私的良スレ書庫
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元スレ男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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じゃあRPGの主人公やその仲間は初っ端から剣使いこなしてるし凄いことだったんだな…
>>550
槍相手に剣で戦うには3倍の力量が必要っていうしな
槍相手に剣で戦うには3倍の力量が必要っていうしな
王様「うむむ……やはり最初はひのきのぼうを与えることにするか」
鋳造した銅の剣なんて棍棒みたいなもんだからいいんじゃないですか?
DQ3の勇者なら「16歳まで勇者として育てた」らしいから剣の使い方習熟しててもおかしくないし
DQ3の勇者なら「16歳まで勇者として育てた」らしいから剣の使い方習熟しててもおかしくないし
──────────・・・
< カチカチッ…カタッカタカタッ…タンッ
男(……西洋剣術、直剣の扱い、刃を立てて当てる際の角度、引き方……)カタカタッ
男(…………どれも、違う…気がする)
男(そもそも『鋼の剣』って名前に俺は惑わされてるんじゃないか? これ……ああ、三時間も経ってるし)
男(主任はまだじごくのよろい達と何かやってんのかねぇ? 良いな、楽しそう)
男「!!」ガタッ
男「あーもう!! 楽しいわけねぇだろこの馬鹿野郎が!」ダンッ!! ビクッ…
男「でも、どうしろってんだ……あー……」
男(……気分転換にどっか行くか…? A葉駅かI袋駅らへんまで…)
男「……」
男「よし行くか」
>>555
すごく……細いです
すごく……細いです
>>555
すごく点滴用の針です
すごく点滴用の針です
剣に限らず武術は奥が深いものだけど、素人を戦力に計上できるようにするためには何を使わせたらいいかってことを考えたら、剣よりは槍、槍よりは槌、槌よりは棍棒(よく山賊とかが棍棒持ってるのは素人でも充分使える上に得物をあまり傷つけずに捕らえることもできるから)
男が大木槌使ってたほうがうまく戦えてたって言われるのも当然と言えば当然
あと状況によるけど、素人を戦力にする場合の最適解は人数集めて飛び道具持たせるのが一番いいんじゃないかな(当てることができれば最高だけど最悪敵の注意を惹かせて囮にできる)
男が大木槌使ってたほうがうまく戦えてたって言われるのも当然と言えば当然
あと状況によるけど、素人を戦力にする場合の最適解は人数集めて飛び道具持たせるのが一番いいんじゃないかな(当てることができれば最高だけど最悪敵の注意を惹かせて囮にできる)
実際、戦国時代の戦争での死因は九割近くが弓じゃなかったか?
飛び道具って消費を考えなければ最強だよね
飛び道具って消費を考えなければ最強だよね
農民兵に槍を使わせる最大の理由は「距離が離れることによる恐怖の遠隔化」にあるんだけどね。
だから信長は、農民兵に持たせる槍を思いきって三間半(約6.5m)もある長槍にしたわけだし。
そんなに長いと懐に入られると不利じゃないか? 数十人が構える槍の穂先を前に、飛び込めるんならそうなるかもね。
だから信長は、農民兵に持たせる槍を思いきって三間半(約6.5m)もある長槍にしたわけだし。
そんなに長いと懐に入られると不利じゃないか? 数十人が構える槍の穂先を前に、飛び込めるんならそうなるかもね。
雑談はほとんどの場合書き手も喜んでやる気出すけど
速報は読者がうるさくて自治で滅んだスレがたくさんあるからな
速報は読者がうるさくて自治で滅んだスレがたくさんあるからな
タタタタッ……!! >
タンッ!
スタッ…!
ダダッ…!!
シュタタタタッ!
男(俺の家から全力で走った場合、A葉駅周辺まで一時間もかからねぇ筈だ! このまま走る!)
男(くそ、もやもやする……ッ)
男(そもそも俺は何のために戦ってんだってんだよ畜生がッ)ダッ!
男(何を俺は勘違いしてるんだ、何から俺は目を逸らせばいいんだ……ッ!)
男(俺は……! 俺は……ッ…………)バッ
タホドラキー【ギキキキッ】バサバサァッ
男「邪魔だぁあああッ!!」キィンッ
< ドッッ……
タホドラキー【!?】
< ゴバァアッッ!!
男「…………」
男「え……」
< 「今の音は!?」
< 「奴等かもしれない、行くぞ!」
< 「おいヤバいぞ!!」
男(メラじゃない、何だよ今の……『メラミ』か……?)
< バッ…!
男(メラゾーマみたいに火柱が立ったぞ!?)ダダッ
男(チッ、このままA葉駅に向かっても警察に見られるかも……I袋駅に進路変更か)タタタタッ
男(さっきの緑の毛並みは多分タホドラキーだ、あれを一撃で殺れた!)
男(今はまだ午後三時過ぎ、試すなら夜中だな)
男(はは、我ながら凄いタイミング……まるで夢みたいだ)
「……」
【I袋駅・デパートビル前】
< ザワザワ……
男(なんか今日は精神的に疲れるな)
男(とりあえず警察は撒けたな、ここまでは来れないだろ)
男(何か叫んでたけど、止まってたらヤバかったな)
男(……はぁ)
調査兵団?「「 ザワザワ… 」」スタスタスタ……
男「!?」ギョッ
魔法少女?「……」スタスタ…
御坂美琴?「……」スタスタ…
男「……!? …?」
男(…………コス…プレ…!?)
立て札【~~イベント開催! 準備期間中~~】
男(あー……なるほど、テレビでもやってたっけな)
男(ああいうのはアキバ系とか思ってたが、I袋にもあんのな……へぇ)
男(……)ドキドキ
男(ど、ドラクエのコスプレとか……有りかなー…?)ドキドキ
男(あぁ、でも……イベント開催は明日なのか、衣装とかどうするかな)
男(そもそも主任に見られたら死ぬ自信がある)
男(…………)ウーン
< スタスタ……
男(ん…?)チラッ
武道家?「……」スタスタ…
男(……)ドキドキドキドキ……ワクワク
男(コスプレしよう)
【その頃……男宅】
主任「……これで本当に私も戦えるんですか?」
地獄の鎧「うむ、動きとしてはこれ以上無いだろう」
主任「そんなに影響していたんですね、私達の戦い方……」
地獄の鎧「奴は、男は半ば理解して動いていた様だったがな」
主任「そうなんですか?」
地獄の鎧「恐らくは早い段階でこちら側に来たモンスターの特性を見破り、実戦の中で自身の感覚と結び付けたのだ」
主任「私と同時期から戦ってたんですもんね、彼……」
地獄の鎧「それだけではない」
地獄の鎧「『あの時』、男の傍に何者かがいたのは間違いないのだ」
主任「……え?」
地獄の鎧「私の推測が正しければ、その何者かは昨夜の我々を見ていただろう」
地獄の鎧「しかし気配すら感じなかったのも確かだ、気のせいかもしれん」
地獄の鎧「だが主任、モンスターの存在を認識したその日や翌日に『レベル8』相当のさまようよろい、ホイミスライムを倒せると思うか?」
主任「……レベル、8…?」
ベホマスライム【ホヨヨー】ウンウン
地獄の鎧「……手を出して来ない以上、敵では無いかもしれぬが用心しろ」
地獄の鎧「直接戦わず男の手助けのみに徹している存在……無視するには得体が知れないのも確かなのだからな」
< ガチャッ
男「ただいまー」パタンッ
男(主任、いるか?)
< ザァァ……
男(シャワー中か、よしよし)ガサゴソ
男(とりあえず俺の部屋に持ってって……と)スタスタ…
男(主任、まだ出ないよな…?)
< ザァァ……
男(……)
男(多分、まだ頭を洗ってるな)
男(恐らくはコンディショナー使って、それを流して、身体を洗い、流して、最後に入浴……この流れだ)
男(ここから予測できる上がるまでの時間はおよそ八分から二十分!)
男(いける、着れるぞ……ッ)ドキドキワクワク
< ゴソゴソ……
< 「む、こう…か? くそ入らないぞこれ……」
< 「おー…? ってこのカツラ……いやウィッグだっけか…? どう被るんだ……」
< 「くっ……?」
主任「男さん? 帰ってたんですか」ガチャッ
セフィロス(男)「…………」ピクッ
セフィロス(男)「!!!??? ~~ッッ!!? ~~……ッッッッ!!!!!????」ガタガタガタガタ
主任「……」
主任(え、なんでFFなの…?)
DQ3の女武闘家は可愛いからね、仕方ないね
ってコスプレ初体験ならDQ3勇者みたいなシンプルなのでいけよ……
ってコスプレ初体験ならDQ3勇者みたいなシンプルなのでいけよ……
ベホマスライム【ホヨヨー♪】ピッカァァアアア
男「……シャワー浴びてたのアイツかよ」
主任「モンスターでもお風呂に入りたがる子はいるらしいですよ?」
男「ヘーソウナンダー」
主任「……」
男「……」
ベホマスライム【ホヨヨー?】クイックイッ
主任「あ、帰るんですか?」
ベホマスライム【ホヨ!】
主任「では見送りますよ、明日もよろしくお願いします」
ベホマスライム【ホヨヨー】
主任「えー……と、ですね」
男「……」
主任「……」
主任「正座しなくて良いんですよ?」
男「……」
主任「どんだけ落ち込んでるのよぉ……私は気にしませんよ? そんな、あの、コスプレ程度で」
男「似合ってましたか」
主任「はい?」
男「俺の上半身裸セフィロスは、似合ってましたか」
主任「……正直に?」
男「yes」
主任「身長が足りないような違和感が……あと、何故裸の彼をチョイスしたのか…」
男「……っ」プルプルプルプル
男(ピサロのコスプレが見つからなかったんだよ……!! なんて言えない、駄目だダサすぎる……ッ)
もうレタス頭に乗っけてDQ4勇者ですとでも言い張ればよかったのに……
主任(もうレタス頭に乗っけてDQ4勇者ですとでも言い張ればよかったのに……)
主任「はぁ、とりあえず今日は気分転換に遊びに行ってきたという所ですか?」
男「うぐっ」グサッ
主任「刺さらない刺さらない……昨日や今朝は大変でしたし息抜きは必要だと思うの」
男「……でも俺のやってる事って課題そっちのけで遊ぶ学生っすよね」
主任「そうですか?」
男「多分」
主任「私だって遊びに行きたい気持ちはあるんですよ?」
男「…………」
男「じゃ、明日俺とデートがてらイベント行くか」
主任「はい?」
< prrrr……
男「ん、家電だ」スタスタ
主任「……」
主任(ま、前から思ってたけど……もしかして私口説かれてる…?)
男「ふー」スタスタ
主任「誰からだったんですか?」
男「うちの妹からっすよ、アイツはアイツで元気にしてるみたいだ」
主任「……」
主任「そういえば、ご家族亡くなってないじゃないですかー……あまりそういう嘘は良くないですよ」
男「ん?」
主任「あの部屋の中を見られたく無いならもう少しマシな嘘を…」
男「妹は四年前に死んだよ」
主任「……?」
男「いや、あ? まてまてさっき電話で俺……」
主任「男さん、何を言っ…
────────── ゴォォン!! ゴォォン!!
任「なにこ…れ… …… 鐘の… 音 ? …
男「ふー」スタスタ
主任「誰からだったんですか?」
男「聖書の勧誘っすよ、途中思わず『仲間』かと思って話聞いちまった……」
主任「あぁ……魔を払うとか言われたりしたんですか」
男「そんなとこっすねー」
主任「ところで男さん、さっきの話なんですけど」
男「お、行きます?」
主任「……ううん、ごめんなさい」
男(オゥフ)
主任「やっぱりじごくのよろいが言っていた話を聞いちゃうと、ちょっと不安で……」
主任「明日も彼等に付き合って貰うつもりです」
男「そっか……まぁ、その……俺もただ遊んでる訳じゃないから安心してくれると有難いっす」
イッキ読みしてしまったww
色々気になる点があるがこれから解明されていくのだろう
楽しみですのぉ!
色々気になる点があるがこれから解明されていくのだろう
楽しみですのぉ!
主任「それはわかってますよ、男さんが遊んでばかりじゃないのは」
主任「あなたはただ、私よりもずっと強いだけなんです」
男「……強い?」
主任「ええ」
男「そう、かな…?」
主任「じごくのよろいに聞きました、男さんはモンスターと戦う際に必ず『行動を予測している』と」
男「いやそんなどこの達人だよって」
主任「ゲームのターン制に酷似した特性をあなたは見抜いていたんじゃないですか?」
男「……」
男(ああ、そういや……最近はどいつもこいつも速くて忘れてた)
主任「モンスターは必ず相手を見る、気配を探り、相手を知る」
主任「それも戦いの一部なんだそうです」
男「みたいだな、けど主任も知っての通りだよ」
男「『奴等』にはまるで気休めだ」
男「多分あれはゲームで例えるならかしこさとすばやさが合わさった様な物なんだ」
主任「……らしいですね、指揮官級…これから先で戦う事になる上位モンスター達は皆こちらの動きや状況を即座に判断した上で動いてくると」
男「そう、知能の高いモンスターはきっと一瞬こっちの動きを読むために止まったりはしない」
主任「じごくのよろいに聞かされて私は知ったのに、そこまで分かってるんですね……」
男「主任は一人で戦おうとしない方がいい」
主任「どうして?」
男「仲間は一緒に戦うから、仲間なんだよ」
男「ドラクエじゃ、一作を除いたら絶対の常識だぜ?」
【翌日……イベント会場】
段ボールガンダム(男)「(昨日はあんなかっこいい事言ったが今日やる事は変わらねぇぜ!)」< ガシィンッ
段ボールガンダム(男)「(しかし良かった! 初のコスプレにあんな変態ロン毛のにしなくて良かった!)」
段ボールガンダム(男)「(こういうイベントって人ヤバいからな、ギャグに徹しながら他のレイヤー見るに限るぜ……)」
< 「……ですよー、皆さんいっぱい撮って下さいねー」
段ボールガンダム(男)「(んー?)」
段ボールガンダム(男)「(写真撮影か何かか?)」
段ボールガンダム(男)「(……『きのこブース』……?)」
< 「ぐぁああああっ!?」ガッシャーン
< 「ランサーが死んだ!」
< 「この人でなしぃ!!」
セイバー?「こうですか?」
「良いよ良いよー、セイバーちゃん可愛いよー」パシャッ
段ボールガンダム(男)「(ああ、なんか見たことあるな)」
段ボールガンダム(男)「(前に映画であった……なんだっけか、空の境界? あれの系列だったような)」
段ボールガンダム(男)「へぇ……お、あの金髪の人可愛い」スタスタ
スタッフ「ちょっとそこの人ー、困りますよ」たたっ
段ボールガンダム(男)「え」
スタッフ「イベントに参加するのは初めてですか? 受付通ってないでしょう」
段ボールガンダム(男)「(名刺だの何だの面倒だからビルの側面を伝って会場の中に飛び下りて来たんだけどなー)」
スタッフ「それコスプレですか?」
段ボールガンダム(男)「(めんどいなー……)」
男「いや、ちょっとノリで被ってました」ゴソッ
スタッフ「そうですか、じゃあ受付を済ませて貰っても……」
男「はい」
男(戻ってきてから色々見るかねー……ん?)
セイバー?「…」アワワワ……ガタガタガタガタ
男(おいあのキャラすげぇぷるっぷるしてんぞ、良いのかあれ、カメラマンすっげぇ顔してびっくりしてんぞ)
男(コミックとか同人誌は興味ないから食い物だけ調達したけど)
男(やっぱりこういうイベントって色々いるなぁ、テレビ局とか来てたし)
男(ドラクエ、来年ついに10出るんだなー)
男(WIIでオンラインなのは気に入らないけど、いや絶対荒れるだろ……やだなドラクエで昨今のネットスラング飛び交うとか)
男(さてどうしたもんか)
< ガシャッ
男「?」
セイバー?「……」
男(あの金髪の子……さっきのアニメのブースにいたレイヤーか)
男(ここは撮影は禁止だし、休憩か? いや仕事じゃねんだし待ち合わせかね)スッ
男(移動しよ)スタスタ
セイバー?「男さんですよね」
男「……」ピタッ
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