「新しいスケッチブックは此処に」
蘭子「わぁ!」キラキラ
アーニャ「プロデューサー、人気ですね」
美波「ふふ、そうね。優しい人だから、やっぱり皆気を許しちゃうのかな?」
アーニャ「ミナミは、どうですか?プロデューサーのこと好きです?」
美波「えぇ、私も好きよ」
冬馬「……」ム
美希「冬馬?」
冬馬「あ?」
美希「な、なんでもないの(なんなのなの?」
美希「というわけでフェアリー会議なのー!」
響「ドンドンパフパフ!」
貴音「……貴方達はどうしてこう私の家に潜り込めるのですか。第一、夜分に家主に断りもなく」
美希「二郎のお土産あるけど?」
貴音「良く来てくれました二人とも。お待ちしておりましたよ!!」
響「んで、急にF会議を開くなんていってどうしたんだ。美希はしばらくスケジュールに絡まないじゃないか」
美希「由々しき事態が発生したの。これは二人の意見を聞かないと治まりきかねぇの!」
貴音「気に入った口紅でもありましたか?」
響「おにぎり用に注文してた米がまずかったとかか?」
美希「口紅はまとめ買いしたし、ミキマイは凄く美味しかったから良いの!問題は冬馬!」
響「相変わらず冬馬の話か」
貴音「今度はどうしたのです。新しく誰ぞやを口説いていたのですか?」
美希「なんか色々引っかかる言い方だけど気にしないの……あのね?今日の冬馬は変だったんだ」
響「どんなふうにさ」
美希「美波が、あー美波っていうのは346のアイドルなんだけど、すっごい色っぽくて可愛いの」
貴音「その、何某がどうか?」
美希「美波が346のプロデューサーを好きっていったら不機嫌に……」
響「アイドルがプロデューサーを!?ってことじゃないのか?」
美希「だったらミキと春香がハニーのこと好きって言うのにも怒ると思うんだけど」
貴音「はて、ではなにを怒っているのやら」
響「単純に冬馬がその子のこと好きなだけなんじゃ……?」
美希「会ったばかりの子を冬馬が好きになるかなぁ?」
貴音「むむ、そればかりは一目ぼれというものがありますからなんとも言えませんね」
響「冬馬に電話してみれば良いんじゃないのか?どうして不機嫌だったのなの~とか言って」
美希「ギルティなの!」ゲシッ
響「痛いぞ!」
貴音「しかしそれが一番早い手かもしれませんよ、美希」
美希「んーそうかなぁ」
響「明日も向こうに行くんだろ?その時聞いても良いだろうしさ」
美希「ううん、ミキは拙速を尊ぶ!!今聞いてやるの!!」ケータイトリダシポパピプペ
冬馬『もしもし?』スピーカーON
美希「いま平気?」
冬馬『家に居るし、少しなら良いぜ。何のようだよ』
美希「ちょっとお話したいなって。あのね、今日のレッスン終わった後、機嫌悪かったよね?」
冬馬『機嫌?そうか?』
美希「無意識だったの?」
冬馬『そうみたいだな』
美希「なんだ、そうだったんだ。ミキはてっきり」
冬馬『てっきり?』
美希「な、なんでもねぇの!」
冬馬『変な奴だな』
響「彼女みたいな会話だな」
貴音「美希は彼に懐いてますからね、どちらかといえば妹?」
??『冬馬君、夕食が出来たよ』
妖精S「!?」
冬馬『今行くよ美波ちゃん。悪いな星井、切るぜ』
美希「う、うん」
美希「これこそまさに由々しき事態なの!!!」
響「こんな夜に女連れ込むアイドルかぁ」
貴音「ぎるてぃですね」
シンデレラプロジェクトは微笑ましいな(修羅場フラグから目を逸らしつつ)
>凛「冬馬はどうなの?やっぱりそれくらいで終わっちゃう?」
美希「さん付け飛ばしていきなりタメ口とか、えっとね……そう、ビッチなの」
美希「さん付け飛ばしていきなりタメ口とか、えっとね……そう、ビッチなの」
凛ちゃんさんは20歳以下にはウサミンぐらいにしか敬語使わんからしゃーない
この美希には今はプロデューサーが一番だけどふとした瞬間に冬馬の事ばかり考えてる事にきづいて悩んで欲しい
冬馬はウサミン星もヒナタン星人もサイキックぱわーも世界レベルも信じ込むんだろうな
美希「ジー」
冬馬「なんだよ?」
美希「なんでもないの。ジー」
冬馬「そうか?城ヶ崎、サビ前のステップで膝が曲がりすぎだぞ。周りに合わせろ」
莉嘉「はーい」
マストレ「諸星、指先は自然に伸ばせ」
きらり「はーい」
美希「李衣菜はもっと自信もって動いたほうが良いの。いつもの智絵里より縮こまりすぎ」
李衣菜「わ、わかった」
マストレ「じゃあもう一度始めから!双葉から渋谷にセンターを変えるぞ」
デレラ「はい!」
武内「……どうですか、彼女達の仕上がりは」
冬馬「まぁ、今の所は花丸だな。プロジェクト全体のイメージがどうなるか知らねーけど、これなら半年後までにある程度の水準には行くだろうよ」
武内「そうですか」
美希「」ジー
武内「……なにかしたのですか?」
冬馬「いや、それが心当たりが全然ねーんだよ」
冬馬「なんだよ?」
美希「なんでもないの。ジー」
冬馬「そうか?城ヶ崎、サビ前のステップで膝が曲がりすぎだぞ。周りに合わせろ」
莉嘉「はーい」
マストレ「諸星、指先は自然に伸ばせ」
きらり「はーい」
美希「李衣菜はもっと自信もって動いたほうが良いの。いつもの智絵里より縮こまりすぎ」
李衣菜「わ、わかった」
マストレ「じゃあもう一度始めから!双葉から渋谷にセンターを変えるぞ」
デレラ「はい!」
武内「……どうですか、彼女達の仕上がりは」
冬馬「まぁ、今の所は花丸だな。プロジェクト全体のイメージがどうなるか知らねーけど、これなら半年後までにある程度の水準には行くだろうよ」
武内「そうですか」
美希「」ジー
武内「……なにかしたのですか?」
冬馬「いや、それが心当たりが全然ねーんだよ」
武内「天ヶ瀬さんの目から見て、あの人達の様子はどうでしょうか。喧嘩や揉め事は」
冬馬「大丈夫だよ。皆仲良くやってるさ」
武内「そうですか……それなら良いのですが」
冬馬「なんだよ、やけに拘るじゃねぇか。なんか気になることでもあるのか?」
武内「いえ、皆さん志望動機がバラバラでしたし、意識やモチベーションの違いから衝突というのは結構ありますから、そこがどうにも……」
冬馬「皆が皆同じ方向だけ向いて参加する、なんて無理に決まってんだろ。衝突喧嘩仲違い?上等じゃねぇか、不必要に纏まるよりよっぽど健全だぜ?」
武内「そういうものなのでしょうか」
冬馬「おう」
美希「765でも、いっぱい喧嘩するの!飴食って痔固まるって言う言葉もあるし」
杏「飴!?」
マストレ「双葉ぁぁぁ!!!!」
冬馬「それを言うなら雨降って地かたまる。だろ?」
美希「あ、そうだったの、あははははっ!?……ジー」
武内「本当に、何をしたんですか」
冬馬「……」
武内「そう、イメージで思い出しました」
冬馬「なんだ?」
武内「実はシンデレラプロジェクトから二組のユニットを出すことが、朝のミーティングで決まりました」
冬馬「おぉ、ようやくか!」
武内「はい」
冬馬「メンバーはこいつらを半分に分けるのか?」
武内「いえ、先にイメージといったように、ファンの方方がそれらを持ちやすいよう各二名ほどのユニットになります」
冬馬「つーとあれか、この二組ってのは先行組か?」
武内「はい」
冬馬「なるほどね。誰を選ぶか、そして選ばれた奴らが道を示せるか……いうなりゃ舞踏会の幕開けを告げる時計の針ってところだろうな」
武内「………」
冬馬「忘れろ」
美希「いうなりゃ舞踏会の幕開けぎるてぃなの~」
冬馬「」ギチギギチギチ
美希「イダダダダダダダ!!」
美希「いたいのぉ」ナミダメ
冬馬「自業自得だ。で、誰をどういう風に組ませる」サスリサスリ
武内「暫定的ではあるのですが、一応このメンバーでいこうかと」メモガキバサ
冬馬「どれどれ」
美希「?」
メモ紙「一つ、島村さん&渋谷さん&本田さん」
冬馬「……普通の組み合わせだな」
美希「正統派?」
メモ紙「二つ、新田さん&アナスタシアさん……神埼さんも含むか?」
美希「含むかって?」
冬馬「どういうこった?」
武内「あーいえ、神埼さんは誰と組ませたら良いのか迷いまして。なにも考えず感覚的に組んだメンバー構成だと、彼女がソロになってしまうといいますか」
冬馬「ならソロで良いじゃねぇか」
武内「彼女は内気ですし、訛りが激しいので最初から一人というわけにも……」
冬馬「(訛り?)あんたが可能な限りついてやりゃ良いだろ。あんたはプロデューサーで導く立場なんだし……それに、たとえ根拠のない直感でも、それが良いと思ったらそっちに舵を切れよ」
冬馬「それくらいつっぱしんねぇと、成功なんてできやしねぇぜ?俺らもフォローはしてやるからさ」
武内「どう、なんでしょうね」
美希「冬馬だって最初はソロデビューだったんだし、蘭子だってそれで良いと思うの。やってみて、駄目なら変えれば良いと思うな!」
武内「……もう一度深く考えてみます」
冬馬「自業自得だ。で、誰をどういう風に組ませる」サスリサスリ
武内「暫定的ではあるのですが、一応このメンバーでいこうかと」メモガキバサ
冬馬「どれどれ」
美希「?」
メモ紙「一つ、島村さん&渋谷さん&本田さん」
冬馬「……普通の組み合わせだな」
美希「正統派?」
メモ紙「二つ、新田さん&アナスタシアさん……神埼さんも含むか?」
美希「含むかって?」
冬馬「どういうこった?」
武内「あーいえ、神埼さんは誰と組ませたら良いのか迷いまして。なにも考えず感覚的に組んだメンバー構成だと、彼女がソロになってしまうといいますか」
冬馬「ならソロで良いじゃねぇか」
武内「彼女は内気ですし、訛りが激しいので最初から一人というわけにも……」
冬馬「(訛り?)あんたが可能な限りついてやりゃ良いだろ。あんたはプロデューサーで導く立場なんだし……それに、たとえ根拠のない直感でも、それが良いと思ったらそっちに舵を切れよ」
冬馬「それくらいつっぱしんねぇと、成功なんてできやしねぇぜ?俺らもフォローはしてやるからさ」
武内「どう、なんでしょうね」
美希「冬馬だって最初はソロデビューだったんだし、蘭子だってそれで良いと思うの。やってみて、駄目なら変えれば良いと思うな!」
武内「……もう一度深く考えてみます」
冬馬「美波ちゃん達のほうは保留にして、とりあえずは島村達のほうは確定かね?」
美希「ジー(あの冬馬が女の子を名前で呼ぶのもそうだけど、ちゃん付け……家にも潜り込めるなんて、美波、ほんとうに何者なの?」
武内「そうですね。特に問題もありませんし、決まりで良いと思います」
冬馬「いつ伝える」
武内「帰りに」
冬馬「わかった」
美希「ねぇねぇプロデューサー」
武内「はい、なんでしょうか」
美希「ユニットが決まったのはいいけど、曲は?」
武内「候補は数曲用意しています。デモを聞きましたが、どれも彼女達のデビューに相応しい物となっていますね」
冬馬「はー、前段階でその力の入れ具合。資金力だねぇ」
美希「ひー、なの」
冬馬「……ふーなんて言わねぇぞ?」
美希「へー?」
冬馬「いやだからな」
武内「ほー、やはり仲が良いですね」
冬馬「あんたが言うのかよ!」
武内「失礼、噛みました」
杏「レッスンしゅうりょーう」
未央「疲れたねぇ」
きらり「みりあちゃん、大丈夫ぅぃ?疲れてにぃ?」
みりあ「うん!元気だよ!」
みく「若さにゃ」
美波「はいはい、じゃあ身体冷やさないうちにランニングマシン使っちゃいましょう!」
デレラ「はーい」
美希「皆、纏まるの早いよね?」
冬馬「あぁ。俺達も最初は色々ごたついてたんだがなぁ」
美希「うちなんて、デコちゃんがミキにキーッて怒ったり、律子………さんがガオーッてミキに怒ったり、ハニーがガミガミミキを怒ったりしてサイアクだったの!」
冬馬「それはお前がアレだっただけだよな?そうだよな?」
杏「走るのめんどいー飴舐めたーい」タッタッタッ
美希「余裕有りそうだし速度上げるのー」
杏「ひえぇぇぇ」ダダダダダ
きらり「オッスオッス」タタタタタ
智絵里「はぁはぁはぁ」タッタッタッ
冬馬「緒方、設定下げるか?」
智絵里「だ、大丈夫です、行けますぅ」タッタッタッ
蘭子「はっはっはっ」タッタッ
冬馬「頑張れ神埼」
凛「……」タタタタタ
かな子「ひぃひぃ」トットットッ
美希「へ、へばり過ぎなの」
卯月「頑張ります!頑張ります!!」タッタッタ
美波「……」タッタッタッ
アーニャ「は、はっはっ」タタタタタ
実際蘭子ソロはPが仕事選びやフォローを失敗すると結構危なそう
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