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    元スレ提督「安価で艦娘に甘えよう」

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    251 :

    荒らしかと思ったら>>1だった。

    252 :

    酉バレじゃなければいいが…。

    253 :

    おら錯乱してねえでとっとと更新するんだよあくしろよ

    254 :

    >>252
    本人ですよー、大丈夫ですよ!
    だってさっきのSS書いてる方、私より細かく安価取ってるのにお話の組み立て方に無理矢理感が無くて、しかも私のお話よりずっと面白いんですもん
    やめたくなりますよ~執筆ぅ…

    255 :

    さぁ書き給え

    256 :

    すいませーん木下ですけどーSS投下まーだ時間かかりそうですかねー

    257 :

    ベストを尽くせば結果は出せる(至言)

    258 :

    書くんだよおうあくしろよ

    259 :

    最初から上手く書けるなら誰も苦労せんよ。

    だから書くんだ。

    260 :

    加賀さんに甘えるまではここに残るぞ!(安価とるとは言っていない)

    261 :

    俺は…プリンツにひたすら甘えたいんや…>>1頑張れ!頑張れ!

    262 :

    のんびり待ってます

    263 :

    <番外編5:防寒着>


    これはクリスマスから2ヶ月ほど前のお話。


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    加賀「…急にどうしたのですか?私達にインナーを支給するだなんて」

    提督「いやぁ、去年も思ったんだがお前達の格好って見るからに寒々しくてな」

    加賀「ですが冬服がありますよ」

    提督「それでも寒そうなやつは寒そうだからさ。で、今年はきちんと本営に予算申請して、お前達が寒くないようにこうしてとっくりを大量に用意したというわけだ」

    加賀「…今時タートルネックのことをとっくりと呼ぶのはどうかと思うのですけれど…」

    提督「なんだ知ってたのか、てっきりそういう言葉は知らないと…」

    加賀「……」バシッ

    提督「痛っごめん!!」

    加賀「まったく…私でもそのくらいは知っています。馬鹿にしないでください」

    提督「ごめんって」

    加賀「それにしても…この服、洋装の子になら合うでしょうけど、私みたいに和装だと似合わないのではないでしょうか?」

    提督「ところがどっこいこいつは和装にも合うんだなぁ」

    加賀「へぇ…そうなのですか、初耳です」

    提督「せっかくだし今から鳳翔さんに着てきてもらうか。あの人の格好なら分かりやすいだろう」

    加賀「突然呼び出して大丈夫ですか?」

    提督「まぁ大丈夫だろう、そんな時間かかる用事でもないんだし。さて携帯にかけるか」ポチポチ

    提督「…あ、もしもし鳳翔さん?あー今時間あるかな?ちょっとお願いがあるんだけど」

    提督「…あ、大丈夫?うん、いや大した用事じゃないから。あのーこないださ、タートルネック配っただろ?」

    提督「…え?あぁタートルネックってあれだよ、とっくり。…そう、あれ」

    加賀(鳳翔さん……)

    提督「…うん。あれをね、今から着てきてほしいんだ。…そう、執務室。執務室にあれを着てきてほしい。…あぁ格好はいつもどおりで大丈夫、その下に着てきてほしいから」

    提督「…はい、ありがとう、急がなくて大丈夫だから。…はい、ではー」

    提督「……」ピッ

    加賀「大丈夫でしたか」

    提督「うん、5分くらいで来てくれるって。…あ、そうだ、ついでにお前も着てもらうから」

    加賀「え?」

    264 = 1 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    鳳翔「…というわけで、着てきてみましたけど…」

    提督「うん、可愛い!」

    鳳翔「え…」///

    加賀「……」ムッ

    提督「いやぁ予想以上に似合ってるなぁ。可愛い」

    鳳翔「そ、そんな、可愛いだなんて…照れてしまいます…」///

    提督「可愛い。めっちゃ可愛い」

    鳳翔「あぅ……」///

    提督「とまぁ、こんな感じで和服にタートルネックってのは結構合うのだ」

    加賀「…そうですね」ツーン

    鳳翔「あっ…」ハッ

    鳳翔「…あの、提督…」

    提督「ん?あぁ、もう戻って大丈夫だよ。わざわざごめんな」

    鳳翔「あ、いえそうではなく…」

    提督「大丈夫だってば」

    鳳翔「…はぁ…分かりました。提督?」ジト

    提督「信用無いなぁ…」

    鳳翔「まったくもう…それでは、失礼しました」ガチャッ

    ぱたん。

    提督「さてと、それじゃ仕事の続きを…」

    加賀「あの、提督」

    提督「んー?」

    加賀「私も、着たのですけど」ジト

    提督「あぁ、タートルネック?そうだな」ペラッ

    加賀「……何か言うことは?」ジトー

    提督「んー…」チラッ

    提督「『あったかそう』」ペラッ

    加賀「ふんっ」ドゲシ

    提督「いったぁーーっ!?」

    加賀「頭にきました」ゲシッゲシッ

    提督「痛い!痛い!やめて!ごめんて!ごめん!すいませんでしたーっ!!」


    このあと「綺麗だな」と褒めてあげたら急にしおらしくなっちゃったとさ。

    265 :

    和装にはブーツも案外似合うよね

    266 :

    まぁ、そうなるな…

    267 :

    提督(窓開けないとよく見えないな…)

    かちゃっ、からららら。

    提督「…球磨?」

    球磨「うぉ!?」ビクゥ

    球磨「…あ、提督かクマ」

    提督「驚きすぎだろ…何してるんだこんな時間に」

    球磨「…あー…実は…これ見てほしいクマ」スッ

    提督「んー?…猫?」

    「にゃー」

    提督「なんだなんだ、いつの間に住み着いたんだ」

    球磨「分からないクマ、2日前に見つけたんだクマ」

    提督「世話してやってたのか」

    球磨「そうだクマ、幸い弱ってはいないようだったから楽だったクマ」

    提督「そうか…野良が迷い込んじゃったって感じか?」

    「なぁー」スリスリ

    球磨「おーどーしたクマー、相手してほしいのかクマー?」ナデナデ

    「なぁーお」

    提督「…随分懐いてるなぁ、すごいなお前」

    球磨「特に何も変わったことはしてないクマ…」

    提督「ふーん…しかしこいつはどうするよ、ここに置いとくのも可哀そうだし室内で飼っちゃうか?」

    球磨「えっ、いいのかクマ?」

    提督「まぁ、別にダメな理由もないし、俺だって猫嫌いじゃないし。うちの所属の連中に猫アレルギー持ってるやつもいないし」

    球磨「おー、それならありがたく飼わせてもらうクマ。よかったなークマ」ナデナデ

    268 = 1 :

    提督(さて、そうするとこいつのトイレとか寝床とか遊び道具とか用意しないと駄目か…)

    「にゃー」ゴロゴロゴロ

    提督「……」ジー

    球磨「…?なんだクマ、こっちをじっと見て」

    提督「……」

    提督(…俺もあんなふうに甘えてみていいんだろうか、全身を相手に委ねるような感じで…)

    球磨「……!」ティン

    球磨「むっふっふー…そういうことかクマ」

    提督「ん?何が?」

    球磨「提督もこいつみたいに甘えたいんだなクマ!」

    提督「んっふ!?いや、あー…いや、別段そういうわけじゃ…」///

    球磨「そーかそーかクマ…提督も球磨のほとばしるおねーちゃんオーラに魅了されてしまったかクマー」ウンウン

    提督(別段球磨だからってわけじゃないクマ。そもそも話聞いてねぇクマ)

    球磨「それならば仕方ないクマ。さぁ提督もいっしょに甘やかしてやるクマ」コイコイ

    提督「やめてくれよ風呂入ったばっかなんだから…」

    球磨「遠慮するなクマ、今なら色々サービスしてやるクマ」ススス

    提督「やめろ!お前猫触りまくった手のまんまで触るんじゃない!せめて手を洗ってからにしてくれ」サッ

    球磨「えー…仕方ないクマ、それじゃついでだしそろそろ中に戻るかクマ…こいつはどうするクマ?」

    「なぁーぅ」

    提督「今はまだ寝床も何にも無いし室内飼いは無理だなぁ…悪いけど今晩は外にいてもらうか」

    球磨「了解だクマ、じゃあおやすみクマ」

    「にゃー」テテテテ

    球磨「……ふっふっふ、それじゃあ提督、覚悟するクマ」ニヤリ

    提督「えー…本当にやるのか?」

    球磨「当然だクマー」

    269 = 1 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「ちゃんと石鹸で洗ってきたか?」

    球磨「当たり前だクマ、球磨をなんだと思ってるんだクマ」

    球磨「それじゃ、思う存分甘えてくるがいいクマ」バッ

    提督「……うーん……」

    球磨「何を逡巡しているクマ、昼間木曾にやったみたいに遠慮せずやるクマ」

    提督「……」

    提督「……」モソモソ

    球磨「ふふふ、捕まえたクマ」ギュッ

    提督(すごく微妙な気分)

    球磨「いい子いい子ークマ」ナデナデ

    提督(嫌かどうかで言えば嫌じゃあないけども)

    球磨「…クマー…」ナデナデ

    提督(……なんか、違う)

    球磨「……」ナデナデ

    提督「……」

    球磨「何か悩んでいるのかクマ」ナデナデ

    提督「え」

    球磨「根拠は無いけど…伊達にあいつらの姉ちゃんやってないクマ、表情とかからそのくらいはなんとなく分かるクマ」ナデナデ

    提督「……」

    球磨「話し相手くらいにはなってやれるクマ」ナデナデ

    提督「……加賀がな、俺に、もっと私達艦娘に甘えてほしいと」

    球磨「……」ナデナデ

    提督「一人で何でも背負い込もうとするなと」

    球磨「そう言われたのかクマ」ナデナデ

    提督「言われた」

    球磨「ふぅん」ナデナデ

    提督「けどなぁ、いきなりそんな言われても、俺こういうふうにお前らみたいな若い女の子相手に甘えるなんて経験が全然無かったから」

    球磨「恥ずかしいクマ?」ナデナデ

    提督「いや、恥ずかしいというか…なんというか…んー…なんだろうな、加減が分からん」

    球磨「加減」ナデナデ

    提督「そう。どこまで馴れ馴れしくしていいのかって」

    球磨「別にそんなこと、提督なら気にするようなことじゃないと思うクマ」ナデナデ

    提督「それがな…どうも俺は人気者らしい」

    球磨「今更かクマ」ナデナデ

    提督「いまっ……でな、中にはどうやら俺のことを、上司じゃなくて男性として意識してる連中もいるみたいなんだ」

    球磨「自慢かクマ」グシャグシャ

    提督「ぐあーやめろ自慢じゃねぇ」

    270 = 1 :

    球磨「…で?つまり何が言いたいクマ」クシクシ

    提督「あんまり馴れ馴れしくして勘違いさせたくない。あとは、嫌がるやつもいるかもしれないし」

    球磨「……」ナデナデ

    提督「でも無理に、余所余所しくもしたくない。その線引きが分からん」

    球磨「…球磨は、なんとも言えないクマ」ナデナデ

    提督「そうか」

    球磨「……」ナデナデ

    提督「さっきお前がさ、猫撫でてただろ」

    球磨「うん」ナデナデ

    提督「俺もあんなふうに、あの猫みたいに、なんも考えず甘えられたら楽だなぁなんて思ったんだ」

    球磨「……」ナデナデ

    提督「楽だったろうなぁ、色々と」

    球磨「あ」ティン

    提督「どうした?」

    球磨「いっそ好きなだけ甘えてしまえばいいクマ」ナデナデ

    提督「だからそれじゃまずいことになるっつってんの」

    球磨「逆転の発想クマ。誰にでも思い切り甘えるようにしてしまえば、かえって変に勘違いされなくなるクマ」

    提督「…!あぁそうか、なるほどそういう手もあったか…すごいな」

    球磨「ふふん、意外に優秀ってよく言われるクマ」ナデナデ

    提督「いや、意外っていうか…お前何気にいつも結果出してるよな、色々。みんなすごく感謝してるぞ」

    球磨「そう言ってもらえると鼻が高いクマぁ~♪」ナデナデ

    提督「……あーでも駄目だやっぱ」

    球磨「クマ?」ナデナデ

    提督「誰彼構わずってのはちょっと情けないなぁ…俺が気分良くない」

    球磨「……」ショボン

    提督「落ち込むなって…妙案なのは確かだったんだから、ほら」

    球磨「クマー…」

    271 = 1 :

    提督「まぁでも、そうだなぁ確かに、みんなに同じようにしてるんだってなれば誰もその気にはならなくなるだろうなぁ」

    球磨「…そもそも、あんまり気にするようなことじゃないと思うクマ」

    提督「いや、それでもな。変に意識される云々は大丈夫だって分かったけど、今度はあんまり親しくされても嫌って子はどうするんだって話」

    球磨「そこもだクマ。ウチに提督に甘えられて嫌がるようなのなんていないはずだクマ」

    提督「そうかぁ?羽黒、神通…あと天龍とか摩耶とか、あのあたりは下手に触ったりしたら嫌がりそうだが」

    球磨「……話を聞く限りだと問題無さそうだけどなぁ、クマ」

    提督「えー…うーん、嫌われてるとは思わんがそこまでだとは…」

    球磨「ま、球磨も確証は無いけどなクマ」

    提督「そうかぁ」

    球磨「……」

    提督「……」

    球磨「あ、話はもう終わりクマ?」

    提督「ん?あぁ…そうだな、もう大体吐き出しちゃったかな…うん、結構すっきりしたよ」

    球磨「うんうん、それは良かったクマ。球磨ねーちゃんが話し相手になってやった甲斐があったクマ」

    提督「…ふっ」

    球磨「何がおかしいクマー」ジト

    提督「いやぁ……ちゃんと姉ちゃんなんだなぁと思ってな」

    球磨「…クマ?」

    提督「立派な姉らしいところもあるじゃないかって、こと!」ムクリ

    提督「じゃあな、ありがとう『球磨姉ちゃん』」スタスタ

    球磨「!」

    がちゃっ、ぱたん。

    球磨「……むふー♪」パタパタ


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督(さて、約束の時間までにはまだ早い)

    提督(どうするかね、もうあいつの部屋行っちまってもいい気もするけど…)


    艦娘名、安価↓×2  加賀さんの部屋に向かってほしい場合は「加賀」でOK

    272 :

    瑞鶴

    273 :

    秋月ちゃん

    274 :

    愛宕

    275 = 1 :

    あー、どうしよう
    本編は時系列がAL/MI作戦終了直後なんですよね・・・(進み遅すぎ)
    書き忘れてた私が悪いんですけども

    あの時点で既に秋月がいることにしちゃうか
    それとも>>273さんには申し訳ないですが安価下にしちゃうか
    どちらにいたしましょう?

    276 :

    好きにしていいと思うよ
    個人的にはもう末尾O秋月はうんざりなんで安価下になんないかなって

    277 :

    イッチの自由で良いと思うよ

    278 :

    うーん残念
    まあ>>1に任せます

    279 = 1 :

    ちょっと悩んだんですが、秋月だといまいちネタが浮かばなかったのでアタゴンにすることにしました
    >>273さん、ごめんなさいね

    280 :

    いやいや全然大丈夫ですよ
    >>1のやりやすいようにやるのが一番なので

    281 :

    俺も愛宕んのおっぱいに甘えたい

    282 :

    愛宕と天龍あく

    283 :

    提督(……やっぱやめとこ、2230に向かうっつった手前な)

    提督「あー…どーしよーもなく暇だなぁちくしょー…」

    提督(あ、なんかアルコール飲みたい気分)

    提督「えーっと…あぁそうだ執務室に頂き物の日本酒があったっけな…あれ飲むか」

    提督(ついでに酒保でつまみでも買ってくるか)テクテク


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「えーと確かこっちのほうにーっと…あーあったあった」

    提督「んーとぉ?…純米大吟醸『加賀纏』…はっは、このタイミングでか」

    提督「…まぁいいや、飲むか」カシュッ

    提督「えっと…あーグラスでいいか…」コンコンコンコン

    提督「…んー、いい香りだなぁ」

    提督「ではいただきます」クイッ

    提督「…ふー…結構美味いなぁこれ」

    提督「……」チビチビ

    提督(…なんか味まで加賀の性格みたいな酒だな)

    こんこん。

    提督「うお!?」ビクッ

    ??「どちらs…あ、提督ですかぁ?」

    提督「あぁなんだ愛宕か…いいぞ、入って」

    愛宕「失礼しまぁす」ガチャリ

    ぱたん。

    提督「どうしたこんな時間に」

    愛宕「こんな時間に珍しく執務室に明かりが点いているものですから、いったい誰がいるのかしら?と思って」

    提督「あぁそうか…言われてみればそうだなぁ」

    愛宕「泥棒か何かだったらどうしようかしら?なぁんて考えちゃいましたけど、提督で安心しました♪」

    284 = 1 :

    提督「そう易々と進入できるような場所じゃないけどな。入ってこれたら大したもんだ」クイッ

    愛宕「あら?こんなところで晩酌なさってるんです?」

    提督「んー、まぁ、やることもないし暇だったからな、頂き物の日本酒をば」スッ

    愛宕「ふぅん…美味しそうですねぇ、私にも一口いただけません?」

    提督「ん?飲みたいのか、んじゃグラス出さんとな」コトッ

    愛宕「あぁいえいえ、こっちで大丈夫ですよ?」スッ

    提督「あっおい、それ俺が口付けたやつ…」

    愛宕「……」クイッ

    提督「……」

    愛宕「…ふぅ、んん♪良いお酒ですねぇ、香りも良いし味も、飲みやすくて」

    提督「…無頓着だなぁ」

    愛宕「んー?うふっ、別に頓着してないわけじゃないですよぉ?あ、お返ししますね」スッ

    提督「…口紅付いてる…」

    愛宕「んもぅ、そんなこといちいち気にしちゃダメですよぉ」

    提督「…まぁいいんだけどさぁ」クイッ

    愛宕「…それにしてもどうしたんです?一人酒なんて珍しいじゃないですか」

    提督「ん?…あー…特に理由は無いな」

    愛宕「そうですか?てっきり何か深刻な悩みでも抱えてるのかと思っちゃいました」

    提督「はっ、俺はアルコールに逃げたりなんてしないよ」クイッ

    愛宕「分からないですよぉ?人間いつおかしくなっちゃうかも分からないんですから」

    提督「それにしたってこんな良い酒は飲まんだろ、勿体無さ過ぎる。純米大吟醸だぞ?じゅんまいだいぎんじょう」

    愛宕「あら、そんなに良いお酒だったんですかそれ」

    提督「まぁ俺がもしアル中にでもなりそうだったらお前らがなんとか叩き直してくれ。そんときゃ大五郎でもがぶ飲みしてるかも知らん」ケラケラ

    愛宕「…もぅ」スッ

    ぎゅっ

    愛宕「提督、あなたいっつも無理してその度に死んじゃいそうな顔してるんですから、そうなっちゃう前にホントに私達に助けてって言ってくださいね?」

    提督「…うん、そうなんだけどさ、前も言ったけどさ、だからってこーやってすぐ抱きつくのはどうかと思うの、同性じゃあないんだから」

    愛宕「あらあら?今日は強く抵抗しないんですね♪」

    提督「…うん、まぁ、もう無理して強がらないことにしたし」

    愛宕「?」

    提督「同じこと加賀にも言われてさ。昨日」

    愛宕「……」

    提督「お前ら心配させるのも良くないし…甘えていいんですよって言うからさ」

    愛宕「加賀さんが?」

    提督「そう」

    愛宕「それじゃあ、昨日は加賀さんに甘えたんですか?」

    提督「いや、あいつには甘えてない。他の子には何人か甘えたけど」

    愛宕「……そう、いじわるなんですね」

    提督「あっはっは、意地悪なんだろうなぁ」ケラケラ

    285 = 1 :

    愛宕「……」

    提督「……」クイッ

    提督「っふぅーっ」コンッ

    提督「…あったかいなお前」

    愛宕「そうですか?」

    提督「つーかいつまで抱きついてるんだお前は」

    愛宕「もぅ、そんなに嫌がられたら傷付いちゃいますよぅ」

    提督「いや、別に嫌っていうわけじゃないけどさ。そりゃこんなお前みたいな綺麗な人に抱きつかれて嬉しくないって奴がいたらそいつはホモだよ」

    愛宕「あら、提督ってホモじゃなかったんですか?」

    提督「どういう意味だてめーノーマルだよ俺は」グリグリ

    愛宕「あん!おっぱいに頭グリグリしないでくださいよぅ」

    提督「むはははこれは良いヘッドレストですこと」

    愛宕「…もぅ、セクハラですよ?」

    提督「お前に言われる筋合いは無いなぁ」

    愛宕「…うふふふ、それもそうですね♪」

    提督「……」

    愛宕「……」

    提督「…ずっと立ちっぱなしで疲れない?」

    愛宕「んー?それもそうですねぇ」スッ

    愛宕「それじゃあ、私はそろそろ戻りますね♪」スタスタ

    提督「おう」

    愛宕「……」クルッ

    愛宕「…飲みすぎちゃダメですからね?」ジッ

    提督「わーかってるって」

    がちゃり。

    愛宕「では。失礼しました♪」

    ぱたん。

    提督「相変わらずだなぁあいつも」

    提督「…あ、買ってきたさきいか開けるの忘れてた」ピリッ


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「さぁてと、歯ぁ磨きなおしてたらもういい時間だ」

    提督「そろそろあいつの部屋に行くか」

    提督(…さて、どんな顔して待ってるかなあいつは)

    286 :

    提督も立ちっぱなしになってそう

    287 :

    >>282
    天龍ちゃん書いてほしかったら安価取らなきゃダメだゾ

    >>286
    ここの提督はもう慣れっこなんで愛宕さんに抱きしめられるぐらいじゃおっ勃ちません(という設定)

    288 = 1 :

    <番外編6:長10糎砲ちゃん>


    提督「よ、秋月。お疲れ様」

    秋月「あ、司令!お疲れ様です」

    長10糎「!」ピコピコ

    提督「おう、長十郎もお疲れ!」

    秋月「ち、長十郎!?」

    提督「あぁ、だって『ちょうじゅっせんちほう』って長くて言いづらいからさ。勝手にあだ名付けちゃったんだけど、本

    人もまぁ嫌がってないようだしこう呼んでるんだ」

    長十郎「!」ピコピコ

    秋月「い、いつの間に…」

    提督「ん?…なんか長十郎汚れてないか?」

    秋月「えっ?あ、本当だ汚れてる…なんだろうこれ」ソー

    提督「ああやめとけやめとけ、触らんほうがいい。機械油とかだったら手についたら面倒だろ」

    秋月「あ、確かにそうですね…ほんと何なんでしょうねこれ」

    提督「んー…パーツクリーナーとかで落ちるかな?ちょっと待ってろ持ってくるから」スタスタ

    秋月「え?あぁいいですってそのくらい自分でやりますから」

    提督「いいからいいから」スタスタ

    289 = 1 :



    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「んー大体きれいになったかな?うん」

    長十郎「!」ニパー

    秋月「あの…ありがとうございます、わざわざこんな…」

    提督「だーからいいって俺がそうしたかったんだから」

    提督「…そういえばさ」

    秋月「はい?」

    提督「これ長十郎なんだけどさ、前からなーんかどっかで見たことあるような気がするんだよなぁ」

    秋月「そうなんですか?もしかしたら元々の艦に載っていたほうのを見たことがあるのではないですか?」

    提督「いや、こいつではない!これじゃないんだが何か似たようなのが…」

    提督「んー……」

    秋月「……」

    提督「あ」

    秋月「?」

    提督「あー思い出した!あぁあれだあれだ!あー分かったぁ」

    秋月「結局何だったんですか?」



    提督「ホンダのバラードスポーツCR-Xだ」



    秋月「…え?えっとぉ…ば、ばら…?」

    提督「あー知らないか、そりゃそうだなぁ知らんよなぁ」

    秋月「?」

    提督「いやぁ昔の車。そういう車が昔あって、それの前の部分と長十郎の顔がデザインがなんとなく似てるんだよ、

    そんだけ」

    秋月「は、はぁ…?」

    提督「このさ、目の部分さ、これ蓋付いててパカッて開くようになってるだろ、あれもこんな感じなんだよ」

    秋月「えーっと…?」

    提督「いやーあれもかっこ可愛いデザインしてるからなぁそういや知り合いが持ってて乗らせてもらったんだけど軽

    いから加速良くてよく曲がるから運転してて楽しかったっけなぁあーでも中は結構狭かったなぁそうそうあれ一応4

    人乗りなんだけど後ろのシートがすげーちゃっちくて足元も隙間なんかこれっぽっちも無くてどう考えても4人なんて

    乗れるわけなくてよくもまぁこんなんで売ろうと(ry」ペラペラペラペラ

    秋月(ぜ…全然何言ってるか分からない……)ヒキッ

    290 = 1 :

    (オチは)無いです

    291 = 1 :

    あ、なんか改行が変になってら

    292 :

    おつ

    293 :

    どういう展開にしたらいいかいろいろと本気で悩んどります
    誰か助けてー!!

    294 :

    キンクリ

    295 :

    普段クールな子の泣き顔って良いよね。

    お預け状態だったから部屋に入るなり飛び付いて。
    暑くなって入渠(2人で)

    でもって二人で寝ると。

    どこまでが”甘える”で済むのか。

    296 = 1 :

    加賀さんが本当にいればいいのに
    あんな人と友達になりたい
    絶対あの人面白い

    なんてことを考えてたらちびっとずつですが続きの案がふつふつと

    あ、以前も書きましたが「こういうふうにしてほしい」ってのがあったらぜひどしどしお書きくださいね
    私はひねくれ者なので要求された展開は十中八九ボツになります(ゲス顔)

    297 :

    <番外編7:バレンタイン・デー>


    ―――――――――
    ――――――
    ―――


    提督「…っあぁぁぁぁもう3時かぁー」ノビー

    加賀「お疲れ様、お茶にしましょうか」

    提督「あふぅ…ん、お願い」

    加賀「今、お茶淹れるわ」スッ

    提督「うん、よろしく…さてお茶請けを…うーん」ジャラッ

    加賀「? …貰ったチョコ?」コポコポ

    提督「そう、このチロルチョコの山!」デンッ

    加賀「はい」コトリ

    提督「ありがとう。…せっかくだしこれお茶請けにしちゃおうかなもう」カサッカサッ

    加賀「…それにしても本当にたくさん…義理でしょう?」

    提督「チロルチョコでいいぞって伝えたんで去年に比べりゃまだマシだけどさぁ」モグッ

    加賀「去年は本当に大変そうだったものね…」ズズッ

    提督「みんなチョコ持ってくるんだもんなー…冷凍庫に入れて半年くらいかけて消費したけどありゃキツかった」ズズー

    加賀「糖尿にならなくてよかったわ」

    提督「そのぶん炭水化物ちゃんと減らしたからな」カサカサ

    加賀「なるほど」ズズッ

    提督「…しかしまー、お前ぜってーこれ義理じゃねぇだろってのも、いくつか」スッ

    加賀「それは…」

    提督「確か、叢雲」

    加賀「えっ」

    提督「いや…違うな、これは『誰かの落し物』だ。うん、あいつは拾ってくれただけだな、それを」ニヤリ

    加賀「…そんな子だったかしら…いやむしろあの子らしいのか…」

    提督「知らん。…けどまぁ、認めてくれたってことじゃないの」パキッ

      「…やばいティッシュ」

    加賀「はい。どうしたの?」スッ

    提督「…あー助かった…いや変な割れ方してさ、落としそうだったから」スッ

    加賀「そう」ズズッ

    提督「…あんま甘くない」モグモグ

    加賀「良かったわね」

    提督「うん。うまい」モキュモキュ

    加賀「お礼言ってあげたら?」ズズッ

    提督「むら…いや違う、誰のか分からんから……掲示板に貼り出しとくか」パキッ

    加賀「……」

    提督「…『ピンクのハート型の箱に入ったチョコの落とし主さんへ。程よくビターなチョコでとっても美味しかったです。ありがとう』でいいか」モキュモキュ

    298 = 1 :

    加賀「意地悪ね」フフッ

    提督「あっはっは、いやー恥かいてもらわんと」ズズー

    加賀「素直になりなさいってことね」

    提督「…ほんとだよなぁ」ジー

    加賀「っ…い、今は素直でしょう」///

    提督「まぁねー…あ、チロルチョコだったら食っていいぞ」

    加賀「いいの?なら…」ヒョイ

    提督「お、きなこもち。それ美味いよな」

    加賀「ええ。…いただきます」パク

    加賀「……」モクモク

    提督「…おいしい?」

    加賀「ん」モクモク

    提督「おいしいって顔してるわ」パキッ

    加賀「……」モクモク ←分かりづらいけど嬉しそうな顔

    提督「ああそうだ、日持ちしなさそうなのから食べちゃわないとな…えぇとこれが? …あぁ金剛達か」

    加賀「中身は?」

    提督「んー…」ガサガサ

       「…これは何だ…チョコチップクッキーか」

    加賀「そのようね」

    提督「お、メッセージカードが入ってる。どれどれ…」カサッ


    『Dear 提督 愛情たっぷりのビスケットデス!姉妹みんなで作りまシタ!どうぞめしあがってくださいネ! Love, 金剛』


    提督「…へぇ、4人で作ったのか」

    加賀「ビスケット…?」

    提督「ん?あぁ、確かイギリスだとクッキーもビスケットもどっちもビスケットって言うんじゃなかったっけか」

    加賀「へぇ…初めて知ったわ」

    提督「さて、いただきますか」サクッ

       「ん!…おぉ、美味い!」

    加賀「そう?」ズズッ

    提督「ザクザクじゃなくてちゃんとサクサクしてるわ」サクサク

    加賀「ふぅん…流石ね」

    提督「加賀も食べる?」スッ

    加賀「えっ…私が…いいのかしら? 食べちゃって」

    提督「…大丈夫だろ、姉妹連名ってことはまぁ、そういうことなんだろうから。ほれ」

    加賀「…それじゃあ…あむっ」サクッ

       「…! ほんと、美味しい」

    299 = 1 :

    提督「なー、すごいよな」サクサク

       「…あ、メッセージカード、続きあったわ」カサッ


    『榛名も頑張って生地作りのお手伝いをしました。お味はいかがですか?』


    提督「榛名か。いいねぇこういうの…後で美味かったって言ってやらんと」


    『材料の計量や調理の手順は私がきちんと管理したので完璧です。お味は私が保証しますよ! 霧島』


    提督「なるほど、監修は霧島か。こりゃ安心だ」


    『今回は私も型抜きとか、気合入れて頑張りました! 比叡』


    提督「……」

    加賀「……比叡さん……」

    提督「加賀っ、言ってやるな…! あいつだって頑張ってるんだから…!」フルフル

    加賀「……ちゃんと褒めてあげましょう」

    提督「うん……」ズズー

    加賀「…それで、他には?」

    提督「そんでこれが如月」デンッ

    加賀「っ…駆逐艦用の修復バケツじゃない」

    提督「中身は何だこれは…えっとスプーン要るな」キョロキョロ

    加賀「はい」スッ

    提督「ん?あぁ、ありがとう」

       「ではいただきますか…」パクッ

       「…チョコプリンだなこれ」

    加賀「…それ全部?」

    提督「たぶん…」パクッ

    加賀「…多くないかしら」

    提督「…いろんな意味で重すぎるぜ如月さん…」

       「まぁ…たぶんこれもお前と一緒に食べて、ってことなんだろうけど…じゃなきゃこんな多いわけないし」スッ

       「ん?うわすげぇ何だこれ」

    加賀「どうしたの?」

    提督「見てよこれ、層状になってんの、すごくないか?」

    加賀「…随分凝ってるのね」ズズッ

    提督「…だから重いよ如月ぃ…」パクッ

       「うん、味もちゃんと違う」モグモグ

       「…加賀」スッ

    加賀「いいの?」

    提督「お前俺一人でこれ全部食えと申すか」

    加賀「…そうね、じゃあ、いただくわ」

    300 = 1 :

    提督「あーん」

    加賀「ちょっと……もう」/// パクッ

    提督「どうよ」スッ

    加賀「ん…美味しいわ」

    提督「如月にも美味しかったって言ってやらんとなぁ」パクッ

    加賀「…私もスプーン取ってきましょう」スッ

    提督「えー、いいだろ別に、ほれ」スッ

    加賀「っ…その…私のペースで食べたいから…」///

    提督「じゃあしゃーない」パクッ

    加賀「……」/// カチャカチャ

    提督「そんでこっちが時雨、こっちが睦月。これは…浜風か。こいつらは後だな」スッ

       「しかし本当に多いなこれ」ズズー

    加賀「まぁ…」ストン

       「それだけあなたが皆から愛されているということよ」スッ

    提督「あ、ごめんな抱え込んじゃって…バケツ。よりにもよってバケツ」スッ

    加賀「時間かけて食べきりましょう」パクッ

    提督「そうだな」パクッ

       「……あ」

    加賀「何?」

    提督「俺お前からまだ貰ってない」

    加賀「」

    提督「……」

    加賀「……」

    提督「…………」

    加賀「…………」ダラダラ

    提督「…お前まさか」

    加賀「…………っ」ダラダラ

    提督「うーーーわマジかよお前!うーわ!」

    加賀「ごっ…ごめんなさい…すっかり忘れて…」

    提督「……はぁ……」

    加賀「……しくじった……」

    提督「…まぁ、今更用意しろだなんて言いやしないけどさぁ…忘れちゃったもんはしょうがないよ、な?」

    加賀「ごめんなさい……」

    提督「いいっていいって、個人的にはかなり、かなーりショックだったけど」

    加賀「う"っ……」グサッ

    提督「でもまぁ正直、こんだけ貰ったところにさらに貰ってもなぁ、辛いってところもあるし」

    加賀「……」シュン

    提督「……」

    加賀「……」ショボーン

    提督「…!」ティン


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