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    元スレ総合P「過労死しそうにない」

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    701 :

    >>691

    ―――

    P「……」

    ありす「……」

    P「びびったー……」

    ありす「流石に網に囚われた状態で遭遇する財前さんは洒落になってないですね」

    P「まぁとにかく。とにかく! 色々あったが脱出はできた。あとは三人をお仕置きするだけだ」

    ありす(三人? ……あぁ小関さんもですか、ははっ)

    P「しかしこうも上手く人を使われると二人だとキツイな」

    「なら、アタシが助太刀に入ろう!」

    P「おぉっ、光じゃないか」

    ありす(……)

    「さっき色々企んでる麗奈を捕まえて一通り話は聞いたよ。アタシにも手伝わせてくれ!」

    P「流石だヒーロー。だが、既に麗奈には一発お見舞いされた後なんだ」

    「なに? ……くっ、なら一緒に連れてくるべきだったな。アタシとしたことが
      『まだなにもしてない』という言葉にすっかり騙されてしまった」

    P「いや、お前はそのままでいてくれ」

    「とにかく、はいコレ」

    P「これは……亜美真美が持ってた豆鉄砲と同じ奴か?」

    「これは麗奈が持ってたんだ。とりあえず取り上げといたんだけど……っていうかさ」

    P「?」

    「……いや、本当に話は聞いて疑われるのもわかるんだけどアタシは別に先輩達の手先じゃないからさ、
      その物騒な物をおろしてくれないかな?」

    ありす「……そうですね。ここまでの発言に嘘も矛盾も誤魔化しも一切ないようでしたしね」 チャキ

    P(この豆鉄砲……こうして手に取るとわかるが、とんでもなく手の込んだ代物だな)

    「あー、怖かった。……それがありすのスキル?」

    P(軽くて取り回しが良いし、形の不揃いな豆を弾丸としてジャムらせずに連射する技術)

    ありす「えぇ、具現操作系の一種です。……ね?」

    P(そしてなにより、この製作時、まだパーツ段階でしか打ち込めないだろう位置に刻印されたLoveの文字……)

    ありす「……プロデューサー?」

    「どうしたんだ相棒? 精神攻撃か!? スタンドか!?」

    P「ま、やっぱり黒幕はその辺だよな……って」

    702 :

    光、お前さん何歳だっけ……

    703 :

    今アニメやってるから…

    704 :

    アニメならなおさら知らないだろ

    705 :


    【節分はとりあえず置いておいて】

    P「……だからさー」

    小鳥「……うわぁ匂いがすでに」

    ちひろ「胸焼けしそう」

    P「なんでうちには女のアイドルしか居ないのにこんなにチョコが大変な事になるのかなー……」

    小鳥「真ちゃんを筆頭に女性に人気の子ややよいちゃんみたいに満遍なく愛されてる子やら」

    ちひろ「最近は逆チョコとかも流行ってますしね……」

    P「これをまたファンレターと同じくこれから分配していくのかと思うと……」

    小鳥「手作りは処分しないといけないし……」

    ちひろ「高校時代不二家のチョコ工場でバイトしてた時を思い出すなぁ……」

    P「さっさとやってさっさと終わらせよう……の、前にコーヒーをブラックで頂きたいな」

    小鳥「キムチが食べたいです」

    ちひろ「じゃあ私はカレーで」

    P「はい、昼に勝手に食ってくれ。全身から甘い匂い発しながらな」

    706 = 1 :


    ―――

    「うぅーがぁー! いぬ美ー! なんで今日はそんなにも逃げようとするんだよー!
      自分がなにをしたっていうんだー!」

    「アッキーってば! じっと、じっとして! もーっ!」

    「うわー、なにこの動物大暴走……いたっ! あ、ペロだ」

    雪美「ペロ……今日、落ち着かないみたい……」

    「あーまぁ、犬猫にとってチョコ。……ってかカカオかな? は猛毒だもんね」

    「うわぁぁ……」ずるずる

    「こんだけ匂いしてたら身の危険を感じずにはいられないのかな~」

    「あーっ! 窓、窓からっ!」

    「うわわ、ま、窓、落ちっ……ふぅ、あっぶな~い」

    「あ、ありがとう翼ちゃん」

    「わぅぅぅ……」ずるずる

    「ううん、大丈夫大丈夫! でもあれだよね、甘いの好きでもこの匂いはキツイもんね~」

    雪美「あまい……」

    「鼻が人よりずっと利くんだからね。やっぱり寮に置いてきた方がよかったかな」

    「……ところであれ、どうにかした方がいいのかなっ?」

    「……」ずるずる

    雪美「……楽しそう」

    「……雪美ちゃんは可愛いねっ!」

    707 :

    翼は(現実)から逃避したな…

    708 :

    犬はむしろ勝手に食おうとするが…ソースは昔MアンドMを近所の犬に取られそうになった俺

    709 = 707 :

    それは単にお前が置いてた場所が悪いか躾がなってないか
    俺は家の中に犬飼ってたがそんなこといっさいしなかった
    特に躾とかしてなかったし

    710 = 1 :


    ―――

    里美「ほわぁ~……甘いいい匂いがしますぅ~」 ふらふら

    未来「だからそっちは事務所の方向です! 何回目ですか!?」 ぐいっ

    あずさ「そうよ~、今日の現場は……確かこっち……」 ふらふら

    未来「違います! そっちは逆……あぁ里美さんだからチョコの匂いに誘われないで!」 ぐいぐい

    里美「あまぁ~い」

    未来「どこで買ったんですかそのクレープ!」

    あずさ「あら、美味しいわね」

    未来「こっちも!?」

    里美「あちこちから甘い匂いがします~」 ふらふら

    あずさ「あら、あれはなにかしら~」

    未来(春日未来14歳! この二人を無事に現場まで連れていける気がしません!)

    里美「ほわぁ……ほっとちょこれーと、おいしいです~」

    あずさ「ほら~、二人ともこっちよ~」

    未来「……誰か助けて」

    711 = 1 :


    ―――

    まゆ「うふ、うふふふ……」

    春香「どうしたのまゆちゃん、機嫌よさそ……うじゃないね。声だけで顔が怖いよまゆちゃんどしたの?」

    まゆ「あら、春香さんおはようございます」

    春香「あぁ、うん。おはよう。……で、なにしてるの?」

    まゆ「チョコの仕分けですよぉ。一杯あって……ホントにイッパイあって……」

    春香「……えっと、一杯あるのはいいことじゃないかな? 私より多いんじゃない? そのチョコの山」

    まゆ「うふふ……これ、まゆ宛のじゃないんですよぉ?」

    春香「え? そうなの? ……じゃあ誰の」

    まゆ「Pさん宛、です」

    春香「えっ、嘘だよ。去年まではほとんど……」

    まゆ「毎年まゆのファンだって言う局員さんに頼んで局留めにしてもらってたんですけどぉ……」

     『今年はちょっと多すぎてこっちで預かりきれませんごめんなさい』

    まゆ「って言われちゃったのでぇ……」

    春香「へ、へぇ……。ちなみにいくつあるの?」

    まゆ「1769個、だそうですよぉ。身の程知らずが多いですねぇ……」

    春香(……言い方が)

    まゆ「仕方が無いのでまゆのを安全確認してくれてるPさんにお返しとしてまゆがPさんのを検品してるんです」

    春香「そっかー、まゆちゃんはえらいなー」

    712 = 1 :


    まゆ「……で」

    春香「ん?」

    まゆ「……1770個目をお持ちですか?」

    春香「……ううん? ないよ?」

    まゆ「……」

    春香「……」

    まゆ「……ですよねー。この環境下に長時間身を置いてるPさんに
       わざわざチョコを渡す人は事務所内には居ませんよねぇ?」

    春香「そうそう。あげるなら日を置いてか、あえて塩気のあるものかなって思っ……て」

    まゆ「……」じー

    春香「……」

    まゆ「やっぱり……あるんですねぇ」

    春香「……うん。チョコではないけど1770個目」

    まゆ「……うふっ」

    春香「っ」びくっ

    まゆ「……じゃあこっちの箱にどうぞぉ」

    春香「箱?」

    まゆ「誰かが抜け駆けとか、お仕事の関係とかで直接だったり間接だったりするのはアレなので。
        アイドルからはまとめてPさんの机近辺に置いておきますからぁ。
        ……あ、ちゃんとまゆのも同じ扱いですのでご心配なく」

    春香「あ、はい」

    春香(基本的にはいい子なんだけどなぁ……)

    まゆ「うふっ」

    春香「っ」びくっ

    713 :

    しっかり者(というより苦労人)している未来とはこれまた貴重なものを見られた気がする
    そしてさしもの春香さんでもP絡みのままゆには恐怖を覚えるのか

    714 = 1 :


    ―――

    P「終わった……」

    小鳥「ウサちゃんロボに手伝って貰わなければ即死でした」

    ちひろ「テッペン超えると思ってたましたけどなんとか22時ですね」

    小鳥「しばらくチョコはみたくない。というか包装された小箱がみたくない」

    P「いや、本当に……つーか腰いってぇ……」

    ちひろ「あと、匂いの所為か頭も痛い」

    P「来年も再来年もコレがあるのか……」

    小鳥「……そんなこと言ってると鬼が笑うわよ?」

    P「この間二人程小鬼を退治したから大丈夫だ」

    ちひろ「……そんなあなたに朗報。そちらの壁際をどうぞ」

    P「ん? ……おぉうなんだこれは」

    小鳥「『プロデューサーへ。アイドル一同より』だ、そうです」

    P「……」

    ちひろ「ふー! 愛されてるー!」

    小鳥「どう? 見たくない?」

    P「……いや、これは別腹だろ」


     Pの目標。ホワイトデーまでに食べきる。

    715 = 1 :

    最近長くなりがちだから短めにしてみました

    717 = 713 :

    こんなにアイドルに愛されるなんてプロデューサー冥利に尽きるね!(白目)
    まあ長かろうが短ろうが書きたいように書くのが一番だとは思うよ?何はともあれ乙

    718 :

    吹き出物だらけになるな

    719 :

    まぁ春香さんみたいにチョコじゃないのもあるだろうから口直しに食べながらチョコを消費すればイケ…るかなぁ?
    問題は亜美真美が真面目に作ったかどうかだ

    720 :

    絶対デスソース混ぜてる(震え声)

    721 :

    まじめに作ったのに味がおかしなチョコとか
    まじめに作ったのに奇想天外なチョコとか
    まじめに作って量がおかしなチョコとかありそうですがPのお体は大丈夫でしょうか

    722 = 719 :

    一部のアイドルは爪とか垢とか髪の毛を細かくしたのとかそういうの入れてそうでPが心配だ

    723 :

    やよいがPの胃を守ってるから大丈夫でしょ

    724 :

    そもそもミリオンの美奈子のチョコが…

    725 :

    美也のチョコはチョコケーキキットと泡立て器だぞ

    726 = 719 :

    美奈子さんのはちょっと愛情が強いだけでチョコケーキ三段なだけやから(白目)

    727 :


    【懐かれた】

    朋花「……」 てくてく

    蘭子「……」  てくてく

    朋花「…………」 てくてくてく

    蘭子「…………嘘を愛してもらいたい」  てくてくてく

    朋花「……」 くる

    蘭子「?」 にこ

    朋花「……」 てくてく

    蘭子「……嘘を見抜いて貰いたい」  

    朋花「……」 くる

    蘭子「……信じないで!」

    朋花「やめてください」

    蘭子「汝が生み出すは天上の魅惑!」

    朋花「やーめーてーくーだーさーいー」 ぐいぐい

    蘭子「更なる高みへ。次なる調べは我と共に行かん!」 がくがく



    莉緒「あれ、なに?」

    「ひよこみたいですね!」

    莉緒「いや……んー、なんで?」

    「なんか、蘭子さんが『maria trap』に感銘を受けたとかなんとか」

    莉緒「あー」

    728 :


    【いくさ】

    「うわー! きらりに勝てる奴いんのー?」
    「真まで沈むとは……次は誰が行くの?」
    「立候補する人ー?」
    「いるわけないじゃーん」
    「にょわー、誰の挑戦でも受けるにぃ」

    (……盛り上がってるなぁ)

     (扉を開ける音)

    「お疲れさまでーす」

    「……うぅ、ボクは無力だ……」

    有香「もっと精進しないと……」

    「え、なにこの死屍累々。こわっ」

    春香「じゃあよし、次は杏ちゃんが行こう!」

    「勘弁して! マジで勘弁して!」


    「……えー。誰か、誰か状況を説明して」

    このみ「あ、おはよう凛ちゃん。いつの間に?」

    「たった今、思いっきりお疲れ様って行って入ってきたんですけど。……盛り上がってますね」


    春香「ほら杏ちゃん!」

    「いやだいやだ! あんな音と反応見せられていけるか!」

    春香「でも杏ちゃんはきらりちゃんのパートナーなんだから! いける!」

    <いける! やれるよ!

    <頑張れ杏ー

    「無理だって! ……ってかさっきから杏にやらせようとしてる奴はなに? 杏が死ぬところを見たいの?」


    幸子「いま、きらりさんにみんなで挑戦してたんですよ」

    「挑戦? 腕相撲とか?」

    このみ「まま、見てればわかるわよ」

    729 = 1 :



    「本当に! 本当にやめてくださいお願いします春香大先輩!」

    春香「……きらりちゃん、ごめんね。杏ちゃん嫌だって」

    きらり「……きらり達、パートナーじゃなかったにぃ?」

    「……パートナーだよ! そんな顔すんなよきらり!」

    春香「はい杏ちゃん参戦でーす」

    「くっそー!」


    「なにあの小芝居」

    このみ「いやぁみんなノリノリよねぇ」

    幸子「あ、始まるみたいですよ?」

    「握手? え、握力勝負って事?」

    このみ「惜しいわね」


    「待って! 最後に1つお願い!」

    春香「なぁに?」

    「なにその優しい声。怖い……じゃなくて、せめて次の挑戦者を指名制にさせて!
       杏がやられたら次の挑戦者を杏に決めさせて!」

    春香「おっけー。じゃあ始め!」

    きらり「にょわー!」

    「……ふぅ」


    きらり「せーんそー!」
    「せーんーそー」

    きらり「軍艦軍艦朝鮮」


    「あ、勝負ってコレ? 懐かしい」

    このみ「うん、最初は私も単にそう思った」


    「ハワイハワイ軍艦」


    「最初は?」

    幸子「すぐにわかりますよ」


    きらり「一本とーって!」

    730 = 1 :


    ―――

    「ぉぉぅ……」


    「……これ、私の知ってる遊びと違う」

    このみ「でしょ?」

    幸子「見事なワンショットキルでしたね」


    春香「きらりちゃんの勝ちー」

    きらり「にょわー! 次の挑戦者を待つにぃ!」

    春香「じゃあ杏ちゃん、次は誰にやらせる?」

    「……こ、このみさんで」


    「あ」

    幸子「行ってらっしゃい」

    このみ「なんでっ!?」

    「仲間、ほら仲間だから」

    このみ「それ、同類って事でしょ!? 同じ結果になるに決まってるじゃない!」


    「さっきまでの余裕の観戦ぶりが嘘のよう」

    幸子「……これ、ボク達にも回ってこないですよね?」

    「……逃げよっか」

    美希「逃がさないの」

    幸子「美希さん!?」

    美希「美希の手の甲も大変な目にあったの。逃げるとか許されないの」

    「そんな馬鹿な……」


    きらり「せーんそー!」
    このみ「……せーんそーう」

    731 = 1 :


    ―――

    このみ「大丈夫? 私の左手、ちゃんとある? 手首から先なくなってない?」

    「大丈夫。ちゃんとありますよ」

    このみ「よかった……じゃあ、次幸子ちゃんお願いね」

    幸子「えっ!? なんでボクなんですか! そこは流れ的に早苗さんとかじゃないんですか!?」

    早苗「私もうやったし」

    幸子「じゃあ心さんとか! まだ居るじゃないですかそういう近い人!」

    このみ「さっき逃げようとしてたから」

    (私が選ばれなくてよかった……)

    春香「じゃ、幸子ちゃんね」

    幸子「ちょ、ちょっと待ってください。というか春香さんはやらないんですか!?」

    春香「私ももうやったもん。しばらくお菓子作れない身体になったかと思ったよ」

    きらり「手加減はしたにぃ」

    春香「……うん! というわけで幸子ちゃんも行こう!」

    幸子「いや、いやです! ボクはそんなキャラじゃないですから!」

    「いや、むしろ幸子の領分でしょこういうの」

    幸子「そういうのは望んでな――あぁっ! 引っ張らないでください! せめて、せめて心の準備を!」

    732 = 1 :


    ―――

    「偉い」

    「よく頑張った」

    このみ「凄い」

    春香「幸子ちゃんってなんだかんだ頑張り屋さんだよね」

    美希「それがいい結果に繋がるとは限らないけどね」

    幸子「……いたぃ……」

    春香「まさか三発耐えるとは思って無かったよ」

    きらり「二回叩かれちゃったにぃ」

    美希「手加減してたの?」

    このみ「音的にそれはないと思うわよ」

    幸子「痛すぎると気絶できないって話。本当だったんですね」

    「いくら痛くても手の甲で気絶はできないと思う」

    「けどきらりに勝てる人居るのかな」

    貴音「では、次はわたくしが参りましょう」

    のあ「この勝負、なんとしても勝つわ」

    「で、でた! 事務所でなんでもできそうな人ツートップが!」

    「か、勝てる! この二人ならきっときらりを!」

    733 = 1 :


    ―――

    のあ「なるほど、これが絶望なのね……」

    このみ「なんか今までで一番凄い落としたけど……大丈夫?」

    貴音「あぁ、星がこんなにも近く……」

    「落ち着いてください。ここ室内ですから」


    「……ダメか。……ってかあの二人運ないなー」

    春香「一回も自分側に回ってきてなかったもんね」

    美希「結局ジャンケンで勝たないとあいこになっても叩けないの」

    貴音「いたい……」

    のあ「えぇ、いたいわね」

    (叩かれた瞬間の顔面白かったなぁ……というかこのままの流れで私はやらないまま済んだり……)

    春香「じゃあ次は……まだやってない凛ちゃんかな」

    「ですよねー」

    「ちょっと待った!」

    このみ「こ、この声は!」

    「私にやらせてもらえないかしら」

    「事務所最強。否、芸能界最強の登場だ!」

    (よし、うやむやになりそう)

    「きらりちゃん、私が相手でいいかしら?」

    きらり「全然大丈夫だにぃー!」

    734 = 1 :


    ―――

    「惜しい人を亡くした」

    「きらり誰が相手でも容赦ないなー……」

    「……帰る」

    春香「あ、起きた。……だいじょぶですか?」

    「帰って慰めてもらう。Pに」

    春香「ちょっと待って、そんなの許される訳ないじゃないですか」

    「だって! だって本当に一切の容赦なかったわよ!? いったー! なんなの!?」

    「まいさん は こんらん している ! ▼」

    「これが噂のスキルって奴なの!? 最近のアイドル怖い!」

    美希「違うの、あれはきらりの素ステなの」

     (扉の開く音)

    桃子「そろそろ仕事行けってお兄ちゃんが言ってたよー。あと、騒ぎすぎって」

    「あ、もうそんな時間? ……ってそうだ。桃子先輩」

    桃子「え、なに?」

    (悪い顔してる)

    735 :

    桃子に挑戦させるとか凛が鬼畜すぎるwww

    736 = 1 :


    ―――

    きらり「あー負けちゃったにぃ」

    桃子「ふふん、桃子の勝ちー。ってもしかしてみんなこんな遊びではしゃいでたの?」

    このみ「あははー……つい熱くなってね」

    (よし。大人に容赦ないっていうより、むしろ手を抜かないで挑むって
      感じなのかなと思って桃子ちゃん先輩をぶつけてみたけど……上手くいってよかった!)

    「上手くいかなかったら大変な事になってたけどね。
      ……まぁきらりも子供好きだし流石に合わせるだろうと思ってたけどさ」

    春香「いやぁ意外な結果になったね」

    桃子「? ……あっ、そんなことより早くお仕事! お遊びはもう終わり!」

    このみ「はーい」

    春香「そうだね。そろそろ……っと、その前に」

    「さぁ次の仕事は……」

    春香「凛ちゃんってまだしばらく時間に余裕あるよね」がし

    「え」

    春香「一人だけやらないのも、ね? わかるでしょなにを言いたいか」

    「……あ、やっぱりダメですか」




    ―――


     『あぁぁぁぁぁっ』

    P「……あいつらマジで今日うるせぇ」

    737 :

    こういうおいしい場面に出てこないみくにゃんに失望しました、前川さんのファン辞めて桃子大先輩のファンになります

    738 :

    ウチの地方じゃ
    「軍艦・沈没・破裂」だったなぁ……

    739 :

    たぶん茄子さんなら負けなかったと思うの。

    740 :

    ぐりんぱりんちょりんだろ

    741 :

    うちは全部あったわ

    742 :

    うちは軍艦軍艦朝鮮・朝鮮朝鮮ハワイだった

    743 :

    >>739
    茄子さんの幸運の結果『そもそも現場に遭遇しない』という形に収まりました

    744 = 742 :

    なぜかそれに納得してしまう茄子さんの幸運力

    745 :

    みんなでワイワイしてる場面に参加し損ねるのが幸運だと言うんですか!
    (芸人感)

    746 = 1 :

    >>620

    【筒がなく 恙無く】

     私(渋谷凛)が最初に違和感を覚えたのは一月の上旬だったと思う。
    寮で目が覚めて数秒、ここがどこだかわからなかった。
    時折ある『あれ?』っていうレベルじゃない、焦燥感と困惑、そして少しの恐怖。

     しばらくして、なにをやってるんだろう私は。
    と、ひとり苦笑いと共にあっという間に忘れた。
    寝ぼけてた所為だろうなんて適当に結論付けて。

     それが、数日続いた。
    年末年始を大忙しで駆け抜けて、
    その疲れの所為もあるのかもなんて思いながらも。
    こうも続くとなにかあるんじゃないかって気持ちも擡げ始める。

    747 = 1 :


     一月も下旬になる頃には、寝起きだけじゃなくて
    さっきまで平然とそこに居たくせに自分の環境、状況、
    周りに居る他のアイドル。様々なものに変な感覚を覚えるようになった。

    「あれ……事務所ってこんなに大きかったっけ?」

     なんて我ながらなにを言ってるんだというレベルで、だ。
    しかも入るときならまだしも(どちらにせよどうかと思うけど)談話室で会話してる時に不意にとか、
    つい思ってしまって、みんなに変な目で見られたり。

     日に日に、その違和感は大きくなっていった。
    なんだろう、なんだろう、なんだろう。
    まるで私の身体に別の誰かが入っているかのような、記憶と感覚のズレとも言うなにか。

    「デジャヴュと言う事場は知っているか?」
    「知ってるよ。それ位、既視感って奴でしょ?」

     私が仕事場の場所を咄嗟に思い出せなくなった時、
    本格的に私はソレに恐怖して同じ事務所の天才科学者アイドル(改めて表記するとやっぱり変)に
    相談をしてみたところ、そんな感じに切り出された。

    「うむ。……では、未視感。ジャメヴュという言葉には?」
    「……知らない」
    「だろうな。こちらはデジャヴュという言葉に対して認知度が低いからな。
     まぁ簡単に説明するとデジャヴュの逆。慣れ親しんだ筈のものが未知に感じる、
     初めての様に興奮し、戸惑い困惑し対応に窮する。そういう、まさに今の凛が頻繁に覚えている感覚だな」
    「ふぅん……じゃあ私のコレって割とよくある事なの?」
    「あぁ、現象自体はさして問題視することじゃない。問題は頻度だが、
     既視感にせよ未視感にせよ精神的な物だからな、理由がどうとは一概には言えない」

     結論。これはジャメヴュなる現象です。しかし理由はわかりません。
    との事。でもまぁ、少なくとも脳に異常があるかもとか言われなくてよかった。

     とか思いつつ「一応脳波だけとらせてくれ」という晶葉にはいはいと承諾して、その日は終了。

     ……本当に大丈夫だよね?

    748 = 1 :


    ―――

     その日私(島村卯月)はレッスンをしていました。
    NJがメインを張るライブが近々あるんですが、
    そこでお披露目する新曲の振り付けがイマイチ私だけできてない気がして
    事務所にあるレッスン場で一人自主練に励んでいたんです。

    「よっ……ほっ! ……あっ、あわわ!」

     右に左にホップステップジャンプ。
    この場に居るのは私だけですけど、
    凛ちゃんと未央ちゃんが居るのを想像して踊って、……転びました。

    「いったー……」
    「危なっかしいなぁ……」
    「えっ? あっ!?」

     お尻を床にどんとぶつけて、顔を顰めていたら
    後ろから呆れた様なプロデューサーさんの声。

    「い、いつから見てたんですか!?」
    「転ぶ寸前。いやぁ、いいタイミングだった」
    「むしろ最悪のタイミングですよっ。うわー、もー」

     みっともないところを見られて熱くなる顔を両手で覆って隠す。

    「ははは。まぁまぁ、頑張ってる卯月にほれ」

     穏やかな笑い声と近づいてくる足音。
    首に触れる冷たい金属の触感。

    「あっ、ありがとうございま……す?」
    「おう……ん、どうした?」

     差し入れを受け取るためにおろしていた顔を上げて、
    缶を受け取って……不思議な感覚が私を包みました。
    なんとも言えない、表現のし辛い。不思議な……。

    「あれ? プロデューサーさんって、もっと大きくなかったですか?」

    750 :

    死ぬほど疲れてるんだろ…


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