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    元スレ提督「安価で艦娘に甘えよう」

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    401 :

    加賀さんかわゆす

    402 :

    乙 電子音楽好きならテルミン聞こう(提案)

    403 :

    <番外編11:商品企画>


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「……海軍広報グッズを作る?」

    明石「そうです!私達海軍について一般市民の方々に興味を持ってもらうとともに、常々予算カツカツな軍の新たな収益源とするためにもぜひ…」

    提督「…つってももう、Tシャツとか帽子とか…本営のほうで色々作ってなかったか?そのあたりのグッズ類は一通り揃ってた気がするが」

    明石「いやいや、あんなベタなやつじゃダメですって! もっとインパクトがある…そう、独自色の強い商品群を用意するべきだと思うんです」

    提督「あぁ、なるほどねぇ…まぁ、俺もそういうのは嫌いじゃないからな…例えばどんな?」

    明石「そうですね、例えば…」ゴソゴソ

       「こういうの作ってみたんですけど」サッ

    提督「…まな板? あれか、飛行甲板モチーフのまな板、みたいな感じか」

    明石「いいえ、これは『TZRまな板』です」

    提督「てぃーぜっとあーるぅ? なんでヤマハのレーサーレプリカ…?」

    明石「…? 違いますよ、『大鳳(T)・瑞鳳(Z)・龍驤(R)』のイニシャルです」

    提督「おい」

    明石「あとはこんなのも作ってみました」サッ

    提督「…それは…一式陸攻の模型か? なんか…わりと普通のような…」

    明石「これね、実はライターなんです」カチッ シュボッ

    提督「おい」

    明石「すぐに火がつくので実用的ですよ!」

    提督「おい馬鹿洒落にならんぞ」

    明石「えぇー…これ、最高の自虐だと思うんですけどねぇ…」

    提督「最っ低の自虐だよ馬鹿!そんなもん認められるかこの阿呆!」

    明石「しょうがないですねぇ……えーと他には…」

    提督(まだあるのかよ…)ゲンナリ

    明石「これ! 艦娘一人ひとりの特別レシピを再現したレトルトカレーです!」スッ

    提督「おっ、これは良い案だな!」

    明石「ちゃんと本人監修ですからね…お気に入りの艦娘手作りの味がご自宅で楽しめます!というコンセプトで」

    提督「おぉ…なんだか危ない領域に足を踏み入れてる気もするがこれは人気が出そうだ!」

    明石「こーんな感じで…金剛カレー、赤城カレー、第六駆逐隊カレーなどなど色々な子の味を取り揃える方向で行こうかと」

    提督「あぁー…これは売れるだろうなぁ」

    明石「他にもですねぇ、伊168カレー、足柄カレー、早霜カレー…あっ」ゴソゴソ ポロッ

    提督「おっと、1個落としたぞ…」ヒョイッ

    『比叡カレー』

    提督「おい」

    明石「いやあ…ものは試しと言いますし…ね?」

    提督「おい、やめろ馬鹿この企画は早くも終了ですね」

    明石「…さすがに冗談じゃ済まないですかね、これ…?」

    提督「当たり前だろ! 下手に食中毒事件なんて起きた日には軍の威信にすら関わってきちまうぞ…」ゲンナリ

    明石「…では、名残惜しいですが比叡さんのカレーはボツってことで…」

    提督「そうしてくれないと困る…」

    404 = 1 :

    明石「…よし!それじゃ気を取り直して次いきますか!」

    提督「おぉ…まだあるのか…」

    明石「お次はですねぇ…じゃんっ! 艦娘達の写真集です!」

    提督「おー、これまた売れそうな…」

    明石「青葉さんに協力してもらいまして、こんなふうに艦娘みんなの日常風景を切り取った本にしてみました」パラパラ

    提督「なるほど、本営が広報で出してるやつはもっとグラビア、だとかスチール写真、って感じだからな…ちょっとよく見せてよ」

    明石「はい、そうぞ」スッ

    提督「ありがとう……」パラッパラッ

    明石「……」

    提督「……」パラッパラッ

    明石「……?」

    提督「……あのさ、ちょーっと気になることがあるんだけどいいかなぁ」

    明石「…? はい、なんですか?」

    提督「これさ……なんでさ、カメラ目線の写真が 1 個 も 無 い の?」

    明石「………」

    提督「………盗撮じゃないよな? まさか撮影許可取ってあるんだよな?」

    明石「……あとで確認取ってみますね」

    提督「そうしてくれ……」パラパラ

       「…んん?」パラッ

    明石「ん?どうしましたか…」

    『加賀さんのお着替えシーン』ワーオ

    明石「あっ……」

    提督「……明石」パタン

    明石「…あ、えっ、はい?」

    提督「やっぱ駄目」ゴゴゴゴ

    明石「へ?」ビクッ

    提督「この写真集は発禁。それと今から青葉シめてくるから留守番頼む」ガタッ スタスタ

    明石「えっ!? ちょっ、え、待っ……」

    がぢゃっ、ばだぁんっ!

    明石「っ!」ビクッ

       「……うわぁ、青葉さん、あの人完璧地雷踏んじゃったよ……ご愁傷様です」ナムナム

    405 = 1 :

    その後、倉庫において体を鎖で拘束されながら虚ろな目でうわごとのように謝罪を繰り返す青葉が目撃された



    そしてカレーとまな板だけが市販化された

    龍驤「なんでや!」

    406 :

    千代田とか蒼龍のマウスパッド出たら本当に使いづらそうだな

    407 :

    青葉…いい奴だったよ…


    確か千代田と千歳のマウスパッドはもうあるはず。

    …その横に龍驤の3Dマウスパッドもあったが。

    408 :

    ワンショットライターネタに笑ってしまった

    409 :

    /nox/remoteimages/9c/3b/084d92319c0ec94d13e67b4d641f.jpeg何のいじめか

    410 = 1 :

    >>409
    なんで千歳お姉より阿賀野姉のほうが大きいんだ・・・?
    そして何より龍驤のサイズが大きすぎるじゃないか(無慈悲)

    411 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「……」ペラッ ペラッ カリカリ

    長門「……」カリカリカリカリ

    提督「……ぬあああああもーー事務仕事したくねええええええ!」ギシッ

    長門「…仕方無いだろう、もうじき大規模作戦が発動されると発表があったのだからな」バサッ

       「これはそのための前準備…色々と要り様なのだろう?」カリカリ カリカリ

    提督「んんっ…まぁ正論ですな」グイー

    長門「こうして私達も協力しているではないか。あと少しの辛抱なのだ、我慢してくれ」

    提督「そうは言っても体は言うことを聞いてはくれんのですよ…お"ぉっ…」ゴキッ ゴキリッ

       「っ…あ"ー体が痛い」

    長門「なんだ、もう歳か」カリカリ

    提督「そーかもなぁ」フー…

    長門「……そこは否定してほしかったのだが」

    提督「だって事実だもの。お世辞にも若いとは言えない歳だろう、もう」

    長門(嘘をつけ)カリカリ

    提督「…あぁそうだ、せっかくだしマッサージでもしてくれよ。力あるだろ?」

    長門「……ふぅ、仕方無いな」クスッ

       「ほら、そこに横になれ」ガタッ

    提督「ありがとう!ではよろしく頼むっ」バスン

    長門「全く…前はこのくらいで音を上げるようなタマではなかったのだがな」

    提督「そうしたいとこなんだがね、どーにもそれだと心配かけちゃうみたいで」

    長門「…ま、そうか…そうだろうな。……上着は脱がなくていいのか?」

    提督「おーっと、忘れてた忘れてた…」イソイソ

    長門「ほら、掛けてきてやるからこちらに寄越せ」

    提督「ん、頼む」スッ

    長門「……」コツコツ

       (…これも随分とくたびれてきたものだな。あとで皆で新しい軍服でも買ってやろうか)スッ

       「…よし、ではうつ伏せになってくれ」

    提督「よろしくぅ」ゴロン

    長門「痛かったら言ってくれ…ふっ」グイッ

    提督「あ"あ"っ」

    長門「っ! す、すまない。大丈夫か?」パッ

    提督「あぁいや、大丈夫大丈夫…いやー予想以上に凝ってるみたいだなぁ、あっはは」

    長門「そ、そうか…ならばいいのだが」グリッ

    提督「お"ぉう"っふ」

    長門「……」グリグリ

    提督「あ"ぁーー…」

    長門「…力の加減はこのくらいでどうだ?」グイッグイッ

    提督「い"いっかん"っじっぃい"っ」

    412 = 1 :

    長門「……」グニッグニッ

    提督「ふうー……」

    長門「……ふっ」グイーッ

    提督「お"ふぅ……」

    長門「……」グイッグイッ

       (……無言だとつまらんな)

    提督「あ"ー…寝ちゃいそう」ウトウト

    長門「…あぁ、ならば寝ていいぞ」グリグリグリ

    提督「ぉー……わかった……」

    長門(……寝られてしまうといよいよつまらん)グッグッ

    提督「……ふー……すかー……」Zzz

    長門(早っ)グリッグリッ

       (…まぁ、無理も無いか。ここ最近はしっかりと寝られていないようだしな)

       (少しだけ、今だけは寝かせてやろうじゃないか……)グリッグリッ


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「すぅ……すぅ……」

    長門「……ふぅ…さて、このくらいで充分だろう」スッ

       「……ふっ、気持ち良さそうに寝て、全く羨ましい……」

       「…………」

       「っ」キョロキョロ

       「……す、少しだけ私も……」/// イソイソ

       「…………」/// モゾモゾ

       (……相変わらず……大きな背中だ)ギュッ

       (背丈は私と大差無い筈だが…存在感というのか、不思議なものだな)

       「守ってやりたい…が…いつも…守られて……」ウトウト

    413 = 1 :


    ―――――――――
    ――――――
    ―――

    ??「……さい……きて…起きて頂戴」ユサユサ

    長門「…んぐ……ん"ん、なんだ…人が気持ち良く……」ムクリ

       「寝"っ」ピシッ

    加賀「…………」

    長門「」

    加賀「……どういう状況か説明してもらえるかしら」ゴゴゴゴ

    長門「…え…あ、そっその、だな……そのぉ……あのぉ……」ダラダラ

    加賀「………説 明 し て も ら え る か し ら」

    長門「ちっ違う!違うんだ加賀!こっこれはだな、そのぉ……」アセアセ

    提督「…ん………っ!!!」バッ ←①今何時だ!?という焦り

    長門「あっ…」

    提督「…?」

    加賀「……」 ←②いつの間にか加賀が演習から帰ってきていた

    提督「…!?」バッ

    長門「……」 ←③いつの間にか長門が同じベッドに入ってきている

    提督「!!!???」ポヒー ←結果:思考がパンク

    加賀「…おはよう、今はおおよそヒトロクフタマルよ」

    提督「ヒト…えぁあ!?ちっちょっえっ、なぁっ…なぁんだよ、お前長門、お前まで寝ちゃったのかよ!!ああああやっばいなぁこれ!!」ガタッ

    加賀「…大丈夫? 私も手伝うわ」

    提督「あーいや!それよりもほら、自分のことを」

    加賀「もう済ませているわ」

    提督「えっ、あそう? そっか、んじゃあ頼んだ!」ゴソゴソ

    長門「えっと……」

    提督「あぁえっとだな…長門、お前はあれだ、あのー、手の空いてる奴呼んできてくれ! 手伝ってもらわなきゃ間に合わんこれ」ビシッ

    長門「わ、分かった! すぐに呼んでくる!」ガタッ

    提督「あぁそうだ長門、マッサージありがとな!」

       「っあーこれ今日中に終わるかな……」ドタドタ

    加賀「…ふー、まったく……長門?」ギロッ

    長門「っ! な、なんd…ナンデショウ!?」ビクーッ

    加賀「……あの人の様子からして、きっと疚しいことはしていないでしょうから、今回は特に何も言いません」ジトッ

    長門「あ、あぁ……」

    加賀「……ですが」

       「あの人は私の夫です。それを忘れないよう」

    長門「…分かっているさ」

    加賀「…では」クルッ

    長門「……」スッ

    がちゃっ、ばたん。

    長門「…………」コツ コツ コツ コツ

       (……分かっている。分かっているのだ…頭では)

       (分かっては、いるのだ……)

       「……はぁ……」コツ コツ コツ コツ

    414 = 1 :

    今更だけど、この提督寝てばっかじゃねーか!!

    うーん、どうも寝てしまうシチュエーションばっかり思いついてしまうんですよね・・・
    そしてようやくの長門さん回
    この人はたぶん「男の取り合い」ってのは出来ないタイプの女性でしょうね、個人的にはそんな印象を受けます
    かといって男相手に真正面からぶつかっていけるような性格かというと、そういうわけでもなく。
    「不慣れなことはてんで苦手」といった塩梅でしょうかね
    問題は、それで自分自身諦めがつけられればいいんだけれど。と、いう話です



    そしてこれは、作品と関係無い個人的なお話ですが。
    諦めたいけれど、諦めたくない
    矛盾した、自分勝手な自分が大嫌い
    もしも、そんな自分を肯定してくれる人間がいたら?

    私なら、申し訳なくて死にたくなります

    415 :

    次大鯨お願いします

    416 = 1 :

    しまった、安価指定忘れてましたね

    次の安価は直下!
    >>415さんも、もっかい大丈夫ですよ

    417 :

    五月雨

    418 :

    甘えて安心するシチュだとついついうとうとしちゃうよね

    419 :

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431673886/
    ほーう・・・ほほーう・・・(恍惚)

    五月雨ちゃんもうしばしお待ちください
    真面目っ子だと描写しづらいです
    たぶん私が不真面目だからだと思います
    出来上がるまでは上に挙げたSSでもお読みになっていてください

    422 :

    <番外編12:歌>


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「…ふぅ、とりあえず今日の分の工廠への指示は全部出したから…」コツコツ

       (さぁて、次は本営から回ってきた書類の確認だな)

    <~…♪

    提督「…ん?歌…?」

       (…執務室から、か?)

    がちゃり。

    加賀「っ!」ビクッ

    提督「……あぁ、加賀が歌ってたのか」

    加賀「!」///

       「…聞こえていたかしら」///

    提督「ん、微かにだけど」

    加賀「……」///

    提督「しかし、意外だな。加賀も歌とか歌うんだな」スタスタ

    加賀「…それは、まあ…多少は…」///

    提督「しかも上手いし」

    加賀「えっ」///

    提督「え?いや、『えっ』って…俺は良い歌声だったと思うが…よっこいせ」ギシッ

    加賀「…そん…そんなこと…」///

    提督「……」ゴソゴソ

    加賀「……」///

    提督「…もっと、聞きたいな」

    加賀「…!」///

    提督「何か歌ってみてよ」

    加賀「…その、恥ずかしいから…」///

    提督「えぇー…残念、せっかく綺麗な歌声だったのに」

    加賀「っ! さ、先程から恥ずかしいことを言わないでっ」///

    提督「……」

    加賀「……」///

    提督「…駄目?」

    加賀「……気が向いたら…そうね、歌ってあげるわ」///

    提督「ふっ…そっか、楽しみにしてるよ」

    加賀「…全く…」///

    423 = 1 :

    間違ってsageてしもうた・・・

    えー皆さんお久しぶりです
    生きております
    色々忙しくてなかなかこちらに時間が割けません
    ふぇぇいい加減続き書きたいよぉ・・・

    424 = 1 :

    しかし加賀さん歌手デビューですか
    しかも上手いですし
    これでは輪をかけてハイスペック空母になってしまうずい・・・

    425 :

    加賀の歌が上手いので
    那珂ちゃんのファンやめます

    426 :

    加賀さんも~那珂ちゃんと一緒に~アイドルやろうよ~

    429 :

    続き書くんだよ
    あくしろよ

    430 :

    <番外編13:いつの日か>


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    ………おぎゃあ!おぎゃあ!

    ―――おめでとうございます!元気な女の子ですよ!

    「っ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

    ……良かった、無事に生まれたのね

    意識は半ば朦朧としている

    出産がこんなに苦労するものだったなんて

    最前線で戦っていたときのほうがまだマシだったかも…

    …それでも今は

    ―――お母さん、抱いてあげてください

    ……暖かい

    この暖かく、愛おしく、この上なく尊い宝玉を

    その温度を感じることに全身全霊を傾けよう

    「加賀、お疲れ様」

    …あぁ

    最愛のひとが私の頭を優しく撫でる

    私は今、ありったけの幸せに包まれている

    私は今、とめどない愛に満ち満ちている

    そうか、これが

    母親になるということなのね

    ―――お父さんも抱いてみますか?

    「あ…ぜひ、お願いします」

    …何をそんなにおっかなびっくり抱いているの

    その子は私とあなたの子なのよ

    あなたはたった今から父親なの

    もっと堂々としてもらわないと困るわ…

    「加賀」

    「……なに」

    「ありがとう」

    「ありがとう…無事に生んでくれて」

    そう言って最愛の人は顔をくしゃりと歪めて

    あぁ、やめて頂戴

    そんな顔をしないで

    あなたにそんな顔をされたら私まで

    私まで―――

    431 = 1 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    加賀「…………」

    むくり。

    加賀「…………」ボー

    提督「すー…すー…」Zzz

    加賀「……夢……」

       (……この人と私の、子供)

       (……)

       (いつかそんな日が、ほんとうに訪れるのかしら)

    もしそんな日が本当に訪れたなら―――

    加賀「…………」モゾモゾ

    ぎゅっ。

    提督「ん……すー…すー…」Zzz

    加賀(…流石に気分が高揚してしまうでしょうね、きっと)///

    432 = 1 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    加賀「……なんていう夢を見たわ、ゆうべ」モグモグ

    提督「…そっか」モグモグ

    加賀「……」モグモグ

    提督「幸せだったか?その夢」

    加賀「……えぇ……とても。とっても、幸せな夢だったわ」

    提督「そっか」モグモグ

       「…あ、お醤油取ってもらえる?」

    加賀「はい」

    提督「ん、ありがと」チー

    加賀「……」モグモグ

    提督「……」モグモグ

    加賀「……」モグモグ

    提督「……その夢さ」モグモグ

    加賀「…?」モグモグ

    提督「…正夢にしてやろうか」

    加賀「……」モグモグ

       「……っ!!」///

    提督「……」ジッ

    加賀「ぁ……その……」///

    提督「……」

    加賀「…ぇと…」///

    提督「……ママー、ぼくおなかすいたでちゅ~」

    加賀「」

    提督「……」

    加賀「」ドンビキ

    提督「……ツッコんでよ!! ちょっとぉ!!」///

    433 = 1 :

    おめでとうございます

    どうか今世では幸せな一生を過ごせますように

    434 :

    おつ
    これは良い

    435 :

    加賀さんがアイドルとか…
    なんか嫌

    436 :

    「五月雨ちゃんに甘える」というお題の消化がこれまた非常に難しく、続きの執筆に四苦八苦している次第で御座います
    あぁ、特に誰にも甘えやしない「番外編」ばかりが増えていく・・・
    といっても別スレ立てるほどのボリュームは無いしなぁ・・・難儀

    437 = 1 :

    <番外編14:新しい航空機>


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    加賀「…新型の艦載機?」

    提督「うん、なんでも今試作中のがあるらしくて、そいつの試験運用をしてほしいんだと。空技廠からの依頼」

    加賀「機種は」

    提督「…確か攻撃機って言っていたな」

    加賀「攻撃機…それを私達の部隊で実際に使ってみて塩梅を確かめてほしい、と」

    提督「そう。諸々の試験飛行は済んでるらしいが空母では一度も運用されてない」

       「…で、そのテスト役をお前に頼みたい」

    加賀「分かったわ。次の訓練で使ってみた後、結果を報告書にまとめて提出するわね」

    提督「よろしく頼むな」

    加賀「…それで、肝心の機体はどこにあるの?」

    提督「船渠に持ってきてもらう手はずになってる。もうそろそろ頃合じゃあないかな…よし、んじゃ一緒に見に行くか」

    加賀「新型機…流石に気分が高揚するわ」


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「…で、船渠にやってきたわけですが」

    妖精「あ、提督さん! どうも、空技廠の者です。もう運び込み終わりましたよ」

    提督「あぁこれはどうも、いや遠路はるばるお疲れ様です」

    妖精「いえいえこちらこそ、お忙しいなかでこのような…」

    加賀「これが…新型の艦攻…?」

       (機首の形からして発動機は液冷…『彗星』に似ているけれど、それ以外にもどこかで見たことがあるような…)

    提督「…さて、それじゃあ担当さん、説明のほうをお願いします」

    妖精「はい、これは『M6A1-K 南山』という…あぁ、これはまだ仮称なんですがね…まぁ、とにかくそういうものです」

    提督「あー、こいつがあの」

    妖精「はい。見てもう既にお分かりかもしれませんが、これは『晴嵐』のフロートの部分を引き込み脚に変更して…」

    加賀「あぁ」

    提督「どした?」

    加賀「あ、いえ…道理で見覚えがあるなと思っただけ、気にしないで…担当さん御免なさい、続けてください」

    妖精「はい。で、ですね、その晴嵐を要は陸攻にしたもの、それをさらに着艦フックを設けて艦上機化したものがこちらです」

    提督「へぇ、しかしあいつを艦上機に…えーそんなこと出来ちゃうのかぁ、マジかぁ」

    妖精「特徴は概ね晴嵐のほうと同様です。ただ、『彗星』ほどではありませんが離着艦時に速度が必要になるので注意してください」

    提督「分かりました、ご丁寧にありがとうございます」

    妖精「いえいえ、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします、はい…それでは、あのー私はこのへんで…」

    提督「えぇそんな、せっかくですから何か、お茶くらい飲んで行かれては?」

    妖精「いやぁありがたいんですが実はこの後すぐ、用事がありまして…」

    提督「あーそうですか、分かりました。それじゃあ、どうかお気をつけて…」ペコッ

    妖精「はい、それでは失礼しますー」ペコッ

    加賀(ほんとおっさん臭いやり取りね……)

    438 = 1 :

    提督「ふぅ……さて、それじゃあこいつのデータは追々取ってもらうとして…」

    加賀「……」

    提督「…しかし南山の艦上機仕様ねぇ、こういうのが『有り』なんだ…」

    加賀「……?」

    提督「…てことは終戦時にまだ存在していなかった仕様でもいけるってことなんだなぁ艦娘の装備は…」ブツブツ

    加賀「……提督?」

    提督「あぁそういや『震電』使ってるとこもあるんじゃなかったっけか……」ブツブツ

    加賀「!?」ピクッ

    提督「6翅…あれは空冷より水冷のほうが、いやいっそネ20……武装は特呂を使ってボーンッと…」ブツブツ

    加賀(………嫌な予感)ゾクッ

    提督「加賀」

    加賀「っ…な、なに?」

    提督「もっと強い飛行機欲しくない?」

    加賀「え、えぇ、そうね」

    提督「どうせなら敵の飛行機はボンボン打ち落としたいよなぁ」

    加賀「そうね」

    提督「船だってボカンボカン沈めたいよなぁ?」

    加賀「ソウネ」トオイメ

    提督「急降下爆撃なんかじゃ物足りねぇよなぁ…!?」

    加賀「……ソーデスネ」

    提督「……南山改も震電改も有りなんだろ? だったらもう何だって有りだよなぁ!?」ニヤァァァァ

    加賀「…ちょっと」

    提督「 血  が  騒  ぐ 」 ←機械オタク

    加賀「ちょっと!!」

    提督「いっちょ明石に相談して来る」ザリッ

    加賀「待ちなさい! いったい何をする気!?」ガッ

    提督「まずは強い艦上機を作らせる」ビシッ

    加賀「……強い艦上機、とは」

    提督「超高速爆撃機、及びそれを護衛する超高高度戦闘機」

    加賀「ちょうっ……何をさせる気!?」

    提督「大出力の高速戦闘機で制空権を一気に掌握、その後爆撃機が高度1万メートルから急降下しロケット推進式の中型徹甲爆弾を投下…」

       「超音速で敵艦に叩き込み誘爆による継戦能力喪失を狙う! 要は原始的な無誘導ASM(空対艦ミサイル)だッ!」ドーン

    加賀「無茶苦茶すぎる!!」ガビーン

    提督「そうすると連携取るのに今度は高性能な無線も要るし、ミサイルもゆくゆくは誘導式にしてぇよなぁ…! おぉ~やることいっぱいだ!!」キラキラ

    加賀「っ……」クラッ

    提督「善は急げ! ちょっと明石んとこ行ってくる!!」ダダダダダダ

    加賀「あっ!……あぁ……ついていけない……」ゲンナリ



    なお、この後ジェットエンジンも排気タービンもまだロクに作れないことが判明し提督の野望は早々に頓挫した

    439 = 1 :

    ちなみに航空機用の噴進爆弾は旧日本軍もきっちり実用化していたようで、ゼロ戦に搭載されていた記録も残っているらしいですね
    せっかく南山まで引っ張り出してきたことですし、烈風や震電だって実装済みなんですから、ここまできたらどうせなら「キ94Ⅱ」とか「P51マスタング」とか、いっそのこと「XP-72」とか持ってきちゃったらいいんじゃないですかね
    とりわけロールスロイス・マーリンは本当に良く出来たエンジンですから大いに妖精さん達の参考になることでしょう
    個人的には工作技術に物を言わせて力づくで仕上げました!って感じのDB600系なんかよりよっぽど気に入っています(あれが軍用じゃなくて民生品だったらまた評価も違ったんですが・・・)


    でも中島・誉はもっと好き(ボソッ)

    440 :

    おつー
    バルキリー作る位してみろぉ

    441 = 1 :

    >>440
    マッハ3で飛ぶ戦略爆撃機だなんてハイテクすぎるからダメです(半ギレ)
    もっと歪でもいいからローテクでメカニカルじゃないとワクワクしないじゃあないですか

    442 :

    夢に出てくるくらい加賀さんの事が好きなんだ

    加賀さんに甘えたい

    443 :

    「艦娘が提督さんに甘える」シチュエーションしか思い浮かばない苦しみ

    444 :

    提督が艦娘に甘えてるならいつも甘えられる側の艦娘が甘えて来ても良いじゃない
    大和とか武蔵みたいな普段甘えて来なさそうな艦娘なら尚更

    448 :

    お久しぶりです
    現在少しずつ本筋を書いております
    このまま滞りなく最後まで行けば連休中には投下できるでしょう
    今しばらくお待ちくださいませ

    450 :

    待ってた


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