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元スレ京太郎「このプロキツい……」健夜「……なんで私を見てるのかな?」
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もしかしてあれって……
何気なくみかけたその一角
しかしそこにあるものは間違いなく……
「何見てるの?」
「カピバラ……ってミサちゃん!?」
そこにいるミサちゃんは先ほどのシャツを抱えていた
「カピバラ?」
「ああ、家で飼ってるからさ」
「飼えるの!?」
「温水プールとか色々必要なものはあるけどとぼけたような顔がかわいいんだ」
「そうなんだ!」
何気なくみかけたその一角
しかしそこにあるものは間違いなく……
「何見てるの?」
「カピバラ……ってミサちゃん!?」
そこにいるミサちゃんは先ほどのシャツを抱えていた
「カピバラ?」
「ああ、家で飼ってるからさ」
「飼えるの!?」
「温水プールとか色々必要なものはあるけどとぼけたような顔がかわいいんだ」
「そうなんだ!」
「これかわいい!」
「おお……たしかに……」
ミサちゃんが手に取ったのはデフォルメされたカピバラのストラップだ
「私これ買う!」
抱きかかえていたシャチのことよりも今はカピバラのストラップのほうが大事みたいだ
「じゃあ俺も買おうかな」
「おそろい!」
「じゃあお金を払ってくるからこっちに渡してくれる?」
「……いいの?」
「牌のお兄さんだからね」
「知ってる!」
「え?」
「ファン!」
「あ、ありがとう」
面と向かって言われると照れるな……
「おお……たしかに……」
ミサちゃんが手に取ったのはデフォルメされたカピバラのストラップだ
「私これ買う!」
抱きかかえていたシャチのことよりも今はカピバラのストラップのほうが大事みたいだ
「じゃあ俺も買おうかな」
「おそろい!」
「じゃあお金を払ってくるからこっちに渡してくれる?」
「……いいの?」
「牌のお兄さんだからね」
「知ってる!」
「え?」
「ファン!」
「あ、ありがとう」
面と向かって言われると照れるな……
「じゃあそのシャチも持って来てくれる?」
「……え?」
「牌のお兄さんからファンのミサちゃんへのプレゼントさ」
「あ、ありがとう……」
ミサちゃんが真っ赤な顔を伏せてしまった
さすがにキザすぎたかな……
レジで会計を済ませる
「こちらのぬいぐるみはお送りしましょうか?」
「え?」
「見ればデートの途中みたいですし……」
「どうする、ミサちゃん?」
「お願い!」
「ではこちらの用紙にご記入をお願いできますか?」
「わかった!」
ミサちゃんが宅配の依頼用紙に必要事項を記入していく
チラッと見えた名前が『野依理沙』だったのは気のせいだな、うん
「……え?」
「牌のお兄さんからファンのミサちゃんへのプレゼントさ」
「あ、ありがとう……」
ミサちゃんが真っ赤な顔を伏せてしまった
さすがにキザすぎたかな……
レジで会計を済ませる
「こちらのぬいぐるみはお送りしましょうか?」
「え?」
「見ればデートの途中みたいですし……」
「どうする、ミサちゃん?」
「お願い!」
「ではこちらの用紙にご記入をお願いできますか?」
「わかった!」
ミサちゃんが宅配の依頼用紙に必要事項を記入していく
チラッと見えた名前が『野依理沙』だったのは気のせいだな、うん
「そういえばいくらですか?」
「サービスです」
「え、でも……」
「あの……勘違いでしたら失礼ですけど瑞原プロと共演されている須賀くん……ですよね?」
「ええ、そうです」
「私ファンなので握手してくれませんか?」
「ええ、いいですよ」
「あ、あの……私もお願いします」
「ええ、いいですよ」
「あの……私も……」
「え、ええ……」
いつの間にかちょっとした握手会になってしまった
もっと大規模な握手会もこなすはやりさんってすごいんだな……
「サービスです」
「え、でも……」
「あの……勘違いでしたら失礼ですけど瑞原プロと共演されている須賀くん……ですよね?」
「ええ、そうです」
「私ファンなので握手してくれませんか?」
「ええ、いいですよ」
「あ、あの……私もお願いします」
「ええ、いいですよ」
「あの……私も……」
「え、ええ……」
いつの間にかちょっとした握手会になってしまった
もっと大規模な握手会もこなすはやりさんってすごいんだな……
「あの……できればお店にサインをいただけませんか……?」
店長らしき女性が色紙を持っている
「ええ、いいですよ」
「できれば野依プロにも……」
「ひ、人違い!」
「……え?」
「よく似てるっていわれるんですけどミサちゃんは別人なんですよ」
「そ、それは大変失礼を……」
「気にしてない!」
「サインありがとうございました」
「いえ……でも俺なんかのサインでよかったんですか?」
「はい、店の宝物にします!」
「あ、ありがとうございます……」
慣れない筆記体で書いた俺のサインが店に飾られるなんて嬉しいような恥ずかしいような……
店長らしき女性が色紙を持っている
「ええ、いいですよ」
「できれば野依プロにも……」
「ひ、人違い!」
「……え?」
「よく似てるっていわれるんですけどミサちゃんは別人なんですよ」
「そ、それは大変失礼を……」
「気にしてない!」
「サインありがとうございました」
「いえ……でも俺なんかのサインでよかったんですか?」
「はい、店の宝物にします!」
「あ、ありがとうございます……」
慣れない筆記体で書いた俺のサインが店に飾られるなんて嬉しいような恥ずかしいような……
「ではまたきてくださいね」
「ええ、また機会があれば来ますね」
「また来る!」
「ありがとうございました」
手渡された紙袋の中には先ほどラッピングを頼んだストラップが入っていた
店員さんの心遣いに感謝だな……
「行こう!」
「そうだな」
再び腕を組んで俺たちは歩き始めた……
「ええ、また機会があれば来ますね」
「また来る!」
「ありがとうございました」
手渡された紙袋の中には先ほどラッピングを頼んだストラップが入っていた
店員さんの心遣いに感謝だな……
「行こう!」
「そうだな」
再び腕を組んで俺たちは歩き始めた……
番組で撮影中の他のプロに遭遇して、
何 故 か 挙動不審になるミサちゃん
哩姫と遭遇し、やっぱり挙動不審
何 故 か 挙動不審になるミサちゃん
哩姫と遭遇し、やっぱり挙動不審
はやりとばったりとか
ミサちゃんということで、からかって二人とも持ち帰っちゃうとか
ミサちゃんということで、からかって二人とも持ち帰っちゃうとか
大通りに戻った俺たちはまたブラブラしはじめた
それにしてもやっぱりまだ暑いなあ……
「ミサちゃん、どこかで休憩しない?」
「賛成!」
「じゃあ……」
あたりを見渡したその瞬間……
「なにしてるんだ、京太郎!?」
どこかで聞いたようなタコス娘の声が聞こえて来た
「こらゆーき、勝手に行ってはダメでしょう?」
「ごめんだじぇ……」
「あれ、京ちゃん?」
「どうして3人がここに……?」
麻雀部の1年生4人がばったり出会った……
それにしてもやっぱりまだ暑いなあ……
「ミサちゃん、どこかで休憩しない?」
「賛成!」
「じゃあ……」
あたりを見渡したその瞬間……
「なにしてるんだ、京太郎!?」
どこかで聞いたようなタコス娘の声が聞こえて来た
「こらゆーき、勝手に行ってはダメでしょう?」
「ごめんだじぇ……」
「あれ、京ちゃん?」
「どうして3人がここに……?」
麻雀部の1年生4人がばったり出会った……
すいません
急な呼び出しがかかったのでここまでです
無事に帰宅できたら書くかもですが……
アイディアをくださったみなさんありがとうございました
失礼します
急な呼び出しがかかったのでここまでです
無事に帰宅できたら書くかもですが……
アイディアをくださったみなさんありがとうございました
失礼します
こんばんは
いつまでも鉢合わせのままにしておくわけにもいかないので更新していきます
ただ、現在雷雨が激しく、落雷も頻発しているような状況です
可能な限り続けますが、回線が不調だったり落ちたりで急に中断する可能性があることをご了承ください
でははじめますよーぅ
いつまでも鉢合わせのままにしておくわけにもいかないので更新していきます
ただ、現在雷雨が激しく、落雷も頻発しているような状況です
可能な限り続けますが、回線が不調だったり落ちたりで急に中断する可能性があることをご了承ください
でははじめますよーぅ
「おまたせ」
5人分の飲み物を持ってあらかじめとっておいてもらった席に向かう
ゆうに3人は腰掛けられそうなシートに窓際から咲、和、優希と座っている
「お、奥どうぞ……」
「あ、ありがとう……」
立ち上がったミサちゃんと入れ違うように窓際に座る俺
少々気まずそうなミサちゃんと笑顔を浮かべる3人
なぜか怖いと思ったのは俺だけだろうか……?
それぞれの注文したものを私、暑かった外から涼しい店内に避難し、乾いた喉に注文したレモネードを流し込んだ
5人分の飲み物を持ってあらかじめとっておいてもらった席に向かう
ゆうに3人は腰掛けられそうなシートに窓際から咲、和、優希と座っている
「お、奥どうぞ……」
「あ、ありがとう……」
立ち上がったミサちゃんと入れ違うように窓際に座る俺
少々気まずそうなミサちゃんと笑顔を浮かべる3人
なぜか怖いと思ったのは俺だけだろうか……?
それぞれの注文したものを私、暑かった外から涼しい店内に避難し、乾いた喉に注文したレモネードを流し込んだ
速報が重いのか回線があれなのかかなり重いので中断します
今日の午後にでも時間が取れれば続けるということにさせてください
おやすみなさい
今日の午後にでも時間が取れれば続けるということにさせてください
おやすみなさい
「それで京ちゃんとミサちゃんはどういう関係なのかな?」
「……え?」
レモネードを半分ほど飲んだところで咲の質問が飛んでくる
見れば和と優希も俺の方に視線を向けている
隣のミサちゃんは気まずそうにオロオロしているが……
「た、ただの俺のファンだぜ……なぁ?」
「そ、そう!」
「須賀くんはただのファンと腕を組んで町中でデートするんですか?」
「……え?」
「どうみても恋人同士にしか見えなかったじぇ!」
「ちょっとお話し聞きたいなあ……」
笑顔を俺に向けて来る3人
席を立とうにもミサちゃんがいて立てない
だから俺にここに座るようにしたのか……
「……え?」
レモネードを半分ほど飲んだところで咲の質問が飛んでくる
見れば和と優希も俺の方に視線を向けている
隣のミサちゃんは気まずそうにオロオロしているが……
「た、ただの俺のファンだぜ……なぁ?」
「そ、そう!」
「須賀くんはただのファンと腕を組んで町中でデートするんですか?」
「……え?」
「どうみても恋人同士にしか見えなかったじぇ!」
「ちょっとお話し聞きたいなあ……」
笑顔を俺に向けて来る3人
席を立とうにもミサちゃんがいて立てない
だから俺にここに座るようにしたのか……
「そういえばミサちゃんの制服どこかで見たことがあるような気がするじぇ……」
「そういえばそうですね……」
なにか感づきそうな優希と和
「あの……ミサさんはどこの学校かお聞きてもいいですか……?」
「し、新道寺……」
「もしかして花田先輩と同じ学校ですけど応援に来られたんですか?」
「う、うん……」
「なるほど……それなら納得だじぇ!」
「どういうことなのかな、優希ちゃん?」
「もしかしてミサちゃんは迷子なんじゃないか?」
「そ、そう……!」
「それで京太郎に探すのを手伝ってもらっていたと……?」
「う、うん……!」
「たしかに京太郎は目印にはちょうどいいもんな!」
「おいおい……」
なにはともあれうまくごまかせそうだ
「そういえばそうですね……」
なにか感づきそうな優希と和
「あの……ミサさんはどこの学校かお聞きてもいいですか……?」
「し、新道寺……」
「もしかして花田先輩と同じ学校ですけど応援に来られたんですか?」
「う、うん……」
「なるほど……それなら納得だじぇ!」
「どういうことなのかな、優希ちゃん?」
「もしかしてミサちゃんは迷子なんじゃないか?」
「そ、そう……!」
「それで京太郎に探すのを手伝ってもらっていたと……?」
「う、うん……!」
「たしかに京太郎は目印にはちょうどいいもんな!」
「おいおい……」
なにはともあれうまくごまかせそうだ
「ミサちゃんはこのあと時間はあるかな?」
「……え?」
「せっかくなので私たちと一緒に遊びに行きませんか?」
「……いいの?」
「ミサちゃんみたいなかわいい子なら大歓迎だじぇ!」
「うん!」
「そうと決まったら……」
優希が目の前のタコスを一気に食べ終える
「そんなにがっつくものじゃないですよ、優希?」
「また来るから大丈夫だじぇ!」
「そ、そうですか……」
「じゃあ改めてしゅっぱーつ!」
食器を返却口に返して俺たちは喫茶店を後にした
「……え?」
「せっかくなので私たちと一緒に遊びに行きませんか?」
「……いいの?」
「ミサちゃんみたいなかわいい子なら大歓迎だじぇ!」
「うん!」
「そうと決まったら……」
優希が目の前のタコスを一気に食べ終える
「そんなにがっつくものじゃないですよ、優希?」
「また来るから大丈夫だじぇ!」
「そ、そうですか……」
「じゃあ改めてしゅっぱーつ!」
食器を返却口に返して俺たちは喫茶店を後にした
その後は色々とすさまじかった……
女が3人で姦しいとはいうが4人もいるのだ
そのうえ、ミサちゃんは口下手ではあっても人見知りというわけではないのだ
どちらかといえば咲のほうが人見知りなのだ
そんな咲まで打ち解けてしまったのだ
嬉しそうに話しながらどんどん歩いて行く4人
そんな4人の後をただただついていくだけの俺……
ミサちゃんと二人きりのデートではなかったのは残念だけどこれはこれで楽しかったからいいか
プリクラも撮ったしお揃いのストラップも買ったしな
日が沈みそうになった頃に俺たちは駅で別れた
まあみんな楽しそうだったしいい息抜きにもなったみたいだしいいか
女が3人で姦しいとはいうが4人もいるのだ
そのうえ、ミサちゃんは口下手ではあっても人見知りというわけではないのだ
どちらかといえば咲のほうが人見知りなのだ
そんな咲まで打ち解けてしまったのだ
嬉しそうに話しながらどんどん歩いて行く4人
そんな4人の後をただただついていくだけの俺……
ミサちゃんと二人きりのデートではなかったのは残念だけどこれはこれで楽しかったからいいか
プリクラも撮ったしお揃いのストラップも買ったしな
日が沈みそうになった頃に俺たちは駅で別れた
まあみんな楽しそうだったしいい息抜きにもなったみたいだしいいか
「あら、4人で帰ってきたの?」
「ええ、途中でばったり会いまして……」
「もしかして私たちと会わない方がよかったのかもしれないけどね」
「ちょ、ちょっと咲!?」
「どういうことかの?」
「須賀くんはとてもかわいらしい女の子と腕を組んで歩いていたんですよね」
「なになに?須賀くん誰かとデートしてたの?」
「とても挙動不審だったじぇ!」
「ほう……これは色々事情聴取が必要みたいじゃな……」
「晩ご飯でも食べながら色々お話ししましょうか」
「賛成だじぇ!」
ロビーでばったりあった久先輩と染谷先輩……
買って来たプレゼントでごまかせないかなあ……
そんな俺の甘い幻想はあっさり壊されてしまいこってり搾られた
久しぶりの6人での食事で針のむしろになるなんて考慮しとらんよ……
でもプレゼントに5人とも満足してくれたからよしとするか……
「ええ、途中でばったり会いまして……」
「もしかして私たちと会わない方がよかったのかもしれないけどね」
「ちょ、ちょっと咲!?」
「どういうことかの?」
「須賀くんはとてもかわいらしい女の子と腕を組んで歩いていたんですよね」
「なになに?須賀くん誰かとデートしてたの?」
「とても挙動不審だったじぇ!」
「ほう……これは色々事情聴取が必要みたいじゃな……」
「晩ご飯でも食べながら色々お話ししましょうか」
「賛成だじぇ!」
ロビーでばったりあった久先輩と染谷先輩……
買って来たプレゼントでごまかせないかなあ……
そんな俺の甘い幻想はあっさり壊されてしまいこってり搾られた
久しぶりの6人での食事で針のむしろになるなんて考慮しとらんよ……
でもプレゼントに5人とも満足してくれたからよしとするか……
「おはよう!」
「あ、おはようございます、野依プロ」
「今日も1日頑張ろうね!」
「ご機嫌みたいですけどなにかあったんですか?」
「秘密!じゃあね」
そういっていたずらっぽい笑顔を俺に向ける理沙さん
いつものプンスコした顔とはちがいとてもかわいらしいものだった
ロビーではやりさんに声をかけられるまで呆けてしまうぐらい……
あんな笑顔を見られるのならまたミサちゃんとデートごっこもいいかもな……
カンッ
「あ、おはようございます、野依プロ」
「今日も1日頑張ろうね!」
「ご機嫌みたいですけどなにかあったんですか?」
「秘密!じゃあね」
そういっていたずらっぽい笑顔を俺に向ける理沙さん
いつものプンスコした顔とはちがいとてもかわいらしいものだった
ロビーではやりさんに声をかけられるまで呆けてしまうぐらい……
あんな笑顔を見られるのならまたミサちゃんとデートごっこもいいかもな……
カンッ
第二部プロローグ
様々なことがあった夏休みも終わり2学期が始まった
久先輩は部長を引退し染谷先輩が後を引き継ぎ部長になった
なったんだけど……
「こら、よそ見しちゃダメでしょ?」
「すいません……」
なぜかネトマをする俺の横には久先輩がいる……
「なぜ久先輩がここに……?」
「あら、かわいい後輩の指導は先輩の役目よ?」
「それとも私がここにいちゃまずい?」
「……いえ」
「今の間は気になるけどまあいいでしょう」
そんな変わったような変わらないような部活を送っている
様々なことがあった夏休みも終わり2学期が始まった
久先輩は部長を引退し染谷先輩が後を引き継ぎ部長になった
なったんだけど……
「こら、よそ見しちゃダメでしょ?」
「すいません……」
なぜかネトマをする俺の横には久先輩がいる……
「なぜ久先輩がここに……?」
「あら、かわいい後輩の指導は先輩の役目よ?」
「それとも私がここにいちゃまずい?」
「……いえ」
「今の間は気になるけどまあいいでしょう」
そんな変わったような変わらないような部活を送っている
「あら、今のはいいベタオリだったわね」
「ありがとうございます」
6人なのは変わらないが俺の対局時間は以前から大幅に増えた
といってももっぱらネトマばかりなのだが……
「須賀くんは知らない相手にもしっかり振り込まないようにしないとね」
久先輩の方針は正しいようで、最近麻雀部の皆と対局しても振り込み回数が目に見えて減って来ていた
といってもそれだけで勝てないのが麻雀なのだが……
やっぱりあのご褒美のおかげかな……
「それにしても久先輩も基本的な指導もできたんですね」
「あら?基本ができてないとそこから先に進めないでしょ?」
「なるほど……」
「ありがとうございます」
6人なのは変わらないが俺の対局時間は以前から大幅に増えた
といってももっぱらネトマばかりなのだが……
「須賀くんは知らない相手にもしっかり振り込まないようにしないとね」
久先輩の方針は正しいようで、最近麻雀部の皆と対局しても振り込み回数が目に見えて減って来ていた
といってもそれだけで勝てないのが麻雀なのだが……
やっぱりあのご褒美のおかげかな……
「それにしても久先輩も基本的な指導もできたんですね」
「あら?基本ができてないとそこから先に進めないでしょ?」
「なるほど……」
「ほいじゃあ今日の部活はここまでじゃ」
「え?まだ下校には時間がありますよ?」
「今日は染谷先輩の雀荘で練習だよ?」
「じゃあ俺はこれで……」
「待ちんさい」
「え?」
「おんしも来るんじゃ」
「さすがにメイド服は……」
「須賀くんのメイド服……ありですね」
「のどちゃん……?」
「な、なんでもありませんよ!?」
「おんしには別の衣装を用意しとるから安心せぇ」
「ならいいですけど……」
「じゃあまこのお店に行きましょうか」
「え?まだ下校には時間がありますよ?」
「今日は染谷先輩の雀荘で練習だよ?」
「じゃあ俺はこれで……」
「待ちんさい」
「え?」
「おんしも来るんじゃ」
「さすがにメイド服は……」
「須賀くんのメイド服……ありですね」
「のどちゃん……?」
「な、なんでもありませんよ!?」
「おんしには別の衣装を用意しとるから安心せぇ」
「ならいいですけど……」
「じゃあまこのお店に行きましょうか」
「どうじゃ?」
「さ、さすがにこれは……」
「ほう……思うた以上ににおうとるのぅ」
「そ、そうですか……?」
「ほれ、しゃきっとしんさい」
「は、はぁ……」
染谷先輩のお店で渡された衣装に着替えたが……
「さすがに俺が執事服というのは無理があるんじゃ……」
「おんしが思うとる以上ににおうとるけぇ安心しんさい」
「はぁ……」
「ほいじゃあ始めるけぇ出てきてくれるか?」
「わ、わかりました……」
若干不安に思いつつも更衣室からホールへと出て行った……
「さ、さすがにこれは……」
「ほう……思うた以上ににおうとるのぅ」
「そ、そうですか……?」
「ほれ、しゃきっとしんさい」
「は、はぁ……」
染谷先輩のお店で渡された衣装に着替えたが……
「さすがに俺が執事服というのは無理があるんじゃ……」
「おんしが思うとる以上ににおうとるけぇ安心しんさい」
「はぁ……」
「ほいじゃあ始めるけぇ出てきてくれるか?」
「わ、わかりました……」
若干不安に思いつつも更衣室からホールへと出て行った……
「おお……」
「すごいじぇ……」
「まさかこんなに似合うとは……」
「へぇ……」
俺を見た4人から思い思いに感想がもれる
褒められてるみたいで悪い気はしないな……
「ところでなんで久先輩は着替えてないんですか?」
「あら?私はもう引退した身よ?」
「そうですか……」
これ以上突っ込むのも不毛なのでやめた
「かっこいいよ、京ちゃん」
「おう、そういう咲もかわいいぞ」
「えへへー」
咲の頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めた
「すごいじぇ……」
「まさかこんなに似合うとは……」
「へぇ……」
俺を見た4人から思い思いに感想がもれる
褒められてるみたいで悪い気はしないな……
「ところでなんで久先輩は着替えてないんですか?」
「あら?私はもう引退した身よ?」
「そうですか……」
これ以上突っ込むのも不毛なのでやめた
「かっこいいよ、京ちゃん」
「おう、そういう咲もかわいいぞ」
「えへへー」
咲の頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めた
「はいはい、イチャイチャするんもええけど説明するぞ?」
「い、イチャイチャなんてしてません!」
顔を真っ赤にして咲が反論する
「じゃあ説明するぞ」
そういって説明を始める染谷先輩
咲はどことなくむくれているようだ
さて、仕事内容はというと基本的にはオーダーの確認と料理の配膳、空いた時間には対局をしてもいい
さすがに調理は色々と法的な問題もあって任せられないらしい
「ほいじゃあちゃんとバイト代は出すけえ頼むぞ?」
「「「「はい」」」」
こうして俺の初めてのバイトが始まった……
「い、イチャイチャなんてしてません!」
顔を真っ赤にして咲が反論する
「じゃあ説明するぞ」
そういって説明を始める染谷先輩
咲はどことなくむくれているようだ
さて、仕事内容はというと基本的にはオーダーの確認と料理の配膳、空いた時間には対局をしてもいい
さすがに調理は色々と法的な問題もあって任せられないらしい
「ほいじゃあちゃんとバイト代は出すけえ頼むぞ?」
「「「「はい」」」」
こうして俺の初めてのバイトが始まった……
次回予告
「じゃあ負けたら一枚ずつ脱ぐということでいいな?」
「え、ええ……」
お店に現れた長身の女性
なぜか成り行きで脱衣麻雀をすることに……
「ほう……なかなかやるじゃないか……」
なぜか絶好調で目の前の女性は下着姿で綺麗なスタイルがあらわだ……
いけるんじゃないか、これ……
そして全裸にしたあとはもちろん……
おっと鎮まれ、俺のリー脳……!
という展開ではありませんがお楽しみに
「じゃあ負けたら一枚ずつ脱ぐということでいいな?」
「え、ええ……」
お店に現れた長身の女性
なぜか成り行きで脱衣麻雀をすることに……
「ほう……なかなかやるじゃないか……」
なぜか絶好調で目の前の女性は下着姿で綺麗なスタイルがあらわだ……
いけるんじゃないか、これ……
そして全裸にしたあとはもちろん……
おっと鎮まれ、俺のリー脳……!
という展開ではありませんがお楽しみに
こんばんは
いよいよ第二部開始です
特に書くこともないのでこれで終わりです
今夜の更新はここまでです
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
いよいよ第二部開始です
特に書くこともないのでこれで終わりです
今夜の更新はここまでです
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
「京太郎、料理を頼む」
「はい!」
「須賀くん、注文を聞きに行っていただいてもいいですか?」
「おう!」
「京ちゃん、あの席のお客さんが怖くて……」
「俺が行く!」
「京太郎、ここに入るじぇ」
「わかった!」
「須賀くん、私ヒマなんだけど……」
「知りませんよそんなの……」
かわいらしいメイド服の効果かどうかはわからないが忙しかった
染谷先輩いわくいつもの三倍は忙しいらしい
しかし、料理などの配膳の合間にお客さんと対局する機会もけっこうあった
その度に久先輩が指導してくれたのはありがたかった
本人にいったら調子に乗りそうだからいわないけどさ……
とにかく充実した時間だった
「はい!」
「須賀くん、注文を聞きに行っていただいてもいいですか?」
「おう!」
「京ちゃん、あの席のお客さんが怖くて……」
「俺が行く!」
「京太郎、ここに入るじぇ」
「わかった!」
「須賀くん、私ヒマなんだけど……」
「知りませんよそんなの……」
かわいらしいメイド服の効果かどうかはわからないが忙しかった
染谷先輩いわくいつもの三倍は忙しいらしい
しかし、料理などの配膳の合間にお客さんと対局する機会もけっこうあった
その度に久先輩が指導してくれたのはありがたかった
本人にいったら調子に乗りそうだからいわないけどさ……
とにかく充実した時間だった
「おや……今日はメイドだけでなく執事もいるんだね」
忙しさが一段落着いた頃入り口のベルが来客を告げる
背の高いすらっとしたその女性は入口で染谷先輩にカツ丼の大盛りを注文し空いている雀卓に座る
顔見知りの咲や和が挨拶に行っているところから推察するに二人の知り合いなのだろう
「じゃあ、須賀くんもあの雀卓に行ってくれるかしら?」
「……え?」
久先輩が指差した先はその女性が座った雀卓だ
腕に覚えのありそうな男性が二人とその女性が座り、おあつらえむきに一人空いている
「わざわざ須賀くんのためにあの人はきてくれたのよ?」
「そうなんですか?」
「ええ、待たせるのも失礼だからさっさと行きなさい」
「ちょ、ちょっと!?」
久先輩に強引にその席へと座らされる
目が合った染谷先輩は仕事は気にしなくてもいいと身振りをしている
観戦に咲に和に優希もやってきた
いよいよ逃げるわけにはいかないな……!
忙しさが一段落着いた頃入り口のベルが来客を告げる
背の高いすらっとしたその女性は入口で染谷先輩にカツ丼の大盛りを注文し空いている雀卓に座る
顔見知りの咲や和が挨拶に行っているところから推察するに二人の知り合いなのだろう
「じゃあ、須賀くんもあの雀卓に行ってくれるかしら?」
「……え?」
久先輩が指差した先はその女性が座った雀卓だ
腕に覚えのありそうな男性が二人とその女性が座り、おあつらえむきに一人空いている
「わざわざ須賀くんのためにあの人はきてくれたのよ?」
「そうなんですか?」
「ええ、待たせるのも失礼だからさっさと行きなさい」
「ちょ、ちょっと!?」
久先輩に強引にその席へと座らされる
目が合った染谷先輩は仕事は気にしなくてもいいと身振りをしている
観戦に咲に和に優希もやってきた
いよいよ逃げるわけにはいかないな……!
色々なプロに教えてもらってるから大丈夫だろう
というかカツ丼さん以外のプロにはすでに全員教えを受けてないか
というかカツ丼さん以外のプロにはすでに全員教えを受けてないか
「お、兄ちゃんが相手してくれるのかい」
「おじさんたちに勝てるかな?」
「まぁまずは実際に打ってみようじゃないか」
「えと……よろしくお願いします……」
いつの間にか店内の人たちは俺たちの対局を見に来ていた
正規の店員であるはずの染谷先輩まで来ているのだから……
「じゃあサイを振るよ」
俺の上家に座った年かさの男性がサイコロを振り席を決める
結局、その男性が起家になり俺の上家になり、もう一人の男性が俺の下家に、そしてカツ丼をかき込んでいるその女性が俺の対面だ
「「「「よろしくお願いします」」」」
なにはともあれ対局が始まった……
「おじさんたちに勝てるかな?」
「まぁまずは実際に打ってみようじゃないか」
「えと……よろしくお願いします……」
いつの間にか店内の人たちは俺たちの対局を見に来ていた
正規の店員であるはずの染谷先輩まで来ているのだから……
「じゃあサイを振るよ」
俺の上家に座った年かさの男性がサイコロを振り席を決める
結局、その男性が起家になり俺の上家になり、もう一人の男性が俺の下家に、そしてカツ丼をかき込んでいるその女性が俺の対面だ
「「「「よろしくお願いします」」」」
なにはともあれ対局が始まった……
「すいません、それロンです」
「はいよ、点数は?」
「えと……リーチ、タンヤオ、ピンフ、そして裏が2枚のって……子の満貫は8000点です」
「あちゃー出会い頭に痛いのをもらったねえ」
「いえ、偶然ですよ」
「じゃあ気を取り直して兄ちゃん、サイコロ振ってくれるか?」
「え、ええ……」
普段の俺には珍しく子とはいえ満貫という最高の滑り出しをすることができた
その後も珍しく調子がよく、はやりさんや大沼プロや南浦プロに習ったように降りるべきところではしっかりおりることができた
和了自体は最初の満貫だけだったが3万点以上の点棒を持って1位でオーラスを迎えたのだった……
「はいよ、点数は?」
「えと……リーチ、タンヤオ、ピンフ、そして裏が2枚のって……子の満貫は8000点です」
「あちゃー出会い頭に痛いのをもらったねえ」
「いえ、偶然ですよ」
「じゃあ気を取り直して兄ちゃん、サイコロ振ってくれるか?」
「え、ええ……」
普段の俺には珍しく子とはいえ満貫という最高の滑り出しをすることができた
その後も珍しく調子がよく、はやりさんや大沼プロや南浦プロに習ったように降りるべきところではしっかりおりることができた
和了自体は最初の満貫だけだったが3万点以上の点棒を持って1位でオーラスを迎えたのだった……
「さて、サイコロを振ろうか」
ラス親の女性がサイコロを振る
特盛だったはずのカツ丼は平らげられており空いた器が脇のテーブルに置かれていた
「お、7か」
俺の前に積まれた山へと手を伸ばし配牌を始め対局が始まった
ちなみにその女性は一度も和了しておらず、いわゆるヤキトリ状態だ
点棒は2万点を切っている
たしかこんなときは……
「どんなに安くてもはやく和了するのが大事だぞ☆」
はやりさんの考えを思い出しながら配牌を終え,理牌を済ませる
京太郎の手牌:三四九③④⑤⑥⑦12234南 ドラ表示拝;7
よし、二シャンテンの絶好の配牌だ
2か5をなければ一気に楽になるな
勝利を確信して最初のツモ牌を手牌に加えた
ラス親の女性がサイコロを振る
特盛だったはずのカツ丼は平らげられており空いた器が脇のテーブルに置かれていた
「お、7か」
俺の前に積まれた山へと手を伸ばし配牌を始め対局が始まった
ちなみにその女性は一度も和了しておらず、いわゆるヤキトリ状態だ
点棒は2万点を切っている
たしかこんなときは……
「どんなに安くてもはやく和了するのが大事だぞ☆」
はやりさんの考えを思い出しながら配牌を終え,理牌を済ませる
京太郎の手牌:三四九③④⑤⑥⑦12234南 ドラ表示拝;7
よし、二シャンテンの絶好の配牌だ
2か5をなければ一気に楽になるな
勝利を確信して最初のツモ牌を手牌に加えた
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