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    元スレいろは「わたし、葉山先輩のことが…」葉山「…俺は彼の代わりにはなれない」

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    451 :

    >>449のレスでわざとだと認めたようなもんだな

    452 = 443 :

    --------------ハイハイ、もうやめやめ--------------

    453 :

    というか普通に面白いからそのまま頑張って

    454 :

    そのとうりだから作者愛してるぜww
     
    ところでSSLってなに?

    455 :

    この糞SSLはsageることをしない常習犯
    >>353
    >>386
    どうせ同一人物だろくっさい半芝二つ増やす糞野郎

    456 :

    とうりってwwwwwwwwww
    SSLは日本語も書けないのかwwwwwwwwww

    457 :

    \パン/ヨッシャwwwwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    459 :

    普通に面白いって褒め言葉としてそんなにおかしい感じはしないけどね
    相手がプロとかそれについて勉強してる人とかだったら別だろうけど

    460 :

    単発ばっかで草

    461 :




    さぁ!それではさっそく先輩に……と、思ったが
    そういえば顧問になんか頼まれているのを忘れてました……。


    先にそっちを済ませておかなければいけません。出鼻挫かれたー。
    先輩に頼んで一緒に~なんて思ったのですが、この状態で頼むのはどうかと思うので。
    せっかくの休みですがまあ、さっさと野暮用を済ませることにしましょう。
    仲直り?してない状態で休みの日に呼び出すのもあれですし。


    というわけで


    「戸部先輩!荷物持ち、よろしくお願いしますね!」

    「お、おう。まかせとけって~」


    いや~こういうとき二つ返事で了承してくれる人は役に……頼りになりますね~。

    他のマネに頼むと生徒会やってるとか言い訳にしてーなんてことになりかねませんし、
    点数アップのためにも自分で買い出しに行くわけですが、その点裏表なしに協力してくれる
    戸部先輩はやはり使えます。あ、使えるっていっちゃった、てへ。



    「ほんでー?今日は何買う感じなん?」

    「カラーコーンいくつか紛失しちゃったらしいんでそれの補充と、
     あと飲料系ですね。そんなに大荷物にはならないと思います。
     あ、プロテインも買っていきましょうか」

    「りょーかーい。って頼まれてないもの買ってってだいじょぶな感じ?ヤバイくね?」

    「おねだりすれば大丈夫な感じします」


    選手のコンディション考えてたらつい~、なんていってしまえばしょうがないな~ってなりませんかね。
    ついでに救急道具も補充してしまいましょう。気が利く女~♪

    462 = 1 :



    買い物かごにどかどか詰め込んでいき割と重そうな感じになっている。
    やはり呼んでおいて正解でしたね。


    「ちょ、まじでやばいんじゃ……。あと重くね?」

    「それじゃさっさと買って帰りましょうか」



    会計を済ませ早々に店を出る。
    せっかくだしウィンドウショッピングといきましょうか。
    なーんて思ったけどカップルに思われたくないので撤退撤退~。


    「お?」

    「なにしてるんですか?帰りますよ?」


    なにに気を取られてるのか、その視線の先を伺うと


    「ヒキタニ君と妹ちゃんじゃーん!うぇーい!」

    「うおっ……」

    「あ、どーもです~。うぇーいうぇーい!」


    ゲッ!先輩!
    ……おっといけない。きゃーせんぱーい。タイミング悪いんですけど!

    463 = 1 :



    「なーにしてんの、なんか買いもん?」

    「買い物じゃなきゃこんなとここねーって」

    「うっはーテラヒキタニ君だわー。いつも引きこもってる感じっていうか?」


    すっげぇ馴れ馴れしい!それを計算でやってないあたりすごいですけど。
    普通、人にあんなこと言われたらカチンとくるようなことですけど、なんか憎めないんですよねー。


    そう思ってるのは先輩も同じようで、苦笑いしつつもそんな不快な様子にはみえない。


    「ひきこもりで困ってますよほんとー。だから小町が買い物に付き合ってあげることで
     外に出してるわけですよ!お兄ちゃんの体調が悪くなったら困るからね。あ、今の小町的にポイント高い!」

    「いや、今のは俺の体調が悪くなったら看護がめんどいって意味にもなる。あと付き合ってやってるのは俺の方なんだが」

    「ぶー、深読みはポイント低いよーお兄ちゃん。……それでーそちらの方は~」


    あわわ、ぼーっとしてました。完全に出遅れてしまいました。


    「一色いろは。うちの学校の生徒会長だ。ついでにサッカー部のマネをしてる」

    「わたし的には生徒会のほうがついでだったんですけど……。えと、初めまして一色いろはです」

    「どうも~比企谷小町です!兄が迷惑かけてないでしょうか?」

    「かけてねぇよ。……多分」

    「いえいえ、先輩にはほんとよくしてもらってて、その……感謝してるっていうか」


    うー、なんか本調子になれない。
    どうも気まずさが抜けてない。気分的にはやったるで~なんて気分なのだが。

    464 = 1 :



    「ほほう?これは新しいタイプですな……ふむふむ」


    妹さんがなにやら思案しているご様子で。


    「お兄ちゃん!せっかく知り合いに会ったことだしちょっと遊んで来たら?」

    「はぁ?なんでそうなる。用すんだなら帰るぞ」

    「まあまあまあ~。そういえば小町、買いたいものあったけどお兄ちゃんに見られたくない的な?
     だからどこかで時間つぶしてくれると助かるななんてとこなのですよ」

    「じゃあどっか店入って―――」

    「というわけでいろはさん!兄のことをよろしくできないでしょうか?
     あ、これ小町の連絡先です」

    「え?あ、はい。どうも……ってええ!?」


    そこで小町ちゃんは戸部先輩に目配せする。なにか察したらしい戸部先輩は


    「あ、あ~わりぃいろはす。おれ行くとこあったから先いっとくわ!
     ほんじゃなヒキタニ君!」

    「お、おう」

    「またあとでねーお兄ちゃん!」

    「え、ちょ、まっ」


    なんというマシンガン。

    465 = 1 :



    「………」

    「………」




    き、きまずい……。


    結果、二人取り残されてしまいました。
    嵐のようとはこういうことをいうんでしょうか。


    どうしましょう。まさかこんな状態で二人きりになるとは、完全に想定外です。
    心の準備もできていません。が、これはチャンスだ!絶対に逃すな!



    「……どうする。帰るか?」

    「え、と……じゃあ。せっかくなんでちょっと遊んでいきません?」


    断られたら泣きますよ。


    「……まあ、少しくらいなら」


    っしゃあきたこらー!
    お、おちつけいろは。そこにいろはすがあるじゃろ?落ち着け!



    「は、はい。じゃあ……適当にお店みて回りますか?」

    「了解」



    おぉ……久しぶりのこの淡白なやり取り。
    他人からすれば冷めたように見えることでも先輩を知る人からしたら充分ですよね。

    466 = 1 :




    「……生徒会、忙しいのか」



    最近あまり先輩に会いに行ってないことから言ってるんでしょうか。
    実は寂しかったりします?かわいいなーもぉ。



    「えぇ、まあ。でもだいぶ落ち着いてきましたね。わたしも慣れてきましたし」

    「そうか」

    「役員とも上手くやれてるんで、苦痛ではないですね。割と楽しいですよ」



    それを聞いて少し安心したような表情を見せる。
    もしかしたら感情閉ざされてたりなんて考えてましたけど、杞憂だったようですね。

    ……ちょっと元気出ました。


    「妹さん……小町ちゃん、でしたっけ。かわいい子ですね。先輩がシスコンになるのもわかる気がします」

    「まあな。たまにめちゃくちゃやってくることもあるが、いい妹だよ」


    なんか策士のようなイメージを受けました。気が合いそうです。
    わたしに似てるってのもちょっと納得です。

    二人とも気を遣ってくれたようで、感謝です。

    戸部先輩も前回の失態を許してあげましょう。別にそんな怒ってたわけではありませんけど。


    というか今更ですけどよく遊びの誘いに乗りましたね。
    割と心開いてると受け取っていいんでしょうか。

    467 = 1 :




    しばらく店を転々としてると、先輩の携帯にメール届く。


    「……そんな気はしてた」

    「どうしたんですか?」

    「小町のやつ先に帰るねーだとよ。前も似たようなことあったからうすうす気づいてはいたが……
     どうする?俺らも帰るか?」


    ふむふむ。帰すとお思いですか?


    「えーもうちょっと遊んできましょうよー。ラウワンいきましょラウワン!カラオケもありますよ!」

    「いかねーよ。運動苦手だしな」

    「そうでしたっけ?前葉山先輩とテニス勝負してた時すごかったような気がしますけど」

    「………いたのかよ」


    そりゃ葉山先輩いるところに、いろはありですよ。
    その時の相手が先輩だったのは今思い出したんですけどね。


    「でも、全然記憶に残ってなくてびっくりですね。多分あの時の葉山先輩の相手が
     先輩だったなんて覚えてないと思いますよ。」

    「なんで唐突に傷をつけてくるの?言われなくても知ってるから」

    「いえ、わたしは覚えてましたよっていうアピールです」

    「………そうかよ」


    ふふ。なんかいつもみたいに戻れましたね。よかったよかった。

    468 = 1 :



    「じゃあゲーセンならどうですか?」

    「まぁそれくらいなら」

    「記念にプリクラ撮りましょうよプリクラ!」

    「なんで女と二人きりで撮らなきゃいけないんだよ……勘違いされるだろうが」

    「逆に男だけで撮るんですか?気持ち悪いです。
     ていうか変に意識しないでくださいよ、恥ずかしいじゃないですか~」


    しかし残念なことに撮る気は一切無いようで、
    ここで無理に押すと好感度下がりそうなので今回は諦めるとします。今回はね。


    話している間にゲーセンに到着。さてプリクラがダメならなにすればいいんですかね。


    「あ、先輩UFOキャッチャーですよ!なんか取ってください」

    「なんで取れると思ったんだよ……無理無理」

    「えーアニメの主人公はとれる法則知らないんですかー?」

    「主にラノベアニメに多いな。つーか主人公じゃねーよ」

    「えー、あちこちでフラグ建ててるくせに主人公じゃないと」

    「なんの話だよ……。つーかお前ってアニメ見るタイプなのな」

    「それなりですかね~。眠れないときとかテレビつけてたまたま~くらいの感じですけど。
     あと、有名なとこは一応押さえてますよ。多方向に話題をつくれるので」

    「そういう理由かよ」

    「あ、じゃあこれやりましょうよ!定番のホッケー」

    「急だなおい。それくらいなら付き合ってやらなくもないが」

    「え!?今告白しましたか?でもごめんなさいムードがないのでダメです」

    「ほらやるぞ」

    「ちょ、無視ですか!?」


    いやー実に楽しいですね~。ホッケーはぼこぼこにされましたけど。
    先輩あんま外でないとか言ってたくせになんで強いんですか。もしかして一人でホッケーやってました?

    469 = 1 :



    「なんか悔しいので先輩を負かします。なにが苦手ですか?」

    「負かすってのに苦手聞くなよ……。まあシューティング系か、苦手どころは」

    「っしゃー!これやりましょう!」


    選んだのは車ぽい筐体に入ってやるちょっと値段が高めのやつだ。
    手にあたるセンサーでビビり度をはかるおまけつきである。


    ふっふっふ。二重のいみで泣かしてやりますよ~。………あ、わたし怖いの苦手だった。


    ひぃ~なんて甲高い声をあげてすぐにリタイアしてしましました。


    「おまえあほか。怖がりなのになんでやったんだよ……」

    「ぐぬぬ、先輩を泣かしてあげることしか考えてませんでした」


    しかも全然びびってないし……。


    「実はこわがりとかいう設定なんでないんですか」

    「まぁあんだけ隣で騒がれればな。俺にだって怖いものはあるぞ。平塚先生の拳とか」

    「物理なんですね……」

    470 = 1 :




    しばらくいろんなゲームで勝負して時間をつぶしていました。
    楽しい時間というのはあっという間なもので、いつのまにか外は暗くなっていた。



    「そろそろ帰るか」


    名残惜しいですが今日はここまでですね。


    「そうですね。でましょうか」

    「俺は自転車とってくるから―――」

    「ついてきますよ」

    「……そうか」


    外に出て自転車置き場までやってくる。妹さんとは二人乗りできてたんでしょうか。
    いつかわたしも後ろ乗りたいですね。


    「送るか?」

    「はい、お願いします」


    先輩は、ん、と短く返事をすると自転車を押して歩き出す。


    「なんか久しぶりですね」

    「……そうだな」

    471 = 1 :



    帰り道、特に会話もせず二人黙々と歩き続ける。


    しばらくして、人通りが少ない辺りにやってきたところで、わたしは口を開く。


    「あの」
    「なあ」


    まさかの二人の言葉が重なる。
    うっひゃーベタですけどこんなことあるんですねー。
    相性ばっちりみたいな?知りませんけど。


    「先輩から先にどうぞ」

    「いや、あー……じゃあ」


    先輩はんん、と軽く咳払いをすると少し言い辛そうに話し始める。


    「その、だな。この間のことなんだが」


    ……っ!
    思わず息が詰まる。それはちょうどわたしが話そうと思っていたことだ。


    「あれは――――」

    「ストップです先輩」


    先輩がなにか言う前にそれを遮る。万が一、これから話そうとしてることを邪魔されてはたまらない。


    「やっぱわたしから話します」

    「……わかった」

    472 = 1 :




    ……しかしなにから話そう。思えば全然話しまとまってないや。
    まあ、なるようになるでしょう。


    「本物、の話あったじゃないですか」

    「ん?あぁ……まあ」


    相変わらずこの単語を出すと、恥ずかしそうに頭を掻くんですね。
    かわいいので見ていたいのも山々ですが、進まないので先行きましょう。


    「先輩はなにが本物かってわかりましたか?」

    「……いや、そもそももったことがないものなんて、わかりようがないだろ」

    「そうですね……。これは持論なんですけどね」


    そう切り出して話始める。


    「本物って実はもともと存在してるものなんじゃないかなって。ただそれを当人たちが
     認められるか、認められないかの違いで。……考えてみれば本物が欲しいっていってそれを
     探したところで、それが本物になることなんてそうそう無いんじゃないかと思います。」


    実際に本物を得ようと手を伸ばした結果、それは本物には程遠い偽物だった。
    その手を伸ばした先が偽物というよりは、わたしの心が偽物だった。


    「でも、きづいたらあったんですよね~。わたしが遠ざけてただけで。
     今まで否定してたんですけど、それを認めたらなんていうか、こう、いい感じでした」


    「なんだそりゃ」


    先輩はなにいってんだこいつみたいに笑いつつも、真剣に話を聞いてくれていた。

    473 = 1 :



    「だからその、上手く言えないんですけど、求めて手に入れるっていうよりは
     いつの間にか手にしてるってことが言いたいわけですよ!」


    「……まぁ、一理あるかもな。だが、もともと持っていない可能性もある」

    「そういう人もいるでしょうね。これから出会うかもしれないですし、一生ないことも
     あり得るかもしれません。でも、先輩は持ってると……思いますよ」


    といったわたしの言葉に対し、長い沈黙の後一言、かもな、と肯定の声が聞こえてきました。


    「なーんて、偉そうに言ってもわたし自身よくわかってないですけどね、えへへー」

    「まぁ言いたいことはそこそこわかった。そんでそっちの話はそれで終わりか?」

    「いえいえもう一つ。好きです先輩」

    「そうか…………は?」


    さらっといったドストレートな言葉に理解が追い付いていないようで、意味不明というような顔をしている。


    「か、勘違いしないでくださいよ?いい先輩として好きじゃなくて、男性として好きって意味ですからね?」

    「お、おう。……て、おい」


    はっはっはー、これぞ逆ツンデレ。テンパってる先輩というのもなかなか見ものですねー。


    「likeじゃなくてloveですよ?先輩」

    「うぐっ……。あー、一色多分それは勘―――」

    「勘違いなんかじゃないですよ。ちゃんと好きで、本気です」


    なんとなく先輩の言わんとしてることを察し、それを言い切らせる前に断言する。
    自分で言うのもなんですが、やさしい笑みを浮かべてると思います。

    474 = 1 :



    「告白に対しYESもNOも言わないで人の気持ちを否定するのは一番ひどいと思いますよ?
     そもそも先輩は誰かを本気で好きになったことってあるんですか?」

    「……まぁ俺は振られることに関してはエキスパートだからな」

    「言い訳のつもりですか?それこそ先輩の言う勘違いで好きになったってやつでは?」


    苦しいことはわかっていたようで苦虫を噛み潰したような顔になる。
    どうでもいいですけど苦虫ってなんですか?

    ゲーセンではぼろくそに負けましたけど、今回は攻めてきますよー。
    多分最初で最後になるんじゃないですかね、先輩に勝てるの。なんか勝利確信してますが。



    「つまりですね、なにが真実か知らない先輩に、人の感情をどうこういう資格はないんですよ。
     理解していないならそれが間違いであるかなんて決められません。」

    「……まあそれも、そうか」


    もはやそれを否定する気も無いようで、すんなりと肯定してくる。


    要するに先輩はビビッて逃げてるだけなんですよね。
    本物が欲しいと言っときながら、それを避けてる。

    おお!先輩のビビりポイント見つけましたね。
    まぁ霊的、怪物的より生身の人間が怖いというところが先輩らしいです。

    475 = 1 :



    でもこの捻くれ先輩にしては全然反論してこないのが疑問ですね。
    純粋に論破されてるとういうようにも感じますが、なんか違和感。



    「といっても、経験が多いわけではないのでわたしの感情が正しい物かなんてわからないですけど、
     それでも、本気で先輩のことを好きだって、言えると思います」



    そろそろ、わたしの家ですね。
    まあ先輩には悩みまくってもらうとしましょうか。



    「別に今すぐに返事してもらわなくてもいいですよ。たっぷりと悩んでください
     あ、ここまでで大丈夫です。送ってくれてありがとうございました!」


    「あ、ああ。………一色」


    「はい?」


    「……いや、あー。……気をつけてな」


    「はい、先輩こそ。……おやすみなさい」


    「おやすみ」


    別れの挨拶を告げると先輩は向きを変え、走り出そうとする。


    「あ、そうだ先輩一つ忘れてました」


    「あ?」


    と振り向いた先輩の不意を突き、その頬に唇を合わせる。


    「な、おま…え」


    突然の奇襲にあわあわと慌てる。
    暗がりでよく見えないが多分赤くなってるであろう先輩を想像してにやける。


    「えへへぇ~、それでは!」

    476 = 1 :



    わたしは恥ずかしさを紛らわすため、たったったーとその場を逃げるように走り去る。


    んー、さすがにまずかったでしょうか。まだ付き合ってもない段階で。しかも先輩相手に。
    ………もし引かれてたらやばいですね。多分大丈夫慌ててたし。
    わたしだったら好きでもない奴にやられたら、頭の中でメッタ刺しにおっといけない。



    なにはともあれ、いろはの完全勝利~……で、いいですかね?



    しかし我ながら初恋の、しかも告白イベントだったいうのに、色気もムードもあったもんじゃないですね~。
    もっといい雰囲気で告白するものだと思ってたんですけど、先輩相手ですしね。全部それで通ります。


    加えて先輩を言い負かす告白とかどうかんがえてもおかしいですよね。
    第三者からすれば間違っても恋愛イベントには見えなかっただろう。



    でも、これで進めたかな。どうなるかわからないけど。



    先ほどのやり取りを思い出してみて、はぁ~と息がこぼれる。



    「やはりわたしの青春ラブコメは間違ってますねー」



    ま、それもありかな?なんてクスリと笑う。



    大好きですよ、せんぱい?にひひ~






    ***




    477 = 1 :

    478 :

    自分で乙って行くスタイル

    まあ乙

    479 :

    おつおつ
    いろはすはいいな

    480 :

    八幡、やられっぱなしかよ。情けない。

    481 :

    がんばれ
    オモロイぞ

    482 = 459 :

    普通に面白い。普通に

    483 :



    いろはすが可愛くて生きるのが辛い

    484 :

    おつおつ!面白い!べりー面白い!

    485 :

    何この普段荒らしてるくせに手のひら返したような絶賛
    やっぱこいつらクソやわあwwww

    486 :

    終りなのか?終りなのか?!

    487 :

    八幡って素直に好意を現せばチョロいんじゃね?
    小町と戸塚にゲロ甘だし

    488 :

    ヒロイン側に「~は間違ってる」のフレーズを上手につかわせたのは見た中だと2作目

    489 :

    乙はす!



    後日談とか書いてもええんやで?(チラッチラッ

    492 :

    文句垂れたい気持ちもわかるけど
    そうやってここに書き込んで荒らしの片棒担ぐのはおやめになって
    なんなら↓をNGワード登録しとくといいざんす

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409906850/
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404364419/
    変な艦これ劇場

    494 :

    さすがだわ
    >>1の書くいろはすめっさかわえあ

    495 = 494 :

    >>494
    ? かわえあ
    〇 かわええ
    興奮しすぎたスマソ

    496 :

    は?何終わりみたいな雰囲気出してるの?
    画竜点睛を欠くとはこのことか

    498 :

    第一部完

    499 :

    終わってないんだが?
    まだ半分てことはないけどおわるなら充分いちゃいちゃさせてからなんだが?

    ネタがまとまってないからいつになるかはわからんが

    500 :

    紛らわしい
    更新待ってるぞ


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